JPS61162535A - アルミナ用カツプリング剤 - Google Patents
アルミナ用カツプリング剤Info
- Publication number
- JPS61162535A JPS61162535A JP36085A JP36085A JPS61162535A JP S61162535 A JPS61162535 A JP S61162535A JP 36085 A JP36085 A JP 36085A JP 36085 A JP36085 A JP 36085A JP S61162535 A JPS61162535 A JP S61162535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alumina
- coupling agent
- treated
- synthetic resin
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はアルミナ用カップリング剤に関する。
(従来の技術及び問題点)
粒状又はウィスカー状のアルミナは各種合成樹脂の充填
材として使用されている。一般に、無機充填材は合成樹
脂との親和力が小さく、そのままで使用すると合成樹脂
に所望の物性を付与することが困難である。従って、無
機充填材を合成樹脂に配合するに先立ってカップリング
剤で処理して。
材として使用されている。一般に、無機充填材は合成樹
脂との親和力が小さく、そのままで使用すると合成樹脂
に所望の物性を付与することが困難である。従って、無
機充填材を合成樹脂に配合するに先立ってカップリング
剤で処理して。
合成樹脂との親和力を高めることが行なわれる。
上記カップリング剤としてはシラン系の化合物2例えば
、γ−メタクリロキシプロピルメトキシシランがよく使
用される。
、γ−メタクリロキシプロピルメトキシシランがよく使
用される。
ところで、シラン系カップリング剤でアルミナを処理し
ても合成樹脂との親和力は、予期に反して増大しな、い
ことが見出された。アルミナはポリオレフィン、ポリア
ミドなどの汎用樹脂の充填材として有用であるばかシで
なく、近年歯科用コンポジットレジン用の充填材として
注目されており。
ても合成樹脂との親和力は、予期に反して増大しな、い
ことが見出された。アルミナはポリオレフィン、ポリア
ミドなどの汎用樹脂の充填材として有用であるばかシで
なく、近年歯科用コンポジットレジン用の充填材として
注目されており。
アルミナ用カップリング剤の開発が望まれている。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記要望1r:#たすものである。本発明によ
れば。
れば。
式 R1
C!H2=C! l:]OOH
又は2式
(両式中 R1は水素又は炭素数1〜4のアルキル基で
あり R2は炭素数1〜6のアルキレン基であり、Xは
C00又はOであり、nは1又は2である。
あり R2は炭素数1〜6のアルキレン基であり、Xは
C00又はOであり、nは1又は2である。
尚、nが2であり、かつC0OHがベンゼン環の隣り合
う位置に結合しているときは、カルホン酸無水物を形成
していてもよい。)で表わされるアルミナ用・カップリ
ング剤が提供される。
う位置に結合しているときは、カルホン酸無水物を形成
していてもよい。)で表わされるアルミナ用・カップリ
ング剤が提供される。
式CI)で表わされる化合物の具体例としては。
アクリル酸及びメタクリル酸が挙げられる。
式〔■〕で表わされる化合物の具体例としては下記化合
物が挙げられる。
物が挙げられる。
CH3
CH3
糎
CH3
■
CH,=Cj
c o o (CH2)40 <)= cOOH本発明
のカップリング剤で処理されるアルミナの形状について
は特に制限はなく2粒子状、ウィスカー状あるいは繊維
状であることができる。粒子状のアルミナの場合、その
平均径は通常0.1〜60μであシ、ウィスカー状又は
繊維状のアルミナの場合、一般に、直径が01〜1 μ
、長さ/直径が5〜200である。
のカップリング剤で処理されるアルミナの形状について
は特に制限はなく2粒子状、ウィスカー状あるいは繊維
状であることができる。粒子状のアルミナの場合、その
平均径は通常0.1〜60μであシ、ウィスカー状又は
繊維状のアルミナの場合、一般に、直径が01〜1 μ
、長さ/直径が5〜200である。
アルミナは合成樹脂に配合する前にカップリング剤で処
理することが好ましいが、アルミナを合成樹脂に配合す
る際に添加することもできる。また2重合反応を阻害し
ない限り1合成樹脂の製造時に、カップリング剤で処理
されたアルミナを存在させてもよく、カップリング剤及
びアルミナを存在させてもよい。
理することが好ましいが、アルミナを合成樹脂に配合す
る際に添加することもできる。また2重合反応を阻害し
ない限り1合成樹脂の製造時に、カップリング剤で処理
されたアルミナを存在させてもよく、カップリング剤及
びアルミナを存在させてもよい。
カップリング剤の使用量は、アルミナに対して0.1〜
