JPS61151216A - 耐熱性メタクリル樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

耐熱性メタクリル樹脂組成物の製造方法

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JPS61151216A
JPS61151216A JP27723484A JP27723484A JPS61151216A JP S61151216 A JPS61151216 A JP S61151216A JP 27723484 A JP27723484 A JP 27723484A JP 27723484 A JP27723484 A JP 27723484A JP S61151216 A JPS61151216 A JP S61151216A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性メタクリル樹脂組成物の製造方法に関
し、より詳しくは透明で着色が少なく、熱変形温度の高
いメタクリル樹脂組成物の製造方法に関する。
(従来技術) 一般に、メタクリルばメチルを主成分とするメタクリル
系樹脂は、光学的性質、耐候性等に極めてすぐれ、かつ
機械的性質、熱的性質ならびに成形加工性などにおいて
もバランスのとれた性能を有しておシ、自動車部品、デ
ィスプレー、照明部品、看板、銘板、電気機器部品、光
伝送機器部品等の広い分野で使用されているが、耐熱性
については必ずしも充分でなく、その用途展開が制約さ
れている分野もかなりあり、そのために耐熱性の向上に
対する要求が強く望まれている。
したがって、メタクリル樹脂の耐熱性を向上させる研究
が広くおこなわれ、例えば特開昭56−81322号公
報記載のメチルメタクリレート、α−メチルスチレン、
スチレンおよび無水マレイン酸を共重合させる方法は現
実的に優れた方法でおり、本発明者らは、すでにこれら
樹脂について生産性に優れた製造方法を提案した(特願
昭59−3117)。
しかし、現在市販されている無水マレイン酸には、熱着
色を軽減し、熱安定性を向上させる目的で安定剤を含有
させておシ、そのためにメーカーの違いや製造ロフトに
よシ、得られる最終樹脂の色調に差が認められ、原料調
達や在庫管理上不便であることがその後の検討で判明し
た。
また、無水マレイン酸使用重合反応物を、脱揮工程で脱
揮する際、残存する無水マレイン酸の量が多いと装置が
複雑化し、工業生産上テメリットとなる。重合反応物中
の残存無水マレイン酸の量を減少させる方法として、無
水マレイン酸に対するスチレンおよび/またはα−メチ
ルスチレンの割合を増加させて無水マレイン酸の共重合
性を増し、重合反応物中の残存無水マレイン酸量を減少
させる方法も考えられるが、単に単量体の組成を変更し
ても機械的強夏が低下し、僑価が増大する問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、上述したような従来技術の問題を克服
し、メタクリル樹脂本来の優れた光学的性質、機械的性
質および成形加工性などの特性を低下させることなく、
生産性に優れた耐熱性メタクリル樹脂組成物を製造する
方法を提供することにある。
(問題点全解決するだめの手段) 本発明の耐熱性メタクリル樹脂組成物の製造方法は、メ
チルメタクリレート単位40〜97重量%、無水マレイ
ン酸単位1〜20重量%および芳香族ビニル化合物単位
2〜35重量係からなるメタクリル樹脂組成物を製造す
るにあだシ、まずメチルメタクリレートおよび無水マレ
イン酸を必須成分とする単量体混合物を30〜70チの
重合率まで重合させ、次いでその重合反応物に芳香族ビ
ニル化合物の少なくとも1糧を必須成分とする単量体を
添加して、重合率が添加前よりも10%以上高くなるよ
うに重合させた後、揮発性成分を除去することを特徴と
する。
本発明の製造方法の特徴は、従来、組成の異なる共重合
体を混合すると得られる樹脂は透明性を損うが、共重合
体中に占め・5メチルメタクリレート、芳香族ビニル化
合物および無水マレイン酸の各単位の割合を限定するよ
うに、重合反応物中に特定量の単量体を添加し、その反
応物中の単量体の組成を特定の割合として反応させるこ
とによシ、残存無水マレイン酸が大巾に低下した着色性
の少ない、透明性の良い機械的性質に優れた耐熱性メタ
クリル樹脂組成物が得られるととにある。
本発明の方法によって得られるメタクリル樹脂組成物中
のメチルメタクリレート単位は、メタクリル樹脂本来の
