JPS6115706Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115706Y2 JPS6115706Y2 JP1979152171U JP15217179U JPS6115706Y2 JP S6115706 Y2 JPS6115706 Y2 JP S6115706Y2 JP 1979152171 U JP1979152171 U JP 1979152171U JP 15217179 U JP15217179 U JP 15217179U JP S6115706 Y2 JPS6115706 Y2 JP S6115706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- cover
- handling
- handle member
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 17
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンバインなどに搭載した脱穀機に
おける扱胴カバーの開閉装置に関し、その目的
は、カバーの揺動開閉とこのカバーを閉塞姿勢で
係止固定するためのロツク機構に対するロツクな
らびにロツク解除とを一連の操作で簡便かつ、合
理的に行なうことができるようにせんとする点に
ある。 先ず、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 第1図、第2図はコンバイン搭載用脱穀機を示
し、脱穀室1への穀稈挿入口2を有する前側壁板
3と選別部4の終端に設けた後部枠フレーム5と
を、扱口6上部に沿つて配設のパイプフレーム7
を介して剛に連結し、このパイプフレーム7の長
手方向中間部に、その一端を扱胴8軸芯に沿つて
位置する側壁板9に固着され、かつ、前記脱穀室
1からの穀稈排出口10を形成するための後側壁
板11の他端を固着支持させるとともに、前記パ
イプフレーム7に、脱穀室1の上部を覆う扱胴カ
バー12と、脱穀フイードチエーン13の挟持搬
送面に対向位置する挟持レール14、及びこれの
取付枠15を覆う安全カバー16とを揺動開閉自
在に取付けている。 次に、前記扱胴カバー12の開閉装置について
説明する。 即ち、第3図、第4図で示すように、前記扱胴
カバー12の揺動支点とは反対側の端部と前記側
壁板9との間に、この扱胴カバー12の閉動に伴
なつて弾性的に自動係合可能な2つのロツク機構
17,17を、扱胴8軸芯方向に適宜間隔を隔て
て設けるとともに、前記扱胴カバー12に対する
棒状の開閉操作用把手部材18のカバー開動方向
への初期操作移動により前記ロツク機構17,1
7の係合を解除し、かつ、それに引続いての操作
移動により前記扱胴カバー12を開動させるべ
く、前記把手部材18とロツク機構17,17と
を連係させている。 前記ロツク機構17,17は次の如く構成され
ている。 即ち、前記側壁板9の扱胴軸芯方向に適宜間隔
を隔てた2箇所に、平面視ほぼコの字形の係止部
材19,19を設け、これに対応する扱胴カバー
12部分に設けたブラケツト20,20に前記係
止部材19,19の先端下側部との係合により扱
胴カバー12の開動を阻止することが可能な係止
段部21a,21aを有するほぼへの字状のロツ
クアーム21,21を、前記係止部材19,19
に対する遠近方向に揺動自在にピン22,22を
介して枢着するとともに、これらロツクアーム2
1,21の上端部に亘つて前記の把手部材18を
固着し、かつ、前記両枢支ピン22,22の外周
部には、前記両ロツクアーム21,21をロツク
方向に揺動付勢するネジリコイルバネ23,23
を設けている。 また、前記ロツクアーム21,21の先端部
に、扱胴カバー12の閉動時における係止部材1
9,19との接当に伴なつて該ロツクアーム2
1,21をネジコイルバネ23,23の付勢力に
抗してロツク解除方向に揺動させるカム面24,
24を形成するとともに、前記把手部材18の両
端部に対応する前記のブラケツト20,20に
は、把手部材18の初期操作移動量を接当規制す
るほぼ逆しの字状の当り部材25を、前記扱胴カ
バー12から外側方に突出する状態で一体連設し
ている。 以上が本考案の実施例である。実施例で説明し
ている点から明らかなように、目的達成のために
講じた本考案の技術的手段は、脱穀機の固定部9
に係止部材19を取り付け、揺動開閉自在に構成
した扱胴カバー12の揺動支点とは反対側の端部
またはその近くの扱胴カバー12の部分にロツク
アーム21を揺動自在に取り付け、かつ扱胴カバ
ー12の閉動に伴つて前記係止部材19に弾性的
に係合すべく前記ロツクアーム21を係合側に移
動付勢して構成し、これら係止部材19とロツク
アーム21とで扱胴カバー12の閉止状態を保つ
ためのロツク機構17を構成するとともに、前記
ロツクアーム21には、扱胴カバー12の側に押
し込みながら持ち上げてロツク機構17のロツク
を解除して扱胴カバー12を開閉操作する把手部
材18を固設し、扱胴カバー12には、把手部材