5重彰特に0.5〜3重量%であることが好ましい。カ
ップリング剤の使用量が過度に小さいとアルミナに合成
樹脂との充分な親和力を付与することができず、その使
用量を過度に大きくしても効果に顕著な差異は認められ
ない。
5重彰特に0.5〜3重量%であることが好ましい。カ
ップリング剤の使用量が過度に小さいとアルミナに合成
樹脂との充分な親和力を付与することができず、その使
用量を過度に大きくしても効果に顕著な差異は認められ
ない。
本発明のカップリング剤で処理されたアルミナは各種の
合成樹脂に対して親和力を有する。
合成樹脂に対して親和力を有する。
合成樹脂の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレンのようなポリオレフィン、ナイロン
61ナイロン12.ナイロン66゜ナイロン610.ナ
イロン6/66、ナイロン6/12のようなポリアミド
、ポリアセタール、アクリロニトリル/ブタジェン/ス
チレン共重合体などの汎用樹脂が挙げられる。合成樹脂
の他の例としでは、歯科用レジン、例えば。
レン、ポリスチレンのようなポリオレフィン、ナイロン
61ナイロン12.ナイロン66゜ナイロン610.ナ
イロン6/66、ナイロン6/12のようなポリアミド
、ポリアセタール、アクリロニトリル/ブタジェン/ス
チレン共重合体などの汎用樹脂が挙げられる。合成樹脂
の他の例としでは、歯科用レジン、例えば。
CHs OHs
【 I
coo(ca2o)3 oc
CH3
(式中2m及びnは0〜2である。)
OHc!H3OH
夛
a(3
0H3
CH3−0H2−C−CH200C!−0=OH2C!
H2OOC!−Q=Q)(2 CH3 などのモノマーをラジカル重合して得られる重合体を挙
げることができる。これらの合成樹脂の中でも、上述し
た歯科用レジンは2本発明の力・ツブリング剤で処理さ
れたアルミナのマトリ・ソクスレジ/として好ましく使
用される。
H2OOC!−Q=Q)(2 CH3 などのモノマーをラジカル重合して得られる重合体を挙
げることができる。これらの合成樹脂の中でも、上述し
た歯科用レジンは2本発明の力・ツブリング剤で処理さ
れたアルミナのマトリ・ソクスレジ/として好ましく使
用される。
合成樹脂へのアルミナの配合量は広い範囲で変化させる
ことができ1例えば9合成樹脂100重量部当り10〜
500重量部のアルミナを配合することができる。
ことができ1例えば9合成樹脂100重量部当り10〜
500重量部のアルミナを配合することができる。
(発明の効果)
本発明のカップリング剤が表面に吸着又は結合したアル
ミナが配合された合成樹脂は優れた物理的特性2例えば
高い曲げ強さ及び圧縮強さを示す。
ミナが配合された合成樹脂は優れた物理的特性2例えば
高い曲げ強さ及び圧縮強さを示す。
(実施例)
以下に実施例を示す。実施例において2曲げ強さは3X
30X2gBのテストピースについて、圧縮強さは4W
O1夢X3++mのテストピースについて。
30X2gBのテストピースについて、圧縮強さは4W
O1夢X3++mのテストピースについて。
高車オートグラフを用い、ヘッドスピード2關/分で測
定した。
定した。
実施例において使用したカップリング剤及び合成樹脂原
料を下に示す。
料を下に示す。
カップリング剤
CI CH3
020H3
Cろ CH3
ぎ
CH2=C
Coo(CH2)40−CΣCO○H
040H3
CH2=C
直
OOH
合成樹脂原料
C’H3CH3
Hs
実施例1〜3
平均粒径0.4μのアルミナ107及び第1表に記載の
量の(C1)をアセトンl0xJに添加し。
量の(C1)をアセトンl0xJに添加し。
(C1)をアルミナに吸着させた後、アセトンを留去し
た。
た。
得られたアルミナ、(Ml)1f’及びベンゾイルパー
オキサイド0.01yを混合し、厚さ3簡のテフロンシ
ートにテストピースの形状に対応する空隙が貫通して形
成されており、その下面にスライドガラスが取シ付けら
れている型内に混合物を注入し、型の上面にスライドグ
ラスを圧接し、クリップで固定した。型内の混合物をs
KQ/−の加圧下に100°Cに30分間保持してl(
Ml)を重合させて、テストピースを作成した。室温に
迄冷却した後、テストピースを取り出し、エメリーペー
パーで800番迄研摩し7曲は強さ及び圧縮強さを測定
した。結果を第1表に示す。
オキサイド0.01yを混合し、厚さ3簡のテフロンシ
ートにテストピースの形状に対応する空隙が貫通して形
成されており、その下面にスライドガラスが取シ付けら
れている型内に混合物を注入し、型の上面にスライドグ
ラスを圧接し、クリップで固定した。型内の混合物をs
KQ/−の加圧下に100°Cに30分間保持してl(
Ml)を重合させて、テストピースを作成した。室温に
迄冷却した後、テストピースを取り出し、エメリーペー
パーで800番迄研摩し7曲は強さ及び圧縮強さを測定
した。結果を第1表に示す。
比較例1
アルミナを(C1)で処理しなかった以外は実施例1と
同様の方法を繰返した。結果を第1表に示す。
同様の方法を繰返した。結果を第1表に示す。
比較例2
