JPS61160728A - 変倍フアインダ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は変倍ファインダーに関し、４ＩｌＦＫ−眼レフ
カメラ、ビデオカメラ、レンズシャッターカメラ等のカ
メラにおいて好適な変倍に伴う歪曲収差の変動により生
じるファインダー像の観察上の違和感全改善し、良好な
るファインダー像の観ｗｔ金可能とした変倍ファインダ
ーに関するものである。

従来より撮影系の変倍と共にファインダー系の一部のレ
ンズ群ヲ移動させてファインダー像の変倍を図った変倍
ファインダーが種々提案されている。

このうち例えば特公昭２７−３０２４号公報や特開昭５
３−６３０１４号公報では逆ガリレオフアインダ−にお
いて対物レンズ管圧と負の屈折力の２つのレンズ群に分
割し、このうち負の屈折力のレンズ群を移動させて撮影
系の変倍に対応させて変倍を行つ比変倍ファインダーが
提案されている。

特開昭５４−１６１９３１号公報や特開昭５７−１７３
８２４　号公報では、ファインダーの視野枠を撮影系の
変倍と共に連続的に変化させ九ファインダーが提案され
ている。

一般に多くの変倍ファインダーはカメラ内の小さな空間
に配置する為に全系の小型化を図９つつ所定の変倍比を
得、しかも良好なるファインター像が得られるように構
成されている。しかしながら多くの変倍ファインダーは
諸収差のうち球面収差、コマ収差、非点収差等は比較的
艮〈補正されて−るが歪曲収差はかなり多く残存してい
る場合が多い。例えば広角端では排温（補正不足）、望
遠端では糸巻型（補正過剰）となっている場合が多い。

このときの歪曲収差量はファインダー系の小屋化を図る
につれて又変倍比を高めるにつれて増大する傾向がある
。

実験によるとファインダー像の歪曲収差は最大画角で±
５％を越えるとファインダー像の歪みが目立ち観察者に
違和感を与えるといわれている０ 変倍に伴う歪曲収差の変動を少なくし全体的に歪曲収差
を小さくした変倍ファインダー倉達成するにはし／ズ枚
数を増加させ友り、非球面を導入し友りしなければなら
ない。この結果多くの場合ファインダー系が大型化し、
カメラ内に組み込むのが困ＩｓＫなってくる。

本発明は変倍に伴う歪曲収差の変動によるファインダー
像の観察上の違和感を軽減し、良好なるファインダー像
の観察を可能とした変倍ファインダーの提供を目的とす
る。

本発明の目的を達成する為の変倍ファインダーの主たる
特徴は、一部Ｏし／ズ群を移動させてファインダー倍率
を変化させる変倍ファインダーにおいて、変倍ファイン
ダーの歪曲収差の変化に対応させてファインダー視野内
の視野枠の形状を変化させｔことである。

特に本発明においてはファインダーの視野枠をエレクト
ロクロミック素子や液晶等で樽を、長方形、糸巻型の３
つのパターン部のうち変倍ファインダーの歪曲収差の形
状に対応させて少なくとも２つのパターン部を有するよ
うにして構成し、これらのパターン部を選択的に若しく
は同時に動作させて視野枠の形状を変化させていること
である。

例えば継型と糸巻ＭＯ２つのパターン部で視野枠を構成
し、広角側よシ望遠側への変倍に伴って継機から糸巻型
へと視野枠を変化させている。これによってファインダ
ー像の観察上の違和感ｔ−軽減させている。

次に本発明の一実施例を各図と共に説明する。

第１図は本発明を逆ガリレオ式のマークファイ／ダ一に
適用したときの一実施例の光学系の概略図である。同図
においてｌは凸し／ズ、２は変倍用の凹レンズであり矢
印の如く移動式せてファインダー倍率の変倍を行ってい
る。本実施例では凸し／ズ１と凹レンズ２で対物レンズ
を構成している。３は接眼レンズ、６はファインダーの
視野枠の形成されているフレームで反射鏡５とハーフミ
ラ−４ｔ−介して接眼レンズ３により７アイ／ダー像と
共に観察されるようになっている。フレーム６の視野枠
は第２図、第３図に示すように液晶若しくはエレクトロ
クロミック素子等より成るドツト状のパターンで形成し
友樽製と糸巻型の２つのパターン部ヲフレーム６上に重
ねるようにして構成している。そして変倍用レンズ９の
変倍状態を変倍位置検出手段７により検出し視野枠の形
状を周知の制御方法によりエレクトロクロミック素子若
しくは液晶を作動させて継型と糸巻型とのパターン間で
変化させている。

