JPS611599A - 舶用推進装置のパワー・ステアリング装置 - Google Patents
舶用推進装置のパワー・ステアリング装置Info
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- JPS611599A JPS611599A JP60115184A JP11518485A JPS611599A JP S611599 A JPS611599 A JP S611599A JP 60115184 A JP60115184 A JP 60115184A JP 11518485 A JP11518485 A JP 11518485A JP S611599 A JPS611599 A JP S611599A
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- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/06—Steering by rudders
- B63H25/08—Steering gear
- B63H25/14—Steering gear power assisted; power driven, i.e. using steering engine
- B63H25/18—Transmitting of movement of initiating means to steering engine
- B63H25/22—Transmitting of movement of initiating means to steering engine by fluid means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
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- B63H20/02—Mounting of propulsion units
- B63H20/06—Mounting of propulsion units on an intermediate support
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
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- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/12—Means enabling steering
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
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- B63H25/02—Initiating means for steering, for slowing down, otherwise than by use of propulsive elements, or for dynamic anchoring
- B63H2025/028—Initiating means for steering, for slowing down, otherwise than by use of propulsive elements, or for dynamic anchoring using remote control means, e.g. wireless control; Equipment or accessories therefor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、船外機および船尾駆動装置の如きパワー・ス
テアリング装置を含む舶用推進装置に関する。 舶用推進装置のための従来技術の操舵装置を開示する下
記の米国特許を参照されたい。即ち、米国特許番号
発行年月日 特許権者2,939,41.7
1960年6月7日 Hammock3.63
1.833 1972年1月4日 Shiman
ckas3.774..568 1973年1月27
日 Borst4.227.481 1980
年10月14日 Cox等4.295.833
1981年10月20日 Borst4、.373.
920 1983年2月15日 Hal1等4
.419.084 1983年12月6日 1
3orstまた、下記の係属中の米国特許出願を参照さ
れたい。即ち、 1981年8月17日出願のFergusonの米国特
許番号第293,324号、1983年4月14日出願
のHall等の同第485,028号、1983年4月
14日出願のHan−の同第484,900号および1
983年12月5日出願のHa]1の同第558,04
1号。 Shimanckasの米国特許第3,631,833
号に開示された動力補助機構は、艇体の横梁材に対して
接続されたピストン・ロツl−゛を含み、従って艇体に
取付けられた支持装置上に完全に支持されず、操舵運動
を生じるため推進装置に対して結合されていない。Ha
ll等の米国特許第4.373.920号に開示された
操舵機構は、アクチュエータにより推進装置に対して加
えられる操舵力を増加させるための動力補助としては機
能しない。Borstの米国特許第4.4.19,08
4号において開示された動力補助機構は、電動機によっ
て駆動され押し引き索によりされる歯車装置を含んでい
る。 本発明はまた、推進機、艇体上に支持されかつ略々水平
方向の傾斜軸心の周囲に前記推進機の傾斜運動および傾
斜軸心を横切る操舵軸心の周囲に反対方向の操舵枢動運
動を可能にするため推進機と結合された支持装置および
傾斜軸心に対[2固定された平行な位置関係で延長する
軸心を有しかつシリンダを反対側に駆動するシリンダお
よびピストンを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立体
を含み、このシリンダとピストンの何れか一方が液圧作
動シリンダ組立体の軸心の軸方向へ運動しないように固
定され他方は軸方向に運動可能であり、相互に運動可能
な弁部材と弁)\ウジングを有する制御弁組立体を含む
舶用推進装置を提供するものである。前記弁ハウジング
は、加圧された作動流体の供給源に対して結合されるよ
うになっており、かつ前記シリンダの反対側に流体作用
的に結合されており、前記弁部材および弁ハウジングは
相互に運動可能で作動流体供給源からシリンダに対する
作動流体の流れを制御する。弁ハウジングおよび弁部材
の一方は共に運動するようにシリンダおよびピストンの
他方と結合され、オペレータの操作に応答して弁ハウジ
ングと弁部材の一方に対する弁部材と弁ハウジングの他
方の変位を生じるための装置が弁ハウジングと弁部材の
他方と結合され、制御弁組立体によるシリンダに対する
加圧された作動流体の付加に伴ってシリンダとピストン
の他方の運動に応答して推進機の操舵運動を生じるだめ
の装置が推進機をシリンダとピストンの他方に対して結
合する。 本発明はまた、推進機と、略々水平方向の傾斜軸心の周
囲における推進機の傾斜運動およびこの傾斜軸心を横切
る操舵軸心の周囲の反対方向の枢動運動を可能にするた
めの艇体上に結合されかつ推進機に対して結合される支
持装置と、シリンダとこのシリンダ内に配置されたピス
トンを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立体とを設け
、このシリンダとピストンの一方が液圧作動シリンダ/
ピストン組立体の軸方向に運動しないように固定されか
つ他方が軸方向に相対的に運動可能であり、相互に回転
自在かつ軸方向に運動可能な弁部材と弁ハウジングを含
む制御弁組立体を設けた舶用推進装置を提供するもので
ある。弁部材は傾斜軸心と略々一致する軸心上で軸方向
に運動可能であり、弁ハウジングは加圧作動流体の供給
源に対して結合されるようになっておりまたシリンダの
反対側に対して液圧作用的に結合され、弁部材および弁
ハウジングは作動流体の供給源からシリンダに対する作
動流体の流れを制御するため相互に運動可能である。弁
ハウジングおよび弁部材の一方は共に運動するようにシ
リンダとピストンの他方と結合され、オペレータの操作
に応答して弁ハウジングと弁部材の一方に対して弁部材
と弁ハウジングの他方を変位させるための装置が弁ハウ
ジングど弁部材の他方に対して結合されており、制御弁
組立体によるシリンダに対する加圧作動流体の付加に伴
って前記シリンダとピストンの他方の運動に応答して推
進機の操舵運動を生じるための装置がシリンダとピスト
ンの他方に対して推進機を結合している。 本発明はまた、推進機と、艇体上に増刊げられ、かつ略
々水平な傾斜軸心の周囲の推進機の傾斜運動およびこの
傾斜軸心を横切る操舵軸心周囲の反対方向への操舵枢動
運動を可能にするため推進機に対して結合されるように
なった装置と、シリンダとこのシリンダ内に配置された
ピストンを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立体とを
設け、このシリンダとピストンの一方が液圧作動シリン
ダ/ピストン組立体の軸方向に運動しないように固定さ
れかつ支持装置上に完全に支持され、シリンダとピスト
ンの他方はシリンダとピストンの一方に対して軸方向に
運動可能であり、相互に運動可能な弁部材と弁ハウジン
グを有する制御弁組立体を設けた舶用推進装置を提供す
るものである。前記弁ハウジングは、加圧された作動流
体の供給源に対して結合されるようになっており、また
シリンダの反対側に液圧作用的に結合され、この弁部材
と弁ハウジングは作動流体の供給源からシリンダに対す
る作動流体の流れを制御するため相互に運動可能である
。弁ハウジングと弁部材の一方は共に運動するようにシ
リンダとピストンの他方と結合され、オペレータの操作
に応答して弁ハウジングと弁部材の一方に対して弁部材
と弁ハウジングの他方を変位させるための装置が弁ハウ
ジングと弁部材の他力に対して結合され、制御弁組立体
によるシリンダに対する加圧作動流体の伺加に伴ってシ
リンダとピストンの他方の運動に応答して推進機の操舵
運動を生じるため推進機がシリンダとピストンの他方と
結合されている。 一実施例においては、前記弁部材および弁ハウジングは
相互に回転自在かつ軸方向に運動可能であり、弁部材は
傾斜軸心と略々一致する軸心の周囲で軸方向に運動可能
である。 一実施例においては、アクチュエータが弁部材に対して
結合される押し引きケーブルを含んでいる。 本発明はまた、推進機と、操舵軸心の周囲で反対方向へ
の推進機の操舵枢動運動を可能にするため艇体上に取付
けられかつ推進機に対して結合されるようになった支持
装置と、アクチュエータにより推進機に対して与えられ
た操舵力を増大させるためアクチュエータを推進機に対
して作用的に結合するための動力補助装置とを含む舶用
推進装置を提供するものである。この動力補助装置は、
前記支持装置上に完全に支持され、またシリンダと、内
部で往復運動するようにシリンダ内に支持されるピスト
ンと、このピストンに対して結合された伸縮可能なピス
トン・ロッドとを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立
体と、前記ピストン・ロッドを選択的に伸縮させるため
の制御装置とを含んでいる。この制御装置は、相互に回
転自在かつ軸方向に運動可能な第1と第2の部材を有す
る。 これら部材の一方は、アクチュエータの運動に応答して
相互に軸方向に運動するようにアクチュエータに対して
結合されるようになっており、他方の部材は内部で共に
運動するようにピストン・ロッドに対して結合され、か
つ他方の部材の運動に応答して推進機の操舵運動を生じ
るように推進機に対して結合されている。 本発明はまた。推進機と、艇体上に取付けられかつ操舵
軸心の周囲に反対方向に推進機の枢動運動を生じるため
推進機に対して結合されるようになった支持装置と、推
進機の操舵運動を行なうように推進機に対して結合され
かつある軸心とシリンダととのシリンダ内に取付けられ
たピストンとを有する液圧作動シリンダ/ピストン組立
体とを設け、このシリンダとピストンの一方は前記液圧
作動シリンダ/ピストン組立体の軸心の軸方向運動を行
なわないように固定され、他方はシリンダとピストンの
一方に対して軸方向に運動可能であり、左旋回位置と操
舵無変更位置と右旋回位置の間で相互に運動可能な弁ハ
ウジングと弁部材を含む制御弁組立体とを設けた舶用推
進装置を提供するものである。弁ハウジングは、加圧さ
れた作動流体の供給源に対して結合され、作動流体ポン
プに対1.て結合され、かつシリンダの反対側と流体作
用的に結合されるようになっており、弁部材は弁ハウジ
ングと共働可能であると共に弁組立体が操舵無変更位置
にある時加圧流体供給源をサンプおよびシリンダの反対
側と流通状態に結合するよう操作可能であり、かつ弁組
立体が左旋回位置にある時は加圧流体供給源を一方のシ
リンダの側と連通状態に結合し、かつシリンダの反対側
をサンプど連通状態に結合するよう操作可能であり、ま
た弁組立体が右旋回位置にある時は加圧流体供給源を他
方のシリンダの他の側と連通状態に結合しかつシリンダ
の一方の側をサンプと連通状態に結合するよう操作可能
であるランl−”装置を有する。 本発明はまた、推進機と、艇体上に支持されかつ操)館
軸心の周囲に反対方向に推進機の操舵枢動運動を生じる
ため推進機に対[5,て結合されるようになった支持装
置と、アクチュエータにより推進機に対して加えられる
操舵力を増大させるため推進機に対してアクチュエータ
を作用的に結合するだめの動力補助装置とを含む舶用推
進装置を提供するものである。この動力補助装置は、シ
リンダと、シリンダ内部で往復運動するようにその内部
に取付けられたピストンと、このピストンに対して結合
された伸縮自在なピストン・ロッド゛どを有する液圧作
動シリンダ/ピストン絹立体と、前記ピストン・ロツl
−”を伸縮させるためシリンダの反対側に関して作動流
体の流入流出を・選択的に制御するため加圧作動流体の
供給源にして結合されるようになった制御装置とを含ん
でいる。この制御装置は相互に回転自在でありかつ軸方
向に運動可能′f、f、第1と第2の部材を有1−7、
こ才1ら部材の一方はアクチュエータの運動に応答1.
