JPS6116208A - ラビリンスシ−ル装置 - Google Patents

ラビリンスシ−ル装置

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Publication number
JPS6116208A
JPS6116208A JP13629484A JP13629484A JPS6116208A JP S6116208 A JPS6116208 A JP S6116208A JP 13629484 A JP13629484 A JP 13629484A JP 13629484 A JP13629484 A JP 13629484A JP S6116208 A JPS6116208 A JP S6116208A
Authority
JP
Japan
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seal
labyrinth seal
pressure
pressurizing chamber
rotating body
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Pending
Application number
JP13629484A
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English (en)
Inventor
Sukemi Mihara
三原 資巨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/02Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
    • F01D11/025Seal clearance control; Floating assembly; Adaptation means to differential thermal dilatations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/44Free-space packings
    • F16J15/441Free-space packings with floating ring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蒸気タービン等の回転流体機械に用いられる
ラビリンスシール装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のラビリンスシール装置としては、第6171(第
7図のVl−\11矢視断面図)および第7図(第6図
の\“■−\°■矢視断面図)に示すものや、第8図(
第9図の\“■−\・“■矢視断面図)および第9図(
第8図のIX−IX矢視断面図)に示すものがあり、い
ずれも回転流体機械における静止体1と回転体2との間
に、全体としてリング状のラビリンスシール3が介装さ
れている。
そしてラビリンスシール3は、複数の円弧状シール片3
aで構成され、各シール片3aか板ハネとしての抑圧バ
ネ4で軸心方向へ押圧されることにより、シール片3a
相互か密着し合って、同シール片3aと同ri:木2ど
の間に所定の微小隙間8が形成されるようになっている
したがって、シール片3aの先端が回転体2に接触した
場合には、バネ4の押圧力に抗してシール片3aが持ち
上げられ、その接触圧が軽減されるようになっている。
〔発明力惰イ決しようとする問題点〕
ところで上述のような従来のラビリンスシール装置では
、各シール片3aと回転体2との微小隙間εは調節する
二とか゛できない。
そこで、十分なシール(幾能を持たせるため微小隙間g
を極力小さく設定しておくと、前述のシール片3aと回
転体2との接触が生じやすくなり、摩耗により微小隙間
gか拡大して、シール能力の低下を来たすという問題点
かある。
特に蒸気タービンの起動時の危険速度通過時の振動およ
び単室の過渡的熱変形がラビリンスシール3の回転体へ
の接触をもたらすような場合には、上述のシール能力の
低下が著しくなる。
また組立の際、回転体2とラビリンスシール3との間の
隙間を広げる必要があるので、シール性能を低下させる
おそれがあり、十分なシール性能を確保するためには、
ラビリンスシール3のフィンの列を増さなければならず
、これに伴い回転体2の軸方向の長さが長゛くなるとい
う問題点が生しる。
本発明は、これらの問題点の解決をはかろうとするもの
で、ラビリンスシールを半径方向に移動調整できるよう
にすることにより、たとえは回転体との接触を起こしや
すい起動時には、ラビリンスシールを回転体からやや遠
ざけて、前述の微小隙間を太きくし、冗常運転状態では
ラビリンスシールな回転体(−近づけ、上記微小隙間を
できるだけ小さくできるようにして、漏洩損失の防止を
はかり、かつラビリンスシール自体の摩耗も防止できる
