JPS61152071A - 多段ダ−リントン半導体装置 - Google Patents
多段ダ−リントン半導体装置Info
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- JPS61152071A JPS61152071A JP59273400A JP27340084A JPS61152071A JP S61152071 A JPS61152071 A JP S61152071A JP 59273400 A JP59273400 A JP 59273400A JP 27340084 A JP27340084 A JP 27340084A JP S61152071 A JPS61152071 A JP S61152071A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 6
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 102000016550 Complement Factor H Human genes 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/04—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
- H01L27/08—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind
- H01L27/082—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including bipolar components only
- H01L27/0823—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including bipolar components only including vertical bipolar transistors only
- H01L27/0825—Combination of vertical direct transistors of the same conductivity type having different characteristics,(e.g. Darlington transistors)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は多段ダーリントン半導体装置に関し、特に、
少なくとも3段以上にダーリントン接続したトランジス
タとスピードアップダイオードとをモノリシック形成す
るとともに該スピードアップダイオードによる寄生トラ
ンジスタ効果を非常に低く抑制することにより、オフ時
のパワーロスが少なく且つ高速スイッチングが可能なモ
ノリシック多段ダーリントン半導体装置に関するもので
ある。
少なくとも3段以上にダーリントン接続したトランジス
タとスピードアップダイオードとをモノリシック形成す
るとともに該スピードアップダイオードによる寄生トラ
ンジスタ効果を非常に低く抑制することにより、オフ時
のパワーロスが少なく且つ高速スイッチングが可能なモ
ノリシック多段ダーリントン半導体装置に関するもので
ある。
[発明の技術的背景]
一般に、ダーリントントランジスタはたとえば2段型の
場合、第8図に示すごとき等価回路で表されるように設
計される。 第8図において、21は端子Bに入力信号
が印加される駆動段トランジスタ、22はトランジスタ
21にダーリントン接続されて端子Cに出力信号を生ず
る出力段トランジスタ、23はトランジスタ21のエミ
ッタ・ベース間に接続されたスピードアップダイオード
である。
場合、第8図に示すごとき等価回路で表されるように設
計される。 第8図において、21は端子Bに入力信号
が印加される駆動段トランジスタ、22はトランジスタ
21にダーリントン接続されて端子Cに出力信号を生ず
る出力段トランジスタ、23はトランジスタ21のエミ
ッタ・ベース間に接続されたスピードアップダイオード
である。
第9図は第8図のごとき等価回路で表される2段ダーリ
ントントランジスタをモノリシック形成した場合の素子
構造を示したものであり、第9図 。
