JPS61152718A - 新規エポキシ樹脂 - Google Patents

新規エポキシ樹脂

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JPS61152718A
JPS61152718A JP27815584A JP27815584A JPS61152718A JP S61152718 A JPS61152718 A JP S61152718A JP 27815584 A JP27815584 A JP 27815584A JP 27815584 A JP27815584 A JP 27815584A JP S61152718 A JPS61152718 A JP S61152718A
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JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
parts
epichlorohydrin
formula
hours
Prior art date
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Granted
Application number
JP27815584A
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English (en)
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JPH0362171B2 (ja
Inventor
Hidehiko Kojo
古城 英彦
Koji Akimoto
耕司 秋本
Jinichi Kanda
神田 仁一
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Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Publication date
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  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規エポキシ樹脂に関する。
詳しくは、本発明は1機械的性質に特に優れた新規エポ
キシ樹脂に関する。
〔従来の技術と問題点〕
従来の多官能のエポキシ樹脂は、耐熱性、耐薬品性等に
ついて優れた性能を有しているが。
その機械的性質の中で耐衝撃性の点で不充分である。
本発明者らはかかる従来の多官能のエポキシ樹脂の欠点
を改良すべく鋭意研究の結果、すぐれた機械的性質の中
で特に耐衝撃性のある強靭な硬化性エポキシ樹脂を見い
出し、本発明に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の新規エポキシ樹脂は、一般式(1)(式中Rは
炭素原子数2〜3個のフルキレン基。
R′は水素原子又は炭素原子数1〜4のアルキル基、n
は1〜8の数、ml、 m2. m、はそれぞれ1より
大きく、m1+ m2+ msが80よシ小さい数) で表わされることを特徴とする。
かかる本発明の新規エポキシ樹脂は、下記一般式(2) (但しRは炭素原子数2〜3個のアルキレン基、R′は
水素原子又は炭素原子数1〜4のアルキル基、nは1〜
8の数、11+ m2+ myはそれぞれ1よシ大きく
、その和が80よシ小さい数)で表わされる多価アルコ
ールとエピハロゲノヒドリンを酸性触媒の存在下で反応
せしめ、さらに水酸化ナトリワムのような塩基性化合物
との反応によってポリグリシジルエーテル化することに
よって得ることができる。
上記一般式(z)の多価アルコールは、フェノールノボ
ラック又はアルキルフェノールノボラック等の多価フェ
ノールをアルカリ性又は酸性触媒下でアルキレンオキサ
イドと付加反応せしめることによって得られる。
アルキルフェノールの例としては、クレゾール、ブチル
フェノール、5ea−7’チルフ工ノール% tar−
ブチルフェノール等があげられる。
アルキレンオキサイドの例としては、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイドがあげられる。
ここで、上記多価フェノールとアルキレンオキサイドの
割合は、多価フェノールの水酸基1個に対し、アルキレ
ンオキサイド1〜10モル好ましくは1〜5モルを反応
させるのがよく。
また全アルキレンオキサイド付加モル数は80以下が好
ましい。
以上のようにして得られた一般式(2)の多価アルコー
