JPS61162788A - 燃料集合体用のロツク管挿入装置 - Google Patents

燃料集合体用のロツク管挿入装置

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JPS61162788A
JPS61162788A JP61000832A JP83286A JPS61162788A JP S61162788 A JPS61162788 A JP S61162788A JP 61000832 A JP61000832 A JP 61000832A JP 83286 A JP83286 A JP 83286A JP S61162788 A JPS61162788 A JP S61162788A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原子炉の燃料集合体に関し、特に、再構成可能
な燃料集合体の着脱自在の上部ノズル内におけるロック
位置へロック管を挿入する装置及び方法に関するもので
ある。
先j」i逅U朋− 多くの原子炉においては、炉心は、非常に多数の細長い
燃料集合体から構成されている。慣用の構造によれば、
これ等の燃料系合体は、該燃料集合体に沿って離間して
配置されて制御棒案内シンブルルに取り付けられている
格子により、組織化された配列で保持されている複数個
の燃料棒及び制御棒案内シンブルを備えている。燃料気
合体の両端に設けられている上部ノズル及び下部ノズル
は、制御棒案内シンブルに固定されており、該案内シン
ブルは燃料棒の両端を越えて上方及び下方に若干延びて
いる。燃料気合体の上端部において、案内シンブルは、
上部ノズルのアダプタ板に設けられている通路内に延び
、該通路内でアダプタ板に接続されている。各案内シン
ブルは、上部ノズルに取り付けるための上部スリーブを
備えることができる。
原子炉内でのこのような燃料集合体の運転中、時として
、主に内部応力により燃料棒の少数のものにその長手方
向に沿い割れ、即ちクラックが発生して、放射性の性質
を有する核分裂生成物が放出され、もしくは原子炉の一
次冷却材中に入る可能性があり得る。また、このような
核分裂生成物は、燃料交換中に水で満たされた原子炉キ
ャビティ内に入ったり、或は使用済み燃料気合体が貯蔵
されているプールを循環する冷却材中に漏洩するかも知
れない、燃料棒は、上部ノズル及び下部ノズルに溶接さ
れた案内シンブルを含む一体の燃料集合体の一部である
ので、破損燃料棒を検出して取り外すことは困難である
最近まで、このような燃!棒に対しアクセスするために
は、問題のある燃料集合体を炉心から取り出して、上部
ノズル及び下部ノズルを案内シンブルに固定している溶
接部を破断する必要があった。しかし、このような作業
においては、破壊的な作用で案内シンブル及びノズルに
対し再溶接を不可能にするような損傷がしばしば生じる
ために、燃料気合体を原子炉で更に続けて使用すること
が不適当となる。
燃料集合体の交換に要する高コストに鑑みて、運転及び
保守費用を最小限にする目的で、燃料集合体を再構成可
能とすることに大きな関心が寄せられている。燃料集合
体を再構成可能にする一般的な仕方はその上部ノズルを
着脱自在ないしは取り外し可能とすることである。最近
考え出された再構成可能な燃料集合体の構造の一例は、
本願と同一の出願人による特願昭59−200715号
明細書に例示され記載されている。この構造は、上部ノ
ズルを制御棒案内シンブルの上端に着脱自在に装着する
取付構造を含んでいる。
この取付構造は、上部ノズルのアダプタ板に画成された
複数の外側ソケットと、それぞれ各案内シンブルの上端
部に形成された複数の内側ソケットと、各内側ソケット
内に挿入されて該内側ソケットを外側ソケットと鎖錠も
しくはロック係合関係に維持する複数の着脱もしくは取
り外し可能なロック管とを備えている。各外側ソケット