て(也力に対して軸方向の運動を生じろようにアl 5
f−+−エータに対[7て結合されるようになつ−〔(
。ナ゛、また他方の部材は−1(に運動するようにピス
トン・「ノットに対1〜て結合さね、かつ他方の部材の
運動に応答して推進機の操舵連動を生じるよ’)i’t
t#[機に対し2で結合さねている。 本発明の主な特徴の1つは、艇体」−に支持された支持
装置上に完全に支持されかつ推進機に対して結合されて
操舵運動を生じるパワー・ステアリング装置を含む舶用
推進装置の提供にある。 本発明の別の主な特徴は、液圧作動シリンダ/ピストン
組立体と、ピストン・ロッドを選択的に伸縮させかつ推
進機の操舵運動を生じる押し引きケーブルを含むアクチ
ュエータにより操作される制御弁とを有するコンパクト
なパワー・ステアリング装置を含む舶用推進装置の提供
にある。 本発明の他の主な特徴は、制御弁が相互に運動可能な弁
部材と弁ハウジングを有し、弁部材が推進機の傾斜軸心
と略々一致する軸心上で軸方向に運動可能である次の小
節で述べるパワー・ステアリング装置を含む舶用推進装
置の提供にある。 本発明の他の主な特徴は、複数の推進機と、1つの離れ
た位置のアクチュエータにより一緒に操作することがで
き、かつこれら推進機が相互に独立的に傾斜することを
可能にするように構成された各装置毎に1つのパワー・
ステアリング装置とを含む舶用推進装置の提供にある。 本発明の他の主な特徴は、複数の推進機と、全ての推進
機を操舵するための1つのパワー・ステアリング装置と
を含む舶用推進装置の提供にある。 本発明の他の特徴、特質および利点については、以下の
詳細な記述、図面および頭書の特許請求の範囲を検討す
れば当業者にとっては明らかとなろう。 本発明の実施態様の少なくとも1つについて詳細に説明
するに先立ち、本発明はその用途において以下本文に記
し図面に示される構造の細部および構成要素の配置に限
定されるものではないことを理解すべきである。本発明
は他の実施態様が可能であり、種々の方法で実施するこ
とができる。 また、本文において用いられた語句は記述の目的のため
のものであって限定と見做されるべきではないことも理
解すべきである。 図面に示されているのは、本発明の種々の特徴を包含す
る船外機または船尾駆動装置の如き舶用推進装置である
。例示された特定の構造においては、この舶用推進装置
10は、内燃機関16を収容する上部動力ヘッドj4と
、従来周知の動力伝達装置を介して機関16に対して結
合される回転自在に支持されたプロペラ20を支持する
下部装置18とを有する推進機J2を含む船外機の形態
を呈する。 略々水平方向の軸心の周囲における垂直方向の傾斜運動
、および傾斜軸心を略々横切る操舵軸心の周囲における
両方向の枢動運動を行なうように艇体の横梁材22上に
前記推進機12を支持するための装置が設けられている
。種々の支持装置が使用可能であるが、例示した特定の
構造においては、この装置は艇体上の横梁材22上に支
持された支持ブラケット即ち横梁材ブラケット24と、
水平方向に延在する枢着即ち傾斜チューブ28を介して
横梁材ブラケット24に対して枢着された枢動即ち旋回
ブラケット26とを含んでいる。更に、前記横梁材ブラ
ケット24は、傾斜チューブ28を枢動自在に収受する
孔34を有するj対の横方向に隔てて置かれたアーム3
0.32を有する。 旋回ブラケット26は、前記横梁材ブラケットのアーム
30.32に隣接して配置されかつ傾斜チューブ28を
収受する開口40を有する1対のラグ36.38を有す
る。旋回ブラケット26は、本例においては傾斜軸心と
呼ばれる傾斜チューブ28の水平方向軸心42の周囲で
横梁材ブラケット24に対して略々垂直面内で傾斜運動
即ち枢動運動を行なう。 推進機12は、前記旋回ブラケット26に対して略々水
平面内で、かつ本例においては操舵軸心と呼ばれるキン
グ・ピン44の略々垂直な軸心46の周囲で反対方向に
推進機12の枢動運動を可能にするキング・ピン44に
より旋回ブラケット26に結合されている。 操舵軸心46の周囲において推進機12の操舵運動を生
じるための装置が設けられている。種々の操舵装置が使
用可能であるが、例示した特定の構造においては、この
装置はキング・ピン44と推進機12に対して固定され
た後部と、前記キング・ピン44と推進機]2を操舵軸
心46の周囲に枢動させるためのレバー・アームを提供
する前方に延長するアーム部50とを有する舵柄即ち操
舵アーム48を含んでいる。 この操舵装置はまた、艇体上に支持されたハウジング即
ちフレーム54と、このフレーム54により回転自在に
支持されかつ操舵輪58を支持する軸56とを含む離れ
た位置に置かれた操舵アクチュエータ即ち操舵装置52
を含んでいろ。この操舵装置52は、舵輪58の回転運
動に応答して推進機12の操舵のための枢動運動を生じ
るように操舵ケーブル組立体6oを介して操舵アーム4
8のアーム部50に対し結合されている。例示する特定
の構造においては、操舵ケーブル組立体6゜は、ねじ部
材64によって一端部が傾斜チューブ28の一端部に固
定された外側のケーブル鞘部62と、鞘部62に対して
運動可能な内部の可撓性を有する部材即ち押し引きケー
ブル66を含んでいる。この押し引きケーブル66の一
端部は、舵輪の軸56に対して作用的に結合されている
。 押し引きケーブル66により操舵アーム48に対して加
女られる操舵力を増大させるため、操舵装置52を推進
機12に対して作用的に結合する動力補助装置67が設
けられている。例示した特定の構造においては、この動
力補助装置即ちパワー・ステアリング装置67は旋回ブ
ラケット26上に完全に支持され、押し引きケーブル6
6の一端部と操舵アーム48のアーム部50との間に結
合され、かつ伸縮する時推進機12の枢動運動を生じる
伸縮自在な操舵リンクを有する液圧作動シリンダ/ピス
トン組立体68を含んでいる。この/ξクワ−ステアリ
ング装置67はまた、舵輪58の回転運動に応答して、
従って押し引きケーブル66の軸方向運動に応答して前
記操舵リンクを選択的に伸縮させるための制御装置をも
含んでいる。 液圧作動シリンダ/ピストン組立体68は、傾斜軸心4
2に対して平行に隔てられた位置関係において配置され
る固定された長手方向軸心7】を有するシリンダ70と
、軸方向の往復運動を行なうように前記シリンダ70の
内側に支持されたピストン72とを含んでいる。このピ
ストン72は中心部間ロア3を有し、前記シリンダ70
を両側即ち第1と第2の圧力室74..76に分割して
し・る。 シリンダ70の一端部78は、中心部開口82を有する
端壁面80によって閉鎖されている。端壁面の開口82
を貫通して摺動自在に延長して操舵リンクを形成する管
状のピストン・ロッド86の内端部84は、ピストン7
2に対して固定可能に結合され、ピストン・ロッド86
の外端部88はシリンダ70かも外方へ延長している。 ピストン・ロッド86は、外側の管状部分90と、ビス
)・〕ノの開ロア3を介して延長して第1の圧力室74
と連通する第1の通路を形成する内側の管状部分92と
をイTする。この内側の管状部分92は外側の管状部分
90と同心状を呈して、これと共に第2の管状通路96
を画成し、この通路はピストン72付近で外側の管状部
分90における開口98を介して第2の圧力室96と連
通して℃・る。 ピストン72は、機関16、またはノくソテリまA1は
機関]6により駆動されろ発電機により作動されろ電動
機(図示せず)の如き他の動力源により直接駆動するこ
とができるポンプ100によって連続的に供給されろ加
圧された作動流体により作動される。このポンプ100
は、管路1.06によりツーンプ即ち貯溜部104に対
し、また供給管路102によりピストン/シリンダ組立
体68に対して結合されている。ピストン/シリンダ組
立体68からの作動流体は、戻り管路108を経て貯溜
部]04へ排出される。過大な圧力が生じた場合には、
作動流体は供給管路】02から管路]、 10および通
気弁即ち逃し弁112を介して戻り管路1.08に流れ
る。 戻す管路110は、バイパス管路111および逆止弁1
13を介して供給管路102に対して接続されている。 ピストン・ロッド86を伸縮させるため第1と第2のi
t力室74.76に関して作動流体の流入流出を選択的
に制御する制御装置が設けられて(・る。 例示された特定の構造においては、この装置1、第1σ
)部材即ち弁/Sウジング116と、相互に運動可能な
第2の部材即ちスゾール弁118を含む制御弁114を
含んでいる。このスプール弁118は押し引きケーブル
66と結合され、押し引きケープ/L’66と結合され
、押し引きケー ノル66の運動に応答して弁ハウジン
グ1】6に対して軸方向に運動可能である。ピストン・
ロッド8Gのシリンダ70に対する軸方向運動は操舵ア
ーム48に対して伝達され、ピストン・ロッド86と弁
ハウジング116の堅固な結合および一端部122が操
舵アーム48のアーム部50に対して枢着されかつ反対
側端部124が弁ハウジング116に対して枢着された
堅固な結合リンク120により、軸心46の周囲におけ
る推進機12の枢動運動を生じる。 前記弁ハウジング116は、スプール弁118が第1の
即ち左旋回位置と、第3図に最もよく示される第3の即
ち中心位置即ち操舵の不変更位置の反対側における第2
の即ち右旋回位置との間で軸方向に運動するように支持
される軸方向に延長する略々円筒状の孔即ち腔部126
を有する。作動流体は、供給管路102と連通状態に結
合された入口ポ−)128および制御弁114の中心部
の環状溝130を経て腔部126へ導入される。作動流
体は、腔部126から中心部溝1300両側に隔てられ
た制御弁114の環状端部溝132および134、およ
び戻り管路108と連通するように結合された1つの通
路即ち組合された戻りポート137に合流する各戻りポ
ート即ち通路135. ’ 136を介して、腔部12
6から排出される。 作動流体は、腔部126からシリンダ70に対し、また
シリンダ70から腔部126へ中間の環状溝138、1
40および弁ノ功ジング116における各操舵用ポート
ちsZ −) 142.144を介して流れる。 この操舵用ポート142はピストン・ロッド86の第1
の通路94(即ち、内側の管状部分92の内側)と連通
状態に結合され、操舵用ポート144はピストン・ロッ
ド86の第2の通路96(即ち、内側と外側の管状部分
92.90間の環状通路)と連通状態に結合されている
。 前記スプール弁118は、その両側から隔てられた拡大
された円筒状の中心部分即ちラン)”1.46と拡大さ
れた円筒状の端部部分即ちランド148.150を有す
る。このランド”1.46.148.150は、スプ−
ル弁118の軸方向運動の間腔部126の内壁面と摺動
自在にかつ封止可能に係合している。 スプール弁118には、パワー・ステアリング装置の故
障の際に弁ハウジング116の両端部と係合しかつ押し
引きケーブル66をスプール弁118と機械的に結合す
るための肩部材が設けられている。 例示された特定の構造においては、スプール弁118は
弁ハウジング116の両端部から外方へ突出する両側の
端部152.154を有する。一方の端部152は弁ハ
ウジング116と係合することができかつ以下において
更に詳細に述べる図示された操舵不変更位置から左旋回
位置へのスプール弁118の軸方向運動を許容するため
充分な距離だけ前記弁ハウジングから隔てられたワッシ
ャ156を保持している。このワッシャ156は、スプ
ール弁端部152の最も外側部分に対して螺合されるナ
ツト158により所定位置に保持される。 スプール弁118の他端部154は、ボルト162とナ
ラl−164により、押し引きケーブル66の端部と結
合されかつ入口、4f−)128内側で相対的に軸方向
運動するように案内される中空の部材即ちラム166に
対して枢着されたU 17ンク160を有する。押し引
きケーブル66およびラム166の舵輪58の回転自在
に応答する軸方向運動は、スプール弁118の弁ハウジ
ング116に対する軸方向運動を生じる。ワッシャ15
6と同様に、前記Uリンク160の外表面168は弁ハ
ウジング116の端部と係合可能であり、またこれから
以下に更に゛詳細に述べる操舵不変更位置から右旋回位
置へのスプール弁118の軸方向運動を許容するに充分
な距離だけ隔てられている。 スプール弁118が操舵不変更位置にある時、中心部ラ
ン)]46は中心部溝130を部分的に覆う即ち遮断し
、端部のランド148.150は各端部溝132、1.
34を部分的に覆う即ち遮断する。加圧された作動流体
は入口5T−)128から中心部溝130内へ流入し、
更に中心部ランド146の両側を通って腔部126内に
流入する。第1の圧力室74は、第1の通路94.ポー
ト142および中間溝138を介して腔部126と連通
状態にある。第2の圧力室76は、開口98、第2の通
路96、ポート144および中間溝140を介して腔部
126と連通状態にある。このように、スプール弁11
8が操舵不変更位置にある時、ピストン720両側は加
圧流体に曝されるのである。 押し、引きケーブル66が運動させられない時、ピスト
ン・ロッド86の伸縮運動は弁ハウジング116をスプ
ール弁118に対して軸方向運動させる。第1の圧力室
74に面する側のピストンの面積は、ピストン・ロッド
86により占められる空間のため、第2の圧力室76に
面する側の面積よりも大きい。このため、スプール弁1
18が中心位置即ち操舵不変更位置へ移動される時、ピ
ストン720両側に略々等しい圧力を生じるようにピス
トン720両側に働く圧力が平衡するまで、ピストン・
ロッド86は延長して第3図における右方へ弁ハウジン
グ]16を移動させようとする。即ち、中心部ラン)’
146と中心部溝130の左側縁部間の開口の大きさは
減少され、これにより第1の圧力室74に対して加えら
れる流体圧力を減少させるカー中心部ランr 146と
中心部溝130の右側縁部間の開口の大きさは増大し、
このため第2の圧力室76に対して加わる流体圧力を増
大させる。 推進機12に対して作用してこれを軸心46の周囲に枢
動させようとする外部の作用力は同様に抵抗を受ける。 例えば、推進機12を第2図における反時計方向に枢動
させようとする作用力は、弁ハウジング116を右方へ
運動させようとして中心部ランl’146と中心部溝1
.30の右側縁部間の開口を増大させるが、中心部ラン
l−゛146と中心部溝130の左側縁部間の開
テアリング装置を含む舶用推進装置に関する。 舶用推進装置のための従来技術の操舵装置を開示する下
記の米国特許を参照されたい。即ち、米国特許番号
発行年月日 特許権者2,939,41.7
1960年6月7日 Hammock3.63
1.833 1972年1月4日 Shiman
ckas3.774..568 1973年1月27
日 Borst4.227.481 1980
年10月14日 Cox等4.295.833
1981年10月20日 Borst4、.373.
