JPS6116316Y2 - - Google Patents
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- JPS6116316Y2 JPS6116316Y2 JP7570180U JP7570180U JPS6116316Y2 JP S6116316 Y2 JPS6116316 Y2 JP S6116316Y2 JP 7570180 U JP7570180 U JP 7570180U JP 7570180 U JP7570180 U JP 7570180U JP S6116316 Y2 JPS6116316 Y2 JP S6116316Y2
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 15
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフオークリフトにおける回転クランプ
装置のロータリバルブに関するものである。
装置のロータリバルブに関するものである。
アタツチメントとしてロールクランプを備えた
フオークリフトの場合、前記アタツチメントはリ
フトブラケツトの前面に回転装置を介して嵌着さ
れており、回転倒のクランプアーム駆動用のアク
チユエータ(クランプシリンダ)と車体側の油圧
ユニツトとをつないでいる配管のねじれを防ぐた
めに、第7図に示すように回転体40の回転中心
部に組み込んだロータリバルブ41を介してユニ
ツト側配管42とアクチユエータ側配管43とを
結合している。
フオークリフトの場合、前記アタツチメントはリ
フトブラケツトの前面に回転装置を介して嵌着さ
れており、回転倒のクランプアーム駆動用のアク
チユエータ(クランプシリンダ)と車体側の油圧
ユニツトとをつないでいる配管のねじれを防ぐた
めに、第7図に示すように回転体40の回転中心
部に組み込んだロータリバルブ41を介してユニ
ツト側配管42とアクチユエータ側配管43とを
結合している。
ところが、前記ロータリバルブ41を構成する
固定バルブケース44と同ケース44の外周に回
転可能に嵌合された可動バルブケース45とは、
面シールによつてそれぞれの回路を保持するよう
になつていたので、面シールにより油洩れが生じ
てクランプアーム46の作動が不確実になるばか
りでなく、面シール部のクリアランス不足による
両ケース44,45の焼付き、かじり等が起こる
という欠陥があつた。
固定バルブケース44と同ケース44の外周に回
転可能に嵌合された可動バルブケース45とは、
面シールによつてそれぞれの回路を保持するよう
になつていたので、面シールにより油洩れが生じ
てクランプアーム46の作動が不確実になるばか
りでなく、面シール部のクリアランス不足による
両ケース44,45の焼付き、かじり等が起こる
という欠陥があつた。
本考案の目的は従来の面シール型ロータリバル
ブをチエツクボールシールにすることにより、油
圧回路のシールを確実に行なうことができるとと
もに、クリアランスを充分にとつてかじりや焼付
きを防止することができるフオークリフトにおけ
る回転クランプ装置のロータリバルブを提供する
ことにある。
ブをチエツクボールシールにすることにより、油
圧回路のシールを確実に行なうことができるとと
もに、クリアランスを充分にとつてかじりや焼付
きを防止することができるフオークリフトにおけ
る回転クランプ装置のロータリバルブを提供する
ことにある。
以下、本考案を具体化した一実施例を第1図〜
第4図について説明すると、図面中1は図示しな
いマストに昇降可能に装着したリフトブラケツト
(図示略)に対し、着脱可能に装着されるレース
支持板であつて、その前面には環状のインナーレ
ース2が固着されている。3は同インナーレース
2の外周にボールベアリング4を介して回転可能
に嵌合した環状のアウターレースであつて、その
外周面には歯部3aが形成され、この歯部3aに
は前記レース支持板1に装設した駆動ピニオン
(図示略)が噛合され積極回転されるようになつ
ている。
第4図について説明すると、図面中1は図示しな
いマストに昇降可能に装着したリフトブラケツト
(図示略)に対し、着脱可能に装着されるレース
支持板であつて、その前面には環状のインナーレ
ース2が固着されている。3は同インナーレース
2の外周にボールベアリング4を介して回転可能
に嵌合した環状のアウターレースであつて、その
外周面には歯部3aが形成され、この歯部3aに
は前記レース支持板1に装設した駆動ピニオン
