JPS61152750A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPS61152750A
JPS61152750A JP27943784A JP27943784A JPS61152750A JP S61152750 A JPS61152750 A JP S61152750A JP 27943784 A JP27943784 A JP 27943784A JP 27943784 A JP27943784 A JP 27943784A JP S61152750 A JPS61152750 A JP S61152750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
rubber composition
ester plasticizer
ionic surfactant
phosphate ester
Prior art date
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Pending
Application number
JP27943784A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Asano
隆三 浅野
Akihiko Sato
彰彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分計) 本発明は、床面等に配設して電気及び電子製品の電気的
特性を損なわしめないようにするため9人体に静電気を
帯電せしめないようにするために用いる帯電防止用マッ
ト等に供し得るゴム組成物、更に詳しくは、室内用のた
めの美観上、カーボンブラックを含有せしめられない黒
色以外の色物用として供し得る帯電防止性能に優れたゴ
ム組成物に関する。
(従来技術) 従来、−ヒ紀用途に用いられるゴム組成物としては、樹
曜に比較して防振性に優れるゴムを基材とし、該基材に
カーボングラツク又は金属粉末等を単独ないし併用して
配合することにより簡拳に導電性を付与することができ
るため、これらの物質t−ff1合してなるものが公知
である。
また、)、記用途に用いる場合には1通常、静電気の帯
電防止金するため5組成物の電気抵抗(体積固有抵抗)
は107〜lOΩ−傭程度以下であれば問題ないヒされ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら9金属粉末を配合する場合。
所定の導電性を付与するためには、多電配合が必要とな
り、ゴムの弾性および強度を低下させるという欠点があ
り、一方、カーボンブラックを配合する場合には1組成
物が黒色となり、適用する機械、製品等に応じて室内配
置のための美観1上の問題から、黒色以外の色物が要求
される場合には応じられないという問題がある。
特に、最近では美観上の理由から黒色以外の色物の要求
が増大している。
このような事情から、カーポンプフックを用いないで所
定の導電性を付与する方法が9種々検討されている。例
えば、ゴム中に電解質を含有せしめたゴム組成物が知ら
れるが、かかる電解質の添加により初期においては所定
の導電性を維持しているものの、環境の変化9例えば高
温あるいは減圧等の乾燥条件下にあっては1組成物中の
含有水分の減少又は除去により、経時的に導電性が低下
するという問題がある。
本発明は、かかる事情に基づいて発明されたものであっ
て、カーボンブラックを用いずに環境の変化に対して常
に一定の導電性を維持し得る。静電気の帯電防止性能に
優れた色物ゴム組成物を提供することを目的とするもの
である。
(解決手段) 本発明のゴム組成物は、ゴム基材にリン酸エステル系可
塑剤とイオン系界面活性剤とを含有せしめてなることを
特徴とする。
本発明におけるゴムKmとしては、天然ゴムおよび合成
ゴムが必要に応じ単独乃至併用して用いられるが、ニト
リルゴム(NBル)、クロロブレンゴム(OR)等が特
に好んで用りられる。ゴム基材上用いたのは、樹脂ある
いけ他の素材に比較して弾性に唖れ、防振性に優れるか
らである。
本発明におけるリン酸エステル系可塑剤としては、トリ
オクチルホスツユ−) (TOP)。
2−エチルヘキシン−ジフェニル ホス7、−トウトリ
プトキシエチル ホスフェ−)(TBXP)、クレジル
ジフェニルホスフェート、イソデシルジフェニルホスフ
ェート、トリキシレニVホスフェート、ア〃キVアリル
ホスフェート等が揮発性が少ないので好んで用いられる
本発明におけるイオン系界面活性剤としては。
アルキルアミン又は第44&アンモニウムとリン酸、カ
ルボン酸、スルホン酸等の酸との塩等の陽イオン界面活
性剤、あるいはカルボン峻、スルホン酸のアルカリ金属
塩等の陰イオン界面活性剤が用いられる。
上記リン酸エステル系可塑剤は、ゴム組成物に導電性を
付与する効果をある程度奏するが。
特に乾燥条件下等の環境の変化に対してその電気的特性
を低下せしめない効果を奏する特徴があり、ゴム基材1
00を置部に対して5〜30重意部好ましくは10〜2
5重量部用いられる。
51竜部未満では上記効果に乏しく、30’i¥tt部
t−越えると添加しただけの導電性付与の効果はなく、
またゴム物性にも悪影響がでる。
一方、イオン系界面活性剤は、初期における大幅な導電
性付与に効果的であり、ゴム基材100重量部に対し2
〜20重竜部重電しくは5〜15重竜部重電られる。
本発明においては、上記リン酸エステル系可塑剤とイオ
ン系界面活性剤とをゴム基材に併用することに意味があ
り、各々を単独で用いたのでは効果がない。また、可塑
剤の中では、特にリン峻エステル系のものが効果的であ
す、イオン系界面活性剤との組合せにかいてその効果が
顕著に表われ、イオン系界面活性剤の効果t−環境の変
化に影#を受けることなく発揮せしめるよう作用する。
尚9本発明のゴムma物には、上記の添加剤に加え加硫
剤が配合され、さらに必要に応じ補強剤(カーボンブラ
ックを除く)、充填剤(炭酸力〃シウム、タルク等)、
老化防止剤、各穐顔料等が選択して用いられる。
(実施例) 次に1本発明の実施例を従来例との比較において示す。
表−1に示すゴム1di喫物を通常用いられる公知の設
備1手法に基づいて混練し、加硫(150℃X30分)
し、2m肩のシートを成形した。
尚、リン酸エステル系可塑剤およびイオン系界面剤のゴ
ム組成物中への添加時期9手法については持に制限はな
く1通常公知の手法が用いられる。
次に、1把の如くして得たシートについて。
を完的特性および物性klAべた。′FM、気的特性的
特性タは第1図(比較例)および第2図(実施例)に、
また物性のデータは表−1に併記した。
図は、縦軸に体積固有抵抗の常用対数値、横軸に時間を
示したもので、テストピースを70°C乾燥したと舞の
電気的特性の経時変化を示す。
(発明の効果) 以と説明したように本発明のゴム組成物は。
リン酸エステル系可塑剤とイオン系界面活性剤とをゴム
基材に含有せしめて構成されているので、カーボンブラ
ックを配合することなししにh電気の帯電防止効果を奏
し得る所定の導電性を付与することが可能となると共に
リン酸エステル系可塑剤とイオン系界面活性剤との相乗
作用により、初期において保有していた所定の導電性を
環境の変化(@度、湿度)に依存せず、長期にわたって
維持することができる。
従って9本発明によれば、黒色以外のカラーが美観上要
求される。環境の変化に依存しない長期に安定した導電
性t−維持し得る人体に静電気を帯電せしめない帯電防
止用マット等が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本発明を説明するためのゴム組成物
の゛透気的特性を示す説明図であり、縦軸に体積固有抵
抗の常用対数値、横軸に時間上水しである。 特許出頓人 第1図 時間 第2図 時間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゴム基材にリン酸エステル系可塑剤とイオン系界
    面活性剤とを含有せしめてなることを特徴とするゴム組
    成物。
  2. (2)リン酸エステル系可塑剤とイオン系界面活性剤の
    含有量が、ゴム基材100重量部に対して各々5〜30
    重量部と2〜20重量部である特許請求の範囲第(1)
    項記載のゴム組成物。
JP27943784A 1984-12-26 1984-12-26 ゴム組成物 Pending JPS61152750A (ja)

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