JPS61159142A - 天然ガスの発熱量調整方法 - Google Patents
天然ガスの発熱量調整方法Info
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- JPS61159142A JPS61159142A JP27767184A JP27767184A JPS61159142A JP S61159142 A JPS61159142 A JP S61159142A JP 27767184 A JP27767184 A JP 27767184A JP 27767184 A JP27767184 A JP 27767184A JP S61159142 A JPS61159142 A JP S61159142A
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Classifications
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- G—PHYSICS
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、小規模な液化天然ガスの気化供給所において
用いるに適した天然ガスの発熱量調整方法に関する。
用いるに適した天然ガスの発熱量調整方法に関する。
(従来の技術)
天然ガス(略称NG)は、通常は極低温状態で液化され
た液化天然ガスく略称しNG)として貯蔵され、その消
費にあたり必要量が気化器により常温の天然ガスに再気
化されて供給される。
た液化天然ガスく略称しNG)として貯蔵され、その消
費にあたり必要量が気化器により常温の天然ガスに再気
化されて供給される。
しかして天然ガスはそれぞれ固有の発熱ffl値を示す
主成分メタン、副成分エタン、プロパン等の主としてパ
ラフィン系同族体から成る多成分系のガスであるため、
その発熱量は一定していない。
主成分メタン、副成分エタン、プロパン等の主としてパ
ラフィン系同族体から成る多成分系のガスであるため、
その発熱量は一定していない。
即ち天然ガスの発熱量は、前記各成分の組成の違イニよ
り9700〜11200Kcal /Nm3の範囲でバ
ラツキがある上に、前記の再気化にあたり、各成分の沸
点の相違や気化器の蒸発管内における液相流(液化天然
ガス流)と気相流(天然ガス流)との相互干渉に基づく
複雑な流動現象により、再気化された天然ガスの組成が
ある時間的周期を伴って変動し、従ってその発熱量も変
動するのである。
り9700〜11200Kcal /Nm3の範囲でバ
ラツキがある上に、前記の再気化にあたり、各成分の沸
点の相違や気化器の蒸発管内における液相流(液化天然
ガス流)と気相流(天然ガス流)との相互干渉に基づく
複雑な流動現象により、再気化された天然ガスの組成が
ある時間的周期を伴って変動し、従ってその発熱量も変
動するのである。
然し一方、天然ガスに対しては、消費時の燃焼性や取引
上等の理由から、特定の標準発熱量(例えば、都市ガス
として天然ガスを供給する場合の標準発熱量は1100
0Kcal /Nm3である。)を示すことが要求され
ており、ここに天然ガスの発熱量調整を行なう必要が生
ずる。
上等の理由から、特定の標準発熱量(例えば、都市ガス
として天然ガスを供給する場合の標準発熱量は1100
0Kcal /Nm3である。)を示すことが要求され
ており、ここに天然ガスの発熱量調整を行なう必要が生
ずる。
かかる天然ガスの発熱量調整を行なうための従来の技術
は、熱量計により天然ガスの発熱量を測定することと、
その測定値に基づき天然ガスに対して専ら増熱手段を施
すことにより構成されている。例えば、熱量計として、
一定速度の流水に対して一定状態で燃焼しているガスの
燃焼熱を与えて、流水の量とその温度上昇からガスの発
熱量を求める方式のものや、二重の同心円状に配列した
金属製の膨張体を一定条件下で燃焼しているガスの焔で
熱し、前記膨張体の膨張変化よりガスの発量計による測
定値に基づき、天然ガスより発熱Tの高いプロパン或い
はブタン等の増熱用ガスを天然ガスに対し必要量混合し
て、その発熱量を高めている。
は、熱量計により天然ガスの発熱量を測定することと、
その測定値に基づき天然ガスに対して専ら増熱手段を施
すことにより構成されている。例えば、熱量計として、
一定速度の流水に対して一定状態で燃焼しているガスの
燃焼熱を与えて、流水の量とその温度上昇からガスの発
熱量を求める方式のものや、二重の同心円状に配列した
金属製の膨張体を一定条件下で燃焼しているガスの焔で
熱し、前記膨張体の膨張変化よりガスの発量計による測
