JPS61158424A - 複層延伸方法 - Google Patents

複層延伸方法

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Publication number
JPS61158424A
JPS61158424A JP27909084A JP27909084A JPS61158424A JP S61158424 A JPS61158424 A JP S61158424A JP 27909084 A JP27909084 A JP 27909084A JP 27909084 A JP27909084 A JP 27909084A JP S61158424 A JPS61158424 A JP S61158424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
films
film
stretching
roll
cooling roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP27909084A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tsukada
真一 塚田
Yoshiya Nagata
永田 佳也
Masahiro Kobayashi
正宏 小林
Toshiro Yamada
山田 敏郎
Takao Kosaka
小坂 多佳雄
Osamu Makimura
牧村 修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP27909084A priority Critical patent/JPS61158424A/ja
Publication of JPS61158424A publication Critical patent/JPS61158424A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のプラスチックフィルムまたμシート(
以下単にフィルムという)を互いに密着させることなく
同時に延伸し複数枚のフィルムを生産することによシ生
産性を高めた経済的なフィルム延伸方法(複層延伸方法
)に関するものである。
〔従来の技術〕
フィルム延伸法の1つにフラット逐次2軸延伸法がある
。この方法は押出機から吐出された平板状樹脂薄膜を縦
延伸機及び横延伸機で順次延伸し、熱固定することによ
ってフィルムを生産するものである。この様なフラット
逐次2軸延伸法において生産性を上げていこうとすれば
■製膜速度を上げるのがよいと考えられるが、その為に
は押出機スリットダイ卆らの樹脂押出速度および冷却速
度を上げる必要が生しる。しかるに押出速度等を一定の
基準以上に上げた場合は得られた未延伸フィルムの平滑
性ならびに均質性が大きく悪化し、満足し得る品質のフ
ィルムを得ることが困難になる。
一方生産性向上の為には■フィルム幅を広げることも考
えられるが、この場合には延伸ロールや冷却ロール等の
幅も広くする必要があシ設備投資に多額の費用を要する
と共に、押出および縦延伸においてフィルへの幅方向均
質性を保持することが難しくフィルム軸をむやみに広げ
ることは困難である。
こうした状況の中で複数枚のフィルムを重ね合わせて同
時に加熱延伸する方法が提案されているが、この場合に
は加熱・延伸によって重ね合わされたフィルム同士が密
着し容易に分離することができないという事態が発生し
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はこうした事情に着目し研究を重ねた結果達成さ
れたものであって、複数のフィルムを同時延伸するに当
たシフィルム同士が密着しない様な複層延伸方法を経済
的に提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成した本発明方法とは、央延伸フィルム若
しくは1軸延伸フィルムを縦方向に延伸して延伸フィル
ムを得るに当たシ、2枚以上の未延伸フィルム若しくは
1軸延伸フィルムを重ね合わせて縦延伸機に導入し、且
つ該縦延伸機の延伸区間に至る前に重ね合わされたフィ
ルム同士を分離し、延伸区間通過後再び重ね合わせる点
に要旨が存在する。
〔作用〕
本発明の要点とする様な工夫の施されていない無方策の
複層延伸法を仮定してみると、複数枚のフィルムは重ね
られたまま縦延伸工程の予熱ロール間に挿入されここを
通過する間に加熱を受け、更に延伸ロールと該延伸ロー
ルよシ周速の大きい冷却ロールの間に供給されて縦延伸
され、更に横延伸工程へ送給されて横延伸され、これを
冷却すると2軸延伸フィルムが得られる。ところがこの
様な複層延伸法では縦延伸工程の延伸区間において延伸
の為の張力が与えられる関係からフィルム同士に強い密
着力が作用し、特に延伸ロール(低速回転)によって昇
温されたフィルムが高速回転する第1冷却ロールに至っ
てここを通過する際に該第1冷却ロールによって強く圧
着される為フィルム同士には大きな密着力が働き、両フ
ィルムは局所的若しくは全面的に融着すると考えられる
従って複層延伸を行なうに当たシフィルム同士の融着を
防止しようとすれば延伸区間におけるフィルム同士の融
着をなんらかの手段で防止する必要があ)、本発明者等
はこの点について種々検討を重ねた結果前記構成に到達
した。
本発明においては複数の未延伸フィルム(1軸延伸フィ
ルムを含む、以下同じ)を重ね合わせたままで予熱ロー
ル間に通し予熱するが、予熱された後縦延伸ロールに至
った段階で重ね合わせたフィルムを分離し、夫々独立し
て設けた別々の冷却ロールへ分けて案内し該冷却ロール
との間で縦延伸を行ない、その後フィルムを再び重ね合
わせて冷却等の処理を行なう。即ち本発明においてはフ
ィルム同士の融着が最も起こシ易い縦延伸区間において
