JPS61153087A - 燃料ホ−ス - Google Patents

燃料ホ−ス

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Publication number
JPS61153087A
JPS61153087A JP27519784A JP27519784A JPS61153087A JP S61153087 A JPS61153087 A JP S61153087A JP 27519784 A JP27519784 A JP 27519784A JP 27519784 A JP27519784 A JP 27519784A JP S61153087 A JPS61153087 A JP S61153087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasticizer
amount
layer
fuel hose
rubber material
Prior art date
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Pending
Application number
JP27519784A
Other languages
English (en)
Inventor
明間 照夫
茂 佐藤
雄二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Yamashita Rubber Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Yamashita Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Yamashita Rubber Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP27519784A priority Critical patent/JPS61153087A/ja
Publication of JPS61153087A publication Critical patent/JPS61153087A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L1上立旦ユ透1 本発明は、例えば内燃エンジンに燃料を供給するために
使用される燃料ホースに関するものである。
え釆且韮 内燃エンジンに燃料油(ガソリン)を供給するための燃
料ホースは、例えば、第1図に示す様に、積層構造にな
されて、燃料油と接触する内管層Pはアクリロニトリル
33〜39%のニトリルゴム(NBR>および配合剤と
しての可塑剤11〜15%を含むゴム材で形成されてい
る。
°し と このゴム材は、耐ガソリン性、耐寒性の優れた材料とし
て汎用されているが、ゴム材に可塑性を与えるために添
加される可塑剤(ジブチルフタレート、ジオクチルフタ
レート、ジオクチルセバケート等)は、ガソリン中に溶
出し易く、この溶出量が多いと、燃料濾過器の濾過材(
フィルタ・エレメント)が早期に溶出物で目詰りする可
能性が大きい。それ故、ゴム材中の可塑剤量を減らすこ
とが考えられるが、可塑剤含有上の少ないゴム材は、ガ
ソリンによる膨潤りが大きく、好ましくない。
p      るた の、 および 本発明の目的は、燃料ホースに要求される特性を維持し
つつ、ガソリン中への可塑剤の溶出量を低減化する点に
ある。
本発明の斯かる目的は、燃料ホースの内管層を、アクリ
ロニトリル量41〜52%のニトリルゴム(NBR)お
よび配合剤としての可塑剤を1〜7%含むゴム材製の内
層と、アクリロニトリル133〜39%のニトリルゴム
および配合剤としての可塑剤を1〜7%含むゴム材製の
外層とで形成することによって達成される。
ガソリンと直接接触するゴム材中の可塑剤量を減少させ
れば、耐ガソリン性が低下して膨潤aが増大することは
前述の通りであるが、この問題は、ニトリルゴム中のア
クリロニトリル囲を増すことによって解決される。しか
しながら、アクリロニトリル」を増大させると硬化して
耐寒性が低下するため、本発明では、第2図図示の如き
構造を採用することとした。すなわち、積層構造の燃料
ホース10における内管B12を、直接ガソリンに接触
する内層14と、これを包囲する外層16とで形成す、
す る。内層14は、アクリロニトリル層41〜52%のニ
トリルゴムおよび配合剤としての可塑剤を1〜7%含む
ゴム材層であり、外層16は、アクリロニトリル量33
〜39%のニトリルゴムおよび配合剤としての可塑剤を
1〜7%含むゴム材層である。
斯様に、内WJ14中の可塑剤量を減らし、アクリロニ
トリル量を増すことにより、ガソリン中に溶出する可塑
剤量の低減化を計り得るとともにガソリンによる内層1
4の膨潤を抑制することができる。
そして、アクリロニトリル層が従来と同程度(33〜3
9%)で耐寒性の良好なゴム材を外l!!116どじて
内層14を包囲せしめることにより、内層14の耐寒性
の不足を補って、内管層12全体の耐寒性を保証するこ
とができる。
本発明で使用するゴム材におけるニトリルゴム(NBR
>中のアクリロニトリル量および可塑剤量の数値限定理
由は、下記の通りである。
■可塑剤量について:ガソリン中への可塑剤の溶出量は
、ゴム材に配合する可塑剤量によって決まり、燃料ホー
スの耐溶出性を大幅に改善するには、可塑剤量を7%以
下にするのが好ましい。但し、可塑剤量が1%未満では
、ゴム材の加工性(練り加工性、押出し、加工性)が悪
化するため、製造上好ましくない。
■アクリロニトリル量について:ニトリルゴム中のアク
リロニトリル量および可塑剤量は、耐膨潤性(耐ガソリ
ン性)、耐寒性に影響を与え、前記0項により可塑剤コ
を1〜7%にする時、内層14におけるニトリルゴム中
のアクリロニトリル量が41%未満であれば、耐膨潤性
が劣り、52%を越えると、硬化して耐寒性が著しく不
足するため、いずれも避けるべきであり、また、外層1
6におけるニトリルゴム中のアクリロニトリルmが39
%を越えると、内層14を補うための耐寒性が不足し、
33%未満にすると、内11i14を透過したガソリン
に対し耐膨潤性が不足するため、いずれも好ましくない