ようにした、ラビリンスシール装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明のラビリンスシール装置は、回転流木成
誠における回転体と同口転本の外側の静止体との間に所
要の微小隙間を形成すべく、同静止体の内周に沿い支持
バネを介して装着されたラビリンスシールをそなえ、同
ラビリンスシールが複数の円弧状シール片で構成されて
、ニス1らのシール片を半径方向に駆動することにより
上記微小隙間を調節しうる流体圧式駆動機構が設けられ
、同駆動機構が、上記シール片の外周面と」、記静止本
の内壁面とのH打に形成された加圧室と、」−配回転木
の回転作動に伴って高くなる敗械内部圧を上記加圧室へ
導入すべく」二記シールj旨こ形成された通孔とで構成
されていることを特徴としている。
〔作 用〕
−L述の本発明のラビリンスシール装置では、複数の円
弧状シールハに分割されたラビリンスシールが、各シー
ル片を流体圧式駆動機構tこよ1)半径方向へ駆動され
て、回転体との隙間を自由に調節できるようになってい
るので、初期振動および単室の過渡的熱変形によるシー
ルと回転体との接触を起こす恐れのある起動時には、シ
ールと回転体との隙間が十分に拡げられ、接触の起こる
恐れの少ない定常運転時には、上記隙間がでとるだけ小
さく調節される。
〔英施例〕
以−ト、図面により本発明の実施例について説明すると
、第1〜4図は本発明の第4実施例としてのラビリンス
シール装置を示すもので、第1図はその要部を示す断面
図(第2図のI−1矢視断面図)、i2図は第1図の■
−■矢視断面図、第3図は第2図のI−1矢視断面図、
第4圓は」−記装置の作動ル、態の変化を示すグラフで
あり、第5図は本発明の第2実施例としてのラビリンス
シール装置の要部を示す横断面図である。
まず本発明の第1実施例について説明すると、第1〜3
図に示すように、タービンのごとき回転流体((対酸に
おける静止体1と回転体2どの開に、複数の円弧状シー
ル片3’a13 +1.3 C,・・・に分割された全
能としてリング状のラビリンスシール3が、支持ハネ・
la、41〕を介して装着されでおり、本装置では特に
静止体1とラビリンスシール3との間に各シール片3a
、3b、・・を半径方向に駆動するための加圧室Sか形
成さノ1ている。
そして、各シール片3a、3b、・・・には高圧側(第
1図のP0側)から低圧側(第1図のP、側)へ貫通す
る通孔6か設けられ、さらに加圧室5と通孔6の中間部
とを結ぶ通孔7か設けられている。
このようにして、加圧室5と通孔6,7により、シール
片3a、3b、3c、・・・を半径方向に駆動する流木
圧式駆動機構が構rIi、されている。
なお、支持バネ4a、4bはラビリンスシール3を中立
位置に保持するものであるが、1個の支持バネでこの作
用を行なわせることもできる。
また支持ハネ4a、4bの装着位置については、各シー
ル片3a、31〕、3c、・・・の円周方向における中
央部あるいは両端部など適宜に定めることができる。
またラビリンスシール3には、静止体1とラビリンスシ
ール3との隙間g′を部分的に小さくするための段差1
1が設けられていて、これ【こよりラビリンスシール3
に働く軸方向スラストの軽i威がはがられている。
ところで、一般に回転流体機械内部の圧力は回転数の上
昇とともに高くなるが、本装置ではこの内部圧力を利用
して回転体2とラビリンスシール3との微小隙間8が制
御される。まず、回転体2が静止している時には、第1
図に示す支持バネ4a、4bの初期バネ力によって、ラ
ビリンスシール3は第1図に示す位置よl)も上方へ、
すなわち軸心とは逆の方向に押し上げられ。
ている。
次に、この回転流体機械が作動を開始して回転体2が回
り始めると、高圧側の圧力P。が上昇すると同時に、こ
の高圧側と通孔6,7によって連通している加圧室5の
圧力Ppも上昇し、これによりラビリンスシール3は軸
心方向へ押し下げられようとする。
しかし、ラビリンスシール3は、支持バネ4a、4bの
初期バネ力に打ち勝つまでは動かず、加圧室5の圧力が
初期バネ力を超えると、$1図および第2図に示すよう
に、ラビリンスシール3は軸心方向へ押し下げられる。
したがって、微小隙間gは初期の比較的大きな隙間から
図示のような十分に小さな隙間に変わる。
これらの動作により、回転体2とラビリンスシール3と
の接触が生じやすい回転体2の起動時には、微小隙間g
を比較的大きく保つことができ、回転体2の振動が減少
する定常運転時には、微小隙間gを十分に小さく保つこ
とができる。
ところで、上記の機構だけでは次のような問題点を生じ
ることがある。すなわち、回転流体機械内部の圧力は、
回転体2の回転数の変化のみならず負荷率の変化によっ
ても変化する場合か多いので、負荷率が増大した場合、
高圧側の圧力P。か非常に大きくなり、それによって加
圧室5の圧力も増大して必要具」二にラビリンスシール
3が軸心方向へ押し下げられ、回転体2どの接触を起こ
す恐れがある。
そこで、本発明の実施例では、第1図および第2図に示
