JP2736186B2 - 汚染/放射化放射能識別装置 - Google Patents

汚染/放射化放射能識別装置

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JP2736186B2
JP2736186B2 JP3190040A JP19004091A JP2736186B2 JP 2736186 B2 JP2736186 B2 JP 2736186B2 JP 3190040 A JP3190040 A JP 3190040A JP 19004091 A JP19004091 A JP 19004091A JP 2736186 B2 JP2736186 B2 JP 2736186B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放射能による汚染物と放
射化物の識別を行うことができる識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射性物質取扱施設の管理区域内の物品
を持ち出す時には、サーベメータにより前記物品の汚染
検査を行う。前記物品が汚染されていた場合には、これ
に十分な除染を施した後再び汚染サーベメータにより測
定し、反応があればそれは放射化物であり、なければ汚
染物であると識別している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような識別手段
においては、汚染物、放射化物の識別を行うのに、測
定、除染、再測定の手順を踏まなければならない。これ
は対象物が小形の工具のようなものである場合には比較
的容易に実施することができるが、例えば老朽化した原
子炉の解体時に発生する大量の廃棄物の識別を行うには
問題がある。すなわち、除染、再測定を施すことは極め
て非効率であるだけでなく、識別に携わる作業員の放射
線被爆量も増大する。
【0004】本発明は上記の事情に基づきなされたもの
で、高効率でしかも作業員の放射線被爆量を最小限とし
て汚染/放射化放射能の識別をなし得る識別装置を提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の汚染/放射化放
射能識別装置は、β線測定手段およびγ線測定手段を備
えた測定ヘッドと、測定ヘッドによって被測定物の両側
から測定されたデータを入力し、一方の側から測定され
たβ線とγ線の測定比とこれと反対の側から測定された
β線とγ線の測定比との比率を演算して、予め作成され
た汚染物の放射能と放射化物の放射能の割合による前記
比率の変化曲線に基づいて被測定物が汚染物か放射化物
かを識別する識別手段とを具備することを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の本発明の汚染/放射化放射能識別装
置においては、測定対象物が汚染物であった場合には、
汚染面からのβ線は前記β線検出器により検出され、γ
線はγ線検出器によって検出される。測定対象物の前記
汚染面とは反対側の面の測定を行った場合には、汚染面
からのβ線は測定対象物自体に遮られβ線検出器で測定
されないが、物質透過能力の大きなγ線は測定対象物に
遮られることなくγ線検出器において測定される。
【0007】従って、前記汚染物の場合汚染面における
β線/γ線計数率比と反対側の面のそれとの間には、顕
著な差を生じる。測定対象物が放射化物である場合に
は、どの面の測定を行ってもβ線/γ線計数率比に差を
生じることはない。
【0008】本発明においてはこれを利用して汚染/放
射化物識別手段によって識別を行うものである。
【0009】
【実施例】図1は本発明一実施例の全体構成を示す模式
図、図2Aは前記実施例による測定態様を示す模式図、
図2Bは測定原理を説明するための線図である。図1に
おいて、γ線検出器1を上段に、β線検出器2を下段に
して構成された測定ヘッドHの各検出器1、2の出力
は、信号処理手段10、10を経由して汚染/放射化物
識別手段である計算機11に入力されている。図中3は
測定対象物を示している。
【0010】上記構成の実施例において、汚染/放射化
放射能の識別は次のようにしてなされる。すなわち、測
定対象物3が汚染物でありその汚染面が前記測定ヘッド
Hに正面対向しているとして、図2Bはβ線検出器2に
検出されたβ線4(図2A)の計数率およびγ線検出器
1により検出されたγ線5(図2A)の計数率の比を縦
軸にとり、汚染面の面積を横軸にとってそれら両者間の
関係を示す線図で、前記両者間の関係はこの図の曲線6
で示されている。
【0011】また、前記測定対象物3の反対側の面に前
記測定ヘッドHと同様の構成の測定ヘッドHaを正面対
向させたとき、これにより得られる前記同様の関係は図
2Bに曲線7で示されている。曲線7は曲線6の場合に
比して検出されるβ線の割合が極端に少ないことを示し
ている。
【0012】なお、図2Bから測定対象物3の汚染面の
面積が変化してもβ線/γ線の計数率比に大きな変化は
見られないことがわかる。
【0013】図3は測定対象物が放射化物である場合の
測定態様を示す模式図である。この図において、測定ヘ
ッドHのβ線検出器2により検出されたβ線4の計数率
およびγ線検出器1により検出されたγ線5の計数率の
比と、測定ヘッドHaのβ線検出器2aにより検出され
たβ線4の計数率およびγ線検出器1aにより検出され
たγ線5の計数率の比は、図2Bにおいて説明したよう
に面積が変化してもβ線/γ線計数率比に変化が見られ
ないところから、放射化物を測定したときそのどの面の
