JPS61157223A - 保護継電器 - Google Patents

保護継電器

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JPS61157223A
JPS61157223A JP27510084A JP27510084A JPS61157223A JP S61157223 A JPS61157223 A JP S61157223A JP 27510084 A JP27510084 A JP 27510084A JP 27510084 A JP27510084 A JP 27510084A JP S61157223 A JPS61157223 A JP S61157223A
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JP
Japan
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amplitude value
frequency
input
protective relay
filter circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP27510084A
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English (en)
Inventor
和宜 福田
順一 稲垣
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、保護継電器、特に周波数特性を改善した発電
器保護用の継電器に関するものである。
〔発明の技術的背景〕
発電機保護方式の一つとして第7図に示す過電圧保護方
式がある。第7図において、1は保護対象の発電機で、
し中断器2を介して変圧器5に接続される。そして、こ
の変圧器5により昇圧されて系統側に電力が供給される
。又、発電機1には補助変圧器3を介して過電圧継電器
4が接続はれる。この過電圧保護方式は、系統側の負荷
しゃ断時に発電機1が過速度、過電圧となることを防止
するためのもので、過電圧継電器4の動作によりし中断
器2をトリップさせる。この過電圧継電器4の一つとし
て、マイクロコンピータにより動作判定を行なう、いわ
ゆるディジタル保護継電器がある。これは、発電機出力
電圧を入力し、これを一定周期でサンプリングし、ディ
ジタル量に変換してマイクロコンピーータにより演算処
理を行ない、動作判定を行なうものである。過電圧継電
器の演算処理内容としては、入力電圧の瞬時値よシ振幅
値を算出し、この値が所定値よ〃大であれば動作すると
云う処理を行なっている。従来の継電器では、この振幅
値を算出する方法として、例えば文献「昭和57年電気
学会全国大会論文屋986」に記載されているような、
連続するサンプリングデータ(瞬時値)の2乗の和を求
める方法が用いられている。この方法は定格周波数(例
えば60Hz)における電気角90″相当間隔のサンプ
リングデータを2乗し、かつこれを連続8個加算して振
幅値を求めるものである。
〔背景技術の問題点〕
上記した従来方法では定格周波数で誤差は生じないが、
定格周波数以外では第8図に示すような誤差を生じる。
そしてこの誤差は第8図に示すように+、−の両方に生
じるので、その結果定格周波数から離れると、過電圧継
電器の動作が不完全となる、いわゆる不完全動作域を生
じることにな−1−゛        一方、発電機は
起動から負荷し中断時の速度上昇まで周波数が変化する
ので、例えば20〜100Hz程度の周波数でも過電圧
保−を行なわなければならない。
しかし、このような従来の保護継電器では、前述したよ
うに定格周波数以外での動作値誤差が大(例えば20 
Hz、100 Hz付近で約20優の誤差)、であるた
め、これを発電機保護として適用した場合に、保護性能
を低下させることになる。又、ディジタル保護継電器で
は系統の周波数及びサンプリングによる折シ返し誤差の
影響をなくすために、通常、入力部にアナログフィルタ
を設置しである。このアナログフィルタは、定格周波数
以外の周波数成分を減衰式せる特性となっているため、
前記誤差に加えて動作値誤差は更に大きくなってしまう
。このため前記した振幅値算出方法として不完全動作域
を生じない方法を用いることも考えられるが、この場合
も振幅値算出方法自身が有する周波数特性及び前記アナ
ログフィルタの有する周波数特性によ如、依然として定
格周波数以外での動作値に誤差を生じてし塘さ。このこ
とは、発電機保膜を不完全にすることにな)、これが従
来の保護継電器の欠点であった。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
シ、従来の構成を大きく変えることなく、周波数特性の
改善された保護継電器を提供することを目的としている
〔発明の概要〕
本発明では、演算部において入力電気量の振幅値を演算
するに際して、不完全動作域を生じない演算手法を用い
、更に演算結果が有する周波数特性による誤差分を保護
継電器の入力部にもうけたアナログフィルタの周波数特
