JPS61151342A - 防災用井戸付貯水槽 - Google Patents

防災用井戸付貯水槽

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JPS61151342A
JPS61151342A JP27158084A JP27158084A JPS61151342A JP S61151342 A JPS61151342 A JP S61151342A JP 27158084 A JP27158084 A JP 27158084A JP 27158084 A JP27158084 A JP 27158084A JP S61151342 A JPS61151342 A JP S61151342A
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JP
Japan
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water
storage tank
well
water storage
fire
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JP27158084A
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志知 光佑
重田 勝男
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IHI Corp
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Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、災害時ベニ十分な水を供給できるようにした
、防災用井戸付貯水槽に関するものである。
〔従来の技術〕
従来地中に設けられている貯水槽は、貯水槽内に水道の
水を入れて保存しておくものでありた 0 〔発明が解明しようとする問題点〕 従来の貯水槽は、大災害の発生時に、地震による水道管
の切断や破損、あるいは火災時に水道の水を一斉に使用
する場合ζ二は1回の貯水量しか使用できず・大火災の
長時間消火には・水が足りなくなることがあり、またポ
ンプを設置していないので、消防自動車が交通渋滞で来
れない場合には、貯水槽内の水を消火に使用することが
できなかった。さらに貯水槽を設けるための掘削平面積
が大きいため、適当な空地や公園が無い場合には、貯水
槽を設置するための工事が困難な場合があった。
本発明は、大災害発生時に水道管が破損した場合(;も
長時間給水することが可能であり、消防自動車が来られ
ない場合でも消火活動ができ、浄化装置を追加して飲料
水≦二も使用が可能となり、縦型として道路の下や空地
等に設置しゃ丁いようにした防災用井戸付貯水槽を提供
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、地中に縦方向に外側孔明き管を埋設し、外側
孔明き管の内部に貯水タンクを設けてこの貯水タンクの
外側と外側孔明き管の内側との間の空間に井戸を形成し
、地上に給水設備を設け、井戸と貯水タンクと給水設備
との間に給水配管とポンプとを設けた防災用井戸付貯水
槽としたものである。
〔作  用〕
地下水が井戸に流れ込むので、これを貯水タンクに貯水
し、災害時(;は貯水タンクの水と井戸水とをポンプで
汲上げ、使用することができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、道路の下に本発明の防災用井戸付貯水槽を設
けた場合の実施例を示すものである。
第1図において、(1)−求車道、(2)を求歩道、(
3)は道路下の土砂であって、道路下には、3〜4mの
大口径で多数の孔が穿設された外側孔明き管(4)が縦
方向に埋設されていて、外側孔明き管(4)の外側と土
砂(3)との間には、砕石または栗石(5)が詰められ
ている。
外側孔明き管(4)の内部にに、外側孔明き管(4)と
同程度の長さの円筒状の貯水タンク(6)が同心に設け
てあって、貯水タンク(6)の外側と外側孔明き管(4
)の内側との間の空間は井戸(7)になっており、地下
水が土砂(3)、砕石または栗石(5)、外側孔明き管
(4)に穿設されている多数の孔を通って、井戸(7)
に流れ込むようになっている。
第2図it第1図の■−■断面図であって、外側孔明き
管(4)がコンクリートセグメントで作られており、貯
水タンク(6)がアルミニウム管で作られている場合を
示すものである。
外側孔明き管(4)は、円周方向および縦方向が共に多
数のコンクリートセグメントで構成されており、互にボ
