JPS61152722A - 導電性を有する接着性熱硬化性樹脂成形体 - Google Patents

導電性を有する接着性熱硬化性樹脂成形体

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JPS61152722A
JPS61152722A JP27627284A JP27627284A JPS61152722A JP S61152722 A JPS61152722 A JP S61152722A JP 27627284 A JP27627284 A JP 27627284A JP 27627284 A JP27627284 A JP 27627284A JP S61152722 A JPS61152722 A JP S61152722A
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epoxy
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実 松村
Seiichi Fukunaga
精一 福永
Yasuki Tomota
友田 靖己
Hidetoshi Saito
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は導電性及び耐熱性を有する接着性熱硬化性樹脂
成形体に関する。
(従来の技術) 従来、部品を接着固定する場合、熱硬化性樹脂を用いて
液状、パテ状の接着剤を作成し、これを接着部位に塗布
する方法が行われているが、接着剤自体の形が不定であ
り、硬化接着するまでの間、該接着部位を仮固定的に位
置決めする治具が必要である。また熱硬化性の粉末状の
接着剤を用いる場合、圧縮等の手段により予備成形し、
被接着部品の位置決めに役立てようとする方法も利用さ
れているが、この予備成形品は強度が弱く部品を固定す
るには問題を有すると共に、粉末状原料のため溶融接着
後の状態は気泡が多く含まれ信頼性の高い接着法とは言
えない。
一方、例えば熱可塑性樹脂を用いた接着剤でホットメル
ト型のものは加工性も良く、汎用的に一使用されている
が、熱可塑性の特性上、耐熱性を有する接着剤とはなり
得ない。
また最近、例えば電子部品のような小型、微細な部品を
接着するニーズが増加しているが、上記従来の接着剤を
用いて、このような比較的小面積の必要個所だけに適用
する事は困難で、液状の接着剤の場合、はみ出し或いは
不足が起こる。また予備成形した熱硬化性接着剤の場合
、適用個所に合わせた形状に定形化することができるが
前記のように強度が弱いという問題を有する。更に熱可
塑性樹脂を用いる場合、上記定形化は容易であるが、耐
熱性が低いという欠点が残る。
このような問題を改善するものとして、例えば特開昭5
5−90549、同56−135580に記載された熱
硬化性のエポキシ樹脂に熱可塑性樹脂を併用した接着性
樹脂成形品が公知であり、この成形品はその機械的強度
に改善が見られるが、耐溶剤性が悪化し、また熱可塑性
樹脂の配合により耐熱性が低下することは避けられず、
その使用範囲は限定される。
また特開昭56−135579には熱硬化性のエポキシ
樹脂に、カルボキシル基含有アクリロニトリル−ブタジ
ェン共重合体のような熱硬化性ゴムを配合した接着性樹
脂成形品が記載されているが、この成形品は形状保持性
は改善されるが、接着性、電気特性が低下し、また成形
時の溶融粘度がに昇するため成形作業性が悪化するとい
う欠点を有する。
更に上記公知技術においては導電性賦与剤を配合するこ
とについては何の開示も示唆するところもない。
一方特開昭58−225120にはノボラック型エポキ
シ1118、フェノール/ボラック樹脂硬化剤及びシリ
カ粉末の配合物に、ビスフェノール型エポキシ樹脂及び
ポリエステルエラストマーを混合してなる半導体封止用
エポキシ樹脂組成物が記載され、炭素繊維などの他の充
填剤が併用できることが開示されている。しかし、この
技術は上記特定の組成物を用いて、耐熱性、耐水性、耐
クラツク性の改良を目的とするものであり、また予め必
要な適用個所に合わせた形状に成形することについても