は、アダプタ板を貫通する通路の形態であって、・環状
の講を有している。各内側ソケットは、案内シンブルの
中空の上側端部の形態であって、該案内シンブルの上側
端部をアダプタ板の通路内に挿入した時に、環状の溝内
に座着する環状の膨出部を有している。案内シンブルの
上側端部には複数の゛細長い軸方向スロットが設置けら
れており、該スロットが形成されている部分の内向きの
弾性収縮を可能にし、それにより大きな膨出部をアダプ
タ板の通路に形成されている環状の周辺溝内に挿入した
り該清から取り出すことができるようになっている。
このようにして、案内シンブルの内側ソケットは外側ソ
ケットとロック係合するように挿入さ・れたリ、該外側
ソケットとのロック係合から解放されて取り出される。
ロック管は、上部ノズルの上方から、内側ソケットを形
成する案内シンブルの中空の上側端部内のロック位置へ
と挿入される。このロック位置に挿入されると、ロック
管は内側ソケットの膨出部を環状溝との拡張ロック係合
関係に係止して、それにより内側ソケットが、外側ソケ
ットから引き出されるような圧縮もしくは収縮された解
放位置に移動するのを阻止する。このようにして、ロッ
ク管は内側ソケットを外側ソケットとのロック係合間係
に維持し、それにより、上部ノズルが案内シンブルの上
側端部に取着されることを維持する。
更に、振動力等があるので、ロック管をそのロック位置
に固定することが望ましい、そのた−め、1対の膨出部
のような適当な手段がロック位置への挿入後に各ロック
管の上部に形成されていて、該膨出部が案内シンブルの
上側端部にある円周方向の膨出部内に嵌入する。
上部ノズルを燃料集合体から取り外す前に、且つ、該上
部ノズルを燃料集合体上に戻し再設置する前に、ロック
管をそのロック位置から取り外したりロック位置に戻し
再設置したりしなければならない、各ロック管の取り外
し又は再設置のいずれか一方、即ち一度に一方だけを行
う工具は特願昭80−249142号明細書に例示され
記載されている。
しかし、使用者の中には、再構成の間複数のロック管を
個々に取り扱うことはロック管が燃料気合体内で何処か
へ行き紛失してしまう危険をもたらすと考える者がいる
筈である。ロック管は上部ノズルが燃料集合体に装着さ
れている時に燃料集合体の上方で取り扱われ搬送される
だけに過ぎないので、また、落下したロック管が通過す
るのを許容するような十分に大きい開口が上部ノズルを
貫通していたり、このような開口が燃料集合体と作業ス
テーションとの間の環状領域にも存在しないので、上述
した可能性は極めて僅かである。
ロック管を取り外したり交換したりする際に上述した工
具が満足な性能を有し、且つかかる工具を使用する時に
燃料気合体においてロック管が紛失することが到底考え
られないにも拘わらず、もつと短時間で上部ノズルの取
り外し及び交換を行いたいという希望と結び付いた、ロ
ック管の個々の取り扱いに関する使用者の関心から、再
構成作業を商業的に受は入れられるものとするように更
に再構成作業を改善する必要性が生じてきた。
!・ 本発明は、本願と同一の出願人による特願昭60−25
1005号明細書及び米国特許願連番第   号(特願
昭   号)明細書に開示された発明を構成するその他
の諸構成要素と共に、上述した必要性を満たすように意
図しているものであって、これは、遠隔操作される冠水
可能の装置を改善して、原子炉プラントにおいて、特願
昭59−200715号明細書に開示されているような
再構成可能な燃料気合体のロック管及び上部ノズルを取
り外し続いて再装着もしくは再設置するように作動可能
とすることによって満たされる。ロック管及び上部ノズ
ルを取り外した後、燃料棒の上端は再構成可能な燃料気
合体の頂部から露出している。従って、燃料棒の破損を
検査したり、破損燃料棒を取り外し交換しなり、部分的