920 1983年2月15日 Hal1等4
.419.084 1983年12月6日 1
3orstまた、下記の係属中の米国特許出願を参照さ
れたい。即ち、 1981年8月17日出願のFergusonの米国特
許番号第293,324号、1983年4月14日出願
のHall等の同第485,028号、1983年4月
14日出願のHan−の同第484,900号および1
983年12月5日出願のHa]1の同第558,04
1号。 Shimanckasの米国特許第3,631,833
号に開示された動力補助機構は、艇体の横梁材に対して
接続されたピストン・ロツl−゛を含み、従って艇体に
取付けられた支持装置上に完全に支持されず、操舵運動
を生じるため推進装置に対して結合されていない。Ha
ll等の米国特許第4.373.920号に開示された
操舵機構は、アクチュエータにより推進装置に対して加
えられる操舵力を増加させるための動力補助としては機
能しない。Borstの米国特許第4.4.19,08
4号において開示された動力補助機構は、電動機によっ
て駆動され押し引き索によりされる歯車装置を含んでい
る。 本発明はまた、推進機、艇体上に支持されかつ略々水平
方向の傾斜軸心の周囲に前記推進機の傾斜運動および傾
斜軸心を横切る操舵軸心の周囲に反対方向の操舵枢動運
動を可能にするため推進機と結合された支持装置および
傾斜軸心に対[2固定された平行な位置関係で延長する
軸心を有しかつシリンダを反対側に駆動するシリンダお
よびピストンを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立体
を含み、このシリンダとピストンの何れか一方が液圧作
動シリンダ組立体の軸心の軸方向へ運動しないように固
定され他方は軸方向に運動可能であり、相互に運動可能
な弁部材と弁)\ウジングを有する制御弁組立体を含む
舶用推進装置を提供するものである。前記弁ハウジング
は、加圧された作動流体の供給源に対して結合されるよ
うになっており、かつ前記シリンダの反対側に流体作用
的に結合されており、前記弁部材および弁ハウジングは
相互に運動可能で作動流体供給源からシリンダに対する
作動流体の流れを制御する。弁ハウジングおよび弁部材
の一方は共に運動するようにシリンダおよびピストンの
他方と結合され、オペレータの操作に応答して弁ハウジ
ングと弁部材の一方に対する弁部材と弁ハウジングの他
方の変位を生じるための装置が弁ハウジングと弁部材の
他方と結合され、制御弁組立体によるシリンダに対する
加圧された作動流体の付加に伴ってシリンダとピストン
の他方の運動に応答して推進機の操舵運動を生じるだめ
の装置が推進機をシリンダとピストンの他方に対して結
合する。 本発明はまた、推進機と、略々水平方向の傾斜軸心の周
囲における推進機の傾斜運動およびこの傾斜軸心を横切
る操舵軸心の周囲の反対方向の枢動運動を可能にするた
めの艇体上に結合されかつ推進機に対して結合される支
持装置と、シリンダとこのシリンダ内に配置されたピス
トンを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立体とを設け
、このシリンダとピストンの一方が液圧作動シリンダ/
ピストン組立体の軸方向に運動しないように固定されか
つ他方が軸方向に相対的に運動可能であり、相互に回転
自在かつ軸方向に運動可能な弁部材と弁ハウジングを含
む制御弁組立体を設けた舶用推進装置を提供するもので
ある。弁部材は傾斜軸心と略々一致する軸心上で軸方向
に運動可能であり、弁ハウジングは加圧作動流体の供給
源に対して結合されるようになっておりまたシリンダの
反対側に対して液圧作用的に結合され、弁部材および弁
ハウジングは作動流体の供給源からシリンダに対する作
動流体の流れを制御するため相互に運動可能である。弁
ハウジングおよび弁部材の一方は共に運動するようにシ
リンダとピストンの他方と結合され、オペレータの操作
に応答して弁ハウジングと弁部材の一方に対して弁部材
と弁ハウジングの他方を変位させるための装置が弁ハウ
ジングど弁部材の他方に対して結合されており、制御弁
組立体によるシリンダに対する加圧作動流体の付加に伴
って前記シリンダとピストンの他方の運動に応答して推
進機の操舵運動を生じるための装置がシリンダとピスト
ンの他方に対して推進機を結合している。 本発明はまた、推進機と、艇体上に増刊げられ、かつ略
々水平な傾斜軸心の周囲の推進機の傾斜運動およびこの
傾斜軸心を横切る操舵軸心周囲の反対方向への操舵枢動
運動を可能にするため推進機に対して結合されるように
なった装置と、シリンダとこのシリンダ内に配置された
ピストンを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立体とを
設け、このシリンダとピストンの一方が液圧作動シリン
ダ/ピストン組立体の軸方向に運動しないように固定さ
れかつ支持装置上に完全に支持され、シリンダとピスト
ンの他方はシリンダとピストンの一方に対して軸方向に
運動可能であり、相互に運動可能な弁部材と弁ハウジン
グを有する制御弁組立体を設けた舶用推進装置を提供す
るものである。前記弁ハウジングは、加圧された作動流
体の供給源に対して結合されるようになっており、また
シリンダの反対側に液圧作用的に結合され、この弁部材
と弁ハウジングは作動流体の供給源からシリンダに対す
る作動流体の流れを制御するため相互に運動可能である
。弁ハウジングと弁部材の一方は共に運動するようにシ
リンダとピストンの他方と結合され、オペレータの操作
に応答して弁ハウジングと弁部材の一方に対して弁部材
と弁ハウジングの他方を変位させるための装置が弁ハウ
ジングと弁部材の他力に対して結合され、制御弁組立体
によるシリンダに対する加圧作動流体の伺加に伴ってシ
リンダとピストンの他方の運動に応答して推進機の操舵
運動を生じるため推進機がシリンダとピストンの他方と
結合されている。 一実施例においては、前記弁部材および弁ハウジングは
相互に回転自在かつ軸方向に運動可能であり、弁部材は
傾斜軸心と略々一致する軸心の周囲で軸方向に運動可能
である。 一実施例においては、アクチュエータが弁部材に対して
結合される押し引きケーブルを含んでいる。 本発明はまた、推進機と、操舵軸心の周囲で反対方向へ
の推進機の操舵枢動運動を可能にするため艇体上に取付
けられかつ推進機に対して結合されるようになった支持
装置と、アクチュエータにより推進機に対して与えられ
た操舵力を増大させるためアクチュエータを推進機に対
して作用的に結合するための動力補助装置とを含む舶用
推進装置を提供するものである。この動力補助装置は、
前記支持装置上に完全に支持され、またシリンダと、内
部で往復運動するようにシリンダ内に支持されるピスト
ンと、このピストンに対して結合された伸縮可能なピス
トン・ロッドとを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立
体と、前記ピストン・ロッドを選択的に伸縮させるため
の制御装置とを含んでいる。この制御装置は、相互に回
転自在かつ軸方向に運動可能な第1と第2の部材を有す
る。 これら部材の一方は、アクチュエータの運動に応答して
相互に軸方向に運動するようにアクチュエータに対して
結合されるようになっており、他方の部材は内部で共に
運動するようにピストン・ロッドに対して結合され、か
つ他方の部材の運動に応答して推進機の操舵運動を生じ
るように推進機に対して結合されている。 本発明はまた。推進機と、艇体上に取付けられかつ操舵
軸心の周囲に反対方向に推進機の枢動運動を生じるため
推進機に対して結合されるようになった支持装置と、推
進機の操舵運動を行なうように推進機に対して結合され
かつある軸心とシリンダととのシリンダ内に取付けられ
たピストンとを有する液圧作動シリンダ/ピストン組立
体とを設け、このシリンダとピストンの一方は前記液圧
作動シリンダ/ピストン組立体の軸心の軸方向運動を行
なわないように固定され、他方はシリンダとピストンの
一方に対して軸方向に運動可能であり、左旋回位置と操
舵無変更位置と右旋回位置の間で相互に運動可能な弁ハ
ウジングと弁部材を含む制御弁組立体とを設けた舶用推
進装置を提供するものである。弁ハウジングは、加圧さ
れた作動流体の供給源に対して結合され、作動流体ポン
プに対1.て結合され、かつシリンダの反対側と流体作
用的に結合されるようになっており、弁部材は弁ハウジ
ングと共働可能であると共に弁組立体が操舵無変更位置
にある時加圧流体供給源をサンプおよびシリンダの反対
側と流通状態に結合するよう操作可能であり、かつ弁組
立体が左旋回位置にある時は加圧流体供給源を一方のシ
リンダの側と連通状態に結合し、かつシリンダの反対側
をサンプど連通状態に結合するよう操作可能であり、ま
た弁組立体が右旋回位置にある時は加圧流体供給源を他
方のシリンダの他の側と連通状態に結合しかつシリンダ
の一方の側をサンプと連通状態に結合するよう操作可能
であるランl−”装置を有する。 本発明はまた、推進機と、艇体上に支持されかつ操)館
軸心の周囲に反対方向に推進機の操舵枢動運動を生じる
ため推進機に対[5,て結合されるようになった支持装
置と、アクチュエータにより推進機に対して加えられる
操舵力を増大させるため推進機に対してアクチュエータ
を作用的に結合するだめの動力補助装置とを含む舶用推
進装置を提供するものである。この動力補助装置は、シ
リンダと、シリンダ内部で往復運動するようにその内部
に取付けられたピストンと、このピストンに対して結合
された伸縮自在なピストン・ロッド゛どを有する液圧作
動シリンダ/ピストン絹立体と、前記ピストン・ロツl
−”を伸縮させるためシリンダの反対側に関して作動流
体の流入流出を・選択的に制御するため加圧作動流体の
供給源にして結合されるようになった制御装置とを含ん
でいる。この制御装置は相互に回転自在でありかつ軸方
向に運動可能′f、f、第1と第2の部材を有1−7、
こ才1ら部材の一方はアクチュエータの運動に応答1.
て(也力に対して軸方向の運動を生じろようにアl 5
f−+−エータに対[7て結合されるようになつ−〔(
。ナ゛、また他方の部材は−1(に運動するようにピス
トン・「ノットに対1〜て結合さね、かつ他方の部材の
運動に応答して推進機の操舵連動を生じるよ’)i’t
t#[機に対し2で結合さねている。 本発明の主な特徴の1つは、艇体」−に支持された支持
装置上に完全に支持されかつ推進機に対して結合されて
操舵運動を生じるパワー・ステアリング装置を含む舶用
推進装置の提供にある。 本発明の別の主な特徴は、液圧作動シリンダ/ピストン
組立体と、ピストン・ロッドを選択的に伸縮させかつ推
進機の操舵運動を生じる押し引きケーブルを含むアクチ
ュエータにより操作される制御弁とを有するコンパクト
なパワー・ステアリング装置を含む舶用推進装置の提供
にある。 本発明の他の主な特徴は、制御弁が相互に運動可能な弁
部材と弁ハウジングを有し、弁部材が推進機の傾斜軸心
と略々一致する軸心上で軸方向に運動可能である次の小
節で述べるパワー・ステアリング装置を含む舶用推進装
置の提供にある。 本発明の他の主な特徴は、複数の推進機と、1つの離れ
た位置のアクチュエータにより一緒に操作することがで
き、かつこれら推進機が相互に独立的に傾斜することを
可能にするように構成された各装置毎に1つのパワー・
ステアリング装置とを含む舶用推進装置の提供にある。 本発明の他の主な特徴は、複数の推進機と、全ての推進
機を操舵するための1つのパワー・ステアリング装置と
を含む舶用推進装置の提供にある。 本発明の他の特徴、特質および利点については、以下の
詳細な記述、図面および頭書の特許請求の範囲を検討す
れば当業者にとっては明らかとなろう。 本発明の実施態様の少なくとも1つについて詳細に説明
するに先立ち、本発明はその用途において以下本文に記
し図面に示される構造の細部および構成要素の配置に限
定されるものではないことを理解すべきである。本発明
は他の実施態様が可能であり、種々の方法で実施するこ
とができる。 また、本文において用いられた語句は記述の目的のため
のものであって限定と見做されるべきではないことも理
解すべきである。 図面に示されているのは、本発明の種々の特徴を包含す
る船外機または船尾駆動装置の如き舶用推進装置である
。例示された特定の構造においては、この舶用推進装置
10は、内燃機関16を収容する上部動力ヘッドj4と
、従来周知の動力伝達装置を介して機関16に対して結
合される回転自在に支持されたプロペラ20を支持する
下部装置18とを有する推進機J2を含む船外機の形態
を呈する。 略々水平方向の軸心の周囲における垂直方向の傾斜運動
、および傾斜軸心を略々横切る操舵軸心の周囲における
両方向の枢動運動を行なうように艇体の横梁材22上に
前記推進機12を支持するための装置が設けられている
。種々の支持装置が使用可能であるが、例示した特定の
構造においては、この装置は艇体上の横梁材22上に支
持された支持ブラケット即ち横梁材ブラケット24と、
水平方向に延在する枢着即ち傾斜チューブ28を介して
横梁材ブラケット24に対して枢着された枢動即ち旋回
ブラケット26とを含んでいる。更に、前記横梁材ブラ
ケット24は、傾斜チューブ28を枢動自在に収受する
孔34を有するj対の横方向に隔てて置かれたアーム3
0.32を有する。 旋回ブラケット26は、前記横梁材ブラケットのアーム
30.32に隣接して配置されかつ傾斜チューブ28を
収受する開口40を有する1対のラグ36.38を有す
る。旋回ブラケット26は、本例においては傾斜軸心と
呼ばれる傾斜チューブ28の水平方向軸心42の周囲で
横梁材ブラケット24に対して略々垂直面内で傾斜運動
即ち枢動運動を行なう。 推進機12は、前記旋回ブラケット26に対して略々水
平面内で、かつ本例においては操舵軸心と呼ばれるキン
グ・ピン44の略々垂直な軸心46の周囲で反対方向に
推進機12の枢動運動を可能にするキング・ピン44に
より旋回ブラケット26に結合されている。 操舵軸心46の周囲において推進機12の操舵運動を生
じるための装置が設けられている。種々の操舵装置が使
用可能であるが、例示した特定の構造においては、この
装置はキング・ピン44と推進機12に対して固定され
た後部と、前記キング・ピン44と推進機]2を操舵軸
心46の周囲に枢動させるためのレバー・アームを提供
する前方に延長するアーム部50とを有する舵柄即ち操
舵アーム48を含んでいる。 この操舵装置はまた、艇体上に支持されたハウジング即
ちフレーム54と、このフレーム54により回転自在に
支持されかつ操舵輪58を支持する軸56とを含む離れ
た位置に置かれた操舵アクチュエータ即ち操舵装置52
を含んでいろ。この操舵装置52は、舵輪58の回転運
動に応答して推進機12の操舵のための枢動運動を生じ
るように操舵ケーブル組立体6oを介して操舵アーム4
8のアーム部50に対し結合されている。例示する特定
の構造においては、操舵ケーブル組立体6゜は、ねじ部
材64によって一端部が傾斜チューブ28の一端部に固
定された外側のケーブル鞘部62と、鞘部62に対して
運動可能な内部の可撓性を有する部材即ち押し引きケー
ブル66を含んでいる。この押し引きケーブル66の一
端部は、舵輪の軸56に対して作用的に結合されている
。 押し引きケーブル66により操舵アーム48に対して加
女られる操舵力を増大させるため、操舵装置52を推進
機12に対して作用的に結合する動力補助装置67が設
けられている。例示した特定の構造においては、この動
力補助装置即ちパワー・ステアリング装置67は旋回ブ
ラケット26上に完全に支持され、押し引きケーブル6
6の一端部と操舵アーム48のアーム部50との間に結
合され、かつ伸縮する時推進機12の枢動運動を生じる
伸縮自在な操舵リンクを有する液圧作動シリンダ/ピス
トン組立体68を含んでいる。この/ξクワ−ステアリ
ング装置67はまた、舵輪58の回転運動に応答して、
従って押し引きケーブル66の軸方向運動に応答して前
記操舵リンクを選択的に伸縮させるための制御装置をも
含んでいる。 液圧作動シリンダ/ピストン組立体68は、傾斜軸心4
2に対して平行に隔てられた位置関係において配置され
る固定された長手方向軸心7】を有するシリンダ70と
、軸方向の往復運動を行なうように前記シリンダ70の
内側に支持されたピストン72とを含んでいる。このピ
ストン72は中心部間ロア3を有し、前記シリンダ70
を両側即ち第1と第2の圧力室74..76に分割して
し・る。 シリンダ70の一端部78は、中心部開口82を有する
端壁面80によって閉鎖されている。端壁面の開口82
を貫通して摺動自在に延長して操舵リンクを形成する管
状のピストン・ロッド86の内端部84は、ピストン7
2に対して固定可能に結合され、ピストン・ロッド86
の外端部88はシリンダ70かも外方へ延長している。 ピストン・ロッド86は、外側の管状部分90と、ビス
)・〕ノの開ロア3を介して延長して第1の圧力室74
と連通する第1の通路を形成する内側の管状部分92と
をイTする。この内側の管状部分92は外側の管状部分
90と同心状を呈して、これと共に第2の管状通路96
を画成し、この通路はピストン72付近で外側の管状部
分90における開口98を介して第2の圧力室96と連
通して℃・る。 ピストン72は、機関16、またはノくソテリまA1は
機関]6により駆動されろ発電機により作動されろ電動
機(図示せず)の如き他の動力源により直接駆動するこ
とができるポンプ100によって連続的に供給されろ加
圧された作動流体により作動される。このポンプ100
は、管路1.06によりツーンプ即ち貯溜部104に対
し、また供給管路102によりピストン/シリンダ組立
体68に対して結合されている。ピストン/シリンダ組
立体68からの作動流体は、戻り管路108を経て貯溜
部]04へ排出される。過大な圧力が生じた場合には、
作動流体は供給管路】02から管路]、 10および通
気弁即ち逃し弁112を介して戻り管路1.08に流れ
る。 戻す管路110は、バイパス管路111および逆止弁1
13を介して供給管路102に対して接続されている。 ピストン・ロッド86を伸縮させるため第1と第2のi
t力室74.76に関して作動流体の流入流出を選択的
に制御する制御装置が設けられて(・る。 例示された特定の構造においては、この装置1、第1σ
)部材即ち弁/Sウジング116と、相互に運動可能な
第2の部材即ちスゾール弁118を含む制御弁114を
含んでいる。このスプール弁118は押し引きケーブル
66と結合され、押し引きケープ/L’66と結合され
、押し引きケー ノル66の運動に応答して弁ハウジン
グ1】6に対して軸方向に運動可能である。ピストン・
ロッド8Gのシリンダ70に対する軸方向運動は操舵ア
ーム48に対して伝達され、ピストン・ロッド86と弁
ハウジング116の堅固な結合および一端部122が操
舵アーム48のアーム部50に対して枢着されかつ反対
側端部124が弁ハウジング116に対して枢着された
堅固な結合リンク120により、軸心46の周囲におけ
る推進機12の枢動運動を生じる。 前記弁ハウジング116は、スプール弁118が第1の
即ち左旋回位置と、第3図に最もよく示される第3の即
ち中心位置即ち操舵の不変更位置の反対側における第2
の即ち右旋回位置との間で軸方向に運動するように支持
される軸方向に延長する略々円筒状の孔即ち腔部126
を有する。作動流体は、供給管路102と連通状態に結
合された入口ポ−)128および制御弁114の中心部
の環状溝130を経て腔部126へ導入される。作動流
体は、腔部126から中心部溝1300両側に隔てられ
た制御弁114の環状端部溝132および134、およ
び戻り管路108と連通するように結合された1つの通
路即ち組合された戻りポート137に合流する各戻りポ
ート即ち通路135. ’ 136を介して、腔部12
6から排出される。 作動流体は、腔部126からシリンダ70に対し、また
シリンダ70から腔部126へ中間の環状溝138、1
40および弁ノ功ジング116における各操舵用ポート
ちsZ −) 142.144を介して流れる。 この操舵用ポート142はピストン・ロッド86の第1
の通路94(即ち、内側の管状部分92の内側)と連通
状態に結合され、操舵用ポート144はピストン・ロッ
ド86の第2の通路96(即ち、内側と外側の管状部分
92.90間の環状通路)と連通状態に結合されている
。 前記スプール弁118は、その両側から隔てられた拡大
された円筒状の中心部分即ちラン)”1.46と拡大さ
れた円筒状の端部部分即ちランド148.150を有す
る。このランド”1.46.148.150は、スプ−
ル弁118の軸方向運動の間腔部126の内壁面と摺動
自在にかつ封止可能に係合している。 スプール弁118には、パワー・ステアリング装置の故
障の際に弁ハウジング116の両端部と係合しかつ押し
引きケーブル66をスプール弁118と機械的に結合す
るための肩部材が設けられている。 例示された特定の構造においては、スプール弁118は
弁ハウジング116の両端部から外方へ突出する両側の
端部152.154を有する。一方の端部152は弁ハ
ウジング116と係合することができかつ以下において
更に詳細に述べる図示された操舵不変更位置から左旋回
位置へのスプール弁118の軸方向運動を許容するため
充分な距離だけ前記弁ハウジングから隔てられたワッシ
ャ156を保持している。このワッシャ156は、スプ
ール弁端部152の最も外側部分に対して螺合されるナ
ツト158により所定位置に保持される。 スプール弁118の他端部154は、ボルト162とナ
ラl−164により、押し引きケーブル66の端部と結
合されかつ入口、4f−)128内側で相対的に軸方向
運動するように案内される中空の部材即ちラム166に
対して枢着されたU 17ンク160を有する。押し引
きケーブル66およびラム166の舵輪58の回転自在
に応答する軸方向運動は、スプール弁118の弁ハウジ
ング116に対する軸方向運動を生じる。ワッシャ15
6と同様に、前記Uリンク160の外表面168は弁ハ
ウジング116の端部と係合可能であり、またこれから
以下に更に゛詳細に述べる操舵不変更位置から右旋回位
置へのスプール弁118の軸方向運動を許容するに充分
な距離だけ隔てられている。 スプール弁118が操舵不変更位置にある時、中心部ラ
ン)]46は中心部溝130を部分的に覆う即ち遮断し
、端部のランド148.150は各端部溝132、1.
