JPS61151018A - 触媒作用をもたない固体のムライト/結晶性シリカ材料及びその製造法 - Google Patents

触媒作用をもたない固体のムライト/結晶性シリカ材料及びその製造法

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JPS61151018A
JPS61151018A JP60281238A JP28123885A JPS61151018A JP S61151018 A JPS61151018 A JP S61151018A JP 60281238 A JP60281238 A JP 60281238A JP 28123885 A JP28123885 A JP 28123885A JP S61151018 A JPS61151018 A JP S61151018A
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acid
alumina
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JP60281238A
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ウイリアム・ジエイ・リーガン
デビツド・ダブリユー・ホワイト
ウイリアム・アール・シユルツ
エル・アラン・ジヤーナジン
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J20/00Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
    • B01J20/02Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material
    • B01J20/10Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material comprising silica or silicate
    • B01J20/16Alumino-silicates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G25/00Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, with solid sorbents
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンラドソン・カーボン残渣(Conrads
on Carbon residues)及び金属汚染
物で汚染された石油原料、例えば残渣または重質成分を
アスファルト−レジデュアル処理(Asphalt R
e5idual Treatment)及びARTs鳳
法として知られている工業的に進歩した方法により品質
を向上させる方法に使用される実質的に触媒作用のない
接触材料としてムライト/結晶性シリカ粒子を使用する
方法に関する。この処理方法は文献には「選択的蒸発法
」として記述されている。特に本発明のこの具体化例は
使用中に接触材料の凝集物の生成を減少させる改良法に
関する0本発明はまた使用した接触材料に沈着した金属
を直接酸で浸出し、浸出した接触材料をART装置に循
環させ、酸抽出工程から一種またはそれ以上の金属を最
適な方法で回収する工程を含むART方法の改良に関す
る。
本発明の背景 1、選択的蒸発法 アスファルト残渣処理法(ART法)は汚染物質を回収
するために残渣成分及び重質成分を処理するために開発
された脱炭素及び脱金属法である。この方法は多くの文
献に説明されており、その中にはサンフランシスコで1
883年に開催のNPRAコンファレンスで発表された
アール・ビー・ハセルタイ7(R,P、 HaselL
ine)らのrART法は精油所の柔軟性を増加さ芦る
」という報告が含まれる。またパーツリック(Bart
holic)の米国特許第4,263,128号参照の
こと。
この方法は汚染物質を除去する非触媒的な技術的革新で
あり、典型的には95%以上の金属、実質的にすべての
アスファルテン、及び30−40%の硫黄及び窒素を残
留油から除去するとともに、原料の水素含量を保存する
方法である。この方法は競合する方法に比べ望ましくな
い副成物をあまり生成せず、またエネルギーを消費しな
い点においてコスト効果を著しく改善させる。またAR
T法によれば残留油処理法における以後の転換工程を通
常の下流における触媒的処理装置で行うことが可能にな
る。
ART法では供給原料中の貴重な低分子量、高水素含有
成分を選択的に蒸発させる固体の粒状接触材料を使用す
る。この接触材料は実質的に触媒としては不活性であり
、 ART法を温度、時間、及び分圧に関し選ばれた条
件で実施した場合、触媒によるクラッキングはほとんど
起らない。
重金属は接触材料に沈着して除去される。高分子量のア
スファルテンも接触材料に沈着し、若干のアスファルテ
ンは軽い成分に変化する。
ART法は接触器、燃焼器、及び流動化させ得る接触材
料を循環させる装置から成る装置中で連続的な熟バラン
スのとれた方法で実施するのに適している。装入原料を
高温の流動化させ得る接触材料に短い滞在時間の間接触
器中において接触させる、接触器中において原料の軽量
成分は蒸発し、金属、硫黄及び窒素の汚染物を含むアス
ファルテン及び高分子量成分は接触材料の粒子上に沈着
する。金属は常にバナジン及びニッケルを含んでいる。
若干の7スフγルチン及び高分子量成分は熱的にクラッ
キングし、軽い成分とコーク分を生じる。存在する金属
、及び揮発しない化合物中の結合した若干の硫黄及び窒
素は接触材料の粒子上に保持される。接触区域の出口に
おいて、オイルの蒸気は接触材料から迅速に分離され、
次に直ちに湿層を下げると生成物の初期的な熱的クラッ
キングが最小限度に抑制される。この時すでに金属、硫
黄及び窒素の沈着物並びに炭素性物質を含んでいる接触
材料の粒子は燃焼器に送られ、ここで燃焼可能な汚染物
質は酸化されて除去される。金属を含んではいるがコー
ク分は最小量しか含んでいない再生された接触材料は燃
焼器から出て接触器に循環され、装入原料からさらに汚
染物を除去することになる0選択的蒸発法は接触材料の
ペレット化された粒子1例えば直径0.145〜0.1
5フインチ、長さ0.1〜0.3 インチのベレットを
使用し。
いわゆる可動床の方法で実施することもできる。
パーツリックの米国特許第4.435.272号参照。
特にこの装置の接触材料の金属濃度は新鮮な接触材料を
加え消費された接触材料を除去することによりコントロ
ールされる0通常操作に悪影響を及ぼすことなく金属濃
度を高度に保持することができる。
接触材料は実質的に触媒活性はないから、軽ガス油及び
軽量溜分の分子的な変化はほとんど起らない。従ってこ
れらの原料流の水素含量は保持される。換言すれば、軽
量成分は選択的に尊発する。起る分子的な変化は残留原
料中に存在する重い、熱的に不安定な化合物の不均化に
よるものである。
接触材料に沈積したコーク分の水素含量は典型的には信
よりも少ない、コーク分の生成は供給原料のコンラドソ
ン・カーボン残渣の8ozと同等であることが最適であ
る。コーク分の燃焼から生じる熱ははART系の内部で
使用される。余分の熱は水蒸気または電力として回収す
ることができる。
コーク分生成物は生じない。これとは対照的に遅延流動
コークス製造器はコンラドソン・カーボン残渣の1.3
〜1.7倍に相当するコーク分生成物を与える。
・般にART法に使用される接触材料に蓄積する金属は
クランキング触媒上に蓄積する金属に比べコーク分を生
成する上において活性が少ない。従ってART法はFC
C装との操作に一般に許容されるよりも高濃度で接触材
料上に金属が蓄積しても効果的に操作することができる
。例えばこの方法はニッケル及びバナジンの含量の合計
が接触材料の重量に関し実質的に2zを越えた場合にも
効果的に操作されてきた。
ART法の開発の初期において適当な接触材料に対する
基準が確立された。米国特許第4,2Ei3,128号
参照。これらの基準の中には触媒によるクランキング活
性が低いこと、マイクロ活性(MAT)試験による変化
率が20%より低いこと、及び表面積が一般ニ20 r
a2/g(BET)より低く、好ましくは5〜15 r
