JPS61164657A - マンガン抽出残渣より有価物を回収する方法 - Google Patents
マンガン抽出残渣より有価物を回収する方法Info
- Publication number
- JPS61164657A JPS61164657A JP60004661A JP466185A JPS61164657A JP S61164657 A JPS61164657 A JP S61164657A JP 60004661 A JP60004661 A JP 60004661A JP 466185 A JP466185 A JP 466185A JP S61164657 A JPS61164657 A JP S61164657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manganese
- magnetic force
- gauss
- slurry
- ferrite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(従来の技術)
電解二酸化マンガン抽出残渣は現在、産業廃棄物として
すて場を確保し、コンクリートで固化し、費用をかけて
廃棄されている。
すて場を確保し、コンクリートで固化し、費用をかけて
廃棄されている。
(本発明が解決しようとする問題点)
上述の電解マンガン抽出残渣には、Mn01Mn0等の
二酸化マンガン、Mn Fe O等のフェライトが約5
0%程度含有されており、これらの有価物を回収するこ
とは省資源、未利用資源という点で有利である。
二酸化マンガン、Mn Fe O等のフェライトが約5
0%程度含有されており、これらの有価物を回収するこ
とは省資源、未利用資源という点で有利である。
しかし、これらの廃棄物を酸により溶解し、Mn5Oと
して電解二酸化マンガン用原料とするには焙焼、酸抽出
、不純物除去という複雑な工程を必要としコストが高く
、有用な手段ではない。
して電解二酸化マンガン用原料とするには焙焼、酸抽出
、不純物除去という複雑な工程を必要としコストが高く
、有用な手段ではない。
(問題を解決する大きめ及び手段)
本発明は現在産業廃棄物として廃棄されている電解二酸
化マンガン抽出残渣等の廃棄物を原料とし、スラリーの
状態で500〜23.000ガウスの磁力でマンガン酸
化物及びマンガンフェライトを主とする磁性物質を選別
磁着させ磁性物質を得ることにより工業原料として使用
できるマンガン酸化物を得ることが出来る。
化マンガン抽出残渣等の廃棄物を原料とし、スラリーの
状態で500〜23.000ガウスの磁力でマンガン酸
化物及びマンガンフェライトを主とする磁性物質を選別
磁着させ磁性物質を得ることにより工業原料として使用
できるマンガン酸化物を得ることが出来る。
(作 用)
本発明は電解二酸化マンガンを製造する際、マンガン鉱
石を硫酸に溶解させて硫酸マンガンを抽出するときの未
溶解物(粒度的40μ)を利用するもので、溶解、中和
した未溶解物をスラリー液となし、これを500〜2
、000ガウスの磁力選鉱機を用いて磁着させることに
より未溶解物中に内在するマンガン酸化物、マンガンフ
ェライトを磁着させて回収することができる。
石を硫酸に溶解させて硫酸マンガンを抽出するときの未
溶解物(粒度的40μ)を利用するもので、溶解、中和
した未溶解物をスラリー液となし、これを500〜2
、000ガウスの磁力選鉱機を用いて磁着させることに
より未溶解物中に内在するマンガン酸化物、マンガンフ
ェライトを磁着させて回収することができる。
ここで、スラリー状となすのは、乾燥したままで磁力選
鉱機に通しても未溶解原料の粒度が40μと細かすぎて
不純物をも同時に回収し有価物のみを回収することがむ
ずかしいためであり、スラリー状となすことによりマン
ガンフェライト、マンガン酸化物のみ回収できる。これ
らの未溶解物は任意の磁力をかけることによって、その
形M91に回収できることを見い出した。
鉱機に通しても未溶解原料の粒度が40μと細かすぎて
不純物をも同時に回収し有価物のみを回収することがむ
ずかしいためであり、スラリー状となすことによりマン
ガンフェライト、マンガン酸化物のみ回収できる。これ
らの未溶解物は任意の磁力をかけることによって、その
形M91に回収できることを見い出した。
すなわら、マンガン酸化物は5,000ガウス以上の磁
力に罎春し、マンガンフェライトは500〜2,000
ガウスの磁力によって回収できることに着目し、第一段
階として500〜2,000ガウスの磁力をかけ、まず
始めにマンガンフェライトを回収し、回収したマンガン
フェライトは水洗後乾燥してフェライト用原料とできる
。
力に罎春し、マンガンフェライトは500〜2,000
ガウスの磁力によって回収できることに着目し、第一段
階として500〜2,000ガウスの磁力をかけ、まず
始めにマンガンフェライトを回収し、回収したマンガン
フェライトは水洗後乾燥してフェライト用原料とできる
。
次に、第一段階に付着しなかったスラリーを再び5,0
00〜23,000ガウスの磁力をかけ、Mn01Mn
0等のマンガン酸化物を回収する。回収したマンガン酸
化物はマンガンフェライト同様、水洗乾燥することによ
って、マンガン原料として利用できる。
00〜23,000ガウスの磁力をかけ、Mn01Mn
0等のマンガン酸化物を回収する。回収したマンガン酸
