JPS61158435A - 中空体内部に芯材を通した複合積層体及びその製造法 - Google Patents

中空体内部に芯材を通した複合積層体及びその製造法

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JPS61158435A
JPS61158435A JP27982284A JP27982284A JPS61158435A JP S61158435 A JPS61158435 A JP S61158435A JP 27982284 A JP27982284 A JP 27982284A JP 27982284 A JP27982284 A JP 27982284A JP S61158435 A JPS61158435 A JP S61158435A
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純一 河西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は中空状体を形成せしめ、かつ中空状体に芯材を
配設した断熱構造体に係り、特に車両用、建築及び電気
機器用の中空断熱積層体及びその製造法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、発泡部材を構成要素とする断熱構造体としては、
例えば電気冷蔵庫などに用いられている庫外側に配設さ
れた断熱壁に係る鋼板に、発泡ウレタン、プラスチック
シートなどの部材からなる複合一体断熱構造体、及び低
熱伝導率の発泡部材を構成要素とする断熱構造体として
内部が真空である管状体、すなわち真空管状体を発泡部
材の内部に配設した断熱構造体として、例えば特開昭5
6−164845号などが知られている。
また車両用鋼板として使用されているパイプ。
ダクトは、鋼板に沿って設置され、部分的には遠廻りし
たり鋼板に穴をあけて通したりしているのが現状である
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし前述電気冷蔵庫用の複合一体断熱構造体は断熱材
中に中空体を設ける必要がな(、そのため解決手段は何
ら必要としない。
また特開昭56−164845号に示すものは、真空断
熱に使用する中空体は必要としないことから真空断熱に
対する対策を考慮する必要がない。従って本発明とはそ
れぞれ目的が異なることから、その解決手段が全く異な
るものである。
更に、車両用鋼板として使用されている前述鋼板への穴
をあけて通す方法は、  ゛ (1)他部品との干渉を防止するための遠廻りをせざる
を得ず、そのための余分なパイプ、ダクトの長さを必要
とすること、しかも非常に複雑な形状を要し、保持具等
も必要とする。
(2)また鋼板に穴をあけて貫通する場合、パイプ等と
の隙間を埋める盲蓋が必要となり、穴部、エツジ部は錆
易いこと、透過音が大きくなり振動、騒音面で不利とな
ること、組立工程における作業性が悪くなる。
(3)更に耐久性の面で外部の劣化環境にさらされる場
合が殆んどであるため、パイプ、ダクトが鋼板の場合は
鋼板表面に表面処理2石はね防止用プロテクター、肉厚
を厚くするか、パイプ、ダクトが樹脂、ゴム製の場合に
は安定剤の添加、高価な材料への転換などにより耐久性
を確保しなければならない。
(4)外部からの力、例えばエンジンの振動、車体の振
動や、衝突などでパイプ・ダクトの潰れ、穴あき、変形
破損などが発生する恐れがある。
などの諸欠点があった。
そしてこれらの種々の問題は、車両以外の用途である建
築用材、電気機器においても発生する。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者らはか\る問題を解決すべき種々検討を重ねた
結果、例えば車両鋼板の軽量化を図るべく金属と樹脂、
更に金属とのラミネート鋼板を使用する場合に、その構
造が積層体であることを利用して、軽量化に加えて前述
の問題点を解消したものであり、その要旨は2枚の最外
層をなす金属板の中間に熱可塑性樹脂を挟んで接着した
複合積層体において、熱可塑性樹脂から成る中間層内部
に中空内蔵体及び中空状体を形成すると共に、中空内部
に芯材を通して中空体の潰れを防止した複合積層体及び
その製造方法にある。
以下本発明について、図面に示す実施例に従って詳細に
説明する。
〔構成、作用、実施例〕
第1図は、本発明に係る2枚の金属板に中間樹脂層を形
成したラミネート鋼板の樹脂層内に、パイプ及びダクト
の機能を有する中空部を一体化した積層鋼板であって、
その断面図を示す。
即ち、図において金属板1,1°を最外層となし、その
金属板は鉄、鉄系合金、アルミニウム、銅など、及びこ
れらに各種の表面処理を施したもの、例えば亜鉛メッキ
銅板などを使用し、その金属板1.1°の中間樹脂層と
して熱可塑性樹脂2を積層させる。この場合に、中間樹
脂層である熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド、酢酸セルローズなど熱可塑性樹脂全般及びこれらに
各種補強材、添加剤を混入したものは全て含む。
この熱可塑性樹脂によって、断熱効果を持たせるととも
に遮音効果並びに耐食、シール性など種々の効果を有す
る。
この熱可塑性樹脂層内にパイプ又はダクト3を埋設させ
、中空体4を形成する。
熱可塑性樹脂層内にパイプ3を埋設する方法としては、
第2図に示すように、 1)パイプ3を中間に配して、その上下に熱可塑性樹脂
2,2゛及び金属板1,1′を順次配在させ、樹脂2.