a2/gの低い範囲にあること、並びに摩耗耐性が高い
ことが含まれる。ダウ゛イツト・ビー・パーツリック(
David B、 Bartholic)の米国特許第
4,243.514号、第4,283,128号、第4
.309.274号、第4.309,274号、第4,
311,579号、第4,311,580号、第4,3
25,809号、第4,374,021号及び第4,4
27.538号参照のこと。これらの特許によれば、力
位カオリン粘土の微小球、特に天然産の水利カオリン粘
土を水中でスラリ化し、噴霧乾燥して微小球にし、この
微小球を特有なカオリンの発熱反応を粘]−が起すのに
1−分な温度及び時間でカ焼することにより得られる微
小球が好適なことが示されている。L記特許によれば、
得られた微小球は表面積が適当な範囲にあり、大部分の
多孔度は直径が150〜600オングストロームの範囲
の細孔によって′jえられていることを特徴にしている
。他の接触材料は上記米国特許第4,243,514号
第5欄15〜23行に記載されている。カ焼して発熱反
応させたカオリンから成る微小球を使用することが好適
なことと一致して、 ART法を工業的に実施する際に
このような微小球が使用されてきた。このような微小球
が重質供給原料中の金属汚染物の90%以上を除去し、
触媒によるクラッキングを最低限度に抑制しながら貴重
な粗製合成品を与え得る能力が確証されている。しかし
接触材料の粒子を長期間に亙り使用すると、しばしばこ
れらの微小球は融合または凝集化する傾向があることが
報告されている。融合または凝集化はスタンド・パイプ
、サイクロンの浸漬脚部、及び澱んだ流れの中で起り、
その結果流動性が失われる。ヘッティンガー(Hett
inger)らの米国特許第4.4139.588号参
照。
金属の効果に関し二つの仮説が提出されている。
このうちの一つの仮説から導かれる推奨事項は多孔性の
大きい、特に多孔度が少なくとも0.4cc/Hの微小
球を使用せよということであった。米国特許第4.48
’l、588号参照、これと関連した概念がスペロネロ
(Speronello)の米国特許願第505.E1
50号の発明の基礎になっており、発熱反応が起る点を
通って粘土をカ焼してムライトと遊離シリカ、好ましく
は無定形の可溶性シリカとをつくり1次いでシリカを浸
出することにより粘土を多孔性ムライトに変える方法が
提案されている。シリカを浸出すると細孔が生じる。他
の仮説はバナジンが比較的低い融点をもち、従って再生
中液体条件下にある生成化合物であるという仮説である
。この仮説から導かれる推奨事項はバナジン化合物を例
えばチタン、カルシウム、マグネシウム、または希土類
のような無機化合物と反応させて高い融点をもつバナジ
ン化合物をつくる手段を、提供するだけでよいというこ
とである。米国特許第4.489.588号(ヘツティ
ンガーら)参照。
本発明の改善された選択蒸発法の望ましい特徴は使用済
みの接触材料からニッケル及びバナジンを除去すること
である。これにより選択的蒸発法においてこのような再
活性化された接触材料を再利用することが可能になる。
この特徴は本発明の改善法を経済的なものとしている。
使用済みの接触材料から金属を除去して再利用する全体
としての経済性は除去される金属の割合及び金属除去工
程の複雑さに依存する。また売るためにつくられたもの
ではない材料を内陸の廃棄場に廃棄できるような丁場操
作を行うことができる。
2、粘土の熱的転換 カオリン粘トは近似式AI203112SiO2 ・x
H2Oをもつ天然産の水和硅酸アルミニウムであり、こ
こでXは通常2・である。カオリン粘土症の鉱物の種類
にはカオリナイト、ナタライト、ディカイト、及びハロ
イサイトがある。カオリン粘土を空気中で加熱した場合
、吸熱脱ヒドロキシル反応に伴なって約550°Cで第
一の転移が起ることは公知である。得られた材料は一般
にメタカオリンと呼ばれている。メタカオリンはこれを
約975℃に加熱するまではその状態を保持し、その後
発熱反応を起す。この材料はしばしば特有な発熱反応を
起したカオリンと呼ばれる。専門家によってはこの材料
を欠陥アルミニウムー硅素スピネルまたはγアルミナ相
と呼んでいる。ジョン・ウィリー・アンド・サンプ(J
ohn Wiley and 5ons)社1974年
発行、ドナルド・ダウ′リュー・ブレツク(Donal
d W。
Breck)著、ゼオライト・モレキュラー・シーヴズ
(ZEOLITE MOLECULAR5IEVES)
、 314〜315頁参照。さらに約1050℃に加熱
すると、ムライトが生成し始める。シリカ及びアルミナ
の唯一の原料としてカオリン粘土を使用した場合に起る
ムライト化反応は次式で表されるが、ここでカオリンに
対する近似式(水利水を含まない)はAl2O3・2S
iO2で示され、ムライトに対する式は3AI 203
・2SiO2により示されている。
3(Al103 @2SiO2 )→ 3AI 203 ・2SiO2 +  4SiO24S
iO2で≠えられる項はムライトへ変化した結果生じる
ii離クシリカある。ムライトへの変化の程度は当業界
に公知のように時間と温度との関係、及び鉱物化剤の存
在に依存する。遊離シリカは無定形または結晶であり、
これはまた力位の温度と時間、及び鉱物化剤の存在に依
存する。高純度のカオリン粘土は理論的には重量基準で
約64駕ムライトに変化する。カオリン粘土を熱的に転
換してムライトにする場合に生じる遊離シリカは、約1
100℃でカ焼した時には無定形である。約1260℃
以りの温度に加熱すると、シリカは結晶化し、X線によ
り検出されるシリカの量は温度及び時間と共に増加する
。結晶性のシリカはトリディマイトまたはクリストバラ
イト、或いはその両方である。
ムライトは耐火性粒子の製造のようなセラミックスの用
途に広く使用される。これらの用途に対しては緻密で不
透過性の製品が必要であり、多孔性があることは望まし
くない。例えば米国特許第3.482,505号参照。
またカオリン粘土の反応性は上記のような熱的転移を経
るに従って変化する。上記ブレツクの著書315頁参照
本発明の概要 本発明の由来の一部はART装置から周期的に抜取られ
る消費された接触材料から、沈澱した金属、特にニッケ
ル及びバナジンを除去し、新しい材料と取り替えるコス
ト的に有利な技術を提供しようとする試みに端を発して
いる。酸による抽出で大量のバナジン及びニッケルの両
方を除去しようとする初期の試みは、発熱反応によりカ
オリン粘土の微小球をカ焼することにより生じる接触材
料からかなりの量のアルミナが同時に抽出されるために
失敗に終っている。最低量以上にアルミナを除去すると
、表面積が望ましくないほど増加する。触媒を用いるク
ラッキングの分野においては、表面積が増加すると一般
にクラッキング活性が増加することが知られている。ま
たかなりの量のアルミナの除去が起ると、微小球の摩耗
耐性が減少するか、或いは場合によっては微小球の形が
破壊される。いずれの場合にも金属が除去された(抽出
された〕微小球は新しい接触材料の全体としての或いは
−・部の代用品としての用途が制限されるであろう、に
記の問題の他に、酸浸出物の中にアルミナが存在すると
、浸出物から次にニッケル及びバナジンを分離すること
が困難になる。
金属を除去するための筒車な酸抽出法に対し満足な挙動
をする接触材料を提供しようとする研究と平行して、凝
集化に対する抵抗性の大きい接触材料を開発する試みも
行われた。このような努力は多孔性が増加しても必ずし
も凝集化の傾向は減少しないという予想外の発見により
解決された。
これとは対照的に凝集化に対する抵抗性の基準に合致す
る或種の材料は全体的な多孔性が非常に低いということ
が見出だされている。或種の材料は一回または一回の酸
再生処理を行うと凝集化耐性に関し見込みのある挙動を
示すが、金属の沈着と酸抽出による再生を何回か繰返す
と物理的に分解を引き起こす。
これらの−見関連のない問題に対する解決法を混ぜ合わ
せると、主としてムライトと結晶性シリカから成るアル
ミナ・シリカ接触材料を使用することにより、幸運にも
両方の問題が解決されるという予想外の発見が得られた
。これらの発見の基礎となった生成した材料の多孔度は
非常に低く0.1cc/gよりも低いために、この発見
は予想外である。実質的にすべての多孔性は大きな大き
さの細孔、即ち直径がtoooオングストロームよりも
大きい細孔にとって与えられる0本出願人は主としてム