すように、ラビリンスシール3の内側にボケ7)溝8が
形成されるとともに、このポケット溝8を高圧側と連通
させる通孔9かラビリンスシール3に穿設されている。
ポケット溝8は、第2図に示すように、各シール片3 
al 3 b+ 3 C+・・・の内仙1中央部におい
て、円周方向の長さplを持つように設けられている。
また、第1図に示すように、各シール片3a+3b+3
c+・・・において、ポケノl溝8のある部分ではフィ
ン]()は1個のみであるか、それ以外の部分では、第
3図に示すように、複数のフィン10が設けられている
前述のように、加圧室5の圧力か上昇して、ラビリンス
シール3が軸心方向へ移動し、微小隙間8がある程度減
少すると、ポケット溝8内の圧力Plか1−昇するので
、これに伴いラビリンスシール3には軸心方向と逆向き
の押し上げ力か働き、この圧力P1による押し上げ力と
支持バネ4.a、4bの力との和か、加圧室5において
生じる軸心方向への力と対抗するようになり、したか゛
ってラビリンスシール3は必要以上に軸心方向へ押し下
げられることはない。これにより回転体2とラビリンス
シール3との接触が防止され、しかも微小隙間8は十分
に小さく保たれるのである。
以上のように本実施例においては、回転流体機械め停止
中や低回転時の場合、さらに定常運転時にあっても負荷
率か小さい場合には、回転t4−2とラビリンスシール
3との微小隙間gが犬きく保たれるが、加圧室5のみな
らずポケット溝8をラビリンスシール3に設けることに
よって、回(体2の回転数ならびに負荷率の増大に関係
なく定常運転時において自動的に適切な微小隙間gが保
たれるのであり、回転体2とラビリンスシール3との無
用な接触が防止される。
なお、数式により本実施例が成立するための条件な求め
ると、次のようになる。
(1)微小隙間εとポケット溝8内の圧力P1との関係
今、低圧側の圧力を基準にしてP2=O(kgu+/C
m2)とする。
Po;高圧側の圧力       (kgw/cm2)
Pl;ポケット溝8の圧力    (kgw/cm2)
8 :隙間           (c+Ω)ρ1;ポ
ケット溝8の長さ    (cm)ρ1;フィン溝13
からの等価流入長さ (Cm)Ao;通孔9の等価面積
    (cm”)とすると、ポケット溝8への流入量
と、それらからの流出量とのバランスから、 P1=[(Ao+g’Ri)”/fgす12+(AQ+
gN 1)21] 1 p。
=CcmPo            ・・・(a)(
2)ラビリンスシール3の側面−12の摩擦力と軸心方
向への所要押し下げ力(−F)との関係Ap=b、・ρ
p:加圧室の加圧面積 (Cm2)(第1図および第2
図参照) A I ” CA A I) :ポケット溝8の面積(
Cm2)・・(b)Af;ラビリンスシール3の下面の
面積 (Cm2)μ ;ラビリンスシール3と静止体1
との間の静止摩擦係数 As;ラビリンスシール3側面の等価加圧面積(Cm2
)Pp=(1−β)Po−αP0;加圧室5の圧力(k
gu+/c+n”)(第1図参照) ・・(C) Fko;初期バネ力       (kgu+)k ;
バネ定数         (kgu+/cm)go;
初期隙間         (C1n)Pr;ラビリン
スシール3下面の平均圧力(kgu+/c+n2)とし
て摩擦力と半径方向の押し下げ力および押しとげ力との
関係は、 μAsP−≦l ApPp−A、Pl−AfPf−k(
go−g)−Fko l・・・(d) ただし、A「’;Ap−bIL=(1−CA)All 
 ・・(e)(d)式は(a)、(b)、(C)、(e
)式によりμ・(AsZAp)・ApPo ≦lApαPo  CAApCcPo  (l  CA
)ApPf−k(go g’1−Fkolしたがって、 μ・(AsZAp) ≦1α−CACc−(1−CA)(Pf/Po)  l
Fk、+k(s。−[1)I/AllPo1・・・(f
) この(f)式が本実施例の成立するための条件である。
また、第・1図は、横軸に回転体2とラビリンスシール
3との隙間gをとり縦軸に正負の押し上げ力Fをとって
、ある圧力P。における押し上げ力Fと隙間gとの関係
を示すグラフであり、2点鎖線の曲線■はボケシト溝8
の圧力P1による押し上げ力A、P、を示し、1点鎖線
の直線■は加圧室5の圧力pl+による押し下げ力A 
p P 11を示し、破線の直線■はバネ力k(go 
 g)で初期ハネ力Fko=0の場合を示している。し
たがって実線の曲線I+n+]IIが上記の力の和を示
し、押し下げ力(−Fμ)との交点の島の値は、高圧側
の圧力かP。であるときの隙間gの値となる。また、上
流側の圧力P。
の増減に応じて実線で図示する曲線(I+II+II[
)の傾斜も増減する。したがって、回転体2とラビリン
スシール3との隙間gの値gaも変化するので、希望す
る隙間8と圧力との関係を与えることができる。
次に本発明の第2実施例について説明すると、第5図に
示すごとく、本実施例ぞは、前述の第1芙施例における