定値に基づき、天然ガスより発熱Tの高いプロパン或い
はブタン等の増熱用ガスを天然ガスに対し必要量混合し
て、その発熱量を高めている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、上記の従来技術では、熱量計の応答速度が遅く
、通常3〜10分間の測定遅れを生ずるため、天然ガス
の再気化の際の発熱量変動が激しいときは、発熱量の調
整を追従させることができないという問題があった。そ
してこの様な問題は大規模な液化天然ガスの気化供給プ
ラントにおいては、気化器の運転台数が多いことや、大
容量のプラント内部で組成の異なる天然ガスが混合、平
均化されることより、さしたる不都合を生じないが、こ
の様なスケール・メリットを期待できない小規模な液化
天然ガスの気化供給プラントにおい □ては、供給され
る天然ガスの発熱mが標準発熱Gと大きく食い違うとい
う不都合を生じる恐れがあった。
、通常3〜10分間の測定遅れを生ずるため、天然ガス
の再気化の際の発熱量変動が激しいときは、発熱量の調
整を追従させることができないという問題があった。そ
してこの様な問題は大規模な液化天然ガスの気化供給プ
ラントにおいては、気化器の運転台数が多いことや、大
容量のプラント内部で組成の異なる天然ガスが混合、平
均化されることより、さしたる不都合を生じないが、こ
の様なスケール・メリットを期待できない小規模な液化
天然ガスの気化供給プラントにおい □ては、供給され
る天然ガスの発熱mが標準発熱Gと大きく食い違うとい
う不都合を生じる恐れがあった。
又、天然ガスの発熱量は、必ずしもその標準発熱向を下
回るとは限らず、その逆の場合もあり得るので、天然ガ
スの増熱手段しか備えていない従来の技術では、この様
な場合に対処できないという問題もあった。
回るとは限らず、その逆の場合もあり得るので、天然ガ
スの増熱手段しか備えていない従来の技術では、この様
な場合に対処できないという問題もあった。
ところで、天然ガスにおいては、前記の組成上の特徴よ
り、その発熱量(高位発熱IKcal/Nm3)をHl
その比重(空気の比重を1とした場合。本明細書におい
て、以下同じ)をρとすると、第4図に示す様に、H=
14559xρ+1473 (第一式)で示される相
関性が成立することが知られており、又、ガス体の比重
を測定するための比重計、例えばいわゆるラウター比重
計においては、その応答性が熱■計に比し良好で、サン
プリングタイムも含めて通常数十秒の遅れで連続的に測
定を行なうことができることも知られている。
り、その発熱量(高位発熱IKcal/Nm3)をHl
その比重(空気の比重を1とした場合。本明細書におい
て、以下同じ)をρとすると、第4図に示す様に、H=
14559xρ+1473 (第一式)で示される相
関性が成立することが知られており、又、ガス体の比重
を測定するための比重計、例えばいわゆるラウター比重
計においては、その応答性が熱■計に比し良好で、サン
プリングタイムも含めて通常数十秒の遅れで連続的に測
定を行なうことができることも知られている。
そこで本発明は、比重計を応用して天然ガスの発熱量を
測定し、かつその測定値に対応して天然ガスに対し増熱
処理或いは希釈処理を迅速に施すことを、その解決すべ
き技術的課題とする。
測定し、かつその測定値に対応して天然ガスに対し増熱
処理或いは希釈処理を迅速に施すことを、その解決すべ
き技術的課題とする。
(問題点を解決するための手段)
上記課題を解決するための技術的手段は、天然ガスより
高い一定の発熱量を示す増熱用ガス、或いは天然ガスよ
り低い一定の発熱量を示し、若しくは発熱量がゼロであ
る希釈用ガスを、天然ガスに混合することにより該天然
ガスの発熱はを調整するに際し、天然ガスの流路に設け
た比重計による天然ガスの比重測定値に基づき、前記増
熱用ガス或いは希釈用ガスを天然ガスに対して択一的に
所要量混合する様に、増熱用ガスと希釈用ガス6)流路
にそれぞれ設けた流量調整装置を制御することにより構
成される。
高い一定の発熱量を示す増熱用ガス、或いは天然ガスよ
り低い一定の発熱量を示し、若しくは発熱量がゼロであ
る希釈用ガスを、天然ガスに混合することにより該天然
ガスの発熱はを調整するに際し、天然ガスの流路に設け
た比重計による天然ガスの比重測定値に基づき、前記増
熱用ガス或いは希釈用ガスを天然ガスに対して択一的に
所要量混合する様に、増熱用ガスと希釈用ガス6)流路
にそれぞれ設けた流量調整装置を制御することにより構
成される。
(作 用)
流路を通過する天然ガスの比重が比重計により測定され
る。この測定値は、天然ガスにおける発熱量と比重との
間の前記相関性より、標準発熱mに対する天然ガスの発