光学的、耐候性あるいは機械的性質を保持するために必
要な成分であシ、組成物中40〜97重量%の単位を含
有することが必要であり、40重Jim未満では耐候性
等の物性が損なわれ、97重量%をこえると耐熱性の向
上が望めなくなる。また無水マレイン酸単位は耐熱性向
上のための必須で、その割合は1〜20重量%であシ、
1重t%未満では耐熱性の向上が不足し、20重量%を
こえると組成を得るには、反応液中に残存する無水マレ
イン酸が多くなりやすい。
また芳香族ビニル単量体は、主として無水マレイン酸の
共重合性を向上させるための成分であって、2重jii
%未満では無水マレイン酸の共重合性を高めることはで
きず、また40重量%を越える場合には光学的性質や機
械的性質低下の原因となる。
本発明の方法によって得られる組成物を構成する芳香族
ビニル化合物単位としては、スチレン、α−メチルスチ
レン、クロルスチレン、ビニルトルエン等から選ばれた
もので構成できる。
芳香族ビニル化合物単位がスチレンまたはビニルトルエ
ンで構成される場合の組成物中の組成割合としては、メ
チルメタクリレート単位45〜97重量%、スチレンま
たはビニルトルエン単位2〜35重量%および無水マレ
イン酸単位1〜20重量係の範囲である。また芳香族ビ
ニル単位がスチレンおよびα−メチルスチレン単位で構
成される場合の組成物中の組成割合としては、メチルメ
タクリレート単位40〜97重量係、スチレン単位1〜
20重量係、α−メチルスチレン単位1〜20重量%お
よび無水マレイン酸単位1〜20重量%の範囲である。
本発明に係る組成物の製造方法は、重合工程と揮発分脱
揮工程の2つに大別できる。
重合工程では、まずメチルメタクリレートおよび無水マ
レイン酸を必須成分とする単量体混合物ならびにメルカ
プタンよりなる重合原料を重合反応器に供給して30〜
70チの重合率まで重合し、次いでその重合反応物に芳
香族ビニル化合物の少なくとも1種を必須成分とする単
量体を添加して重合し、重合率を添加前よ勺も10%高
める工程である。揮発分脱揮工程は、重合工程で生成し
た単量体を含む重合反応物から未反応単量体その他の揮
発物を分離除去して樹脂組成物を得る工程である。重合
工程においては、メルカプタンを含むメチルメタクリレ
ートおよび無水マレイン酸を必須成分とする単量体混合
物を重合反応器に供給して重合する。供給するメチルメ
タクリレートの無水マレイン酸に対する割合は、重合条
件によって一概に決められないが、重量比で1.5〜5
0の範囲、より好ましくは2〜20の範囲である。
本発明においては、重合反応器に供給する単量体混合物
は、メチルメタクリレートと無水マレイン酸ヲ必須成分
とするものであるが、本発明の目的を阻害しない範囲で
あれば、芳香族ビニル化合物を添加することもでき、そ
の童は、単量体混合物中2〜65重量%である。
本発明では、重合度を調節する目的でメルカプタンを用
いることもできる。使用されるメルカプタンとしてはア
ルキル基または置換アルキル基を有する第1級、第2級
、第3級メルカプタン、例えばn−ブチル、イソプロピ
ル、n −オクチル、n−ドデシル、5ec−ブチル、
5ec−ドデシル、tert−ブチルメルカプタン;芳
香族メルカプタン、例えばフェニルメルカプタン、チオ
クレゾール、4−tert−ブチル−0−チオクレゾー
ル;チオグリコール酸とそのアルキルエステル;β−メ
ルカグトプロビオン酸トソのアルキルエステル;エチレ
ンチオクリコール等の如き炭素数2〜18のメルカプタ
ンが挙げられる。これらは単独でまたは2種以上を組み
合わせて用いることができる。これらのメルカプタンの
うチtert−ブチル、n−ブチル、n−オクチルおよ
びn−ドテシルメルカプタンが好ましい。
メルカプタンの使用量は0〜10モルチの範囲である。
1.0モル%を超えると重合度が低下し、製品の機械的
性質が低下する。
メチルメタクリレートと無水マレイン酸からなる単量体
混合物は30〜70チの重合率となるまで重合させる。
重合率が50%未満では、経済性の点で好ましくなく、
組成分布の広い共重合体が得られやすく、また70チを
越えると重合反応物の粘度が高くなり、攪拌、混合上問
題が生じる。
次に、本発明の重合工程では、上記で得られた重合率3
0〜70%の重合反応生成物に、芳香族ビニル化合物の
少なくとも1種を必須成分とする単量体を添加して、全
体の重合率が添加前の重合率よりも1.10%以上とな
るように重合する。添加後の重合率の上昇が10%未満
では、重合反応物中の未反応無水マレイン酸の割合を低