全く記載するところがない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は導電性、耐熱性、機械的強度及び接着性
に優れた接着性熱硬化性樹脂成形体を提供することにあ
る。
また本発明の目的は耐溶剤性、電気特性及び成形作業性
に優れた接着性熱硬化性樹脂成形体を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は数平均分子量が2000〜50000、エポキ
シ当量が120〜5000であって、1分子中に少なく
とも平均2ヶ以上の末端エポキシ基を有する高分子量多
官能エポキシ樹脂に導電性賦与剤及び硬化剤を配合した
組成物を実質上未硬化状態で成形してなる接着性熱硬化
性樹脂成形体に係る。
本発明の導電性を有する接着性熱硬化性樹脂成形体は必
要な適用個所に合わせた形状に容易に成形することがで
き、しかも耐熱性、機械的強度、電気特性等に優れてい
る。本発明において実質上未硬化状態とは架橋が一部進
行しているが完結していない状態を意味する。
本発明において高分子量多官1爪エポキシ樹脂としては
例えば特願昭58−201554に記載された1分子中
に窒素上の少なくとも2個以上の活性水素を有する、分
子量が1000〜50000の長[7ミンと1分子中に
少なくとも3個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂
を、活性水素(A)とエポキシ基(B)の当量比が(B
 )/(A )= 3〜30で付加反応させることによ
り得られるエポキシ樹脂を挙げることができる。
上記において用いられる長鎖7ミンとは、1分子中に窒
素上の活性水素を少なくとも2個以上−有する、分子量
が1000〜50000、好ましくは2000〜200
00の化合物であって、例えばポリウレタン、ポリウレ
タンウレア、ポリウレア、ポリアミド樹脂、エリア樹脂
、アミ7基および/またはイミノ基を有するポリシロキ
サン、アミ7基および/またはイミノ基を有するポリイ
ミド樹脂、ポリアミドイミド、ポリビニルアミン、ポリ
イソプロベニルアミン、ポリエチレンイミン、ポリトリ
エチレンイミン、ポリアミノスチレンなどがあげられる
が、好ましくは1分子中に窒素上の活性水素を2個有す
るアミンと、1分子中にエポキシ基を2個有するエポキ
シ樹脂を、活性水素(C)とエポキシ基(D)の当量比
が(C)/(D)>1で付加反応させて得られた長鎖7
ミン(E)が用いられる。尚、上記長鎖アミンの分子量
が1000未満の場合には硬化物の機械的特性が充分で
なく、50000より大きい場合には高融点になり次工
程でのエポキシ基を少なくとも3個以上有するエポキシ
樹脂との付加反応が困難となる。
1分子中に窒素上の活性水素を2個有するアミンの代表
例としては、例えばアニリン、トルイジン、エチルアニ
リン、o−3−キシリジン、N、N’−ジフェニル−1
,2−ノ7ミ/エタン、N、N’−ジメチル−p−フェ
ニレンジアミン、アミノフェノールなどがあげられるが
、これらに限定されるものではない。
また1分子中にエポキシ基を2個有するエポキシ樹脂と
しては、例えばビス7エ/−ルA型エボキン樹脂、ハロ
ゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂、水素添加ビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ビス7エ7−ルF型エポ
キシ樹脂、脂環族エポキシ樹脂、含ケイ素エポキシ樹脂
、含リンエポキシ樹脂などがあげられるが、これらを単
独で、あるいは混合して用いることができる。なお、1
分子中にエポキシ基を2個有するエポキシ樹脂としては
、これらに限られるものではない。
上記の各種長鎖アミンと付加反応させる1分子中に少な
くとも3個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂とし
ては、フェノール/ボラック型エポキシ樹脂、クレゾー
ルノボラック型エポキシ樹脂、臭素化フェノールノボラ
ック型エポキシ樹脂、グリセリントリグリシツルエーテ
ル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、