熱■の過不足を定量的に表わすものであり、この測定値
に基づいて流量調整装置の制御が行なわれて、所要量の
増熱用ガス或いは希釈用ガスが択一的に所要量、天然ガ
スに対して混合され、この結果天然ガスの発熱量がその
標準発熱量に調整されるのである。
る。この測定値は、天然ガスにおける発熱量と比重との
間の前記相関性より、標準発熱mに対する天然ガスの発
熱■の過不足を定量的に表わすものであり、この測定値
に基づいて流量調整装置の制御が行なわれて、所要量の
増熱用ガス或いは希釈用ガスが択一的に所要量、天然ガ
スに対して混合され、この結果天然ガスの発熱量がその
標準発熱量に調整されるのである。
又、比重計は、わずか数十秒の測定遅れで、天然ガスの
比重を連続測定できるので、天然ガスの発熱量変動に対
し上記の発熱量調整を、大幅な遅れを生ずることなく連
続的に追従させることができる。
比重を連続測定できるので、天然ガスの発熱量変動に対
し上記の発熱量調整を、大幅な遅れを生ずることなく連
続的に追従させることができる。
(実施例)
次に、本発明の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説
明する。
明する。
タンク1に貯蔵された液化天然ガスはポンプ2によって
気化器3に送られるとともに、ここで気化されたのち、
供給管4を通って混合部11に送られる。
気化器3に送られるとともに、ここで気化されたのち、
供給管4を通って混合部11に送られる。
また、天然ガスの発熱量を調整するための増熱用ガスお
よび希釈用ガスは、それぞれ流量調節弁5.6と、これ
らにそれぞれ入力可能な流量計7゜8とを備えた供給管
9.10を通って前記混合部11に供給され、天然ガス
に対して混合される様になっている。
よび希釈用ガスは、それぞれ流量調節弁5.6と、これ
らにそれぞれ入力可能な流量計7゜8とを備えた供給管
9.10を通って前記混合部11に供給され、天然ガス
に対して混合される様になっている。
り高い一定の発熱量を示し、かつ天然ガスの比重(通常
0.64〜0168の範囲内である。)と一致しない一
定の比重を有するガス、例えばプロパンガス或いはブタ
ンガスである。因みに、ブタンノjスにおいては、その
発熱量は31920Kcal /N m 3、その比重
は2.085である。又、希釈用ガスとは、天然ガスよ
り低い一定の発熱量を示し、若しくは発熱量ゼロであり
、かつ天然ガスの比重と一致しない一定の比重を有する
ガス、例えば空気或いは水素ガスである。
0.64〜0168の範囲内である。)と一致しない一
定の比重を有するガス、例えばプロパンガス或いはブタ
ンガスである。因みに、ブタンノjスにおいては、その
発熱量は31920Kcal /N m 3、その比重
は2.085である。又、希釈用ガスとは、天然ガスよ
り低い一定の発熱量を示し、若しくは発熱量ゼロであり
、かつ天然ガスの比重と一致しない一定の比重を有する
ガス、例えば空気或いは水素ガスである。
前記天然ガスの供給管4には流量計13と比重計14が
協えられ、又発熱m調整後の天然ガスが流動する供給管
12には比重計15が設けられている。これらの比重計
14.15は、以下に説明するいわゆるラウター比重計
であり、その測定値が演算器31に入力可能になってい
る。
協えられ、又発熱m調整後の天然ガスが流動する供給管
12には比重計15が設けられている。これらの比重計
14.15は、以下に説明するいわゆるラウター比重計
であり、その測定値が演算器31に入力可能になってい
る。
ラウター比重計は、第2図に示す様に、測定対象である
ガス体と比較用の空気とがそれぞれ導入される同形の二
つの室16.17の内部にそれぞれ同形の駆動羽根車1
8.19を備えており、これらの駆動羽根車18.19
はモーター20によりベルト21を介して豆いに逆方向
に高速で等速回転されるようになっている。そして、こ
の回転により生じた風圧を駆動羽根車18.19にそれ
ぞれ対向して設けた受動羽根車22.23に受けさせる
と、受動羽根車22.23はそれぞれガス体と空気との
密度に比例したトルクを生ずる。そこで、第3図に示す
様に、受動羽根車22.23の軸24.25に同長のレ
バー26.27をそれぞれ固定して、該レバー26.2
7の先端を前記軸24.25間の距離より短い連杆28
の両端に枢着するとともに、前記軸25に目FI112
9上を揺動する指針30を固定しておくと、空気に対す
るガス体の密度比に対応する前記受動羽根車22゜23
のトルク比、即ちガス体の比重に応じて軸25が回動し
、指針30が目盛29の比重値を示すのである。
ガス体と比較用の空気とがそれぞれ導入される同形の二