測定を行っても大きく変化することはない。
【0014】これ等のことかから、測定対象物3の汚染
面のβ線検出器2とγ線検出器1それぞれのβ線4、γ
線5の計数率の比と、反対側の面に正面対向する測定ヘ
ッドHaのβ線検出器2aとγ線検出器1aそれぞれの
β線4、γ線5の計数率の比との比率を弁別指標とした
とき、図4は前記弁別指標を縦軸にとり、厚みの異なる
測定対象物3の汚染部の放射能と放射化部の放射能との
割合(0に近付くほど完全な放射化物に近付く)を横軸
にとって、それら両者間の関係を示している。この図か
ら、測定対象物3の汚染部の割合が増加するにつれて、
汚染物と放射化物の弁別指標は約1から18に増加する
ことがわかり、特に汚染部の放射能と放射化部の放射能
との比が約0.1から約10までの領域での変化が顕著
であるため、汚染物と放射化物との識別性がよい。
お、汚染物と放射化物の放射能比による弁別指標の変化
は、測定対象物3の厚みにより若干変化するが、測定対
象物3の測定に先立ち、測定対象物の形状に応じて図4
に示す測定データを用意しておくことにより、汚染/放
射化を精度よくかつ容易に識別することができるととも
に、汚染部と放射化部が混在した場合その混合割合も明
確に判別することができる。
【0015】上記から明らかなように、本発明によれば
図2Aに示すように測定対象物3を挟んで測定ヘッド
H、Haを対称的に配置して測定を行うことにより、測
定対象物3に除染を施すことなく汚染/放射化放射能の
識別を行うことができる。
【0016】なお、本発明は上記説明した実施例のみに
限定されない。上記実施例は老朽化した原子炉の解体時
に生じる大量の廃棄物の識別につき本発明を適用したも
のであるが、放射線取扱施設の管理区域の軽微な改造に
伴う比較的少量の廃棄物の識別に適用してもよい。
【0017】図5は上記のような少量の廃棄物の識別に
使用するに適した他の実施例の模式的斜視図である。こ
の図において、測定対象物3にはγ線汚染検査サーベメ
ータ8およびβ線汚染検査サーベメータ9が対向されて
いる。また、測定対象物3は図示しない手段により反転
されるようにしてある。前記各サーベメータ8、9の測
定対象物3の各面の計数率を計算機11に入力して必要
な演算を行わせ、その結果を表示させる。このようにし
て測定対象物3の汚染/放射化放射能の識別を行うこと
ができる。測定対象物3を反転させたりしなければなら
ないので、前記実施例のように大量の廃棄物の識別に使
用するには適しないが、少量の廃棄物の識別には十分対
処することができる。
【0018】図6Aは本発明のさらに他の実施例の模式
的斜視図、図6Aはその変形例の同様の斜視図である。
この実施例においては図1に示した実施例と同様の測定
ヘッドHが1個のみ使用され、図6Aにおいては測定対
象物3の反転を行わせるようにしてあり、図6Bにおい
ては測定ヘッドHの移動がなされるようにしてある。こ
の実施例においては1台の測定ヘッドにより2台のそれ
を使用した装置と同様に識別を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように本発明の
装置によれば、測定対象物の除染を行ったり再測定を行
ったりすることなく、測定対象物が汚染物であるか放射
化物であるか、またはその混在であるかを精度よく識別
することができるので、この測定対象物に対する最も適
切な処理を的確に判断することができ、作業効率の向上
を図ることができる。また、作業員の放射線被量を著
しく減少させることができ、作業の安全性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の全体構成を示す模式図であ
る。
【図2】Aは前記実施例による測定態様を示す模式図、
Bは測定原理を説明するための線図である。
【図3】測定対象物が放射化物である場合の測定態様を
示す模式図である。
【図4】弁別指標を縦軸にとり、厚みの異なる測定対象
物の汚染部の放射能と放射化部の放射能との割合を横軸
にとって、それら両者間の関係を示す線図である。
【図5】少量の廃棄物の識別に使用するに適した他の実
施例の模式的斜視図である。
【図6】Aは本発明のさらに他の実施例の模式的斜視
図、Bはその変形例の同様の斜視図である。
【符号の説明】
1………γ線検出 2………β線検出器 3………測定対象物 10………信号処理手段 11………計算機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 β線測定手段およびγ線測定手段を備え
    た測定ヘッドと、 前記測定ヘッドによって被測定物の両側から測定された
    データを入力し、一方の側から測定されたβ線とγ線の
    測定比とこれと反対の側から測定されたβ線とγ線の測
    定比との比率を演算して、予め作成された汚染物の放射
    能と放射化物の放射能の割合による前記比率の変化曲線
    に基づいて前記被測定物が汚染物か放射化物かを識別す
    る識別手段とを具備することを特徴とする 汚染/放射化
    放射能識別装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2565877B2 (ja) * 1986-09-11 1996-12-18 株式会社東芝 放射性廃棄物選別装置
JP2563341B2 (ja) * 1987-06-10 1996-12-11 株式会社東芝 汚染形態判別装置

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