JPS61150910A

JPS61150910A - 弯曲径路に沿つて物品を移送するコンベア装置

Info

Publication number: JPS61150910A
Application number: JP27862184A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Nishikido; 錦戸　義雄; Fumihiro Sugita; 杉田　文廣; Ryoji Tanaka; 良治田中
Original assignee: Kibun KK
Current assignee: Kibun KK
Priority date: 1984-12-25
Filing date: 1984-12-25
Publication date: 1986-07-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、彎曲した径路に沿って物品を移送するコンベ
ア装置に関する。

本発明に係るコンベア装置は、はんぺん製造工程におい
て茹槽から取り出したはんぺんを包装機械へ移送するた
めのコンベア装置として開発されたものであるが、はん
ぺん以外の物品の移送にも利用できる。

従来技術第８図には、自動はんぺん製造装置の代表的例の概要が
示されている。

すなわち、この装置は茹槽１と、茹槽から茹で上げたは
んぺんαを取り出し、（図示しない）漂白槽や殺菌槽を
通すためのコンベア装置２と、核コンベアからはんぺん
を受けとり包装機械３へ送るコンベア装置４とを有して
いる。コンベア装置２は（図示しない）はんぺん係合部
材によりはんぺんを係合して、案内路５上を矢印すの方
向へ移送するものであり、移送されたはんぺんは案内路
５に設けられた開ロアを通してコンベア装置４上に落さ
れる。コンベア装置４は、コンベア装置２からはんぺん
αを受は取り運ぶ第１のコンベア９と、第１のコンベア
９からはんぺんを受は取り、包装機械３に運ぶ第２のコ
ンベア１２とを有している。第１のコンベアは、水平面
内で無端の搬送路を形成するチェーンコンベアで、該コ
ンベアはチェーン１４に所定間隔をあけて設けた係合部
材１６を有しており、該係合部材はコンベア装置２の開
ロアから落されたはんぺんを係合して無端状案内路１８
上を移送するようになっている。無端状案内路には開口
２０が設けられており、係合部材１６により運ばれたは
んぺんは、この開口を通して第２ノコンベア１２上に落
される。この第２のコンベアは垂直面内で無端の搬送路
を形成するスチールコンベアとされている。

発明の解決しようとする問題点上記従来の自動はんぺん製造装置には、次のような問題
点がある。

すなわち、第１のコンベア９はその無端搬送路のうちは
んぺんを搬送するのに使用するのは約４分の１であり、
他の４分の３は実質的にははんぺんの搬送には使われて
いない。従って、コンベアの設定スペースを縮小すると
いう点から、この４分の６の部分を無くすことが望まれ
る。

更に、コンベア装置４は、はんぺんをコンベア装置２か
ら包装装置に送るだけの作用をなすのに、２台ものコン
ベア９．１２を必要としている。これは、第１のコンベ
ア９において係合部材１６を係合した状態ではんぺんを
包装装置に送ると、係合部材が包装の邪魔となるために
そのままでは送ることができず、このため第２のコンベ
アが必要となるためである。しかし、設定スペースの縮
小化、構造の簡易化という点からも１台のコンベアで所
要の搬送作用を行えるようにすることが望まれる。

発明の目的本発明は、上記の如き問題点を解決することのできるコ
ンベア装置を提供することを目的としている。

発明の構成すなわち、本発明に係るコンベア装置は上述の第１のコ
ンベアにおける来質的搬送路部分にだけ相当する彎曲し
た径路を有するものであり、彎曲した径路の両端近くに
、回転軸が各往路端部における物品移送方向に対してほ
ぼ直角となるようにして設定された一対のチェーンスプ
ロケットと；両スプロケットにかけられた無端状ローラ
チェーンで、プッシュとピンとの間の遊びを大きくして
、通常のローラチェーンが曲折する平面に対してほぼ直
角をなす平面内における可撓性が与えられ、それＫより
両スプロケット間の上部走行部分が上記彎曲した径路に
沿って彎曲して設定された無端状ローラチェーンと；該
ローラチェーンの上部走行部分を彎曲した径路に沿って
案内する手段と：ローラチェーンの長さ方向で所定間隔
あけて設けられ、供給される物品を係合して上記径路に
沿って移送するための物品係合部材と；上記スプロケッ
トを実質上、等速度で駆動する駆動手段と；を備えてい
る。