化物はマンガンフェライト同様、水洗乾燥することによ
って、マンガン原料として利用できる。
なお、本発明の方法によれば抽出残渣中に含まれるSi
O,AI O等の不純物は、回収されるマンガンフェ
ライト、マンガン酸化物中に含まれず純度が高いものが
得られる。
O,AI O等の不純物は、回収されるマンガンフェ
ライト、マンガン酸化物中に含まれず純度が高いものが
得られる。
又本発明は溶解、中和、ろ過したケーキを水弁に分散さ
せても同様な物質が得られる。又磁着物の利用を考えて
、低、高磁力の2段に磁選をせず1ill力のみとすれ
ば、マンガンフェライトとマンガン酸化物の混合物が得
られるし、高、中、低と3段に分離するとそれぞれの特
性を持ったマンガン化合物が得られる。
せても同様な物質が得られる。又磁着物の利用を考えて
、低、高磁力の2段に磁選をせず1ill力のみとすれ
ば、マンガンフェライトとマンガン酸化物の混合物が得
られるし、高、中、低と3段に分離するとそれぞれの特
性を持ったマンガン化合物が得られる。
以上の様に本発明では、いろいろな磁力の組合せにより
利用するに適したマンガン化合物が簡単に得られる。
利用するに適したマンガン化合物が簡単に得られる。
(実 施 例)
電解二酸化マンガンを製造するために鉱石に硫酸を反応
させ中和した未溶解残渣を含むli*i!マンガン液を
1,000ガウスは湿式ドラム方磁選機で、それ以上の
ガウスは高磁力湿式磁選機を用いて各磁力についてw1
選した結果を表1に示す。この結果よりlK磁力の磁選
物にはマンガンが濃縮されていた。
させ中和した未溶解残渣を含むli*i!マンガン液を
1,000ガウスは湿式ドラム方磁選機で、それ以上の
ガウスは高磁力湿式磁選機を用いて各磁力についてw1
選した結果を表1に示す。この結果よりlK磁力の磁選
物にはマンガンが濃縮されていた。
又1,000ガウスの低磁力品のxs回析の図を図1に
示す。これより1,000ガウスの磁着品は明らかにマ
ンガンフェライトを示している。
示す。これより1,000ガウスの磁着品は明らかにマ
ンガンフェライトを示している。
(本発明の効果)
本発明は未利用資源を有効に利用するもので、低磁力硼
春品は磁性材料として、盲人誘導システム、電波吸収体
等に応用できると同時に遮音用ゴム添加剤として利用で
きる。
春品は磁性材料として、盲人誘導システム、電波吸収体
等に応用できると同時に遮音用ゴム添加剤として利用で
きる。
又、低磁力磁春分を除いた高磁力磁着分として回収した
マンガン酸化物は、フェロマンガン原料、電解二酸化マ
ンガン用原料として充分再利用できるものである。
マンガン酸化物は、フェロマンガン原料、電解二酸化マ
ンガン用原料として充分再利用できるものである。
図は、本発明の一実施例についての回収した有価物のX
1ll!回折図である。
1ll!回折図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電解二酸化マンガンを製造する際に発生する残渣中に含
まれるマンガンフェライト、マンガン酸化物等の有価物
を回収する方法において、当該残渣がスラリーの状態に
おいて有価物を磁力選鉱機を用いて、500〜23,0
00ガウスの範囲で磁着させて回収することを特徴とす
る、マンガン抽出残渣より有価物の回収方法。 2、特許請求の範囲第1項の記載の方法において、当該
残渣がスラリーの状態において、磁力選鉱機により、5
00〜2,000ガウスの磁力をかけて磁着物を回収し
た後、さらに残ったスラリーに5,000〜23,00
0ガウスの磁力をかけて再度磁着物を回収することを特
徴とするマンガン抽出残渣より有価物の回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60004661A JPS61164657A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | マンガン抽出残渣より有価物を回収する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60004661A JPS61164657A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | マンガン抽出残渣より有価物を回収する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164657A true JPS61164657A (ja) | 1986-07-25 |
JPS6335306B2 JPS6335306B2 (ja) | 1988-07-14 |
Family
ID=11590111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60004661A Granted JPS61164657A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | マンガン抽出残渣より有価物を回収する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61164657A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104690080A (zh) * | 2015-03-28 | 2015-06-10 | 重庆大学 | 直接在压滤板框内无害化处理电解锰渣的方法 |
