JPS6116407Y2 - - Google Patents

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JPS6116407Y2
JPS6116407Y2 JP1981023552U JP2355281U JPS6116407Y2 JP S6116407 Y2 JPS6116407 Y2 JP S6116407Y2 JP 1981023552 U JP1981023552 U JP 1981023552U JP 2355281 U JP2355281 U JP 2355281U JP S6116407 Y2 JPS6116407 Y2 JP S6116407Y2
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air cylinder
air
cylinder
door
piston
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JP1981023552U
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  • Actuator (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、自動車の各種の加圧空気作動装置用の
エアシリンダ装置、特に自動車のドアの開閉駆動
装置用に適するエアシリンダの給気ポート用フイ
ルタ装置に関する。
加圧空気を供給して作動するシリンダ及びピス
トンよりなる駆動装置は自動車のドアの開閉用そ
の他に使用されている。このシリンダ及びピスト
ンは、シールされた摺動関係にあるため、加圧給
気中に異物が混入してこのシール性を劣化させた
り、あるいは摺動面を損傷させると、作動を不確
実にする結果を招く。
上記のエアシリンダに加圧空気を供給する回路
にには、従来加圧空気のフイルタが回路上に回路
構成部品として組付けられていた。またこれら回
路構成部品は、個々に洗浄清掃を施した後に回路
の組付けに供されらるのであるが、切削加工を施
して部品には、この事前洗浄では除き得ず、組み
付けの際の締め付けにより、はじめて部品から遊
離し、あるいはさらに組付後の使用段階に入り遊
離し回路内に異物として遊動し供給加圧空気とと
もにエアシリンダ内に入つて前述のような弊害を
招くに至るものがある。ねじ切りの加工を受けた
加工部品のいわゆるはりなどがその例である。
本案は上記従来の弊害を加圧空気供給回路の最
下流末端にフイルタを設けることにより免れるこ
とを目的するものであるが、特にエアシリンダの
有する給気用ポート内にフイルタを付設したもの
である。
上記のようにエアシリンダのポート内にフイル
タを設けたために、エアシリンダまでの回路上の
部品点数は従来に比し、別段増加することなく、
エアシリンダのポート内の遊び空間を利用するこ
とにより、回路部品組付けに従来に比し変化を与
えることがなく上述の目的を達し得る利点を有す
るものである。以下図について本案を説明する。
第1図において1は車体2は乗降口のステツプ
を示す。3はドアである。ドア3は矢印方向に動
いて乗降口4を開閉する。アーム5は一端を支柱
6に固着され、他端をドア3に枢軸7により枢着
されている。支柱6は車体1に回転可能に軸支さ
れているる。支柱6が図中で時計方向に回転する
と、ドア3が閉じる。図は閉扉中のドア3を示
す。
第2図の右端のドア3は枢軸7と2本のアーム
5を介し、垂直に立つ支柱6に支えられている。
支柱6は矢印のように回転しドア3を開閉する。
支柱6は第3図に示すように中空管状をなす。こ
の支柱6の内周に固くはまるライナ8はボール1
0を介しピストンロツド9のねじ11と係合す
る。ピストンロツド9の下端のピストン12はエ
アシリンダ13内で往復動する。そのため、ピス
トンロツド9が図の上下に往復動すると支柱6は
以下のように回転し、かつ上下動をなす。
ドア3及び付属部品の全体重量は、支柱6から
ライナ8、ボール10を介してピストンロツドの
ねじ11の斜面に加わる。そのためピストンロツ
ド9が上昇すると、支柱6はねじ11の斜面によ
る分力によつて、軸心囲りのトルクと上昇力とを
受ける。ねじ11の傾斜の設定により、ドア3が
開閉作動の最終端に到達するまで、このトルクに
より支柱6が回転される。その間、支柱6は上昇
しない。ドア3が閉扉の最終端に到達すると、も
はや支柱6は回転できない。そのため支柱6及び
ピストンロツド9は互いにロツクされた関係とな
る。従つてなお続くエアシリンダ13内への給気
により、ピストンロツド9と支柱6とが一体とな
り上昇する。この上昇運動により、ドア3は車体
に対し相対的に若干垂直に上昇し、周知の施錠機
構によつてドアが施錠される。
第2図に戻り、エアシリンダ13は以下説明の
給気回路により、加圧空気が供給される。同図左
端のエアタンク14には給気源から加圧空気が供
給される。以下、実線にて示すように順次連結さ
れて、主フイルタ15、チエツクバルブ16、手
動用非常コツク17、電磁式切換バルブ18、エ
アシリンダ13内のピストン作動速度制御用の絞
り弁19及び20等が備えられている。切換弁1
8が第2図に示す位置に切換えられた瞬間第3図
のピストン12は図のように最下降位置にある。
この状態ではエアタンク14内からの加圧空気は
以下、上記の各部部分からなる回路を経て、エア
シリンダ13のピストン12の下側の室内に供給
される。その結果ピストン12及びピストンロツ
ド9が第3図の上方に上昇して、前述の通りのド
アの閉扉作動がなされる。
切換弁18を図示と反対に切換えると、上記と
正反対に作動してドアの開扉作動がなされる。そ
