JPS61163507A - 導電性ゴム組成物 - Google Patents
導電性ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS61163507A JPS61163507A JP217285A JP217285A JPS61163507A JP S61163507 A JPS61163507 A JP S61163507A JP 217285 A JP217285 A JP 217285A JP 217285 A JP217285 A JP 217285A JP S61163507 A JPS61163507 A JP S61163507A
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- JP
- Japan
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- rubber composition
- transition metal
- metal nitride
- conductive rubber
- conductive
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はキースイッチ、コネクター、半導体などの電子
部品用接点や電気導体、圧力センサー、静電防止体等に
使用するための導電性ゴム組成物に関するものである。
部品用接点や電気導体、圧力センサー、静電防止体等に
使用するための導電性ゴム組成物に関するものである。
この種導電性コ9ムは通常シリコ−ノコ9ムナトにカー
ゲンブラック、金属などの粉末、繊維などを高濃度に混
和したものであシ、導電性は上記混和物の接触や原子オ
ーダの近接状態によって発現する。
ゲンブラック、金属などの粉末、繊維などを高濃度に混
和したものであシ、導電性は上記混和物の接触や原子オ
ーダの近接状態によって発現する。
この金属としては経時的な特性劣化のないAu 、 A
gなどの貴金属が用いられるが高価なためその用途は限
定されている。このため実用に供する導電性コ9ムの大
半はカーボンブラ、りやカーがンファイバーを使用して
いる。なおその導電性能としては体積抵抗率が5〜10
4Ωα程度のものである。従ってこれらの導電性ゴムは
微弱電流の用途に限定されているものであ夛。
gなどの貴金属が用いられるが高価なためその用途は限
定されている。このため実用に供する導電性コ9ムの大
半はカーボンブラ、りやカーがンファイバーを使用して
いる。なおその導電性能としては体積抵抗率が5〜10
4Ωα程度のものである。従ってこれらの導電性ゴムは
微弱電流の用途に限定されているものであ夛。
例えばICCタケ)K使用する場合素子の高集積大容量
化に伴って実用上の制約をうけるとか或はキースイッチ
用接点においても大きな導体抵抗は見掛けの接触抵抗増
となシ設計上の制約をうけ易い欠点があった。
化に伴って実用上の制約をうけるとか或はキースイッチ
用接点においても大きな導体抵抗は見掛けの接触抵抗増
となシ設計上の制約をうけ易い欠点があった。
本発明は高度の導電性能を長時間にわたり安定して発揮
し5る導電性ゴム組成物を開発したものである。
し5る導電性ゴム組成物を開発したものである。
本発明はゴムに遷移金属ナイトライドを含有せしめたこ
とを特徴とする導電性ゴム組成物である。
とを特徴とする導電性ゴム組成物である。
又遷移金属ナイトライドとして貴金属にて被覆したもの
を使用することが望ましく且つ遷移金属ナイトライドの
配合量を5〜60 vt%の範囲に配合することが好ま
し−い。
を使用することが望ましく且つ遷移金属ナイトライドの
配合量を5〜60 vt%の範囲に配合することが好ま
し−い。
この遷移金属ナイトライドは遷移金属とNとの化合物か
らなるものであシ、例えばCsN 。
らなるものであシ、例えばCsN 。
NdNr PrN I I)71’J 、 LuN +
UN + TtN * ZrN #HfN 、 V、
N 、 VN 、 Nb2N 、 NbN 、 Ta2
N 、 TaN 。
UN + TtN * ZrN #HfN 、 V、
N 、 VN 、 Nb2N 、 NbN 、 Ta2
N 、 TaN 。
Cr2N 1M02Nなどの粉末状、ファイバー、フレ
ーク状のものを使用する。この遷移金属ナイトライドの
抵抗率を他の物質と比較すると第1表に示す如くである
。
ーク状のものを使用する。この遷移金属ナイトライドの
抵抗率を他の物質と比較すると第1表に示す如くである
。
第 1 表
遷移金属ナイトライド 10〜500μΩ
−副カーボンプラック 105〜10’ μ
Ω−1炭化ケイ素 10〜10 A
Q−cwtグラファイト 10〜10
μΩ−−カーゲンファイバー 70
0 N18000μΩ−譚このように遷移金属ナイトラ