ルトまたは凹凸により連結されて、外側の砕石または栗
石(5)や、土砂(3)(第1図参照)の外圧に耐える
ことができるようになっている。
コンクリートセグメントに穿設されている孔(8)の大
きさは・地下水に入って来るが1砕石またシエ栗石(5
))X入って来ない大きさになっている。
ている。
貯水タンク(6)はアルミニウムの大口径管で軽量であ
り、高さ約10771の一体物や、5n程度(:2分割
したものを重ねて一体C二したものが使用される。アル
ミニウムは長期間使用しても錆が出(;<いし、藻がつ
かないので、貯水タンク(6)の中に奇麗な水を飲料水
として貯水しておくことができる。貯水タンク(6)に
補強のため、外側C二本平リング(9)が取付けられ、
内側に桁a〔が取付けられている。
第3図は第2図と同様な断面図であって、外側孔明き管
(4)も貯水タンク(6)もコンクリートセグメントで
構成されている場合を示しており、外側孔明き管(4)
を構成しているコンクリートセグメントにを1、孔(8
)が穿設されている。
再び第1図において、貯水タンク(6)内C二は、最低
水位計Uυと最高水位計02とが設けられており、井戸
(7)内にも図示しない水位計が設けられている。井戸
(7)内には井戸水吸上管(131が垂下しており、貯
水タンク(6)内には給水管側、α9が垂下している。
外側孔明き管(4)および貯水タンク(6)の上部C二
は、地中に構築されたポンプ室(161があって、ポン
プ室+161内には、エンジンで駆動されるポンプ(L
7)が設置されており、マンホールα団によって歩道(
2)からポンプ室(161c出入できるようになってい
る。また歩道(2)には、消火栓鰻、給水栓■等の給水
設備が設けられている。
第4図tz給水配管を示すもので、井戸水吸上管(13
t! 、電磁弁シDを介してポンプαηの吸入側に接続
されており、給水管αをは、電磁弁(2り、儲を介して
ポンプαでの吸入側につながると共に、電磁弁■、3句
を介してポンプ(17)の吐出側にもつながるよう(ニ
なっている。給水管α9は、電磁弁(ハ)、[有]を介
してポンプαηの吸入側につながり、また電磁弁器、(
至)を介してポンプαηの吐出側につながり、さらC二
電磁弁四を介して消火栓(19にもつながるようになっ
ている。ポンプ(17)の吐出側は、電磁弁(27)を
介して消火栓(1旧二つながり、また電磁弁c!&を介
して給水栓t2Ull二つながるよう(ニなっている。
第5図は、第1図のV−■断面図であって、ポンプ室(
161の内部を示すものである。第5図において、■は
マンホール用昇降タラップ、(7)はポンプ室換気口、
Gυは貯水タンク点検口および昇降タラップである。
上述した防災用井戸付貯水槽において、地下水は砕石ま
たは栗石(5)を通って濾過され、外側孔明き管(4)
の孔(8)(第2因、第3図参照)を通って井戸(7)
に流れ込み、貯水される。第4図に示す電磁弁t2D、
c24)、(23、(ハ)を開いてポンプ鰭な駆動する
と、井戸(7)(第1図参照)の水は井戸水吸上管(1
31i二よって吸上げられ、給水管αa、usiを通っ
て貯水タンク(6)に貯水される。貯水タンク(6)内
の水位が最高水位計(Izまで達するとポンプ(Lηは
自動的に停止し、貯水タンク(6)内の水位が最低水位
計aυまで低下すると、ポンプαηが自動的に駆動され
るようになっている。
災害発生時に消防自動車が来た場合には、電磁弁四を開
いてその他の電磁弁は閉じたままとしておき、消防自動
車のホースを消火栓(1!Jl二連結して消防自動車の
ポンプを駆動子れば、貯水タンク(6)内に貯水しであ
る水を、給水管(19を介して吸上げることができる。
このとき同時に、電磁弁(21+、(至)、曽を開いて
ポンプαηを駆動すれば、井戸(7)の水を貯水タンク
(6)に補給することができる。
災害発生時に消防自動車が来ない場合には、電磁弁@、
]、(5)を開き、他の電磁弁は閉じたまま(ニしてポ
ンプαηを駆動し、消火栓(19(:消火ホースを接続
子れば、貯水タンク(6)内の水を給水管α滲を介して
吸上げ、消火を行なうことができる。貯水タンク(6)
がかうになった時は、電磁弁の、[有]を閉じて゛電磁
弁Gl+を開けば、井戸(7)の水を消火に便用するこ
とができ、貯水タンク(6)に貯水していた以上の水を
用いて長時間の消火を行なうことができる。
電磁弁(2111轍を開いて他の電磁弁を閉じたままポ
ンプ(1ηを駆動子れば、井戸(7)の奇麗な水を給水
栓−から取水でき、飲料水として使用することも可能で
ある。井戸(7)C二本が無いときには1電磁弁12D
を閉じて電磁弁四、のを開き、貯水タンク(6)の水を
給水栓(4)から取水して図示しない浄化装置を通せば
