JPS6116294A - 流体機械の流体漏れ防止装置 - Google Patents

流体機械の流体漏れ防止装置

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JPS6116294A
JPS6116294A JP13719884A JP13719884A JPS6116294A JP S6116294 A JPS6116294 A JP S6116294A JP 13719884 A JP13719884 A JP 13719884A JP 13719884 A JP13719884 A JP 13719884A JP S6116294 A JPS6116294 A JP S6116294A
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fluid
circumferential surface
grooves
prevention device
annular gap
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JP13719884A
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Koji Katori
香取 宏司
Setsuo Yazawa
矢沢 節雄
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Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 不発明は、流体機械の流体漏れ防止装置に係り、特にポ
ンプ、圧縮機などの同心円上の、少なくとも一方が回転
体である機械部品間に構成される環状iI+IByji
、部の、流体膜軸受特性を安定化するのに好適な流体機
械の流体漏れ防止装置に関するものである。
〔発明の背景〕
まず、従来の泥棒漏れ防止装置を第11図を参照して説
明する。
第11図は、従来の流体機械の流体漏れ防止装置を示す
もので、(a)は縦断面図、(b)は、(a)のA矢視
断面図である。
図に示すように、ケーシング2に取付けられた′ライナ
リング1と、回転軸4に取付けられた羽根車3との間に
環状細隙30が構成されている。
ライナリング1と羽根車iとは同心円上にあり、(b)
に示すように、ライナリング1の内周面と羽根車3の外
周面とはいずれも真円であり、ライナリング1は固定側
、羽根車3は回転体である。
環状細隙30に充満された流体の薄膜すなわち流体膜は
、油潤滑のジャーナル軸受の油膜と同様な一種の軸受作
用を行うが、細隙面形状が真円同志であるとホワール発
生振動数が低いため、回転振動数以上に不ワール発生振
′fdJ数を制めることは離しく、ホワール発生振動数
が回転振動数以上またはそれ以下となり、自動振動が発
生しやすい欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の従来技術の欠点を解決するためになさ
れたもので、同心円上の、少なくとも一方が回転体であ
る機械部品間に構成される環状細隙の流体膜軸受作用に
より生じる自励振動の発生を防ぎ、変位振幅の小さな安
定した運転を可能とする流体機械の流体漏れ防止装置の
提供を、その目的としている。
〔発明の概要〕
本発明に係る流体機械の流体漏れ防止装置の構成は、同
心円上の、少なくとも一方が回転体である機械部品間に
環状細隙を構成するものであって、これら両機械部品の
内周面と外周面とのいずれか一方、または双方に、複数
の軸方向溝と多円弧溝とのいずれか一刀、または双方を
形設したものである。
なお、本発明を開発した考え方を付記すると、次のとお
りである。
環状細隙に充満された流体の薄膜すなわち流体j摸は、
油潤滑のジャーナル軸受の油膜と同様な一種の軸受作用
を行う。
ポンプが回転されると流体膜の軸受作用により油潤滑の
ジャーナル軸受で見られるオイルホワールと類似の軸自
励振動を発生することがある。このオイルホワール現象
は、回転振動数の0.5以下の振動数で起きやすく、振
動が発生すると回転を上昇しても減少せず変位振幅が増
加する特徴がある。
また、このホワール発生振動数は、ロータの回転数と無
関係にほぼ一定であり、軸系の安に性のためホワール発
生振動数を回転振動数、すなわち回転機械の使用回転数
領域より高くしなければならない。
たとえば、ライナリングと羽根車リングとの間の環状細
隙の流体膜の、流体機械の回転によるふれまわりを小さ
くするため、流体膜に接する側の面に種々の流体膜に抵
抗となる軸方向溝を設け、この抵抗溝形状の変化におけ
るホワール発生振動数や変位振動幅値の変化を調べた結
