JPH10265617A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPH10265617A
JPH10265617A JP7515897A JP7515897A JPH10265617A JP H10265617 A JPH10265617 A JP H10265617A JP 7515897 A JP7515897 A JP 7515897A JP 7515897 A JP7515897 A JP 7515897A JP H10265617 A JPH10265617 A JP H10265617A
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rubber
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rubber composition
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Hironobu Iyama
浩暢 井山
Toru Fujiki
徹 藤木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無機充填剤を含有するゴム組成物における無
機充填剤によるムーニースコーチ最低値の増加を防止し
た加工性に優れたゴム組成物を提供する。 【解決手段】 原料ゴム(成分(A))100重量部に
対し、無機充填剤(成分(B))30〜150重量部、
シランカップリング剤(成分(C))1〜20重量部、
エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん
化物のアルキレンオキサイド付加物(成分(D))1〜
20重量部を含有することを特徴とするゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物に関す
るものであり、詳しくは、原料ゴム(成分(A))、無
機充填剤(成分(B))、シランカップリング剤(成分
(C))およびエチレン−飽和カルボン酸ビニルエステ
ル共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物(成
分(D))を含有することを特徴とする加工性に優れた
ゴム組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】近年、無
機充填剤を用いたゴム製品の需要が増大している。 例
えば自動車分野においては、濡れた路面でのグリップ向
上すなわちウェットグリップの向上と低燃費のバランス
を取るため、シリカ等の無機充填剤を使用したタイヤが
増加している。しかしながら、無機充填剤を含有するゴ
ム組成物は、例えばムーニースコーチ最低値が増加し、
加工性が悪化するという工業上の問題点等があった。
【0003】本発明者等は、かかる問題点を改善すべく
鋭意検討を重ねた結果、エチレン−飽和カルボン酸ビニ
ルエステル共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付
加物という特定の化合物を含有せしめることにより、無
機充填剤によるムーニースコーチ最低値の増加を防止し
得、加工性に優れたゴム組成物が得られることを見出す
とともに、無機充填剤を含有したゴム組成物が与える優
れたゴム物性を殆ど悪化させないのみならず帯電防止効
果をも付与し得ることを見出し、本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、原料
ゴム(成分(A))100重量部に対し、無機充填剤
(成分(B))30〜150重量部、シランカップリン
グ剤(成分(C))1〜20重量部、エチレン−飽和カ
ルボン酸ビニルエステル共重合体けん化物のアルキレン
オキサイド付加物(成分(D))1〜20重量部を含有
することを特徴とする実用的に優れたゴム組成物を提供
するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における成分(A)の原料ゴムとしては、天然ゴ
ム、合成ゴムから選ばれる少なくとも1種のゴムが使用
される。合成ゴムとしては、例えばスチレンブタジエン
共重合ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、アクリ
ロニトリルブタジエン共重合ゴム、クロロプレンゴム、
ブチルゴムおよびハロゲン化ブチルゴム等があげられ
る。これらのは、単独であるいは2種類以上を組み合わ
せて使用することができるが、加硫ゴムの動的特性等の
観点から、天然ゴム、乳化重合スチレンブタジエン共重
合ゴム、溶液重合スチレンブタジエン共重合ゴム、溶液
重合ブタジエンゴム、溶液重合イソプレンゴムから選ば
れる原料ゴムを単独であるいは2種類以上を組み合わせ
て使用することが好ましい。更に好ましくは、スズ化合
物、ベンゾフェノン誘導体、オキサゾリン誘導体等でゴ
ム分子の末端を変成した溶液重合スチレンブタジエン共
重合ゴム、溶液重合ブタジエンゴム、溶液重合イソプレ
ンゴムが使用される。
【0006】本発明で使用される成分(B)の無機充填
剤としては、例えばシリカ、タルク、クレー、炭酸カル
シウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化
チタン等のゴム工業で使用されている無機充填剤が挙げ
られるが、加硫ゴム物性の観点からシリカを使用するこ
とが好ましい。更に好ましくは含水シリカが使用され
る。 また、無機充填剤は、その目的に応じてゴム物性
を損なわない範囲で、ゴム工業で通常使用されるその他
の充填剤、例えばカーボンブラック、クマロンインデン
樹脂、ハイスチレン樹脂、フェノール樹脂等とを混合し
て使用することもできる。無機充填剤の含有量は、特に