ライト及び結晶性シリカから成る接触材料を提供するこ
とにより得られる多くの利点を何等かの理論及び仮説に
より限定するつもりはないが、このような接触材料の粒
子は結晶性でない形のシリカをほとんど含んでいない、
即ちムライトと結晶性シリカだけを含んでいるために、
凝集化を最低限度に抑制できると信じている。従って化
学的に反応性をもった形のシリカは少量しかない。凝及
びバナジンに富んだ結晶相であるから、ART装置の中
で主として起る水熱条件下では接合材料は少ししか生成
しない、また反応性シリカの含量を減少させることによ
り、バナジン及びニッケルは強鉱酸で溶解させることが
困難な硅醜塩の化合物または錯塩として少ししか生じな
い、従って両方の金属の大部分が酸抽出により除去でき
る。
従って本発明の一具体化例においては、ムライトと遊離
シリカ(ムライト成分の中のシリカの他のシリカ)との
両方が存在し、遊離シリカのかなりの部分が結晶の形(
トリディマイト、クリストバライト、または両方)で存
在することを少量含有する改みされた粒状接触材料が提
供される。細孔の大部分はマクロ細孔の大きさの範囲で
存在し、またマイクロ及びメン多孔質も存在する。接触
材料の粒子はまたムライト中には存在しない酸に対して
抵抗性をもつ結晶形のアルミナを少量含むことができる
本発明によればART法において次のような改善が得ら
れる。
1、新しい及び再生された(酸抽出された)条件で許容
できる摩耗耐性をもち、且つ低い触媒活性をもった接触
材料粒子が得られる。
2、ART装置中で使用する場合金属が蓄積した際に繰
返し直接的な酸処理(複雑で高価な前処理のない)を行
い、同時にアルミナをかなりの量抽出することなくニッ
ケルとバナジンとの両方を効果的に除去できる接触材料
粒子が得られる。
3、新しい及び酸抽出された状態において改善された凝
集化耐性をもった接触材料粒子が得られる。事実、微小
球を繰返し使用し、酸で抽出し、ART装置に再循環し
ても、望ましくないクラッキング活性又は凝集化傾向が
生じたり、或いは酸処理の際またはその後で微小球が著
しく軟化または分解する原因を生じることはない。
4、容易に入手し得る鉱物材料から製造できる接触材料
粒子が得られる。
他の具体化例においては、新規接触材料の製造法が提供
される0本発明に従えば、熱的にムライトと遊離シリカ
とに転換できる粘土(またほやはリムライトとシリカと
に転換できるカイヤナイト)を先ず揮発性の接合剤、好
ましくは水と混合し、これを所望の大きさと形、好まし
くは噴霧乾燥によってつくられた微小球にする。得られ
た予備成形体を次に、ムライトへの転換を実質的に行え
且つ粘土またはカイヤナイトが分解して生じるシリカを
十分な量の結晶性シリカに変え得るのに↑−分な時間及
び温度の条件下において焼成る(力位)する。
本発明のさらに他の具体化例においては、実質的なコン
ラドソン・カーボン残渣数をもちバナジン及びニッケル
を含む金属分を含有する石油炭化水素供給原料を、脱炭
素区域及び脱金属区域において、触奴クラッキングに対
する細孔活性の低い固体接触材料の粒子と、過酷でない
条件において、即ち温度が少なくとも482℃で該供給
原料の実質的な熱的クラッキングを実質的に誘起するよ
りも短い時間の間接触させ、該時間の後に該固体の接触
材料から該供給原料に比べコンラドソン・カーボン残渣
数及び金属含量が減少した脱炭素された揮発性の炭化水
素部分を分離し、該分離した部分の温度を実質的に熱的
クラッキングが起る温度より低い温度まで低下させ、別
の燃焼区域において該固体の接触材料の粒子を高温の空
気と接触させて該固体を加熱し該固体から燃焼可能な沈
積物を除去し、該固体の接触材料粒子の少なくとも一部
を燃焼区域から脱炭素脱金属区域に循環させてさらに該
供給原料の脱炭素、脱金属を行う実質的なコンラドソン
・カーボン残渣数をもちバナジン及びニッケルを含む金
属分を含有する石油炭化水素供給原料装入物から価値の
高い製品を製造する方法が提供される。好ましくは燃焼
器から周期的に取り出された金属を含んだ粒子を鉱酸の
溶液で浸出してニッケル及びバナジンの両方の大部分、
好ましくは少なくとも80重量%、最も好ましくは少な
くとも80重量%を除去(抽出)し、金属含量の減少し
た粒子を回収して燃焼器に再挿入し、脱炭素脱金属区域
に再循環させる。ニッケル及びバナジンを除去するのに
好適な酸は塩酸及び硫酸であり、これを高温で使用する
本発明の好適具体化例 処理してムライト/結晶性シリカにする粘土またはカイ
ヤナイトは高純度でなければならない。
一般にこれらの鉱物は鉄、チタニア、アルカリ、及び遊
離アルミナの、含量が低くなければならない。典型的に
はこれらの材料は少なくとも95重量%(揮発分を含ま
ない基準で)がシリカ及びアルミナでなければならない
0本発明においてはジョーシア用度の沈澱物から水洗し
て得られた高純度のカオリナイト粘土が好適であり、こ
のような粘土は典型的にはSiO2 /AI203のモ
ル比が約l/2であり、揮発分を含まない重量基準で鉄
(Fe 203として測定)を2zより、全アルカリ及
びアルカリ上類酸化物を12より少ししか含んでいない
多くの粘土、例えばスメクタイト(例えばベントナイト
)、アタパルジット、及びイライトはアルカリ土類及び
アルカリに富んでおり、また或種の粘土及びカイヤナイ
トは高濃度の鉄、例えば揮発分を含まない重量基準でF
e203として3zより多量の鉄を含んでいる。ジョー
2ア産のカオリンは硬質及び軟質のものの両方共使用し
て満足な結果が得られる。
生の成形体(即ち成形して粒子にした後、カ焼する前の
成形体)の粘土の粒径分布及びその凝集度はカ焼した成
形体の固さ及び構造に影響を及ぼす。しかしマクロ多孔
質が多過ぎる構造はムライト/結晶性シリカ成形体の強
度と摩耗耐性を減少させる。従ってムライト/結晶性シ
リカ成形体を製造するのに用いる粘土の粒径と凝集度に
関しては最大強度(即ち最低の多孔度)と若干のマクロ
多孔質との間で折衷を計らなければならない0粒度分布
の広い粘土は一般に浸出前では最低の多孔度をもってい
る。このような粘土の例はASP 局900水和力・オ
リンであり、これは最大20ル■の直径の粒子を含み、
平均粒径(重量基準)は約1.5ル鵬であって、約25
重量%が0.5 p−rsより細かい。狭い粒度分布を
もった粘土は広い粒度分布をもった粘土はどは効率的に
充填せず、その結果マクロ多孔質の量が多くなる。この
ような粘土の例はASP % 400水和カオリンであ
り、これは最大直径20ILmの粒トを含み、平均粒径
は約5ル膿であって、0.5川■より細かいものはない
、これらの両極端の間で初期力焼抜の微小球が約0.2
cc/Hになるような良好な折衷が得られるものがあり
、これがASP 5Aθ00水和カオリンであって、約
8終薦よい粗い粒子を含まず、平均粒径が0.9 JL
llであって0.54mより細かい粒子を35駕含んで
ある。
(本明細書においてILm範囲の水和粘土のすべての粒
径は沈降法により決定され、従って通常の方法で「等価
球形直径(e、s、d、)Jとして表される)。 硬質
粘土の好適な原料はファンセロウ(Fanselow)
の米国特許第3,588,523号記載のようなカ焼し
た低研磨性粘土顔料を工業的に製造する際の廃棄副成物
流として得られる硬質カオリン粗製物の粗い部分である
。この副成物流は粉砕した硬質粘土粗製物を遠心分離処
理して典型的には80重量%が1延よりも細かい部分を
回収し1次の力位機への装入物にする時に得られる。こ
の副成物流を使用すると、粉砕された硬質粘土粗製物を
実質的に全部使用することになる。即ち細かい粒径の部
分は価値の高い低研磨性の力位粘土顔料の製造に使用さ
れる。この顔料は実質的にムライトを含んでいない、残
りはムライト/結晶性シリカ接触材料の製造に使用され
る。
本発明の新規成形体は実質的な成分としてムライトと結
晶性シリカとを含んでいる。実質的に酸に不溶な他の成
分も存在するような成形体をつくることもできる。酎に
不溶な材料の例としては成る結晶形をもったアルミナ、
ジルコニア、及びシリカである。添加される酸に不溶な
アルミナ、ジルコニア、及びシリカの原料は、通常は酸
に溶解するが成形体をカ焼した際に実質的に酸に不溶な
形に変る材料であることができる。例えばアルミナは水
和(可溶性)アルミナとして加えることができるが、カ
焼すると酸に不溶なものに変る。酸に対する溶解度は固