(C1)に代えてr−メタクリロキシプロピルメトキシ
シラン(M P S ) 0.2 yを使用した以外は
実施例1と同様の方法を繰返した。結果を第1表に示す
。
シラン(M P S ) 0.2 yを使用した以外は
実施例1と同様の方法を繰返した。結果を第1表に示す
。
一/
第 1 表
実施例4〜6
(C1)に代えて第2表に記載のカップリング剤0.2
1を使用した以外は実施例1と同様の方法を繰返した。
1を使用した以外は実施例1と同様の方法を繰返した。
結果を第2表に示す。
第 2 表
実施例7
アルミナを予め(C1)で処理せず、(Ml)アルミナ
及び(C1)を混合して(Ml)を重合させた以外は実
施例1と同様の方法を繰返した。
及び(C1)を混合して(Ml)を重合させた以外は実
施例1と同様の方法を繰返した。
曲げ強さは1b o i h/crA、圧縮強さは35
27にダ/−であった。
27にダ/−であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (両式中、R^1は水素又は炭素数1〜4のアルキル基
であり、R^2は炭素数1〜6のアルキレン基であり、
XはCOO又はOであり、nは1又は2である。 尚、nが2であり、かつCOOHがベンゼン環の隣り合
う位置に結合しているときは、カルボン酸無水物を形成
していてもよい。)で表わされるアルミナ用カップリン
グ剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36085A JPS61162535A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | アルミナ用カツプリング剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36085A JPS61162535A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | アルミナ用カツプリング剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162535A true JPS61162535A (ja) | 1986-07-23 |
JPH034576B2 JPH034576B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=11471636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36085A Granted JPS61162535A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | アルミナ用カツプリング剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61162535A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000109471A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-04-18 | Mitsui Chemicals Inc | 無水トリメリット酸(メタ)アクリロキシアルキルエステル化合物およびその用途 |
JP2018530644A (ja) * | 2015-08-27 | 2018-10-18 | ライズ リサーチ インスティテューツ オブ スウェーデン エービー | 官能化された粒子 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4872097A (ja) * | 1971-12-20 | 1973-09-28 |
-
1985
- 1985-01-08 JP JP36085A patent/JPS61162535A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4872097A (ja) * | 1971-12-20 | 1973-09-28 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000109471A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-04-18 | Mitsui Chemicals Inc | 無水トリメリット酸(メタ)アクリロキシアルキルエステル化合物およびその用途 |
JP2018530644A (ja) * | 2015-08-27 | 2018-10-18 | ライズ リサーチ インスティテューツ オブ スウェーデン エービー | 官能化された粒子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH034576B2 (ja) | 1991-01-23 |
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