JPS61152996A - 遠心送風機 - Google Patents

遠心送風機

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Publication number
JPS61152996A
JPS61152996A JP27927384A JP27927384A JPS61152996A JP S61152996 A JPS61152996 A JP S61152996A JP 27927384 A JP27927384 A JP 27927384A JP 27927384 A JP27927384 A JP 27927384A JP S61152996 A JPS61152996 A JP S61152996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
suction port
shaped suction
bellmouth
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27927384A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ito
功治 伊藤
Masashi Takagi
正支 高木
Shigeru Akaike
赤池 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP27927384A priority Critical patent/JPS61152996A/ja
Publication of JPS61152996A publication Critical patent/JPS61152996A/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の空調装置等に用いられる遠心送風機
に関するものである。
(従来の技術) 現在の車両においては、車室内の喫煙等による室内空気
の汚染が嫌われ、換気に対する要求が極めて強くなって
いる。そこで、車両走行時に外気モードにすることによ
り送風機を動かさず走行動圧を利用して車室内の換気を
行なういわゆる、動圧換気システムが騒音、省エネルギ
ーの双方の点から重要視されている。
ところで、従来の送風機は、第5図に示す如き構成で、
ベルマウス状吸入口2を通して空気を吸入する遠心多翼
ファン1を設けており、騒音をおさえ空気の流入(図中
矢印で示す)を滑らかにするために、ベルマウス状吸入
口2の内径D1と、遠心多翼ファン1の内径Daは一致
させてあった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者は、動圧換気性能を向上するには、車両前部外
気取入口から流入した空気を車室内まで導く送風機の抵
抗を減少することが重要であると考え、送風機の場所別
の空気流路面積を調査したところ、第6図に示す結果が
得られた。第6図によると、ベルマウス状吸入口2の空
気流路面積が他場所に比較して最も小さく、抵抗となっ
ていることがわかった。そこで、本発明者はベルマウス
状吸入口2の内径を拡大し、開口面積を広げ通風抵抗を
低減し、流入量を増大することを試みた。
ところが、単にベルマウス状吸入口2の内径を拡大した
ものでは、第7図に示すように遠心多翼ファンlの羽根
l&のベルマウス状吸入口2側の端部内壁の直角端部1
4が空気流中に露出することになるため、図中矢印で示
すように空気流の乱れが生じ、騒音レベルが高くなると
いう問題が生じた。 そこで本発明は、騒音レベルを増
加させることなく、動圧換気性能を向上させることを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、スクロールケーシング内に
2、ベルマウス状吸入口を通して空気を吸入する遠心多
翼ファンを設ける送風機において前記遠心多翼ファンの
羽根のうち前記ベルマウス状吸入口に対向する側の端部
内壁を滑らかな円弧形状とし、かつ前記ベルマウス状吸
入口の内径を前記遠心多翼ファンの羽根の内径と外径の
中間値より大きくするという技術的手段を採用する。
(作 用) 上記技術的手段によれば、ベルマウス状吸入口の内径を
拡大したことにより送風機における通風抵抗が減り、ま
た遠心多翼ファンの羽根のうち、ベルマウス状吸入口に
対向する側の端部内壁を滑らかな円弧状としたことによ
り、空気流入が滑らかになる。
(実施例) 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図〜第3図に示す一実施例は自動車用空調装置の遠
心送風機に適用したものである。
自動車用空調装置の樹脂製内外気切替箱3には、内気導
入口3aと外気導入口3bが設けられており、また、内
気導入口3aと外気導入口3bの開閉を行なうように、
内外気切替ダンパ9がシャフト8によって回転自在に取
付けられている。この内外気切替箱3は遠心多翼ファン
1が収納される樹脂製スクロールケーシング4の上方部
材4aと一体成形されている。スクロールケーシング4
は、第1図に示す如く、分割部40にて紙面上下方向に
、上方部材4aと下方部材4bとに分割されるようにな
っている。そして、上方部材4aには、鉄製空気吸入部
材10が、ビス11により取付けられている。この吸入
部材lOには、円形のベルマウス状吸入口2が開口され
ており、内外気切替箱3内に吸入された空気は、このベ
ルマウス状吸入口2を通してスクロールケーシング4内
に吸入されるようになっている。
スクロールケーシング4の上方部材4aの下方に位置す
る下方部材4b内には樹脂製遠心多翼ファン1が取付ら
れる:この遠心多翼ファン1は、第3図に示す如く複数
の羽根1aと、この羽根1aと一体成形された内部中空
の円錐台形連結部lbとから構成されており、羽根1a
の横断面形状は円弧状を成し、端部も丸められている。
また、羽根1aのベルマウス状吸入口2に対向する側の
端部内壁1cは、第3図に詳示するように滑らかな円弧
状で形成され円弧形状の外周縁部aは羽根の外径部まで
滑らかに続いており、羽根1a端部での鈍角及び鋭角を
極力なくす形状となっている。
遠心多翼ファンlの内径Da及び外径Dbとベルマウス
状吸入口2の内径D2との関係は、ベルマウス状吸入口
2の内径D2を遠心多翼ファン1の羽根1aの中間値(
D18(D a + D b> / 2より大きくした
関係にある。
ところで、中間値は厳密な中間値というのではなく、中
間値近傍を示している。次に、モータ5はフランジ7を