体の成形体を、35% H2SOaを用い酸溶液3重量
部に対し固体成形体1重量部の重量比を使用して1時間
還流させて決定する。
接触材料の粒子をつくる際の1次分として使用する場合
、アルミナは粘土の量に比べて少量で使用しなければな
らない。粘土95i[(置部に対しアルミナを15重量
部以上の割合でアルミナと粘土とを混合して微小球をつ
くり、これを1115〜1370℃でカ焼すると、得ら
れる接触材料は過度に凝集化する。高水準でアルミナを
含有する(即ちアルミナ45〜75重量部に対し粘土5
5〜25重量部の割合以上でアルミナを粘土に添加した
)微小球は126θ℃でカ焼した場合には許容できる凝
集度を示す、しかし凝集化耐性が低下し、アルミナの添
加度が増加するにつれて減少する。従って添加アルミナ
を高濃度で含む接触材料は柔らか過ぎるか、または酸で
浸出する際に形がくずれる。しかし少量のアルミナまた
は酸に不溶な他の成分が存在してもしなくても、成形体
は過剰に存在した場合凝集化耐性を減少させるアルカリ
、アリカリ土類または鉄分の合計量を約3〜5z以上含
んではいけない。
成形は当業界に公知の通常の方法により行うことができ
る。粘土の水性スラリを噴霧乾燥させると微小球をつく
ることができる。また揮発性の接合剤、例えばポリビニ
ルアルコールを噴霧乾燥の前にスラリに加え、力位前の
生の成形体に余分の強度を賦与することができる。微小
球をつくる好適な方法は約65重量%の微粉末高純度水
和カオリン粘土(例えばASP 341300粘土) 
、 0.’3重量%のピロ燐酸四ナトリウム及び水を含
むスラリをつくり、ガス入口温度約540℃、ガス出口
温度約120°Cで動作する噴霧乾燥器を用いてスラリ
を噴霧乾燥する。その結果力位前においてマクロ多孔質
が0.25cc/gで実質的にメン及びマイクロ多孔質
を含まない微小球が得られる。微小球の粒径は約20〜
15G !の範囲にある。平均粒径は典型的には60〜
901Lである。
大きさの範囲が直径で約l/32〜1/2インチの円筒
形(ペレット)の成形体は、約3部の高純度ジョーシア
産カ十′リン粘土(例えばASP 34800粘土)及
び1部の水の混合物を寒天型の押出器を用いて押出すこ
とによりつくるのが便利である。
他の成形法も使用することができ、また他の形、例えば
蜂巣状のものをつくることもできる。
力位の条件(時間及び温度)を調節すると次の性質を含
むいくつかの性質に影響が現われる。
1、ムライト及び遊離シリカへの粘土の転換の程度。
2、心安な結晶性シリカへの遊離シリカの転換の程度。
3.ムライト/結晶性シリカ生成物の細孔の大きさ、嵩
密度、及び表面積。
有用な力位温度は実用的に使用できる時間で粘土がムラ
イトと遊離結晶性シリカに変り得る温度である。特殊な
試験片を使用した場合、成る与えられた滞在時間で動作
する力位装置の焼温度は粒子中の粘土の種類により変化
するであろう、このことは実施例に示されたデータによ
り実証され、硬質粘土の場合軟質粘土に比べ低い温度が
使用できることが示されている。融剤として作用する硬
質粘土中の不純物がその原因である0通常の実験室用の
マツフル炉における適当な力位の温度及び時間を実施例
に示した。温度と時間の関係は異ったマツフル炉を使用
すると変化することが見出だされている。粒子をカ焼す
るのに使用する炉によって結果は変動する0回転力位機
及び多重炉床炉が適当である。適当な方法は次の方法で
ある。理論的に得られるムライト含量は生の予備成形粒
子の化学組成から計算する。例えばSiO2 /Al2
O3の比が2の高純度軟質カオリンから成る予備成形微
小球を使用する場合、最高ムライト含量は64zである
。高純度のカイヤナイトを用いた場合、最高ムライト含
量は約88%である。両方の場合の差は遊離シリカであ
る。観測されたムライト含量が理論的なムライトの最高
含量に近付くまで種々の温度及び時間でカ焼した試料に
ついてX線回折像を得た。一般にムライト係数はカオリ
ン粘りをカ焼した場合には50より、カイヤナイトをカ
焼した場合には45よりも大きくなる。d = 4.1
1オングストロ一ム単位のピークの高さを観測すること
により結晶性シリカの生成過程を追跡した。
ムライト及び結晶性シリカ相が生成するにつれて、細孔
容積及び表面積は減少し、嵩密度は増加する。  AR
T装置中における実質的に不活性の接触材料の新しい調
製は供給原料中の汚染金属の量並びに接触材料中の所望
の金属蓄積率に依存する。例えばNi+Vを150pP
Il含む供給原料を1日50.000バレル処理する公
称350トンのART装置は。
循環接触材料上に3重量%のNi+Vの蓄積率を保つた
めには毎日42トンの抜取り速度を必要とする。毎日の
接触材料の抜取り量は新しい接触材料の添加量にほぼ等
しい。ART装置の燃焼機から抜取られた金属が蓄積し
た微小球は典、型的には約0゜5〜0.01重量%の炭
素を含んでいる。バナジンはy+5またはv+4のいず
れかまたは両方の酸化状態にある。バナジンの酸化状態
は燃焼機中の過剰の酸素の量に依存する。
第2図に示した酸による浸出の再賦活工程は、ART装
置の燃焼機から抜取られた使用済みの接触材料から金属
にッケル及びバナジン)を回収し、同一または異ったA
RT装置中で再使用できる再賦活された接触材料をつく
るのに使用する0本発明の好適な方法においては高温に
おいて鉱酸で浸出を行い基質材料から金属を除去し、次
いで濾過を行い接触材料から金属含有溶液を分離する。
金属は別の処理工程で精製し、副成物として市販するこ
とができる。約88℃以上の温度で塩酸及びT&酸を使
用すると満足な結果が得られる0本発明の好適方法の工
程の流れ図を添付図面に示し、以下に詳細に説明する。
第1の工程(1)では篩を使用して異物、及び大   
  □き過ぎる材料を分離する。この大き過ぎる材料は
標準の廃棄場に廃棄するのに適した大きさのものでなけ
ればならない、しかし必要に応じ廃棄する前にこれらの
材料を処理する工程を付加することができる。
第2の工程(2)では酸素を存在させて高温(647〜
871℃)の流動床を使用する接触工程であり、接触材
料tの残留炭素を除去し、基質上のバナジンを+5の酸
化状態まで酸化する。バナジンを高純度の五酸化バナジ
ンとして実質的に回収する場合にはこの酸化が必要であ
る。バナジンを硫酸バナジルまたは他のバナジル塩とし
て回収する場合には−「程(2)は省略できる。
次に接触材料は酸浸出−[程(3)に送られ、ここで、
好ましくは約88°C以北において、高温の硫酸/カロ
酸(モノパーオキシ硫酸)と接触させられる。浸出は約
30分間、液体対固体の重量比を1.571〜3/1に
して行われる。酸の濃度は20〜35重量%である。カ
ロ酸の濃度はバナジンの存在量と反応する化学量論的な
量よりも約1〜1.5倍過剰にする。カロ酸は酸による
浸出に使用する前に別の冷却槽(4)中で下手において
つくられる。v+4をy+5に酸化するための他の方法
、例えば電解法、オゾン処理、無機塩、例えば塩素酸塩
、過硫酸塩または当業界に公知の通常の酸化剤を用いる
方法を使用することができる。 LIX処理によりバナ
ジンを回収する場合には、0.3〜1、好ましくは約0
.8のpHの濾液を使用することが好適である。濾液の
pHは酸の濃度と量により影響を受ける。
酸浸出工程から得られるスラリは濾過器(5)に洗浄系
と向流をなして送られ、溶液中の金属から接触材料を分
離する。濾過器(5)から得られる洗浄されたフィルタ
ー・ケークはフラッシュ乾燥器(6)に送られ、水分が
lχより少なくなるまで乾燥する。この乾燥した材料は
ART法に再使用することができる再賦活されたムライ
ト/結晶性シリカ生成物である。このL程から得られる
濾液は金属回収工程に送られる。
本方法の金属回収工程は先ずLIXにより溶液からバナ
ジンを除去し、次に分別沈澱によりニッケルを回収する
。 LIXによるバナジンの回収中、濾液と洗液とを含
む酸浸出液の液流のpHをLIX装置(8)中において
0.8から2.5に調節する。 LIX抽出においては
この液流を、有m稀釈剤中にアラニン(AIam+1n
s) % 33B試薬を含む有機液流に接触させる。水
溶液中のバナジン・イオンはアラミソ336有機液流中
の硫酸イオンとイオン交換する。
バナジンに乏しい水性流はさらに下記の処理工程に送ら
れる。バナジンを含む有機液流は蒸発させてバナジンを
メタバナジン酸アンモニウムとして回収され、有機物は
LIX装置の内部で循環させられる。メタバナジン酸ア
