JPS61157704A - 軸流回転機械の円弧状シールセグメント - Google Patents

軸流回転機械の円弧状シールセグメント

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JPS61157704A
JPS61157704A JP60287597A JP28759785A JPS61157704A JP S61157704 A JPS61157704 A JP S61157704A JP 60287597 A JP60287597 A JP 60287597A JP 28759785 A JP28759785 A JP 28759785A JP S61157704 A JPS61157704 A JP S61157704A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • F05D2260/201Heat transfer, e.g. cooling by impingement of a fluid
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、作動媒体ガスのための流路を有する型式の軸
流回転機械に係わり、更に詳細には作動媒体ガスをその
流路に閉込めるべく回転機械の軸線の周りに周縁方向に
延在するアウタエアシールの円弧状シールセグメントの
如き一列の壁セグメントに係る。本発明は軸流ガスター
ビンエンジンの技術分野に於ける研究の結果考え出され
たものであるが、本発明は回転機械を使用する他の技術
分野にも適用されてよいものである。
背景技術 一般に軸流ガスタービンエンジンは圧縮セクションと燃
焼セクションとタービンセクションとを有している。作
動媒体ガスのための環状の流路がエンジンのこれらのセ
クションを貫通して軸線方向に延在している。作動媒体
流路の周りには作動媒体ガスをその流路内に閏込め作動
媒体ガスをその流路に沿って導くステータ組立体が延在
している。
ガスはその流路に沿って流される過程に於て圧縮セクシ
ョンに於て加圧され、燃焼セクションに於て燃料と共に
燃焼され、これによりガスにエネルギが付与される。か
くして生じる高温の加圧されたガスはタービンセクショ
ンを経て流れる過程に於て膨張され、これにより有用な
仕事が発生される。かかる仕事の主要な部分はフリータ
ービンを駆動し又は航空機用の推力を発生させるべく出
力として使用される。
タービンセクシぞンにより発生された仕事の残りの部分
は出力としては使用されない。かかる残りの部分はエン
ジンの圧縮セクションに於て作動媒体ガスを圧縮するた
めに使用される。エンジンにはかかる仕事をタービンセ
クションより圧縮セクションへ伝達するロータ組立体が
設けられている。ロータ組立体は作動媒体ガスより仕事
を受ける数列のロータブレードをそのタービンセクショ
ンに有している。ロータプレードは作動媒体流路を横切
って半径方向外方へ延在するエーロフオイルを有してお
り、該ニー0フオイルは作動媒体ガスより仕事を受けて
回転軸線の周りにロータ組立体を回転駆動すべく近づい
てくる作動媒体ガスの流れに対し傾斜されている。ステ
ータ組立体はロータプレードの列の間にて作動媒体流路
を横切って半径方向内方へ延在する数列のステータベー
ンを有している。ステータベーンはそれらへ流れる作動
媒体ガスの流れを成る所望の角度にてロータプレードへ
導く。
更にステータ組立体はアウタケースと、該アウタケース
より支持され作動媒体流路の周りに周縁方向に延在する
数列の壁セグメントとを含んでいる。壁セグメントは作
動媒体ガスをその流路に閉込めるべく作動媒体流路に近
接して配置されている。これらの壁セグメントは互いに
周縁方向に隔1されてm1lcaを郭定する半径方向面
を有している。間隙Cgはアウタケースが加熱されるこ
とにより膨張し、或いは冷却されることにより収縮する
ので、エンジンの運転条件に応答して壁セグメントの列
の直径が変化することを受入れるために設けられている
壁セグメントの列の一つの例はアウタエアシールである
。アウタエアシールはエンジンのステータ組立体の一部
であり、一般に複数個の円弧状シールセグメントにて形
成されている。アウタエアシールは作動媒体ガスをその
流路に閉込めるべくロータプレードを囲繞している。更
にステータ組立体はアウタケースの如きエンジンケース
と、アウタケースよりアウタエアシールのシールセグメ
ントを支持するための上流側支持体及び下流側支持体の
如き一つの構造体とを含んでいる。シールセグメントは
一対のフランジによりこれらの支持体に係合し得るよう
になっている。アウタケース及び支持構造体はガスがブ
レードの先端を越えて漏洩することを阻止すべくブレー
ドに間近に近接した位置にシールセグメントを位置決め
する。シールセグメントの内向き面は、エンジンの運転
中にシールセグメントがロータプレードの先端と摩擦接
触することを許容し得るよう、研摩可能な材料にて形成
されている。シールセグメントは作動媒体流路に近接し
て配置されるので、シールセグメントの表面及びシール
セグメント自身は高温の作動媒体ガスと密に接触し、ガ
スより熱を受ける。
シールセグメントはその温度を許容限度内に維持すべく
冷却される。
複数個のセグメントにて形成されたアウタエアシールの
一つの例が米国特許第3.583.824号に開示され
ている。この米国特許に於ては、上流側フランジ44及
び下流側フランジ46により支持体に係合し得るよう構
成されたアウタエアシールが採用されている。冷却空気
がアウタエアシールとエンジンケースとの間にてアウタ
エアシールの周りに周縁方向に延在するキャピテイ内に
流される。衝突板又はバッフルの如きシール装置がアウ
タエアシールとの間に衝突空気キャピテイ58を郭定す
べくアウタエアシールの周りに周縁方向に延在している
。冷却空気の流れを正確に計量し、また衝突板をn通し
てキャビティ58を横切りシールセグメントの外面59
に対し導くべく、複数個の孔が衝突板を貫通して延在し
ている。かかる冷却により外面59と作動媒体流路に隣
接する研摩可能な材料の面との間には大きい温度勾配が
発生される。冷却空気は次いで衝突空気キャビティ内に
収集される。冷却空気は衝突空気キャビティより衝突板
を貫通し衝突空気キャピテイを横切る冷却空気の連続的
な流れを与えるべく下流側フック46に設番ノられた複
数個の軸線方向通路66を経て排出される。かかる冷却
空気はそれがコンパートメント64を通過する際に7ウ
タエアシールのエツジ領域を対流冷却する。冷却可能な
アウタエアシールの他の一つの例が本願出願人と同一の
出願人により1984年11月30日に出願された米国
特許出願第       号明細書に開示されている。
アウタエアシール上の研摩可能な材料は、ブレードを損
傷することなく、またアウタエアシールを破壊すること
なくロータプレードの摩擦接触を受入れるものでなけれ
ばならない。更に研摩可能な材料はエンジンのタービン
セクションの過酷な環境に耐えるものでなければならな
い。代表的な研摩可能なシールランドが米国特許第3.