なお、酸素、オゾンによる内管層12の老化を防ぐには
、内、外層14.16のいずれについても、ニトリルゴ
ム中に、塩化ビニル樹脂を追加配合するのが有効であり
、この配合は、ニトリルゴムに対して10〜40%にす
るのが好ましい。理由は、10%未満では、老化防止効
果がなく、40%を越えると、著しく硬化して実用不能
となるからである。
を絞藍員1 本発明の効果を確認するために、第1図に示した構造の
燃料ホースにおける内管層Pのアクリロニトリルit 
(ANi>および可塑剤(ジオクチルセバケート)量を
変化させた比較例と、内管l!PのANffiが33%
、可塑剤(ジオクチルセバケート)Iカ13%(7)従
来例、!:、内11114(ANffl−47%、」塑
剤(ジオクチルセバケート)過−3%)、外層16(A
NI−36%、可塑剤(ジオクチルセバケート)層−4
%)より成る内管層12を有する本発明例とについて、
ガソリン中への可塑剤溶出量、耐膨潤性および耐寒性の
試験を行い、その結果を表1に示した。
L旌Δ1 ■可塑剤溶出量試験:試験油(イソオクタン50%、ト
ルエン50%)を、サンプルである燃料ホース内に封入
し、240時間、40℃に保ち、次いで封入油を排出し
た後、燃料ホースを40℃で48時間真空乾燥させ、初
期重量に対する重量減少率をもって可塑剤溶出1(wt
%)とした。
■耐膨潤性試験:比校例および従来例については、内管
層Pを、本発明例については、内層14を、表  1 それぞれ切出してサンプルとし、前記試験油中に、40
℃で48時間浸漬した後、その体積増加率(ΔV%)を
調べた。
■耐寒性試験:サンプルである燃料ホースを、−25℃
、−30℃、−35℃、−40℃に、それぞ゛れ5時間
保持し、これを室内に取出した直後に、直角に折曲し、
亀裂発生の有(×)、無(0)を調べた。
Ji ■比較例、従来例および本発明例の試験例から、可塑剤
量が増大すると、その溶出量が増すことが判る。
■比較例(AN133%、39%)の試験結果から、A
N量が少なければ、耐寒性は概ね良好であるものの、耐
膨潤性が劣ることが判る。
■比較例(AN量41%、45%、52%)の試験結果
から、AN量が増大すると、耐膨潤性は概ね良好である
ものの、耐寒性に問題があることが判る。
■従来例は、耐膨潤性、耐寒性が良好であるものの、可
塑剤量が多いため、その溶出層が多いのに対し、本発明
例は、溶出量、耐膨潤性、耐寒性の全てについて優れて
いることが判る。
l且夏匁1 以上の説明から明らかな様に、その内層が、アクリロニ
トリル041〜52%のニトリルゴムおよび配合剤とし
ての可塑剤を1〜7%含むゴム材で形成され、その外層
が、アクリロニトリル量33〜39%のニトリルゴムお
よび配合剤としての可塑剤を1〜7%含むゴム材で形成
された内管層を有する燃料ホースが提供された。
本発明においては、燃料ホースを内、外二唐で形成し、
そのいずれについても可塑剤間を減らすことによってガ
ソリン中への可塑剤溶出量を抑制し、その結果低下する
耐膨潤性を内層におけるアクリロニトリル量の増大によ
って補い、アクリロニトリル量を増すことによって低)
する内層の耐寒性を、アクリロニトリルaの少ない外層
によって補っている。斯くして、フィルタ・エレメント
の目詰りが生じ難く、耐久性の優れた燃料ホースを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知構造の燃料ホースを示す一部欠截斜視図、
第2図は本発明による燃料ホースを示す一部欠截斜視図
である。 10・・・燃料ホース、12・・・内管層、14・・・
内層、1B・・・外層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. その内層が、アクリロニトリル量41〜52%のニトリ
    ルゴムおよび配合剤としての可塑剤を1〜7%含むゴム
    材で形成され、その外層が、アクリロニトリル量33〜
    39%のニトリルゴムおよび配合剤としての可塑剤を1
    〜7%含むゴム材で形成された内管層を有する燃料ホー
    ス。
JP27519784A 1984-12-27 1984-12-27 燃料ホ−ス Pending JPS61153087A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27519784A JPS61153087A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 燃料ホ−ス

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JP27519784A JPS61153087A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 燃料ホ−ス

Publications (1)

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JPS61153087A true JPS61153087A (ja) 1986-07-11

Family

ID=17552032

Family Applications (1)

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JP27519784A Pending JPS61153087A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 燃料ホ−ス

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575700A (en) * 1980-06-12 1982-01-12 Asahi Chemical Ind Processed starch

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575700A (en) * 1980-06-12 1982-01-12 Asahi Chemical Ind Processed starch

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