下させることができに<<、又、経済性の点でも不利で
ある。添加する芳香族ビニル化合物の量は、特に限定さ
れないが、重合反応物100重量部に対して、2〜10
0重量部の範囲である。本発明の方法においては、芳香
族ビニル化合物を重合反応物に添加した時に、重合反応
物中の未反応単量体の組成割合が、メチルメタクリレー
トを少なくとも50モルチ含有し、かつ無水マレイン酸
のモル数をα、芳香族ビルルのモル数をγとした時、γ
/α−12〜6となる範囲にすることが、機械的性質、
透明性および無水マレイン酸の共重合性の観点よ指果を
与える。本発明においては、芳香族ビニル化合物として
、前記したもののうち、スチレン、α−メチルスチレン
、ビニルトルエンカラ選1d’れたものの使用が特に好
ましい。これらを使用する場合の、無水マレイン酸に対
する割合としては次式で示す範囲がよい。
(β1+15βt ) > 1− sα(1,5β、+
β、)〈6α 但し、α=無水マレイン酸のモル数 β1=スチレンまたはビニルトルエンのモル数β、=α
−メチルスチレンのモル数 本発明の方法は、塊状重合または溶液重合法を用いるの
がよい。本発明の方法で溶液重合を採用する際に使用さ
れる溶剤としては例えば、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルさンゼン、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ジメチルホルムアミド、シク
ロヘキサノン、テトラヒドロフラン等があげられる。こ
れらは1種または2種以上用いることができ、その使用
量は単量体全量に対して1〜50重量%の範囲である。
使用溶剤の量が50重f俤をこえると工業的生産性が低
下する。
塊状重合および溶液重合における重合温度は、芳香族ビ
ニル化合物を重合反応物に添加する前は50〜150℃
、より好ましくは70〜140℃の範囲に保つことが好
ましい。50℃未満では多量の重合開始剤を必要とし、
150℃を越えると重合速度の管理が複雑となシ、また
装置が複雑となる。一方芳香族ビニル化合物添加後の重
合温度は、重合反応物中の残存無水マレイン酸が1重量
%以上の場合には50〜150℃、1重it%未満の場
合には50〜220℃の範囲がよい。
本発明の方法は、単量体組成割合および重合条件によっ
て重合開始剤を使用しなくても行いうるが、ラジカル重
合開始剤を用いて行うのが有利である。使用されるラジ
カル重合開始剤としては、例えばジーtert−ブチル
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジーter
t−ブチルパーフタレート、ジーto rt−ブチル−
パーベンゾエート、tert−ブチルパーアセテート、
2.5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパー
オキシ)ヘキサン、ジーtert−アミルパーオキサイ
ド、2.5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチル
パーオキシ)ヘキサンおよびラウロイルパーオキサイド
等の有機過酸物;アゾビスイソブタノールジアセテート
、1.1−アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、2
−フェニルアソー2.4−ジメチル−4−メトキシバレ
ロニトリル、2−シアノ−2−プロピルアゾホルムアミ
ドおよびアゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物が
あげられる。これらのラジカル重合開始剤は、1種また
は2種以上組合せて使用できる。
ラジカル重合開始剤の使用量は、単量体全体に対して0
.0 O01〜10重量%、好ましくは0、005〜1
重量%である。0.0001重量%未満では重合速度が
遅くて生産上不利であシ、また10重量%をこえると得
られる樹脂の物性低下や着色の原因となる。
本発明の方法において使用される重合装置としては、特
に限定されず、例えば種型、塔屋、管理、ダクト型等の
種々のものをあげることができるが、重合反応器内の重
合反応性の均一性を保持するという観点から十分な攪拌
・混合を行うことのできる完全混合型反応槽、プラググ
ロー型反応器およびそれらの組合せたものから選ばれた
ものがよい。
これらの重合装置を用いる場合の重合は、回分式または
連続式のいずれも適用できる。
上述したような方法によって製造された重合反応物中に