イドは優れた導電性を有し、Cu、Cu合金、Nl 、
ステンレスなどの金属に比較して何等遜色のないもので
ある。
−副カーボンプラック 105〜10’ μ
Ω−1炭化ケイ素 10〜10 A
Q−cwtグラファイト 10〜10
μΩ−−カーゲンファイバー 70
0 N18000μΩ−譚このように遷移金属ナイトラ
イドは優れた導電性を有し、Cu、Cu合金、Nl 、
ステンレスなどの金属に比較して何等遜色のないもので
ある。
又遷移金属ナイトライドは機械的差に化学的に極めて安
定な物質であ〕、Au + Pdなどの貴金属にて被覆
することによシ遷移金属ナイトライドの導電性を一層高
度に安定化せしめることができる。なお貴金属によシ被
覆層の厚さは100X以上あればよく通常0.05μ(
sooX)〜0.2μ(2000K)程度である。
定な物質であ〕、Au + Pdなどの貴金属にて被覆
することによシ遷移金属ナイトライドの導電性を一層高
度に安定化せしめることができる。なお貴金属によシ被
覆層の厚さは100X以上あればよく通常0.05μ(
sooX)〜0.2μ(2000K)程度である。
この遷移金属ナイトライドとゴム弾性体例えばシリコー
ンゴh 、 gVA %IJA 、 EIBAなどに混
合するものであるが、その配合量には特に限定されるも
のではなく、要求される導電性によって異るものである
。しかし特に高い導電性を必要とする電子部品において
は遷移金属ナイトライドな5〜60 vt%配合するこ
とにより実用的な導電性とゴム状諸特性を有する。なお
5 wt%未満の場合には導電性が低下するものであり
又60vtチを超えた場合にはゴム状弾性並に強化が低
下する。
ンゴh 、 gVA %IJA 、 EIBAなどに混
合するものであるが、その配合量には特に限定されるも
のではなく、要求される導電性によって異るものである
。しかし特に高い導電性を必要とする電子部品において
は遷移金属ナイトライドな5〜60 vt%配合するこ
とにより実用的な導電性とゴム状諸特性を有する。なお
5 wt%未満の場合には導電性が低下するものであり
又60vtチを超えた場合にはゴム状弾性並に強化が低
下する。
なお本発明においてはゴムに加硫剤、酸化防止剤、紫外
線防止剤等を配合してもよい。
線防止剤等を配合してもよい。
(1) シリコーンゴムに加硫剤として2,5−ツメ
チル−2,5−ジ(t−ブチルt!−オキシ)へキサン
1 wtToを添加した混和物に、第2表に示す如き遷
移金属ナイトライドを配合した後、220℃にて4 H
r加硫を行って本発明導電性ゴム組成物をえた。
チル−2,5−ジ(t−ブチルt!−オキシ)へキサン
1 wtToを添加した混和物に、第2表に示す如き遷
移金属ナイトライドを配合した後、220℃にて4 H
r加硫を行って本発明導電性ゴム組成物をえた。
なお本発明ゴム組成物と比較するために上記の混和物に
規定量以外の遷移金属ナイトライド又はアセチレンブラ
ック、Ag粉を添加した後、上記と同様の条件にて加硫
を行って比較例ゴム組成物をえた。
規定量以外の遷移金属ナイトライド又はアセチレンブラ
ック、Ag粉を添加した後、上記と同様の条件にて加硫
を行って比較例ゴム組成物をえた。
斯くして得た本発明導電性コ9ム組成物及び比較例導電
性コ9ム組成物について、その性能を試みるために体積
固有抵抗、引張強さ及び伸びKついて夫々試験を行った
。その結果は第2表に併記し、た通りである。
性コ9ム組成物について、その性能を試みるために体積
固有抵抗、引張強さ及び伸びKついて夫々試験を行った
。その結果は第2表に併記し、た通りである。
なお体積固有抵抗の試験方法は、本発明導電性ゴム組成
物及び比較例導電性ゴム組成物について長期の劣化試験
を行うため、H2S 100 ppnb 。
物及び比較例導電性ゴム組成物について長期の劣化試験
を行うため、H2S 100 ppnb 。
CL2201)Pb 、 No2200 ppb 、
60℃、80RHの雰囲気中に100Hr放置した後行
ったものである。
60℃、80RHの雰囲気中に100Hr放置した後行
ったものである。
上表より明らかな如く本発明導電性ゴム組成物は従来の
カーゲン系ゴム組成物よ910〜100倍高導電性を有
し又Ag系フコ9ムも導電性にりいて遜色なく且高度の
安定性を有するものである。
カーゲン系ゴム組成物よ910〜100倍高導電性を有
し又Ag系フコ9ムも導電性にりいて遜色なく且高度の
安定性を有するものである。
又実施例(5)及び(6)の如く遷移金属ナイトライド
に貴金属を被覆したものを使用することにより,遷移金
属ナイトライド単独のものく比して機械的性能に同等影
響を及t!すことなく導電性を著しく改良することを示
した。
に貴金属を被覆したものを使用することにより,遷移金
属ナイトライド単独のものく比して機械的性能に同等影
響を及t!すことなく導電性を著しく改良することを示
