JPS61159695A

JPS61159695A - 横型フル−ト

Info

Publication number: JPS61159695A
Application number: JP60243772A
Authority: JP
Inventors: アレキサンダー　ジヨン　ウイークス
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-10-30
Filing date: 1985-10-30
Publication date: 1986-07-19
Also published as: GB8526719D0; US4649790A; GB2166582A; GB2166582B; GB8427417D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、横型即ち側面から吹奏するフルートの特にそ
の脚接合部分の改良に関する。

（従来技術の説明）横型フルートは従来よシ３つの部分、即ち、頭部接合部
、中央接合部、脚部接合部、及びこｎらの部分を接続す
るほぞ（ｔｅａｏｎ）とソケットとの接合体とからなる
。基本的には上記脚と中央の接合部には筒状の通路があ
シ、頭部接合部には上記中央接合部から遠ざかる方向に
テーパを施した通路を設けている。上記横型フルートに
ついて、例えば、頭部接合部のテーパの性質、脚部及び
中央接合部に形成さｎた筒状の通路に於ける音の穴の位
置、及びこｎら穴の寸法及び最近では通路自体の寸法に
ついて夫々上記楽器の品質の向上を目的として提案さ几
ている。

（従来技術の問題点）そこで本発明は、上記楽器が音質及び音量を飛躍的に向
上させることを目的とする。

上記目的を達成するために、従来の上記楽器の一般の構
造とは異なシ上記脚部接合部の開口端が外側に張出して
いるかベル型になっていると飛躍的に音質と音量が向上
することに着目した。

（問題点を解決するための手段及び作用）本発明は横型
フルートの脚部接合部の軸方向通路１愉面が上記固接合
部の開口端に向かう方向に上記開口端で略最大になるよ
うに増加する端部を有することが特徴となっている。

上記寸法の増加する軸方向通路の端部は種々の形をとっ
てよい。例えば、固接合部の端部への増加割合は一定で
ありそのため端部が円錐形となるもので良い。しかしな
がら、上記増加割合は段々に大きくなって端になる゛′
ペル“量を画定するとよい。上記通路の端部の側壁を縦
断面からみると放物線アーク（ｐａｒａｂｏｌｉｃ　ａ
ｒｅ）を示す。

上記通路の端部は横方向断面が円形であシ、該通路直径
は最小から最大まで１．２と１，６の間の因数で増加す
るが、実際は、該因数は約１．５のが最も良い結果が得
られる。

該フルートの最も低い音階に対する音の穴即ち上記固接
合部の開口端に最も近い所は寸法が増加する軸方向通路
の上記端部に形成さｎる。しかしながら、この音の穴に
対するキーポストの構造を簡素化するために、上記端部
が該キーポストが上記軸方向通路の円筒状部分と同列に
なっているように短縮さｎている。従って、増加する寸
法を有する上記端部の長さは幾分変化可能であり実際端
部の長さは最小の直径よシ因数１．０と４．２の開発だ
け大きいと良い。最も低い音の穴は端部自身に、　形成
さｎている。この因数はおよそ３．２である。

上記言及したキーポストを簡単にした構造に於いて上記
軸方向通路の端は更に上記固接合部の別々のコンポーネ
ントにて形成可能であり上記側々のコンポーネントは例
えばほぞ（ｔｅｎｏｎ）とソケットの接合のような適当
な手段によりｅ付は可能である。

又、上記脚部接合部は従来の固接合部より、本発明に係
る端部の持つ尖鋭化（ｓｈａｒＡｔｎｇ）の低い音階（
ｎｏｔｅ）に対する効果を補償するためより長くなって
いる。