性によって補正しようとするものである。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。第1図(、)は
本発明による保護継電器の一実施例を示す図であシ、第
1図(b)はアナログフィルタの構成例図である。
第1図(、)において、6は入力変換器で発電機出力V
が入力されて、適当なレベルに変換される。
7はアナログフィルタ(以下FILと云う)で入力変換
器6からの出力が導入され、入力電圧Vに含まれる不要
な高調波成分の除去及び後述する振幅値演算自身が有す
る周波数特性の補正を行なう。
FIL 7の出力はアナログ・ディジタル変換部(以下
ADCと云う)8に導入され、ここで所定の間隔でサン
プリングされてディジタル量に変換される。
9はディジタル演算処理部(以下MPUと云う)であっ
てマイクロコンピユー!で構成され、ディジタル量に変
換された電圧幸の瞬時値データを用いて振幅値演算が行
なわれる。これによって得られた振幅値が所定の値を超
えた場合に動作出力を出力する。
第1図(b)は第1図(、)におけるFIL 7の構成
例図であシ、2つの単一同調形帯域通過回路(以下BP
Fと云う)7A 、7Bによって構成され、この2つの
BPFは共振(同調)周波数が異なったものとなってい
る。
次に、このように構成した本実施例による保護継電器の
作用について説明する。なお、ここでは定格周波数を6
0 Hz、サンプリング間隔が30°の場合を例にして
説明する。
第1図(、)において、MPU 9ではディジタル量に
変換された電圧やの瞬時値、即ち、サンプリングデータ
を用いて、次の演算式により振幅値四1を求める。
+?+ =ムτs  ”m\; ・・・・・・・・・(
1)ここで、τは現時点におけるサンプリングデーり、
11m−3は3サンプリング前、即ち90’前のサンプ
リングデータ、vm−6は6サンプリング前、即ち18
0°前のサンプリングデータである。そして上記した演
算式は文献「特公昭56−13909号」にて既に周知
であって詳述を要しないが、概要を述べると次の通シで
ある。
即ち、入力電気量を9=Esinωt(ωは角周波数)
 −υ(t1)とし、入力電気量の現時点t1における
サンプリングデータをυ(tl) 、時間Δtだけ前の
サンプリングデータをυ(t1−Δt)とする。更にこ
れらの2つのサンプリングデータよシ時間τだけ前のサ
ンプリングデータをυ(t1−τ) l υ(t1−Δ
t−τ)とする。これら4つのサンプリングデータを用
いて次式の演算を行なうと、 υ(t1−Δt)・υ(t1−τ)−v(t、)・v 
(t +−Δt−τ)= E2sb+ωΔt−1Iln
ωt  −−−−−−−−・(2)となって、振幅値の
2乗に比例した値が得られる。
更にここでΔt−τとすると、第(2)式は次のように
なる。
v2 (tl−τ)−v(t、)・υ(t1−2τ)−
E2(1−邸2ωτ)・・・・・・・・・(3)ここで
、例えばτ=37720 sec (60Hzでの電気
90°相当であるため、前述のへ、 vm−5、”m−
6を用いて上記の各サンプリングデータを表わすと、?
’(tl)=−・・・・・・・・・・・・(4)v (
t +−τ)−υm−3・・・・・・・・・・・・(5
)υ(t1−2τ) == vm−6・・・・・・・・
・・・・(6)となシ、第(3)式は 叱−3−一−1)m−6=E2   ・・・・・・・・
・・・・(7)となる。したがって振幅値の2乗値が得
られるので、前記第(1)式により入力電圧寸の振幅値
を求めることができる。
この第(1)式による振幅値演算は、第2図に示す周波
数特性を有している。即ち、第2図に示すように、定格
周波数60 Hz以外の周波数でも、前記従来例で説明
した第8図のような誤差の幅はない。
しかし、定格周波数を離れると利得は減少し、例えば2
0 Hz及び100 Hzでは0.5程度の利得となる
(但し定格周波数での利得を1とする)。
一方、FIL 7の周波数特性は第3図に示すように、
例えば20〜100 Hzの帯域では、第2図の周波数
特性を補正するような特性としている。即ち、20 H
z及び100 Hzにおいては利得を2とし、定格周波
数60 Hzでは1となっている。そしてその間は振幅
値演算とFIL 7の総合利得が1となるような周波数
特性としである。
その総合利得の周波数特性を第4図に示す。したがって
、本特性によれば周波数の20〜100Hzの広帯域に
わたって保護継電器の動作値を一定にすることができ、
しかも前述のような不完全動作域をほぼ零とすることが
可能となる。
なお、第3図に示される特性のフィルタは一般にスタガ
同調回路と称する回路で、第1図(b)に示した2つの
BPF 7 A 、 7 Bにより容易に得られること
は既に周知であシ詳細説明は省略するが、例えばBPF
 7 Aの伝達関数をT1(S)、BPF 7 Bの伝
達関数をT2(S)とすると、 (但し、ω1.ω2はBPF 7 A 、 7 Bの共
振角周波数、α1.α2.に1.に2は定数)で与えら
れ、FIL 7の伝達関数T (S)は、 T(S) = T、 (S)・T2(S)となる。そし