ントントランジスタをモノリシック形成した場合の素子
構造を示したものであり、第9図 。
において、24はN型低濃度層から成るコレクタ領域、
25はA1膜等から成るコレクタ電極、26は駆動段ト
ランジスタ21のベース領域、27は駆動段トランジス
タ21のエミッタ領域、28は出力段トランジスタ22
のベース領域、29は出力段トランジスタ22のエミッ
タ領域、30はスピードアップダイオード23のカソー
ド領域、31はA1膜等から成る駆動段トランジスタの
エミッタ電極、32は駆動段トランジスタ22のベース
電極兼スピードアップダイオード23のカソード電極、
33は出力段トランジスタ22のベース電極、34は出
力段トランジスタ22のベース電極33と駆動段トラン
ジスタのエミッタ電極31とを電気的に接続している導
体、35は出力段トランジスタ22のエミッタ電極、3
6は半導体基板の一方の主面上に形成された酸化膜であ
る(なお、各領域の導電型と不純物濃度は同図に示され
ている通りであり、また端子B、E、Cは第8図のそれ
に対応している)。
25はA1膜等から成るコレクタ電極、26は駆動段ト
ランジスタ21のベース領域、27は駆動段トランジス
タ21のエミッタ領域、28は出力段トランジスタ22
のベース領域、29は出力段トランジスタ22のエミッ
タ領域、30はスピードアップダイオード23のカソー
ド領域、31はA1膜等から成る駆動段トランジスタの
エミッタ電極、32は駆動段トランジスタ22のベース
電極兼スピードアップダイオード23のカソード電極、
33は出力段トランジスタ22のベース電極、34は出
力段トランジスタ22のベース電極33と駆動段トラン
ジスタのエミッタ電極31とを電気的に接続している導
体、35は出力段トランジスタ22のエミッタ電極、3
6は半導体基板の一方の主面上に形成された酸化膜であ
る(なお、各領域の導電型と不純物濃度は同図に示され
ている通りであり、また端子B、E、Cは第8図のそれ
に対応している)。
前記のごとき素子構造のモノリシック2段ダーリントン
トランジスタではスピードアップダイオード23が寄生
トランジスタと等価になるため、該トランジスタの実際
の等価回路は第10図のように表されるが、このような
等価回路のダーリントントランジスタではトランジスタ
のオフ時に寄生トランジスタ23Aが動作してリーク電
流を増大させ、その結果、オフ時パワーロスが発生する
。
トランジスタではスピードアップダイオード23が寄生
トランジスタと等価になるため、該トランジスタの実際
の等価回路は第10図のように表されるが、このような
等価回路のダーリントントランジスタではトランジスタ
のオフ時に寄生トランジスタ23Aが動作してリーク電
流を増大させ、その結果、オフ時パワーロスが発生する
。
従って、モノリシック2段ダーリントントランジスタチ
ップを製造する場合は寄生トランジスタ23Aの電流増
幅率を1以下に抑えるために特殊な製造プロセスが必要
になり、それによって寄生トランジスタの影響を極力低
減させていた。
ップを製造する場合は寄生トランジスタ23Aの電流増
幅率を1以下に抑えるために特殊な製造プロセスが必要
になり、それによって寄生トランジスタの影響を極力低
減させていた。
[背景技術の問題点]
しかしながら、トランジスタが3段以上にダーリントン
接続された多段ダーリントントランジスタは以下のごと
き理由によりモノリシック化した場合に満足のゆく特性
が得られないため、従来はハイブリッド構造で製作され
ていた。
接続された多段ダーリントントランジスタは以下のごと
き理由によりモノリシック化した場合に満足のゆく特性
が得られないため、従来はハイブリッド構造で製作され
ていた。
第11図は3段ダーリントントランジスタの理想的等価
回路図であり、同図に示すように、この構成においては
第1駆動段トランジスタ41のエミッタ・ベース間に第
一のスピードアップダイオード44が接続される一方、
第二駆動段トランジスタ42のエミッタ・ベース間に第
二のスピードアップダイオード45が接続されている。
回路図であり、同図に示すように、この構成においては
第1駆動段トランジスタ41のエミッタ・ベース間に第
一のスピードアップダイオード44が接続される一方、
第二駆動段トランジスタ42のエミッタ・ベース間に第
二のスピードアップダイオード45が接続されている。