果、第12図に示すように変化することが明らかとなっ
た。
第12図は、環状細隙を構成する機械部品の抵抗溝形状
の変化ごとに、ホワール発生振動数を実測した結果を示
す線図である。
取上げた溝形状は、図に示すような真円、真円軸溝、4
円弧、4円弧軸溝で、これにテイルテイノグバットを加
えて実験し、その結果を、真円は実線、真円軸溝は一点
鎖線、4円弧は二点鎖線、4円弧軸溝は三点鎖線、テイ
ルテイングバットは四点鎖線で示した。
第12図は、横軸に回転振動数f、に対する振動数f、
の比をとり、縦軸に真円軸受のホワール発生変位振幅C
vに対する変位振幅Aの比をとって、前記各抵抗溝形状
のホワール発生振動数を○印で示し、変位振幅の変化を
各線で示している。
第12図から明らかなように、 (1)真円のホワール発生振動数は、回転振動数に対し
著しく小さく、実線で示すように、振動数すなわち回転
数の増加とともに変化振幅が急激に増化するので軸系の
安定性が劣ることがわかる。
(2)軸方向の抵抗溝形状を4円弧、4円弧軸溝、テイ
ルテイングバットとするに従い、回転振動数に対するホ
ワール発生振動数が大きくなり、4円弧、4円弧軸溝、
テイルティングバットのホワール発生振動数は回転振動
数より高く、使用回転頭領での軸系は安定性に段れるも
のとなる。
(3)抵抗溝の形状に関係なくホワール発生振動数から
振動数の増加につれて、急激な変位振幅が発生する。
−このことから環状細隙における流体膜に抵抗となる溝
をつけることによりホワール発生振動数が高まり、かつ
、その溝形状は、4円弧→4円弧軸溝→テイルテイング
バットとなるに従い増加する。
いいかえれば抵抗が大きくなるようにすれば、ホワール
発生振動数を高くでき使用回転・頭載で安定した運転が
可能となるのである。
本発明は、この環状細隙における流体膜に対する抵抗と
変位振幅の関係に着目したものであり、環状細隙を構成
する両機械部品の内周面と外周面とのいずれか一方、ま
たは双方に、複数の軸方向溝と多円弧溝とのいずれか一
方、または双方を設けることにより、壊状細隙内の流体
膜の軸受特性を安定化し、流体機械を高い回転角速度ま
で軸自励振動を起させることなく安定に運転させるもの
である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の各実施例を第1図ないし第10図を参照
して説明する。
これら各図のうち、第1図ないし第6図は環状細隙を構
成する各側を示し、各図におけるB−B断面の抵抗溝の
形状例を第7図に示している。
まず、第1図は、本発明の一実施例に係るポンプの流体
漏れ防止装置におけるケーシング部品と羽根車部品とで
構成される環状細隙部の断面図で、(a)は対向面が円
周の例、(b)は対向面が二方向の例、(C)は対向す
る両部品がラビリングを構成している例を示しており、
図中の符号は同等部または同−機能部は同一符号で示し
ている。
第1図(a)において、1は、固定体であるケーシング
に取付けたケーシング部品に係るライナリング、5は、
回転体である羽根車に取付けた羽根車リングであり、同
心円上にあるこれらライナリング1と羽根車リング5と
の間に譲状細隙30が構成されている。
一般に、ケーシング2のライナリング1と、羽根車3の
羽根車リング5とは、ポンプの吐出側の高圧室と反ポン
プ側の低圧バランス室または吸込口との圧力差により生
じる洩れを防止するため、回転体と固定体に生じる間隙
をより小さくシ、かつ、その間隙を小さくしたために生
じる摩耗に耐えることを目的に取付けられたもので、い
わゆる流体漏れ防止装置である。
環状細隙30を構成するライナリング1の内周面と羽根
車リング5の外周面には、複数の軸方向溝と多円弧のい
ずれか一方、または双方が設けられている。
第7図は、各図のB−B矢視断面における抵抗溝形状の
各側を示す断面図で、(a)は、内周面に4本の軸方向
溝21と4本の円弧溝20を設け、外周面に4本の軸方
向溝22を設けた例、(b)は、内周面にのみ4本の円
弧溝20を設けた例、(C)は、内周面にのみ4本の軸
方向溝21を設けた例を示している。
なお、軸方向溝、多円弧溝等の形状9寸法数量などは使
用条件により設計1選択するもので、第7図に示しだも
のに限るものではない。
第1図(a)のものは、第7図(a)のように、抵抵溝
が形設されているものを図示したと考えてよい。
その効果は、先に述べたように、第12図に三点鎖線で
示す4円弧軸溝の例のとおりで、これに −よるホワー
ル発生振動数は、回転振動数より高く、ポンプの使用回
転領域での軸系は安定性に浸れたものとなっている。
すなわち、環状細隙3oに充満された流体膜による一種
の軸受作用によって発生するホワールの発生回転数をポ
ンプ回転速度以上に高めることが可能となり、ポンプは