てω、キω2として各定数を適宜選択することにより、
第3図の特性が得られることになる。第5図は第1図(
b)のFIL 7の具体的な回路例を示したもので、こ
れも既に周知の回路である。
以上のように上記実施例によれば振幅値演算が有する周
波数特性をアナログフィルタの周波数特性によって補正
するので、定格周波数以外の周波数においても、誤差が
殆んど生じない保護継電器が得られる。
第6図はFIL 7の他の構成例図であシ、本図のよう
にBPF 7 A 、 7 Bの他に更に高調波成分を
除去する低域通過回路7Cを追加してもよい。
ここでBPF 7 A 、 7 Bは第3図の特性とし
ておき、LPF 7 Cの特性は、例えば100Hz以
下では利得1となシ、それ以上の周波数で利得が減衰す
る特性としておけば、保護継電器の動作値誤差を極力小
さくしなければならない20〜100Hzの周波数範囲
では前述を同じ効果が得られる。そして100Hz以上
の周波数では第1図(b)に比べ、更に高調波成分が除
去されるので、より高性能な保護継電器が得られる。
上記実施例では保護継電器の周波数特性を20〜100
Hzの範囲で改善する例について述べたが、これに限定
されるものではなく、同様の方法にて必要々周波数範囲
で改善することができることは明らかである。
又、第(2)式においてΔt−τ、τ= 3/720 
secとした場合の例について述べたが、前記文献「特
公昭56−13909号」にて明らか々ように、それり
外のΔt、τについても振幅値を求めることができ、本
発明の適用が可能である。これは第(2)式からも明ら
かであシ、Δを笑τ、τ”;; 3/720 secの
場合も、第(2)式で示すように振幅値の2乗に比例し
た値KE2(K=s[nωΔt−8lnωτ)が得られ
ることになるので、第(2)式で決められる周波数特性
を前述と同様の方法により、アナログフィルタFIL 
7にて補正すれば全く同様の効果が得られることになる
更にこれまでの説明では本発明を過電圧継電器に適用し
た場合について述べたが、これに限定されるものではな
く、例えば不足電圧継電器、過電流継電器など、電気量
の振幅値を演算して、その過不足を検出する継電益金て
に適用できることは云うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば入力電気量の振幅値
演算によって生じた周波数特性による県差分を、アナロ
グフィルタによる周波数特性によって補正するよう構成
したので、従来の構成を大きく変更することなく簡単な
回路にて、周波数特性を大幅に改善することができ、定
格周波数から大きく離れた周波数においても誤差が生ぜ
ず、したがって保護性能の大幅に向上した保護継電器を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(、)は本発明による保護継電器の一実施例を説
明する図、第1図(b)は本発明に適用されるアナログ
フィルタの構成例図、第2図は本発明による振幅値演算
の結果生じる周波数特性図、第3図はアナログフィルタ
の周波数特性図、第4図は本発明によって得られた総合
周波数特性図、第5図はアナログフィルタの具体例図、
第6図はアナログフィルタの更に他の構成図、第7図は
発電機の過電圧保護方式の概要を示した図、第8図は従
来の保護継電器に用いる振幅値演算の周波数特性図であ
る。 1・・・発電機      2・・・しゃ断器3・・・
補助変圧器    4・・・過電圧継電器5・・・変圧
器     6・・・入力変成器7.7′・・・アナロ
グフィルタ 8・・・アナログ・ディジタル変換部 9・・・ディジタル演算処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統からの電気量υ(t)を入力し、不要な周波数
    成分を除去するためのフィルタ回路を介した後にディジ
    タル量に変換し、前記ディジタル量を用いてマイクロコ
    ンピュータにより前記入力電気量υ(t)の振幅値を求
    める演算を行ない所定の特性を得るようにした保護継電
    器において、前記入力電気量υ(t)の時刻t_1にお
    ける瞬時値υ(t_1)及び時刻t_1−Δtにおける
    瞬時値υ(t_1−Δt)と、前記2つの各瞬時値と夫
    々がτだけ位相の異なる瞬時値υ(t_1−τ)及びυ
    (t_1−Δt−τ)を導出し、前記各電気量から、υ
    (t_1−Δt)・υ(t_1−τ)−υ(t_1)・
    υ(t_1−Δt−τ)なる演算によって前記入力電気
    量υ(t)の振幅値を求め、前記振幅値演算結果が有す
    る周波数特性を前記フィルタ回路の周波数特性によって
    補償し、前記振幅値演算結果と前記フィルタ回路とによ
    る総合利得が所定の周波数範囲内にてほぼ一定となるよ
    う構成したことを特徴とする保護継電器。
JP27510084A 1984-12-28 1984-12-28 保護継電器 Pending JPS61157223A (ja)

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