2”に接着性を付与又は全界面間に接着性樹脂を付与し
た後、最外層の金属板1.1”方向から加熱、加圧する
方法。
2)上記1)の如く各部材を順次配在させ、全界面間に
接着剤を塗布した後、コールドプレスする方法。
3)パイプ3が通る形状に金属板1,1゛を凸加工を施
した1a+1’a後、上記1)又は2)による方法。
4)金属板1及び1゛と、樹脂2及び2”を夫々ラミネ
ート後、上記1)又は2)による方法。
5)金属板1.及び1゛と、樹脂2.及び2°をラミネ
ート後、上記3)による方法、 6)パイプ3が通る形状に金属板1.1゛を加工した1
a、1″a後、金属板1及び1゛と、樹脂2及び2″を
ラミネートし、上記1)又は2)による方法。
などが考えられる。
しかして、この中空体中に流体を通して使用するもので
ある。
5は芯材を示し、中空体の外力による潰れを防止する目
的で配設するものであり、予め中空体4に配設するか、
あるいは成形後挿入すればよい。
第3図は、第1図の複合積層体の種々の形状を変えたも
ので、(A)は縦長の中空体形状のもの(B)は複合積
層体が夏型中空体円形状のもの、(C)は複合積層体及
び中空体共に夏型形状のもの、(D)は複合積層体が台
形状を示す構造から成るものである。
すなわち、使用によっては種々の形状を変えた構造によ
って、用途に応じた設計をすることができるものである
第4図は、中空体中に星状の芯材6を埋め込んだ構造を
示すもので、パイプ、ダクト3が外力によって潰される
恐れがある場合に流体を流す機能を維持するためにも、
流体に対して安定な材料より成る芯材、例えば金属性支
持体、ゴム、樹脂の強度を維持出来る材質のものなどを
全長又は特に外力の大きい部分のみに設置し、中空体4
の潰れを防止するもの7ある。
この芯材6の断面形状としては円形が望ましいが他の形
状でも良く、また内部に通すだけでなくパイプ、ダクト
3内部に一体化したものも含む。
第5図(A)は、表裏2枚の金属板1 (図中は表1枚
の金属板の場合)をバイブ3等の通るスペースを設ける
ための凸状1aの金属プレスした形態を示している。同
(B)は、金属板1,1′が加工された後、表裏2枚の
金属板の中間に2枚の熱可塑性樹脂シート2,2°を配
設させ、パイプ3を埋設した後加熱させることにより、
樹脂が熱可塑性のため軟化融解し流動性を示す。
このように、加熱により軟化、可塑化し成形された2枚
のシート樹脂は、接着性が付与され一体の樹脂2を形成
する。
その後放冷又は強制冷却によって、金属板1及びパイプ
3と一体と接合されるものである。この場合に、熱可塑
性樹脂シートに接着性を付与しない樹脂の場合には、接
着性樹脂等接着剤を金属板と熱可塑性樹脂の間に挿入す
るも良く、或いはパイプ、金属板に予め被覆しておいて
もよい。
また上記第4図の記述において、接着性樹脂の代わりに
接着剤を使用し、加熱、加圧又は加圧のみにより製造す
ることもできる。
第6図は、本発明に係る複合積層体が外部圧力によって
曲げられた場合、(A)の如き中空体4に芯材6が埋設
されていない場合には、下部金属板1°及び樹脂2′及
びパイプ3゛が上部に曲がって中空体4内の間隙が潰さ
れ、中空体4内の流体が流れなくなる場合を生ずる。
この中空体の潰れを防止するため、中空体内に芯材6を
埋設した場合には外部の力にも耐え、もし仮に折れ曲っ
たとしても(B)の如く芯材6があるため、曲った部分
がA−A”断面図(C)で示げように、パイプ3の上下
が塞がれても中空体の間隙部7を保ち、流体の流れる機
能は維持し、引続き流体の流れが行われるものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、鋼板中に熱可塑性樹脂を内蔵させ、
該樹脂層内に中空状体またはパイプを埋設させ、且つ中
空体の潰れを防止するための芯材を配設することにより
、パイプ内の流体が確実に流れることを維持することが
でき、例えば車両等において他の部品との干渉が完全に
避けられ、そのため比較的単純な形状で良く、しかも保
持具を必要としない。
また貫通する場合、盲蓋を必要とせず、エツジ部が加熱
、加圧されて溶は出した熱可塑性樹脂で保護され錆に(
く、穴は完全にシールされるため振動、騒音を防止する
ことが出来、パイプ等の組立工程が省略できる。
更に、外部環境と殆ど接触しないため薄肉化。
表面処理等を必要とせず、パイプ、ダクトはパネルで補
