JPS61164537A

JPS61164537A - 電気掃除機のフィルター製造方法

Info

Publication number: JPS61164537A
Application number: JP690085A
Authority: JP
Inventors: 安永　柳一; 日出男大久保
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-01-18
Filing date: 1985-01-18
Publication date: 1986-07-25
Also published as: JPH0556127B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は電気掃除機の集塵装置に関するものである。

従来の技術従来、電気掃除機の集塵装置は、例えば実開昭５８−１
８１３６０号公報に示されているような構成を採用して
おり、具体的には第４図のようなものであった。

すなわち、電気掃除機の本体に取付けられる集塵袋１は
主に粗塵を捕集する内紙２と細塵を捕集する外紙３の２
層で袋状に形成し、前記外紙３の任意の位置に塵埃取入
口４を形成した平板状の口板６を接着している。

前記塵埃取入口４における集塵袋１の処理は外紙３、内
紙２同時に複数本の切り込みを入れた後、を口板？外紙３に接着し、次に前記切り込みを中側に折り
込み、集塵袋１の口部６を形成している。

発明が解決し、ようとする問題点しかし、このような構成の集塵装置を電気掃除機の本体
に取付ける構造は、筒状の吸気口に塵埃取入口４を挿着
するのが一般的であるが、前記吸気口と塵埃取入口４の
ごみタイトが難しく、細塵が洩れるという問題があった
。

また、集塵袋１０口部６処理は、内紙２と外紙３が離れ
ないように同時に中側へ折り込んでおり、組立工数がか
かり、組立性が悪く、価格も高いものになっていた。

そこで、本発明は電気掃除機本体の構造や集塵袋の取付
けを複雑にすることなく、従来通りの構成で、吸気口と
塵埃取入口のごみタイトを確実にし、かつ、集塵装置の
組立性を容易にするものである。

問題点を解決するための手段そして、上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は
、前記集塵袋の口部を口板の塵埃取入口の径より小さな
径で、かつ、同心的に形成するとともに、前記口部も含
んで複数本の直線状の接着部を配設して内紙と外紙を接
着したものである。

作用この技術的手段による作用は次のようになる。

前記集塵装置を電気掃除機に取付ける際、口板の塵埃取
入口を吸気口に挿入するが、吸気口径より集塵袋の口部
径が小さく形成されているだめ、内紙及び外紙が膜の役
目をして密接されてごみタイトが確実なものになる。

さらに、前記口部を含んで内紙と外紙を接着しており、
内紙と外紙がはがれ、その間にごみが入ることもなく二
層紙の役目を完全に果すものである。

また、製袋加工においても１口部は内紙と外紙をノリで
接着後、円形に打ち抜き、口板を接着すればよく、その
組立性も容易になフている。

実施例以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図から第３図において、７は前側に上方開口状の集
塵室８を、隔壁９で仕切られた後側に電動送風機１ｏを
内蔵する電動送風機室１１をそれぞれ設けた本体Ｆであ
る。

１２は集塵室８の前部に配置され、本体Ｆ７に固着され
たフロントカバーで、ホースを接続する吸込口１３を有
し、前記フロントかバー１２と本体１７間に集塵装置１
４０口板１５を挿着する吸気口１６を保持している。

前記口板１５は下端を集塵室８内の溝８ユに挿入し、回
動させて上端を口板支え１７に引掛けて取付けるもので
ある。

８は集塵室８の上方開口部に配置した着脱自在なダスト
蓋で、前記集塵装置１４を出し入れするためのもので、
尾錠１９により係止されている。

２０は集塵室８内の隔壁９に形成した通気孔２１を覆う
ように配置した二次フィルターで、フィルター支え２２
で二次フィルター２０を保持している。

前記集塵装置１４は主に粗塵を捕集する内紙２３と細塵
を捕集する外紙２４により２層で袋状に形成した集塵袋
２５に塵埃取入口２６を形成した平板状の口板１６を接
着することで構成し、さらに、前記塵埃取入口２６は円
形で、かつ、吸気口１６径より同等、もしくはそれ以上
に形成し、集塵袋２５の口部２７を前記塵埃取入口２６
径より小さな径で打ち抜き加工により形成するとともに
ほぼ同心的に形成している。

また、前記口部２７径は吸気口１６の径より小さく形成
し、口板１６を吸気口１６に挿着した時、口部２７が吸
気口１６に密接するようになっている。

２８は前記内紙２３と外紙２４ののり付部で、口部２７
の両側及びその中心を通る３本のほぼ平行な直線状に接
着している。なおこののり付部２８０目的は口部２７に
おいて、内紙２３と外紙２４がはがれて、二層の間に粗
塵が入らないようにするもので３本に限るものではない
。また、口部２７において全周のり付でも部分のり付で
も良いが、前者は口部２７全周にのりがしみて、その部
分がかたくなって、吸気口１６に挿着できなくなる欠点
がある。さらに、前者、後者共に、のり付作業が手作業
になり、手間がかかるものである。

前記のように直線状ののり付部であれば、製袋の最初の
工程で、シート状の内紙と外紙を合わせる時に、いずれ
か一方にのりを付ければ良く、それも機械作業で大量に
できる利点があり、価格も安価にできるものである。

なお、集塵袋２５を２層にする目的は集塵装置の目づま
りを防止し、電気掃除機としての高い吸込性能を長く維
持させるものである。

発明の効果本発明は、以上の一実施例の構成で明らかなように、集
塵袋の口部を口板の塵埃取入口より小さな径で、ほぼ同
心的に形成するとともに、前記集塵袋の口部を含んで複
数本の直線状の接着部を配設して内紙と外紙を接着し、
さらに前記口部を電気掃除機の吸気口径より小さく形成
したものであり、各部品に寸法のバラツキが発生しても
、また集塵装置が多少偏って取付けられても、吸気口へ
の挿着が容易でかつ口部が吸気口に密接され、ごみタイ
トが確実である。

また、ごみタイトのために集塵装置や電気掃除機に特別
な構成を施すことなく、簡単なものである。

さらに、一実施例では示しているが、ごみタイトが確実
になるので二次フィルターの廃止にもつながるものであ
る。

また、製袋加工百でものり付は増えるが機械化でき、口
部を打ち抜くだけで良いので、従来に比て著しく作業性
が向上し、さらに、２層の間に粗塵が入ることもなく、
高品質で安価な電気掃除機と集塵装置を提供するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の集塵装置
の断面図、第２図は同集塵装置の平面図、第３図は同電
気掃除機の断面図、第４図は従来例における電気掃除機
の集塵装置の断面図である。１４・・・・・・集塵装置、１５・・・・・・口板、１
６・・・・・・吸気口、２３・・・・・・内紙、２４・
・・・・・外紙、２５・・・・・・集塵袋、２６・・・
・・・塵埃取入口、２７・・・・・・口部、２８・・・
・・・のり何部。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１４
−一一菓産装置１５−一一口板２４−″″−タト参へＪ２５−−一菓１袋２６−−−慶埃攻入り２７−−−ロ部第２図第４図Ｉ３

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内紙と外紙により２層構成の集塵袋と、外紙に接
着され、塵埃取入口を形成した平板状の口板とを備え、
集塵袋の口部を前記口板の塵埃取入口径より小さな径で
、かつ、ほぼ同心的に形成するとともに、前記集塵袋の
口部も含んで複数本の直線状の接着部を配設して内紙と
外紙を接着した電気掃除機の集塵装置。
（２）電気掃除機の吸気口径より集塵袋の口部径を小さ
く形成した特許請求の範囲第１項記載の電気掃除機の集
塵装置。