34を部分的に覆う即ち遮断する。加圧された作動流体
は入口5T−)128から中心部溝130内へ流入し、
更に中心部ランド146の両側を通って腔部126内に
流入する。第1の圧力室74は、第1の通路94.ポー
ト142および中間溝138を介して腔部126と連通
状態にある。第2の圧力室76は、開口98、第2の通
路96、ポート144および中間溝140を介して腔部
126と連通状態にある。このように、スプール弁11
8が操舵不変更位置にある時、ピストン720両側は加
圧流体に曝されるのである。 押し、引きケーブル66が運動させられない時、ピスト
ン・ロッド86の伸縮運動は弁ハウジング116をスプ
ール弁118に対して軸方向運動させる。第1の圧力室
74に面する側のピストンの面積は、ピストン・ロッド
86により占められる空間のため、第2の圧力室76に
面する側の面積よりも大きい。このため、スプール弁1
18が中心位置即ち操舵不変更位置へ移動される時、ピ
ストン720両側に略々等しい圧力を生じるようにピス
トン720両側に働く圧力が平衡するまで、ピストン・
ロッド86は延長して第3図における右方へ弁ハウジン
グ]16を移動させようとする。即ち、中心部ラン)’
146と中心部溝130の左側縁部間の開口の大きさは
減少され、これにより第1の圧力室74に対して加えら
れる流体圧力を減少させるカー中心部ランr 146と
中心部溝130の右側縁部間の開口の大きさは増大し、
このため第2の圧力室76に対して加わる流体圧力を増
大させる。 推進機12に対して作用してこれを軸心46の周囲に枢
動させようとする外部の作用力は同様に抵抗を受ける。 例えば、推進機12を第2図における反時計方向に枢動
させようとする作用力は、弁ハウジング116を右方へ
運動させようとして中心部ランl’146と中心部溝1
.30の右側縁部間の開口を増大させるが、中心部ラン
l−゛146と中心部溝130の左側縁部間の開
【1且
よ減少させる。このため、ピストン・ロッド86の延長
運動に抵抗するための第2の圧力室76内の圧力を増大
させることになる。 ポンプ100は、推進機12の運転中連続的に作動する
。その結果、スプール弁118が操舵不変更位置にある
時、作動流体の一部が腔部126から戻りポート135
.136.137を介して流出し2、戻り管路108を
経て貯溜部104へ戻される。 押し引きケーブル66における押圧運動によってスプー
ル弁]、]、8が弁ハウジング1]6に対して右側即ち
右旋回位置へ移動されると、左側端部のラント″′14
8は左側端部溝132を覆い、拡大ラン)’150は端
部溝134を完全に開被し、中心部ランド146は完全
に開被して中心部溝130の右側へ移動1−る。中心部
溝]30と、腔部126と、ポート142と、ピストン
・ロッド86における第1の通路94からなる第1の通
路装置は、第1の圧力室74を入口ポート128と連通
状態に結合する。 この第1の通路装置は更に、戻り4−ト136と、端部
溝134と、腔部126と、ポート144と、ピストン
・ロツh゛86の第2の通路96とを含み、開口98が
第2の圧力室76を戻りポート137と連通状態に結合
する。 上記の結合関係の結果、ピストン・ロッド86は延長さ
せられ、弁ハウジング116は右側へ移動させられて、
結合リンク120と操舵アーム148を介して推進機1
2を軸心46の周囲に反時計方向に枢動させるのである
。ピストン・ロッド86が延長1−るど、弁ハウジング
116はスプール弁1]8に対して右側へ軸方向に運動
させられ、操舵不変更位置に達するまでこれを右側へ移
動させ、この時ピストン720両側に作用する圧力が前
に述べたように平衡させられる。その後艇体の航行方向
を変更するため舵輪58が回転されるまで、ピストン・
ロッド86は舵輪の回転された位置と対応1−る位置に
維持される。 押し引きケーブル66における引張運動によってスプー
ル弁118が弁ハウジング116に対して左側の左旋回
位置へ移動されるど、拡大ランド150は戻りポート1
36を覆い、拡大ランド148は端部溝132を完全に
開被し、中心部ランl−゛]、 4.6は開被して中心
部溝130の左側へ移動する。中心部溝130と、腔部
126、ポート144と、第2の通路96と、開口から
なる第2の通路装置は、第2の圧力室76を入口ボー)
128と連通状態に結合する。 更に戻りポート135、左側端部溝132、腔部126
、操舵用$−+−142および第1の通路94を含む第
2の通路装置は、第1の圧力室74を合体した戻リポー
ト137と連通状態に結合する。 上記の結合状態の結果、ピストン・ロッド86は引込め
られ、弁ハウジング116は左側へ移動させられて、弁
ハウジング116が前述の如(スプール弁118に対し
て操舵不変更位置に達するまで、推進機]2を軸心46
の周囲に時計方向に回転させる。 スプール弁118が操舵不変更位置にある時、中心部溝
130、腔部126、戻りポート136、ポート142
および第1の通路94かもなり、また中間溝140、ポ
ート144、第2の通路96、開口98からなる第3の
通路装置は、第1と第2の圧力室74.7Gの双方を入
1コポート128と連通状態に結合し、そのため前述の
如(ピストン72の両側に略々等しい圧力を生じる。 水平方向軸心42の周囲に推進機12と共に傾斜運動を
生じ、かつ傾斜軸心42に対して平行な方向への軸方向
運動を阻止する即ち拘束するための装置が設けらねてい
る。種々の適当な構造を用いることができるが、例示し
た特定の構造においては、液圧作動シリンダ/ピストン
組立体68は傾斜チューブ28を回転自在に収受し旋回
ブラケット・ラグ36.38間に配置された一体の円筒
状部分170を含んでいる。前記部分170を前記旋回
ブラケット・ラグ36.38によりプレス低めを生じる
ような寸法とすることにより、ピストン/シリンダ組立
体68の一体の傾斜運動が得られる。 あるいはまた、前記部分]70および旋回ブラケット・
ラグ36.38に相互に縁部する装置を設けることがで
きる。例えば、第4図にテされるように、この旋回ブラ
ケット・ラグ36.38の一方または双方に、組立中前
記部分170がこの旋回ブラケット・ラグ36.38の
間に嵌合される時、部分1700片側の溝174に収受
される突起部]72を設けることができる。 作用については述べれば、舵輪58を中立位置に置き推
進機12を直進位置に置く時、加圧された作動流体が第
1と第2の圧力室74.76の双方に対して供給され、
ピストン・ロッド86は上記の如く操舵不変更位置に維
持される。上記の如(舵輪58が左方へ回されると、押
し引きケーブル66およびラム166が左側へ引張られ
、スプール弁118は左側へ左旋回位置に移動されて第
2の圧力室76を入口=+ニー1−128と連通状態に
結合し、第2の圧力室76を戻り$ ) 135.1
37と連通状態に結合する。 その結果、ピストン・ロッド″′86は引込められて弁
ハウジング116をピストン2./シリンダ組立体68
に対して左側へ移動させ、これにより推進機を軸心46
の周囲で反時計方向に枢動させて艇体な左方へ旋回させ
る。同時に、弁ノ・ウジフグ116はスプール弁118
の第3の即ち中心位置と対応する位置に達するまでスプ
ール弁]18に対して軸方向運動を行なう。この時操舵
動作が完了1.、舵輪58が再び回されるまで上記の如
く推進機12は旋回位置に維持される。 操舵58が右方へ回されると、上記の如(押し引きケー
ブル66およびラム166は右方向へ押されスプ・−ル
弁118は右側へ右旋回位置に移動されて、第1の圧力
室74を入口t −) 1.2R)一連通状態に結合し
、また第2の圧力室76を戻りポート136、137と
連通状態に結合する。その結果、ピストン・ロッド86
は延長させられて弁ハウジング116をピストン/シリ
ンダ組立体68に対して右方へ移動させ、これにより推
進機12を枢動して艇体を左方へ旋回させる。弁ハウジ
ング116は中立位置へ移動し、上記の如く舵輪58が
再び回されるまで推進機12は旋回位置に維持される。 もしピストン72が何れかの方向でシリンダと当るなら
ば、逃し弁112が開いて動力補助装置即ちパワー・ス
テアリング装置に対して供給される作動圧力を予め定め
たしにルまで制限する。 パワー・ステアリング装置が故障する時は、推進機12
は手動操作により操舵することができる。 押し引きケーブル66が左方へ運動する時、ワソンヤ1
56が最後には弁ハウジング116の一端部と係合し、
押し引きケーブル66およびラム166によるスプール
弁118の運動と同様にこれを機械的に左側へ移動させ
る。この弁ハウジング116の運動は、結合リンク12
0を介して推進機12を時計方向へ枢動させる。同様に
、スプール弁118が押し引きケーブル66およびラム
166によって右方へ移動される時、Uリンク160の
外面168は弁ハウジング116と係合して推進機12
を反時計方向に枢動させるのである。 ピストン・ロッド86が弁ノ1ウジング116の運動に
応答して伸縮させられる時、シリンダ71・ら排出され
た作動流体は制御弁114から一体となった戻りポート
137を経て排出され、バ、イパス管路111お1よび
逆止弁113を介して供給管路102へ環流する。 シリンダ/ピストン組立体68はピストン72がこのシ
リンダ/ピストン組立体の軸心の軸方向運動に抗して固
定されかつシリンダ70がピストン72に対して軸方向
に運動可能であるように構成できることが叩解されよう
。また、制御弁114およびシリンダ/ピストン組立体
68と推進機12間の結合関係は、スプール弁118が
ビス)ン・ロツ)8f3またはシリンダ70に対して結
合されかつ弁ハウジング116が押し引きケーブル66
と結合されるように構成することができる。 第5図は、制御弁114.aに対する別の構造を示し、
第3図に示される制御弁114におけるものと共通の要
素は同じ照合番号が付されている。この代替構造におい
ては、スプール弁118aは、これが第3の即ち操舵不
変更位置にある時中心部ランl−゛146aが中心部溝
130を完全に覆いかつ拡大ラン)148aおよび15
0aが各端部溝132および134を完全に覆うように
構成されている。このパワー・ステアリング装置は、ス
プール弁118aが左旋回位置および右旋回位置にあり
第1および第2の圧力室74..76が上記の第1と第
2の通路装置と類似の通路装置によって入口ポート12
8および合体した戻りン1i′−ト137に対して交互
に結合される時、略々同じように作動する。 スプール弁】18aが第5図の操舵不変更位置にある時
、入ロポー用・128と連通する中心部溝1.30およ
び合体戻りポート137と連通する端部溝J32゜1.