に使用された燃料棒を一つの燃料気合体から別の燃料集
合体に搬送したり、原子炉の炉心内でもっと良くウラン
を利用すべく燃料棒を再配列したりする種々の目的で、
燃料棒にアクセスすることができる。燃料棒の検査、取
り外し、交換、再配列が完□了したら、上部ノズルを戻
して案内シンブルの上側端部に置き、そしてロック管を
元のロック位置に置く。
本発明は、ロック管を再構成可能な燃料気合体の取り外
し可能な上部ノズル内のロック位置に挿入する、即ち再
装着もしくは再設置する装置及び方法を提供するもので
ある。更に、ロック管は1・本から多数本に及ぶ任意の
数で係留した仕方で取り扱われ、燃料集合体内の特定の
位置にロック管を戻す間仁ロック管が紛失してしまうよ
うなことは起こらない0本発明及び上述した米国特許願
連番第   号(特願昭 □  号)明細書記載の発明
は、ロック管の全補足部材の同時的な挿入及び取り外し
を可能にすると共に、修理の作業ステーシヨンにおける
燃料集合体に対する再構成作業の間に不注意によるロッ
ク管の脱落を防止するように該ロック管の取り扱いを行
う、そのようにする際に、ロック管の取り扱い中におけ
る事故の危険を実質的に軽減させたもっと効率的な再構
成作業が行なわれる。
従って、本発明は、少なくとも1つの通路のあるアダプ
タ板を有する上部ノズルと、上側端部を有する少なくと
も1つの案内シンブルと、該案内シンブルの前記上側端
部を前記アダプタ板の前記少なくとも1つの通路内に着
脱自在にロックするための中空のロック管を有する取付
構造とを含む再構成可能な燃料集合体と共に用いられ、
前記ロック管を、該ロック管のロック位置に挿入する装
置を開示している。
この挿入装置は、a)少なくとも1つの開口を有する工
具案内体と、 b)該工具案内体の前記少なくとも1つ
の開口を前記アダプタ板の前記少なくとも1つの通路に
整列させるように、・前記上部ノズル上に該工具案内体
を着脱自在にロックするロック手段と:c)前記工具案
内体の前記少なくとも1つの開口内に配設されて、前記
ロック管を該少なくとも1つの開口内において、前記ア
ダプタ板の前記少なくとも1つの通路内に配置されてい
る前記案内シンブルの前記上側端部との整列状態に、着
脱自在に保持するロック管保持手段、 d)工具ボルダ
−;e)該工具ホルダーに装着された少なくとも1つの
ロック管挿入工具であって、i)前記工具案内体の前記
少なくとも1つの開口及び前記ロック管を通って前記案
内シンブルの前記上側端部内に延入可能の第1の手段と
、ii)前記ロック管に係合可能であって、前記工具ホ
ルダーが前記上部ノズルと該上部ノズル上にロックされ
た前記工具案内体とに向かって移動する際に、及び前記
ロック管挿入工具が前記工具ホルダーと共に前記工具案
内体の前記少なくとも1つの開口を通って移動する際に
、前記ロック管保持手段からの前記ロック管の解放と、
前記案内シンブルの前記上側端部内への該ロック管の挿
入とを行わせる第2の手段と、を有する前記ロック管挿
入工具;を備えている。
もっと具体的には、ロック管保持手段は弾性的に変形可
能なスリーブの形態であって、該スリーブは、ロック管
の底縁が置かれる内側下縁と、ロック管の外径よりも小
さい内径とを有するので、ロック管はスリーブ内で固定
位置に装着されると共に、スリーブとロック管と9間に
締まり嵌めが維持されて、不注意によりロック管がスリ
ーブから脱落し得ないように付加的に確保している。ま
た、ロック管挿入工具の第1及び第2の手段は細長いプ
ランジャー棒の円筒形の下方部分及び上方部分の形態で
あって、この下方部分の外径及び長さは、上方部分に形
成された底部の肩部がロック管の上端に接触する前に、
工具ホルダーが工具案内体に向かって移動する時に該下
方部分が工具案内体におけるスリーブ中のロック管を貫
通して案内シンブルの上側端部に延入するのを許容する
ようになっている。下方部分の外径及びロック管の白華