（実施例の説明）以下、本発明に係る、横型フルートの実施例を図面を参
照しつつ説明する。

第３図は従来のＩ　Ｂ　＋″Ｏ脚接合と、随時使用可能
な“Ｃ″の固接合部を備えた横型フルートの外観図を示
す。

第３図において、従来の横型フルートは６つの部分から
なる。即ち、順接合部１と中央接合部２と固接合部３と
である。

上記頭部接合部１は一方の側壁から吹くマウスピース４
を含みなだらかなカーブで閉端５に向かいテーパさｎた
円形横断面の軸方向通路を有する。

この様な通路の典型的な寸法は閉端５で１７１ｗ１Ｒ１
マウスピースで１７．８ｍ、中央接合部に接続さｎた端
部で１９閣である。従って、このテーパはこの通路の直
径に対しては僅かである。又、順接合部１は通常のほぞ
（ｔｅｎｏｎ）とソケット６の接合によシ上記中央接合
部２に接合さｎ、中央接合部には直径で１９園の一定の
横断面の円筒状軸方向通路が有る。上記中央接合部通路
からキーポスト７とキー（図示せず）とを有する音の穴
が隔設さ几ている。上記中央接合部はほぞとソケットと
の接合８により上記固接合部３により接続さｎている。

又、上記固接合部は直径１９鴎の円筒状軸方向通路を有
し該通路フルートの端の開口部９まで坤びている。

第３図に於いて、上記固接合部６は゛Ｂ″Ｏ脚接合部で
あり、キーポスト７を有する４つの穴が有り従って最も
低く得られる音階は“Ｂ″である。

別の脚接合部１０がある。こｎはただ３つの音の穴を有
しその最も低い音階（ｎｏｔｅ）はＣ”故１１　Ｃ１＆
の脚接合部である。この°Ｃ″の脚接合部も又円筒状で
ある。

次に　ｕＢ″′Ｏ脚接合部１１の形をとる本発明の第１
実施例を示す。従来の脚接合部のようにこｎはほぞとソ
ケットの接合８により接続可能であり、キーポスト７を
有する４つの音の穴を有し更にその端で開口部９を有す
る円形状の横断面の通路１３を有する。第１図の概路線
１２は上記脚接合部１１の軸方向通路１３の内壁を現わ
す。上記脚接合部の通路１３の端部１４には上記脚接合
部の端９に向かって通路の寸法が増加している。上記端
部１４の内壁の傾きは脚接合部の端９に向かって増加し
ているので、上記端部１４はベル（ｂｅｌｌ）型となっ
ている。上記端部１４の長さを変える事は可能であるが
、長さａは６０Ｍ１通路端は２８．０ｍｍの直径が特に
適切である。残シの通路部分１３は一定で上記中央接合
部の直径即ち１９叫と等しい。従って、本実施例では端
部１４の通路の直径は最小から最大まで因数２８／１９
又は、約１．５で増加する。

より低い。そのため、本実施例ではこのキーポストは実
際は図示する様に上記脚接合部のベル型端部に作らなけ
ｎばならない。このことは、相当の技術が要求さｎ最も
低い音の穴のキーポスト１５が構造を簡単にするために
上記通路１３の円筒状部分に揃っている様に作らｎるよ
うに長さの短い端部を持つ事が可能である。この様な場
合、端部の長さ″　Ｍは、例えば４０．０ｍが良い。従
って、上記端部１４の長さは好ましくは最小の通路直径
よシ因数６０／１９、又は約３．２だけ大きいが、この
簡単な構成では、該因数は４０／１９．又は約２．１で
ある。

上記脚接合部１１の全体の多重は′″Ｂ″Ｏ脚接谷部の
標準のものよシ脚接合部端でのより大きい開口部が持つ
尖鋭化（ｓｈａｒ〆ｉｎｇ）の低い方の音階（ｎ　ｏ　
ｔ　ｅｚ）に対する効果を補償するため大きい。

上述の寸法については、必要な長さの対応する増加は１
０．０ｍである。上記はぞ（ｔｅｎｏｎ）とソケット８
に対する従って脚接合部１１におけるマウスピースに対
する音の穴７の位置決めは従来の脚接合のそｎと同じで
あるので第１図から見てキーポスト１５の右側に余分の
長さがある。

横型フルートは一般に純銀又は銀の板のニッケル銀から
できている。上記脚接合部の通路の“ベル゛型端部１４
を形成する工程は、元は円筒状の空白から形成さｎ、上
記端部９に最も近い通路１６の側壁が上記脚接合部の円
筒状部分の側壁よシ著しく薄くなっている。又、上記端
部９を補強するためリング１６がある。このため、外観
上は更に良くなってくる。