制限はないが、補強性、ゴムの硬度、加工性等の観点か
ら、原料ゴム100重量部に対して、通常30〜150
重量部程度である。
【0007】また本発明で使用される成分(C)のシラ
ンカップリング剤としては、例えば、ビス(3−トリエ
トキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3−メルカ
プトプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピル
メチルジメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキ
シエトキシ)シラン、3−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン等のゴム工
業で使用されるシランカップリング剤が挙げられる。な
かでも補強性、加工性の観点からビス(3−トリエトキ
シシリルプロピル)テトラスルフィドが好ましく使用さ
れる。
【0008】シランカップリング剤の使用形態は任意で
あって、原体のまま使用しても良いし、カーボンブラッ
クやシリカのような充填剤と混合して粉体化して使用し
ても良い。シランカップリング剤の含有量は通常1〜2
0重量部程度の範囲であるが、量が少ないと補強性、粘
弾性特性の改良が不十分であり、また多すぎても不経済
となる。好ましくは1〜10重量部程度の範囲である。
【0009】本発明で使用される成分(D)のエチレン
−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん化物のア
ルキレンオキサイド付加物は、例えばエチレン−飽和カ
ルボン酸ビニルエステル共重合体をけん化して、飽和カ
ルボン酸ビニルエステルの一部もしくはすべてをビニル
アルコール構造に変化させたものに、アルキレンオキサ
イドをグラフトさせることにより製造し得る(例えば特
開平3−227307号公報)。付加物の構造は、主鎖
がポリエチレン単位を、側鎖がポリオキシアルキレン単
位を有するものと推定される。
【0010】ここで、エチレン−飽和カルボン酸ビニル
エステル共重合体としては、特に限定はないが、工業的
な見地からの入手性、価格等からエチレン−酢酸ビニル
共重合体が特に好ましく、けん化反応の容易性から、酢
酸ビニル単位含有量5〜50重量%程度、数平均分子量
が1000〜20000程度のものが通常使用される。
更に好ましくは、酢酸ビニル単位含有量15〜40重量
%程度、数平均分子量が1500〜3000程度の範囲
のものである。けん化率は、30〜100%程度の範囲
のものが好ましい。またアルキレンオキサイド付加量
は、けん化物100重量部に対し50〜1000重量部
程度であることが好ましく、更に好ましくは、100〜
500重量部程度である。ここで使用されるアルキレン
オキサイドとしては特に制限はないが、例えばエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド等が挙げられる。なかでもエチレンオキサイドが好ま
しく用いられる。エチレン−飽和カルボン酸ビニルエス
テル共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物の
含有量は、通常1〜20重量部程度の範囲であるが、好
ましくは、5〜20重量部程度である。
【0011】本発明のゴム組成物は、上記のような成分
(A)〜(D)を含有することを特徴とするものである
が、必要に応じて、ゴム工業で使用されている各種のゴ
ム薬品、例えば酸化防止剤やオゾン劣化防止剤のような
老化防止剤、加硫剤、架橋剤、加硫促進剤、加硫遅延
剤、しゃっ解剤、加工助剤、ワックス、オイル、ステア
リン酸、粘着付与剤、メチレン供与体、メチレン受容
体、有機コバルト化合物などの1種以上を、必要量含有
することもできる。
【0012】ここで、加硫促進剤としては、ベンゾチア
ゾール系加硫促進剤、例えば2−メルカブトべンゾチア
ゾール、ジベンゾチアジルジスルフィド、N−アルキル
置換ベンゾチアジルスルフェンアミド、N−アルキル置
換ベンゾチアジルスルフェンイミド等が好ましく使用さ
れる。N−アルキル置換ベンゾチアジルスルフェンアミ
ドにおいて、N−位に置換するアルキルは1個または2
個であることができ、2個の場合は、窒素原子とともに
環、例えばモルホリン環を形成してもよい。N−位に置
換するアルキルは、直鎖状のほか、分枝状または環状で
あることができる。N−アルキル置換ベンゾチアジルス
ルフェンアミドの具体化合物としては、例えばN−シク
ロヘキシルー2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、N
−t−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、
N−アミル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、N
−オキシジエチレン−2−ベンゾチアジルスルフェンア
ミド、N,N−ジシクロへキシル−2−ベンゾチアジル
スルフェンアミド等が、またN−アルキル置換ベンゾチ
アジルスルフェンイミドの具体化合物としては、N−t
−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフェンイミド、N−
シクロへキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンイミド
などか挙げられる。
【0013】さらに、シリカの様な吸着性の高い充填剤
を使用する場合は、グアニジン系加硫促進剤、例えば、
ジフェニルグアニジン、ジ−o−トリルグアニジン、オ
ルトトリルビグアニド、ジカテコールホウ酸のジ−o−
トリルグアニジン塩を併用しても良いし、もちろん単独