よりも大きい外径を有する上方部分は、工具ホルダーの
移動が工具案内体に向かって続行する時に、ロック管を
スリーブ外に押し出し、最終的には該ロック管をアダプ
タ板の通路内に配置された案内シンブルの上側端部に押
し入れる。
ロック管を挿入する方法は、a)ロック管を工具案内体
にある開口内に解放自在に配置し、b)工具案内体の開
口が上部ノズルのアダプタ板にある通路と整列して、該
開口内に配置されたロック管が通路内に配置された案内
シンブルの上側端部と整列するように、工具案内体を上
部ノズル上にロックし、C)ロック管挿入工具が装着さ
れている工具ホルダーを工具案内体に向かって移動させ
て、該ロック管挿入工具が先ず工具案内体の開口とロッ
ク管とを通り案内シンブルの上側端部に延入し、その後
ロック管に係合して、工具案内体の開口からの該ロック
管の解放と案内シンブルの上側端部内におけるロック位
置への該ロック管の挿入と芦生せしめる、諸作動ステッ
プを含んでいる。
本発明により達成されたこれ等及びその他の効果等は、
本発明の実施例を例示した図面に関連してなされる以下
の詳細な説明を読むことによって、当業者に自明となろ
う。
日 の    ’LU  日 以下の説明において、全図面を通し同一参照数字は同一
部分もしくは対応部分を指すものとし、そして「前方」
、rf&方」、「左方」、「右方」、「上方向もしくは
上向き」、「下方向もしくは下向き」その他同様の術語
は、説明の便宜上の表現として用いたまでであって、制
限的な意味に解釈されてはならない。
11呟11 図面、特に第11!Iを参照すると、符号10で総括的
に示された再構成可能な燃料集合体め上端部が図示され
ており、この上端部に関し、符号12で総括的に示した
本発明によるロック管挿入装置と、上部ノズル取り外し
・交換装置(図示せずyと、ロック管除去装置(図示せ
ず)とが使用される。上部ノズル取り外し・交換装置と
ロック管除去装置とはそれぞれ特願昭60−25100
5号明細書及び米国時、許願連番第   号(特願昭 
 号)明細書記載の発明を構成している。
基本的には、慣用の構造である燃料集合体10は、該燃
料集合体に沿い離間して設けられている多数の格子(1
個のみ図示)16によって互いに平行に離間した関係で
保持された燃料棒14の配列を備えている。各燃料棒1
4は核燃料ベレット(図示せず)を収容しており、その
両端は封止されている。核分裂性物質からなる核燃料ベ
レットは、燃料集合体10が配置される原子炉の炉心の
反応出力源となる。
水又はほう素含有水のような液体減速材・冷却材が炉心
の燃料集合体を通って上向きにポンプ送りされて、該炉
心内に発生される熱を有用な仕事を行わせるために取り
出す。
また、再構成可能な燃料集合体10は縦方向に延びる多
数の案内管、即ち案内”シンブル18を含んでおり、前
記格子16はこれ等の案内シンブル18に沿って隔置さ
れそこに取着されている。案内シンブル18の両端は、
燃料棒14の両端を短い距離だけ越えて突出し、それぞ
れ、下部ノズル(図示せず)及び上部ノズル20に取り
付けられている。
核分裂過程を制御するために、図示しない多数の制御棒
が燃料集合体10において所定位置に配置された案内シ
ンブル18内を往復動可能である。具体的には、上部ノ
ズル20は制御−に接続されたロッドクラスタ制御機構
(図示せず)を含んでおり、該ロッドクラスタ制御機構
が、案内シンブル18内で制御棒を上下に移動させるこ
とにより燃料集合体10における核分裂過程を制御する
ように、全て周知のmsで作動可能である。
第1図に示すように、上部ノズル20は、4つの相互接
続された直立の側壁26によって取り囲まれた下部アダ
プタ板24を有するハウジング22を備えており、該側
壁Z6により形成される対角方向に対をなす隅角部32
.34には、それぞれ、上方に隆起したパッド対28.