34は閉鎖される。このように、第1と第2の圧力室7
4.76間、および入ロポートエ28または合体した戻
りポート137間の連通は阻止される。その結果、ポン
プ100からの作動流体は逃し弁]12および戻り管路
108を経て貯溜部104に対して流れる。作動流体は
、腔部126、ポート]、4.2.144、第1と第2
の通路94.96およびMlと第2の圧力室74.76
内に捕捉される。略々圧縮が不可能な作動流体は、スプ
ール弁118aが操舵不変更位置から左旋回位置または
右旋回位置の何れかに移動されるまで、ピストン72従
って推進機12が運動することを阻11する。 第6図および第7図に示された実施態様においては、複
数の、例えば2個の船外機180が並列位置関係に艇体
の横梁材22上に支持されている。 各船外機180は、上記の如く、略に水平の傾斜軸心の
周囲に傾斜運動するように、また略々垂直の操舵軸心の
周囲に操舵運動するように横梁プラケット24および旋
回ブラケット26により艇体の横梁材22から支持され
たものと類似の推進機12を有する。 各推進機12は前に述べたものと類似するパワー・ステ
アリング装置を有する。行に、各ノξワー・ステアリン
グ装置は、傾斜チェー プ28を回転自在に収受する
部分170を有するシリンダ/ピスト71fi 立体6
8と、ピストン・ロッド86に対して結合された弁ハウ
ジング116を有する制御弁114と、弁ハウジング1
16を推進機12トの操舵アームL!48に対して結合
する結合リンク120と、スプール弁118および弁/
凡つジング1]6の相対的な軸方向運動に応答してシリ
ンダ/ピストン組立体68に対する作動流体の流れを制
御するスプール弁118どを含んでいる。 この・ξワー・ステアリング装置は、その双方が1つの
アクチュエータ即ち操舵装置によって操作することがで
きる対向位置に配置される。左側の推進機12に対する
スプール弁118の一端部は、押し引きケーブル66お
よび傾斜チューブ28を貫通して延長しスプール弁11
8上のUリンク160に対して結合されたラム166を
含む操舵ケーブル組立体60によって第2図に示された
ものと同様な舵輪の如き艇体の操舵装置に対して結合さ
れている。この操舵装置の作動に応答する押し引きケー
ブル66およびラム166の軸方向運動は、上記の如く
スプール弁118をピストン・ロッl−″86を選択的
に伸縮させるようスプール弁IJ8を運動させる。 右側の推進機12に対するスプール弁118の一端部1
52は、各U +)ンク160を介して各傾斜チューブ
28において摺動自在に収受されるロッド182に対し
て結合されている。 押し引きケーブル66とラム166の運動に応答してス
プール弁118が一体に運動し、がっ両方の推進機12
が同じ方向に枢動させられろようにスプール弁118を
相互に連結する装置が設けられている。種々の構造が使
用可能であるが、例示される特定の構造においては、こ
のスプール弁]18は、水平方向に延長するバー即ちロ
ッド186および」対のL字形の脚部材188を有する
堅固な結合リンク即ちタイ・パー組立体184により一
体に機械的に結合されている。各脚部材188は、一端
部が各スプール弁のUリンク160に対し結合されまた
他端部がロッ)’186と結合されている。 作用について述べれば、押1,2引きり゛−ジノル66
よびラム托6が舵輪の回転に応答して左方へ引張られる
と、左側の推進機に対イ”るスプール弁118は上記の
如く左方へ左旋回位置に運動させられる。右側の推進機
におけるスプール弁IJ−8もまたタイ・バー組立体1
84を介して左方へ運動させられる。しかし、このスプ
ー ル弁は、制御弁114が左側の推進機における制御
弁114から180’の対向位置に配置されるため、上
記の第2の位置へ運動させられる。その結果、右側の推
進機12におけるピストン・ロッド86が延長され、各
推進機は各軸心46の周囲で時計方向に枢動される。押
し引きケーブル66およびラム166が右側へ運動させ
られると、推進機の反対方向の枢動運動を生じるためピ
ストン・ロッド86の反対方向の動作が生じる。 いずれか一方のパワー・ステアリング装置が故障した場
合には、スプール弁1】8におけるワッシャ156およ
びTJ +)ンク160が推進機12を上記の如く手動
で操舵することを可能にする。 パワー・ステアリング装置には、推進機を一緒に操舵す
るためスプール弁が機械的に一緒に連結される場合でさ
え、推進機を相互に独立的に傾斜させることを許容する
装置が設けられている。例示した特定の構造においては
、弁ハウジング116とスプール弁118の各々が、相
互に軸方向に運動可能であることに加えて相互に回転自
在であり、各スプール弁118の長手方向軸心が傾斜軸
心42と略々一致している。このため、第7図において
点線で示されるように推進機12の一方が他方に対して
傾斜される時、弁ハウジング116は各スプール弁11
8の周囲に回転することができるのである。 タイ・バー組立体184の脚部材188は、推進機間の
横方向間隙における変動を許容しかつ2つの推進機12
間のトー・インおよびトー・アウト量を調整するため調
節が可能であるように、ロットゝ〕86に対して調整自
在に結合する、例えばロッド186 VC対して螺合さ
れることが望ましい。 第8図は、第6図および第7図に示された実施態様と類
似する並列位置関係に艇体の横梁材22上に支持される
も1つのパワー・ステアリング装置によって操舵される
複数の、例えば2台の船外機190に対するパワー・ス
テアリング機構の別の構成を示している。本実施態様に
おいては、左側の推進機12に対するスプール弁118
が操舵装置と結合され、第6図および第7図に示した実
施態様における左側の推進機に対するものと同様に作動
する。押し引きケーブル66の運動に応答して全ての推
進機の共通な操舵運動を生じるように隣接する推進機を
一体に結合するための装置が提供される。例示した特定
の構造においては、右側の推進機12は、左側の推進機
12の操舵運動中右側の推進機12がこれと一緒に運動
させられるように、一端部194においてとの右側の推
進機12における操舵アーム48に対し枢着されかつ他
端部196において左側の推進機12における弁ハウジ
ング116に対し枢着されたリンク192によって左側
の推進機12に対して機械的に結合されている。或いは
また、隣接する推進機の操舵アーム間に類似のリンクを
設けることができる。 望ましい実施態様においてはスプール弁118を軸方向
に変位させるため押し引きケーブルを用いたが、例えば
流体作用的に作動する機構の如き他の手段を用いること
ができる。 第9図に示されているのは、望まし、い実施態様のパワ
ー・ステアリング装置の別の構成である。 この望ましい実施態様における構成要素と共通の構成要
素は同じ照合番号で示される。動力補助装置267は、
押し引きケーブル66によって操舵アーム48に対して
加えられる操舵力を増大させるため操舵装置52を推進
機12に対して作用的に結合する。本実施態様における
如く、動力補助装置即ちノミツー・ステアリング装置2
67は旋回ブラケット26上に完全に支持され、押し引
きケーブル66の一端部と操舵アーム48のアーム部5
0との間に結合され、かつこれが伸縮する時推進機12
の枢動運動を生じる伸縮自在な操舵リンクを備えた液圧
作動シリンダ7/ピストン組立体268を含んでいる。 この液圧作動シリンダ/ピストン組立体268は、シリ
ンダ270と、ピストン272に対し、てシリンダ27
0の軸方向の往復運動を生じるようにシリンダ270内
に支持されたピストン272とを含んでいる。ピストン
272は、シリンダ270を対向する部分即ち第1と第
2の圧力室274.276に分割している。 シリンダ270の一端部は、これを介してピストン・ロ
ッド286が摺動自在に貫通する中心部開口を有fる端
壁面280により閉鎖されている。I−″ストン・ロッ
l−゛286はピストン272に対して固定的に結合さ
れ、ピストン・ロツ)’286の他端部288はシリン
ダ270から外方へ延長して、傾斜チューブ28を回転
自在に収受しかり旋回ブラケット・ラグ36.38間に
配置されたピストン・ロッド・ブラケット371により
軸方向運動しないように固定されている。 ピストン・ロッド5・ブラケット371は、望ましい実
施態様の一体のシリンダ部分170と同じ機能を有する
。 ピストン272は、ポンプ100により連続的に供給さ
れる加圧された作動流体により作動させられる。このポ
ンプ1.00は、管路106によってサンプ104に対
し7、また供給管路102によりシリンダ/ピストン組
立体268に対して結合されている。 シリンダ/ピストン組立体268からの作動流体は戻り
管路]08を介して貯溜部104へ11出される。 シリンダ270をピストン・ロッド286に対して伸縮
させるため第1と第2の圧力室274.276に関する
作動流体の流入流出を選択的に制御1−るための、望ま
しい実施態様におけるものど類似する制御装置が設けら
れている。例示した他の構造においては、こ、の装置は
、第1の部材即ち弁ハウジング316と、第2の部材即
ち相互に運動可能ブエスゾール弁318とを含む制御弁
314を含んでいる。 スプール弁318は、望ましい実施態様におけると同じ
方法で押し引きケーブル66に対して結合され、また押
t2引きケーブル66の運動に応答して弁ハウジング3
16に対して軸方向に運動可能であシリンダ270のピ
ストン・ロッド286に対する軸方向運動は操舵アーム
48に対して伝達されて、シリンダ270および弁ハウ
ジング316の堅固な結合により、また一端部322が
操舵アーム48のアーム部50に対して枢着されかつ他
端部324が弁ハウジング316に対して枢着された堅
固な結合リンク320によって、軸心46の周囲におけ
る推進機12の枢動運動を生じる。 弁ハウジング316およびスプール弁318は、望まし
い実施態様におけるものと類似のものである。 ボー!−142は弁ハウジング116における通路を介
I7てシリンダ270の第1の室274と連通状態に結
合され、=N−) 144は弁ハウジング116におけ
る第2の通路を介してシリンダ270の第2の室276
と連通状態に結合されている。 スプール弁318が弁ハウジング316に対して右方へ
、即ち右旋回位置へ移動する時、シリンダ270はピス
トン・ロッド286に対して伸長させられ、弁ハウジン
グ316は右方へ移動されて結合リンク320および操
舵アーム48を介して推進機12を軸心46の周囲に反
時計方向に枢動させるのである。 スプール弁318が弁ハウジング316に対して左方へ
即ち左旋回位置に移動される時、シリンダ270はピス
トン・ロッド286に対して引込められ弁ハウジング3
16は左方へ移動されて、推進機12を軸心46の周囲
に時計方向に回転させるのである。 ピストン・ロッドゝ286が固定されシリンダ270が
ピストン・ロッド286に対して運動するように別のm
造におけるシリンダ270とピストン・ロッ1−’28
6が互換性を有する点を除いて、この構造におけるシリ
ンダ/ピストン組立体268は望ましい実施態様の液圧
作動シリンダ/ピストン組立体68と同じように機能す
る。従って、別の構成における液圧作動シリンダ/ピス
トン組立体268のこれ以」−の説明は不必要である。 本発明の種々の特徴については頭書の特許請求の範囲に
おいて記載する−
よ減少させる。このため、ピストン・ロッド86の延長
運動に抵抗するための第2の圧力室76内の圧力を増大
させることになる。 ポンプ100は、推進機12の運転中連続的に作動する
。その結果、スプール弁118が操舵不変更位置にある
時、作動流体の一部が腔部126から戻りポート135
.136.137を介して流出し2、戻り管路108を
経て貯溜部104へ戻される。 押し引きケーブル66における押圧運動によってスプー
ル弁]、]、8が弁ハウジング1]6に対して右側即ち
右旋回位置へ移動されると、左側端部のラント″′14
8は左側端部溝132を覆い、拡大ラン)’150は端
部溝134を完全に開被し、中心部ランド146は完全
に開被して中心部溝130の右側へ移動1−る。中心部
溝]30と、腔部126と、ポート142と、ピストン
・ロッド86における第1の通路94からなる第1の通
路装置は、第1の圧力室74を入口ポート128と連通
状態に結合する。 この第1の通路装置は更に、戻り4−ト136と、端部
溝134と、腔部126と、ポート144と、ピストン
・ロツh゛86の第2の通路96とを含み、開口98が
第2の圧力室76を戻りポート137と連通状態に結合
する。 上記の結合関係の結果、ピストン・ロッド86は延長さ
せられ、弁ハウジング116は右側へ移動させられて、
結合リンク120と操舵アーム148を介して推進機1
2を軸心46の周囲に反時計方向に枢動させるのである
。ピストン・ロッド86が延長1−るど、弁ハウジング
116はスプール弁1]8に対して右側へ軸方向に運動
させられ、操舵不変更位置に達するまでこれを右側へ移
動させ、この時ピストン720両側に作用する圧力が前
に述べたように平衡させられる。その後艇体の航行方向
を変更するため舵輪58が回転されるまで、ピストン・
ロッド86は舵輪の回転された位置と対応1−る位置に
維持される。 押し引きケーブル66における引張運動によってスプー
ル弁118が弁ハウジング116に対して左側の左旋回
位置へ移動されるど、拡大ランド150は戻りポート1
36を覆い、拡大ランド148は端部溝132を完全に
開被し、中心部ランl−゛]、 4.6は開被して中心
部溝130の左側へ移動する。中心部溝130と、腔部
126、ポート144と、第2の通路96と、開口から
なる第2の通路装置は、第2の圧力室76を入口ボー)
128と連通状態に結合する。 更に戻りポート135、左側端部溝132、腔部126
、操舵用$−+−142および第1の通路94を含む第
2の通路装置は、第1の圧力室74を合体した戻リポー
ト137と連通状態に結合する。 上記の結合状態の結果、ピストン・ロッド86は引込め
られ、弁ハウジング116は左側へ移動させられて、弁
ハウジング116が前述の如(スプール弁118に対し
て操舵不変更位置に達するまで、推進機]2を軸心46
の周囲に時計方向に回転させる。 スプール弁118が操舵不変更位置にある時、中心部溝
130、腔部126、戻りポート136、ポート142
および第1の通路94かもなり、また中間溝140、ポ
ート144、第2の通路96、開口98からなる第3の
通路装置は、第1と第2の圧力室74.7Gの双方を入
1コポート128と連通状態に結合し、そのため前述の
如(ピストン72の両側に略々等しい圧力を生じる。 水平方向軸心42の周囲に推進機12と共に傾斜運動を
生じ、かつ傾斜軸心42に対して平行な方向への軸方向
運動を阻止する即ち拘束するための装置が設けらねてい
る。種々の適当な構造を用いることができるが、例示し
た特定の構造においては、液圧作動シリンダ/ピストン
組立体68は傾斜チューブ28を回転自在に収受し旋回
ブラケット・ラグ36.38間に配置された一体の円筒
状部分170を含んでいる。前記部分170を前記旋回
ブラケット・ラグ36.38によりプレス低めを生じる
ような寸法とすることにより、ピストン/シリンダ組立
体68の一体の傾斜運動が得られる。 あるいはまた、前記部分]70および旋回ブラケット・
ラグ36.38に相互に縁部する装置を設けることがで
きる。例えば、第4図にテされるように、この旋回ブラ
ケット・ラグ36.38の一方または双方に、組立中前
記部分170がこの旋回ブラケット・ラグ36.38の
間に嵌合される時、部分1700片側の溝174に収受
される突起部]72を設けることができる。 作用については述べれば、舵輪58を中立位置に置き推
進機12を直進位置に置く時、加圧された作動流体が第
1と第2の圧力室74.76の双方に対して供給され、
ピストン・ロッド86は上記の如く操舵不変更位置に維
持される。上記の如(舵輪58が左方へ回されると、押
し引きケーブル66およびラム166が左側へ引張られ
、スプール弁118は左側へ左旋回位置に移動されて第
2の圧力室76を入口=+ニー1−128と連通状態に
結合し、第2の圧力室76を戻り$ ) 135.1
37と連通状態に結合する。 その結果、ピストン・ロッド″′86は引込められて弁
ハウジング116をピストン2./シリンダ組立体68
に対して左側へ移動させ、これにより推進機を軸心46
の周囲で反時計方向に枢動させて艇体な左方へ旋回させ
る。同時に、弁ノ・ウジフグ116はスプール弁118
の第3の即ち中心位置と対応する位置に達するまでスプ
ール弁]18に対して軸方向運動を行なう。この時操舵
動作が完了1.、舵輪58が再び回されるまで上記の如
く推進機12は旋回位置に維持される。 操舵58が右方へ回されると、上記の如(押し引きケー
ブル66およびラム166は右方向へ押されスプ・−ル
弁118は右側へ右旋回位置に移動されて、第1の圧力
室74を入口t −) 1.2R)一連通状態に結合し
、また第2の圧力室76を戻りポート136、137と
連通状態に結合する。その結果、ピストン・ロッド86
は延長させられて弁ハウジング116をピストン/シリ
ンダ組立体68に対して右方へ移動させ、これにより推
進機12を枢動して艇体を左方へ旋回させる。弁ハウジ
ング116は中立位置へ移動し、上記の如く舵輪58が
再び回されるまで推進機12は旋回位置に維持される。 もしピストン72が何れかの方向でシリンダと当るなら
ば、逃し弁112が開いて動力補助装置即ちパワー・ス
テアリング装置に対して供給される作動圧力を予め定め
たしにルまで制限する。 パワー・ステアリング装置が故障する時は、推進機12
は手動操作により操舵することができる。 押し引きケーブル66が左方へ運動する時、ワソンヤ1
56が最後には弁ハウジング116の一端部と係合し、
押し引きケーブル66およびラム166によるスプール
弁118の運動と同様にこれを機械的に左側へ移動させ
る。この弁ハウジング116の運動は、結合リンク12
0を介して推進機12を時計方向へ枢動させる。同様に
、スプール弁118が押し引きケーブル66およびラム
166によって右方へ移動される時、Uリンク160の
外面168は弁ハウジング116と係合して推進機12
を反時計方向に枢動させるのである。 ピストン・ロッド86が弁ノ1ウジング116の運動に
応答して伸縮させられる時、シリンダ71・ら排出され
た作動流体は制御弁114から一体となった戻りポート
137を経て排出され、バ、イパス管路111お1よび
逆止弁113を介して供給管路102へ環流する。 シリンダ/ピストン組立体68はピストン72がこのシ
リンダ/ピストン組立体の軸心の軸方向運動に抗して固
定されかつシリンダ70がピストン72に対して軸方向
に運動可能であるように構成できることが叩解されよう
。また、制御弁114およびシリンダ/ピストン組立体
68と推進機12間の結合関係は、スプール弁118が
ビス)ン・ロツ)8f3またはシリンダ70に対して結
合されかつ弁ハウジング116が押し引きケーブル66
と結合されるように構成することができる。 第5図は、制御弁114.aに対する別の構造を示し、
第3図に示される制御弁114におけるものと共通の要
素は同じ照合番号が付されている。この代替構造におい
ては、スプール弁118aは、これが第3の即ち操舵不
変更位置にある時中心部ランl−゛146aが中心部溝
130を完全に覆いかつ拡大ラン)148aおよび15
0aが各端部溝132および134を完全に覆うように
構成されている。このパワー・ステアリング装置は、ス
プール弁118aが左旋回位置および右旋回位置にあり
第1および第2の圧力室74..76が上記の第1と第
2の通路装置と類似の通路装置によって入口ポート12
8および合体した戻りン1i′−ト137に対して交互
に結合される時、略々同じように作動する。 スプール弁】18aが第5図の操舵不変更位置にある時
、入ロポー用・128と連通する中心部溝1.30およ
び合体戻りポート137と連通する端部溝J32゜1.
