JPS61152982A

JPS61152982A - 関節型支点の振子型ポンプ装置

Info

Publication number: JPS61152982A
Application number: JP27280084A
Authority: JP
Inventors: Akira Suzuki; 明鈴木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-12-26
Filing date: 1984-12-26
Publication date: 1986-07-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、振動板（４）が左右に振れ動いて加圧する
時に、その圧力が軸（５）の摺動部に押圧力となって作
動するために、軸（５）が激しく磨耗して、そこから気
密性の漏れが生じて、効率の低下になっているので、本
発明は、軸（５）部が磨耗しても、圧力を利用して気密
性を保持させるようにして、磨耗による効率の低下を防
止するようにした装置に関するものである。

従来、摺動加圧型ポンプは、遠心力型ポンプのように、
フード弁や呼び水をする必要もなく、高圧を得られるの
で、便利な装置であるが、欠点は、加圧する際の圧力が
摺動部に押圧力となって作動し、磨耗を促進させて、磨
耗部からの気密漏れによる効率の低下に問題があった。

本発明は、以上のような事を考慮して、大きく摺動する
部分には、圧力が摺動部の押圧力にはならないで、小さ
く摺動する部分にだけ、押圧力となって作動するような
機構を採用して、尚且、磨耗部が磨耗しても、圧力を利
用して気密性を保持できるようにして、寿命が長く、効
率の良い摺動加圧型ポンプを得る事を目的としたもので
ある。

それから、本発明は、特許願昭和５７年１８７５０３号
に関連しているものである。

いま、その構造及び機能を説明すると、（イ）扇型ケー
シング（１）の先細端部に、Ｃ型の軸受（２）を設ける
。

（ロ）扇型ケーシング（１）の斜側面に、クランク室（
３）をＴ聾に設ける。

（ハ）四角型振動板（４）の端辺部に、軸（５）ｔ１体
にして設ける。

に）振動板（４）は扇型ケーシング（１）の室内に、軸
（５）は軸受（２）に適合させて配置する。

（ホ）　クランク室（３）に配置したクランク（６）の
連接杆（７）　＋　、振動板（４）の中程に連係する。

以上のような装置になっている。そうして、七′−ター
（８）が回転すると、歯車を介して、クランク（６）が
回転し、連接杆（７）は振動板（４）　を、振子状に左
右に振れ動かして、扇型ケーシング（１）内の流体を加
圧する。加圧された流体は、右側の前後の弁（９）を通
って吐出される。それと同時に、左側の前後の弁（９）
を通って、流体が吸入されるものである。

以上の事が振動板（４）の動きに従って、繰シ返し行わ
れるものである。この時に、振動板（４）にか＼った圧
力は、振動板（４）を支持している軸（５）の摺動部に
押し圧力となって作動するために、軸（５）は片側に寄
せられて、とすシの作動をする。故に、軸（５）が磨耗
しても、こ＼からの気密漏れは、圧力によって防止され
るものである。それから、本装置の軸（５）に比べて大
きく摺動する振動板（４）は、軸（５）と軸受（２）に
支持されて運動をするので、捩れることもなく、安定し
た運動をする。又、振動板（４）に作動する圧力は、振
動板（４）全摺動部方向に押し圧する作用はしないので
、磨耗することはないものである。

以上のように、本発明は、摺動部に圧力が作動し、こす
られて磨耗する部分は、最も摺動範囲の小さい部分で生
じるようにして、尚且、磨耗しても、そこからの気密漏
れを防止するようにして、寿命の長い、効率の良い摺動
加圧型ポンプを得るようにしたものである。

それから、本発明の軸（５）と振動板（４）の周辺に、
油溝を設けて、油を注入するようにすると、真空ポンプ
やコンプレッサーとしても使用できるし、又、クランク
（６）とモーター（８）の間に、多数の歯車を配置し、
歯車の組合せを切替えて、クランク（６）回転を変速す
ると、同じモーター（８）で、低圧、中圧、高圧等に夫
々の用途に応じて、使用することもできるので、家庭用
として頬る便利なポンプが得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第２図Ａ−Ｂ線の断側面図、第２図は、１部
切欠の平面図である。１は扇型ケーシング２はＣ型軸受４は振動板５は軸６はクランク７は連接杆請／図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）（イ）扇量ケーシング（１）の先細端部に、Ｃ型
の軸受（２）を設ける。（ロ）扇型ケーシング（１）の斜側面に、クランク室（
３）をＴ型に設ける。（ハ）四角型振動板（４）の端辺部に、軸（５）を１体
にして設ける。（ニ）振動板（４）を扇型ケーシング（１）の室内に、
軸（５）は軸受（２）に適合させて配置する。（ホ）クランク室（３）に配置したクランク（６）の連
接杆（７）を、振動板（４）の中程に連係する。以上の如く構成された、関節型支点の振子型ポンプ装置
。