30(図には各対のうちの1つのパッドだけ示されでい
る)がある、制御棒案内シンブル18の最上方の端部(
上側端部)36は、上部ノズル20のアダプタ板24を
貫通するように形成された制御棒通路38内に同軸関係
で配置されている。
燃料棒14に対してアクセス可能とするために、上部ノ
ズル20のアダプタ板24は、総括的に符号40で示さ
れた取付構造によって案内シンブル18の上側端部36
に着脱可能に接続されている。取付構造40は本発明を
構成する口・′シフ管挿入装置12の構造笈び作用の理
解を容易にするために必要な限りにおいてここで説明す
る。しかし、取付構造40のもっと完全な理解は特願昭
59−200715号明細書を参照することによって樽
られ、特願昭59−200715号明細書の開示内容は
参照社よってこの明細書の一部となる。
ノズル   ゝ 第1図に部分的に示すように、また、第4図にもっとよ
く示すように、再構成可能な燃料集合体10の取付構造
40は、各々環状の周方向溝44(図には1個のみ示す
):II:含む複数の通路38によって上部ノズルのア
ダプ多板24に画成された複数の外側ソケット(図には
1個のみ示す)42と、案内シンブル18の上側端部3
6上に画成された複数の内側ソケット(図には1個のみ
□示す)46と、内側ソケット46を外側ソケット42
トのロック係合状態に保持するために内側ソケット46
に挿入される取り外し可能な複数のロック管(図には1
個のみ示す)48とを有する。各内側ソケット46は、
1つの案内シンブル18の中空上側端部36にある周方
向の環状膨出部50によって画成されている。各案内シ
ンブル18の上側端部36には軸方向に延びる細長い複
数のスロット52(図には1個のみ示す)が形成されて
いるので、スロットの付いた上側端部36は内方の圧縮
位置へ弾性的に収縮可能であり、該上側端部36にある
周方向の膨出部50をアダプタ板の通路38を介して環
状の71144内に挿入したり該溝44から取り出した
りするのを可能にしている。案内シンブルの上側端部3
6がアダプタ板の通路38に挿入され拡張位置を取った
時には、環状の膨出部50は環状の溝44内に座着する
。このようにして、各案内シンブル20の内側ソケット
46は、アダプタ板24の外側ソケット42の1つとの
ロック係合状態に挿入されたり該外側ソケット42から
取り出されたりする。
取付構造40のロック管48は、上部ノズル20の上方
から、内側ソケット46を形成する案内シンブル18の
中空上側端部36内におけるそのロック位置に挿入され
る。各ロック管48がそのロック位置に挿入されると、
該ロック管48が、内側ソケット46の膨出部50を環
状の溝44との拡張されたロック係合状態に係止して、
該内側ソケット46が圧縮された解放位置に移動して外
側ソケット42から脱出することを防止する。このよう
にして、ロック管48は内側ソケット46を外側ソケッ
ト42とのロック係合状態に保持し、それにより上部ノ
ズル20を案内シンブル18の上側端部36との取付状
態に保持する。
通常、ロック管48は、該ロック管48をロック位置に
保持するためにアダプタ板の通路38の側壁ときつい摩
擦嵌めをなすような寸法に形成されて−いる。しかし、
振動力等があるため、ロック管4gをそのロック位置に
固定しておくことが屡々望ましい、そのため、各ロック
管48の上端部分には、そのロック位置への挿入後に、
1対のディンブル又は膨出部(図示せず)のような適当
な手段が形成されている。該膨出部は、案内シンブル1
8の上側端部36にある周方向の膨出部50に嵌入する
口・・ 再構成可能な燃料集合体10内に収容されている燃料棒
14の点検、取り外し、交換及び/又は配置換えのため
に、燃料集合体は、標準の燃料電合体取扱工具(図示せ
ず)により炉心から取り出して作業ステーション(図示
せず)へと下降しなければならない0作業ステーション
においては、燃料集合体は冷却材内に没しており、従っ
て、該燃料集合体に対する保守作業は遠隔制御される水
没可能な設備の操作により行なわれる。このような設備
の1つの要素が、上部ノズル2Gを再構成可能な燃料集
合体10から取り出す際の第1ステツプとして口、ツク
管48を取り出すのに有効な上述した米国特許履連番第
   号(特願昭  号)明細書に例示され記載された
発明を形成する工具(図示せず)である、この種の他の
要素としては、ロック管48の取り外し後、上部ノズル
20を再構成可能な燃料集合体10の案内シンブル18
から取り外したり、その後該案内シンブル18に再設置
しタリするのに使用される特願昭60−251005号
