JPS61280919A - 中空部を有する複合積層体の製造方法 - Google Patents
中空部を有する複合積層体の製造方法Info
- Publication number
- JPS61280919A JPS61280919A JP60123979A JP12397985A JPS61280919A JP S61280919 A JPS61280919 A JP S61280919A JP 60123979 A JP60123979 A JP 60123979A JP 12397985 A JP12397985 A JP 12397985A JP S61280919 A JPS61280919 A JP S61280919A
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- JP
- Japan
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- pipe
- hollow
- composite laminate
- metal plates
- downside
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は内部に中空部を形成せしめ、且つこの中空部を
補強した、例えば建築用、車両用及び電気機器用として
使用して最適な中空部を有する複合積層体の製造方法に
関するものである。
補強した、例えば建築用、車両用及び電気機器用として
使用して最適な中空部を有する複合積層体の製造方法に
関するものである。
(従来の技術)
従来、例えば車両においては、鋼板等に沿ってパイプ類
が設置され、部分的には遠廻りしたり鋼板等に穴をあけ
て通したりしていた。
が設置され、部分的には遠廻りしたり鋼板等に穴をあけ
て通したりしていた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記パイプ類には次のような問題点があ
った。
った。
■、他部品との干渉を防止するため遠廻りをせざるを得
す、そのための余分なパイプ長さを必要とし、しかも非
常に複雑な形状となる場合があるばかりでなく、鋼板等
に沿わずために保持具等が必要となる。
す、そのための余分なパイプ長さを必要とし、しかも非
常に複雑な形状となる場合があるばかりでなく、鋼板等
に沿わずために保持具等が必要となる。
0.m板等に穴をあけて貫通する場合、パイプ類との隙
間を埋める盲蓋が必要となり、穴部エツジ部は請易くな
るばかりでなく、透過音が大きくなり振動、騒音面で不
利となり、更に組立工程における作業性が悪い。
間を埋める盲蓋が必要となり、穴部エツジ部は請易くな
るばかりでなく、透過音が大きくなり振動、騒音面で不
利となり、更に組立工程における作業性が悪い。
■、外部の劣化環境に曝される場合が殆んどであるため
、パイプ類が鋼板製の場合には表面処理を行い、樹脂や
ゴム製の場合には肉厚を厚くし添加剤として劣化に対す
る安定剤を混入する等により、耐久性を確保しなければ
ならない。
、パイプ類が鋼板製の場合には表面処理を行い、樹脂や
ゴム製の場合には肉厚を厚くし添加剤として劣化に対す
る安定剤を混入する等により、耐久性を確保しなければ
ならない。
■、郊外部らの力、例えばエンジンの振動、車体の振動
や衝突などでパイプ類の潰れ、穴あき、変形及び破損等
が発生するおそれがある。
や衝突などでパイプ類の潰れ、穴あき、変形及び破損等
が発生するおそれがある。
これらの諸欠点は車両以外の用途である建築用材、電気
機器においても同様である。
機器においても同様である。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記に鑑み、例えば車両用パネルとして鋼板の
軽量化を図るべく金属と金属との間に樹脂を鋏み込んだ
、複合積層体(ラミネート鋼板)を使用した場合に、そ
の構造が積層体であることを利用して軽量化に加えて前
述問題点を悉く解消したものを提供せんとしてなされた
もので、内部に加熱収縮パイプ又はコイル状パイプ等の
中空成形物を内蔵させた熱可塑性樹脂を二枚の最外層を
なす金属板の中間に挟んで接着させた後、該中空成形物
を変形させ芯材として中空部内に残したものである (作 用) 而して、複合積層体の中間樹脂層内部に中空成形物を内
蔵させた後、例えば加熱収縮パイプにおいては加熱を施
し、コイル状パイプではこれを引き伸ばす等により中空
成形物を変形させて十分な容積を有する中空部を形成せ
しめ、しかもこの変形後の中空成形物を芯材として中空
部内に残すことにより中空部の補強を行うものである。
軽量化を図るべく金属と金属との間に樹脂を鋏み込んだ
、複合積層体(ラミネート鋼板)を使用した場合に、そ
の構造が積層体であることを利用して軽量化に加えて前
述問題点を悉く解消したものを提供せんとしてなされた
もので、内部に加熱収縮パイプ又はコイル状パイプ等の
中空成形物を内蔵させた熱可塑性樹脂を二枚の最外層を
なす金属板の中間に挟んで接着させた後、該中空成形物
を変形させ芯材として中空部内に残したものである (作 用) 而して、複合積層体の中間樹脂層内部に中空成形物を内
蔵させた後、例えば加熱収縮パイプにおいては加熱を施
し、コイル状パイプではこれを引き伸ばす等により中空
成形物を変形させて十分な容積を有する中空部を形成せ
しめ、しかもこの変形後の中空成形物を芯材として中空
部内に残すことにより中空部の補強を行うものである。
(実施例)