ンモニウムは二段炉システム(9)中において転換し、
純度88zの五酸化バナジンの黒色片の生成物にする。
LIX装置から得られるバナジンに乏しい水性流はpH
調節槽(10)に送られ、ここでPHを4.5〜5.5
にヒ昇させ、アルミニウム、鉄及び央部のバナジンのイ
オンを沈澱させる。このスラリを濾過器(11)に送り
沈澱を回収する。
フィルターΦケークは工場の廃棄工程(18〜20)に
送られ、ここで処理される。濾液のpHを槽(18)中
において8.0に上げ、水和した酸化ニッケルを沈澱さ
せる。ニッケルの沈澱は濾過器(13)中で回収され、
この工程の濾液を晶出器(15)中で蒸発させ、硫酸ナ
トリウムを市販可能な副成物として回収する。晶出器か
ら得られる母液は槽(16)中で廃棄用のアルミナ/鉄
の沈澱と一緒にする。実質的にナトリウム及びカルシウ
ム・イオンだけを含む残りの濾液はライニングした工程
の貯蔵槽(20)に送られ、貯蔵して再使用される。
高純度カオリン粘土だけからつくられた本発明の代表的
な微小球接触材料は流動化に適した粒度分布をもってい
る。典型的には平均粒径は60〜90ルである0粒子は
実質的に触媒的に不活性でなければならない、即ち触媒
の活性(転換)はMAT法で試験した場合20より、好
ま・しくは10よりも低くなければならない、この方法
はヨーロッパ特許願第841094E1.8号に記載さ
れている。嵩密度は1.1〜1.5g/ccである。 
EAT値は2%/秒より、好ましくは1%/秒、最も好
ましくは0.5%/秒よりも低い。細孔容積は0.1c
c/gよりも小さく、例えば0.0〜0.09cc/g
である。細孔容積は典型的には1000オングストロー
ム単位よりも大きい直径の細孔が寄与している。
金属を含んだ微小球の凝集度は、後述の試験法で試験し
平均粒径で表した場合、45より、最も好ましくは25
より低くなければならない、液/固重驕比を3/Iにし
て1時間3!IJ H2SO4と還流させた場合、アル
ミナ含量は5重量%以L、好ましくは3重量%以七減少
してはいけない。微小球のE^■は実質的に不変であり
、表面積は20 a2/g以上に増加してはいけない。
新しい微小球の表面積は20m 2/g以下であり、好
ましくはこれよりも小さく、5 ta 2/gよりもか
なり小さい、例えば1〜3ra 2/gであることがで
きる。好ましくは沈澱したバナジン及びニッケルの80
%より多くを抽出により除去できなければならない。最
も好ましくはNi及びVの除去率は90%より大きい。
また微小球が使用されニッケル及びバナジンの沈澱を含
むに至った後、8ozより、最も好ましくは90%より
多くのニッケル及びバナジンが酸還流処理により除去で
きなければならず、同時に物理的性質及び使用特性が新
しい微小球と実質的に同じ再賦活された微小球が得られ
なければならない、可能な例外としては再賦活して得ら
れた微小球の表面積が僅かに、好ましくは20騰2/g
を越えない程度に増加している。最も好適な具体化例に
おいては、微小球は金属が沈着し酸による沈着金属の抽
出による再賦活を何回も、例えば3回以り、繰返して使
用しても、新しい微小球と同様な物理的性質と使用特性
をもった微小球が得られる能力をもっている。
米国フィラデルフィア州スワースモア(Swarth■
ore)、パーク−L/イア(Park Lane) 
1801、ジヨイント・コミッティーeオン・パウダー
・ディフラクション・スタンダーズ(Joint Go
mittee on Powder Diffract
ion 5tandards) 1972年発行、レオ
ナード・ジー・べり−(leonard G、 Ber
ry)編、ニックスレー・パウダー・ディフラクション
・ファイル(X−ray Powder Diffra
ction File)カード番号15m776をムラ
イトのX線回折像の基準として使用した。
ムライト係数は標準の定量X線回折法を使用し、公称1
00$のムライト基準物質を用い、銅のに一α線を使用
して測定した。ムライト係数が100であるとは1B、
33.40及び80” 2θにおけるX線ピークの強度
が100%ムライト基準物質の強度と等しいことを意味
する。
xjil粉末回折法によるトリディマイト及びクリスト
バライト結晶相の定量分析は結晶の歪の影響、及び適当
な標準がないために困難であることは良く知られている
。定性的な相の同定をクリストバライト(カード番号1
l−898)及びトリディマイト(カード番号18−1
189及び18−1170)に対して行った。
20〜100オングストロームの範囲の直径をもった細
孔の表面積及び容積はマイクロメトリックス(Micr
o+metrics)■ ディジソープ(Digiso
rb) 2500自動多重ガス表面積並びに線孔容積分
析計(Automatic  Multi−Gas  
5urface  Area  and  Pore 
 Volume Analyzer)を用い、夫々通常
の窒素吸着及び脱着法によって決定した。20〜100
オングストロームの範囲の直径の細孔の表面積及び容積
の試験を行う前に、試験材料を先ず約250℃において
16時間真空中で加熱して予備処理を行った。
100〜20,000オングストロームの範囲に ける
細孔容積 直径が100〜20,000オングストロームの範囲に
ある細孔容積はファンタフロム(Quantachro
思e)社製の走査水銀ポロシメータを使用し、通常の水
銀加圧ポロシメトリーを用いて決定した。細孔の直径と
加圧圧力との間の関係はワラシュバーン(Washbu
rn)の式を用い接触角を140 ” 、表面積を48
4工ルグIC層2と仮定した計算した。30〜20,0
00オングストロームの範囲の直径をもつ細孔の容積を
試験する前に、試験試料を空気中で1時間約350℃に
加熱した後デシケータ−中で冷却して予備処理を行った
ミクロ細孔 100オングストロームより小さい直径の細孔は窒素ボ
ロシメトリーにより決定した。
メソ細孔 100〜600オングストロームの範囲の直径をもった
細孔は水銀ポロシメトリーで決定した。
マクロ細孔 600〜20 、000オングストロームの範囲の直径
をもった細孔は水銀ボロシメトリーで決定した。
エンゲルハルト(Enge Ihard)摩耗(EAI
)試験ART法に使用される微小球は十分に固く、分別
蒸発装置中において非常な高速でも摩耗しないことが好
ましい0例えばこの方法に使用される微小球のエンゲル
ハルト摩耗係数(”EAI”)は22/秒より、好まし
くはlz/秒より、最も好ましくは0.5z/秒よりも
小さい、 EAIは「エンゲルハルト・アトリッション
台インデックス(Engelhard Attriti
on Index) Jという題名の出版物記載の方法
で決定される。この出版物のコピーは米国ニューシャー
シー州、ニブイソ7 (Ed 1son)08818の
エンゲルハルト・コーポレーションのテクニカル・イン
フォーメーション・センター(Technical I
nformation Center)の図書館に収納
されている[デューイ(Dewey) (7)十進番号
895.533 EC/EAI) J 、この出版物を
含むこの図書館への連絡はテクニカル・インフォーメー
ションeセンターのマネージャーにL紙を書くか電話を
すればよい。またこの出版物のコピーは米国ニューシャ
ーシー州エディソンのエンゲルハルト・コーポレーショ
ンの特許部長(Director of Patent
s)に手紙を書けば入手することができる。
置皇度五熟亙 生成した粒子の見掛けの充填密度または嵩密度はAST
M法D−4164−82記載の方法と実質的に同一の方
法により決定したが、1001の試料を使用し、500
0個のタップを使用した。
静止凝集度試験 上記の分別蒸発法で接触材料が受ける条件に似せた条件
下において材料の凝集化の傾向を試験する方法を開発し
た。一般にこの方法は高温の水蒸気に露出した後に試料
の粒度分布の変化を調べる方法を含んでいる。
さらに詳細に述べれば、開発された方法は次の過程を含
んでいる。
(a)試料をロータツブ(Rotap)装置を用い70
メツシユの篩の上で20分間浸透することにより篩分け
をする。
(b)−70メツシユの試料の部分25gを秤量する。
(c) 25gの試料の粒度分布はこの試料をロータツ
ブ装置を用い70,100 、140 、200及び2
70メツシユの篩から成る篩アセンブリーの上で1分間