(図示略)が噛合され積極回転されるようになつ
ている。
5は前記アウターレース3の前面に固着したア
ーム支持板であつて、その前面にはアーム取付部
材6が固着される。7は同アーム取付部材6に支
持され先端にクランプパツド8を設けたスイング
アームであつて、クランプシリンダ9により傾動
可能である。10は同じく前記アーム取付部材6
に支持された先端にクランプパツド11を設けた
シヨートアームであつて、ピポツドシリンダ12
により傾動可能である。
ーム支持板であつて、その前面にはアーム取付部
材6が固着される。7は同アーム取付部材6に支
持され先端にクランプパツド8を設けたスイング
アームであつて、クランプシリンダ9により傾動
可能である。10は同じく前記アーム取付部材6
に支持された先端にクランプパツド11を設けた
シヨートアームであつて、ピポツドシリンダ12
により傾動可能である。
13は前記レース支持板1及びアーム支持板5
の中心部に装設した本考案に係るロータリバルブ
全体を示し、14はレース支持板1に貫通固定し
前端部をアーム支持板5の中心部に緩く挿通した
固定バルブケースであつて、その内部には前後方
向に油の通路15,16が形成され、両通路1
5,16にはオイルタンク17からオイルポンプ
18、コントロールバルブ19及び管路P1,P2を
介して圧油が供給されるようになつている。
の中心部に装設した本考案に係るロータリバルブ
全体を示し、14はレース支持板1に貫通固定し
前端部をアーム支持板5の中心部に緩く挿通した
固定バルブケースであつて、その内部には前後方
向に油の通路15,16が形成され、両通路1
5,16にはオイルタンク17からオイルポンプ
18、コントロールバルブ19及び管路P1,P2を
介して圧油が供給されるようになつている。
20は前記固定バルブケース14の外周に対し
前記通路15と連通するように凹設した環状路、
21は同じく固定バルブケース14に対し第2図
に示すように十字状にかつ前記通路16と連通す
るように貫設した4つの分岐路である。22は前
記固定バルブケース14の外周前端寄りに凹設し
た環状路、23は同環状路22及び前記通路16
と連通するように固定バルブケース14に形成し
た通路であつて、その一端には第3図に示すよう
に雌ネジ部23aが形成され、他端には小径の弁
座23bが形成されている。24は前記通路23
に対し弁座23bを開閉するように挿入したチエ
ツクボール弁であつて、前記雌ネジ部23aに螺
合されたプラグ25との間に介装されたコイル状
の弁閉止バネ26によつて前記通路23と前記環
状路22との連通を断つようにしている。
前記通路15と連通するように凹設した環状路、
21は同じく固定バルブケース14に対し第2図
に示すように十字状にかつ前記通路16と連通す
るように貫設した4つの分岐路である。22は前
記固定バルブケース14の外周前端寄りに凹設し
た環状路、23は同環状路22及び前記通路16
と連通するように固定バルブケース14に形成し
た通路であつて、その一端には第3図に示すよう
に雌ネジ部23aが形成され、他端には小径の弁
座23bが形成されている。24は前記通路23
に対し弁座23bを開閉するように挿入したチエ
ツクボール弁であつて、前記雌ネジ部23aに螺
合されたプラグ25との間に介装されたコイル状
の弁閉止バネ26によつて前記通路23と前記環
状路22との連通を断つようにしている。
27は前記固定バルブケース14の外周に対し
回転可能に嵌合しかつ外周を前記アーム支持板5
に固定したロータリバルブ13を構成する可動バ
ルブケースであつて、その一部には前記固定バル
ブケース14の環状路20と常に連通する通路2
8が形成され、同通路からは管路P3を介して前記
クランプシリンダ9及びピポツドシリンダ12の
それぞれのロツド側シリンダ室A,A′に作動油
を供給可能である。
回転可能に嵌合しかつ外周を前記アーム支持板5
に固定したロータリバルブ13を構成する可動バ
ルブケースであつて、その一部には前記固定バル
ブケース14の環状路20と常に連通する通路2
8が形成され、同通路からは管路P3を介して前記
クランプシリンダ9及びピポツドシリンダ12の
それぞれのロツド側シリンダ室A,A′に作動油
を供給可能である。
29は前記可動バルブケース27に対し同バル
ブケース27が90度回転されるたびに前記4つの
分岐路21と順次連通するように透設した通路で
あつて、これから管路P4を介して前記クランプシ
リンダ9のピストン側のシリンダ室Bに作動油を