また、第一駆動段トランジスタ41から出力段トラン
ジスタ43までがダーリントン接続されている。
ジスタ43までがダーリントン接続されている。
このダーリントントランジスタをモノリシック形成した
場合、前記と同様にスピードアップダイオード44及び
45が寄生トランジスタを生ずるため、モノリシック化
した場合の等価回路図は第12図に示したものとなる。
場合、前記と同様にスピードアップダイオード44及び
45が寄生トランジスタを生ずるため、モノリシック化
した場合の等価回路図は第12図に示したものとなる。
同図に示すように、モノリシック化した場合の等価回
路では寄生トランジスタ44A及び45Aがダーリント
ン接続となるため、トランジスタのオフ時にエミッタ・
ベース間の逆バイアスにより生じる逆電流(Is)が寄
生トランジスタのコレクタ電流を増大させて、オフ時の
パワーロスを2段ダーリントントランジスタの場合より
も著しく増大させることになり1、 また、スイッチン
グ動作も遅くなる。 すなわち、第12図の等価回路図
において、寄生トランジスタ44Aのコレクタ電流をI
C1、電流増幅率をhFEとし、寄生トランジスタ45
Aのコレクタ電流をIC2、電流増幅率をhFfとする
と、寄生ダーリントントランジスタ全体の電流増幅率H
FEは、となる。 このように、3段ダーリントントラ
ンジスタにおける寄生トランジスタのオフ時のコレクタ
電流、つまり3段ダーリントントランジスタのオフ時の
パワーロスは、2段ダーリントントランジスタにおける
ものの2倍以上となり、実質上、3段以上の多段ダーリ
ントン半導体装置をモノリシック化して満足な特性を得
ることは極めて難しいことであった。
路では寄生トランジスタ44A及び45Aがダーリント
ン接続となるため、トランジスタのオフ時にエミッタ・
ベース間の逆バイアスにより生じる逆電流(Is)が寄
生トランジスタのコレクタ電流を増大させて、オフ時の
パワーロスを2段ダーリントントランジスタの場合より
も著しく増大させることになり1、 また、スイッチン
グ動作も遅くなる。 すなわち、第12図の等価回路図
において、寄生トランジスタ44Aのコレクタ電流をI
C1、電流増幅率をhFEとし、寄生トランジスタ45
Aのコレクタ電流をIC2、電流増幅率をhFfとする
と、寄生ダーリントントランジスタ全体の電流増幅率H
FEは、となる。 このように、3段ダーリントントラ
ンジスタにおける寄生トランジスタのオフ時のコレクタ
電流、つまり3段ダーリントントランジスタのオフ時の
パワーロスは、2段ダーリントントランジスタにおける
ものの2倍以上となり、実質上、3段以上の多段ダーリ
ントン半導体装置をモノリシック化して満足な特性を得
ることは極めて難しいことであった。
それ故、従来は3段以上の多段ダーリントントランジス
タは、スピードアップダイオードチップとトランジスタ
チップとを共通の回路基板上に搭載するハイブリッド方
式で製造するなどしていた。
タは、スピードアップダイオードチップとトランジスタ
チップとを共通の回路基板上に搭載するハイブリッド方
式で製造するなどしていた。
この場合の部品点数や組立ては、単に2個のスピードア
ップダイオードを要する以上にスピードアップダイオー
ドチップとトランジスタチップとは絶縁して組み込む必
要があるため複雑となるばかりでなく、スピードアップ
ダイオードが別チップとなれば当然電極取出し配線のた
めのワイヤボンディングが実施されていた。
ップダイオードを要する以上にスピードアップダイオー
ドチップとトランジスタチップとは絶縁して組み込む必
要があるため複雑となるばかりでなく、スピードアップ
ダイオードが別チップとなれば当然電極取出し配線のた
めのワイヤボンディングが実施されていた。
[発明の目的1
この発明の目的は、寄生トランジスタ全体の電流増幅率
が1以下であるモノリシック多段ダーリントン半導体装
置を提供することである。
が1以下であるモノリシック多段ダーリントン半導体装
置を提供することである。
[発明の概要]
この発明は、多段ダーリントントランジスタにおいて該
ダーリントントランジスタに含まれるすべてのスピード
アップダイオードを第一駆動段トランジスタのベースに
接続することにより寄生トランジスタ全体の電流増幅率
を1以下に抑制するとともに、モノリシック化を可能に
したことを特徴とするものである。
ダーリントントランジスタに含まれるすべてのスピード