34は閉鎖される。このように、第1と第2の圧力室7
4.76間、および入ロポートエ28または合体した戻
りポート137間の連通は阻止される。その結果、ポン
プ100からの作動流体は逃し弁]12および戻り管路
108を経て貯溜部104に対して流れる。作動流体は
、腔部126、ポート]、4.2.144、第1と第2
の通路94.96およびMlと第2の圧力室74.76
内に捕捉される。略々圧縮が不可能な作動流体は、スプ
ール弁118aが操舵不変更位置から左旋回位置または
右旋回位置の何れかに移動されるまで、ピストン72従
って推進機12が運動することを阻11する。 第6図および第7図に示された実施態様においては、複
数の、例えば2個の船外機180が並列位置関係に艇体
の横梁材22上に支持されている。 各船外機180は、上記の如く、略に水平の傾斜軸心の
周囲に傾斜運動するように、また略々垂直の操舵軸心の
周囲に操舵運動するように横梁プラケット24および旋
回ブラケット26により艇体の横梁材22から支持され
たものと類似の推進機12を有する。 各推進機12は前に述べたものと類似するパワー・ステ
アリング装置を有する。行に、各ノξワー・ステアリン
グ装置は、傾斜チェー プ28を回転自在に収受する
部分170を有するシリンダ/ピスト71fi 立体6
8と、ピストン・ロッド86に対して結合された弁ハウ
ジング116を有する制御弁114と、弁ハウジング1
16を推進機12トの操舵アームL!48に対して結合
する結合リンク120と、スプール弁118および弁/
凡つジング1]6の相対的な軸方向運動に応答してシリ
ンダ/ピストン組立体68に対する作動流体の流れを制
御するスプール弁118どを含んでいる。 この・ξワー・ステアリング装置は、その双方が1つの
アクチュエータ即ち操舵装置によって操作することがで
きる対向位置に配置される。左側の推進機12に対する
スプール弁118の一端部は、押し引きケーブル66お
よび傾斜チューブ28を貫通して延長しスプール弁11
8上のUリンク160に対して結合されたラム166を
含む操舵ケーブル組立体60によって第2図に示された
ものと同様な舵輪の如き艇体の操舵装置に対して結合さ
れている。この操舵装置の作動に応答する押し引きケー
ブル66およびラム166の軸方向運動は、上記の如く
スプール弁118をピストン・ロッl−″86を選択的
に伸縮させるようスプール弁IJ8を運動させる。 右側の推進機12に対するスプール弁118の一端部1
52は、各U +)ンク160を介して各傾斜チューブ
28において摺動自在に収受されるロッド182に対し
て結合されている。 押し引きケーブル66とラム166の運動に応答してス
プール弁118が一体に運動し、がっ両方の推進機12
が同じ方向に枢動させられろようにスプール弁118を
相互に連結する装置が設けられている。種々の構造が使
用可能であるが、例示される特定の構造においては、こ
のスプール弁]18は、水平方向に延長するバー即ちロ
ッド186および」対のL字形の脚部材188を有する
堅固な結合リンク即ちタイ・パー組立体184により一
体に機械的に結合されている。各脚部材188は、一端
部が各スプール弁のUリンク160に対し結合されまた
他端部がロッ)’186と結合されている。 作用について述べれば、押1,2引きり゛−ジノル66
よびラム托6が舵輪の回転に応答して左方へ引張られる
と、左側の推進機に対イ”るスプール弁118は上記の
如く左方へ左旋回位置に運動させられる。右側の推進機
におけるスプール弁IJ−8もまたタイ・バー組立体1
84を介して左方へ運動させられる。しかし、このスプ
ー ル弁は、制御弁114が左側の推進機における制御
弁114から180’の対向位置に配置されるため、上
記の第2の位置へ運動させられる。その結果、右側の推
進機12におけるピストン・ロッド86が延長され、各
推進機は各軸心46の周囲で時計方向に枢動される。押
し引きケーブル66およびラム166が右側へ運動させ
られると、推進機の反対方向の枢動運動を生じるためピ
ストン・ロッド86の反対方向の動作が生じる。 いずれか一方のパワー・ステアリング装置が故障した場
合には、スプール弁1】8におけるワッシャ156およ
びTJ +)ンク160が推進機12を上記の如く手動
で操舵することを可能にする。 パワー・ステアリング装置には、推進機を一緒に操舵す
るためスプール弁が機械的に一緒に連結される場合でさ
え、推進機を相互に独立的に傾斜させることを許容する
装置が設けられている。例示した特定の構造においては
、弁ハウジング116とスプール弁118の各々が、相
互に軸方向に運動可能であることに加えて相互に回転自
在であり、各スプール弁118の長手方向軸心が傾斜軸
心42と略々一致している。このため、第7図において
点線で示されるように推進機12の一方が他方に対して
傾斜される時、弁ハウジング116は各スプール弁11
8の周囲に回転することができるのである。 タイ・バー組立体184の脚部材188は、推進機間の
横方向間隙における変動を許容しかつ2つの推進機12
間のトー・インおよびトー・アウト量を調整するため調
節が可能であるように、ロットゝ〕86に対して調整自
在に結合する、例えばロッド186 VC対して螺合さ
れることが望ましい。 第8図は、第6図および第7図に示された実施態様と類
似する並列位置関係に艇体の横梁材22上に支持される
も1つのパワー・ステアリング装置によって操舵される
複数の、例えば2台の船外機190に対するパワー・ス
テアリング機構の別の構成を示している。本実施態様に
おいては、左側の推進機12に対するスプール弁118
が操舵装置と結合され、第6図および第7図に示した実
施態様における左側の推進機に対するものと同様に作動
する。押し引きケーブル66の運動に応答して全ての推
進機の共通な操舵運動を生じるように隣接する推進機を
一体に結合するための装置が提供される。例示した特定
の構造においては、右側の推進機12は、左側の推進機
12の操舵運動中右側の推進機12がこれと一緒に運動
させられるように、一端部194においてとの右側の推
進機12における操舵アーム48に対し枢着されかつ他
端部196において左側の推進機12における弁ハウジ
ング116に対し枢着されたリンク192によって左側
の推進機12に対して機械的に結合されている。或いは
また、隣接する推進機の操舵アーム間に類似のリンクを
設けることができる。 望ましい実施態様においてはスプール弁118を軸方向
に変位させるため押し引きケーブルを用いたが、例えば
流体作用的に作動する機構の如き他の手段を用いること
ができる。 第9図に示されているのは、望まし、い実施態様のパワ
ー・ステアリング装置の別の構成である。 この望ましい実施態様における構成要素と共通の構成要
素は同じ照合番号で示される。動力補助装置267は、
押し引きケーブル66によって操舵アーム48に対して
加えられる操舵力を増大させるため操舵装置52を推進
機12に対して作用的に結合する。本実施態様における
如く、動力補助装置即ちノミツー・ステアリング装置2
67は旋回ブラケット26上に完全に支持され、押し引
きケーブル66の一端部と操舵アーム48のアーム部5
0との間に結合され、かつこれが伸縮する時推進機12
の枢動運動を生じる伸縮自在な操舵リンクを備えた液圧
作動シリンダ7/ピストン組立体268を含んでいる。 この液圧作動シリンダ/ピストン組立体268は、シリ
ンダ270と、ピストン272に対し、てシリンダ27
0の軸方向の往復運動を生じるようにシリンダ270内
に支持されたピストン272とを含んでいる。ピストン
272は、シリンダ270を対向する部分即ち第1と第
2の圧力室274.276に分割している。 シリンダ270の一端部は、これを介してピストン・ロ
ッド286が摺動自在に貫通する中心部開口を有fる端
壁面280により閉鎖されている。I−″ストン・ロッ
l−゛286はピストン272に対して固定的に結合さ
れ、ピストン・ロツ)’286の他端部288はシリン
ダ270から外方へ延長して、傾斜チューブ28を回転
自在に収受しかり旋回ブラケット・ラグ36.38間に
配置されたピストン・ロッド・ブラケット371により
軸方向運動しないように固定されている。 ピストン・ロッド5・ブラケット371は、望ましい実
施態様の一体のシリンダ部分170と同じ機能を有する
。 ピストン272は、ポンプ100により連続的に供給さ
れる加圧された作動流体により作動させられる。このポ
ンプ1.00は、管路106によってサンプ104に対
し7、また供給管路102によりシリンダ/ピストン組
立体268に対して結合されている。 シリンダ/ピストン組立体268からの作動流体は戻り
管路]08を介して貯溜部104へ11出される。 シリンダ270をピストン・ロッド286に対して伸縮
させるため第1と第2の圧力室274.276に関する
作動流体の流入流出を選択的に制御1−るための、望ま
しい実施態様におけるものど類似する制御装置が設けら
れている。例示した他の構造においては、こ、の装置は
、第1の部材即ち弁ハウジング316と、第2の部材即
ち相互に運動可能ブエスゾール弁318とを含む制御弁
314を含んでいる。 スプール弁318は、望ましい実施態様におけると同じ
方法で押し引きケーブル66に対して結合され、また押
t2引きケーブル66の運動に応答して弁ハウジング3
16に対して軸方向に運動可能であシリンダ270のピ
ストン・ロッド286に対する軸方向運動は操舵アーム
48に対して伝達されて、シリンダ270および弁ハウ
ジング316の堅固な結合により、また一端部322が
操舵アーム48のアーム部50に対して枢着されかつ他
端部324が弁ハウジング316に対して枢着された堅
固な結合リンク320によって、軸心46の周囲におけ
る推進機12の枢動運動を生じる。 弁ハウジング316およびスプール弁318は、望まし
い実施態様におけるものと類似のものである。 ボー!−142は弁ハウジング116における通路を介
I7てシリンダ270の第1の室274と連通状態に結
合され、=N−) 144は弁ハウジング116におけ
る第2の通路を介してシリンダ270の第2の室276
と連通状態に結合されている。 スプール弁318が弁ハウジング316に対して右方へ
、即ち右旋回位置へ移動する時、シリンダ270はピス
トン・ロッド286に対して伸長させられ、弁ハウジン
グ316は右方へ移動されて結合リンク320および操
舵アーム48を介して推進機12を軸心46の周囲に反
時計方向に枢動させるのである。 スプール弁318が弁ハウジング316に対して左方へ
即ち左旋回位置に移動される時、シリンダ270はピス
トン・ロッド286に対して引込められ弁ハウジング3
16は左方へ移動されて、推進機12を軸心46の周囲
に時計方向に回転させるのである。 ピストン・ロッドゝ286が固定されシリンダ270が
ピストン・ロッド286に対して運動するように別のm
造におけるシリンダ270とピストン・ロッ1−’28
6が互換性を有する点を除いて、この構造におけるシリ
ンダ/ピストン組立体268は望ましい実施態様の液圧
作動シリンダ/ピストン組立体68と同じように機能す
る。従って、別の構成における液圧作動シリンダ/ピス
トン組立体268のこれ以」−の説明は不必要である。 本発明の種々の特徴については頭書の特許請求の範囲に
おいて記載する−
第1図は本発明の諸特徴を包含する船外機を示す側面図
、第2図は第1図に示された船外機におけるパワー ・
ステアリング装置を部分平面図で示す部分拡大断面図、
第3図は第2図に示されたパワー・ステアリング装置の
制御弁を示す部分拡大図、第4図は第3図における線4
−4に関する断面図、第5図はパワー・ステアリング装
置における制御弁に対する別の構造を示す第3図と類似
の図、第6図は並列位置関係に支持された2つの船外機
に対する・ξワー・ステアリング装置を示す平面図、第
7図は一方の推進機が傾斜位置にあり他方が運転位置に
ある時の各部分の相対的位置を示す第6図の線7−7に
関する端面図、第8図は操舵機構が両方の船外機の操舵
を行なうだめの単一のノくワー・ステアリング装置を含
む点を除き第6図と類似の図、および第9図は本発明の
別の実施態様を示す第2図と類似の図である。 10・・・・・・舶用推進装置、J2・・・・・推進機
。 14・・・・・・上部動力ヘッド、 16・・・・
・・内燃機関。 18・ ・下部装置、 20・ プロペラ、22
°゛・・横梁材、24・・・横梁材ブラケット、26・
・・・・・旋回ブラケット、28・・・・・・傾斜チュ
ーブ。 30.32・ ・・アーム、 36.38・ ・・
・ラグ、40・・・・開口、42・・・・・水平方向軸
心、7I4・キング・ピン、46・・・・軸心、48・
・・・・・操舵アーム、 50・・・・・アーム部
、52・・・・操舵装置。 54・ フレーム、5G・・ ・& SS・・・
・舵輪。 60・・・・・操舵クー−プル組立体、62 ・・鞘
部。 64・ ・ねじ部材、66・・−・押し引きケーブル。 67・・・・パワ」・ステアリング装置、 68゛
゛液圧作動シリンダ/ピストン組立体、 7叶 ・シ
リンダ、71・・・・・長手方向軸心、72・ ・ピス
トン、73・・・・・中心部開口、74・・・・・・第
1の圧力室、76・・・・・・第2の圧力室、78・・
・・端部。 80・・・・・端壁面、82・・・・中心部開口、84
°°。 ・・・内端部、86・・・・ピストン・ロッドゝ、
88−・・・外端部、90・・・・外側管状部分、92
・ ・内側管状部分、94・・・・・第〕の通路、96
・・パ第2の通路、98・・・・開口、100・・・・
・・ポンプ。 102・・・・供給管路、104 貯溜部、106
・・・・・・管路、 108. ]i、o・・・・
・・戻り管路、111・・・・バイパス管路、IJ2・
・・・逃し、弁、1]3・・・逆止弁、114・・・・
・制御弁、116・・・・・・弁ハウジング、118・
・・・・・スプール弁、120・・・・・結合リンク、
126・・・・・・腔部、128・・・・・入口yN−
)−。 130・・・・・中心部溝、 132,1.34・
・・端部溝。 135〜137・・・・・・戻りポート、 138
. r:a、o・・・・中間溝、 142,1.4
.4・・・・・・ポート、 146・・・・・・中
心部ラントゝ、 148,150・・・・拡大ラン
トゝ、 152゜154・・・・端部+ 15
6・・・ワッシャ、158・・・・・ナツト、160・
・・・ Uリンク、166・・・・ラム。 168・・・・・・外表面、170・・・・・一体の円
筒状部分。 172・・・突起部、174・・・・・・溝。
、第2図は第1図に示された船外機におけるパワー ・
ステアリング装置を部分平面図で示す部分拡大断面図、
第3図は第2図に示されたパワー・ステアリング装置の