供給可能である。
ブケース27が90度回転されるたびに前記4つの
分岐路21と順次連通するように透設した通路で
あつて、これから管路P4を介して前記クランプシ
リンダ9のピストン側のシリンダ室Bに作動油を
供給可能である。
30は第3図に示すように前記可動バルブケー
ス27に対し前記固定バルブケース14の環状路
22に進入するようにプラグ31により固着した
4つの弁開放突起であつて、可動バルブケース2
7が90度回動することに前記チエツクボール弁2
4を弁閉止バネ26の弾力に抗してプラグ25側
へ押圧して弁座23bとチエツクボール弁24と
の間に隙間を形成し通路23と環状路22とが連
通するようにしている。
ス27に対し前記固定バルブケース14の環状路
22に進入するようにプラグ31により固着した
4つの弁開放突起であつて、可動バルブケース2
7が90度回動することに前記チエツクボール弁2
4を弁閉止バネ26の弾力に抗してプラグ25側
へ押圧して弁座23bとチエツクボール弁24と
の間に隙間を形成し通路23と環状路22とが連
通するようにしている。
32は前記可動バルブケース27に対し、前記
固定バルブケース14の環状路22と常時連通す
るように形成した通路であつて、これから管路P5
を介して前記ピポツドシリンダ12のピストン側
シリンダ室B′に作動油を供給可能である。
固定バルブケース14の環状路22と常時連通す
るように形成した通路であつて、これから管路P5
を介して前記ピポツドシリンダ12のピストン側
シリンダ室B′に作動油を供給可能である。
33は第1図に示すように固定バルブケース1
4に対し、環状路20,22及び分岐路21のそ
れぞれの気密を独立して保持し得るように嵌合し
たOリングである。
4に対し、環状路20,22及び分岐路21のそ
れぞれの気密を独立して保持し得るように嵌合し
たOリングである。
34,35は前記管路P4,P5に接続したパイロ
ツトチエツクバルブであつて、管路P3の圧力が一
定以上になるとシリンダ室B,B′の油が排出され
るようになつている。
ツトチエツクバルブであつて、管路P3の圧力が一
定以上になるとシリンダ室B,B′の油が排出され
るようになつている。
次に、前記のように構成したフオークリフトの
回転クランプ装置についてその作用を説明する。
回転クランプ装置についてその作用を説明する。
さて、第1図〜第3図は分岐路21と通路29
が連通し、通路16と通路32がチエツクボール
弁24によつて閉じられており、スイングアーム
7が上方にシヨートアーム10が下方に位置した
状態を示す。この状態において、スイングアーム
7をクランプ方向(第1図矢印方向)に作動させ
る場合には、コントロールバルブ19を操作して
管路P2,通路16、分岐路21、通路29及び管
路P4を介してクランプシリンダ9のピストン側シ
リンダ室Bに圧油を供給すればよい。このとき、
クランプシリン9のロツド側シリンダ室Aは、管
路P3及び通路28,15を経て低圧状態の管路P1
に連通される。この結果、ピポツドシリンダ12
のロツド側シリンダ室A′も低圧となるが、チエ
ツクボール弁24が閉止位置にあつてピポツドシ
リンダ12のピストン側シリンダ室B′の回路が閉
じられているので、シヨートアーム10は停止し
たままに保持される。
が連通し、通路16と通路32がチエツクボール
弁24によつて閉じられており、スイングアーム
7が上方にシヨートアーム10が下方に位置した
状態を示す。この状態において、スイングアーム
7をクランプ方向(第1図矢印方向)に作動させ
る場合には、コントロールバルブ19を操作して
管路P2,通路16、分岐路21、通路29及び管
路P4を介してクランプシリンダ9のピストン側シ
リンダ室Bに圧油を供給すればよい。このとき、
クランプシリン9のロツド側シリンダ室Aは、管
路P3及び通路28,15を経て低圧状態の管路P1
に連通される。この結果、ピポツドシリンダ12
のロツド側シリンダ室A′も低圧となるが、チエ
ツクボール弁24が閉止位置にあつてピポツドシ
リンダ12のピストン側シリンダ室B′の回路が閉
じられているので、シヨートアーム10は停止し
たままに保持される。
又、スイングアーム7をクランプ解除方向(第
1図矢印方向)に作動させる場合には、コントロ
ールバルブ19を操作して管路P1、通路15,2
8及び管路P3によりシリンダ9のロツド側シリン
ダ室Aに圧油を供給する。このとき、シリンダ9
のシリンダ室Bはパイロツトバルブ34、管路
P4、通路29、分岐路21及び通路16を経て低