ソルビトールポリグリシジルエーテル、p−7ミノフエ
ノールグリシジルエーテルノグリシシルアミン、テトラ
グリシジル−1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキ
サン、2.6−(2,3−エボキシプaピル)7エエル
グリシジルエーテル、テトラキスヒドロキシフェニルエ
タンテトラグリシジルエーテル、トリヒドロキシフェニ
ルプロパントリグリシノルエーテル、ポリ7リルグリシ
ジルエーテル、トリグリシクルイソシアヌレート、ビス
(4−ジグリンジル7ミノフエニル)メタンなどがあげ
られるが、好ましくはノボラック型エポキシ樹脂が用い
られる。
これらのエポキシ樹脂と長鎖アミンを、アミンの活性水
素(A)とエポキシ樹脂のエポキシ基(B)の当量比が
(B )/(A )= 3〜30、好ましくは(B)/
(A )= 5〜15で付加反応させることにより極め
て容易に目的とする高分子量多官能エポキシ樹脂を得る
ことができる。
尚(B )/(A )が3未満では合成中に部分的にデ
ル化する可能性があり、30より大きい場合硬化物の充
分な機械的特性が得られない。
また上記高分子量多官能エポキシ樹脂の他の例としてフ
ェノール性水酸基末端プレポリマーと3官能以上のエポ
キシ基を有するエポキシとを反応させて得られるエポキ
シ樹脂を挙げることができる。上記プレポリマーとして
は例えばビスフェノールAとエピコート828、ESB
−400等を反応させたもの、また3官能以上のエポキ
シ基を有するエポキシとしては例えば0−クレゾールノ
ボラック型エポキシ、フェノールノボラック型エポキ・
シ、E L M −120、E L M −434等を
挙げることができる。
上記エポキシ樹脂の数平均分子量が2000未満では実
質上未硬化の状態での強度が弱< 、50000を越え
る場合には樹脂の溶融温度が高温域(200℃以上)と
なり好ましくない。エポキシ当量が120未満では反応
性が高すぎ合成が困難で、また溶融接着工程で溶融する
よりも前に硬化してしまう。また5000を越える場合
には硬化物の架Ill密度が低くなり硬化物の耐熱性が
期待できない。更に1分子中に少なくとも平均2ヶ以上
の末端エポキシ基が無ければ硬化反応において3次元架
橋が進まず、耐熱性の低いものとなる。
本発明の上記高分子量多官能エポキシ樹脂は平均分子量
が2000以上の点より従来のエピコート1001.1
004等と異なり、また1分子中の末端エポキシ基数が
2以上の点より従来の二ピコ−) 1007.1009
等とも異なる。
上記高分子量多官能エポキシ樹脂に配合される導電性賦
与剤としては例えば金、銀、銅、アルミニウム、ニッケ
ル、カーボン、導電性炭酸カルシウム粉末、並びに銀な
どをコーティングしたガラスと−ズ、ガラス繊維、カー
ボン繊維、グラファイト等を挙げることができる。
本発明において使用される硬化剤としては公知の各種の
化合物を挙げることができ、例えばアミン類、酸無水物
、フェノール類等を使用できる。
アミン類の具体例としてはジエチレントリアミン、トリ
エチレンテトラミン、メチルへキサメチレンジアミン、
インホロンノアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジア
ミノジフェニルスルホン、キシレンジアミン、メタ7二
二レンジアミン、4.4’−メチレンビス(2−クロロ
アニリン)及びこれらとエポキシ樹脂との7ダクト等を
、ll!無水物の具体例としては無水7タル酸、テトラ
ヒドロ7タル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テトラクロル
無水7タル酸、無水メチルナノツク酸、無水トリメリツ
ト酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸等を、フェ
ノール類の具体例としてはフェノール、0−クレゾール
ノボラック、フェノールノボラック等を挙げることがで
きる。硬化剤の配合量は通常エポキシ基に対して当量比
でO17〜1.2の範囲とするのが好ましい。
本発明の成形体を作成する場合、上記高分子量多官能エ