つの室16.17の内部にそれぞれ同形の駆動羽根車1
8.19を備えており、これらの駆動羽根車18.19
はモーター20によりベルト21を介して豆いに逆方向
に高速で等速回転されるようになっている。そして、こ
の回転により生じた風圧を駆動羽根車18.19にそれ
ぞれ対向して設けた受動羽根車22.23に受けさせる
と、受動羽根車22.23はそれぞれガス体と空気との
密度に比例したトルクを生ずる。そこで、第3図に示す
様に、受動羽根車22.23の軸24.25に同長のレ
バー26.27をそれぞれ固定して、該レバー26.2
7の先端を前記軸24.25間の距離より短い連杆28
の両端に枢着するとともに、前記軸25に目FI112
9上を揺動する指針30を固定しておくと、空気に対す
るガス体の密度比に対応する前記受動羽根車22゜23
のトルク比、即ちガス体の比重に応じて軸25が回動し
、指針30が目盛29の比重値を示すのである。
本実施例は以上の様に構成されるものであり、天然ガス
が都市ガスとして供給される場合を例にとって、以下本
実施例の作用を説明する。 。
が都市ガスとして供給される場合を例にとって、以下本
実施例の作用を説明する。 。
タンク1に貯蔵された液化天然ガスが気化器3により気
化されて供給管4に送られると、その比重を比重計14
が連続測定して、測定値を演算器31に伝送する。
化されて供給管4に送られると、その比重を比重計14
が連続測定して、測定値を演算器31に伝送する。
ところで、都市ガスの場合、その標準発熱量は前記の様
に11000Kcal /Nm3であり、この発熱量を
有する天然ガスの比重(以下、「標準比重」という。)
は、前記第一式より、0.654である。
に11000Kcal /Nm3であり、この発熱量を
有する天然ガスの比重(以下、「標準比重」という。)
は、前記第一式より、0.654である。
そこで、演算器31において、標準比重と比重計14に
よる測定比重との偏差゛より、供給管4に送られた天然
ガスの発熱量の標準発熱量に対する過不足と、これに基
づく増熱用ガス或いは希釈用ガスの所要混合量が演算さ
れ、この演算値に基づいて流量調節弁5,6のいずれか
一方の開度が調節されて所要間の増熱用ガス或いは希釈
用ガスが混合部11において混合さ机る結果、天然ガス
の発熱量が調整されるのである。又、この際、流量計7
或いは8の流量測定値が流量調節弁5或いは6に入力さ
れて、増熱用ガス或いは希釈用ガスの混合量が一定に保
たれる。
よる測定比重との偏差゛より、供給管4に送られた天然
ガスの発熱量の標準発熱量に対する過不足と、これに基
づく増熱用ガス或いは希釈用ガスの所要混合量が演算さ
れ、この演算値に基づいて流量調節弁5,6のいずれか
一方の開度が調節されて所要間の増熱用ガス或いは希釈
用ガスが混合部11において混合さ机る結果、天然ガス
の発熱量が調整されるのである。又、この際、流量計7
或いは8の流量測定値が流量調節弁5或いは6に入力さ
れて、増熱用ガス或いは希釈用ガスの混合量が一定に保
たれる。
尚、上記の発熱量調整において、天然ガスを増熱する場
合の増熱用ガスの混合■1ニジ、或いは天然ガスを希釈
する場合の希釈用ガスの混合fftFAは、前記流m計
13、比重計14によりそれぞれ測定された天然ガスの
流量をFN、その比重をρN、増熱用ガスの設定比重を
ρLとし、希釈用ガスとして比重1の空気を用いるもの
とした場合、L全4Fた芒+11上 −0,654より
、で与えられる。上記演算式による制御をフィードフォ
ワード制御と呼ぶ。
合の増熱用ガスの混合■1ニジ、或いは天然ガスを希釈
する場合の希釈用ガスの混合fftFAは、前記流m計
13、比重計14によりそれぞれ測定された天然ガスの
流量をFN、その比重をρN、増熱用ガスの設定比重を
ρLとし、希釈用ガスとして比重1の空気を用いるもの
とした場合、L全4Fた芒+11上 −0,654より
、で与えられる。上記演算式による制御をフィードフォ
ワード制御と呼ぶ。
しかして、フィードフォワード制御は前記の様に比重計
14における数十秒の測定遅れを伴うもり増熱用ガス或
いは希釈用ガスを混合された天然ガス(以下、「第一次
調整ガス」という。)の発熱量は必ずしも正確に標tW
発熱吊に一致するとは限らない。
14における数十秒の測定遅れを伴うもり増熱用ガス或
いは希釈用ガスを混合された天然ガス(以下、「第一次
調整ガス」という。)の発熱量は必ずしも正確に標tW
発熱吊に一致するとは限らない。
そこで、供給管12に送られる第一次調整ガスに対し、
比重計15が再度比重測定を行なって、その測定値を演
算器31に伝送する。
比重計15が再度比重測定を行なって、その測定値を演
算器31に伝送する。