は、未反応単量体および/または溶剤等の揮発性成分を
含有するので、引続き減圧下に加熱して揮発物の大部分
を分離除去するか、あるいは溶解、再沈、乾燥の方法に
より所定量の残存単量体含有量とする。揮発性物の除去
に使用される装置としては、例えば公知のベント押出機
または他のテボラタイザーがあげられる。
揮発分離された樹脂組成物は、溶融状態でダイス等から
押出されて所望の形状に成形して使用される。
本発明の方法においては、品種および品質上の要求から
、必要に応じて他の少量のコモノマーの併用、可塑剤、
架橋剤、熱安定剤、着色剤、紫外線吸収剤および離型剤
等を添加することもできる。
(実施例) 以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、
実施例中のチは重量%を表わす。
なお、実施例中の樹脂組成物の物性評価は次の方法を用
いて行った。
(1)耐熱変形性 ASTM−D−1525によるビカート軟化温度(vs
p)(℃)を測定した。
(2)全光線透過率 ASTM−D−1003 (3)引張強度及び伸度 ASTM−D−638 (4)組成分析 赤外分光光度、酸価滴定等より求めた。
(5)射出成形板の色調および透明性 目   視 (6)固有粘度 25℃クロロホルム中で測定し求めた。
(7)メルトインデックス ASTM−D−1258 260℃、荷重五8fkg なお、実施例の表中で使用した記号は下記の化合物を表
わす。
MMA +メチルメタクリレート α−Meat:α−メチルスチレン St+スチレン MAH+無水マレイン酸 AI  +n−オクチルメルカプタン A2  +t−ドデシルメルカプタン B1  +ラウロイルパーオキサイド B2F1.1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3
,5−トリメチルシクロヘキサンB3 1ジーt−ブチ
ルパーオキサイド01  +メチルエチルケトン C2=エチルベンゼン MA  +メチルアクリレート 実施例1〜3、比較例1〜3 表1に示す組成の重合原液(1)を調製した。これを耐
圧10kgの攪拌機つき10tの重合反応器に入れ、実
質的に酸素をのぞいた状況下で、表1に示す温度と時間
に保持して重合させ、次いで加圧ポンプで表1に示す重
合原液(2)を60゛ ℃に加温して追加添加し、表1
に示す条件でさらに重合させた。重合終了10分前に1
40℃まで昇温した。引続き温度180℃、真空圧10
 tm Hfabs、に保持された揮発分分離除去装置
で処理し、重合物を得た。この重合物を粉砕し、2つの
ベント孔を有する小型2軸押出機に通して220〜24
5℃、ベント圧5 ttm Hfabs。
の条件で脱揮押出しを行って賦形した。このペレットを
評価し、表2にその物性を示す。
なお、実施例4は、実施例1と同じ装置を用い表2に示
す重合原液(1)を表2の条件で重合し、次いで重合原
液(2)を添加して混合し、サンプリング管を通じて両
端にパルプがついた内径t25cytr X 30 c
mステンレス管に重合反応液をと多出し160℃で4時
間重合させた〃結果を示す。
実施例5 反応容積401の均一攪拌槽からなる第一反応器、引き
続きスタティックミキサーとこれに接続されたL/D=
20、内容積201のプラグフロー型第2反応器と、脱
揮装置として3段ベント付押出機からなる装置を用いた
。追加の重合原液(2)は、スタテックミキサーの直前
で小型ポンプで連続的に計量しながら加圧注入する方式
をとった。
重合原液(1)組成はメチルメタクリレート66部、ス
チレン10部、α−メチルスチレン2部、無水マレイン
酸12部、ラウロイルパーオキサイド0.4部、n−オ
クチルメルカプタン0.11部およびエチルベンゼン3
5部とし、混合槽で窒素をバブリングさせながら混合し
実質的に酸素をのぞき、窒素シールされたホールドタン
クに移液し、ここから連続的に上記の第1反応器に供給
した。第1反応器を温度80℃、平均滞留時間4時間で
運転した。第1反応器より取り出される重合反応物の重
合率は51チで、下記組成を有していた。
重合体組成: メチルメタクリレート単位  614チスチレン単位 
       14.4%α−メチルスチレン単位  
  翫1チ無水マレイン酸単位     15.1チ次
に、第1反応器より取り出される上hピの重合反応物に
、メチルメタクリレート6部、スチレン2部、α−メチ
ルスチレン2部、ラウロイルパーオキサイド11.01
部、t−プチルバーオキシペンゾエ−) 0.02部お
よびエチルベンゼン8部からなる重金属g(2)を1.
