JPS61158442A - エチレンプロピレンコポリマー製の圧潰性容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野： 本発明は広くは容器技術に関するものであり、さらに特
定的にはその本体部分における積層壁構造の圧潰性小出
し容器に関するものであり、その構成によって製品の透
過と吸収、および酸素吸収が容器構造体のすべての領域
において実質的に妨げられる。

従来技術： 金属とプラスチックで形成された圧潰性チューブは包装
領域において古くから知られてきた。押出し成型金属チ
ューブは本来的には脆く、繰返し使用はきわめてしばし
ば壁の亀裂をもたらし従って製品は木質的に剛性である
小出し用の口取外の個所からしみ出す。従来法の金属チ
ューブの中で、アルミニウムチューブは、恐らくは最も
脆さのないものであるが、それらの応用において多少制
限があシ、なぜならば、現在までにおいて、アルカリ性
または酸性の内容物による金属の侵蝕および腐蝕と反応
生成物による内容物の汚染とを防ぐことが要求されると
きに、その内面へ完全に満足できる被覆を施こすことが
不可能であった。金属チューブが比較的脆い性質のもの
であるにもかかわらず、上述の内部塗布操作は追加的処
理工程を必要とし、それは必然的に最終物品のコストを
増す。

ポリエチレンおよび他のプラスチック材料から形成され
たチューブは多くの製品の包装において広く経済的成功
を収めているが、しかしいくつかの他の製品はその中に
容れたときにしばらくして劣化することが認められてい
る。ポリエチレンによって例証されるとおりのプラスチ
ックはチューブ状容器として使用する壁の厚さで用いら
れるときにはある程度透過性であシ、香料づけの目的モ
たいていの歯磨剤の中入れられる精油は容器貯蔵中に容
積が減シ、歯磨剤の味を低下させる。また、プラスチッ
ク容器の壁は長時間にわたって酸素を吸収し、終局的に
は製品を分解し、これは弗化物含有練歯磨の場合に実際
におこることが発見された。プラスチックチューブのも
う一つの利点は表面が印刷または装飾材料をすぐには受
けつけることができないことにある。さらに、プラスチ
ックチューブはポリエチレンによって例証されるとおシ
、メモリー効果をもち、すなわち、しぼす出すときに圧
縮されたままでおらず、歯磨剤用のチューブとして特に
欠点となる。

上記の問題を克服するために、製品とポリエチレンチュ
ーブ状本体との間に金属箔障壁を提供することが提唱さ
れてきた。このことは、金属層がプラスチックへその圧
縮性を付与するという点において圧縮性問題を解決する
。さらに、製品とポリエチレンチューブ本体との間の金
属箔障壁は精油の上記損失と酸素の吸収を妨げる。金属
質障壁はポリエチレンの面材シートの間の中間層として
提唱され、かつ、適当な接着剤で以であるいは接着剤な
しで積層体が熱によって形成される。しかし、この一般
的特徴の構造体はチューブ本体を通るいくらかの製品の
透過と酸素吸収を妨げるのに有効であるけれども、そし
て、特に内部の熱可塑性層がエチレンとそれと共重合し
得る極性基含有モノマーとのコポリマーであるときには
、はるかに程度が少ないけれども、製品劣化の可能性が
残っている。

以下の従来法がここで注目される。

プラント（米国特許Ｎｕ　３，２９５，７２５　）はア
ルミニウムチューブの上記利点をプラスチックチューブ
の利点と組合わせるチューブを開示している。これは金
属質障壁とＺ　ＩＪエチレン内壁との両者を含む積層さ
れた圧潰性小出し用容器である。その熱可塑性層はポリ
オレフィンとそれと共重合し得る極性基含有モノマーと
のコポリマーとして広く記述されている。この積層体は
歯磨剤からの精油の吸収を除けば、上述の制約を克服す
るものである。

マーチャフ（カナダ特許７２８，５２５　）は４　リエ
チレン内層を含む積層チューブを開示している。彼は熱
可塑性壁による香油吸収１問題を認めている。

タック（米国特許Ｎ１４，０９６，９４６）は内層とし
ての塩化ビニリデンとエチレンとプロピレンとのコポリ
マーの外層を使用する積層包装材を開示している。しか
し、これはチューブではなく、金属を含まず、そして、
タックはこのコポリマーの香味料遮断性質について述べ
ていなかった。

アンソニー（米国特許ＮＱ４，２０７，３６３）は外層
としてプロピレンエチレンコポリマーを含む肉包装用の
積層フィルムを開示している。これもまたチューブでは
なく、金属を含まず、そして、アンソニーはこのコ、＋
６　リマーの香味料遮断性質について何らのべていない
。