圧状態の管路P2に連通される。一方、ピポツドシ
リンダ12のロツド側シリンダ室A′が高圧にな
るので、ピストン側シリンダ室B′からの圧油がパ
イロツトチエツクバルブ35、管路P5及び通路3
2を経て環状路22へ供給され、チエツクボール
弁24を弁閉止バネ26の弾力に抗して開放しよ
うとする方向に作用する。ところが、スイングア
ーム7をクランプ解除方向に回動する場合には、
クランプする場合と異なり、リーク圧まで油圧が
上昇することはなく、作動圧は相当に低い値とな
る。このような条件を基にして弁閉止バネ26の
バネ定数を設定すれば、チエツクボール弁24は
油圧で押し戻されることはなく、シールは完全に
保たれシヨートアーム10は停止状態に保持され
る。
1図矢印方向)に作動させる場合には、コントロ
ールバルブ19を操作して管路P1、通路15,2
8及び管路P3によりシリンダ9のロツド側シリン
ダ室Aに圧油を供給する。このとき、シリンダ9
のシリンダ室Bはパイロツトバルブ34、管路
P4、通路29、分岐路21及び通路16を経て低
圧状態の管路P2に連通される。一方、ピポツドシ
リンダ12のロツド側シリンダ室A′が高圧にな
るので、ピストン側シリンダ室B′からの圧油がパ
イロツトチエツクバルブ35、管路P5及び通路3
2を経て環状路22へ供給され、チエツクボール
弁24を弁閉止バネ26の弾力に抗して開放しよ
うとする方向に作用する。ところが、スイングア
ーム7をクランプ解除方向に回動する場合には、
クランプする場合と異なり、リーク圧まで油圧が
上昇することはなく、作動圧は相当に低い値とな
る。このような条件を基にして弁閉止バネ26の
バネ定数を設定すれば、チエツクボール弁24は
油圧で押し戻されることはなく、シールは完全に
保たれシヨートアーム10は停止状態に保持され
る。
一方、シヨートアーム10をクランプ方向(第
1図矢印方向)に作動させる場合には、図示しな
い駆動ピニオンによりアウターレース3、アーム
支持板5、可動バルブケース27、アーム7,1
0等を一体状に45度回動させて分岐路21と通路
29を面シールにより閉じるとともに、第4図に
示すように弁開放突起30によりチエツクボール
弁24を押圧して開いた状態で、コントロールバ
ルブ19を操作して管路P2、通路16,23,3
2及び管路P5によりピポツドシリンダ12のピス
トン側シリンダ室B′に圧油を供給する。このと
き、ピポツドシリンダ12のロツド側シリンダ室
A′は、管路P3、通路28,15を介して低圧状
態の管路P1と連通される。
1図矢印方向)に作動させる場合には、図示しな
い駆動ピニオンによりアウターレース3、アーム
支持板5、可動バルブケース27、アーム7,1
0等を一体状に45度回動させて分岐路21と通路
29を面シールにより閉じるとともに、第4図に
示すように弁開放突起30によりチエツクボール
弁24を押圧して開いた状態で、コントロールバ
ルブ19を操作して管路P2、通路16,23,3
2及び管路P5によりピポツドシリンダ12のピス
トン側シリンダ室B′に圧油を供給する。このと
き、ピポツドシリンダ12のロツド側シリンダ室
A′は、管路P3、通路28,15を介して低圧状
態の管路P1と連通される。
又、シヨートアーム10をクランプ解除方向へ
作動させるには、コントロールバルブ19を操作
して管路P1,通路15,28及び管路P3によりピ
ポツドシリンダ12のロツド側シリンダ室A′に
圧油を供給する。このとき、ピストン側シリン室
B′はパイロツトチエツクバルブ35、管路P5、通
路32,23,16を介して低圧状態の管路P2と
連通される。なお、このときにはスイングシリン
ダ9のシリンダ室Aにも圧油ぎ供給されるが、分
岐路21と通路29が閉じられているので、スイ
ングアーム7は停止したままである。
作動させるには、コントロールバルブ19を操作
して管路P1,通路15,28及び管路P3によりピ
ポツドシリンダ12のロツド側シリンダ室A′に
圧油を供給する。このとき、ピストン側シリン室
B′はパイロツトチエツクバルブ35、管路P5、通
路32,23,16を介して低圧状態の管路P2と
連通される。なお、このときにはスイングシリン
ダ9のシリンダ室Aにも圧油ぎ供給されるが、分
岐路21と通路29が閉じられているので、スイ
ングアーム7は停止したままである。
さて、本考案実施例においては、固定バルブケ
ース14の通路23に弁座23bを形成するとと
もに、同弁座23bにチエツクボール弁24を弁
閉止バネ26により押圧し、このチエツクボール