した。
以上詳述した如く本発明導電性ゴム組成物によれば、導
電性及び機械的性能に優れているため広範囲にわたり使
用することができ、特にコネクター、キースイッチなど
の接点材料として使用子る場合抵抗損なく、より大きな
電流を流しうるので応用範囲が拡がシ且つ電気回路の設
計を容易に行うことができる。例えば従来のカー&ン系
ゴム組成物においてはコネクターの許容電流は5 mA
以下とされているが、本発明ゴム組成物においてはこれ
を10倍以上向上することができる。又卑金属系ゴム組
成物に比して電気特性の劣化が著しく小さく、他方貴金
属系ゴム組成物に比して安価に製造し5ると共に機械的
性能に優れている等顕著な効果を有する。
電性及び機械的性能に優れているため広範囲にわたり使
用することができ、特にコネクター、キースイッチなど
の接点材料として使用子る場合抵抗損なく、より大きな
電流を流しうるので応用範囲が拡がシ且つ電気回路の設
計を容易に行うことができる。例えば従来のカー&ン系
ゴム組成物においてはコネクターの許容電流は5 mA
以下とされているが、本発明ゴム組成物においてはこれ
を10倍以上向上することができる。又卑金属系ゴム組
成物に比して電気特性の劣化が著しく小さく、他方貴金
属系ゴム組成物に比して安価に製造し5ると共に機械的
性能に優れている等顕著な効果を有する。
Claims (4)
- (1)ゴムに遷移金属ナイトライドを含有せしめたこと
を特徴とする導電性ゴム組成物。 - (2)遷移金属ナイトライドとして貴金属にて被覆した
ものを使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の導電性ゴム組成物。 - (3)遷移金属ナイトライドとしてCeN、NdN、P
rN、DyN、LuN、UN、TiN、ZrN、HfN
、V_3N、VN、Nb_2N、NbN、Ta_2N、
TaN、Cr_2N、Mo_2Nからなることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の導電性ゴム組成物。 - (4)遷移金属ナイトライドの配合量として5wt%〜
60wt%の範囲にしたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の導電性ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP217285A JPS61163507A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 導電性ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP217285A JPS61163507A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 導電性ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61163507A true JPS61163507A (ja) | 1986-07-24 |
Family
ID=11521944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP217285A Pending JPS61163507A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 導電性ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61163507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112266506A (zh) * | 2020-10-23 | 2021-01-26 | 深圳市市政设计研究院有限公司 | 一种纳米TiN导电橡胶复合材料以及一种传感器及其制备方法 |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP217285A patent/JPS61163507A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112266506A (zh) * | 2020-10-23 | 2021-01-26 | 深圳市市政设计研究院有限公司 | 一种纳米TiN导电橡胶复合材料以及一种传感器及其制备方法 |
WO2022083414A1 (zh) * | 2020-10-23 | 2022-04-28 | 深圳市市政设计研究院有限公司 | 一种纳米TiN导电橡胶复合材料以及一种传感器及其制备方法 |
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