第２図は、６Ｃ″の脚接合部１７の形の本発明の別の実
施例を示す。

この脚接合部は第１図の脚接合部１１と同様のラベルが
さｎているが、１つ少ない音の穴と、それに対応して長
さが短い。

寸法“、ｉ′と１４１．″は、各々６０．０ｍと２８．
０闇と同じであるが、脚接合部１７の全体の長さは上記
はぞとソケットの接合８に対して音の穴７の位置を変え
ないで、標準のものより大きい。

本発明の両実施例は従来の横型フルートで生れる音より
大きな音量を生むだけでなく発生する全体の音質も犬き
く向上している。又、このフルートは音が良いばかシで
なく演奏者が音色とダイナミックさの違いを可能にする
ようにより柔軟性を有する。

（発明の効果）本発明に係る脚接合部は、従来のフルートの脚接合より
もいくつかの長所がある。本発明に係る脚接合部を備え
た横型フルートにより生ｎる音量は、大きいものであり
、演奏者が求めていた特徴である。音量が増えることは
特にその楽器をオーケストラと一緒にソロ演奏するとき
又はフルートの最も弱い低い方の音域では特に簡単にき
こえなくなるような他の楽器のアンサンプル（ｅｎｓｅ
ｍｂｌｅ）の場合に特に望ましい。本発明に係る横型フ
ルートに於いて、低い音階を演奏する際に生ｎる音量は
大いに増量する。

更に、フルートでは非常に高い音階に於いてこｎは演奏
し難いが、本発明に係るフルートに於いては音が簡単に
出るし音質も良いという効果も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る横型フルートの“Ｂ１の脚接合
部の外観図であり、８１！２図は本発明に係る“Ｃ″″
の脚接合部の外観図であり、第３図は、従来の“Ｂ″″
の脚接合部と、従来の随時使用出来る“Ｃ゛の脚接合部
とを備えた、横型フルートの外観図である。（符号の説明）１・・・頭部接合部、２・・・中央接合部、６・・・脚
接合部、４・・・マウスピース、５・・・閉端、６・・
・はぞとソケットの接合、７・・・キーポスト、８・・
・はぞとソケットの接合、９・・・開口端、１０・・・
接合部、１１・・・“Ｂ″′の脚接合部、１２・・・概
略線、１３・・・軸方向通路、１４・・・端部、１５・
・・キーポスト、１６・、・リング、１７・・・１１０
″′の脚接合部。第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）その横断面が開口端の方向に向かつて増加し且つ
ほぼ前記開口端で最大となる端部分を有する軸方向通路
からなる脚接合部（ｆｏｏｔ　ｊｏｉｎｔ）を含むこと
を特徴とする横型フルート。
（２）前記横断面の増加の割合は、前記開口端に向かつ
て序々に大きくなり通路の端部分でベル量を画定するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の横型フルー
ト。
（３）前記通路の端部分はほぼ横断面が円形で、前記端
部分の直径は最小から最大まで１．２と１．６の間の因
数で増加することを特徴とする特許請求の範囲第１項又
は第２項記載の横型フルート。
（４）前記因数は約１．５であることを特徴とする特許
請求の範囲第３項記載の横型フルート。
（５）前記端部分は寸法が増大しその長さは最小の通路
直径よりも１．０と４．２との間の因数だけ大きいこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項から第４項のいずれ
かに記載の横型フルート。
（６）前記端部分の長さが通路の最小の直径よりも大き
くさせる因数は約３．２であることを特徴とする特許請
求の範囲第５項記載の横型フルート。
（７）前記脚接合部の開口端に最も近い音の穴は寸法の
増大する軸方向通路の前記端部分に形成されることを特
徴とする特許請求の範囲第１項から第４項のうちのいず
れかに記載の横型フルート。
（８）前記脚接合部は分離自在となつていることを特徴
とする特許請求の範囲１項から第７項のいずれかに記載
の横型フルート。