フィルムを互りに分離しその状態で縦延伸を行なうので
フィルム同士の融着が起こらず、一方縦延伸の前後にお
いては複数のフィルムを重ね合わせて走行させるのでロ
ール等の製造設備は従来の複層延伸設備を若干改造する
だけでよい。
尚本発明において複数の未延伸フィルムを用意するに当
たっては、複数の押出機を使用するか、或は複数の吐出
口を有するスリットダイを備えた押出成形用ダイを使用
して未延伸フィルムを製造し、これらを縦延伸等の工程
に連続的に供給すればよい。但し予め押出成形してロー
ル巻きした複数の未延伸フィルムを縦延伸工程等へいっ
せいに供給することもできる。又一旦分離したフィルム
を縦延伸の後再び重ね合わせるに当たってはフィルム温
度が該フィルムのガラス転移点(Tg)未満まで冷却さ
れていることが望ましく、これによシ重ね合わせ時のフ
ィルム同士の融着をいっそう確実に防止することができ
る。但し延伸を円滑に進める為には延伸ロールと冷却ロ
ールの間を走行するフィルムを赤外線やレーザ等の補助
熱源で加熱することが望ましい。尚上記延伸法に適用さ
れるフィルム材料としては例えばポリエチレンテレフタ
レート等が挙げられるが、フィルム材料の種類、延伸ロ
ールや冷却ロールの構成乃至組合せ方式等【ついては本
発明を制限する項目とならない。
〔実施例〕
第1図は本発明方法の実施態様の一例を示す模式図で、
lおよび2は予熱ロール、3は延伸ロール、4〜7は冷
却ロールを示し、1〜3は低速、4〜7は高速で夫々回
転している。フィルム延伸を行なうに当たっては、重ね
られた2枚の未延伸フィルムFを予熱ロール1,2へ順
次通し予熱した後、延伸ロール3において上側フィルム
Faと下側フィルムFbに分離し、下側フィルムFbに
ついては冷却ロール4を経由して冷却ロー/I15へ送
給し、上側フィルムFaについては直接冷却ロール5へ
送給する。このとき冷却ロール5と延伸ロール3の間で
上側フィルムFaが延伸され、冷却ロール4と延伸ロー
ル3の間で下側フィルムFbが延伸される。延伸された
フィルムは冷却ロール5で再び重ね合わされて冷却ロー
ル6.7へ順次送給され冷却される。
上記実施例方法において上側フィルムFaと下側フィル
ムFbは個別に延伸されるので密着を起すことなく延伸
することができる。尚冷却ロール4と冷却ロール5の周
速が同じである様にしておけば冷却ロール5において再
び重ね合わされる時点で下側フィルムFbにはあまシ張
力が加わっておらず、且つ冷却ロール4によって冷却さ
れてフィルム温度が低下しているのでこの面からも密着
防止に有効に寄与していることも考えられる。
第2〜4図は本発明の他の実施態様を示す模式図で、第
2図においては分離された上側フィルムFaと下側フィ
ルムFbが分離された後再び重ね合わされるまでの距離
が同等となる様に、延伸ロール3,3′、冷却p−ル4
 s 4’ t 5 t 5’を一対ずつ設けた例で、
上側フィルムFaおよび下側フィルムFbは夫々冷却ロ
ール4:、5’ならびに冷却ロール4.5によ〕冷却さ
れた後冷却ロール5において重ね合わされるのでフィル
ム同士の密着がいっそう確実に防止される。又上記の如
く延伸に係るフィルム走行距離が同じであるから走行中
のに下フィルムに加わる張力も同等となシよシ均質な延
伸フィルムを得ることができる。
第3図は1対の延伸ロール3,3′の上流側直近に予熱
四−ル2を設け、一方冷却ロール5,5′の下流側直近
に冷却ロールCを増設した例で、これKよって上側フィ
ルムFaと下側フィルムFbの分離が更に円滑に行なわ
れ、一方分離された上側フィルムFaと下側フィルムF
bは均等性の高い一層温度および延伸ロール温度を隘1
〜4と同じ65℃に設定した阻6は加熱不足から十分に
延伸できないにもかかわらず、この状態においてフィル
ム同士の部分的融着が見られた。
〔発明の効果〕
本発明は以上の様に構成されてお)、複数の未延伸フィ
ルムを融着させることなく延伸することができ、延伸フ
ィルムの生産性を飛躍的に高めることができる。又延伸
区間における複数の未延伸フィルムの走行位置を変える
だけであって他の区間における走行位置は従来と同様で
あるので従来の複層延伸設備の一部を改造するだけで本
発明を実施することができ、経済的に生産性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の実施態様を示す模式図、第5図は
従来方法を示す模式図である。 1.2.2’−・・予熱ロール 3.3′・・・延伸四−ル 4e4t5,5’*6mg*7・−冷却ロール第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 未延伸フィルム若しくは1軸延伸フィルムを縦方向に延
    伸して延伸フィルムを得るに当たり、2枚以上の未延伸
    フィルム若しくは1軸延伸フィルムを重ね合わせて縦延
    伸機に導入し、且つ該縦延伸機の延伸区間に至る前に重
    ね合わされたフィルム同士を分離し、延伸区間通過後再
    び重ね合わせることを特徴とする複層延伸方法。
JP27909084A 1984-12-28 1984-12-28 複層延伸方法 Pending JPS61158424A (ja)

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JP27909084A JPS61158424A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 複層延伸方法

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JPS61158424A true JPS61158424A (ja) 1986-07-18

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