明細書に例示され記載された工具である。かかる設備の
更に別の要素は、上部ノズル20を燃料集合体10に再
設置した後、ロック管48をそのロック位置に挿入(再
装着又は再設置)する本発明のロック管挿入装置である
再び第1図を参照すると、そこにはロック管48を上部
ノズル20内のロック位置に挿入するのに有効なロック
管挿入装置12が示されている。ロック管装入装置12
は基本的には、工具案内体54と、ロック管48の挿入
を招来するため工具案内体54に関して移動される工具
ホルダー56とを含んでいる。
工具案内体54は、支祥対60.62(第2図も参照)
によって対角方向の隅角部64.66で支持された中央
の厚板58を有する。第3図も参照すると、工具案内体
54の厚板58はほぼ定形の外形を有し、該厚板58を
貫通するように画成された複数の開口68は上部ノズル
20のアダプタ板24にある通路38と同じパターンで
配列されている0着脱自在な1対の延長部材フ0の形態
をした着脱自在なロック手段により上部ノズル20に関
する挿入ロック管をロックするため工具案内体54がそ
の所望位置にロックされる時に、開口68は上部ノズル
20の各通路38の上方に整列する。各開口68内には
ロック管保持手段フ2が配設されていて、1本のロック
管48を上部ノズルのアダプタ板24の各通路38内に
位置付けられた案内シンブル18の1つの上側端部36
との整列状態に保持する。
更に具体的には、工具案内体54を上部ノズル20上に
ロックするために、工具案内体の対角方向の隅角部64
にある着脱自在な延長部材70の各々は、上部ノズル2
0の対角線方向における隅角部の隆起したパッド対28
に形成された1対の孔74の1つに組み合う、各延長部
材フOは、対角線方向にある隅角部64にある各支柱対
60の下方に固着された中空の拡開可能な割りスリーブ
76と、下端から割りスリーブ76中に挿入されるくさ
びピン78とを有する。
割りスリーブ76の下端部分は軸方向に延びる数個のス
ロット80を含んでおり、ビン78のわしが切られた上
端86にあるナツト84を締め付けることによってくさ
びビン78の下端にある拡大円錐形頭部82が軸方向上
方へ引っ張られる時に、該スロット80が外方へ円周方
向に拡張可能である0割りスリーブ76の拡張によって
その外面88と孔フ4の内面90との間に緊密な摩擦嵌
めが生じ、これにより工具案内体54が上部ノ・ズル2
0にロックされる。
ロック管保持手段72の各々は、工具案内体54を貫通
する各開口68を取り囲むように工具案内体54の厚板
58内に形成された環状の凹所92にあって弾性的に変
形可能な円筒形のスリーブの形態を取っている。該スリ
ーブ72はポリウレタン・エラストマーから形成するの
が好ましい、第1図に示すように、スリーブ72は開口
68の直径より小さい内径と、ロック管48の底縁96
が乗る一体の環状下方棚部94とを有する。また、スリ
ーブフ2の内径は該スリーブ内に配置されたロック管4
8の外径より小さいので、スリーブフ2とロック管48
との間には干渉嵌めが維持される。スリーブの棚部94
の存在及びロック管48とスリーブフ2どの間の干渉嵌
めは、ロック管48がこれから直ぐ説明する態様でスリ
ーブ72内の静止位置から積極的に押されるまで該静止
位置に保持されることを保証する。
第1図及び第2図を参照して、ロック管挿入装置12の
工具ホルダー56は切欠きの付いた隅角部98を有する
ほぼ矩形形状のものであって、該隅角部98は、工具ホ
ルダー56が工具案内体54の近傍に配設される時に延
長部材のピン78の上端86を収容する。工具ホルダー
を工具案内体54に向かって移動させたり工具案内体5
4から離れ木ように移動させたりする際に離れた場所で
使用するため、細長いパイプの形態の手段100が工具
ホルダー56の中央に接続されている。
符号102で総括的に示された複数のロック管挿入工具
は工具ホルダー56に装置されていて、該工具ホルダー
56から下方に延長している。第1図及び第4図にはロ
ック管挿入工具102の1つのみの全体図が示されてお
り、残りのものは部分的に示されている。しかし、これ
は他のロック管挿入工具が同一であるために簡略にする
目的で省略されているのであって、ロック管挿入工具1
02の1つ・で全てを説明するのに十分であることを諒
解された−い、ロック管挿入装置12の好適な実施例に
おいては、ロック管48と全く同数のロック管挿入工具
102を使用することが最も有利であると考えられてい
る。更に、第2図に示すように、ロック管挿入工具10
2は第3図に示されている工具案内体54にある開口6