アップダイオードを第一駆動段トランジスタのベースに
接続することにより寄生トランジスタ全体の電流増幅率
を1以下に抑制するとともに、モノリシック化を可能に
したことを特徴とするものである。
更に詳細には、本発明の好適実施例においては、半導体
基板内に少なくとも3個以上のプレーナ型トランジスタ
をダーリントン接続するように形成するとともに、第二
駆動段以降のトランジスタのベース領域内に形成したス
ピードアップダイオードの各カソード領域を第一駆動段
のトランジスタのベース領域に夫々配線等を介して接続
したことを特徴とする。 このような構成によれば、寄
生トランジスタがダーリントン接続にならないため、寄
生トランジスタ全体の電流増幅率を1以下にすることが
容易になるとともに特殊な素子構造や複雑な製造プロセ
スを要せずにモノリシック化が可能となり、その結果本
発明によれば、オフ時の電力損失の小さいモノリシック
多段ダーリントン半導体装置が提供される。
基板内に少なくとも3個以上のプレーナ型トランジスタ
をダーリントン接続するように形成するとともに、第二
駆動段以降のトランジスタのベース領域内に形成したス
ピードアップダイオードの各カソード領域を第一駆動段
のトランジスタのベース領域に夫々配線等を介して接続
したことを特徴とする。 このような構成によれば、寄
生トランジスタがダーリントン接続にならないため、寄
生トランジスタ全体の電流増幅率を1以下にすることが
容易になるとともに特殊な素子構造や複雑な製造プロセ
スを要せずにモノリシック化が可能となり、その結果本
発明によれば、オフ時の電力損失の小さいモノリシック
多段ダーリントン半導体装置が提供される。
[発明の実施例コ
第1図は本発明によるモノリシック多段ダーリントン半
導体装置の一実施例の理想的等価回路図であり、この実
施例では3段ダーリントン接続の3個のトランジスタと
2個のスピードアップダイオードで構成されている。
本発明の半導体装置では、第一駆動段トランジスタ1及
び第一二駆動段トランジスタ2の各々のエミッタと第一
駆動段トランジスタ1のベースとの間にスピードアップ
ダイオード4及び5を互いに並列に接続したことを特徴
とするものであり、このような等何回路をモノリシック
化した場合の実際の等何回路は第2図に示すようにそれ
ぞれのスピードアップダイオード4及び5を奇生トラン
ジスタ4A及び5Aに置換した構成となる(なお、第1
図及び第2図において、3は出力段トランジスタである
)。
導体装置の一実施例の理想的等価回路図であり、この実
施例では3段ダーリントン接続の3個のトランジスタと
2個のスピードアップダイオードで構成されている。
本発明の半導体装置では、第一駆動段トランジスタ1及
び第一二駆動段トランジスタ2の各々のエミッタと第一
駆動段トランジスタ1のベースとの間にスピードアップ
ダイオード4及び5を互いに並列に接続したことを特徴
とするものであり、このような等何回路をモノリシック
化した場合の実際の等何回路は第2図に示すようにそれ
ぞれのスピードアップダイオード4及び5を奇生トラン
ジスタ4A及び5Aに置換した構成となる(なお、第1
図及び第2図において、3は出力段トランジスタである
)。
第2図のごとき等何回路における寄生トランジスタ全体
の電流増幅率HFEは、寄生トランジスタ4Aのコレク
タ電流をIC1、寄生トランジスタ5Aのコレクタ電流
をIC2とすると、と々って、HFEは1個の寄生トラ
ンジスタの電流増幅率hFEと同じ値となる。
の電流増幅率HFEは、寄生トランジスタ4Aのコレク
タ電流をIC1、寄生トランジスタ5Aのコレクタ電流
をIC2とすると、と々って、HFEは1個の寄生トラ
ンジスタの電流増幅率hFEと同じ値となる。
従って、第12図に示した従来の3段ダーリントン半導
体装置にくらべて寄生トランジスタから第一駆動段トラ
ンジスタのベースに還流する逆電流を大幅に低下させる
ことができるため、第12図の等何回路で表される従来
の半導体装置よりも高速スイッチング動作ができるとと
もにオフ時の消費電力が非常に小さい多段ダーリントン
半導体装置が実現できる。 また、第2図のごとき等何
回路の多段ダーリントン半導体装置において寄生トラン
ジスタの電流増幅率を1以下に抑制することは従来のモ
ノリシック2段ダーリントントランジスタチップの製造