ボケシト溝8が、ラビリンスシール3の両端に設けられ
ている。
この第2実施例は、回転体2の直径か大きくて、各シー
ル片3a、3b、3c、・・・の長さが長くなる場合に
適用すると、安定した動作が期待できる。
また第5図の装置では板バネ4か加圧室5に設けられて
いるが、これにより十分な加圧力か得られ、さらにこの
板バネ4と支持バネ4a、4bとによって、ラビリンス
シール3全体の揺れが少なくなるので、ラビリンスシー
ル3か安定するという利点かある。
たたし、池に適当なシール保持機構があれば、この板ハ
ネ4は省略できる。
なお、図示はしていないか、次のような変形例ら考えら
れる。すなわち、ボケシト溝8の圧力源として(幾械の
外部または内部の特定の部分の流体を用い、静止体1を
貫通してラビリンスシール3の低圧側の密着面12に至
る導管を設け、この途中に可変オリフィスを設けること
により、何らかの信号に応じてポケット溝8の圧力を制
御するようにしてもよい。この場合は、たとえば定格負
荷状態においても異常に振動が大きいときに、回転体2
とラビリンスシール3との隙間gを大とく保持すること
ができるので、自由度の高い隙間制御が可能となる。
また上述のような変形例では、圧力源としてラビリンス
シール3の高圧側よりも圧力の高い所をポケノート溝8
につなぐと、気体軸受の原理によって大きな押し」二げ
力か得られるため、回転体2とラビリンスシール3との
隙間gを、第1,2実施例の場合よりもはるかに小さく
できるので、漏れ損失をさらに減少させる利点がある。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明のラビリンスシール装置に
よれば、回転体とシールとの微小隙間を回転流体機械等
の運転状況に応して調節できるので、次のような利点が
得られる。
(1)回転流体機械の回転数上昇・下降の際の危険速度
通過時において回転体の振動が大きくなっても、回転体
とラビリンスシールとの接触が起こらないので、その接
触時に生じる回転体の曲がりや、それによる振動、シー
ルの摩耗等が回避される。
(2)回転流体機械の過渡的運転状態特に負荷率が低い
ときに、静止部に不均一な温度分布が生じて、その非軸
対称な変形による回転体との接触が起きやすく、(1)
項と同様な問題が生じるが、これも本発明の装置では隙
間gを大きく保持するので回避できる。
(3) (2)項の好ましくない変形を生している状態
で、すでに圧力が上昇して隙間か小さくなった場合でも
、本発明の原理により円周上のどのシール片の隙間も回
転体に対して一定に保持されるので、全運転条件下で静
止部分の変形を考慮する必要がない。
(4) (1)〜(3)項の効果によって全運転状態で
回転体とラビリンスシールとが接触することはなく、負
荷率の大きい状態で高いシール性能が得られるので、従
来のように回転体とラビリンスシールとの接触を回避す
るために、回転流体機械の組立てに際して回転体とラビ
リンスシールとの開に余分な隙間を与える必要がなくな
り、これによりラビリンスシールの漏れ損失が小さくな
って、機械の効率改善がはかれる。
(5)回転体が振動しながら回わった場合、回転体とラ
ビリンスシールとの隙間に不同を生じて不安定な振動を
助長するような力を生じる場合かあるが、本発明におい
ては隙間は一定に保持されるので、そのような心配かな
い。
(6)回転体とラビリンスシールとの間の微小隙間を調
節するために前述の実施例のように駆動源を流体機械内
部の流体の圧力を用いたものとすれば、全運転時を通じ
何ら外部からエネルギーや信号を供給する必要かなく、
また自動的に微小隙間が変更されるように調節しておく
ことか可能なので、自己完結型の制御かでと、したかっ
てメインテナンスフリーとなり、かつ信頼性および耐久
性が高くなる。
(7)回転流体機械内部の流体の圧力をラビリンスシー
ルの駆動源として利用できるので、シール温度が高温で
ある場合にも、特別の防熱等の保護手段を必要とせずに
シール駆動源が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の第1実施例としてのラビリンスシ
ール装置を示すもので、第1図はその要部を示す断面図
(第2図のI−I矢視断面図)、第2図は第1図の■−
■矢視断面図、第3図は第2図の■−■矢視断面図、第
4図は上記装置の作動状態の変化を示すグラフであり、
第5図は本発明の第2実施例としてのラビリンスシール
装置の要部を示す横断面図であり、第6゜7図は従来の
ラビリンスシール装置の一例を示すもので、第6図はそ
の要部を示す断面図(第7図の\71−\パ■矢視断面
図)、第7図は第6図の\・“■−\iII矢視断面図
であり、第8,9図は従来のラビリンスシール装置の他
の例を示すもので、第8図はその要部を示す断面図(第
9図の\・“■−\7]II矢視断面図)、@9図は第
8図の1X−IX矢視断面図である。 1・・回転流体機械の静止体、2・・回転体、3・・ラ
ビリンスシール、3a、31g3c・・シール片、4・