高い回転速度まで安定に運転することができる。
上記の第1図(a)の例と同様、第1図(b)の例では
、環状細隙31を構成す、るライナリングIAの内周面
と、回転体に係る羽根車リング5Aの外周面とに、第7
図(a)に示す抵抗溝が形設されており、第1図(C)
の例では、ラビリンスをなす環状細隙32を構成するラ
イナリングIBと羽根車リング5Bの内外周に同様の抵
抗溝が形設されており、いずれも第1図(a)の例で説
明したものと同様の効果が期待できる。
なお、第1図の各実施例では、ライナリングの内周面、
羽根車リングの外周面の双方に抵抗溝を設けた例を説明
したが、いずれか一方の面に設けても同様の効果を得る
ことができる。
次に、第2図は、本発明の他の実施例に係る流体機械の
匠体漏れ防止装置で、減圧スリーブと減圧ブシュとで構
成される環状細隙部の断面図である。
第2図においては、回転軸4に嵌着された回転体に係る
減圧スリーブ7と、同心円上の固定体である訊圧ブシュ
6との間に環状細隙3oが構成されている。
環状細隙30を構成する減圧ブシュ6の内周面と減圧ス
リーブ7の外周面には、第7図に示すような複数の軸方
向溝と多円弧溝のいずれか一方、または双方が設けられ
ており、先に説明した第1図(a)の例と同様の効果を
得ることができる。
第3図は、本発明のさらに他の実施例に係る流体機械の
流体漏れ防止装置で、つりあいディスク部品と対向部品
とで構成される環状細隙部の断面図である。
@3図においては、回転軸4に嵌着された回転体に係る
つりあいスリーブ12と固定体で返るつりあいブシュ1
1との間に環状細隙30が構成されてあり、また、つり
あいディスク1oに取付けた回転体に係るつりあいディ
スクシート9と固定体であるつりあい受はシート8との
間に細隙33が構成されている。
環状細隙30を構成するつりあいブシュ11の内周面と
つりあいスリーブ12の外周面には、第7図に示すよう
な複数の軸方向溝と多円弧溝のいずれか一力、または双
方が設けられており、先に説明した第1図(a)の例と
同様の効果を得ることができる。
また、細隙33を構成するつりあいディスクシート9の
面とつりあい受はシート8の面には、抵抗溝が設けられ
ていて、環状細隙30側の効果を助ける役割をする。
第4図は、本発明のさらに他の実施例に係る流体機械の
流体漏れ防止装置で、つりあいピストンリングとつりあ
いリングとで構成される環状細隙部の断面図である。
第4図においては、回転軸4に嵌着されたつりあいピス
トン15に取付けられた回転体に係るつりあいピスト/
す/グ14と、同心円上の固定体であるつりあいリング
13との間に環状細隙3゜が構成されている。
環状細隙30を構成するつりあいリング13の内周面と
つりあいピストンリング14の外周面には、第7図に示
すような複数の軸方向溝と多円弧婢のいずれか一方、ま
たは双方が設けられており、先に説明した第1図(a)
の例と同様の効果を得ることができる。
第5図は、本発明のさらに他の実施例に係る斜流ポンプ
の流体漏れ防止装置の断面図である。
第5図においては、回転軸4に嵌着されたオープン羽根
車3Cのインペラ3C,と吐出しケーシング18に取付
けたケーシングライナ16との間に細隙34が構成され
ており、このケーシングラ七すの内周面に抵抗溝が設け
られている。
なお、17は吸込ケーシングを示す。
また、オープン羽根車の心板部材3Cbが回転軸4と対
向する部分に環状細隙30’が構成されており、心板部
材3Cbの内周面に、第7図中)1)(C)に示すよう
な複数の軸方向溝または多円弧溝が設けられている。
第6図は、本発明のさらに他の実施例に係る流体機械の
流体漏れ防止装置の断面図である。
この例は、第1図(a)に準じた、羽根車3、ケーシン
グ2に取付けたライナリング1間に構成される譲状細隙
30と、第2図に準じた、減圧スリーブ7、減圧ブシュ
6間に構成される環状細隙30との両者が併存するもの
であり、あらためて詳細に説明するまでもない。
次に、環状細隙部の抵抗溝を複数列並列に形設した例を
第8図を参照して説明する。
第8図は、本発明のさらに他の実施例に係るポンプの流
体漏れ防止装置におけるケーシング部品と羽根車部品と
で構成される環状細隙部の断面図で、(a)は、複数列
の抵抗溝が内、外周両面にある例、(b)は、複数列の
抵抗溝が内周面側にのみある例、(C)は、複数列の抵
抗溝が外周面側にのみある例を示している。
第8図(a)においては、羽根車3に取付けた回転体に
係る羽根車リング5Dと、ケーシング2に取付けた固定
体であるライナリングIDとの間に環状細隙35が構成
されている。
環状細隙35を構成するライナリングIDの内周面と羽
根車リング5Dの外周面には、それぞれ第7図に示すよ