8と同一のパターンで配列されている。
ロック管挿入工具102の各々は、第2の手段である円
筒形の上方部分104と第1の手段である円筒形の下方
部分106とを有する円筒形のブラシジャー棒の形態で
ある。下方部分106は上方部分104の外径よりも小
さい外径を有するので、プランジャー棒の下方部分10
4及び上方部分106の間の中間には肩部108が形成
さ□れるようになっている。
また、下方部分106の□外径は各ロック管48の内径
よりも小さく、一方、上方部分106の外径は各ロック
管48の内径よりも大きいが工具案内体の各開口68の
直径よりは小さい、更に、第1図に示すよ′うに、下方
部分106の□長さは十分に長いので、上方部分104
にある底部の肩部108がロック管48をスリーンフ2
から強制的に出すように該ロック管48の上端110に
接触する前に、下方部分106はスリーブ72の1つに
保持されたロック管48を通り飯けて、アダプタ板の通
路38の1つに配置された案内シンブル18の1つの上
側部分36に延入する。
上部ノズル20を案内シンブル18の上側部分36に再
装着ないしは再設置した後にロック管48を挿入する手
順は次の通りである。工具案内体54の開口68内に配
置された変形可能のスリーブフ2に全ロック管48を装
荷したら、工具案内体を上部ノズル20上に降下しく図
示せず)延長部材°70が隅角部の孔74内に挿入され
る位置に着ける。長いハンドルの付いた別の工具をくさ
びピン78の上端86に接続し、該工具によりくさびピ
ン78を回転させて、工具案内体54を上部ノズル20
に関してロックするように該工具を使用する。
次に、一部品としてパイプ10Gを有する更に別の長い
ハンドル付き工具に支持された工具ホルダー56を工具
案内体54に向かって降下させ、プランジャー棒102
の下方部分106の下端にある円錐形の類5部107を
案内して、内部にロック管48を有するスリーブフ2を
含む対応の開口68に入れる。下方部分106の外径は
該下方部分106がロック管48を自由に通過すること
を許容する。更に、第1図に見られるように、下方部分
106は十分な長さを持っているので、各プランジャー
棒102にある肩部108がロック管48に接触する前
に、該下方部分106にある円錐形の頭部10フがアダ
プタ板の通路38にある案内シンブルの上側部分36に
入ることを許容する。
工具ホルダー56の下方への更なる杉動によってロック
管48の全てが同時に工具案内体54中の各保持スリー
ブフ2の外へ強制的に出される。ロック管48がスリー
ブ72を越える時に、該ロック管48はプランジャー棒
102上に捕捉され、アダプタ板24内の通路38への
入口で該アダプタ板の頂面に落下する。プランジャー棒
102の上方部分104はその肩部108と共に下方に
ロック管48を追い、ロック管48を前方に押して案内
シンブル18の上側部分36内に押入する。第4図に見
られるように、肩部108がアダプタ板24の上面と一
旦同一高さになった時には、ロック管48が案内シンブ
ルの上側部分におけ一部るロック位置に適切に装着され
ている。
、本発明及びそれに付随する利点の多くは上述した一、
説明から理解されるであろうし、また、本発明の精神及
び範囲を逸脱することなく、或は本発明の、重要な利点
の全てを犠牲にすることなく本発明の形態、構造及び配
列に多くの変更を行うことが可能であって、上述の形態
等は本発明の好適な或は例示的な実施例に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、明瞭にするため部品を一部断面で且つ一部省
略して、再構成可能な燃料集合体の上端部と、ロック管
を燃料気合体の上部ノズルに挿入するのに使用される本
発明のロック管挿入装置とを示す、該ロック管挿入装置
が上部ノズルへのロック管の挿入前の状態にある側部立
面図、第2図は、第1図の2−2線に沿って矢印の方向
に見た、ロック管挿入装置、の工具ホルダーを示す頂部
平面図、第3図は、各保持スリーブ内に配置された口・
ツ、り管と、該ロック管を貫通して延びるロック管挿入
装置のプランジャー棒とを示す、−第1図の3−3線に
沿って切断したロック管挿入装置の工具案内体の上方部
分の断面図、第4図は、再構成可能な燃料集合体の上部
ノズルへロック管を挿入5した後のロック管挿入装置を
示す、第1図に類似する側部立面図である。 10・・・燃料集合体  12・・・口・ンク管挿入装
置18・・・案内シンブル 20・・・上部ノズル24
・・・アダプタ板  38・・・アダプタ板の通路36