振盪することにより決定した。
(d)次に25gの試料を多孔性のインコネル(Inc
anal)のwi(或いは他の多孔性の籠、例えば多孔
性のアルミナのm)に入れ、試料を入れた能を炉の中に
入れ、炉の中に温度871 ”0で48時間100%水
蒸気を通す。
(e) aから25gの試料を取り出し、上記(c)の
方法でその粒度分布を決定する。
(f)水蒸気処理を行う前及び行った後の25gの試料
の平均及びメディアンの粒度分布は下記の式により計算
される。
d(mean) =  (w * d)/wd(med
ian) =  antilog(w e log d
)/wここでd(mean)は平均粒径(ル単位) 、
 d(median)はメディアン粒径(ル単位)、賛
は成る粒径部分の重量、dは下記のように決定された粒
径である。
粒径          粒径 部分(メツシュ)      (鉢) +70           250 −70/、、100         177−100
/+140        125m140/+200
         88−200/÷270     
   63mean  =  水蒸気処理後のd(me
an) −水蒸気処理前のd (mean) median  =  水蒸気処理後のd(media
n) ’水蒸気処理前ノd(median) L記方法により得られる材料の−mean及び−rae
d ianの値はこの材料が上記の分別蒸発法に使用さ
れた際の凝集度の量の目安になると考えられる。
特に−翼ean及び−wsd ianの値が高いことは
−mean及び−medianの値が低い材料に比べ分
別蒸発法において凝集化する傾向が大きいことを示すも
のと考えられる。
バナジンが存在する際接触材料の粒子が榮集する傾向に
対する効果を決定するために1種々の量のバナジンを試
料に沈積させた0次にこれらの試料を試験し、その−m
ean及び−■ed ianの値を決定した。ニッケル
も典型的には上記分別蒸発法に使用される粒状の接触材
料に沈積するから、ニッケルも粒子上に沈積させた。典
型的には試料に8重量%の金属をV/N i重量比4/
1で沈着させた。
金属含浸法 下記実施例に使用される金属含浸法ではきれいな微小球
を硝酸ニッケル(Ni(NO3) 2 ・e)I2o)
及びメタバナジンアンモニウムを含む稀薄水溶液と接触
させる。V/NiT]Il比を4/lにして金属を微小
球に付加する。水351中に9.1ftgの硝酸ニッケ
ルを含む溶液を一回添加し、水351中に1.70gの
メタバナジン酸アンモニウムを含む溶液を!O回添加シ
テ100gノキレイナ微小球を8.4$ノV 、!: 
1.6$ノNjとで含浸した。きれいな微小球のバッチ
を浅い皿の中に入れ、少量の上記水溶液を添加して微小
球と混合しペーストにする0次にこのペーストを温度1
10℃において通常の炉中で乾燥する。得られたケーク
を破砕して小さな塊りにし、次にもっと多量の溶液を加
えど、硝酸ニッケルの溶解度は大きから、溶液を一回添
加するだけで必要量のニッケルを微小球に沈着させるこ
とができる。メタバナジン酸アンモニウムは非常に低い
溶解度をもっているから、バナジンを0.7H以上の濃
度で沈着させるためには何回も添加する必要がある。
−・連のコンディショニング工程により金属を微小球中
に分散させる。金属を沈着させた試料を先ずマツフル炉
中において583℃で1時間力位し、次に流動管状反応
器中で760℃において4時間水蒸気処理する。760
℃において4時間100%水蒸気で処理した含浸粒子に
対する水蒸気処理法は「エンゲルハルトの流動接触クラ
ッキング触媒の水熱失活法(Engelhard Pr
ocedure for the )Iydrothe
rmal  Deactivation  of  F
luid  Catalitic  Cracking
Catalists) Jと題する出版物の付録Aに記
載されている。この出版物は米国ニューシャーシー州、
エディソン08818のエンゲルハルト・コーポレーシ
ョンのテクニカルΦインフォーメーションφセンターの
図書館に収納されている【デューイの十進番号865.
533 EC/H) ]。この出版物を含むこの図書館
への連絡はテクニカル・インフォーメーション・センタ
ーのマネージャーに手紙を書くか電話をすればよい。ま
たこの出版物のコピーは米国ニューシャーシー州エディ
ソン0881Bのエンゲルハルト・コーポレーションの
特許部長に手紙を書けば入手できる0次に試料をロータ
ツブ篩装置で20分間70メツシユの篩に通す、この篩
にかけることにより軟らかい凝集物を破砕するばかりで
なく、金属塩の塊りのような異物を除去できる。
このようにして試料は試験の準備が完了する。
下記の実施例により本発明を例示する。これらの実施例
は単に例示のためのものである。
実施例1 本実施例は硬質及び軟質カオリン粘土からムライト/結
晶性シリカの最高容積が小さいマクロ多孔質の流動化さ
せ得る微小球をつくる方法を示し、両方の種類の粘土か
らアルミナを実質的に同時抽出することなく、沈積した
ニッケル及びバナジンを約80%除去するために沸騰硫
酸で再賦活し得る接触材料をつくることができることを
例示する。さらに本実施例は物理的性質及びニッケル並
びにバナジンに対する応答性が力位条件によってどのよ
うに変るかを示す。
ASP %600カオリン粘土(軟質カオリン粘土)を
乾燥粘土の重量に関し0.3z添加したピロ燐酸四ナト
リウム分散剤を含む水中に固体分6ozの割合でスラリ
化する。このスラリをバラエン(Bowen)/ズル噴
霧乾燥器で噴霧乾燥する0条件は次の通り。入口温度3
00〜350℃、出口温度120〜150°C1後部圧
力80psig、前部圧力25psig、供給設定値0
.2相対値。
微小球の平均粒径は直径で75〜95pであった。
微小球の一部をマツフル[ハロツブ(Harrop)]
炉中で2時間1149〜1371°Cにおいて方塊する
。力位中微小球はコーディエライトの皿の中に入れ、方
塊を行う際も皿に蓋をしなかった。
ディクシ−(Dixie)粘土として知られているジョ
ーシア産の硬質粘土の粗い廃棄部分の複合物についてこ
の方法を繰返した。この粗い部分は次のようにして工場
から得られたものである。粗製のディクシ−粘土を水中
でこね、粉砕して+325メ・ンシュより大きい粒子を
除き1通常の方法で市販のバード(Bird)遠心分離
器で分級して遠心分離の溢流生成物として1終より細か
い部分が約sotをなす細かい粒子の部分を回収する。
いわゆる「粗い廃棄分」を含む下方から得られる生成物
を一緒にし、篩にかけて325メツシユの粒子を除去し
、篩に残った部分をパイロット・スケールのバード遠心
分離器で遠心分離し、約78重量%が2牌より細かく平
均粒径が約0.4 ILの細かい部分を回収した。FJ
濁液を硫酸でフロッキュレーションし、濾過し、固体公
約6ozでピロ燐酸四ナトリウムを用いて再分散させ、
しかる後に上記方法で噴霧乾燥させる。噴霧乾燥させた
微小球の一部を上記方法で方塊した。
ASP 600粘土及びディキシ−粘土から方位して得
られた微小球の性質を第1表に示す。
得られた微小球を次に3zの金属(V 2.4$及びN
io、e2)で含浸し、再賦活した。
金属を含浸させた微小球50mgを95gの35重量%
H2S04(液体/固体の比1.7)及びマグネティッ
ク・スターラーの撹拌棒(長さ2.5cm)を含む10
01の丸底フラスコの中に入れて行う典型的な実験゛ 
 室における再賦活法を行った。フラスコを還流冷却器
に連結し、加熱マントルで加熱して沸騰させた。還流開
始から浸出時間を測定したが、この時間は典型的には1
時間であった。微小球の沈降を防ぐのに必要な最低の速
度でスラリを攪拌する。
1時間後中程度の多孔度をもった焼結ガラスの瀘斗でス
ラリを濾過し、固体分を約20m1の脱イオン水で2回
洗浄する。Tq賦活した微小球を乾燥基中で乾燥(11
0℃)し、種々の物理的性質及び残留ニッケル及びバナ
ジン濃度について分析した。
比較のために市販の接触材料を再賦活して評価した。こ
の材料は軟質のジョーシア産カオリン粘土を方塊して発
熱反応を起させてつくられたものであり、ムライト係数
は5であった(試料A)、さらに比較を行うため軟質粘
土をムライト係数が38になるまで方塊してつくっ・た
市販の接触材料(試料B)を再賦活して試験した。ff
l酸で再賦活する前及びその後の微小球の物理的性質を
第2表(ディキシ−粘土)及び第3表(ASP 80G