ここで、第一次調整ガスにおいては、前記の様に希釈用
ガスとして空気或いは水素ガスを混合した場合等、パラ
フィン系炭化水素以外の成分より成る増熱用ガス或いは
希釈用ガスを混合した場合には、もはや前記第一式は成
立しない。然し、増熱用ガス或いは希釈用ガスの発熱量
及び比重がいずれも天然ガスの発熱量及び比重と一致し
ない一定値を示すことより、第一次調整ガスにおいても
、その発熱量と比重との間に一定の相関性が成立する。
ガスとして空気或いは水素ガスを混合した場合等、パラ
フィン系炭化水素以外の成分より成る増熱用ガス或いは
希釈用ガスを混合した場合には、もはや前記第一式は成
立しない。然し、増熱用ガス或いは希釈用ガスの発熱量
及び比重がいずれも天然ガスの発熱量及び比重と一致し
ない一定値を示すことより、第一次調整ガスにおいても
、その発熱量と比重との間に一定の相関性が成立する。
そこで、演算器31において、第一次調整ガスが標準発
熱量を示す場合に予想される比重と、前゛記比重計によ
る測定値との偏差より、第一次調整ガスにおける発熱量
の過不足とこれに基づく増熱用ガス或いは希釈用ガスの
所要混合間が再度演算され、前記フィードフォワード制
御の場合と同様な作用により、増熱用ガス或いは希釈用
ガスの混合量の微調整が図られるのである。この制御を
フィードバック制御と呼ぶ。
熱量を示す場合に予想される比重と、前゛記比重計によ
る測定値との偏差より、第一次調整ガスにおける発熱量
の過不足とこれに基づく増熱用ガス或いは希釈用ガスの
所要混合間が再度演算され、前記フィードフォワード制
御の場合と同様な作用により、増熱用ガス或いは希釈用
ガスの混合量の微調整が図られるのである。この制御を
フィードバック制御と呼ぶ。
フィードバック制御において、増熱用ガスの混合ff1
FL′或いは希釈用ガスの混合MFA−は、前記比重計
15により測定された第一次調整ガスの比重をρMとし
た場合、 で与えられる。
FL′或いは希釈用ガスの混合MFA−は、前記比重計
15により測定された第一次調整ガスの比重をρMとし
た場合、 で与えられる。
そして、本実施例における増熱用ガス或いは希釈用ガス
の最終的な混合量は、以下の演算式で決定される。
の最終的な混合量は、以下の演算式で決定される。
即ち、増熱用ガスの所要混合l FLSPは、前記第二
式と第四式より、 又、希釈用ガスの所要混合量F ASPは、前記第三式
と第五式より、 制御とフィードバック制御とを併せて行なうことにより
、比重計の僅かな測定遅れに基づく発熱量調整の誤差や
信号誤差を、はぼ正確に修正可能である。
式と第四式より、 又、希釈用ガスの所要混合量F ASPは、前記第三式
と第五式より、 制御とフィードバック制御とを併せて行なうことにより
、比重計の僅かな測定遅れに基づく発熱量調整の誤差や
信号誤差を、はぼ正確に修正可能である。
(効 果)
本発明は、小規模な液化天然ガスの気化供給プラントに
おいて特に問題となる天然ガスの再気化の際の発熱量変
動を追従性良く調整でき、又、天然ガスの発熱量が標準
発熱量に対して不足する場合のみでなく、過大である場
合にも調整できる効果がある。
おいて特に問題となる天然ガスの再気化の際の発熱量変
動を追従性良く調整でき、又、天然ガスの発熱量が標準
発熱量に対して不足する場合のみでなく、過大である場
合にも調整できる効果がある。
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図はラウター
比重計を示す斜視図、第3図はその要部の機構図、第4
図は天然ガスにおりる発熱jと比重の相関性を示すグラ
フである。 4.12・・・供 給 管 ・ 5.6・・・流量調節弁 14、15・・・比 重 計
比重計を示す斜視図、第3図はその要部の機構図、第4
図は天然ガスにおりる発熱jと比重の相関性を示すグラ
フである。 4.12・・・供 給 管 ・ 5.6・・・流量調節弁 14、15・・・比 重 計
Claims (2)
- (1)天然ガスより高い一定の発熱量を示す増熱用ガス
、或いは天然ガスより低い一定の発熱量を示し、若しく
は発熱量がゼロである希釈用ガスを、天然ガスに混合す
ることにより該天然ガスの発熱量を調整するに際し、天
然ガスの流路に設けた比重計による天然ガスの比重測定
値に基づき、前記増熱用ガス或いは希釈用ガスを天然ガ
スに対して択一的に所要量混合する様に、増熱用ガスと
希釈用ガスの流路にそれぞれ設けた流量調整装置を制御
することを特徴とする天然ガスの発熱量調整方法。 - (2)増熱用ガス及び希釈用ガスは、天然ガスの比重と
一致しない一定比重のものを用い、かつ増熱用ガス或い
は希釈用ガスの混合前と混合後との天然ガスの比重測定