817゜719号、同第3,879.831@、同第3
゜918.925号、同第3.936.656号に記載
されている。
アウタエアシールの研摩可能な表面に使用されるに適し
た一つの材料はセラミックフェーシング材料である。セ
ラミックフェーシング材料はガスタービンエンジンの高
温且過酷な環境との両立性に優れているので望ましい。
更にシール構造体を保護するための冷却空気の量が低減
される必要があり、このことはエンジンの性能に有益な
効果を有する。しかしシール構造体の耐久性はガスター
ビンエンジン内のシールセグメントの熱サイクルにより
悪影響を及ぼされ、シールセグメントの熱サイクルはセ
ラミックの割れやスポーリング、更にはセラミックが金
属より剥離することを惹起こり″ごとがあるaサーマル
ショックに対する良好な耐性を有するセラミックフェー
シング面を有する改良されたシールの幾つかの例が米国
特許第4゜289.446@及び同第4.109.00
3号に開示されている。これらがあるが、使用寿命の改
善されたシールはグメントを得るべくシールセグメント
の耐久性を向、トサせる努力が継続的に行われている。
従って科学者やエンジニアは、研摩可能な面を形成する
ためにセラミック材料が使用されており、セラミック材
料を担持する基体を有し、ガスタービンエンジン内に従
来の技法により支持されるシールセグメントを開発する
研究を行っている。
発明の開示 本発明は、一部には、セラミックフェーシング材料が大
きい温度勾配を伴なうサーマルショック(過酷な熱サイ
クル)に耐える能力が、温度勾配によりセラミック構造
体中に発生される歪に起因して基体の厚さの関数である
という認識に基づくものである。かかる歪はセラミック
材料及び基体材料がそれらの作動中に種々の温度に曝さ
れた場合に於けるセラミック材料及び基体材料の熱膨張
係数及び弾性係数が相互に一致していないことに起因し
て発生される。基体の厚さはシールセグメントを支持構
造体に係合し得るようにするために使用されるフランジ
の如く、シールセグメントの冷却可能な側より突出する
フランジが存在することにより有効に増大されている。
これらのフランジは基体の厚さに対し局部的影響及び全
体的影響を有している。従ってフランジは応力を増大し
、シールセグメントが大きい温度勾配に耐える能力を低
下させる。
フランジの厚さに与える全体的な影響を測定するための
一つの特徴は全有効厚さと呼ばれる。またフランジの厚
さに与える局部的な影響を測定するための一つの特徴は
局部的有効厚さと呼ばれる。
従って基体の全有効厚さ及び基体の局部的有効厚さに対
しフランジが及ぼす影響を考鑵に入れることが重要であ
る。
本発明によれば、壁セグメント(シールセグメント)は
セラミックフェーシング材料のための基体と、該基体に
固定されたフランジとを有しており、フランジは基体の
局部的有効厚さ及び全有効厚さに及ぼすフランジの影響
を低減すべく長手方向に中断されている。
本発明の一つの実施例によれば、各フランジは基体に固
定された第一のセクションであって、該セクションを貫
通する孔を有する第一のセクションと、基体に平行に延
在し第一のセクションに設けられた孔まで延在する溝に
より長手方向に完全に中断された第二のセクションとを
有している。
本発明の一つの主要な特徴は、セラミックフェーシング
層及び基体を有する回転機械のための円弧状シールセグ
メントである。セラミックフェーシング層は基体に固定
されている。他の一つの特  ′徴はシールセグメント
を回転機械内の隣接する支持構造体に単純に係合し得る
ようにする一対のフランジである。各フランジはそのフ
ランジの長手方向長さを中断すべく延在する一つ又はそ
れ以上の孔を有している。一つの実施例に於ては、フラ
ンジは基体に固定された第一のセクションと、該第一の
セクションより延在し基体より半径方向に隔置されて基
体との間に周縁方向に延在する溝を郭定する第二のセク
ションとを有している。第一°のセクションには複数−
の孔が設けられている。
基体と第一のセクションに設けられた孔との闇の間隔は
基体の厚さの二倍以下である。第二のセクションの多孔
には溝が設けられており、これらの溝は第二のセクショ
ンの長手方向の連続性を中断しており、第一のセクショ
ンに設けられた孔まで延在している。
本発明の一つの主要な利点は、連続的なフランジを有す
る同様の円弧状シールセグメントに比して、シールセグ
メントが段階関数的な温度勾配に耐える能力が増大され
ていることであり、このことはフランジの全有効厚さ及
び局部的有効厚さの特徴により得られる。本発明の他の
一つの利点は、長手方向に連続するフランジを有する同
様の円弧状シールセグメントの場合に比して、長手方向
に中断されたフランジにより応力が低減されることによ
り生じるシールセグメントの疲労寿命が長いということ
である。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
発明を実施するための最良の形態 第1図はタービンセクション12の一部及びエンジンの
回転軸線Arを示す軸流ガスタービンエンジン10の部
分断面図である。タービンセクション12は回転軸線A