制御弁を示す部分拡大図、第4図は第3図における線4
−4に関する断面図、第5図はパワー・ステアリング装
置における制御弁に対する別の構造を示す第3図と類似
の図、第6図は並列位置関係に支持された2つの船外機
に対する・ξワー・ステアリング装置を示す平面図、第
7図は一方の推進機が傾斜位置にあり他方が運転位置に
ある時の各部分の相対的位置を示す第6図の線7−7に
関する端面図、第8図は操舵機構が両方の船外機の操舵
を行なうだめの単一のノくワー・ステアリング装置を含
む点を除き第6図と類似の図、および第9図は本発明の
別の実施態様を示す第2図と類似の図である。 10・・・・・・舶用推進装置、J2・・・・・推進機
。 14・・・・・・上部動力ヘッド、 16・・・・
・・内燃機関。 18・ ・下部装置、 20・ プロペラ、22
°゛・・横梁材、24・・・横梁材ブラケット、26・
・・・・・旋回ブラケット、28・・・・・・傾斜チュ
ーブ。 30.32・ ・・アーム、 36.38・ ・・
・ラグ、40・・・・開口、42・・・・・水平方向軸
心、7I4・キング・ピン、46・・・・軸心、48・
・・・・・操舵アーム、 50・・・・・アーム部
、52・・・・操舵装置。 54・ フレーム、5G・・ ・& SS・・・
・舵輪。 60・・・・・操舵クー−プル組立体、62 ・・鞘
部。 64・ ・ねじ部材、66・・−・押し引きケーブル。 67・・・・パワ」・ステアリング装置、 68゛
゛液圧作動シリンダ/ピストン組立体、 7叶 ・シ
リンダ、71・・・・・長手方向軸心、72・ ・ピス
トン、73・・・・・中心部開口、74・・・・・・第
1の圧力室、76・・・・・・第2の圧力室、78・・
・・端部。 80・・・・・端壁面、82・・・・中心部開口、84
°°。 ・・・内端部、86・・・・ピストン・ロッドゝ、
88−・・・外端部、90・・・・外側管状部分、92
・ ・内側管状部分、94・・・・・第〕の通路、96
・・パ第2の通路、98・・・・開口、100・・・・
・・ポンプ。 102・・・・供給管路、104 貯溜部、106
・・・・・・管路、 108. ]i、o・・・・
・・戻り管路、111・・・・バイパス管路、IJ2・
・・・逃し、弁、1]3・・・逆止弁、114・・・・
・制御弁、116・・・・・・弁ハウジング、118・
・・・・・スプール弁、120・・・・・結合リンク、
126・・・・・・腔部、128・・・・・入口yN−
)−。 130・・・・・中心部溝、 132,1.34・
・・端部溝。 135〜137・・・・・・戻りポート、 138
. r:a、o・・・・中間溝、 142,1.4
.4・・・・・・ポート、 146・・・・・・中
心部ラントゝ、 148,150・・・・拡大ラン
トゝ、 152゜154・・・・端部+ 15
6・・・ワッシャ、158・・・・・ナツト、160・
・・・ Uリンク、166・・・・ラム。 168・・・・・・外表面、170・・・・・一体の円
筒状部分。 172・・・突起部、174・・・・・・溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の略々
水平方向の傾斜軸心の周囲における前記推進機の傾斜運
動および前記傾斜軸心を横切る操舵軸心の周囲における
両方向の前記推進機の操舵の枢動運動を生じるように前
記推進機に対して結合された支持装置と、前記傾斜軸心
に対し固定された平行な位置関係に延在する軸心を有し
、シリンダと該シリンダ内に支持されたピストンを含み
、かつ前記シリンダを両側に分割する液圧作動シリンダ
/ピストン組立体とを設け、前記シリンダと前記ピスト
ンの一方は前記液圧作動シリンダ/ピストン組立体の軸
心方向に運動しないように固定され、前記シリンダと前
記ピストンの他方は前記シリンダとピストンの一方に対
して液圧作動シリンダ/ピストン組立体の軸心方向に運
動可能であり、相互に運動可能な弁部材と弁ハウジング
を有する制御弁組立体を設け、前記弁ハウジングは加圧
された作動流体の供給源に対して結合されかつ前記シリ
ンダの前記両側に流体作用的に結合され、前記弁部材と
前記弁ハウジングは前記シリンダに対するその供給源か
らの作動流体の流れを制御するように相互に運動可能で
あり、前記他方のシリンダとピストンに対し共に運動す
るように前記弁ハウジングと前記弁部材の一方を結合す
る装置と、オペレータの操作に応答して前記弁ハウジン
グと弁部材の一方に対し前記弁部材と弁ハウジングの他
方を変位させるように前記弁ハウジングと弁部材の他方
に対して結合された装置と、前記制御弁組立体による前
記シリンダに対する加圧された作動流体の付加に伴つて
前記のシリンダとピストンの他方の運動に応答して前記
推進機の操舵運動を生じるように前記シリンダとピスト
ンの他方に対し前記推進機を結合する装置とを設けるこ
とを特徴とする舶用推進装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の舶用推進装置において
、前記弁部材と前記弁ハウジングが相互に回転自在かつ
軸方向に運動自在であり、前記弁部材が傾斜軸心と略々
一致する軸心上で軸方向に運動可能であることを特徴と
する舶用推進装置。 3、推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の略々
水平方向の傾斜軸心の周囲における前記推進機の傾斜運
動および前記傾斜軸心を横切る操舵軸心の周囲における
両方向の前記推進機の操舵枢動運動を生じるように前記
推進機に対して結合された支持装置と、シリンダと該シ
リンダ内に支持されたピストンを含みかつ前記シリンダ
を両側に分割する液圧作動シリンダ/ピストン組立体と
を設け、前記シリンダと前記ピストンの一方は前記液圧
作動シリンダ/ピストン組立体の軸心方向に運動しない
ように固定され、前記シリンダと前記ピストンの他方は
前記一方のシリンダとピストンに対して軸方向に運動可
能であり、相互に回転自在かつ軸方向に運動自在な弁部
材と弁ハウジングを有する制御弁組立体を設け、前記弁
部材は前記傾斜軸心と略々一致する軸心上で軸方向に運
動可能であり、前記弁ハウジングは加圧された作動流体
の供給源に対して結合されかつ前記シリンダの前記両側
に流体作用的に結合され、前記弁部材と前記弁ハウジン
グは前記シリンダに対するその供給源からの作動流体の
流れを制御するように相互に運動可能であり、前記シリ
ンダとピストンの他方に対し共に運動するように前記弁
ハウジングと前記弁部材の一方を結合する装置と、オペ
レータの操作に応答して前記弁ハウジングと弁部材の一
方に対し前記弁部材と弁ハウジングの他方を変位させる
ように前記弁ハウジングと弁部材の他方に対して結合さ
れた装置と、前記制御弁組立体による前記シリンダに対
する加圧された作動流体の付加に伴つて前記シリンダと
ピストンの他方の運動に応答して前記推進機の操舵運動
を生じるように前記シリンダとピストンの他方に対し前
記推進機を結合する装置とを設けることを特徴とする舶
用推進装置。 4 推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の略々
水平方向の傾斜軸心の周囲における前記推進機の傾斜運
動および前記傾斜軸心を横切る操舵軸心の周囲における
両方向の前記推進機の操舵の枢動運動を生じるように前
記推進機に対して結合された装置と、シリンダと該シリ
ンダ内に支持されたピストンを含みかつ前記シリンダを
両側に分割する液圧作動シリンダ/ピストン組立体とを
設け、前記シリンダと前記ピストンの一方は前記液圧作
動シリンダ/ピストン組立体の軸方向に運動しないよう
に固定されかつ前記支持装置上に完全に支持され、前記
シリンダと前記ピストンの他方は前記一方のシリンダと
ピストンに対して軸方向に運動可能であり、相互に運動
自在な弁部材と弁ハウジングを有する制御弁組立体を設
け、前記弁ハウジングは加圧された作動流体の供給源に
対して結合されかつ前記シリンダの前記両側に流体作用
的に結合され、前記弁部材と前記弁ハウジングは前記シ
リンダに対する供給源からの作動流体の流れを制御する
ように相互に運動可能であり、前記シリンダとピストン
の他方に対し共に運動するように前記弁ハウジングと前
記弁部材の一方を結合する装置と、オペレータの操作に
応答して前記弁ハウジングと弁部材の一方に対し前記弁
部材と弁ハウジングの他方を変位させるように前記弁ハ
ウジングと弁部材の他方に対して結合された装置と、前
記制御弁組立体による前記シリンダに対する加圧された
作動流体の付加に伴つて前記シリンダとピストンの他方
の運動に応答して前記推進機の操舵運動を生じるように
前記シリンダとピストンの他方に対し前記推進機を結合
する装置とを設けることを特徴とする舶用推進装置。 5、特許請求の範囲第4項記載の舶用推進装置において
、前記弁部材と前記弁ハウジングは相互に回転自在かつ
軸方向に運動自在であり、前記弁部材は前記傾斜軸心と
略々一致する軸方向上で軸方向に運動自在であることを
特徴とする舶用推進装置。 6、推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の操舵
軸心の周囲における両方向の操舵の枢動運動を生じるよ
うに前記推進機に対して結合される支持装置と、アクチ
ュエータにより前記推進機に対して加えられる操舵力を
増大させるため前記推進機に対してアクチュエータを作
用的に結合する動力補助装置とを設け、該動力補助装置
はシリンダと該シリンダ内に往復運動するように支持さ
れたピストンと該ピストンに対して結合された伸縮自在
なピストン・ロッドとを含み、該ピストン・ロッドを選
択的に伸縮させる制御装置を設け、該制御装置は相互に
回転自在かつ軸方向に運動自在な第1と第2の部材を有
し、前記部材の一方は前記アクチュエータの運動に応答
して前記部材の他方に対して軸方向に運動するようにア
クチュエータに対して結合され、前記他方の部材は共に
運動するように前記ピストン・ロッドに対して結合され
かつ前記他方の部材の運動に応答して前記推進機の操舵
運動を生じるように前記推進機に対して結合されること
を特徴とする舶用推進装置。 7、特許請求の範囲第6項記載の舶用推進装置において
、前記支持装置は更に略々水平方向の傾斜軸心の周囲に
おいて前記推進機の傾斜運動を生じるように前記推進機
に対して結合され、前記第2の部材は前記傾斜軸心と略
々一致する軸心上で軸方向に運動自在であることを特徴
とする舶用推進装置。 8、特許請求の範囲第7項記載の舶用推進装置において
、前記アクチュエータが前記傾斜軸心と略々一致するよ
うに延在する部分を含みかつ前記第2の部材に対して作
用的に結合された押し引きケーブルを含むことを特徴と
する舶用推進装置。 9、推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の操舵
軸心の周囲における両方向の操舵の枢動運動を生じるよ
うに前記推進機に対して結合される支持装置と、前記推
進機に対しその操舵のため結合されかつ1つの軸心とシ
リンダと該シリンダ内に支持されてこのシリンダを両側
に分割するピストンとを含む液圧作動シリンダ/ピスト
ン組立体とを設け、前記シリンダと前記ピストンの一方
は前記液圧作動シリンダ/ピストン組立体の軸心方向に
運動しないように固定され、前記シリンダと前記ピスト
ンの他方は前記シリンダとピストンの一方に対して軸方
向に運動可能であり、弁ハウジングと左旋回位置と無変
更操舵位置と右旋回位置との間に相互に運動可能な弁部
材とを有する制御弁組立体とを設け、前記弁ハウジング
は加圧された作動流体の供給源に対して結合され、作動
流体サンプに対して結合されかつ前記シリンダの前記両
側に対して流体作用的に結合され、前記弁部材は、前記
弁ハウジングと共働可能であり、かつ弁組立体が無変更
操舵位置にある時、前記加圧作動流体供給源を前記サン
プと連通状態に結合するように作用し、かつ前記弁組立
体が前記左旋回位置にある時は、前記加圧作動流体供給
源を前記シリンダの前記両側の一方と連通状態に結合し
かつ前記シリンダの両側の他方を前記サンプと連通状態
に結合するよう作用し、また前記弁組立体が前記右旋回
位置にある時は前記加圧作動流体供給源を前記他方のシ
リンダの他の側と連通状態に結合しかつ前記シリンダの
前記の一方の側を前記サンプと連通状態に結合するよう
に作用し得るランド装置を備えることを特徴とする舶用
推進装置。 10、推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の操
舵軸心の周囲における両方向の操舵の枢動運動を生じる
ように前記推進機に対して結合される支持装置と、前記
操舵軸心に対して横切る位置関係に延在する1つの軸心
とシリンダと該シリンダ内に支持されてこのシリンダを
両側に分割するピストンとを含む液圧作動シリンダ/ピ
ストン組立体とを設け、前記シリンダと前記ピストンの
一方は前記液圧作動シリンダ/ピストン組立体の軸心方
向に運動しないように固定され、前記シリンダと前記ピ
ストンの他方は前記一方のシリンダとピストンに対して
軸方向に運動可能であり、前記シリンダに対する加圧さ
れた作動流体の付加に伴つて前記シリンダとピストンの
他方の運動に応答して前記推進機の操舵運動を生じるよ
うに前記シリンダとピストンの他方に対し前記推進機を
結合する装置と、弁ハウジングと左旋回位置と無変更操
舵位置と右旋回位置との間に相互に運動可能な弁部材と
を有する制御弁組立体とを設け、前記弁ハウジングは加
圧された作動流体の供給源に対して結合される入口ポー
トと作動流体サンプに対し結合される第1と第2の戻り
ポートと前記シリンダの前記の両側と連通状態に結合さ
れた第1と第2の操舵用ポートとを含み、前記弁部材は
、前記弁ハウジングと共働可能でありかつ弁組立体が前
記無変更操舵位置にある時前記入口ポートを前記各戻り
ポートおよび前記各操舵用ポートと連通状態に結合する
よう作用し、前記弁組立体が前記左旋回位置にある時は
、前記入口ポートを前記第1の操舵用ポートと連通状態
に結合し前記第2の操舵用ポートを前記第2の戻りポー
トと連通状態に結合しかつ前記第1の戻りポートを閉塞
するように作用し、また前記弁部材が前記右旋回位置に
ある時は前記入口ポートを前記第2の操舵用ポートと連
通状態に結合し、前記第1の操舵用ポートを前記第1の
戻りポートと連通状態に信号し、かつ前記第2の戻りポ
ートを閉塞するように作用し得るランド装置を備えるこ
とを特徴とする舶用推進装置。 11、推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の操
舵軸心の周囲における両方向の操舵の枢動運動を生じる
ように前記推進機に対して結合される支持装置と、アク
