JPS61161481A - 放射能測定装置 - Google Patents

放射能測定装置

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JPS61161481A
JPS61161481A JP205085A JP205085A JPS61161481A JP S61161481 A JPS61161481 A JP S61161481A JP 205085 A JP205085 A JP 205085A JP 205085 A JP205085 A JP 205085A JP S61161481 A JPS61161481 A JP S61161481A
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JP
Japan
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ray detector
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radioactivity
beta
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JP205085A
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Etsuo Kono
河野 悦雄
Matsuzo Shinozaki
篠崎 松蔵
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は物体、特に管またはダクト等の中空状物体の
内、°外表面に付着した放射能を内側と外側とを区別し
て測定す□ることができる放射能測定装置に・関する。
〔従来の技術〕
・一般に、物体の表面に付着した放射能の検出。
測定は次の1)〜3)の理由から、被計測対象物体に接
近して配置された、これと略同じ大きさのβ線検出器に
て行なわれる。
1)計測対象となる放射能核種は、壊変に際してβ線を
放出する。
2)物質透過能の低いβ線は、物体の表面に付着した放
射能だけから放射される。つまり、物質透過能の高いT
線は物体の内部に付着した放射能からも放射され、この
ため物体表面部からのものとの区別がつかない。
3)外部からの放射線による妨害が少ない。
しかしながら、放射性物質取扱施設または装置等を解体
した場合に発生する管、ダクト類については、その外表
面だけでなく内部表面の放射能付着有無の検査も不可欠
である。このため、管またはダクトの内面にβ線検出器
を挿入して、その検出を行なう方法が考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
管またはダクトの内面にβ線検出器を挿入する方法には
、以下の如き問題点がある。
イ)管またはダクトの各口径に合う検出器がそれぞれ必
要となり、被測定対象に応じた使い分けが要求される。
口)検出器有感部と計測物体表面間距離は、充分な検出
効率を確保し得る所定値以下に保つことが必要である。
特に、小口径検出器ですべての口径の管、ダクトに対応
しようとすると、計測物内壁と検出器間距離を所定値以
下に保って掃引(走査)するための複雑な機構部が必要
となる。
ハ)長尺の管、ダクト端面より挿入する長尺の検出部の
ための位置保持機構が必要である。
〔問題点を解決するための手段〕
β線検出器とγ線検出器とを対向配置するとともに、被
測定対象物である中空状物体を所定量ずつ移送させる移
送機構と、物体を移送方向軸のまわりに回転させる回転
機構と、各放射線検出器出力にもとづいて所定の演算を
行なう演算装置とを設ける。
〔作用〕
第1図はこの発明の特徴を最もよく表わす主要図、第2
図は成る金属(鉛)におけるγ線の透過率を示すグラフ
である。
ところで、原子炉や核燃料加工施設等の放射性質を取り
扱う施設における主要放射性物質は、壊変に際してβ線
、γ線の両者を放出する。例えばコ′パルトロ0(60
G、)の半減期、β線放出割合、β線平均エネルギー、
γ線放出割合およびγ線平均エネルギーはそれぞれ5.
27年、1粒子/壊変、96に、V(キロ電子ボルト)
7粒子。
2光子/壊変および1.25M、V (メガ電子ボルト
)/光子の如くであり、また、セシウム137(137
C,)のそれらは30年、1.189粒子/壊変、21
2に、v/粒子、0.984光子/壊変および0.60
7M、V/光子である。
こ\に、β線は物質透過能力が弱く、数ミリから数セン
チの厚さの金属よりなる被測定物内面に付着したこれら
の放射性物質が放出するβ線は、その外面近傍に配置さ
れたβ線検出器では検出することができない。つまり、
β線検出器は被測定物の外表面に付着している放射能だ
けを検出する。
一方、γ線は物質透過能力が高いので、数ミリから数セ
ンチ程度の金属板、例えば鉛板では第2図からも明らか
なように1〜3割程度しか減衰せず、このためγ線検出
器は被測定物の外面だけでなく内面に付着した放射能を
も検出してしまう。したがって、雨検出器の計測値から
算出される放射能の差から、被測定物の内面に付着して
いる放射能を知ることができる、ことになる。   ゛
なお、実際には評価用基準線源に対する放射能値はβ線
計測による場合とγ線計測による場合とで異なること、