「の周りに配置された作動媒体ガスのための環状の流路
14を含んでいる。
ステータ組立体16が作動媒体流路14の境界を郭定し
ている。ステータ組立体16はアウタケース18を含ん
でいる。アウタケース18は作動媒体流路14の周1り
に周縁方向に延在している。一つのロータプレード22
により示されている如き複数個のロータプレードが作動
媒体流路を横切ってアウタケースに近接した位置まで半
径方内外方へ延在している。
一つの円弧状シールセグメント24により示されている
如き複数個の円弧状の壁セグメントにて形成されたステ
ータ構造体がエンジンの軸線A43の周りに延在して作
動媒体流路14の境界を郭定している。図示の実施例に
於ては、円弧状シールセグメント24はロータプレード
22の先端を囲繞するアウタエアシール26を構成して
いる。アウタエアシール26はロータプレード22と7
ウタエアシールとの間の半径方向の相対運動を受入れ得
るよう、可変の間隙C「だけロータプレードより半径方
向に隔置されている。またアウタエアシール26はアウ
タケース18より半径方向内方へ隔置されてアウタケー
スとの間に周縁方向に延在するキャピテイ28を郭定し
ている。
各円弧状シールセグメント24は上流側フランジ30と
下流側フランジ32とを有している。これらのフランジ
は互いに軸線方向に隔置されており、シールセグメント
の周りに周縁方向に延在している。シールセグメントは
これらのフランジによりアウタケース18より半径方向
内方へ延在する下流側支持体34及び下流側支持体36
の如き支持体に係合し得るようになっている。支持体3
4及び36はアウタエアシール26をロータプレード2
2の周りの半径方向位置に支持し且位置決めすべくアウ
タケースに取付けられている。各支持体はそのフープ強
さを低減すべく複数個のセグメントに分割されていてよ
い。シール37の如き可撓性を有するシールが各支持体
とセグメントの列との間に配置されている。各円弧状セ
グメントは上流側フランジに設けられた連続的な壁38
及び下流側フランジに設けられた連続的な壁39により
対応するシールに係合し得るようになっている。
アウタケース18の周りには上流側支持体34に近接し
た位置にて上流側レール40が周縁方向に延在している
。同様にアウタケース18の周りには下流側支持体36
に近接した位置にて下流側レール42が周縁方向に延在
している。冷却空気チューブ46及び冷却空気チューブ
48の如き冷却空気を衝突させるための手段がレール4
0及び42の周りに周縁方向に延在している。これらの
チューブは図には示されていない冷却空気源と流体的に
連通しており、孔52によりレールに対し冷却空気を衝
突させ得るようになっている。
冷却空気のための第一の流路54がアウタケース18の
内方に延在している。この第一の流路はアウタケース1
日によりその境界が郭定されCおり、作動媒体流路14
より半径方向外方にてエンジンを貫通して延在している
。この流路はアウタエアシール26とアウタケース18
との間のキャビティ28内へ延在している。周縁方向に
延在する衝突板56が7ウタエアシール26と上流側支
持体34及び下流側支持体36との闇に挟持されている
。この衝突板はキャピテイ28の境界を郭定しており、
アウタエアシールより半径方向外方へ隔置されて第二の
キャビティ58を郭定している。冷却空気のための第二
の流路60の如き第二の流路がキャビティ58内に於て
7ウタエ7シールの下方にて軸IIAh向及び周縁方向
に延在しでいる。衝突板56には複数個の衝突孔62が
設けられており、これらの孔は第一の流路54を第二の
流路60と流体的に連通接続しており、冷却空気をアウ
タ1アシールの外面64に衝突させ得るようになってい
る。
第2図は従来技術による複数−のシールセグメント24
aにて形成されたアウタエアシール26aを示す部分斜
視図である。第2図に示された構造及び本発明の構造は
基本的には互いに同様であるので、第2図に於ては他の
図面に示された部材と同一の部材にはaが付されている
点を除き同一の符号が付されている。
円弧状シールセグメント24aはシールセグメントの周
りに周縁方向に延在するリーディングエツジ68a及び
トレーリングエツジ70aを有する金属基体66aを含
んでいる。内向きの円弧部72a及q外向きの円弧部7
4aがリーディングエツジとトレーリングエツジとの間
に延在している。円弧面72aは軸線ASmの周りに周
縁り向に延在しており、円弧部74aは図示の実施例に
於ては軸線As―と同一であるA sm’ の周りに周
縁方向に延在している。セラミックフr−シング面78
aを有するセラミックフェーシング材料7Gaが軸線A
seの周りに周縁方向に延在する円弧状シール面を構成
している。セラミックフェーシング材料76aは米国特
許第4.289.446号に開示されている如く基体に
固定されている。前記米国特許に開示されている如く、
セラミックフェーシング材料は多孔質の金属バッド82
と、セラミックフェーシング材料を基体に固定し得るよ
うパッドにしみ込んだ下張り被覆84とを含んでいる。
上流側フランジ30a及び下流側フランジ32aは基体