ポキシ樹脂の他に、本発明の目的を損わない範囲で他の
樹脂を併用することもできる。例えば分子量400以上
のビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂
の単独、これらの併用或は共重合樹脂を併用することも
できる。これら併用樹脂は多官能エポキシ樹脂100重
量部に対して95重量部以下とするのが良い。
また上記併用樹脂のうち、熱可塑性樹脂の併用割合は3
0重量部以下とするのが好ましく、特に5〜25重量部
とするのが良い。併用割合が上記範囲の場合には耐熱性
、未硬化成形物の形状保持性などの面より好適である。
また本発明では公知の各種の添加剤、例えば硬化促進剤
、触媒(ジシアンジアミド、第3級アミン、イミダゾー
ル、ルイス酸アミン錯体など)、充填材(マイカ、ガラ
スフレーク、ガラス粉、ガラス繊維、炭素繊維、シリカ
、タルク、炭酸カルシウムなどのjl?l充項材;アラ
ミド繊維などの有機充填材)、顔料(ペン〃う、チタン
白など)、滑材(ステアリン酸亜鉛、ワックスなど)、
その他シランカップリング剤等を必要に応じ配合するこ
とができる。
本発明では上記導電性賦与剤を含有する高分子量多官能
エポキシ樹脂、硬化剤、添加剤等を混合、混練し、冷却
後、粗粉砕し、約1〜311II程度の・粒径に分級し
たものを射出成形、押出し成形、トランスファー成形、
圧縮成形、注型等の成形手段により実質上未硬化状態で
成形することにより目的とする接着性熱硬化性樹脂成形
体を得ることができる。
導電性賦与剤の配合量は上記導電性賦与剤を含むエポキ
シ樹脂、硬化剤、添加剤等を混合して得られる全配合物
100重量部に対して5〜60容量部、好ましくは20
〜50容量部とするのが良い。配合量を容素部としての
は、それぞれの材質により大きく比重が異なるためであ
る。配合量を上記範囲にした場合には体積抵抗値、未硬
化成形物のグy−ン強度、接着強度の面より好適である
また上記全配合物を射出成形、トランスファー成型、注
型等の手段により5 X IOX 70mmのサンプル
を作り、その曲げ強度が50kg/es+”以上、好ま
しくは100kg/e饋2以上であることが好適で、そ
の場合には容易に未硬化状態で成形体を作ることができ
る。
成形体の形状としでは各種の任意の形状とすることがで
き、例えば棒状、す□ング状、分岐管状、カップ状、シ
ート状、フィルム状、中空パイプ状、ベレット状、半円
ドーナツ状などの形状を例示できる0本発明の成形体の
使用方法は例えば被接着部品の接着部に載置、挿入、嵌
合し、次いで成形体の融点以上の温度に加熱すると、成
形体が溶融接着し更に硬化する。
(発明の効果) 本発明の成形体によれば、接着剤の量的管理(=体積)
、被接着物の位置決め(=形状)、及びロボット等の自
動化への適応(固型、商強度)が可能であり、接着によ
る組立が非常に楽になる。またエポキシ系樹脂を主成分
とする為、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、電気特性、接
着性、密着性等も優れたものとなる。
更に電気、電子部品の中でも特にIC!i止用グイポン
ディング材のような接着剤自身に耐熱性及び導電性が要
求される用途に好適である。
(実 施 例) 以下に参考例及び実施例を挙げて説明する。尚、単に部
とあるのは重量部を意味する6 参考例1 エポキシ樹脂(A) 反応器にエピコー)828[ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、エポキシ当j1189、(株)油化シェルエポ
キシ製]を500g仕込み、150℃に昇温させ、撹拌
しながら7ニリン141.7gを1時間で滴下し、滴下
終了後さらに0.5時間加熱撹拌を行った。付加反応に
要した1、5時間の間、温度は150〜190℃に保ち
、反応の終了は赤外線吸収スペクトルにより確認した(
エポキシ基による910aee−’の吸収の消失)、こ
のアミン未満プレポリマーのアミン当量は2700であ
った。このものを3ミリメツシユを通過する大きさまで
粉砕した。
反応器にESCN−220HH[クレゾール/ボラック
型エポキシ樹脂、エポキシ当量2201住友化学工業(