放射性物質核種により1壊変当たりの放出放射線割合が
異なること、γ線の物質透過能力がそのエネルギーによ
って異なり被測定物内面の放射能がγ線検出器に与える
計測値はその核種によって異なること等の理由から、単
純には雨検出器計測値の差から内面放射能を求めること
はできない。このため、内面放射能計測のためには被測
定物の材質およびその壁厚(厚さ)ならびに検出対象核
種の種類等を決め、これらをパラメータとして数々の計
測を行なってその計測値と放射能との関係を予め求めて
おくことが必要となる。
次に、第1図を参照してこの発明の作用を具体的に説明
する。なお、同図において、1はβ線検出器、2はγ線
検出器、3は被測定物となる中空状の物体である。
第1図の如く、被測定対象物となる中空状物体3の外周
に近接してβ線検出器1とγ線検出器2とを配置し、β
線検出器1によって対象物の一方側の放射能を検出測定
する一方、対象物の同一箇所をγ線検出器2によって計
測し、対象物の外面および内面に付着している放射能を
検出測定する。
このとき、対象物3と各検出器1.2を同図(イ)の如
く配置して第1回目の検出測定を行ない、次いて同図(
ロ)の如く対象物3の上下関係を逆にして(180度回
転させて)第2回目の検出測定を行なう。
いま、同図(イ)の如き配置関係にあるときの放射能を
外側、内側、内側、外側のそれぞれについてA+ 、A
z 、A3 、Aaとし、β線検出器とγ線検出器の感
度係数をそれぞれβ1、T1、T2゜γ1.γ4とし、
β線検出器とγ線検出器の出力をそれぞれ(N、)。、
  (Nイ)。とすると、これらの間には次式の如き関
係が成立する。
(N、)。=A4β1       ・・・・・・(1
)(N7)。=A+  T+  +Az Tz +A3
 73 +A4T4        ・・・・・・(2
)一方、対象物を(イ)に対して180度回転させた(
口)の場合のβ線検出器とr ’ft=%検出器の出力
をそれぞれ(N、g)+s。、(N)+s。とすると、
これらについては次式が成立する。
(N4)+s。= A l β、      ・・・・
・・(3)(N)+s。= Aa  T +  + A
3  γz+A2  γ3+/’z  T4     
  ・・・・・・ (4)こ\に、感度係数β1および
T1〜γ4は、基準の放射線源を用いて材質、厚み等の
パラメータ毎の数々の実験等によって予めわかっている
ので、(4)式に代入して連立方程式を解くことにより
、中空状物体における内面の放射能Az 、A3を求め
ることができる。
〔実施例〕
第3A図はこの発明による移送機構の具体例を示す構成
概要図、第3B図はこの発明による演算処理システムの
具体例を示すブロック図である。
第3A図において、1はβ線検出器、2はTvA検出器
、3は被測定物体(中空状物体)、4は搬送機構、5は
高さ検出器、6は回転機構、7はβ線検出器用駆動部で
ある。また、第3B図において、8はI10ボード81
.中央処理装置(CP U)82およびマンマシン制御
ボード83等からなる演算制御装置、9はCR7表示装
置、10はキーボード、11はプリアンプ、12は第2
A図の移送機構4および回転機構6等を含む駆動機構、
13は操作表示部である。
β線検出器lは、例えば公知のガスフローカウンタまた
はγ線に対する感度を極度に低減するように設計された
比較的薄目のプラスチック、シンチレータからなり、駆
動部7により図面の上、下方向(S)に駆動される。こ
れは、被測定物3に近接してその検出を行なうためであ
り、これと関連して高さ検出器5が設けられ、これによ
って搬送機構4による被測定物3の移送途中において、
該被測定物3の高さが検出され、゛これに応じてβ線検
出器lの高さが駆動部7にて調節される。γ線検出器2
は、1例えば公知のN、1シンチレータまたは厚目のプ
ラスチックシンチレータからなり、β線検出器1と対向
して設けられる。被測定物3は雨検出器の寸法に相当す
る長さ分ずつ検出部へ送られ、所要の検出感度を満たす
に充分な時間だけとXまり、こ\で所定の計測が行なわ
れる。被測定物の全長が検出部を通過すると被測定物は
再び最初の位1に戻され、こ\で回転機構6により所定
の角度だけその長手方向軸のまわりに回転された後、再
び上記と同じく矢印R方向の移送と測定が繰り返される
。なお、これら各機構部分の制御は第2B図の演算制御
装置8によって行なうことができる。こうして、被測定
物3の全周にわたるβ線、γ線の計測が行なわれる。β
線検出器1およびT線竺出器2からの出力は、移送機構
4お   。
よび回転機構6からの位置および角度情報と\もに、第
2B図の演算制御装置8へ与えられる。。
演算制御装置8は、β線検出器1およびγ線検″出器2
からの出力をプリアンプ11.110ボー ・・・ド8
1等を介して受け、この検出器出力と既知の ゛°゛デ
ータである各種感度係数とにもとづき、先の第(1)〜
(4)式の如き演算を行ない、被測定物外面と内面の各
放射能を求める。したがって、各材質、厚み毎に異なる
各種の感度係数は、データとして予め記憶させておくこ
とが必要である。
なお、プリアンプの後段に波高弁別器を設けるようにす
れば、被測定物にか\わる核種の情報を成る程度得るこ
とができるので、適応範囲に関する制限事項をゆるめる
ことができる。また、被測定物の厚ざに関するデータは
、その都度キーボード10を介して入力することもでき