うな複数の軸方向421.22が2列並列して形設され
ている。
これによって、第1図(a)に示した単列の場合より更
に大きな抵抗(i−環状細隙35の流体膜に与えること
になり、ホワール発生振動数を高めるので、ポンプは高
い回転速匿まで安定に運転することが、 できる。
第8図中)は、ライナリングIDの内周面に複数の軸方
向溝21を2列並列して設け、羽根車リング5D’の外
周面には抵抗溝を設けない例であり、第8図(C)は、
羽根車リング5Dの外周面に複数の軸方向溝22を2列
並列して設け、ライナリングLD’の内周面には抵抗溝
を設けない例である。
いずれも第8図(a)の例と同様の効果が期待される。
なお、本例のような複列の抵抗溝は、第2.3゜4図の
各側に示した環状細隙を構成する各機械部品にも適用で
きることはいうまでもない。
次に、環状細隙部の抵抗溝を複数の軸方向溝に複数の円
周方向溝を交差させた例を第9図および第10図を参照
して説明する。
第9,10図は、本発明のさらに他の実施例に係るポン
プの流体漏れ防止装置を構成するライナリングを示し、
それぞれ(a)は断面図、第9図(b)は、第9図(a
)のC−C矢視展開図、第10 図(b)L 第10図
(a)のD−D矢視展開図である。
第9図において、1は固定体であるライナリングで、図
示しない対向する回転体に係る羽根車等とで環状細隙を
構成するものである。
ライナリング1の内周面には複数の軸方向溝25と、こ
れに交差する円周方向溝26が設けられていて、環状細
隙の流体膜に大きな抵抗を与えホワーぞ発生振動数を高
めるようになっている。
第10図の例は、第9図に示した形状の抵抗溝において
複数の円周方向溝26に交差する複数の軸方向25′を
、円周方向溝26と交差するごとに位置を替えて千鳥足
状に配列したものであり、環状細隙の流体膜抵抗を替え
た実施例である。
なお、第9.10図の実施例は固定体側のライナリング
1の内周面に抵抗溝を設けた例を説明したが、本発明は
これに限るものでなく、回転体側に設けても同様の効果
を得ることができる。
また、上記第8.9.10図の各側に示す抵抗溝は、環
状細隙の軸方向長さの長い機械部品に適用するのが効果
的である。
上記の各実施例によれば、同心円上の、少なくとも一方
が回転体である機械部品間に環状細隙を構成するもので
あって、これら両機械部品の内周面と外周面とのいずれ
か一方、または双方に、複数の軸方向溝と多円弧溝との
いずれか一方、または双方の抵抗溝を設けることにより
、ホワール発生振動数を高くすることができるので、細
隙内の流体膜の軸受特性を安定化することが可能である
したがって、流体機械を高い回転速度まで、自励振動を
おこさせることなく安定に運転することができる。
〔発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、同心円上の、少な
くとも一方が回転体である機械部品間に構成される環状
細隙の流体膜軸受作用により生じる自励振動の発生を防
ぎ、変位振幅の小さい安定した運転を可能とする流体機
械の流体漏れ防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るポンプの流体漏れ防
止装置における、ケーシング部品と羽根車部品とで構成
される環状細隙部の断面図で、(a)は対向面が円周の
例、(b)は対向面が二方向の例、(C)は対向する両
部品がラビリンスを構成している例、第2図は、本発明
の他の実施例に係る流体機械の流体漏れ防止装置で、減
圧スリーブと減圧ブシュとで構成される環状細隙部の断
面図、第3図は、本発明のさらに他の実施例に係る流体
漏れ防止装置で、つりあいディスク部品と対向部品とで
構成される環状細隙部の断面図、第4図は、同じくつり
あいピストンリングとつりあいリングとで構成される環
状細隙部の断面図、第5図は、本発明のさらに他の実施
例に係る斜流ポンプの流体漏れ防止装置の断面図、第6
図は、本発明のさらに他の実施例に係る流体機械の流体
漏れ防止装置の断面図、第7図は、各図のB−B矢視断
面における抵抗溝形状の各側を示す断面図で、(a)は
、内周面に4本の軸方向溝と4本の円弧溝を設け、外周
面に4本の軸方向溝を設けた例、(b)は、内周面にの
み4本の円弧溝を設けた例、(C)は、内周面にのみ4
本の一1方向溝を設けた例、第8図は、本発明のさらに
他の実施例に係るポンプの流体漏れ防止装置におけるケ
ーシング部品と羽根車部品とで構成される環状細隙部の
断面図で、(a)は、複数列の抵抗溝が内、外周面にあ
る例、(b)は、複数列の抵抗溝が内周面側にのみある
例、(C)は、複数列の抵抗溝が外周面側にのみある例
、第9,1o図は、本発明のさらに多の実施例に係るポ
ンプの流体漏れ防止装置を構成するライナリングを示し