とほぼ同じ製造方法を用いることによって可能であるた
め、はぼ従来の素子形成技術でモノリシック化すること
ができる。
体装置にくらべて寄生トランジスタから第一駆動段トラ
ンジスタのベースに還流する逆電流を大幅に低下させる
ことができるため、第12図の等何回路で表される従来
の半導体装置よりも高速スイッチング動作ができるとと
もにオフ時の消費電力が非常に小さい多段ダーリントン
半導体装置が実現できる。 また、第2図のごとき等何
回路の多段ダーリントン半導体装置において寄生トラン
ジスタの電流増幅率を1以下に抑制することは従来のモ
ノリシック2段ダーリントントランジスタチップの製造
とほぼ同じ製造方法を用いることによって可能であるた
め、はぼ従来の素子形成技術でモノリシック化すること
ができる。
第3図は第1図及び第2図の等何回路で表さ礼る3段ダ
ーリントン半導体装置をモノリシック化した半導体装置
の一部の平面図であり、第4図は第3図のrV−rV矢
視断面図である。
ーリントン半導体装置をモノリシック化した半導体装置
の一部の平面図であり、第4図は第3図のrV−rV矢
視断面図である。
第4図において、6は半導体基板のN型低淵度層、7は
第一駆動段トランジスタ1のベース領域、8は第二駆動
段トランジスタ2のベース領域、9は第二駆動段トラン
ジスタ2のベース領域8内に形成された第二駆動段トラ
ンジスタ2のエミッタ領域、10は第二駆動段トランジ
スタ2のベース領域8内に形成されたスピードアップダ
イオード4のカソード領域、11は出力段トランジスタ
3のベース領域、12は出力段トランジスタ3のベース
領域11内に形成されたスピードアップダイオード5の
カソード領域、13は出力段トランジスタ3のベース領
域11内に形成された出力段トランジスタ3のエミッタ
領域、14は半導体基板の主表面上に形成された酸化膜
、15は第一駆動段トランジスタ1のベース電極とスピ
ードアップダイオード4及び5のカソード電極とを兼ね
る第一の配線電極、16は第一駆動段トランジスタ1の
エミッタ電極と第二駆動段トランジスタ2のベース電極
とを兼ねる第二の配線電極、17は第二駆動段トランジ
スタ2のエミッタ電極と出力段トランジスタ3のベース
電極とを兼ねる第三の配線電極、18は出力段トランジ
スタのエミッタ電極である。
第一駆動段トランジスタ1のベース領域、8は第二駆動
段トランジスタ2のベース領域、9は第二駆動段トラン
ジスタ2のベース領域8内に形成された第二駆動段トラ
ンジスタ2のエミッタ領域、10は第二駆動段トランジ
スタ2のベース領域8内に形成されたスピードアップダ
イオード4のカソード領域、11は出力段トランジスタ
3のベース領域、12は出力段トランジスタ3のベース
領域11内に形成されたスピードアップダイオード5の
カソード領域、13は出力段トランジスタ3のベース領
域11内に形成された出力段トランジスタ3のエミッタ
領域、14は半導体基板の主表面上に形成された酸化膜
、15は第一駆動段トランジスタ1のベース電極とスピ
ードアップダイオード4及び5のカソード電極とを兼ね
る第一の配線電極、16は第一駆動段トランジスタ1の
エミッタ電極と第二駆動段トランジスタ2のベース電極
とを兼ねる第二の配線電極、17は第二駆動段トランジ
スタ2のエミッタ電極と出力段トランジスタ3のベース
電極とを兼ねる第三の配線電極、18は出力段トランジ
スタのエミッタ電極である。
また、第3図において、4及び5は前記のスピードアッ
プダイオード、19は第二駆動段トランジスタ2のベー
ス領域8と出力段トランジスタ3のベース領域11との
境界線、第1駆動段トランジスタ1のベース領域17と
第二駆動段トランジスタ2のベース領域8との境界線で
ある。
プダイオード、19は第二駆動段トランジスタ2のベー
ス領域8と出力段トランジスタ3のベース領域11との
境界線、第1駆動段トランジスタ1のベース領域17と
第二駆動段トランジスタ2のベース領域8との境界線で
ある。
第4図から明らかであるように、この発明の半導体装置
においては、各スピードアップダイオード4及び5のそ
れぞれのカソード領域10及び12が第一の配線電極1
5によって第一駆動段トランジスタ1のベース7に接続
された構成になっているので、それぞれのスピードアッ
プダイオードの代わりに寄生トランジスタを置換させた
第2図のごとき等価回路においても、該寄生トランジス