・板バネ、4a、4b・・支持バネ、5・・加圧室、6
.7・・通孔、8・・ポケット溝、9・・通孔、10・
・フィン、1]・・段差、12・・密着面、13・・フ
ィン溝、g・・微小隙間、g′ ・・隙間、P、・・高
圧側の圧力、Pl・・ポケット溝内の圧力、P2・・低
圧側の圧力、Pρ・・加圧室の圧力、1〕1・・ポケッ
ト溝の軸方向の長さ、bh・・静止体と回転体との距離
、br・・ラビリンスシールの軸方向の長さ、β1〕「
・・高圧側から通孔までの距離、β1・・ポケット溝の
円周方向の長さ、ρp・・各シール片の外側の円周方向
の長さ。 復代理人 弁理士  飯 沼 義 彦 第 1 区 ■1 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 ■→ 第7図 り■ 第8図 ■1 第9図 し■ 手続補正書 昭和60年 9月28E 昭和59年特 許願 第136294号2 発明の名称 ラビリンスシール装置 3 補正をする者 事件との関係 出願人 郵便番号   100 住所     東京都千代田区丸の内二丁目5番1号名
称(620)   三菱重工業株式会社4復代理人 郵便番号   160 住所     東京都新宿区南元町5番地3号5 補正
命令の日イ] 6 補正の対象 1      明細書の発明の詳細な説明の欄。 7 補正の内容 (1)明細書第11頁の第3行、第5行および第6行に
それぞれ記載された[kHJを、いずれもrk8Llと
訂正する。 (2)明細書第12頁第5〜14行に記載されたr  
Pp=(1−β)Po二〇P O:加圧室5の圧力(k
Bu+/cto” )(第1図参照) ・・(c) aAsP、≦tApPp  A+P1−Arpr  k
(go  g)  ”’。1・・・(d)」 を、次のとおり訂正する。 [P1]=(]−β)Po=aPo:加圧室5の圧力(
kBf/c+o2)(第1図参照) ・・(C) 一;摩擦力         (kgf)Fko;初期
バネ力       (kgf)k ;バネ定数   
      (kgflは)go;初期隙間     
    (clo)Pf;ラビリンスシール3下面の平
均圧力(kgf/cm’)として摩擦力と半径方向の押
し下げ力および押し上げ力との関係は、 μAsPo≦1ApPp AIP 1AfPf k(g
o−g) Fkol・・・(d)J (3)明細書第13頁第13行の「押し下げ力」を削除
する。 (4)明細書第13頁第14行の[(−Fμ月を、r−
FAJと訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転流体機械における回転体と同回転体の外側の静止体
    との間に所要の微小隙間を形成すべく、同静止体の内周
    に沿い支持バネを介して装着されたラビリンスシールを
    そなえ、同ラビリンスシールが複数の円弧状シール片で
    構成されて、これらのシール片を半径方向に駆動するこ
    とにより上記微小隙間を調節しうる流体圧式駆動機構が
    設けられ、同駆動機構が、上記シール片の外周面と上記
    静止体の内壁面との間に形成された加圧室と、上記回転
    体の回転作動に伴って高くなる機械内部圧を上記加圧室
    へ導入すべく上記シール片に形成された通孔とで構成さ
    れていることを特徴とする、ラビリンスシール装置。
JP13629484A 1984-06-30 1984-06-30 ラビリンスシ−ル装置 Pending JPS6116208A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148167A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Toshiba Corp 軸シール装置および回転機械
EP2806109A1 (en) * 2013-05-22 2014-11-26 Doosan Skoda Power S.r.o. Arrangement of a segmented retractable seal in a stator of a turbine
WO2020064354A1 (de) * 2018-09-27 2020-04-02 Siemens Aktiengesellschaft Dichtungsanordnung zwischen einer statorkomponente und einer rotorkomponente
JP2020525733A (ja) * 2017-07-03 2020-08-27 ヌオーヴォ・ピニォーネ・テクノロジー・ソチエタ・レスポンサビリタ・リミタータNuovo Pignone Tecnologie S.R.L. シーリングを設ける方法及びシーリングシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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