に固定された一対のフランジを構成している。これらの
フランジは基体の周りに周縁方向に延在しており、lj
いに軸線/J向に隔置されている。各フランジは基体の
外向き而74aに実質的に平行な基準面に“沿う長手方
向長さLを有している。上流側フランジ30aは基体よ
り半径方向外方へ延在する第一のセクション86aと、
該第一のセクションよりリーディングエツジ68aへ向
けて延在する第二のセクション88aとを有している。
第二のセクションは第一のセクションの長さだけ基体よ
り半径方向外方へ隔置されており、それらの間に周縁り
向に延在する溝90aを郭定している。下流側フランジ
32aは基体より半径方向外りへ延在する第一のセクシ
ョン92aと、該第一のセクションよりトレーリングエ
ツジ70aへ向番ノて軸1! l/J向に延在する第二
のセクション94aとを有している。第二のセクション
94aは第一のセクション92aの長さだけ基体より半
径方向外方へ隔置されており、それらの間に周縁方向に
延在する溝96aを郭定している。これらの溝を有する
フランジ30a及び32aはシールセグメントをト流側
支持体及び下流側支持体に係合させ得るようになってい
る。
第3図は第1図にlll3−3に沿う第1図に示された
円弧状シールセグメント24の正面図である。
第3図に於ては、シールセグメントの上流側フランジ3
0を示すべく隣接する静止構造体の一部が破断されてい
る。
セラミックフェーシング材料76は0.120〜0.2
00inch(3,05〜5.0811)の範囲の厚さ
Tf2+を有しており、主として耐火性の酸化物又ハZ
r Ot  Cm化シ)LtTに’)ム) 、AI !
Oi(アルミナ) 、 MOAl t 04  (スピ
ネル)、3A+!03 ・2SIOt(ムライト)の如
き耐火性の金lii酸化物の組合せよりなっている。セ
ラミツクツエーシング材料はセラミック表面j!198
と、セラミックー金属中間層102と、ボンド層104
とを有している。セラミックー金属中m+*に使用され
る金属は、成る金属M1クロム、アルミニウム、及びイ
ツトリウムにて形成された合金(MCr At Y)(
Mは任意の金属であってよいがコバルトであることが好
ましい(Co Qr AIY))であってよい。セラミ
ックフェーシング材料は温度に応じて変化する弾性係数
を有しており、セラミック層の組成物の弾性係数は室温
に於ける約3x 10’  psi (2,I X 1
0’ ka/c1)から約2400″F(1316℃)
以上の温度に於ける2X10’  psi(1,4x1
0’ kg/c+e” )以下まで変化し、中間層10
2の組成物の弾性係数は室温に於ける約9×106 p
si(6,3×105k<1/c+a2 )から約15
00下(816℃)の温度に於ける4X106 psi
(2,8X10’ ko/ca+2)以下まで変化する
第2図に示されたシールセグメント24aと同様、シー
ルセグメント24は金属基体66と、上流側フランジ3
0と、下流側フランジ32(第3図には図示せず)とを
有している。基体66は内向きの円弧面72と外向きの
円弧面74との間の平均厚さTsを有している。上流側
フランジ及び下流側フランジは僅かに異なる半径方向、
長手方向、軸線方向長さを有し、また僅かに異なる部分
間の間隔を有する点に於て互いに僅かに異なっている。
しかし二つのフランジは本明細書に於て開示されている
如く形成されることが好ましい。これより上流側フラン
ジについてのみ説明するが、第3図乃至第7図に示され
た実施例は上流側フランジ及び下流側フランジの両方に
ついての例示である。
第3図に示されたフランジは基体の外面74に実質的に
平行に延在する基準面に沿う長手方向長さしを有してい
る。基準面は基体の外面に正確に平行に延在していてよ
いが、外面には小さい不連続部が存在するので、基準面
は外面に実質的に平行であり平滑な面である。フランジ
の第一のセクション86は基体より半径方向外方へ延在
しており、第1図及び第3図に示されている如く幅W+
及び厚さT+を有している。第一のセクション86には
その全幅に亙り延在する一つ以上の孔108が設けられ
ている。これらの孔の合計は、第一のセクションの長手
方向の連続性を中断すべく、長さしの40%以上又はそ
れに等しい長さに亙り基準面の長さしに沿って延在して
いる。リーディングエツジの方向へ第一のセクションよ
り軸線方向に延在する第二のセクション88は、第一の
セクションにより基体より半径方向に隔置されており、
それらの閤に周縁方向に延在する溝90が郭定されてい
る。第二のセクション88は第1図及び第3図に示され
ている如く幅W2及び厚さT2を有している。多孔には
溝110が設けられており、該溝は第二のセクションの
全幅W!及び第二のセクションの厚さT2に亙り第一の
セクションに設けられた孔まで延在している。
第4図は第3図に示された実施例を一部破断して示す部
分斜視図である。外向き面74より半径方向外方へ延在
する上流側フランジ30の第一のセクション86は第一
の領域114及び第二の領域116を含んでいる。第一
の領域は基体の平均厚さ7sの2倍である距離T oに