第1図は本発明の製造方法の一実施例を工程順に示すも
ので、先ず同図(イ)で示すように中空成形物としての
加熱収縮パイプ1を中間に配して、その上下に熱可塑製
樹脂2″、2”及び金属板3,3”を順次配在させ、こ
の熱可塑製樹脂2゛、2”に接着性を付与又は全界面間
に接着性樹脂を付与しておく。
ので、先ず同図(イ)で示すように中空成形物としての
加熱収縮パイプ1を中間に配して、その上下に熱可塑製
樹脂2″、2”及び金属板3,3”を順次配在させ、こ
の熱可塑製樹脂2゛、2”に接着性を付与又は全界面間
に接着性樹脂を付与しておく。
なお、この時、加熱収縮パイプ1が通る形状に金属板3
,3゛に予め凸加工3a 13’aを施しておいた方が
望ましく、また金属板3.3′は鉄、鉄系合金、アルミ
ニウム、銅など及び、これらに各種の表面処理を施した
もの、例えば亜鉛メッキ鋼板等を使用し、中間樹脂層2
を形成する熱可塑性樹脂2゛、2”としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル
、ポリアミド、酢酸セルローズなど熱可塑性樹脂全般及
び、これらに各種補強剤、添加剤を混入したもの等を全
て含み、この中間樹脂層2によって断熱効果を持たせる
とと\もに、遮音効果並びに耐食、シール性など種々の
効果を持たせている。
,3゛に予め凸加工3a 13’aを施しておいた方が
望ましく、また金属板3.3′は鉄、鉄系合金、アルミ
ニウム、銅など及び、これらに各種の表面処理を施した
もの、例えば亜鉛メッキ鋼板等を使用し、中間樹脂層2
を形成する熱可塑性樹脂2゛、2”としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル
、ポリアミド、酢酸セルローズなど熱可塑性樹脂全般及
び、これらに各種補強剤、添加剤を混入したもの等を全
て含み、この中間樹脂層2によって断熱効果を持たせる
とと\もに、遮音効果並びに耐食、シール性など種々の
効果を持たせている。
この状態で最外層の金属板3,3′の上下両方向から加
熱及び加圧を施すことにより、同図(ロ)で示すように
熱可塑性樹脂同志を接着させて中間樹脂層2を形成する
と\もに、この上下両面に金属板3.3″を接着させて
複合積層体4を構成するのである。
熱及び加圧を施すことにより、同図(ロ)で示すように
熱可塑性樹脂同志を接着させて中間樹脂層2を形成する
と\もに、この上下両面に金属板3.3″を接着させて
複合積層体4を構成するのである。
なお、上記の如く各部材を順次配在させ、全界面間に接
着剤を塗布した後にコールドプレスしたり、予め中間樹
脂層2内に加熱収縮パイプを内蔵させておき、この上下
両面に金属板3.3°を接着させたり、予め金属板3及
び3゛と熱可塑製樹脂2゛及び2″とを夫々ラミネート
した後に、熱可塑製樹脂2゛、2”同志を接着させても
良い。
着剤を塗布した後にコールドプレスしたり、予め中間樹
脂層2内に加熱収縮パイプを内蔵させておき、この上下
両面に金属板3.3°を接着させたり、予め金属板3及
び3゛と熱可塑製樹脂2゛及び2″とを夫々ラミネート
した後に、熱可塑製樹脂2゛、2”同志を接着させても
良い。
次に、加熱収縮パイプ1内に熱風を吹き込みむことによ
り、同図(ハ)で示すように、これを収縮させて可能な
限り容積の大きな中空部5を形成すると−もに、この変
形後の加熱収縮パイプ1を芯材1°として中空部5内に
残しておき、この芯材1”を潰れに対する補強材となす
。
り、同図(ハ)で示すように、これを収縮させて可能な
限り容積の大きな中空部5を形成すると−もに、この変
形後の加熱収縮パイプ1を芯材1°として中空部5内に
残しておき、この芯材1”を潰れに対する補強材となす
。
而して、この複合積層体4を例えば車両用パネルとして
使用し、この中空部4をパイプの代わりとして、燃料、
オイル、温水、冷却水、洗浄液等及びダクト、更には電
線、被覆ワイヤーケーブル、パーキングブレーキケーブ
ル、トランクリッドオープナ−用ケーブル等を通過させ
て使用するのであり、この中空部4を成形するのに不可
欠な加熱収縮パイプ1をそのまま残してこれを芯材1゛
とすることにより、この加熱収縮パイプ1で中空体5を
補強するのである。
使用し、この中空部4をパイプの代わりとして、燃料、
オイル、温水、冷却水、洗浄液等及びダクト、更には電
線、被覆ワイヤーケーブル、パーキングブレーキケーブ
ル、トランクリッドオープナ−用ケーブル等を通過させ
て使用するのであり、この中空部4を成形するのに不可
欠な加熱収縮パイプ1をそのまま残してこれを芯材1゛
とすることにより、この加熱収縮パイプ1で中空体5を
補強するのである。
第2図は他の実施例を示すもので、上記加熱数。
縮パイプ1の代わりにコイル状バイブロを中空部5を成
形するための中空成形物として使用したものである。
形するための中空成形物として使用したものである。
即ち、上記と同様にし、て、同図(イ)で示すように複
合積層体4の中間樹脂層3内にコイル状バイブロを内蔵
させ、次にこのコイル状バイブロを引き伸ばして変形さ
せることにより、同図(ロ)で示すように中空部5を形
成すると\もに、この変形後のコイル状パイプを芯材6
゛として残したものである。
合積層体4の中間樹脂層3内にコイル状バイブロを内蔵
させ、次にこのコイル状バイブロを引き伸ばして変形さ
せることにより、同図(ロ)で示すように中空部5を形
成すると\もに、この変形後のコイル状パイプを芯材6
゛として残したものである。
第3図は本発明によって製造された複合積層体の種々の