弁24を可動バルブケース27に設けた弁開放突
起30により開放するようにしたので、固定バル
ブケース14の通路23と可動バルブケース27
の通路32とのシールを完全に行なうことがで
き、従つてシヨートアーム10の作動を確実に行
なうことができる。特に、ロールクランプの場
合、従来の装置ではクランプアームのみを開閉す
るクランプ作業を繰り返すうちに、シヨートアー
ムの位置が徐々に変化していき、作業性が悪いと
いう欠陥があつたが、本考案装置によればシヨー
トアームの位置が変わるという心配はなくなる。
ース14の通路23に弁座23bを形成するとと
もに、同弁座23bにチエツクボール弁24を弁
閉止バネ26により押圧し、このチエツクボール
弁24を可動バルブケース27に設けた弁開放突
起30により開放するようにしたので、固定バル
ブケース14の通路23と可動バルブケース27
の通路32とのシールを完全に行なうことがで
き、従つてシヨートアーム10の作動を確実に行
なうことができる。特に、ロールクランプの場
合、従来の装置ではクランプアームのみを開閉す
るクランプ作業を繰り返すうちに、シヨートアー
ムの位置が徐々に変化していき、作業性が悪いと
いう欠陥があつたが、本考案装置によればシヨー
トアームの位置が変わるという心配はなくなる。
なお、本考案は次のような実施例で具体化する
ことも可能である。
ことも可能である。
(1) 第5図及び第6図に示すようにチエツクボー
ル弁24、弁閉止バネ26、プラグ25を可動
バルブケース27の通路32側に設け、弁開放
突起30を固定バルブケース14側に設けるこ
ともできる。この実施例の場合には、スイング
アーム7で荷物をクランプしたとき、シヨート
アーム10にもクランプ力が伝わるが、チエツ
クボール弁24には前記反力による油圧が弁閉
止方向に作用するので、前述した実施例よりも
シヨートアーム10の作動をより確実に行なう
ことができる。
ル弁24、弁閉止バネ26、プラグ25を可動
バルブケース27の通路32側に設け、弁開放
突起30を固定バルブケース14側に設けるこ
ともできる。この実施例の場合には、スイング
アーム7で荷物をクランプしたとき、シヨート
アーム10にもクランプ力が伝わるが、チエツ
クボール弁24には前記反力による油圧が弁閉
止方向に作用するので、前述した実施例よりも
シヨートアーム10の作動をより確実に行なう
ことができる。
(2) 固定バルブケース14又は可動バルブケース
27の弁開放突起30の配列位置及び個数を変
更することもできる。
27の弁開放突起30の配列位置及び個数を変
更することもできる。
以上詳述したように本考案は、マストのリフト
ブラケツトに装着されるレース支持板に対しアー
ム支持板を回動可能に装着し、前記レース支持板
には固定バルブケースを取付け、前記アーム支持
板には前記固定バルブケースの外周に回動可能に
嵌合される可動バルブケースを固着して、前記ア
ーム支持板上に装着したクランプアーム作動用の
シリンダに機体側の圧油供給装置から圧油を供給
するようにしたフオークリフトの回転クランプ装
置において、前記固定バルブケース又は可動バル
ブケースのいずれか一方のバルブケースに対し、
弁閉止バネにより常時閉止方向へ付着される弁部
材を設けるとともに、他方のバルブケースに対し
同バルブケースの回転により前記弁部材を開放し
得る弁開放部材を設けたことにより、固定バルブ
ケースと可動バルブケースの油の通路のシールを
確実にしてクランプ装置の作動を確実に行なうこ
とができるとともに、クリアランスを充分にとつ
てかじりや焼付きを防止することができる効果が
ある。
ブラケツトに装着されるレース支持板に対しアー
ム支持板を回動可能に装着し、前記レース支持板
には固定バルブケースを取付け、前記アーム支持
板には前記固定バルブケースの外周に回動可能に
嵌合される可動バルブケースを固着して、前記ア
ーム支持板上に装着したクランプアーム作動用の
シリンダに機体側の圧油供給装置から圧油を供給
するようにしたフオークリフトの回転クランプ装
置において、前記固定バルブケース又は可動バル
ブケースのいずれか一方のバルブケースに対し、
弁閉止バネにより常時閉止方向へ付着される弁部
材を設けるとともに、他方のバルブケースに対し
同バルブケースの回転により前記弁部材を開放し
得る弁開放部材を設けたことにより、固定バルブ
ケースと可動バルブケースの油の通路のシールを
確実にしてクランプ装置の作動を確実に行なうこ
とができるとともに、クリアランスを充分にとつ