強され、外部からの力に対して強く、かつ芯材を設ける
ことにより、もし外部からの力による曲げが生じても中
空体の潰れが防止され、中空体中の流体の流れが阻害さ
れることがない等の種々の顕著な効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る中空体を有する芯材埋設複合積層
体の断面図、第2図はパイプを埋設する方法を示す断面
図、第3図は第1図の変形態様を示す断面図、第4図は
中空体中に芯材を埋設した一実施態様を示す断面図、第
5図は本発明に係る製品の製造工程図を示し、第6図は
本発明に係る中空体内に芯材を設けた場合と、設けない
場合の曲げ折れ状態を示す説明図である。 ■・・金属板、 2.2゛・・熱可塑性樹脂、3.3゛
・・中空パイプ、  4・・中空体、 5・・芯材、6
・・他の芯材、 7・・間隙部。 rつ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2枚の最外層をなす金属板の中間に熱可塑性樹脂
    を挟んで接着した複合積層体において、熱可塑性樹脂か
    ら成る中間層内部に中空内蔵体及び中空状体を形成する
    と共に、中空内部に芯材を通して中空体の潰れを防止す
    ることを特徴とする中空体内部に芯材を通した複合積層
    体。
  2. (2)金属板は鉄、鉄系合金、アルミニウム、銅及びこ
    れらに各種表面処理を施したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の中空体内部に芯材を通した複合積層
    体。
  3. (3)熱可塑性樹脂はポリプロピレン、ポリエチレン、
    ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、酢酸セル
    ローズからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の中空体内部に芯材を通した複合積層体。
  4. (4)内蔵体がパイプ、ダクトからなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の中空体内部に芯材を通し
    た複合積層体。
  5. (5)芯材は金属、ゴム、樹脂及びこれらの組み合せよ
    りなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の中
    空体内部に芯材を通した複合積層体。
  6. (6)2枚の最外層をなす金属板の中間に熱可塑性樹脂
    を挟んで接着した複合積層体の中空体内部に芯材を通し
    た積層体の製造方法において、表裏2枚の金属板を中空
    体部分を各種形状にプレス加工し、熱可塑性樹脂シート
    複数枚を該金属板の中間に積層させ、中空体を設置して
    加熱、加圧又は加圧のみをすることにより、該熱可塑性
    樹脂を接着させ一体化した後冷却するとともに、中空体
    内部に芯材を配設したことを特徴とする中空体内部に芯
    材を通した複合積層体の製造方法。
  7. (7)成形前に、芯材を中空体内部に配設しておいたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の中空体内部
    に芯材を通した複合積層体の製造方法。
  8. (8)2枚の金属板に、予め熱可塑性樹脂層をラミネー
    トしておいたことを特徴とする特許請求の範囲第6項又
    は第7項記載の中空体内部に芯材を通した複合積層体の
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004528196A (ja) * 2001-02-27 2004-09-16 インテリジエント・エンジニアリング(バハマズ)リミテツド 改良された構造用サンドイッチ板部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004528196A (ja) * 2001-02-27 2004-09-16 インテリジエント・エンジニアリング(バハマズ)リミテツド 改良された構造用サンドイッチ板部材

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