タの全体の電流増幅率は個々の寄生トランジスタの電流
増幅率と全く同一値であるに過ぎず、従って、従来の2
段ダーリントントランジスタチップの製造技術で該寄生
トランジスタの電流増幅率を1以下の値にすることがで
き、その結果、本発明によればスピードアップダイオー
ドを備えた多段ダーリントントランジスタをモノリシッ
ク形成することが可能となった。
においては、各スピードアップダイオード4及び5のそ
れぞれのカソード領域10及び12が第一の配線電極1
5によって第一駆動段トランジスタ1のベース7に接続
された構成になっているので、それぞれのスピードアッ
プダイオードの代わりに寄生トランジスタを置換させた
第2図のごとき等価回路においても、該寄生トランジス
タの全体の電流増幅率は個々の寄生トランジスタの電流
増幅率と全く同一値であるに過ぎず、従って、従来の2
段ダーリントントランジスタチップの製造技術で該寄生
トランジスタの電流増幅率を1以下の値にすることがで
き、その結果、本発明によればスピードアップダイオー
ドを備えた多段ダーリントントランジスタをモノリシッ
ク形成することが可能となった。
第5図は第3図に示した半導体装置の他の部分の平面図
であり、第6図及び第7図は第5図の■−■矢視断面図
及び■−■矢視断面図である。
であり、第6図及び第7図は第5図の■−■矢視断面図
及び■−■矢視断面図である。
なお、第5図乃至第7図において、第3図及び第4図と
同一の符号で表示されている部分は第3図及び第4図に
示した部分と同一であるから第5図乃至第7図に関する
説明を省略する。
同一の符号で表示されている部分は第3図及び第4図に
示した部分と同一であるから第5図乃至第7図に関する
説明を省略する。
[発明の効果]
以上の実施例で明らかにしたように、本発明によれば、
寄生トランジスタの電流増幅率が小さくてターンオフ時
のパワーロスが少なく且つ高速スイッチングすることの
できるモノリシック多段ダーリントン半導体装置を実現
することができる。
寄生トランジスタの電流増幅率が小さくてターンオフ時
のパワーロスが少なく且つ高速スイッチングすることの
できるモノリシック多段ダーリントン半導体装置を実現
することができる。
また、本発明によれば、従来、ハイブリッド構造であっ
た多段ダーリントン半導体装置をモノリシック形成する
ことができるため、製作工数や必要部品数が減少すると
ともに製作時間も減少し、しかも、歩留りや信頼性は向
上する。 従って、本発明によれば従来よりも安価なコ
ストで小型且つ高性能の多段ダーリントン半導体装置を
製造することができ、る。
た多段ダーリントン半導体装置をモノリシック形成する
ことができるため、製作工数や必要部品数が減少すると
ともに製作時間も減少し、しかも、歩留りや信頼性は向
上する。 従って、本発明によれば従来よりも安価なコ
ストで小型且つ高性能の多段ダーリントン半導体装置を
製造することができ、る。
第1図は本発明による多段ダーリントン半導体装置の一
実施例の理想的等価回路図、第2図は第1図の等価回路
で表される多段ダーリントン半導体装置をモノリシック
形成した場合の際の等価回路図、第3図は第2図の等価
回路図で表される本発明の一実施例のモノリシック多段
ダーリントン半導体装置の一部の平面図、第4図は第3
図の■−■矢視断面図、第5図は第3図の半導体装置の
一部の平面図、第6図は第5図の■−■矢視断面図、第
7図は第5図の■−■矢視断面図、第8図は公知の2段
ダーリントントランジスタの理想的等価回路図、第9図
は第8図の等価回路の2段ダーリントントランジスタを
モノリシック形成したダーリントントランジスタチップ
の断面図、第10図は第9図のダーリントントランジス
タチッブの実際の等匝回路図、第11図は従来用いられ
ている3段ダーリントントランジスタの理想的等価回路
図、第12図は第11図の等価回路図で表される3段ダ
ーリントンをモノリシック形成した場合の実際の等価回
路図である。 1.41・・・第一駆動段トランジスタ、 2゜42・
・・第二駆動段トランジスタ、 3,43・・・出力段
トランジスタ、 21・・・駆動段トランジスタ、22
・・・出力段トランジスタ、 4.5,23゜44.4
5・・・スピードアップダイオード、 4A。 5A、23A、44A、45A・・・寄生トランジスタ
、 24・・・コレクタ領域、 7.8.11゜26.