笑　　施　　例以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき詳細に
説明する。

第１図には、本発明に係るコンベア装置３０を前述した
自動はんぺん製造装置におけるコンベア装置４０代りに
用いた場合の平面図が示されている。

すなわち、この実施例においては、コンベア装置３０は
茹で上げたはんぺんαをコンベア装置２から受は取り、
包装装置３へ運ぶ作用をなす。コンベア装置２からのは
んぺんの受取りは、前述の従来装置と異り、両コンベア
装置２．３０間に設定される（図示しない）シュートを
用いて行われる。また、コンベア装置３０に運ばれたは
んぺんαは直接、包装装置３まで運ばれ、他のコンベア
装置３２に移されて包装される。

第２図乃至第６図には、コンベア装置３０の詳細が示さ
れている。

前述のように、コンベア装置３０は、彎曲された搬送径
路３４の両端に、回転軸＃３６が径路端部における物品
移送方向に対してほぼ直角となるようにして設定された
一対のチェーンスプロケット３８と、両スプロケットに
かげられた無端状ローラチェーン４０とを有している。

該ローラチェーン４０は、それを構成しているピン４３
と該ピンを収納しているプッシュ４４との間の遊びを大
きくしてあり、それによりローラチェーンが通常曲折す
る平面（第４図の面）に対してほぼ直角をなす平面（第
３図の面）内で可撓性を有するようにされており、両ス
プロケット３８間の上部走行部分４０′が彎曲径路具に
沿って彎曲されている。

該ローラチェー７４０は、その長さ方向で所定間隔あけ
て設けられ、供給される物品すなわち図ホの実施例にお
いてははんぺんａを係合して上記径路に沿って矢印Ｃの
方向に搬送するための物品係合部材４２を有している。

物品係合部材４２は、第３図乃至第６図に示すように、
ローラチェーンの４番目毎のピン（第５図）を左右に突
出させた部分に取り付けられた２又の取付部分４６と、
該部分から搬送径路上へ突出して物品を係合して運ぶ物
品係合部５０とを有している。取付部分４６の一方は後
方に長（伸び（第３図）、ローラ５２が取り付けられて
いる。このローラは、物品αが物品係合部５Ωと係合し
て該係合部に加える力により物品係合部材がピン４３の
まわりで回転しようとするのを後に述べるガイド部材５
４と係合することにより抑える。また、上記ピンの彎曲
径路における半径方向外側端部忙は更に別のローラ５６
が設けられており、チェーン４０の上部走行部が彎曲し
た径路部分に沿って動く場合、その半径方向内側が上方
に上り、半径方向外側が下ろうとする傾向のあるのを、
後に述べる彎曲した径路部分に設けられるガイド部材５
８と係合することにより抑える。

コンベア装置３０は更に、チェーン４０の上部走行部４
０／を彎曲状態で案内する案内手段を有している。図示
の実施例におけるこの案内手段は、径路４０の全長に沿
って設けられる物品載置案内部材６０と、該部材の下方
位置で径路４０に沿って設けられチェーンの上部走行部
４０′の下面を支持するチェーン支持案内部材６２とか
ら構成されている。すなわち、物品載置案内部材６０は
その幅方向中央に搬送径路に沿つく伸びるスリット６４
を有しており、物品係合部４２はチェーン４０から該ス
リット６４を通して上方に設定され、案内部材６０の上
面と係合して当該チェーンを懸下する作用を有し、また
、チェーン支持案内部材６２は懸下されたチェーン４０
の下面に係合して支持する作用をなしており、これによ
り、当該チェーンの上部走行部４０’は彎曲状態に保持
されるのである。

チェーン支持案内部材６２は、当該コンベア装置のフレ
ームに固定されており、また、その−側にはローラガイ
ド部材５４が径路全体に沿って設けられており、上記１
−ラ５２を支持、案内する。図示の実施例では、第７図
に示すように径路の彎曲部分に傾斜が付けられており、
同部分を搬送される物品が遠心力により物品係合部材か
ら外れないようにしている。また、彎曲部分では、前述
のようにチェーンの半径方向内側が浮き上る傾向がある
ので、半径方向内側に設けられたローラ５６を抑えるガ
イド部材５８が物品載置案内部材６０の下面に設けられ
ている。