、飲料水に使用することができるO 第6図、第7因は本発明の他の実施例を示すもので、第
1図、第5図と同一部分には同一符号を付しである。こ
の実施例は、ポンプ室(161を地上に設け、防災シェ
ルタ−04で覆ったものであり、地中にポンプ室がなく
なるので、1OrIL位の貯水量の増加を図ることがで
きる。第6図において關はスリーブ管であり、弱い地盤
でコンクリート底板(ロ)が必要な場合、地下水を引き
入れるためのものである。また第7因において(ハ)は
、防災シェルタ−国に設けた扉である。
なお、第2図、第6図において、外側孔明き管(4)を
アルミニウム管とし、貯水タンク(6)をコンクリート
セグメントで構成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、次の効果がある。
■ 大災害発生時に本道管が破損した場合にも、消防自
動車が来ない場合にも、長時間の消火活動が可能である
■ 縦型の貯水槽となっているので、道路の下や狭い空
地に設置することができる。
■ 井戸水を使用しているので飲料水として使用するこ
とも可能であり、災害時C二孤立無援になっても、水に
困ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
の■−■断面図、第3図は他の実施例の第2図と同様な
断面図、第4図は給水配管の系統図、第5図は第1図の
■−■断面図、第6図は本発明の他の実施例の縦断面図
、第7図は第6図の■−■断面図である。 回申、(4)は外側孔明き管、(6)ニ貯水タンク、(
7)は井戸、(131は井戸水吸上管、α滲、α9は給
水管、(1つはポンプ、鰻は消火栓、■は給水栓を示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)地中に縦方向に外側孔明き管を埋設し、前記外側孔
    明き管の内部に貯水タンクを設けて該貯水タンクの外側
    と前記外側孔明き管の内側との間の空間に井戸を形成し
    、地上に給水設備を設け、前記井戸と貯水タンクと給水
    設備との間に給水配管とポンプとを設けたことを特徴と
    する防災用井戸付貯水槽。
JP27158084A 1984-12-21 1984-12-21 防災用井戸付貯水槽 Granted JPS61151342A (ja)

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JP27158084A JPS61151342A (ja) 1984-12-21 1984-12-21 防災用井戸付貯水槽

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JP27158084A JPS61151342A (ja) 1984-12-21 1984-12-21 防災用井戸付貯水槽

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JPS61151342A true JPS61151342A (ja) 1986-07-10
JPH051332B2 JPH051332B2 (ja) 1993-01-08

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JP (1) JPS61151342A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08291542A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Yamaha Kako Kensetsu Kk 集水井
JP2009121062A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Ohbayashi Corp 井戸及び井戸内の地下水の酸化を防止する方法、並びに非常用井戸の構築方法及びその方法で構築された非常用井戸
JP2010138642A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Ohbayashi Corp 井戸及び井戸の構築方法
JP5505545B1 (ja) * 2013-06-04 2014-05-28 三和工業株式会社 防災トイレシステム

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JP5505545B1 (ja) * 2013-06-04 2014-05-28 三和工業株式会社 防災トイレシステム

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