さらに、クリステンセン（米国特許Ｎｅｔ　４，４０５
，６６７　）、オーツスキ（米国特許Ｎ１１４，３０８
，０８４　）およびホロウェー（米国特許Ｎ１４，２７
９，３ｔ＋＋　）はエチレンプロピレンコポリマーを含
む積層包装用物品を教示している。しかし、これらの物
品はどれもチューブではなく、かつコポリマーの香味料
遮断性質について述べていない。

発明が解決しようとする問題点： 従って、本発明の重要な目的は本体部分において積層壁
構造をもつ圧潰性小出し容器を提供することである。

本発明のもう一つの目的は、チューブ状容器の本体部分
に複数個の接着層をもつチューブ状容器を提供すること
にあシ、それらの層の一つは金属箔のような製品の移行
と酸素吸収に対する障壁を提供し、別の層はエチレンプ
ロピレンコポリマーまたはそれらの混合物であって密度
と結晶塵が変動する。後者の層は最内部と好ましくは最
外部であり、異なる追加的な層がそれらの間でサンドイ
ッチされる。

その種の追加層は紙と、エチレンとアクリル酸のコポリ
マーのような適当な接着用および結合用薬剤とから成る
。本発明の圧潰性小出し容器は本発明の積層基板から慣
用的で既知の装置によって組立てられる。その種の設備
と方法の例は米国特許ｍ　３，８３２，９６４から見出
すことができ、この文献は本明細書中に引用して組入れ
られている。

本発明のもう一つの目的は、チューブ状本体が遮断層と
それへ積層したエチレンプロピレンコポリマーとで形成
される積層化チューブの製造法を提供することであシ、
この積層化チューブ本体と次に成形部材（ｆｏｒｍｉｎ
ｇ　ｍｅｍｂｅｒ）上で、その上にまた置かれた遮断部
材と隣接して置かれる。

本発明のその他の目的と利点は記述の進行とともにさら
に明らかになる。

問題点を解決するための手段： 本発明の熱可塑性樹脂はエチレンプロピレンコポリマー
である。

ここで第１図を参照すると、基板１０は断面で示され、
積層構造をつくシ上げることになるサンドイッチの諸成
分を示している。

最も内側の層１１がエチレンプロピレンコポリマーであ
ることが見られる。その上の第二の層１２は接着剤であ
シ、それはエチレンプロピレンコポリマ一層１１をアル
ミニウム箔のような金属箔である第三層１３と接合する
。第四、ｌ１ｊｔ１４はもう一つの接着剤であって金属
箔層１３のもう一つの表面を紙の層１５へ接着的に固着
する、最上部層１６はエチレンプロピレンコポリマーテ
アル。

エチレンプロピレンコポリマーは次表から見ることがで
きるとおり、きわめて小さい香味料吸収特性をもってい
るので、特に有用であり、表中、エチレンプロピレンコ
ポリマーは層または塗膜の厚さが同じであるポリエチレ
ンと比較されている。

表１ アルミニウム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　Ｏ低密度ポリエチレン、テナイト１５４（イーストマ
ン）５．５低密度ポリエチレン、ルポレン１８０４Ｈ（
ＢＡＳＦ’）　　　５．６±０．１４高密度ポリエチレ
ン、ＬＲ（ＵＳ工）５．９アイオノマー、サーリン１７
０７（デュポン）　　　　　１５．７アイオノマー、サ
ーリン１１５０５（デュポン）　　　　　１９．０アイ
オノマー、サーリン１７０６（デュポン）　　　　　　
２４．３表■ 扁密度ポリエチレン、ＬＲ（ＵＳ工）８４低密度ポリエ
チレン、ＮＡ（ＵＳ工）　　　　　　１００±１３アイ
オノマー、サーリン１７０６　　　　　　　　　８９３
アイオノマー、サーリｙ１７０７　　　　　　１５５７
アイオノマー、サーリン１６０５　　　　　　　１６７
２※９１において ※※任意的に１００に設定した低密度ポリエチレンとの
比較。

数字が小さいほど香油吸収が少ない。

本発明の範囲内で、接着剤は稀釈剤系中のエチレンとア
クリル酸またはメタクリル酸とのコポリマーあるいはそ
れらのナトリウム塩または亜鉛塩であシ得ることが期待
される。

金属箔は好ましくはアルミニウム箔であってよい。

紙の層はクラフト紙であることが望ましい。

各層の厚み範囲は次のとおシである：すなわち、エチレ
ンプロピレンコポリマ一層１１−０．５ミルから３．０
ミル、好ましくは１．０ミル。接着剤層１２−接着を確
保する十分な厚さ。金属箔層１３−、０．５　ミルから
２．０ミル、好ましくは１．０ミル。接着層１４−接着
を確保す十分な厚さ。紙層１５−１．５　ミルかう２．
５ミル好ましくは２．０ミル。エチレンプロピレンコポ
リマ一層１６−３．５ミルから５．０ミル、好ましくは
４．０ミル。