CN108246777A (zh) * | 2018-02-24 | 2018-07-06 | 昆明理工大学 | 一种电解锰渣的固化处理方法 |
CN108855593A (zh) * | 2015-05-27 | 2018-11-23 | 普瑞斯伊诺康有限公司 | 一种电解二氧化锰湿法除铁设备和方法 |
-
1985
- 1985-01-14 JP JP60004661A patent/JPS61164657A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104690080A (zh) * | 2015-03-28 | 2015-06-10 | 重庆大学 | 直接在压滤板框内无害化处理电解锰渣的方法 |
CN108855593A (zh) * | 2015-05-27 | 2018-11-23 | 普瑞斯伊诺康有限公司 | 一种电解二氧化锰湿法除铁设备和方法 |
CN108246777A (zh) * | 2018-02-24 | 2018-07-06 | 昆明理工大学 | 一种电解锰渣的固化处理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6335306B2 (ja) | 1988-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5944522B2 (ja) | 非鉄金属の製錬工程で排出される廃非鉄スラグから鉄を分離回収する方法 | |
DE59304182D1 (de) | Verfahren zum Entsorgen von Nickel-Cadmium- oder Nickel-Hydrid-Zellen | |
US4067953A (en) | Process for upgrading ores containing baddeleyite | |
US5019360A (en) | Method for the processing of fly ash, scrubber sludge and the like; and product | |
CN102275930B (zh) | 硅粉回收方法 | |
US4726895A (en) | Process for concentration of gold and uranium magnetically | |
US4242313A (en) | Processes for the recovery of alumina from fly ash and production of cement constituents | |
GB1489158A (en) | Method for clay brightness utilizing magnetic separation | |
US4275847A (en) | Process for the treatment of aluminum-salt slags | |
JPS61164657A (ja) | マンガン抽出残渣より有価物を回収する方法 | |
JPH06322452A (ja) | 使用済みリチウム二次電池からの有価金属の分別回収方法 | |
EP0096718B1 (en) | Process for reducing radioactive contamination in phosphogypsum | |
US20030010156A1 (en) | Method for upgrading steel plant dust | |
US4563285A (en) | Method for dewatering phosphate slimes | |
JPS6260833A (ja) | 希土類元素鉱石の処理方法 | |
CN113751196A (zh) | 海滨钛锆砂中回收独居石的选矿方法 | |
JPS5948853B2 (ja) | アナタ−ゼ原料の調製法 | |
JPH0331116B2 (ja) | ||
KR19980076187A (ko) | 분진으로부터 망간 산화물의 회수방법 및 회수시스템 | |
JPS5677309A (en) | Recovery method of iron ore raw material from red mud | |
SU1072908A1 (ru) | Способ обогащени низкосортных марганцевых концентратов | |
WO1989004811A1 (en) | Method for the processing of fly ash, scrubber sludge and the like; and products recovered therefrom | |
RU2677391C1 (ru) | Способ переработки слабомагнитного углеродсодержащего сырья | |
JPS57132560A (en) | Dressing method of pyrite cinder | |
CA2057165C (en) | Method of improvement of the yield of electrostatic separation of salts |