即ち変倍ファインダーの歪曲収差が変倍に伴い例えば広
角側で補正不足となっているときは視野枠ｔ−Ｓａとし
、望遠側で補正過剰となっているときは視野枠を糸巻型
となるように変化させている。

第４図■、■は変倍ファインダーが広角側と望遠側のと
きで視野枠を変化させなかつｔときに観察されるファイ
ンダー像であシ、第５図囚。

■は本発明によって視野枠を広角側と望遠側で各々継型
と糸巻型に変化させたときく観察されるファインダー像
である。

第４図囚、＠、第５図（４）、＠より明らかのように本
発明によれば視野枠を変倍ファインダーの歪曲収差に対
応させて変化させることによりファインダー像の観察上
の違和感をかなり軽減させることが出来る。

本実施例において視野枠のバター７部を第６図に示すよ
うに例えば液晶等によシ領域１４　、１５の２つの領域
に分け、領域１４　、１５の双方を黒化させて樽型とし
、領域１５のみを黒化させて長方形とし、領域１４　、
１５を共和透明にして糸巻型となるように３つのパター
ンｇを有するように構成し、変倍ファインダーの歪曲収
差の状態に対応させて、例えば広角側では樽型、中間で
は長方形、望遠側では糸巻型へと変化させるようにして
も良い。

又視野枠を３つに限らず樽型と長方形、着しくけ長方形
と糸巻型の２つの形状で構成し、両者間で変化させるよ
うにしても良い。

尚本実施例において７フイ／グーの視野枠の形状を黒い
弾性体の帯状のもので形成し、この弾性体を外からの機
械的若しくは電気的な手段により圧縮若しくは引張させ
て視野枠の形状を連続的若しくは不連続的に変化させる
ことも可能で６る。

本実施例において、視野枠を液晶、エレクトロクロミッ
ク素子等で形成し友ときは同一の１質で視野枠の一部に
測光、副距マーク、′Ｉ！！舌マーク等の情報マークを
配置すれば簡単な構成でこれらの情報マークを表示する
ことが可能となる＠ 以上のように本発明によれば変倍ファインダーの変倍に
伴ってファインダーの視野枠の形状を変化させることに
よ〕、変倍ファインダーの歪曲収差の変動による７アイ
／ダー像の歪みから生じる観察上の違和感を軽減させ良
好なるファインダー像の観察が可能となる。又変倍ファ
インダー系を比較的少ないし／ズ枚数で構成することが
できし／ズ全系の小型化及び変倍ファインダーの高変倍
比を容易に達成することができる。特に高変倍化に伴い
歪曲収差量の多いファインダー系ＶＣは好適である。

表画面の簡単な説明 第１図は本発明の一実施例の光学系の概略図、第２囚、
第３図は各々本発明に係るファインダー視野枠の一実施
例の説明図、第４図は従来のファインダー像の説明図、
第５図は本発明によるファインダー像の説ａＡ図、第６
図は本発明に係る視野枠の一実施例の説明図である。第
４図、第５図において（ト）、ノ）は各々変倍ファイン
ターの歪曲収差が補正不足と補正過剰のときの説明図で
ある。図中１は凸レンズ、２は変倍用の凹レンズ、３は
接眼レンズ、４はハーフミラ−１５は反射鏡、６はフレ
ームである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）一部のレンズ群を光軸方向へ移動させてファイン
   ダー倍率を変化させる変倍ファインダーにおいて、前記
   変倍ファインダーの変倍に伴う歪曲収差の変化に対応さ
   せてファインダー視野内の視野枠の形状を変化させたこ
   とを特徴とする変倍ファインダー。
2. （２）前記ファインダー内の視野枠を樽型、長方形そし
   て糸巻型の３つのパターン部のうち少なくとも２つのパ
   ターン部を有するように構成し、変倍に伴い前記複数の
   パターン部を選択的に若しくは同時に表示させて視野枠
   の形状を変化させたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の変倍ファインダー。