の作動は上記の説明を逆にたどれば自明であるか
ら省略する。
上記はこの形式のドア開閉駆動用シリンダ装置
の一般的構成である。以下本案の駆動用シリンダ
装置の特徴とする構造を説明する。
次に本案の特徴とするエアシリンダ13の構造
は第3図と第4図につき説明する。エアシリンダ
13の端板21にはポート22がある。ポート2
2は第4図に示すように段部23がある。この段
部23を座としてリテーナ24、フイルタ25、
リテーナ26をこの順にサンドウイツチ状に重ね
合せて支え、スナツプリング27で脱出を防ぐ。
リテーナ24及び26は図示のように多数の通孔
を有する円形平板とし、フイルタ25は通常の多
孔質のプラスチツク材製である。作動用の加圧空
気はポート22を矢印のように進んでフイルタ2
5を通過し、エアシリンダ13に入つて、前述の
ようにエアシリンダ12を作動する。エアシリン
ダ13の上方のポート30にも上記同様なリテー
ナ及びフイルタのアセンブリ31を備える。これ
らフイルタを付設したために、以下説明するよう
な効果が得られる。
エアシリンダ13内のピストン12は、その周
縁にシール28を有しエアシリンダ13内を摺擦
し往復動する。エアシリンダ13内は異物が入ら
ないように、常に清掃された状態に保つを要す
る。異物が加圧空気に混入しエアシリンダ内に入
ると、エアシリンダ内周面、ピストンのシール2
8を損傷し、シール性を減じ、結局エアシリンダ
13の作動を不確実ならしめる弊害を伴なう。
第2図に示すエアシリンダ13への給気回路の
構成部品は、組付前に何れも洗浄清掃作業を受け
ているが、切削加工部品中には、組付け前の清掃
では完全に除き得ない異物が付着しているものが
ある。例えば、ねじの切削加工のときでき易いば
り等は、部品の組付けの締め付けや使用中の空気
の流れによつてはじめて部品から遊離する傾向が
ある。特にポート22,30のように通孔が交錯
している場合には、交錯箇所にばりができ易く、
これが組付後の使用の段階で空気の流れではじめ
てばりが離れるものである。その他配管の際に用
いるシールテープの破れた小片が回路内に遊離す
ることもある。従つてエアシリンダ13への作動
用加圧空気の給気最下流末端に当るポート22,
30にフイルタを設けた本案は、上述の異物がエ
アシリンダ13内に入るのを防止し、これに起因
する前述の弊害を防止するものである。特に本は
エアシリンダのポート内の遊び空間を利用したか
ら、前述のように回路部品について従来と変化が
なく設計実施化が容易であるという利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図本案のエアシリンダを装備する自動車々
体の一部切欠平面図、第2図は給気回路を示す線
図、第3図及び第4図は上記エアシリンダの一部
縦断面図である。 13……エアシリンダ、12……ピストン、2
2,30……ポート、14……エアタンク、15
……主フイルタ、16……チエツクバルブ、17
……手動非常コツク、18……切換バルブ、1
9,20……絞り弁、3……ドア、5……アー
ム、6……支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ、このシリンダ内で摺動し往復動する
    ピストン、ピストンにより区画されるシリンダ内
    の室に通ずるようにシリンダの壁に設けた給気用
    のポート、を備えるシリンダ装置において、この
    ポートに給気清浄化用のフイルタを付設したこと
    を特徴とする自動車の加圧空気作動装置用エアシ
    リンダ装置。
JP1981023552U 1981-02-20 1981-02-20 Expired JPS6116407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981023552U JPS6116407Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

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JP1981023552U JPS6116407Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57135424U JPS57135424U (ja) 1982-08-24
JPS6116407Y2 true JPS6116407Y2 (ja) 1986-05-21

Family

ID=29821300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981023552U Expired JPS6116407Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

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JP (1) JPS6116407Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4331791Y1 (ja) * 1965-01-22 1968-12-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4331791Y1 (ja) * 1965-01-22 1968-12-24

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JPS57135424U (ja) 1982-08-24

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