値に基づいて、流量調整装置を制御することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の天然ガスの発熱量調整方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27767184A JPS61159142A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 天然ガスの発熱量調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27767184A JPS61159142A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 天然ガスの発熱量調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61159142A true JPS61159142A (ja) | 1986-07-18 |
JPH0522814B2 JPH0522814B2 (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17586675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27767184A Granted JPS61159142A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 天然ガスの発熱量調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61159142A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004331948A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-25 | Tokyo Gas Co Ltd | 送出燃料ガスの発熱量調整方法、熱量安定化方法及びそのための装置 |
JP2016056803A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 推測燃料組成を用いたガスタービンの燃料配合システム及び方法 |
JP2016114010A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 液体燃料ガスの供給装置および供給方法 |
JP2016191024A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 東京瓦斯株式会社 | ガス調整装置、燃焼システム及びプログラム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5648774B2 (ja) * | 2008-06-23 | 2015-01-07 | 独立行政法人海上技術安全研究所 | 作用力差測定方法及び作用力差測定装置並びに作用力差測定プログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556117A (en) * | 1978-06-26 | 1980-01-17 | Osaka Gas Co Ltd | Calorific value controller for mixed gas |
-
1984
- 1984-12-29 JP JP27767184A patent/JPS61159142A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556117A (en) * | 1978-06-26 | 1980-01-17 | Osaka Gas Co Ltd | Calorific value controller for mixed gas |
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JP2004331948A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-25 | Tokyo Gas Co Ltd | 送出燃料ガスの発熱量調整方法、熱量安定化方法及びそのための装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0522814B2 (ja) | 1993-03-30 |
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