18の揺動量を規制する当り部材25を突設した
ことであり、次の効果がある。 即ち、前記カバー12と固定部9との間に設け
たロツク機構17を、カバー12の閉動方向への
移動力を利用してロツク状態に自動的に切換える
ことができるばかりでなく、カバー12を開閉操
作するための把手部材18をカバー開動方向に操
作するだけで自動的にロツク解除することができ
るから、つまり、ロツクおよびロツク解除のため
の別操作が不要であつて、このようなカバー12
の開閉とロツク機構17に対するロツクならびに
ロツク解除といつた一連の操作を非常に簡便にか
つ、合理的に行なえるようになつた。 また、前記把手部材18の揺動量を規制する当
り部材25を前記扱胴カバー12から突設してあ
るので、カバー開動方向への初期操作時に、この
把手部材18を把持した指等がこれとカバー12
との間で挟さまれることをも回避して、カバー取
扱い上の安全性を確保することができる利点があ
る。
おける扱胴カバーの開閉装置に関し、その目的
は、カバーの揺動開閉とこのカバーを閉塞姿勢で
係止固定するためのロツク機構に対するロツクな
らびにロツク解除とを一連の操作で簡便かつ、合
理的に行なうことができるようにせんとする点に
ある。 先ず、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 第1図、第2図はコンバイン搭載用脱穀機を示
し、脱穀室1への穀稈挿入口2を有する前側壁板
3と選別部4の終端に設けた後部枠フレーム5と
を、扱口6上部に沿つて配設のパイプフレーム7
を介して剛に連結し、このパイプフレーム7の長
手方向中間部に、その一端を扱胴8軸芯に沿つて
位置する側壁板9に固着され、かつ、前記脱穀室
1からの穀稈排出口10を形成するための後側壁
板11の他端を固着支持させるとともに、前記パ
イプフレーム7に、脱穀室1の上部を覆う扱胴カ
バー12と、脱穀フイードチエーン13の挟持搬
送面に対向位置する挟持レール14、及びこれの
取付枠15を覆う安全カバー16とを揺動開閉自
在に取付けている。 次に、前記扱胴カバー12の開閉装置について
説明する。 即ち、第3図、第4図で示すように、前記扱胴
カバー12の揺動支点とは反対側の端部と前記側
壁板9との間に、この扱胴カバー12の閉動に伴
なつて弾性的に自動係合可能な2つのロツク機構
17,17を、扱胴8軸芯方向に適宜間隔を隔て
て設けるとともに、前記扱胴カバー12に対する
棒状の開閉操作用把手部材18のカバー開動方向
への初期操作移動により前記ロツク機構17,1
7の係合を解除し、かつ、それに引続いての操作
移動により前記扱胴カバー12を開動させるべ
く、前記把手部材18とロツク機構17,17と
を連係させている。 前記ロツク機構17,17は次の如く構成され
ている。 即ち、前記側壁板9の扱胴軸芯方向に適宜間隔
を隔てた2箇所に、平面視ほぼコの字形の係止部
材19,19を設け、これに対応する扱胴カバー
12部分に設けたブラケツト20,20に前記係
止部材19,19の先端下側部との係合により扱
胴カバー12の開動を阻止することが可能な係止
段部21a,21aを有するほぼへの字状のロツ
クアーム21,21を、前記係止部材19,19
に対する遠近方向に揺動自在にピン22,22を
介して枢着するとともに、これらロツクアーム2
1,21の上端部に亘つて前記の把手部材18を
固着し、かつ、前記両枢支ピン22,22の外周
部には、前記両ロツクアーム21,21をロツク
方向に揺動付勢するネジリコイルバネ23,23
を設けている。 また、前記ロツクアーム21,21の先端部
に、扱胴カバー12の閉動時における係止部材1
9,19との接当に伴なつて該ロツクアーム2
1,21をネジコイルバネ23,23の付勢力に
抗してロツク解除方向に揺動させるカム面24,
24を形成するとともに、前記把手部材18の両
端部に対応する前記のブラケツト20,20に
は、把手部材18の初期操作移動量を接当規制す
るほぼ逆しの字状の当り部材25を、前記扱胴カ
バー12から外側方に突出する状態で一体連設し
ている。 以上が本考案の実施例である。実施例で説明し
ている点から明らかなように、目的達成のために
講じた本考案の技術的手段は、脱穀機の固定部9
に係止部材19を取り付け、揺動開閉自在に構成
した扱胴カバー12の揺動支点とは反対側の端部
またはその近くの扱胴カバー12の部分にロツク
アーム21を揺動自在に取り付け、かつ扱胴カバ
ー12の閉動に伴つて前記係止部材19に弾性的
に係合すべく前記ロツクアーム21を係合側に移
動付勢して構成し、これら係止部材19とロツク
アーム21とで扱胴カバー12の閉止状態を保つ
ためのロツク機構17を構成するとともに、前記
ロツクアーム21には、扱胴カバー12の側に押
し込みながら持ち上げてロツク機構17のロツク
を解除して扱胴カバー12を開閉操作する把手部
材18を固設し、扱胴カバー12には、把手部材
18の揺動量を規制する当り部材25を突設した
ことであり、次の効果がある。 即ち、前記カバー12と固定部9との間に設け