で用いても良い。さらに必要に応じてトリエタノールア
ミンのような吸着防止剤も併用することができる。また
加硫剤としては、イオウが好ましく用いられる。イオウ
は、ゴム工業で使用されている不溶性イオウや各種の可
溶性イオウであることができ、また含有させる場合、そ
の含有量は、通常1〜10重量部程度の範囲である。
【0014】また老化防止剤として、例えば2,2,4
−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物、N−
イソプロピル−N′−フェニル−P−ジアミノベンゼ
ン、N−(1,3−ジメチルプチル)−N′−フェニル
−P−ジアミノベンゼン、N,N′−ジアリール−P−
ジアミノベンゼンなどを使用するのも有効である。老化
防止剤を含有させる場合は、通常0.5〜5重量部の範
囲である。
【0015】さらに、アルキルスルホン酸金属塩、4級
アンモニウム塩等の界面活性剤、カーボンブラック、金
属粉、ポリアセチレン、ポリピロール等の導電性物質、
ポリアルキレングリコール、ポリアミドとポリアルキレ
ンオキサイドのブロック共重合体、あるいは過塩素酸リ
チウム、4フッ化ホウ素酸リチウムなどのいわゆるカチ
オンドナーと呼ばれる強酸の金属塩等の化合物を含有せ
しめることにより、帯電防止性、ゴム物性等の向上をは
かることができる。
【0016】本発明のゴム組成物は、前記のような成分
(A)〜(D)の他に、必要に応じて上記のような各成
分を含有することができるが、これらを含有せしめるに
あったては、特に限定はなく、例えばゴム工業で通常採
用されている配合方法が用いられる。また本発明のゴム
組成物は、例えばタイヤの各種部材やその他の各種ゴム
製品に適用し得、ゴム工業界で通常行われている方法に
より、成形、加硫工程を経て、ゴム製品を製造すること
ができる。加硫条件自体は、従来から一般に採用されて
いるものでよく、本発明において特に制限されるもので
はない。
【0017】
【発明の効果】本発明の組成物は、エチレン−飽和カル
ボン酸ビニルエステル共重合体けん化物のアルキレンオ
キサイド付加物という特定の化合物を含有せしめること
により、無機充填剤によるムーニースコーチ最低値の増
加を防止し得、優れた加工性を示す。そのうえ、無機充
填剤を含有したゴム組成物が与える優れたゴム物性を殆
ど悪化させないのみならず帯電防止効果をも付与し得る
ので本発明の組成物は工業的に有利である。
【0018】
【実施例】以下に実施例を示して、本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるもので
はない。尚、以下の例中において、配合量ないしは含有
量を表す%および部は、特にことわりがない限り重量基
準である。
【0019】参考例1 (エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体け
ん化物のアルキレンオキサイド付加物の製造例) 酢酸ビニル含有量31%、数平均分子量1900のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体120kgとメタノールと2
50klと水酸化ナトリウム1.92kgからなる混合
物を65℃で2時間攪拌した後、150℃まで上昇させ
てメタノールを留出せしめることにより、98%けん化
率のけん化物を100kg得た。次いで、180℃下、
このけん化物100kgに200kgのエチレンオキサ
イドを2時間かけて導入することにより、300kgの
エチレンオキサイド付加物(以下、付加物と称する)を
得た。
【0020】実施例1〜3、比較例1 オイルバス温度150℃のラボプラストミルに、原料ゴ
ムとして、溶液重合SBR60部と天然ゴム40部から
なるゴム100部、シリカ40部、カーボンブラック1
0部、ステアリン酸3部、亜鉛華5部、シランカップリ
ング剤4部 を投入し、50rpmで10分間混練し
た。このときのゴム温度は155〜170℃であった。
次いで、この配合物をオープンミルに移し、ロール温度
50℃にて老化防止剤1部、加硫促進剤として、 So
xinolCZ 1部とSoxinolD 2部からな
る促進剤3部、イオウ2部、参考例1で得られた付加物
0〜20部を添加、混練した。
【0021】ここで、原料ゴムとしては住友化学製溶液
重合SBR(スチレン含量:25wt%、ビニル含量:
39.5wt% )と天然ゴムRSS#1を使用した。
またシリカとしてはデグサ製UltrasilVN3
を、カーボンブラックとしては昭和キャボット製ショウ
ブラック N−330を、シランカップリング剤として
はデグサ製Si−69((3−トリエトキシシリルプロ
ピル)テトラスルフィド)を、老化防止剤としては住友
化学製Antigene6Cを、加硫促進剤としては住
友化学製SoxinolCZと住友化学製Soxino
lDを使用した。
【0022】こうして得られた組成物は一部をムーニー
スコーチ試験に供した。残りの組成物は原料ゴムが溶液
重合SBRの場合は170℃、50〜60分の加硫条件
で、原料ゴムが天然ゴムの場合は150℃、15〜20
分の加硫条件で所定の形状に成形し動的粘弾性試験、体
積抵抗率測定試験および引張試験用の試験片を作製し
た。 それぞれの試験は以下の方法により行い、その結
果を表1に示した。
【0023】ムーニースコーチ試験 試験機として東洋精機製ロータレスムーニービスコメー
ターRLM−1を用い、加硫前のゴム組成物を125℃
で最低値より35ポイント上昇するまでの時間をムーニ
ースコーチ時間(T35)とした。ムーニースコーチ時
間が長いほどスコーチしにくいことを意味する。また、
最低値が低いほど加工性に優れることを意味する。
【0024】動的粘弾性試験 試験機として岩本製作所製粘弾性スペクトロメーターV
ES F−IIIを用い、初期歪み10%、動的歪み0.