株)製1を300g仕込み、180℃に昇温させ、粉砕
したアミン末端プレポリマー283.2gを加えて温度
を180〜190℃に保ち、1.5時間撹拌を行って付
加反応させた。反応の終了はアミン当量が実際上0にな
ったことで確認した。得られたエポキシ樹脂のエポキシ
当量は465であった。数平均分子量は7000〜80
00であった0分子量測定はウォーターズ社製、GPC
を使用した。この樹脂の曲げ強度を島原製作所製I M
 −100オートグラフでヘッドスピード5 am/w
insスパン56mm(以下、同様)で測定したところ
252kg/cm”であった。
参考例2 エポキシ樹1!It(B) ビスフェノールAとエピコート828とを触媒下で反応
させた分子量5000〜6000の7二/−ル性水酸基
末端プレポリマーと、0−クレゾールノボラック型エポ
キシESCN −22OL (住友化学社製)とをフェ
ノール性水酸基:エポキシ基の当量比が1.ニアとなる
ように配合し160〜180℃で反応させ、エポキシ当
j1745、数平均分子量8000〜9000、曲げ強
度104kg/am”のエポキシ樹脂を得た。
実施例1〜5 エポキシ樹脂(A)100部に対し、硬化剤としてジア
ミノノフェニルメタン(DDM)を11部及びポリエス
テルエラストマーを10部配合する。さらに導電性賦与
剤として350メツシユのニッケル粉を全体積比で5%
(48部)、10%(99部)、20%(222部)、
30%(381部)及び60%(1335部)添加し、
100℃のニーグー中で5分間、次いで120℃で溶融
混線後、押出成形し、未硬化の長方形板状の導電性を有
する接着性熱硬化性樹脂成形体を得た。
この試料片を2枚の銅板中に配置し、180℃で10分
間加圧下で接着硬化させた。硬化後、銅板間の電気抵抗
を測定し、体積抵抗値を算出し、その結果を第1表に示
す、なお電気抵抗値は横河ヒューレットバツカード(株
)製、16008A 。
RESISTIVITY CELL ヲ用イテ測定した
また硬化サンプルの接着強度を以下の試験法により調べ
たところ、全てのサンプルで樹脂の凝集破壊が観察され
た。
試験法 幅25m輪、長さ601.厚さ311m1の2枚の軟鋼
をオープン中で180℃に加熱し、25m5幅、12.
5m−長の試験片を2枚の軟鋼の間に配置して、180
℃で10分間、接着硬化させた。冷却後、インストロン
引張り試験機を用いて引張りせん断試験を行なった。
実施例6〜9 エポキシ樹脂(B)100部に対し、硬化剤としてジア
ミノジフェニルメタン(DDM)を7部及びポリエステ
ルエラストマーを10部配合する。さらに導電性賦与剤
としてカーボンブラック粉〔東海カーボン(株)製、ト
ーカブラック@ 4500 ]を全体積比で5%(10
部)、10%(20部)、20%(45部)及び30%
(77部)添加し、100℃のニーグー中で5分間、次
いで120℃で溶融混線後、押出成形し、未硬化の長方
形板状の導電性を有する接着性熱硬化性樹脂成形体を得
た。
この試験片を、実施例1と同様に接着硬化させ、体積抵
抗を測定した。結果を第1表に示す、*た実施例1と同
様にして接着強度を調べたところ、全てのサンプルで樹
脂の凝集破壊が観察され、それぞれ充分な接着強度を有
していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)数平均分子量が2000〜50000、エポキシ
    当量が120〜5000であって、1分子中に少なくと
    も平均2ケ以上の末端エポキシ基を有する高分子量多官
    能エポキシ樹脂に導電性賦与剤及び硬化剤を配合した組
    成物を実質上未硬化状態で成形してなる接着性熱硬化性
    樹脂成形体。
JP27627284A 1984-12-27 1984-12-27 導電性を有する接着性熱硬化性樹脂成形体 Granted JPS61152722A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50156600A (ja) * 1974-06-11 1975-12-17
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