粘土)に示す。
ニッケル及びバナジンを除去した効果と、再賦活して得
られた微小球の性質が変化してART装置で再使用する
には不適当になっていないかどうかを見るために、酸で
抽出した後の微小球の金属の分析と物理的性質の測定と
を行った。ディクシ−粘土及びASP粘土から得られた
微小球に対するニッケル及びバナジンの抽出の結果を第
1図及び第4及び5表に示す。
35%の硫酸を還流させることによりニッケルは市販の
接触材料(対照試料A)からあまり抽出されなかった(
20%)が、バナジンはかなり良好に(632)抽出さ
れた。他の市販の接触材料(対照試料B)からのニッケ
ル及びバナジンの抽出はさらに良好であツタ(Ni 7
5%及びV 80%)、 ASP 600粘土及び硬質
粘土の微小球を方塊して得られた本発明による試料に対
するデータによれば、力焼温度が1083〜1260℃
の範囲においてニッケルの抽出は急速に増加し、126
0〜1371’Oの間では遅くなることが示される。軟
質粘土の微小球からのバナジンの抽出は力位温度の増加
と実質的に比例して増加し、硬質粘土の微小球では力位
温度1204〜1260℃の間で大きな抽出の増加が見
られる。    。
ムライト係数39の微小球は1204〜1260℃の範
囲の力位温度に対応する金属抽出挙動を示す。さらにこ
の接触材料の物理的性質は実験室において1204°C
でカ焼してつくったASP 800粘土と同等であった
第1図及び第4及び5表のデータは金属を80%以上抽
出するためには、硬質及び軟質粘土に対し夫々1260
及び1316℃以上の力位温度が必要なことを示してい
る。
第2及び3表によれば、硫酸による再賦活は物理的性質
にほとんど影響を与えないが1表面積が僅かに増加する
ことを示している。上述のように軟質粘土から得られる
微小球を用いる場合には1316℃以りの力位温度が必
要である。このような力位条件を用いると表面積が10
〜12 rtr2/gの再賦活生成物が生じる。この値
は市販の接触材料と同等であり、循環させてもほとんど
問題を生じないと考えられる。しかし必要に応じ788
〜982℃で力位すれば、表面積は4〜5m2/Hの範
囲に減少する。
実施例2 噴霧乾燥し炉床温度1149〜1371℃においてマツ
フル炉中でカ焼したASP 600の試料を試験し、ど
のカ焼した微小球がART装置使用に関連した下記の所
望の使用特性基準に合致するかを決定した。
EAl 0.5に/秒以下、含浸Ni+V17)還流条
件下テノ35mH2S0a ニJニル浸出性カ(Ni+
V) テ80X 以上テアリ、静止凝集化試験による凝
集化耐性が25より小。結果を他の性質と共に第6表に
示す、凝集化試験においては試料間の識別を行う方法と
して全金属水準8zまで金属を浸出した。浸出試験にお
いては全部で3zの金属を沈着させた。優れた凝集化特
性、例えば25より小さい凝集化特性をもつカ焼した微
小球も優れた金属抽出の結果、例えばニッケル及びバナ
ジンの両方共95%より大きい抽出結果を示した。
実施例3 1149〜1371”0でカ焼したASP 600の微
小球の触媒としての性質をMAT試験により評価した。
結果を下記に示す。
ASP 800 II小球の触媒としての性質力位温度
 水 素 転化率 コーク分 実験番号  °C%   %   % 238   1149   0.02  5,92  
0.71239   1204   0.02  4.
88  0.80240   1280   0.01
  3.28  0.37241   1318   
0    5.37  0.3242   1371 
  0    2.17  0.18実施例4 粗製カイヤナイトからの微小球の性質 粗原料は力位しない高純度のカイヤナイトで次の組成を
もっていた。
Al103  57.931  Ti02  0.93
%SiO240,89$   Ga0   0.02%
FB203  1.0%    MgOO,04%K 
20   0.02$   Na20  0.09%L
、0.1.   0.34$ この材料はSozが325メツシユ以ドであった。
この材料は流動エネルギー・ミルにかけ、次にポール拳
ミルで20時間固体分6ozにおいて0.3zのカルボ
ン(Ca Igon)7分散剤を用いて粉砕した。力イ
ヤナイトの重量の5.8倍で粉砕媒質としてめのうを使
用した。ポール・ミル処理後の平均粒径は1.51Lで
あった。
ポール・ミル処理した生成物を”N”級の硅酸ナトリウ
ム(力イヤナイトに関し3重量%)で処理し、噴霧乾燥
した。
噴霧乾燥した生成物をハロツブ炉中で力位し、下記の性
質を得た。
力焼温度            1260℃該温度に
おける時間       1時間Hgボロシメトリー容
積(cc/g)    0.27BET表面積(層2/
g)         1.5EAI (%/秒)1.
4 凝集化試験のためにもっと多くの量のカ焼した力イヤナ
イトをつくった。これらの試料は3zの硅酸ナトリウム
接合剤を用いて微小球からつくった。この試料と前につ
くった試料との唯一の差は炉中の滞在時間が長く、接合
剤として添加した硅酸ナトリウムの濃度が多いことであ
る。
カ焼した微小球の一部について物理的性質の試験を行っ
た。他の一部は上記の水浸漬法で全沈着15gで金属を
含浸し、凝集化の挙動について試験した。結果を下記に
まとめる。
力イヤナイトの微小球 力位(℃/時間)   1148/2 1260/2 
1371/2凝集化、金属分5z mean (JL)     69.3  4.9  
5.7median (p)    54.7  4.
9  5.5物理的性質 ムライト係数    0本   4774Hg細孔容積
、cc/g  O,28B7 0.2713 0.28
34平均細孔半径(A)   3500  4400 
 5300表面積、m2/g    2.0   1.
7  1.3本妨害ピーク、この値は意味がない。
実施例5 この実施例は高純度のカオリン粘土から種々の力位し水
和させたアルミナを用いて流動化させ得る微小球接触材
料をつくる方法を示す、使用した粘土材料は上記のAS
P 11100カオリン粘土及び約802が一2ルの公
称粒径をもち、で硬質粘土の粗い粒子の部分の粉砕廃流
を遠心分離し細かい部分を回収してつくった硬質カオリ
ン粘土である。アルミナはアルコア(Alcoa) A
−3アルミナ(力焼アルミナ)、及びFGA  (熔融
縁の力焼アルミナ)及びTGA、即ちレイノールズ・メ
タルズ(Reynolds MetaIs)社製のアル
ミナ(転移縁アルミナ)である。
アルミナを粘土に混合する割合は全混合物(乾燥基準)
100重量部当り約15〜75重量部のアルミナ(水利
基準)の範囲で変化させた。
粘土−アルミナ配合物から成る接触材料をつくる方法は
次の通り。配合物の粘土成分0.5重量%に相当する量
のピロ燐酸四ナトリウムを水に加える。最初のpHが約
8.8のど口燐醜四ナトリウムの溶液のpHt−8燐酸
を加えて7.0に調節する。粘土及びアルミナの混合物
を固体分Bozのスラリを生じる計算量で得られた溶液
に加える。スラリの製造はコウルズ(Cowles)混
合器中で行った0次にストーク争ポーエン(Stork
−Bowen)噴霧乾燥器でスラリを噴霧乾燥させた。
噴霧乾燥器の操作条件は次の通りである。入口温度25
0〜260℃、出口温度110〜120℃、ノズル圧力
35psig、水中の圧力降下6〜フインチ、各試料5
00gをハロツブ炉中において2種の温度(12130
℃及び1371℃)で2時間カ焼した。
実施例6 力焼した粘土の微小球(実施例1のもの)及び試料A及
びBの細孔分布(水銀法)を第7表に示す、iれた金属
抽出性と低い凝集化傾向をもつ好適な微小球は全細孔容
積が小さく、主として1000オングストロームより大
きい直径の細孔を含んでいる。窒素による細孔分布の測
定も好適な微小球はほとんどまたは全く細かい細孔容積
を含んでいないことを示した。
第7表 238 0.03B  0.087 0.130 0.
00B  0.239239 0.022 0.039
 0.126  0.000 0.188240 0.
01B  0.018 0.0θ3 0.00?  0
.134241 0.012 0.011 0.055
 0.0060.084242 0.013 0.00
?  0.015 0.002 0.037254 0
.028 0.088 0.150 0.003 0.