るが、例えばこれを画像処理して検出する装置を設ける
ようにすれば、この種のデータを自動的に人力すること
が可能となり、さらに適用対象を拡大することができる
。なお、演算結果はCRT表示装置9にて表示すること
ができるが、このかわりまたはこれと並列にプリンタを
設けることができるのは云う迄もない。
〔発明の効果〕
この発明によれば、被測定物の外周に配置された検出器
のみでその内面に付着した放射能を検出測定することが
できるので、内面汚染測定のために複雑な機構を用いる
ことなく、経済的かつ効率的に放射能汚染検査を実施、
運営することができる利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の特徴を最も良く表わす主要図、第2
図は成る金属(鉛)におけるγ線の透過率を示すグラフ
、第3A図はこの発明による移送機構の具体例を示す構
成概要図、第3B図はこの発明による演算処理システム
の具体例を示すブロック図である。 符号説明 1・・・β線検出器、2・・・T線検出器、3・・・被
測定物(中空状物体)、4・・・移送機構、5・・・高
さ検出器、6・・・回転機構、7・・・β線検出器用駆
動部、8・・・演算制御装置、9・・・CR7表示装置
、10・・・キーボード、11・・・プリアンプ、12
・・・駆動機構、13・・・操作表示部、81・・・I
10ボード、82・・・中央処理装置(CPU)、83
・・・マンマシン制御ボード。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎   清 II  図 (イ)                (ロンwE 
2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長尺の中空状物体の外周に近接して対向配置されるβ線
    検出器およびγ線検出器と、これら検出器に対して該物
    体を所定量ずつ相対的に移動させる移送機構と、該物体
    を移送方向軸のまわりに所定角度ずつ回転させる回転機
    構と、物体の外側第1面がβ線検出器と対向して移送さ
    れるときの該物体の所定部分における第1のγ線検出器
    出力と外側第1面のβ線検出器出力および該物体の外側
    第2面がβ線検出器と対向して移送されるときの前記物
    体の所定部分と同じ部分の第2のγ線検出器出力と外側
    第2面のβ線検出器出力のうち外側第1、第2面の各β
    線検出器出力から物体の外側第1、第2面の放射能を演
    算し該演算された外側の放射能と前記第1、第2γ線検
    出器出力とから中空状物体内面の放射能を演算する演算
    装置とを備えてなる放射能測定装置。
JP205085A 1985-01-11 1985-01-11 放射能測定装置 Granted JPS61161481A (ja)

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JP205085A JPS61161481A (ja) 1985-01-11 1985-01-11 放射能測定装置

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JP205085A JPS61161481A (ja) 1985-01-11 1985-01-11 放射能測定装置

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JPS61161481A true JPS61161481A (ja) 1986-07-22
JPH0511589B2 JPH0511589B2 (ja) 1993-02-15

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308590A (ja) * 1987-06-10 1988-12-15 Nippon Atom Ind Group Co Ltd 汚染形態判別装置
US4866277A (en) * 1988-06-02 1989-09-12 Westinghouse Electric Corp. Conveyor apparatus for detecting radioactive material in garments
JPH04131727U (ja) * 1991-05-29 1992-12-04 株式会社島津製作所 風防付き天びん

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63308590A (ja) * 1987-06-10 1988-12-15 Nippon Atom Ind Group Co Ltd 汚染形態判別装置
US4866277A (en) * 1988-06-02 1989-09-12 Westinghouse Electric Corp. Conveyor apparatus for detecting radioactive material in garments
JPH04131727U (ja) * 1991-05-29 1992-12-04 株式会社島津製作所 風防付き天びん

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