亙り基体の外向き面より半径方向外方へ延在している。
第二の領域は第一の領域より延在しており、幅W1及び
厚さTI2を有している。孔108は第二の領域に於け
る第一のセクションの全幅に亙り延在しており、また第
一のセクションの長手方向の連続性を中断すべく基準面
の長さLの40%以上又はそれに等しい長さに亙り基準
面に沿って延在している。孔108は第一のセクション
の互いに隣接する部分間に間隙Gを郭定している。
第一のセクションの第一の領域は長手方向に連続する材
料にて形成された壁38を有している。
壁38は第一の領域の厚さT11よりも小さいかこれに
等しい距離に亙り基体より延在している。壁38は基体
と第二の領域の中断されていない部分との間に延在する
第一の領域の一部に於ては幅W曹を有している。また壁
38は基体と第一のセクションに設けられた孔108と
の間に延在する第一のセクションの一部に於ては幅W+
よりも小さい幅Wllの壁を有している。
第二のセクションは第一のセクションに隣接する第一の
領域118と、該第一の領域より軸線方向に延在する第
二の領域122とを有している。
第二のセクションはこれらの領域の幅の合計に等しい全
幅W2を有している。溝110は第二の領域122に於
ける第二のセクション88の互いに隣接する部分の間に
間隙Glを郭定しており、第一の領域118に於ける第
二のセクション88の互いに隣接する部分の間に間隙G
−よりも大きいかこれに等しい間隙Gl’  (Gl’
 10m>を郭定している。図示の実施例に於ては、第
一のセクション86に於ける間隙Gは間隙Q m l 
に等しい。
第5図は壁38が省略された他の一つの実施例を示す第
4図と同様の部分斜視図である。この種の構造は第4図
に示された構造よりも好ましい。
何故ならば、壁は壁を有しない構造の場合に比して基体
の有効厚さを増大させるからである。しかし図示の実施
例の壁はシール37に確実に係合するシール面を与えな
い。第4図に於て破線にて示されている如く、孔108
は基体まで半径方向内方へ延在する小さい溝を含んでい
てよい。
第6図は更に他の一つの実施例を示す第4図と同様の部
分斜視図であり、溝110が間隙Qm″を有し、第一の
セクションに設けられた多孔が第一のセクションの互い
に隣接する部分の間に間隙G−“と大きさの等しい間隙
を郭定する実施例を示している。
第1図に示されたガスタービンエンジン10の運転中に
は、冷却空気及び高温の作動媒体ガスがエンジンのター
ビンセクション12内へ流される。
高温の作動媒体ガスは環状の作動媒体流路14に沿って
流される。冷却空気は第一の流路54に沿って流され、
作動媒体流路より外方の領域に於てタービンセクション
へ流入する。アウタエアシール26及び該アウタエアシ
ールのための上流側支持体34及び下流側支持体36を
含むタービンセクションの構成要素は作動媒体ガスによ
り加熱され、冷却空気により冷却される。
エンジンのこれらの構成要素は作動媒体ガスによる加熱
及び冷却空気による冷却に異なる速度にて熱的に応答す
る。それらの熱的応答に影響する因子はそれらの構成要
素の熱容量及びそれらの構成要素が高温のガス及び冷却
空気に曝されることを含んでいる。例えばアウタエアシ
ール26、上流側支持体34、下流側支持体36の如き
構成要素はアウタケース18よりも作動媒体流路に近接
している。更にアウタエアシール、上流側支持体、下流
側支持体はアウタケースよりも小さい熱容量を有してい
る。従ってアウタエアシール、上流側支持体、下流側支
持体はアウタケースよりも迅速にガス流の温度変化に応
答する。加速及び始動時の如く高温の作動媒体ガスの温
度が上昇すると、アウタエアシール及び上流側及び下流
側支持体が膨張され、隣接する円弧状シールセグメント
24の間に破壊的な干渉が生じることを回避するために
設けられている互いに隣接するシールセグメントの間の
周縁方向の間隙Cgが減少する。
また加速時や始動時の如く温度が上昇すると、アウタエ
アシールの内面78と基体66の外面74との間に於て
アウタエアシール内に急峻な温度勾配が発生される。か
かる温度勾配が急激に与えられる現象はサーマルショッ
クと呼ばれる。かかるサーマルショックは重大である。
何故ならば、シールセグメントがその使用期間中に受け
る温度変化の範囲全体に亙る基体の熱膨張係数とフェー
シング材料の熱膨張係数との差及びこれら二つの材料の
弾性係数の差に起因して基体とセラミック層との間の両
立性が損われるからである。例えばシールセグメントは
ガスタービンエンジンの運転環境に曝されるだけでなく
、それがエンジンに組込まれる前及びエンジンが使用さ
れていない期間中には、長期間に亙り周囲圧力及び温度
の完全に異なる環境に曝される。従って基体及び該基体
上に溶射された材料は、室温の条件下及び基体が100
0〜1500下(538〜816℃)の範囲にて作動し
表面層の一部が3000″F(1649℃)を越える運
転条件下の両方に於て共存しなければならない。
基体及びフランジの厚さはシールセグメントがサーマル
ショックに耐える能力に大きく影響する。
かかる影響が、セラミックフェーシングされた円弧状シ