5%、周波数10Hzで0℃および60℃における損失
係数(tanδ)を測定した。ここで、0℃におけるt
anδが高いほど、濡れた路面でのグリップ力が高く、
60℃におけるtanδが低いほど、燃料消費が少ない
ことを意味する。
【0025】体積抵抗率測定試験 試験機として東亜電波工業製極超絶縁計DSM−810
3型、平板試料用電極SME−8311を用い23℃、
50RH%の条件下で体積固有抵抗を測定しその対数値
を表1に示した。抵抗値の対数値が低いほど帯電防止効
果が高いことを意味する。
【0026】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 31:02)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原料ゴム(成分(A))100重量部に対
    し、無機充填剤(成分(B))30〜150重量部、シ
    ランカップリング剤(成分(C))1〜20重量部、エ
    チレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん化
    物のアルキレンオキサイド付加物(成分(D))1〜2
    0重量部を含有することを特徴とするゴム組成物。
  2. 【請求項2】原料ゴム(成分(A))が、天然ゴムおよ
    び合成ゴムから選ばれる少なくとも1種である請求項1
    に記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】合成ゴムが、スチレンブタジエン共重合ゴ
    ム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリ
    ルブタジエン共重合ゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴ
    ムおよびハロゲン化ブチルゴムから選ばれる少なくとも
    1種である請求項2に記載のゴム組成物。
  4. 【請求項4】無機充填剤(成分(B))が、シリカ、タ
    ルク、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、
    酸化アルミニウム、酸化チタンから選ばれる少なくとも
    1種である請求項1〜3に記載のゴム組成物。
  5. 【請求項5】シランカップリング剤(成分(C))がビ
    ス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィ
    ド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−
    グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシ
    ドキシプロピルメチルジメトキシシラン、ビニルトリメ
    トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ
    ス(2−メトキシエトキシ)シラン、3−メタクリロキ
    シプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキ
    シシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、N−
    (2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメ
    トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
    プロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリ
    エトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラ
    ンから選ばれる少なくとも1種である請求項1〜4に記
    載のゴム組成物。
  6. 【請求項6】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
    共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物(成分
    (D))がエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物のア
    ルキレンオキサイド付加物である請求項1〜5に記載の
    ゴム組成物。
  7. 【請求項7】エチレン−酢酸ビニル共重合体が、酢酸ビ
    ニル単位含有量5〜50重量%、数平均分子量が100
    0〜20000であり、そのけん化物のけん化率が30
    〜100%であり、そのけん化物のエチレンオキサイド
    付加量が、けん化物100重量部に対して50〜100
    0重量部である請求項6に記載のゴム組成物。
  8. 【請求項8】加硫促進剤として、ベンゾチアゾール系加
    硫促進剤および/またはグアニジン系加硫促進剤を含有
    する請求項1〜7に記載のゴム組成物。
  9. 【請求項9】原料ゴム(成分(A))100重量部に対
    し、無機充填剤(成分(B))30〜150重量部、シ
    ランカップリング剤(成分(C))1〜20重量部、エ
    チレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん化
    物のアルキレンオキサイド付加物(成分(D))1〜2
    0重量部を配合することを特徴とするゴム組成物の製造
    方法。
  10. 【請求項10】原料ゴム(成分(A))100重量部に
    対し、無機充填剤(成分(B))30〜150重量部、
    シランカップリング剤(成分(C))1〜20重量部、
    エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん
    化物のアルキレンオキサイド付加物(成分(D))1〜
    20重量部を配合することを特徴とするゴム組成物の加
    工性向上方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001081238A (ja) * 1999-05-28 2001-03-27 Soc De Technol Michelin タイヤ用着色ゴム組成物
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