最上部のエチレンプロピレンコポリマ一層１６は゛基板
へ十分な熱と圧力を付与することＫよって紙層１５へ接
着する。加熱および加圧が適切でない場合には、適当な
接着剤を用いるべきである。

第２図は圧潰性容器の積層化構造の例であシ、諸層が第
１図のとおシ示されていて、層１１が最内部にあり、そ
の他の層は図示のとおシの同じ材料でかつ同じ順序にあ
る。

前記のことから、本発明者が画業従来法によって解決さ
れなかった問題を実質的に減らす圧潰可能の容器構造体
を提供したと明白に信じられる。

この積層化基板と積層化された肩部部片２０とは製品の
透過と酸素吸収を実質的になくする。

外側のエチレンプロピレンコポリマーの層上側面縫合段
階中に熔融可能である熱可塑性樹脂であシ、紙および金
属箔の中間層へ適切な保護を与える。ここで開示する一
般タイブの圧潰性歯磨剤チューブの縫合技法はこ＼に引
用して組入れられている米国特許Ｎｎ　３，２９５，７
２５において見ることができる。

しかし、外側のエチレンプロピレンコポリマーと紙屑は
、もし箔遮断材が損傷に対して十分な厚さをもつ場合に
、そして、その種の系が用いられるときにその重なシの
側面縫合部の中へそれのシール操作中に熱可塑性物質を
流しこむことによって、省くことができる。

さらに外層は上述の紙、箔およびエチレンプロピレンコ
ポリマーで形成される三プライの積層体の中の紙であっ
てもよい。最外層と最内層は好ましくは同じであるので
、この基板からつくられるチューブの折シたたんだ縁は
便利に熱接合される。

熱接合が可能でないときには適当な接着剤を使用できる
。この変形は、エチレンプロピレンコポリマー、紙、箔
、およびエチレンプロピレンコポリマーで外側から内側
へ構成される前述の四プライ積層体に追加されるもので
ある。適当な接着剤が必要ならばいつでも層の間に使用
できることが予期される。

エチレンプロピレンコポリマーはまた肩部部片、キャッ
プ、頚、ピストンのため、および他の小出し容器臼の小
出し用パルプの組立てに、特に内容される歯磨剤へ露出
される内部部分と関連して、用いることができ、そして
この場合にも必要ならば、相容性接着剤は当然用いられ
る。

さらに、香味斜入シ歯磨剤の貯蔵に用いるファイバード
ラムの内面の上にフィルムとして流延すると東には、こ
の材料はト９ラム中への香味料のロスを妨げ、それによ
って貯蔵寿命がのびる。

本発明の各種変形をこ＼に開示したが、これらとその他
の変形はもちろん本発明の新規概念からはずれることな
〈実施できる。

【図面の簡単な説明】

図面において同じ数字は全体を通じて同じ部分を規定す
るのに用いられており、 第１図は本発明の積層化基板の断片の断面図であシ、 第２図は本発明の新規概念を具体化する圧潰性小出し用
容器の立面図であり、本体の壁の部分が積層構造体をさ
らに十分に解説するために切９とられている。 （外５名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、エチレンプロピレンコポリマーの第一層、金属箔の
   第二層、紙の第三層、およびエチレンプロピレンコポリ
   マーの第四層から成る、物質層の基板。 ２、エチレンプロピレンコポリマーの第一層を金属箔へ
   接着剤で以て固着する、特許請求の範囲第１項に記載の
   基板。 ３、紙の第三層をエチレンプロピレンコポリマーの第四
   層へ接着剤で以て固着する、特許請求の範囲第１項に記
   載の基板。 ４、エチレンプロピレンコポリマーの第一層を金属箔へ
   接着剤で以て固着し、紙の第三層をエチレンプロピレン
   コポリマーの第四層へ接着剤で以て固着する、特許請求
   の範囲第１項に記載の基板。 ５、接着剤がエチレンとアクリル酸のコポリマーである
   、特許請求の範囲第４項に記載の基板。 ６、エチレンプロピレンコポリマーの最内部第一層、金
   属箔の第二層、紙の第三層、およびエチレンプロピレン
   コポリマーの最外部第四層から成る、物質層の圧潰性の
   ペースト小出し容器。 ７、エチレンプロピレンコポリマーの第一層が金属箔へ
   接着剤で以て固着された、特許請求の範囲第６項に記載
   の容器。 ８、紙の第三層がエチレンプロピレンコポリマーへ接着
   剤で以て固着された、特許請求の範囲第６項に記載の容
   器。 ９、エチレンプロピレンコポリマーの第一層が金属箔へ
   接着剤で以て固着され、紙の第三層がエチレンプロピレ
   ンコポリマーの第四層へ接着剤で以て固着された、特許
   請求の範囲第６項に記載の容器。 １０、接着剤がエチレンとアクリル酸とのコポリマーで
   ある、特許請求の範囲第９項に記載の容器。