たロツク機構17を、カバー12の閉動方向への
移動力を利用してロツク状態に自動的に切換える
ことができるばかりでなく、カバー12を開閉操
作するための把手部材18をカバー開動方向に操
作するだけで自動的にロツク解除することができ
るから、つまり、ロツクおよびロツク解除のため
の別操作が不要であつて、このようなカバー12
の開閉とロツク機構17に対するロツクならびに
ロツク解除といつた一連の操作を非常に簡便にか
つ、合理的に行なえるようになつた。 また、前記把手部材18の揺動量を規制する当
り部材25を前記扱胴カバー12から突設してあ
るので、カバー開動方向への初期操作時に、この
把手部材18を把持した指等がこれとカバー12
との間で挟さまれることをも回避して、カバー取
扱い上の安全性を確保することができる利点があ
る。
図面は本考案に係る脱穀機における扱胴カバー
の開閉装置の実施例を示し、第1図、第2図は脱
穀機の縦断側面図とその要部縦断正面図、第3図
は要部の拡大縦断正面図、第4図は第3図におけ
る−線矢視図である。 9……固定部、12……カバー、17……ロツ
ク機構、18……把手部材、19…係止部材、2
1……ロツクアーム、25……当り部材。
の開閉装置の実施例を示し、第1図、第2図は脱
穀機の縦断側面図とその要部縦断正面図、第3図
は要部の拡大縦断正面図、第4図は第3図におけ
る−線矢視図である。 9……固定部、12……カバー、17……ロツ
ク機構、18……把手部材、19…係止部材、2
1……ロツクアーム、25……当り部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 脱穀機の固定部9に係止部材19を取り付
け、揺動開閉自在に構成した扱胴カバー12の
揺動支点とは反対側の端部またはその近くの扱
胴カバー12の部分にロツクアーム21を揺動
自在に取り付け、かつ扱胴カバー12の閉動に
伴つて前記係止部材19に弾性的に係合すべく
前記ロツクアーム21を係合側に移動付勢して
構成し、これら係止部材19とロツクアーム2
1とで扱胴カバー12の閉止状態を保つための
ロツク機構17を構成するとともに、前記ロツ
クアーム21には、扱胴カバー12の側に押し
込みながら持ち上げてロツク機構17をロツク
解除して扱胴カバー12を開閉操作する把手部
材18を固設し、扱胴カバー12には、把手部
材18の揺動量を規制する当り部材25を突設
した脱穀機における扱胴カバー開閉装置。 前記ロツク機構17が複数個設けられている
とともに、これらロツク機構17に対する係合
解除を連係するための杆部材が前記把手部材1
8である実用新案登録請求の範囲第項に記載
の脱穀機における扱胴カバーの開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979152171U JPS6115706Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979152171U JPS6115706Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5668431U JPS5668431U (ja) | 1981-06-06 |
JPS6115706Y2 true JPS6115706Y2 (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=29383084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979152171U Expired JPS6115706Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115706Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853529U (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-12 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインの扱胴カバ−装置 |
JPH0328746Y2 (ja) * | 1986-02-18 | 1991-06-20 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719947Y2 (ja) * | 1977-05-29 | 1982-04-27 | ||
JPS5651715Y2 (ja) * | 1977-12-28 | 1981-12-03 |
-
1979
- 1979-10-30 JP JP1979152171U patent/JPS6115706Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5668431U (ja) | 1981-06-06 |
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