JPS61161610A - 可撓ケ−ブルのシ−ルド構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、屈曲を繰り返して受ける可撓ケーブル、例
えばエレベータケーブル等のシールド構造に関するもの
である。

〔従来の技術〕

第２図は従来の可撓性ケーブルを示す図である。

図において、（１）は円形によプ合せた複数の線心、（
２１は絶縁体、（３）は電気用軟鋼線あるいは場メッキ
軟鋼線を素線としたシールド用編組、（４）は耐熱、耐
水性をもたせるための外部被覆である。

従来の可撓ケーブルのシールド構造にあっては、上記の
ような銅編組構造ものが主力であり、それぞれ可撓性を
有するとともに、銅編組構造によりシールドを行うよう
に構成されていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の可撓ケーブルのシールド構造は以上のように構成
されているので、可撓ケーブルが繰返して屈曲を受ける
と、編組（３）の銅素線同士がこすれ合い、摩耗して断
線し、シールド効果を損うばかりでなく、断線した素線
が絶縁体（２）につきささって貫通し、導体ｆｌｌｌｃ
接触して短絡するというネル合が発生することがあった
。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、シールド用編組の素線同士のこすれ合いを
なくすようＫすることを目的とする０ 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る可撓ケーブルのシールド構造は、シール
ド用銅線と耐摩耗性を有する繊維とを交互ＫｍＭ＋Ｌ、
て構成される。

〔作用〕

この発明によるシールド構造は、シールド用鋼線と耐摩
耗性の繊維とを交互に編み込む構造とをっているので、
可撓ケーブルが繰返し屈曲を受けた場合にも銅線同士の
こすれ合いが生ぜず、従って断線等によって生じる不都
合をなくすことができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図によって説明する。第１
図において、（１１は円形により合せた複数人の線心、
（２）は絶縁体、（３）は電気用軟鋼線あるいは傷メッ
キ軟鋼線等からなる素線（３ａ）と、　可撓性があって
耐摩耗性＆Ｃ優れた繊維（６ｂ）とを交互に編み込んだ
シールド用編組、（４）は外部被覆である。

上記のように構成される可撓ケーブルは、銅線からなる
素線（６ａ）と、可撓性があって耐摩耗性に優れ、かつ
高強度を有する繊維、例えば、芳香族ナイロン系の繊維
などを交互に編組したものを、線心（１１上疋絶縁体１
２＋を介して設ける。このようにすると、銅線（６ａ）
同士のこすれ合いかなくなり、摩滅して断線することに
よるシールド効果の低下や、断線した素線（６ａ）が絶
縁体（２）を突き破って線心（１１を短絡させるという
不都合を防止できる。

また、介在する繊維（６ｂ）の伸びが少ないと、引張シ
やねじりが可撓ケーブルに付刀口された場合に介在繊維
（６ｂ）が強度部材として作用し、線心（１）Ｋかかる
負荷を軽減することができ、電線の寿命を向上させうる
。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、シールド用編組部材
を、銅線と可撓性があって＃摩耗性に優れた繊維とを交
互に編み込む構造としたので、こすれ合いＫよる断線で
シールド効果を損うとか、線心の短絡とかの不都合が生
じることはなく、可撓ケーブルの寿命を向上させること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）はこの発明の一実施例による可撓ケーブル
の側面図、（ｂ）はその正面図、第２図（ａ）は従来の
可撓ケーブルを示す側面図、（ｂ）はその正面図である
。 図において、（１１は線心、（２）は絶縁体、（３）は
シールド編組、（３ａ）は銅線、　（６ｂ）は繊維、（
４）は外部＃柵。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　弁理士　木　村　三　朗 第１図 （ａ）　　　（ｂ） ３・シー・しＦ゛録キエ　　　第　２　図３′ｏ：巾旦
浄皐

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数本の線心の外周に絶縁体を介してシールド用編組を
   配置し、さらにその外周に外部被覆を施してなる可撓ケ
   ーブルにおいて、 シールド用銅線等と耐摩耗性を有する繊維とを交互に編
   組したことを特徴とする可撓ケーブルのシールド構造。