28・・・ベース領域、 9,13.27゜29・・・
エミッタ領域、 10,12.30・・・(スピードア
ップダイオードの)カソード領域、14.36・・・酸
化膜、 15〜18・・・電極、31.35・・・エミ
ッタ電極、 32・・・ベース電極兼カソード電極、
33・・・ベース電極、 34・・・導体。 第1図 第201 第3図 第4図 第5図 第885 C1
実施例の理想的等価回路図、第2図は第1図の等価回路
で表される多段ダーリントン半導体装置をモノリシック
形成した場合の際の等価回路図、第3図は第2図の等価
回路図で表される本発明の一実施例のモノリシック多段
ダーリントン半導体装置の一部の平面図、第4図は第3
図の■−■矢視断面図、第5図は第3図の半導体装置の
一部の平面図、第6図は第5図の■−■矢視断面図、第
7図は第5図の■−■矢視断面図、第8図は公知の2段
ダーリントントランジスタの理想的等価回路図、第9図
は第8図の等価回路の2段ダーリントントランジスタを
モノリシック形成したダーリントントランジスタチップ
の断面図、第10図は第9図のダーリントントランジス
タチッブの実際の等匝回路図、第11図は従来用いられ
ている3段ダーリントントランジスタの理想的等価回路
図、第12図は第11図の等価回路図で表される3段ダ
ーリントンをモノリシック形成した場合の実際の等価回
路図である。 1.41・・・第一駆動段トランジスタ、 2゜42・
・・第二駆動段トランジスタ、 3,43・・・出力段
トランジスタ、 21・・・駆動段トランジスタ、22
・・・出力段トランジスタ、 4.5,23゜44.4
5・・・スピードアップダイオード、 4A。 5A、23A、44A、45A・・・寄生トランジスタ
、 24・・・コレクタ領域、 7.8.11゜26.
28・・・ベース領域、 9,13.27゜29・・・
エミッタ領域、 10,12.30・・・(スピードア
ップダイオードの)カソード領域、14.36・・・酸
化膜、 15〜18・・・電極、31.35・・・エミ
ッタ電極、 32・・・ベース電極兼カソード電極、
33・・・ベース電極、 34・・・導体。 第1図 第201 第3図 第4図 第5図 第885 C1
Claims (1)
- 1 一導電型の半導体基板と、前記半導体基板に形成し
ダーリントン接続する少なくとも3個のプレーナ型トラ
ンジスタと、最初に信号を印加する前記トランジスタの
1個のベース領域と、このトランジスタより後段に位置
するトランジスタの各ベース領域に形成する逆導電型の
領域と、この各領域と最初に信号を印加する前記トラン
ジスタのベース領域を夫々電気的に接続する手段とを具
備することを特徴とする多段ダーリントン半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59273400A JPS61152071A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 多段ダ−リントン半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59273400A JPS61152071A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 多段ダ−リントン半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152071A true JPS61152071A (ja) | 1986-07-10 |
Family
ID=17527365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59273400A Pending JPS61152071A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 多段ダ−リントン半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61152071A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01281762A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
JP2006108543A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321579A (en) * | 1976-08-11 | 1978-02-28 | Matsushita Electronics Corp | Darlington transistor |
JPS562665A (en) * | 1979-06-12 | 1981-01-12 | Thomson Csf | Monolithic integrated circuit equivalent to transistor having three unsaturable diodes |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP59273400A patent/JPS61152071A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321579A (en) * | 1976-08-11 | 1978-02-28 | Matsushita Electronics Corp | Darlington transistor |
JPS562665A (en) * | 1979-06-12 | 1981-01-12 | Thomson Csf | Monolithic integrated circuit equivalent to transistor having three unsaturable diodes |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01281762A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
JP2006108543A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
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