ールセグメントがサーマルショックに耐える能力に対す
る全有効厚さの影響を求めるべく行われたリグ及びエン
ジン試験により示されている。
これらの試験はシールセグメントの内面78に対しガス
の高温のジェットが吹付けられる試験リグを使用して行
われ、シールセグメントの内面78の温度が測定された
。またこれと同時に冷却空気が基体の外面74に対し衝
突せしめられた。これらの試験の幾つかの結果が第7図
に要約して示されている。第7図はシールセグメントを
破損させる最大温度勾配を基体の有効厚さの関数として
示すグラフである。第7図に示されている如(、基体の
有効厚さが減少するにつれて、セラミックフェーシング
されたアウタエアシールの破壊を生じることなく最大の
温度勾配を受は得る能力が増大する。
基体の厚さはセラミックフェーシング材料の厚さとの関
連で増大するので、厚さの増大によりセラミックフェー
シング材料と基体との間の熱膨張係数の差により生じる
力に基体が耐える能力が増大する。有効厚さ、従って基
体が力に耐える能力は、基体より半径方向外方へ延在す
るフランジの存在により増大される。
−これらのフランジは成る与えられた実際の厚さを有す
る基体に対し局部的な影響及び全体的な影響を有し、こ
れらのフランジが設けられれば、基体は厚さの大きい基
体、即ちフランジの存在により実際の厚さよりも大きい
有効厚さを有する基体と同様に作用するようになる。か
かる全有効厚さは解析又は実験により求められてよい。
実行可能であると考えられる一つの実験的方法は、基体
の周縁方向の端部を剛固な支持体に固定することによっ
て片持ち梁の如く基体を支持し、基体の他方の周縁方向
端部にそれを横切る均一な荷重を与えることである。荷
重により発生される撓み(即ち片持ち梁の角方向運動)
を測定することにより、その片持ち梁が均一な理論厚さ
を有するものとして処理されれば、その片持ち梁につい
て有効厚さを計悼することができる。かくして計算され
た均一厚さは円弧状セグメントの全有効厚さと呼ばれる
。他の一つの方法は片持ち梁試験を解析的にモデル化す
ることにより全有効厚さを針線する有限解析法を使用す
ることである。
更にフランジは基体の剛性(又は局部的厚さ)を局部的
に増大させる局部的影響を有している。
かくして基体の剛性が局部的に増大することにより、成
る与えられた温度勾配について基体の互いに隣接する二
つの位置の間に於ける基体の撓みに差が発生される。セ
ラミックフェーシング層はポンド層により基体に固定さ
れるので、セラミックフェーシング材料は種々の撓みを
生じる。何故ならば、セラミックフェーシング層はそれ
が接合された領域の撓みに従わざるを得ず、従ってセラ
ミックフェーシング層の各部位は種々の応力を受けるか
らである。同様の有限要素解析法を使用して、フランジ
の部分についても局部的有効厚さを計綿することができ
る。このことは基体を含むフランジ全体をフランジの最
大幅と同一の幅にモデル化することによって行われる。
第8図は基体より半径方向外方へ延在する二つの軸線方
向に隔置されたフランジを通る断面に沿うセラミックフ
ェーシング材料中の応力レベルを、シールセグメントが
室温状態にある場合について示すグラフである。図に於
て圧縮応力は負であり、引張り応力は正である。グラフ
の曲線は最大引張り応力を全ての応力に分割することに
より平準化されている。曲線1は溝を有しないフランジ
30及び32により発生される応力集中を示している。
これに対し破線の曲線2は第4図に示された実施例の溝
及び孔によりフランジの影響が低減されており、応力の
局部的変動が大きく低減されており、全体としての応力
が低減されていることを示している。かくして応力のレ
ベル及び応力の変動が低減されることにより、第4図の
溝及び孔を有しないシールセグメントに比してシールセ
グメントの使用寿命が増大される。
第9図は同一の構造体についてフランジの部分を通る周
縁方向に解析された応力のレベルを示している。第9図
のグラフは、被覆が最も弱い(その最も低い強度の)状
態になり、過酷な温度勾配に曝される条件下に於けるエ
ンジンの最大出力運転点について示している。周縁方向
についても、第4図に示されている如き溝を有するフラ
ンジを備えた円弧状シールセグメントは、周縁方向に連
続するフランジを有する円弧状シールセグメントの応力
レベル(曲線1)に比して大きく低減された応力レベル
(曲線2)を有している。
耐火性を有する酸化物にて形成されたセラミックフェー
シング材料を使用して行われた実験的研究に基づき判断
すれば、前述の如きセラミックフェーシング材料を有す
るアウタエアシールセグメントは、該セグメントをガス
タービンエンジン内に支持する従来の方法を使用するこ
とを可能にするフランジを有するよう形成されてよいも
のと考えられる。実験によれば、かかるシールセグメン
トは、成るガイドラインに従うならば、基体の全有効厚
さ及び局部的有効厚さの増大により惹起こされるフラン
ジよりの破損を生じることなく、1500下(816℃
)のサーマルショックに耐え得るものである。特にシー
ルセグメントは0.120〜0. 200inch(3