異なる断面形状を示すもので、同図(イ)は複合積層体
4及び中空部5がともに楕円形状のもの、同図(ロ)は
複合積層体4が菱形形状で中空部5が円形状のもの、同
図(ハ)は複合積層体4及び中空部5がともに菱形形状
のもの、同図(ニ)は複合積層体4が台形状で中空部5
が円形状のものを夫々示すものである。即ち、使用によ
って種々の形状を変えた構造によって用途に応じた設計
をすることができるものである。
異なる断面形状を示すもので、同図(イ)は複合積層体
4及び中空部5がともに楕円形状のもの、同図(ロ)は
複合積層体4が菱形形状で中空部5が円形状のもの、同
図(ハ)は複合積層体4及び中空部5がともに菱形形状
のもの、同図(ニ)は複合積層体4が台形状で中空部5
が円形状のものを夫々示すものである。即ち、使用によ
って種々の形状を変えた構造によって用途に応じた設計
をすることができるものである。
(発明の効果)
本発明は上記のような構成であるので、本発明に依って
構成された複合積層体は十分な大きさの中空部を形成し
て、この中空部内に流体を流したり、ケーブル等を配設
した時に、例えば車両等においては他部品との干渉が完
全に避けられ、そのため比較的単純な形状で良く、しか
も保持具を必要としない。また貫通する場合、盲蓋を必
要とせずエツジ部が加熱、加圧されて溶は出した熱可塑
性樹脂で被覆されるため錆にくく、しかも穴は完全にシ
ールされるため、振動、騒音を防止することができ、し
かもパイプ類の組立工程を省略することができる。
構成された複合積層体は十分な大きさの中空部を形成し
て、この中空部内に流体を流したり、ケーブル等を配設
した時に、例えば車両等においては他部品との干渉が完
全に避けられ、そのため比較的単純な形状で良く、しか
も保持具を必要としない。また貫通する場合、盲蓋を必
要とせずエツジ部が加熱、加圧されて溶は出した熱可塑
性樹脂で被覆されるため錆にくく、しかも穴は完全にシ
ールされるため、振動、騒音を防止することができ、し
かもパイプ類の組立工程を省略することができる。
更に中空部内壁は劣化してしまうことがないばかりでな
く、この成形に不可欠な中空成形物を芯材として補強さ
れるため外部からの力により曲げが生じてもこの流れが
阻害されることはないといった諸効果がある。
く、この成形に不可欠な中空成形物を芯材として補強さ
れるため外部からの力により曲げが生じてもこの流れが
阻害されることはないといった諸効果がある。
第1図は本発明の製造方法の一実施例を工程順に示す断
面図、第2図は他の実施例を示す断面図、第3図は複合
積層体の夫々異なる断面形状を示す断面図である。 1・・・加熱収縮パイプ(中空成形物)、1゜・・芯材
、2”、2′″・・・熱可塑製樹脂、2・・・中間樹脂
層、3,3゛・・・金属板、4・・・複合積層体、5・
・・中空部、6・・・コイル状パイプ(中空成形物)、
6゛・・・芯材。
面図、第2図は他の実施例を示す断面図、第3図は複合
積層体の夫々異なる断面形状を示す断面図である。 1・・・加熱収縮パイプ(中空成形物)、1゜・・芯材
、2”、2′″・・・熱可塑製樹脂、2・・・中間樹脂
層、3,3゛・・・金属板、4・・・複合積層体、5・
・・中空部、6・・・コイル状パイプ(中空成形物)、
6゛・・・芯材。
Claims (2)
- (1)、複合積層体の中間樹脂層内部に中空成形物を内
蔵させた後、該中空成形物を変形させ芯材として中空部
内に残したことを特徴とする中空部を有する複合積層体
の製造方法。 - (2)、中空成形物として加熱収縮パイプ又はコイル状
パイプを使用したことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の中空部を有する複合積層体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60123979A JPS61280919A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 中空部を有する複合積層体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60123979A JPS61280919A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 中空部を有する複合積層体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61280919A true JPS61280919A (ja) | 1986-12-11 |
Family
ID=14874042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60123979A Pending JPS61280919A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 中空部を有する複合積層体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61280919A (ja) |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP60123979A patent/JPS61280919A/ja active Pending
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