、それぞれ(a)は断面図、第9図(b)は、第9図(
a) (7) C−C矢視展開図、第10図(b)は、
第10図(a)のD−D矢視展開図、第11図は、従来
の流体機械の流体漏れ防止装置を示すもので、(a)は
縦断面図、(′b)は、(a)のA矢視断面図、第12
図は、環状細隙を構成する機械部品の抵抗溝形状の変化
ごとにホワール発生振動数を実測した結果を示す線図で
ある。 1、LA、IB;  ID、ID’・・・ライナリング
、2・・・ケーシング、3.3C・・・羽根J 3Cb
・・・心板部材、4・・・回転軸、5,5A、5D、5
D’・・・羽根車リング、6・・・減圧ブツシュ、7・
・・減圧スリーブ、10・・・つりあいディスク、11
・・・つりあいブツシュ、12・・・つりあいスリーブ
、13・・・つりあいリング、14・・・つりあいピス
トンリング、15・・・つりあいピストン、2o・・・
円弧溝、21゜22.25,25’・・・軸方向溝、2
6・・・円周方向溝、30.30’ 、31,32.3
5・・・環状細隙。 第 1 口 (α) (C) 第 Z[2] 第 5 (2) 6I21 第 7 図 第3 図 (b) 葛 9 (2) (α) 兄 10  図 (cL) (bン 兄 11  図 (α) (b) 第 12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同心円上の、少なくとも一方が回転体である機械部
    品間に環状細隙を構成するものであつて、これら両機械
    部品の内周面と外周面とのいずれか一方、または双方に
    、複数の軸方向溝と多円弧溝とのいずれか一方、または
    双方を形設したことを特徴とする流体機械の流体漏れ防
    止装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、環状細
    隙は、回転体に係る羽根車部品の外周面と固定体である
    ケーシング部品の内周面との間に構成されるものである
    流体機械の流体漏れ防止装置。 3、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、環状細
    隙は、回転体に係る減圧スリーブの外周面と固定体であ
    る減圧ブシユの内周面との間に構成されるものである流
    体機械の流体漏れ防止装置。 4、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、環状細
    隙は、回転体に係るつりあいディスク部品の外周面と、
    対向する固定部材の内周面との間に構成されるものであ
    る流体機械の流体漏れ防止装置。 5、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、環状細
    隙は、回転軸の外周面と、対向する羽根車の心板部材の
    内周面との間に構成されるものであつて、前記心板部材
    の内周面にのみ複数の軸方向溝または多円弧を形設した
    ものである流体機械の流体漏れ防止装置。 6、特許請求の範囲第1項ないし第4項記載のもののい
    ずれかにおいて、環状細隙を構成する両機械部品の内周
    面と外周面とのいずれか一方、または双方に、複数の軸
    方向溝を複数列並列して形設したものである流体機械の
    流体漏れ防止装置。 7、特許請求の範囲第1項ないし第4項記載のもののい
    ずれかにおいて、複数の軸方向溝に複数の円周方向溝を
    交差させて形設したものである流体機械の流体漏れ防止
    装置。 8、特許請求の範囲第7項記載のものにおいて、複数の
    軸方向溝を、円周方向溝と交差するごとに位置を替えて
    千鳥足状に配列したものである流体機械の流体漏れ防止
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014144511A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Ryobi Ltd 電動工具
JP2017160861A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 株式会社日立製作所 ターボ機械

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US10718348B2 (en) 2016-03-10 2020-07-21 Hitachi Industrial Products, Ltd. Turbomachine

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