,05〜5. 08mw)の範囲の厚さを有するセラミ
ックフェーシング層と、0.070〜0.100inc
h(1,78〜2゜54+u+)の範囲内の実際の平均
厚さTsを有する基体と、基体の実際の厚さよりも25
%以下の範囲にて太き−い全有効厚さとを有していなけ
ればならない。即ちシールセグメントは1.25以下又
はこれに等しい全有効厚さ特性(Coe)  (Coe
≦1.25)を有し、全有効厚さは基体の実際の厚さの
1.25倍以下又はこれに等しい。他の一つのガイドラ
インは基体の有効厚さに対するフランジの実際の厚さの
局部的影響に関するものである。
実験によれば、基体の局部的有効厚さは基体の実際の厚
さの2.5倍以下でなければならず、即ち局部的有効厚
さ特性(Cle)は2.5以下又はこれに等しくなけれ
ばならない(Ole≦2.5)。
最後にフランジの第一のセクションは基体の厚さの2倍
以上の最大連続局部厚さを有していてはならず(即ちフ
ランジは最も内側の面が基体の厚さの2倍以内である一
つ以上の孔を有し)、フランジの第一のセクションに設
けられた孔の長手方向の長さの合計は基準面に沿って測
定してフランジの長さの少なくとも40%に等しく、第
一のセクションに設けられた多孔はフランジの第二のセ
クションに設けられ第二のセクションを完全に貫通して
延在する第二の孔に接続されている。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能である
ことは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はタービンセクションの一部及びエンジンの回転
軸線を示す軸流ガスタービンエンジンの一部を示す断面
図である。 第2図は従来の構造のシールセグメントを破断して示す
部分斜視図である。 第3図は一対の互いに隣接する円弧状シールセグメント
の前面を示すべくアウタエアシールの一部が破断された
状態にて第1図の線3−3に沿う断面を示す部分断面図
である。 第4図は第3図に示されたシールセグメントを示す部分
斜視図である。 第5図は連続的な壁の一部が除去されたシールセグメン
トの他の一つの実施例を示す第4図と同様の部分斜視図
である。 第6図はシールセグメントの更に他の一つの実施例を示
す第4図と同様の部分斜視図Cある。 第7図は許容し得る最大温度勾配とシールセグメントの
基体の有効厚さとの関係を示すグラフである。 第8図は応力に与える局部的有効厚さの影響を示すべく
、第4図に示された型式の円弧状シールセグメントにつ
いて軸線方向に沿う平準化された応力レベルを示すグラ
フである。 第9図は応力に与える全有効厚さの影響を示すべく、第
4図に示゛された型式の円弧状シールセグメント内の周
縁方向に沿う平準化された応力レベルを示すグラフであ
る。 10・・・ガスタービンエンジン、12・・・タービン
セクション、14・・・作動媒体流路、16・・・ステ
ータ組立体、18・・・アウタケース、22・・・ロー
タプレード、24・・・シールセグメント、26・・・
アウタエアシール、28・・・キャビティ、30・・・
上流側フランジ、32・・・下流側フランジ、34・・
・上流側支持体、36・・・下流側支持体、37・・・
シール、38.39・・・壁、40・・・上流側レール
、42・・・下流側レール、46.48・・・冷却空気
チューブ、52・・・孔。 54・・・第一の流路、56・・・衝突板、58・・・
キャビティ、60・・・第二の流路、62・・・衝突孔
、64・・・外面、72・・・内向きの円弧面、74・
・・外向きの円弧面(外面)、76・・・セラミックフ
ェーシング材料、78・・・内面、82・・・パッド、
84・・・被覆、86・・・第一のセクション、88・
・・第二のセクション。 90・・・溝、98・・・セラミック表面層、102・
・・セラミックー金属中間層、104・・・ボンド層、
108・・・孔、110・・・溝、114・・・第一の
領域、116・・・第二の領域、118・・・第一の領
域、122・・・第二の領域 FIG、I A、、A、−□ −−−−−−・□− !! FIG、6 呑叫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸流回転機械に組込まれ作動媒体流路の境界を郭
    定する円弧状シールセグメントであって、第一の方向に
    面する第一の面と前記第一の方向とは反対の方向に面す
    る第二の面とを有する基体と、前記作動媒体流路の境界
    を郭定すべく前記第一の面に固定されたセラミックフェ
    ーシング材料と、前記シールセグメントが支持構造体に
    係合し得るよう前記第二の面より延在する一対のフラン
    ジとを有する円弧状シールセグメントにして、前記基体
    に固定され前記シールセグメントが前記支持構造体に係
    合し得るよう前記基体の周りに周縁方向に延在する一対
    のフランジを含み、各フランジは該フランジが前記シー
    ルセグメントの全有効厚さ及び前記シールセグメントの
    局部的有効厚さに与える影響を低減すべく前記フランジ
    の前記第二の面より最も離れた部分より内方へ延在する