チュエータにより前記推進機に対して加えられる操舵力
を増大させるため前記推進機に対してアクチュエータを
作用的に結合する動力補助装置とを設け、該動力補助装
置はシリンダと該シリンダにおいてその内部で往復運動
するように支持されかつ前記シリンダを両側に分割する
ピストンと該ピストンと結合された伸縮自在なピストン
・ロッドとを含む液圧作動シリンダ/ピストン組立体と
、前記ピストン・ロッドを伸縮させるため前記シリンダ
の前記両側に関する流入流出を選択的に制御するように
加圧された作動流体の供給源に対し結合される制御装置
とを含み、該制御装置は相互に回転自在かつ軸方向に運
動自在な第1と第2の部材を有し、該部材の一方は前記
アクチュエータの運動に応答して前記部材の他方に対し
て軸方向に運動するようにアクチュエータに対して結合
され、前記他方の部材は共に運動するように前記ピスト
ン・ロッドに対して結合されかつ前記他方の部材の運動
に応答して前記推進機の操舵運動を生じるように前記推
進機に対して結合されることを特徴とする舶用推進装置
。 12、特許請求の範囲第11項記載の舶用推進装置にお
いて、前記支持装置が更に、略々水平方向の傾斜軸心の
周囲における前記推進機の傾斜運動を生じるように前記
推進機に対して結合され、前記第2の部材が前記傾斜軸
心と略々一致する軸心上に軸方向に運動可能であること
を特徴とする舶用推進装置。 13、特許請求の範囲第12項記載の舶用推進装置にお
いて、前記第1の部材が前記ピストン・ロッドと前記推
進機に対して結合され、前記ピストン・ロッドの伸縮運
動に応答して前記推進機の操舵の枢動運動を生じ、前記
第2の部材が前記アクチュエータに対して結合されかつ
前記アクチュエータの運動に応答して第1と第2の位置
間で前記第1の部材に対して運動可能であり、前記制御
装置は、前記第2の部材が前記第1の位置にある時前記
ピストン・ロッドを伸長させ、かつ前記第2の部材が第
2の位置にある時は前記ピストン・ロッドを収縮させる
ことを特徴とする舶用推進装置。 14、特許請求の範囲第13項記載の舶用推進装置にお
いて、前記第2の部材は第3の位置へ運動可能であり、
前記制御装置は前記第2の部材が前記第3の位置にある
時前記ピストン・ロッドが伸縮運動することを阻止する
ことを特徴とする舶用推進装置。 15、特許請求の範囲第14項記載の舶用推進装置にお
いて、前記制御装置は、前記第2の部材が前記第3の位
置にある時、前記ピストンの両側における実質的に平衡
した圧力を生じることを特徴とする舶用推進装置。 16、特許請求の範囲第14項記載の舶用推進装置にお
いて、前記制御装置は、前記シリンダ内の作動流体が前
記ピストンのいずれかの側から流出することを阻止する
ことを特徴とする舶用推進装置。 17、特許請求の範囲第13項記載の舶用推進装置にお
いて、前記第2の部材は、前記作動流体による前記ピス
トン・ロッドの伸縮運動を阻止する故障の場合に、前記
アクチュエータの両方向の運動に応答して前記第1の部
材と係合して該第1の部材を前記アクチュエータと機械
的に結合するための第1と第2の肩部装置を含むことを
特徴とする舶用推進装置。 18、推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の略
々水平方向の傾斜軸心の周囲における傾斜運動を生じる
ように、また前記傾斜軸心を略々横切る操舵軸心の周囲
における両方向の枢動運動を生じるように前記推進機に
対して結合される支持装置と、アクチュエータにより前
記推進機に対して加えられる操舵力を増大させるため前
記推進機に対して前記アクチュエータを作用的に結合す
る動力補助装置とを設け、該動力補助装置は、前記傾斜
軸心の周囲において前記推進機と共に傾斜運動を生じる
ように、また前記傾斜軸心と平行な方向における軸方向
運動を生じないように前記傾斜軸心に対して平行に隔て
られた位置関係に前記推進機上に支持されたシリンダと
、前記シリンダ内において往復運動を生じるように摺動
自在に支持されかつ前記シリンダを対向位置の第1と第
2の室に分割するピストンと、前記シリンダの一端部を
貫通して摺動自在に延長しかつ第1の端部が前記ピスト
ン・ロッドに対して結合され第2の端部が前記シリンダ
から外方へ延長するピストン・ロッドと、共に運動する
ように前記ピストン・ロッドの前記第2の端部に対して
固定されかつ加圧された作動流体の供給源に対して結合
される入口ポートと作動流体サンプに対し結合される戻
りポートとを有する弁ハウジングと、第1と第2の位置
間で前記弁ハウジングに対して運動するように前記弁ハ
ウジング内に支持された弁部材と、前記アクチュエータ
の運動に応答して前記弁ハウジングに対する前記弁部材
の運動を生じるように前記アクチュエータに対し前記弁
部材を結合する装置と、前記弁部材に対する前記弁ハウ
ジングの運動に応答して前記推進機の操舵の枢動運動を
生じるように前記推進機に対し前記弁ハウジングを結合
する装置と、前記弁部材が前記第1の位置にある時、前
記第1の室を前記入口ポートと連通状態に結合し、かつ
前記ピストン・ロッドを伸長させ前記推進機を一方向に
枢動させるため前記第2の室を前記戻りポートと連通状
態に結合する前記弁ハウジングと前記ピストン・ロッド
における第1の通路装置と、前記弁部材が前記第2の位
置にある時、前記ピストン・ロッドを収縮させかつ前記
推進機を反対方向に枢動させるため前記第1の室を前記
戻りポートと連通状態に結合しかつ前記第2の室を前記
入口ポートと連通状態に結合する前記弁ハウジングと前
記ピストン・ロッドにおける第2の通路装置とを有する
制御弁とを含むことを特徴とする舶用推進装置。 19、特許請求の範囲第18項記載の舶用推進装置にお
いて、前記弁部材が第3の位置に運動可能であり、前記
推進機が該第3の位置にある時、前記第1と第2の両圧
力室を前記入口ポートと連通状態に結合しかつ前記推進
機の枢動運動を阻止するため前記ピストンの両側におい
て実質的に等しい圧力を生じるように、前記弁ハウジン
グと前記ピストン・ロッドにおける第3の通路装置を設
けることを特徴とする舶用推進装置。 20、特許請求の範囲第19項記載の舶用推進装置にお
いて、前記支持装置が艇体の横梁材から支持された支持
ブラケットと傾斜運動を生じるように前記支持ブラケッ
トと前記推進機を枢着する旋回ブラケットとを含み、該
旋回ブラケットが1対の横方向に隔てられたラグを有し
、前記シリンダは前記傾斜軸心と平行な方向におけるそ
の軸方向運動を拘束するように前記旋回ブラケットのラ
グ間で係合可能に配置された部分を含むことを特徴とす
る舶用推進装置。 21、特許請求の範囲第20項記載の舶用推進装置にお
いて、前記支持装置が前記旋回ブラケットのラグ間に延
長しかつ前記傾斜軸心を画成するため前記旋回ブラケッ
トから支持される傾斜チューブを含み、前記シリンダの
部分は管状でありかつ前記傾斜チューブを回転自在に収
受することを特徴とする舶用推進装置。 22、特許請求の範囲第21項記載の舶用推進装置にお
いて、前記弁部材を前記アクチュエータに対して結合す
る前記装置が、前記傾斜チューブを貫通して延長しかつ
前記弁部材に対し結合された軸方向に運動可能な作動部
材を含むことを特徴とする舶用推進装置。 23、特許請求の範囲第22項記載の舶用推進装置にお
いて、前記アクチュエータ部材が液圧作動シリンダを含
むことを特徴とする舶用推進装置。 24、特許請求の範囲第22項記載のキャリッジ装置に
おいて、前記アクチュエータの部材が押し引きケーブル
を含むことを特徴とするキャリッジ装置。 25、特許請求の範囲第18項記載の舶用推進装置にお
いて、前記弁部材が第3の位置へ運動可能であり、前記
弁ハウジングと前記弁部材が、前記入口ポートまたは前
記出口ポートのいずれかに対する前記第1と第2の両方
の室の連通状態を阻止するように配置されることを特徴
とする舶用推進装置。 26、特許請求の範囲第18項記載の舶用推進装置にお
いて、前記傾斜軸心の周囲における前記シリンダと前記
旋回ブラケットの一体の回転運動を生じるように、前記
シリンダ部分と前記旋回ブラケットのラグにおける相互
に係合する装置を設けることを特徴とする舶用推進装置
。 27、特許請求の範囲第18項記載の舶用推進装置にお
いて、前記動力補助装置が前記推進機上に完全に支持さ
れることを特徴とする舶用推進装置。 28、特許請求の範囲第18項記載の舶用推進装置にお
いて、前記弁部材と前記弁ハウジングが相互に回転自在
かつ軸方向に運動自在であり、略々弁部材は前記傾斜軸
心と略々一致する軸心上で軸方向に運動可能であること
を特徴とする舶用推進装置。 29、特許請求の範囲第18項記載の舶用推進装置にお
いて、前記弁部材は、前記ピストン・ロッドの伸縮運動
を阻止する故障の場合および作動流体によつて、前記ア
クチュエータの両方向における運動に応答して前記弁ハ
ウジングと係合しかつ前記アクチュエータを前記弁ハウ
ジングに対し機械的に結合するための第1と第2の肩部
装置を含むことを特徴とする舶用推進装置。 30、並列位置関係にある複数の推進機と、艇体上に支
持され、略々水平方向の傾斜軸心の周囲に傾斜運動を行
ないかつ該傾斜軸心を略々横切る操舵軸心の周囲におい
て両方向に操舵の枢動運動を行なうように各推進機に対
し結合された各推進機に対する支持装置と、アクチュエ
ータにより前記推進機に対して加えられる操舵力を増大
するためアクチュエータを前記推進機に対し作用的に結
合する動力補助装置とを設け、該動力補助装置は、各々
がシリンダと、該シリンダ内においてその内部で往復運
動するように支持されたピストンと、該ピストンに対し
て結合された伸縮自在なピストン・ロッドとを含み、前
記ピストン・ロッドの伸縮運動に応答して各推進機の操
舵の枢動運動を生じるように前記各ピストン・ロッドを
各推進機に対して結合する装置と、前記アクチュエータ
の運動に応答して各ピストン・ロッドを選択的に伸縮さ
せるための前記各推進機に対する制御装置とを設け、該
制御装置は各ピストン・ロッドおよび各推進機に対して
結合され、かつ前記各ピストン・ロッドの伸縮運動に応
答して前記推進機の操舵の枢動運動を生じる第1の部材
と、第2の部材が第1の位置にある時各ピストン・ロッ
ドを一方向へ運動させ、また前記第2の部材が第2の位
置にある時は反対方向へ各ピストン・ロッドを運動させ
るため第1と第2の位置間で前記第1の部材に対して運
動可能な第2の部材と、前記アクチュエータの運動に応
答して前記各第1の部材に対し一方の前記第2の部材を
運動させるよう前記第2の部材のこの一方を前記アクチ
ュエータに対して結合する装置と、前記アクチュエータ
の運動に応答して共に運動するように前記第2の部材を
一体に機械的に結合する装置とを設け、前記制御装置は
、前記アクチュエータの運動が前記ピストン・ロッドの
全てを一方向へ運動させかつ全ての前記推進機が各操舵
軸心の周囲で同じ方向に枢動させられるように対向位置
関係に支持されることを特徴とする舶用推進装置。 31、特許請求の範囲第30項記載の舶用推進装置にお
いて、前記第2の部材を機械的に結合する前記装置が隣
接する推進機の前記第2の部材に対して両端部を結合さ
れた堅固な結合リンクを含み、前記第1と第2の部材が
相互に軸方向に運動自在かつ回転自在であり、かつ前記
第2の部材の長手方向軸心が各傾斜軸心と一致すること
を特徴とする舶用推進装置。 32、特許請求の範囲第31項記載の舶用推進装置にお
いて、前記結合リンクが、隣接する推進機のトー・イン
およびトー・アウトを変化させるためその全長を調整す
る装置を含むことを特徴とする舶用推進装置。 33、並列位置関係にある複数の推進機と、艇体上に支
持されかつ操舵軸心の周囲で両方向において各推進機の
操舵の枢動運動を生じるように各推進機に対し結合され
た各推進機に対する支持装置と、アクチュエータにより
前記推進機に対して加えられる操舵力を増大するためア
クチュエータを前記推進機の一方に対し作用的に結合す
る動力補助装置とを設け、該動力補助装置は、シリンダ
と、該シリンダ内においてその内部で往復運動するよう
に支持されたピストンと、該ピストンに対して結合され
た伸縮自在なピストン・ロッドとを含み、前記ピストン
・ロッドを選択的に伸縮させる制御装置を設け、該制御
装置は相互に回転自在かつ軸方向に運動自在な第1と第
2の部材を有し、該部材の一方は前記アクチュエータの
運動に応答して前記部材の他方に対する軸方向運動を生
じるように前記アクチュエータに対して結合され、前記
他方の部材はこれと共に運動するように前記ピストン・
ロッドに対し結合され、かつ前記他方の部材の運動に応
答してその操舵運動を生じるように前記一方の推進機に
対して結合され、前記アクチュエータの運動に応答して
同じ方向に全ての前記推進機の同じ操舵運動を生じるよ
うに前記推進機を結合する装置を設けることを特徴とす
る舶用推進装置。 34、推進機と、艇体上に支持されかつ前記推進機の略
々水平方向の傾斜軸心の周囲における傾斜運動と前記傾
斜軸心を横切る操舵軸心の周囲における前記推進機の両
方向の操舵の枢動運動を生じるように前記推進機に対し
て結合される支持装置と、該支持装置上に完全に支持さ
れた動力補助装置とを設け、該動力補助装置は、1つの
軸心を有しかつシリンダと該シリンダ内で支持され前記
シリンダを両側に分割するピストンとを有する液圧作動
シリンダ/ピストン組立体を含み、前記シリンダと前記
ピストンの一方は前記液圧作動シリンダ/ピストン組立
体の軸心の方向に運動しないように固定され、前記シリ
ンダと前記ピストンの他方は前記一方のシリンダとピス
トンに対して軸方向に運動可能であり、相互に回転自在
かつ軸方向に運動自在な弁部材と弁ハウジングを有する
制御弁組立体を設け、前記弁部材は前記傾斜軸心と略々
一致する軸心上で軸方向に運動可能であり、前記弁ハウ
ジングは加圧された作動流体の供給源に対し結合されか
つ前記シリンダの前記両側に対して流体作用的に結合さ
れ、前記弁部材と前記弁ハウジングは前記シリンダに対
する供給源からの作動流体の流れを制御するため相互に
運動可能であり、共に運動するように前記他方のシリン
ダとピストンに対して前記シリンダとピストンの一方を
結合する装置と、オペレータの操作に応答して前記弁ハ
ウジングと弁部材の一方に対して前記弁部材と前記弁ハ
ウジングの他方を変位させるため前記弁ハウジングと弁
部材の他方に対して結合された装置と、前記制御弁組立
体による前記シリンダに対する加圧された作動流体の付
加に伴つて、前記シリンダとピストンの他方の運動に応
答して前記推進機の前記操舵運動を生じるように前記シ
リンダとピストンの他方に対して前記推進機を結合する
装置とを設けることを特徴とする舶用推進装置。
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