JPS6115904Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115904Y2 JPS6115904Y2 JP7560380U JP7560380U JPS6115904Y2 JP S6115904 Y2 JPS6115904 Y2 JP S6115904Y2 JP 7560380 U JP7560380 U JP 7560380U JP 7560380 U JP7560380 U JP 7560380U JP S6115904 Y2 JPS6115904 Y2 JP S6115904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- wavelength
- diameter
- aperture
- microwave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 208000000453 Skin Neoplasms Diseases 0.000 description 2
- 201000000849 skin cancer Diseases 0.000 description 2
- 241000699670 Mus sp. Species 0.000 description 1
- 210000004556 brain Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は医療用マイクロ波照射器に関する。
最近、生体の加熱例えば人間の皮膚ガンに対す
る加熱治療やねずみの脳に対する加熱に、マイク
ロ波が利用されつつある。
る加熱治療やねずみの脳に対する加熱に、マイク
ロ波が利用されつつある。
この場合、マイクロ波を照射するアンテナとし
て線状アンテナ、開口アンテナ、スロツトアンテ
ナ等が用いられる。これらは、いずれも一辺の長
さが1/2波長又はそれ以上の長さを必要とする。
従つて、小さな面積又は長かの局部加熱は困難で
あつた。
て線状アンテナ、開口アンテナ、スロツトアンテ
ナ等が用いられる。これらは、いずれも一辺の長
さが1/2波長又はそれ以上の長さを必要とする。
従つて、小さな面積又は長かの局部加熱は困難で
あつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
0.4波長以下の小面積の局部加熱を行なうことが
できる医療用マイクロ波照射器を提供することを
目的とする。
0.4波長以下の小面積の局部加熱を行なうことが
できる医療用マイクロ波照射器を提供することを
目的とする。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を詳
細に説明する。この考案の医療用マイクロ波照射
器は第1図及び第2図に示すように構成され、短
形導波管1の一端にはマグネトロンのようなマイ
クロ波発振源(図示せず)が接続され、他端は閉
鎖された終端部1aになつている。この終端部1
aの略中央には径dが0.4波長以下の絞り窓2が
穿たれている。この絞り窓2の形状は生体(後
述)に対応した形状例えば四角形、円形、楕円形
等にすればよい。更に矩形導波管1の内部には、
前記終端部1aから前記マイクロ波発振源に向つ
て、距離がλg/2(但しλgは管内波長)以
下の位置に、整合器3,4を配説することにより
誘導性窓5が設けられている。この誘導性窓5の
径Dは、前記絞り窓5の径dの1.1〜1.2倍に設定
されている。尚、使用時には終端部1aの絞り窓
2を人間の皮膚ガンのような生体6に距離Lが5
〜10mmになるように近ずけ、絞り窓2から強制的
にマイクロ波を生体6に照射させる。生体6の斜
線部分は加熱箇所を示している。
細に説明する。この考案の医療用マイクロ波照射
器は第1図及び第2図に示すように構成され、短
形導波管1の一端にはマグネトロンのようなマイ
クロ波発振源(図示せず)が接続され、他端は閉
鎖された終端部1aになつている。この終端部1
aの略中央には径dが0.4波長以下の絞り窓2が
穿たれている。この絞り窓2の形状は生体(後
述)に対応した形状例えば四角形、円形、楕円形
等にすればよい。更に矩形導波管1の内部には、
前記終端部1aから前記マイクロ波発振源に向つ
て、距離がλg/2(但しλgは管内波長)以
下の位置に、整合器3,4を配説することにより
誘導性窓5が設けられている。この誘導性窓5の
径Dは、前記絞り窓5の径dの1.1〜1.2倍に設定
されている。尚、使用時には終端部1aの絞り窓
2を人間の皮膚ガンのような生体6に距離Lが5
〜10mmになるように近ずけ、絞り窓2から強制的
にマイクロ波を生体6に照射させる。生体6の斜
線部分は加熱箇所を示している。
この考案の医療用マイクロ波照射器は上記説明
及び図示のように構成され、短形導波管1に径d
が0.4波長以下の絞り窓2及び誘導性窓5を設
け、絞り窓2から強制的にマイクロ波を生体6に
照尺しているので、0.4波長以下の局部加熱を効
率よく行なうことができる。例えばマイクロ波の
周波数が2450Mzで短形導波管1が96mm×27mmの
場合、D=44mm、=63mmとするとVSWR<2と
なり照射効率は90%であつた。又、D=29mm、
=75mmでは、VSWR<3となり、照射効率は75%
であつた。
及び図示のように構成され、短形導波管1に径d
が0.4波長以下の絞り窓2及び誘導性窓5を設
け、絞り窓2から強制的にマイクロ波を生体6に
照尺しているので、0.4波長以下の局部加熱を効
率よく行なうことができる。例えばマイクロ波の
周波数が2450Mzで短形導波管1が96mm×27mmの
場合、D=44mm、=63mmとするとVSWR<2と
なり照射効率は90%であつた。又、D=29mm、
=75mmでは、VSWR<3となり、照射効率は75%
であつた。
上記実施例では2つの整合器3,4を用いて誘
導性窓5を管内径方向の略中央に設けたが、第3
図に示すように1つの整合器7と一方の管壁1b
を利用して管壁1b側に誘導性窓8を設けてもよ
く、上記実施例と同様効果が得られる。
導性窓5を管内径方向の略中央に設けたが、第3
図に示すように1つの整合器7と一方の管壁1b
を利用して管壁1b側に誘導性窓8を設けてもよ
く、上記実施例と同様効果が得られる。
以上説明したようにこの考案によれば、工業的
価値大なる医療用マイクロ波照射器を提供するこ
とができる。
価値大なる医療用マイクロ波照射器を提供するこ
とができる。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例にかか
る医療用マイクロ波照射器を示す概略斜視図と断
面図、第3図はこの考案の変形例を示す断面図で
ある。 1…短形導波管、1a…終端部、2…絞り窓、
3,4…整合器、5…誘導性窓、6…生体。
る医療用マイクロ波照射器を示す概略斜視図と断
面図、第3図はこの考案の変形例を示す断面図で
ある。 1…短形導波管、1a…終端部、2…絞り窓、
3,4…整合器、5…誘導性窓、6…生体。
Claims (1)
- 一端にマイクロ波発振源が接続され他端が閉鎖
された終端部となつている導波管と、この導波管
の前記終端部に穿たれた径が0.4波長以下の絞り
窓と、前記導波管内に前記終端部から前記マイク
ロ波発振源に向つてλg/2(但しλgは管内波
長)以下の位置に整合器を配設することにより設
けられた径が前記絞り窓の径に略等しい誘導性窓
とを具備したことを特徴とする医療用マイクロ波
照射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7560380U JPS6115904Y2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7560380U JPS6115904Y2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56176754U JPS56176754U (ja) | 1981-12-26 |
JPS6115904Y2 true JPS6115904Y2 (ja) | 1986-05-16 |
Family
ID=29438276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7560380U Expired JPS6115904Y2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115904Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632662B2 (ja) * | 1985-03-15 | 1994-05-02 | 静夫 水品 | ハイパサ−ミア装置 |
-
1980
- 1980-05-31 JP JP7560380U patent/JPS6115904Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56176754U (ja) | 1981-12-26 |
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