ルを酸性触媒下で通常の方法に従い、エピクロルヒドリ
ン等のエピハロゲノヒドリンを反応せしめる。この時用
いられる触媒としては、三弗化硼素、オクチル酸スズ、
四塩化スズ等の酸性触媒が適蟲である。この反応によシ
得られたエピハロゲノヒドリン反応付加物を芳香族炭化
水素等の溶媒中で、カセイソーダ等の塩基性化合物を加
えて加熱しクロルヒドリン残基をエポキシ基に変換させ
て、副生成したハロゲン化ナトリタム等の塩を水洗又は
濾過により除去し、溶剤又は過剰のエピハロゲノヒドリ
ンを留去することにより、本発明の新規なエポキシ樹脂
が得られる。
本発明の新規エポキシ樹脂は、硬化剤によって硬化され
、機械的性質、特に耐衝撃性に優れた硬化物を与える。
本発明のエポキシ樹脂に用いられる硬化剤としては1通
常用いられる活性有機硬化剤がすべて使用可能であシ1
例えば脂肪族系ポリアミン、芳香族系変性ポリアミン、
脂肪族系変性ポリアミン、ポリアミド類、アミノ樹脂、
酸無水物、三級アミン類等があげられ、これらは1通常
の硬化剤としての量が用いられる。
更に本発明のエポキシ樹脂の硬化組成物には。
必要とあらば他のエポキシ樹脂、稀釈剤、溶剤、着色顔
料、防錆顔料、充填剤、その他の添加剤を併用すること
ができる。
本発明のエポキシ樹脂は、硬化剤を選ぶことKより、常
温から加熱硬化まで任意に選択できる0 〔実施例〕 以下実施例によシ本発明の詳細な説明する。
尚、例中の部は重量部である。
実施例1 フェノールノボラック(平均分子量=410)のプロピ
レンオキサイド付加物(水酸基当量=220 ) 20
0部とトルエン100部とを攪拌機及び還流冷却器付フ
ラスコ中に入れ溶解せしめる。
この溶液に触媒として三沸化硼素0.5部を加えて、攪
拌しながら温度を75℃にてエピクロルヒドリン110
部を4時間で徐々に加える。添加終了後80℃にてさら
に3時間攪拌した後苛性ソーダ38部を80℃にて添加
し5時間攪拌反応せしめる。その後冷却をして25℃に
て水洗を行い樹脂溶液が中性になるまで計3回行ったの
ち、減圧加熱条件下(5xw、Hg 、 120℃)で
トルエ/及び未反応のエピクロルヒドリンを留去する。
そしてA4ガラスフィルターで濾過を行い淡黄色の粘稠
なエポキシ樹脂(I)を得た。得られたエポキシ樹脂(
1)のエポキシ当量は305であった。このエポキシ樹
脂(I)を表1に示す硬化剤を用いて硬化して得られた
硬化組成物の物性を表1に示す。
実施例2 クレゾールノボラック(平均分子量=350)のエチレ
ンオキサイド付加物(水酸基当1L=26o)200部
とトルエン100部とを攪拌機及び還流冷却器付フラス
コの中に入れて溶解せしめる。この溶液に触媒としてオ
クチル酸スズ0.5部を加えて攪拌しながら、温度75
℃にてエピクロルヒドリン105部を3時間で徐々に加
える。
添加終了後80℃にてさらに4時間攪拌した後苛性ソー
ダ53部を85℃にて添加し4時間攪拌反応せしめる。
その後冷却をして、25℃にて水洗を行い樹脂溶液が中
性にカるまで計3回行ったのち、減圧加熱条件下(5l
llHg 、 120℃)でトルエン及び未反応のエピ
クロルヒドリンを留去する。そして44ガラスフイルタ
ーで濾過を行い淡黄色の粘稠なエポキシ樹脂(I[)を
得た。
得られ九エポキシ樹脂(π)のエポキシ当量は。
400であった。このエポキシ樹脂(It)の硬化組成
物の物性を表1に示す。
実施例5 t−ブチルフェノールノボラック(平均分子量=800
)のプロピレンオキサイド付加物(水酸基当量= 59
0 ) 200部とトルエン150部とを攪拌機及び還
流冷却器付フラスコの中に入れて溶解せしめる。
この溶液に触媒として四塩化スズ1部を加えて攪拌しな
がら温度90℃にてエピクロルヒドリン70部を2時間
で徐々に加える。添加終了後85℃にてさらに5時間攪
拌した後苛性ソーダ2S部を70℃にて添加して7時間
攪拌反応せしめる。その後冷却をして25℃にて水洗を
行い樹脂溶液が中性になるまで計3回行ったのち、減圧
加熱条件下(5mvIHg 、 120℃)でトルエン
及び未反応のエピクロルヒドリンを留去する0 セして44ガ2スフイルターで濾過を行い、黄褐色の粘
稠なエポキシ樹脂((転)を得た。得られたエポキシ樹
脂((6)のエポキシ当量は、550であった。このエ
ポキシ樹脂(1)の硬化組成物の物性を表1に示す。
比較例1 フェノールノボラック(平均分子量=410)200部
とエピクロルヒドリン900部とを攪拌機及び還流冷却
器付フラスコ中に入れて溶解せしめる。この溶液の温度
を80℃に保ちながら苛性ソーダ80部を1時間かけて
徐&に添加する。
添加終了後80℃にてさらに5時間攪拌反応せしめる。