介して、スクロールケーシング4に取付されている。ス
クロールケーシング4の遠心多翼ファンl側方には第2
図に示すように、スクロールケーシング4内部の空気を
下流部に送風するための接続口4cが設けられている。
この接続口4cは、図示しない熱交換器が配設された通
風ダクトが接続されるようになっている。
上記の如く遠心多翼ファン1が取付けられた下方部材4
bと、内外気切替箱3が設けられた上方部材4aとは、
第2図に示すように、分割部404箇所を板バネ50の
弾性力によって圧接固定される。なお、内外気切替箱3
及びスクロールケーシング4は車室内において通常は助
手席前方の計器盤下方に配置されている。
次に上記のような構成を有する実施例の作動について説
明する。
第1図において、内外気切替ダンパ9が、外気導入口3
bを開口しているとき、外気導入口3bより導入された
外気は、ベルマウス状吸入口2の内径の拡大により、従
来より大量の外気がベルマウス状吸入口2を通り、また
遠心多翼ファンlの羽根1aのベルマウス状吸入口2例
の端部内壁ICを円弧状にした事により、第3図矢印で
示す様に空気の流入が滑らかになり、騒音レベルを増加
することなく、遠心多翼ファン1を通り車室内へ従来よ
り大量の外気が通風される。
第4図は、本発明者等が行なった騒音及び換気量測定結
果を示す図であり9図中横軸はベルマウス状吸入口2の
内径を、縦軸に騒音の上昇音圧レベル(単位dB)及び
動圧換気量(第5図に示す従来の送風機の動圧換気量を
1とした指数で表わす。)をとり、Aは、従来の翼端部
直角での騒音、Bは、本発明の翼端部円弧での騒音、C
は動圧換気量を示す。なお測定は、JIS−833Or
送風機の試験及び検査方法」に準拠した試験装置を用い
遠心多翼ファン1の仕様は、ファン幅W=65mm、内
径Da=116mms外径Db=14Qmmである。
測定条件は、上方吹出しモード(VENTモード)相当
の通風抵抗、風量310m3/hで、動圧換気量は、自
動車走行4Qkm/hのものである。なお2本発明では
ベルマウス状吸入口2の内径Dt=130mmを採用し
た。
このように、本発明のベルマウス状吸入口2内径を拡大
し、ファン1の羽根1aのベルマウス状吸入口2側端部
内壁部1bを円弧形状にする事により、騒音レベルを上
げることなく動圧換気量は5%アップを得られた。なお
本発明は上記実施例に限定されることなく、例えば遠心
多翼ファン1の羽根1aのベルマウス状吸入口2側の端
部内壁部の円弧形状は第8図に示すように、Cの範囲で
滑らかな形状であればよい。円弧形状の外周縁部はaま
でとし、外周縁部aでは鈍角でもよい。さらには、外周
縁部aで、角ぼらず滑らかに平面で結んでもよい。
(発明の効果) 上述のように、本発明によれば、ベルマウス状吸入口の
内径を遠心多翼ファンの羽根の内径と外径の中間値より
大きくし、それに伴い露出する遠心多翼ファンのベルマ
ウス状吸入口側の端部内壁を円弧状に滑らかな形状に成
形することにより騒音レベルを上げることなく、動圧換
気量性能を増大させるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を自動車空調装置に通用した実施例の断
面図であり、第2図の1−1断面図である。第2図はス
クロールケーシングの平面透視図、第3図は実施例の要
部拡大断面図。第4図はベルマウス状吸入口の内径を変
化させた場合の騒音レベルと換気量の測定結果を示す図
二第5図は従来の送風機の要部拡大断面図、第6図は従
来の送風機の場所別の空気流路面積を示す図。第7図は
ベルマウス状吸入口の内径を単に拡大した要部拡大断面
図。第8図は本発明の他の実施例を示す要部拡大断面図
である。 1・・・遠心多翼ファン、1a・・・羽根、2・・・ベ
ルマウス状吸入口、3・・・内外気切替箱、4・・・ス
クロールケーシング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スクロールケーシング内に、ベルマウス状吸入口を通し
    て空気を吸入する遠心多翼ファンを設ける送風機におい
    て、前記遠心多翼ファンの羽根のうち前記ベルマウス状
    吸入口に対向する側の端部内壁を滑らかな円弧形状とし
    、かつ前記ベルマウス状吸入口の内径を前記遠心多翼フ
    ァンの羽根の内径と外径の中間値より大きくしたことを
    特徴とする。
JP27927384A 1984-12-25 1984-12-25 遠心送風機 Expired - Lifetime JPS61152996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27927384A JPS61152996A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 遠心送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27927384A JPS61152996A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 遠心送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61152996A true JPS61152996A (ja) 1986-07-11

Family

ID=17608865

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27927384A Expired - Lifetime JPS61152996A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 遠心送風機

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JP (1) JPS61152996A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177907A (ja) * 1974-12-28 1976-07-06 Daikin Ind Ltd Tayokugatafuan

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177907A (ja) * 1974-12-28 1976-07-06 Daikin Ind Ltd Tayokugatafuan

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