本実施例においては、チェーン４０の下部走行部４０″
は第５図及び第７図に示すように径路の彎曲部分に設け
られた６個の垂直の円筒状ローラ６４によって上部走行
部４０′の下方をそれと同様に彎曲しながら走行するよ
うになされている。このローラ６４はチェーンが該ロー
ラと接触して摩耗するのを少くするためナイロンなどの
合成樹脂で作るのが好ましい。

チェーン４０は、彎曲した径路を案内されるので、駆動
されるときに張力が加わると案内手段との摩擦が大きく
なり、摩耗が激しく、また円滑な駆動ができなくなる可
能性がある。この為、径路４０の両端に設けられるスプ
ロケット３８は実質上等速度で回転されることが必要で
ある。この為、図示の実施例においては第２図に示す如
き駆動系統により、１つのモータ６８で両スプロケット
３８を等速で回転するようにしている。

効　　　　　　果斜上の記載がら判るように、本発明に係るコンベア装置
は、その設定スペースが物品を実際に搬送する径路に沿
った部分だけで済み、第８図に示したコンベア装置４と
比較した場合、その設定スペー哀は４゛分の１以下にす
ることができる。

また、本発明に係るコンベア装置においては、搬送径路
の端部まで運ばれた物品は、最終的に、該端部のスプロ
ケットのまわりを下方に向けて動く物品係合部材により
、同端部から押し出されるようになるので、包装装置な
ど次の作業をなすところに直接、物品を送給することが
でき、第８図で示したコンベア装置４のように２台のコ
ンベアを必要とすることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るコンベア装置を自動はんぺん製
造装置に用いた場合の平面図：第２図は、第１図のコン
ベア装置を拡大し、一部を切欠いて示した図：第３図は、同コンベア装置を構成するスプロケットの一
部を示す平面図：第４図は、同スプロケットの側面図；第５図は、チェーンの下部走行部を示す平面図；第６図
は、第２図のＶｌ−Ｖｌ線図；第７図は、第２図の■−■線図；第８図は、従来用いられている自動はんぺん製造装置の
一部を示す平面図；である。３４・・・径路、３８・・・スプロケット、４０・・・
ローラチェーン、４２・・・物品係合部材、４３・・・
ピン、４４・・・プッシュ、。６０．６２・・・案内手段、６８・・・駆動手段。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）彎曲した径路に沿つて物品を移送するコンベアに
おいて、彎曲した径路の両端近くに、回転軸が各径路端部におけ
る物品移送方向に対してほぼ直角となるようにして設定
された一対のチェーンスプロケットと；両スプロケットにかけられた無端状ローラチェーンで、
プッシュとピンとの間の遊びを大きくして、通常のロー
ラチェーンが曲折する平面に対してほぼ直角をなす平面
内における可撓性が与えられ、それにより両スプロケッ
ト間の上部走行部分が上記彎曲した径路に沿つて彎曲し
て設定された無端状ローラチェーンと；該ローラチェーンの上部走行部分を彎曲した径路に沿つ
て案内する手段と；ローラチェーンの長さ方向で所定間隔あけて設けられ、
供給される物品を係合して上記径路に沿つて移送するた
めの物品係合部材と；上記スプロケットを実質上、等速度で駆動する駆動手段
と；を備える彎曲した径路に沿つて物品を運ぶコンベア装置
。
（２）物品係合部材が、チェーンの上部走行部分内にあ
るとき、該部分より上方に突出するように設定され、且
つそのときの上方部分が横方向に拡げられ物品係合部と
され、また、上記案内手段は上記両スプロケット間でチ
ェーンの上部走行部分に沿つてその上方位置に設けられ
た板状の物品載置案内部材から構成され、該部材はチェ
ーンの上部走行部に沿つて設けられたスリットを有し、
物品係合部材がチェーンから該スリット通り上方に伸び
、上記物品係合部が物品載置案内部材の上面に係合され
て当該物品係合部材を懸下し、それによりチェーンの上
部走行部分が彎曲した径路に沿つて案内されるようにし
た特許請求の範囲第１項に記載のコンベア装置。