てかじりや焼付きを防止することができる効果が
ある。
第1図は本考案のロータリバルブの一実施例を
示す縦断面図、第2図は分岐路付近の拡大横断面
図、第3図はチエツクボール弁付近の弁閉止状態
を示す拡大横断面図、第4図は同じく弁開放状態
を示す拡大横断面図、第5図は本考案の別の実施
例を示すチエツクボール弁付近の弁閉止状態を示
す拡大横断面図、第6図は同じく弁開放状態の拡
大横断面図、第7図は従来のロータリバルブの一
例を示す縦断面図である。 13……ロータリバルブ、14……固定バルブ
ケース、22……環状路、23……通路、24…
…チエツクボール弁、26……弁閉止バネ、27
……可動バルブケース、30……弁開放突起。
示す縦断面図、第2図は分岐路付近の拡大横断面
図、第3図はチエツクボール弁付近の弁閉止状態
を示す拡大横断面図、第4図は同じく弁開放状態
を示す拡大横断面図、第5図は本考案の別の実施
例を示すチエツクボール弁付近の弁閉止状態を示
す拡大横断面図、第6図は同じく弁開放状態の拡
大横断面図、第7図は従来のロータリバルブの一
例を示す縦断面図である。 13……ロータリバルブ、14……固定バルブ
ケース、22……環状路、23……通路、24…
…チエツクボール弁、26……弁閉止バネ、27
……可動バルブケース、30……弁開放突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 マストのリフトブラケツトに装着されるレー
ス支持板に対しアーム支持板を回動可能に装着
し、前記レース支持板には固定バルブケースを
取付け、前記アーム支持板には前記固定バルブ
ケースの外周に回動可能に嵌合される可動バル
ブケースを固着して、前記アーム支持板上に装
着したクランプアーム作動用のシリンダに機体
側の圧油供給装置から圧油を供給するようにし
たフオークリフトの回転クランプ装置におい
て、前記固定バルブケース又は可動バルブケー
スのいずれか一方のバルブケースに対し、弁閉
止バネにより常時閉止方向へ付勢される弁部材
を設けるとともに、他方のバルブケースに対し
同バルブケースの回転により前記弁部材を開放
し得る弁開放部材を設けたことを特徴とするフ
オークリフトにおける回転クランプ装置のロー
タリバルブ。 2 固定バルブケースにはコントロールバルブと
連通する通路が直径方向に設けられ、かつ同通
路と連通するように前記固定バルブケースの外
周には環状路が設けられ、チエツクボール弁は
前記通路の一端に設けた弁座に対し同じく同通
路に挿入した弁閉止バネによつて押圧されてい
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のフオー
クリフトにおける回転クランプ装置のロータリ
バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7570180U JPS6116316Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7570180U JPS6116316Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57596U JPS57596U (ja) | 1982-01-05 |
JPS6116316Y2 true JPS6116316Y2 (ja) | 1986-05-20 |
Family
ID=29438375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7570180U Expired JPS6116316Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116316Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222658U (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-10 |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7570180U patent/JPS6116316Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57596U (ja) | 1982-01-05 |
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