・・・案内シ、ンブルの上側端部 40・・・取付構造   48・・・ロック管54・・
・工具案内体  56・・・工具ホルダー68・・・工
具案内体の開口 ア0・・・延長部材(上部ノズ少に工具案内体を着脱自
在にロックするロック手段) 72・・・弾性的に変形可能なスリーブ(ロック管保持
手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも1つの通路のあるアダプタ板を有する上部ノ
    ズルと、上側端部を有する少なくとも1つの案内シンブ
    ルと、該案内シンブルの前記上側端部を前記アダプタ板
    の前記少なくとも1つの通路内に着脱自在にロックする
    ための中空のロック管を有する取付構造とを含む再構成
    可能な燃料集合体と共に用いられ、前記ロック管を、該
    ロック管のロック位置に挿入する装置であって、 (a)少なくとも1つの開口を有する工具案内体と、(
    b)該工具案内体の前記少なくとも1つの開口を前記ア
    ダプタ板の前記少なくとも1つの通路に整列させるよう
    に、前記上部ノズル上に該工具案内体を着脱自在にロッ
    クするロック手段と、 (c)前記工具案内体の前記少なくとも1つの開口内に
    配設されて、前記ロック管を該少なくとも1つの開口内
    において、前記アダプタ板の前記少なくとも1つの通路
    内に配置されている前記案内シンブルの前記上側端部と
    の整列状態に、着脱自在に保持するロック管保持手段と
    、 (d)工具ホルダーと、 (e)該工具ホルダーに装着された少なくとも1つのロ
    ック管挿入工具であって、 i)前記工具案内体の前記少なくとも1つの開口及び前
    記ロック管を通って前記案内シン ブルの前記上側端部内に延入可能の第1の 手段と、 ii)前記ロック管に係合可能であって、前記工具ホル
    ダーが前記上部ノズルと該上部ノズ ル上にロックされた前記工具案内体とに向 かって移動する際に、及び前記ロック管挿 入工具が前記工具ホルダーと共に前記工具 案内体の前記少なくとも1つの開口を通っ て移動する際に、前記ロック管保持手段か らの前記ロック管の解放と、前記案内シン ブルの前記上側端部内への該ロック管の挿 入とを行わせる第2の手段と、 を有する前記ロック管挿入工具と、 を備える、再構成可能な燃料集合体用のロック管挿入装
    置。
JP61000832A 1985-01-08 1986-01-08 燃料集合体用のロツク管挿入装置 Granted JPS61162788A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US06/689,696 US4638556A (en) 1985-01-08 1985-01-08 Locking tube insertion fixture and method in a reconstitutable fuel assembly
US689696 1985-01-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61162788A true JPS61162788A (ja) 1986-07-23
JPH0545151B2 JPH0545151B2 (ja) 1993-07-08

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ID=24769543

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US (1) US4638556A (ja)
EP (1) EP0187651B1 (ja)
JP (1) JPS61162788A (ja)
KR (1) KR940008251B1 (ja)
ES (1) ES8708171A1 (ja)

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ES8708171A1 (es) 1987-09-16
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EP0187651A1 (en) 1986-07-16
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JPH0545151B2 (ja) 1993-07-08

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