    孔により長手方向に中断されている円弧状シールセグメ
    ント。
  2. (2)軸流回転機械の作動媒体流路の境界を郭定すべく
    シールセグメントの周りに軸線方向及び周縁方向に延在
    するセラミックフェーシング材料を有する型式の円弧状
    シールセグメントにして、軸線方向及び周縁方向に延在
    する基体であって、前記セグメントの周りに周縁方向に
    延在す るリーディングエッジ及び前記セグメントの周りに周縁
    方向に延在するトレーリングエッジと、 内方へ面し前記二つのエッジの間にて軸線 方向に延在し前記基体が前記セラミックフェーシング材
    料を受けるための内面と、 前記内面より隔置され前記内面との間に平 均厚さTsを郭定する外面と、 を有する基体と、 前記基体に固定され、前記セグメントの周りに周縁方向
    に延在し、互いに軸線方向に隔置され、前記基体の前記
    外面に実質的に平行に延在する基準面に沿う長手方向長
    さLを有する一対のフランジであって、該フランジの少
    なくとも一方は前記基体より外方へ延在し幅W_1及び
    厚さT_1を有する第一のセクションであって、該第一
    のセクションの全幅に亙り延在し、前記第一のセクショ
    ンの長手方向の連続性を中断すべく全体として前記長さ
    Lの40%以上又はこれに等しい長さに亙り基準面に沿
    って延在する一つ又はそれ以上の孔を有する第一のセク
    ションと、 前記二つのエッジの一方の方向へ前記第一 のセクションより軸線方向に延在し、前記第一のセクシ
    ョンにより前記基体より半径方向に隔置されて前記基体
    との間に周縁方向に延在する溝を郭定し、幅W_2及び
    厚さT_2を有する第二のセクションと、 前記孔の各々に設けられ前記幅W_2及び前記厚さT_
    2全体に亙り前記第一のセクションに設けられた前記孔
    まで延在する溝と、 を有する一対のフランジと、 を含み、前記孔及び前記溝は長手方向に連続的なフラン
    ジを有する同様の構造体に比して前記基体の全有効厚さ
    及び局部的有効厚さを低減していることを特徴とする円
    孤状シールセグメント。
  3. (3)軸流回転機械の作動媒体流路の境界を郭定すべく
    シールセグメントの周りに軸線方向及び周縁方向に延在
    するセラミックフェーシング材料を有する型式の円弧状
    シールセグメントにして、軸線方向及び周縁方向に延在
    する基体であって、前記セグメントの周りに周縁方向に
    延在す るリーディングエッジ及び前記セグメントの周りに周縁
    方向に延在するトレーリングエッジと、 内方へ面し前記二つのエッジの間にて軸線 方向に延在し前記基体が前記セラミックフェーシング材
    料を受けるための内面と、 前記内面より隔置され前記内面との間に平 均厚さTsを郭定する外面と、 を有する基体と、 前記基体に固定され、前記セグメントの周りに周縁方向
    に延在し、互いに軸線方向に隔置され、前記基体の前記
    外面に実質的に平行に延在する基準面に沿う長手方向長
    さLを有する一対のフランジであって、該フランジの少
    なくとも一方は前記基体より外方へ延在する第一のセク
    シ ョンであって、 前記基体の平均厚さTsの2倍の距 離T_1_1(T_1_1=2Ts)に亙り前記基体よ
    り外方へ延在する第一の領域と、 前記第一の領域より延在し、幅W_1 及び厚さT_1_2を有し、前記第一のセクションの全
    幅に亙り延在する複数個の 孔を有し、該孔は前記基体の表面に平 行な基準面に沿う前記孔の長さの合計 が前記基準面に沿う前記長さLの40 %に等しいか又はこれよりも大きいよ う、前記第一のセクションの長手方向 の連続性を中断すべく或る長さに亙り 延在している第二の領域と、 を有する第一のセクションと、 前記二つのエッジの一方の方向へ前記第一 のセクションより軸線方向に延在し、前記第一のセクシ
    ョンにより前記基体より半径方向に隔置されて前記基体
    との間に周縁方向に延在する溝を郭定し、幅W_2及び
    厚さT_2を有する第二のセクションであって、前記孔
    の各々に設けられ前記第二のセクションの長手方向の連
    続性を完全に中断すべく前記第二のセクションの全幅W
    _2及び厚さT_2に亙り前記第二のセクションより前
    記第一のセクションに設けられた前記孔まで延在する溝
    を有する第二のセクションと、 を有する一対のフランジと、 を含み、前記孔及び前記溝は長手方向に連続的なフラン
    ジを有する同様の構造体に比して前記基体の全有効厚さ
    及び局部的有効厚さを低減していることを特徴とする円
    孤状シールセグメント。
JP60287597A 1984-12-21 1985-12-20 軸流回転機械の円弧状シールセグメント Expired - Lifetime JPH0689654B2 (ja)

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