248255 0.018 0.04B  0.141
 0.00Ei  O,21025B  0.011 
0.034 0.101 0.002 0.14825
7 0.004 0.015 0.0B9 0.004
 0.092258 0.003 0.010 0.0
31 0.002 0゜046試料B  O,007G
、016 0.101 0.055 0.179試料A
  Q、020 0.035 0.144 0.047
  G、248
【図面の簡単な説明】
第1図は温度2100〜2500” F (1149〜
1371℃)の範囲の温度においてマツフル炉中で空気
中においてカ焼したカオリン粘1−の微小球からの金属
にニッケル及びバナジン)の抽出度を示すグラフである
。このグラフは微小球をつくるために2種の異った温度
を使用した結果を示す。 第2図は酸抽出し次に浸出液からニッケル及びバナジン
を別々に回収する消費された接触材料から金属を回収す
る本発明の好適方法の流れ図を示す。 特許出願人 エンゲルハード・コーポレーション思 嘔
 鼾 メ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、摩耗耐性をもち酸に実質的に溶解しないムライトと
    結晶性シリカとを含んで成ることを特徴とするマクロ多
    孔質成形体。 2、該ムライト中に含まれるアルミナの他に酸に不溶な
    アルミナを少量含有する特許請求の範囲第1項記載の成
    形体。 3、実質的にすべてのシリカはムライト及び結晶性シリ
    カ中に存在し、実質的にすべてのアルミナはムライト中
    か、またはムライト及び酸に不溶なアルミナの組合せと
    して存在し、該成形体の分析値の少なくとも95重量%
    がAl_2O_3及びSiO_2である特許請求の範囲
    第1項記載の成形体。 4、流動化させ得る微小球の形をした特許請求の範囲第
    1項記載の成形体。 5、細孔は直径が主として1000オングストローム単
    位より大きく、100オングストローム単位よりも小さ
    い細孔は実質的な量で存在しない特許請求の範囲第4項
    記載の微小球。 6、全細孔容積は0.1cc/gより小さい特許請求の
    範囲第5項記載の微小球。 7、EAI値は2%/秒より小さい特許請求の範囲第4
    項記載の微小球。 8、EAI値は1%/秒より小さい特許請求の範囲第4
    項記載の微小球。 9、BET表面積は20m^2/gよりも小さい特許請
    求の範囲第4項記載の微小球。 10、ムライト係数が少なくとも45である特許請求の
    範囲第4項記載の微小球。 11、金属充填率がニッケルとバナジンで8重量%であ
    りバナジン/ニッケルの重量比が4/1の場合に本明細
    書中に記載された静止凝集化法により試験した凝集化耐
    性が約25以下である特許請求の範囲第4項記載の微小
    球。 12、該微小球は実質的にムライト結晶と結晶性シリカ
    とから成り、該微小球中の実質的にすべてのシリカはム
    ライト及び結晶性シリカ中に存在し、実質的にすべての
    アルミナはムライト中か、またはムライト中及び酸に不
    溶なアルミナとして存在し、EAIは1%/秒より小さ
    く、表面積は5m^2/gより少なく、全細孔容積は0
    .1cc/gより小さく、細孔の大部分が1000オン
    グストローム単位より大きい直径をもった細孔構造を有
    する分析値の少なくとも95重量%が組合わされたAl
    _2O_3及びSiO_2である流動化させうる微小球
    である特許請求の範囲第1項記載の成形体。 13、嵩密度が1.1〜1.5g/ccである特許請求
    の範囲第12項記載の微小球。 14、SiO_2/Al_2O_3のモル比は約2であ
    り、高純度カオリン粘土から成る微小球をムライト係数
    が50より大きく、X線回折法で決定された結晶性シリ
    カがかなりの量で含まれる微小球を生じるのに十分な温
    度と時間でカ焼して得られる特許請求の範囲第13項記
    載の微小球。 15、SiO_2/Al_2O_3のモル比は約1/2
    であり、高純度カイヤナイトから成る微小球を、ムライ
    ト係数が45より大きく結晶性シリカがかなりの量で含
    まれる微小球を生じるのに十分な温度と時間でカ焼して
    得られる特許請求の範囲第12項記載の微小球。 16、SiO_2/Al_2O_3のモル比は2より小
    さく、高純度カオリン粘土と少量の高純度カ焼アルミナ
    または水和アルミナの混合物から成る微小球を、結晶性
    ムライト、結晶性シリカ及び結晶性アルミナを生じるの
    に十分な温度と時間でカ焼して得られる特許請求の範囲
    第12項記載の微小球。 17、EAIが0.5%/秒以下である特許請求の範囲
    第12項記載の微小球。 18、ムライトと遊離シリカとに熱的に転換し得る鉱物
    性の材料を揮発性の接合剤と混合して塊りにし、この塊
    りを成形して成形体にし、実質的にすべてのシリカがム
    ライトと結晶性シリカとに転換されるのに十分な時間と
    温度でこの成形体をカ焼し、それからシリカまたはアル
    ミナを浸出することなく、またこの成形体を粉砕その他
    の成形体の形を変える操作を行うことなしに回収するこ
    とを特徴とする炭化水素供給原料から金属及び炭素性の
    不純物を除去する接触材料として有用なシリカ・アルミ
    ナ成形体の製造法。 19、該塊りは該成形体をカ焼した場合空隙を生じるよ
    うな添加された炭素性材料を含んでいない特許請求の範
    囲第18項記載の方法。 20、該鉱物材料はカオリン粘土である特許請求の範囲
    第18項記載の方法。 21、該鉱物材料はカオリン粘土及びアルミナの混合物
    である特許請求の範囲第18項記載の方法。 22、該鉱物材料はカイヤナイトである特許請求の範囲
    第18項記載の方法。 23、該塊りを1260℃以上の温度で空気中において
    カ焼する特許請求の範囲第18項記載の方法。 24、実質的なコンラドソン・カーボン残渣数をもちバ
    ナジン及びニッケルを含む金属分を含有する石油炭化水
    素供給原料を、脱炭素区域及び脱金属区域において、触
    媒クラッキングに対する細孔活性の低い固体接触材料の
    粒子と、過酷でない条件において、即ち温度が少なくと
    も482℃で該供給原料の実質的な熱的クラッキングを
    実質的に誘起するよりも短い時間の間接触させ、該時間
    の後に該固体の接触材料の該粒子から該供給原料に比べ
    コンラドソン・カーボン残渣数及び金属含量が減少した
    脱炭素された揮発性の炭化水素部分を分離し、該分離し
    た部分の温度を実質的に熱的クラッキングが起る温度よ
    り低い温度まで低下させ、別の燃焼区域において該固体
    の接触材料の粒子を高温の空気と接触させて該固体を加
    熱し該固体から燃焼可能な沈積物を除去し、該固体の接
    触材料粒子の少なくとも一部を燃焼区域から脱炭素脱金
    属区域に循環させてさらに該供給原料の脱炭素、脱金属
    を行い、この際該固体接触材料は上記特許請求の範囲の
    任意の項記載の成形体の形をしているものを用いる実質
    的なコンラドソン・カーボン残渣数をもちバナジン及び
    ニッケルを含む金属分を含有する石油炭化水素供給原料
    装入物から価値の高い製品を製造する方法。 25、少なくとも周期的に該粒子の他の一部を該燃焼区
    域から抜出し、これを鉱酸の溶液と接触させて該粒子か
    らアルミナを実質的に同時に抽出することなく且つその
    形と固さとを実質的に変化させることなくニッケルとバ
    ナジンとを抽出し、このように抽出した固体粒子の少な
    くとも一部を該燃焼区域に再循環し、しかる後該脱炭素
    脱金属区域に再装入する工程をさらに含む特許請求の範
    囲第24項記載の方法。 26、該接触材料は流動化させ得る微小球の形をしてお
    り、該接触はライザー中で行う特許請求の範囲第25項
    記載の方法。 27、該酸は硫酸である特許請求の範囲第25項記載の
    方法。 28、高温においてバナジンとニッケルとを抽出する特
    許請求の範囲第27項記載の方法。 29、該酸はバナジンを酸化してV^+^5にするため
    にモノパーオキシ硫酸を添加した硫酸であり、液体イオ
    ン交換法または沈澱により抽出物からバナジンを回収す
    る特許請求の範囲第25項記載の方法。 30、該酸は塩酸である特許請求の範囲第25項記載の
    方法。 31、高温においてバナジンとニッケルとを抽出する特
    許請求の範囲第25項記載の方法。 32、少なくとも80%のニッケルと少なくとも80%
    のバナジンとを抽出する特許請求の範囲第25項記載の
    方法。 33、空気中で燃焼して残留炭素を除去しまたバナジン
    を酸化して5価の原子価状態にすること以外鉱酸による
    ニッケルまたはバナジンの抽出を容易にするための前処
    理を行うことなく鉱酸の溶液でニッケル及びバナジンを
    抽出する特許請求の範囲第25項記載の方法。 34、接触材料の粒子を酸抽出物から濾過または同様な
    方法で分離し、濾液のpHが0.3〜1の範囲になるよ
    うにする特許請求の範囲第25項記載の方法。 35、鉱酸でバナジン及びニッケルを抽出した抽出液か
    ら抜取られた粒子中の実質的にすべてのバナジンを酸で
    抽出する前、その途中、または後において5価のバナジ
    ンに変える特許請求の範囲第25項記載の方法。
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