その後冷却して25℃にて水洗を行い樹脂溶液が中性に
なるまで計5回行ったのち。
A4ガラスフィルターにで濾過を行う。そののち、減圧
加熱下(5朋Hg、、130℃)にて、未反応のエピク
ロルヒドリンを留去し、黄色半固型のエポキシ樹脂<p
i>を得た。得られたエポキシ樹脂(W)のエポキシ当
量は、178であった。このエポキシ樹脂(II)の硬
化組成物の物性を表1に示す。
比較例2 クレゾールノボラック(平均分子Jl=350)200
部とエピクロルヒドリン800部とを攪拌機及び還流冷
却器付フラスコ中に入れて溶解せしめる。この溶液の温
度を90℃に保ちながら苛性ソーダ75部を2時間かけ
て徐々に添加する。
添加終了後85℃にてさらに6時間攪拌反応せしめる。
その後冷却して25℃にて水洗を行い樹脂溶液が中性に
なるまで計3回行ったのちA4ガラスフィルターにて濾
過を行う。そののち減圧加熱下(5111Bg、 15
0℃)Kで未反応のエピクロルヒドリンを留去し黄色固
型のエポキシ樹脂(りを得た。得られたエポキシ樹脂(
V)のエポキシ当量は、202であった。このエポキシ
樹脂(V)の硬化組成物の物性を表1に示す。
比較例3 t−ブチルフェノールノボラック(平均分子量= ao
o ) 200部とエピクロルヒドリン600部とを攪
拌機及び還流冷却器付フラスコ中に入れて溶解せしめる
。この溶液の温度を100℃に保ちながら苛性ソーダ5
5部を2時間かけて徐々に添加する。
添加終了後100℃にてさらに4時間攪拌反応せしめる
。その後冷却して25℃にて水洗を行い樹脂溶液が中性
になるまで計3回行ったのち。
A4ガラスフィルターにて濾過を行う。そののち、減圧
加熱下(5u+Hg 、 150℃)にて未反応のエピ
クロルヒドリンを留去し、黄褐色固型のエポキシ樹脂(
W)を得た。得られたエポキシ樹脂(W)のエポキシ当
量は% 295であった。このエポキシ樹脂(W)の硬
化組成物の物性を表1に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは炭素原子数2〜3個のアルキレン基、R′は
    水素原子又は炭素原子数1〜4のアルキル基、nは1〜
    8の数、m_1、m_2、m_3はそれぞれ1より大き
    く、m_1+m_2+m_3が80より小さい数) で示される新規エポキシ樹脂。
JP27815584A 1984-12-26 1984-12-26 新規エポキシ樹脂 Granted JPS61152718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27815584A JPS61152718A (ja) 1984-12-26 1984-12-26 新規エポキシ樹脂

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JP27815584A JPS61152718A (ja) 1984-12-26 1984-12-26 新規エポキシ樹脂

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61152718A true JPS61152718A (ja) 1986-07-11
JPH0362171B2 JPH0362171B2 (ja) 1991-09-25

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ID=17593352

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JP27815584A Granted JPS61152718A (ja) 1984-12-26 1984-12-26 新規エポキシ樹脂

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168548A (ja) * 2008-12-26 2010-08-05 Sanyo Chem Ind Ltd 多官能エポキシ樹脂及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010168548A (ja) * 2008-12-26 2010-08-05 Sanyo Chem Ind Ltd 多官能エポキシ樹脂及びその製造方法

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JPH0362171B2 (ja) 1991-09-25

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