8t/時間割合で添加して混合し、この混合物を第2反
応器に供給し、入口温度が80℃、出口温既が140℃
となるように徐々に昇温させて重合した。定常状態(1
6時間後)Kおける重合反応物の重合率は90俤であっ
た。
なお、第2反応器に供給した重合反応物中の未反応単量
体の組成は下記のものであった。
メチルメタクリレート     70.4%スチレン 
         1t4チα−メチルスチレン   
   65チ無水マレイン酸        117%
第2反応器よシ取シ出された重合反応物を、第1ベント
160℃、500 Torr、; 第2ベント210℃
、10 Torr、;  第3ベント230℃、5 T
orr、に保持した脱揮押出機に通して揮発物を除去し
て、樹脂組成物のベレットを製造した。
下記に得られた樹脂組成物の物性を示す。
樹脂組成物の組成: メチルメタクリレート単位  66.9%スチレン単位
        14.0チα−メチルスチレン単位4
,71% 無水マレイン酸単位     14.4%残存モノマー
: メチルメタクリレート      0.3チ固有粘度(
azzv): n、 55 メルトインテックス+2.11F/10分耐熱変形性(
VBP)+136℃ 一方、この重合条件において、重合原液(2)を添加し
ないでくシ返したところ、得られた樹脂組成物の成形品
に白い曇シが発生した。
(発明の効果) 以上において詳述したとおシ、本発明の耐熱性メタクリ
ル樹脂組成物は、透明性、耐熱変形性、帯色性、機械的
性質等にすぐれるため、ディスプレー、照明部品、自動
車部品、電機部品、光学ディスク、レンズ等の成形品、
光学繊維、看板等のシート材料などの用途に有用である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メチルメタクリレート単位40〜97重量%、無水マレ
    イン酸単位1〜20重量%および芳香族ビニル化合物単
    位2〜40重量%からなるメタクリル樹脂組成物を製造
    するにあたり、まずメチルメタクリレートおよび無水マ
    レイン酸を必須成分とする単量体混合物を30〜70%
    の重合率まで重合させ、次いでその重合反応物に芳香族
    ビニル化合物の少なくとも1種を必須成分とする単量体
    を添加して重合率が添加前よりも10%以上高くなるよ
    うに重合させた後、揮発性成分を除去することを特徴と
    する耐熱性メタクリル樹脂組成物の製造方法。
JP27723484A 1984-12-25 1984-12-25 耐熱性メタクリル樹脂組成物の製造方法 Granted JPS61151216A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005070978A1 (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. 光学用樹脂材料及びそれから得られる光学プリズム又はレンズ
JP4814256B2 (ja) * 2005-01-24 2011-11-16 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高い熱安定性を有する耐衝撃性ポリ(メタ)アクリレート−成形材料

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JP4814256B2 (ja) * 2005-01-24 2011-11-16 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高い熱安定性を有する耐衝撃性ポリ(メタ)アクリレート−成形材料

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