JPS61150762A - 連続鋳造における鋳型内溶融金属の流動測定方法 - Google Patents
連続鋳造における鋳型内溶融金属の流動測定方法Info
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- JPS61150762A JPS61150762A JP27512184A JP27512184A JPS61150762A JP S61150762 A JPS61150762 A JP S61150762A JP 27512184 A JP27512184 A JP 27512184A JP 27512184 A JP27512184 A JP 27512184A JP S61150762 A JPS61150762 A JP S61150762A
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/16—Controlling or regulating processes or operations
- B22D11/18—Controlling or regulating processes or operations for pouring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は鋼などの連続鋳造において鋳型内の溶融金属
の流動状態を測定する方法に関し、特に鋳型内の溶融金
属中に浸漬したノズルからの溶融金属吐出流の偏りを検
出する方法に関するものである。
の流動状態を測定する方法に関し、特に鋳型内の溶融金
属中に浸漬したノズルからの溶融金属吐出流の偏りを検
出する方法に関するものである。
従来の技術
近年の連続鋳造技術の進歩によシ、造塊−分塊圧延法と
比較して製造コストの低い連鋳素材の製造比率は大幅に
増大しているが、さらに連続鋳造における生産性を向上
させて低コスト化を図るために、鋳造速度の一層の高速
化が図られている。
比較して製造コストの低い連鋳素材の製造比率は大幅に
増大しているが、さらに連続鋳造における生産性を向上
させて低コスト化を図るために、鋳造速度の一層の高速
化が図られている。
しかしながら連続鋳造における鋳造速度を高速化した場
合、鋳片の表面割れや内部割れ、あるいは中心偏析や大
型介在物などの欠陥が増大し、またブレークアウト事故
が発生し易くなる等の問題がアリ、これらの問題に対し
ては従来から種々の対策が施されてはいるが、未だ充分
とは言い難いのが実情である。
合、鋳片の表面割れや内部割れ、あるいは中心偏析や大
型介在物などの欠陥が増大し、またブレークアウト事故
が発生し易くなる等の問題がアリ、これらの問題に対し
ては従来から種々の対策が施されてはいるが、未だ充分
とは言い難いのが実情である。
ところで鋼の連続鋳造においては、第10図および第1
1図に示すようにタンデイツシエlかも浸漬ノズル2を
介して鋳型3内に溶鋼4を供給するのが通常であり、こ
の場合特にスラブの連続鋳造で体、浸漬ノズル2の先端
部に2個の吐出口5A、5Bを形成しておき、鋳型短辺
3A、38に向けて各吐出口5A、5Bから溶鋼4を吐
出させることが多い。このような2孔タイプの浸漬ノズ
ル2を用いた場合、各吐出口5A、5Bからの溶鋼吐出
流6A、6Bは、鋳屋短辺側の凝固シェルフA 、7B
に衝突し、その部分での凝固の停滞や凝固シェルフA
、7Bの溶解を招く。このような傾向は特に鋳造速度が
高速化して吐出口5A。
1図に示すようにタンデイツシエlかも浸漬ノズル2を
介して鋳型3内に溶鋼4を供給するのが通常であり、こ
の場合特にスラブの連続鋳造で体、浸漬ノズル2の先端
部に2個の吐出口5A、5Bを形成しておき、鋳型短辺
3A、38に向けて各吐出口5A、5Bから溶鋼4を吐
出させることが多い。このような2孔タイプの浸漬ノズ
ル2を用いた場合、各吐出口5A、5Bからの溶鋼吐出
流6A、6Bは、鋳屋短辺側の凝固シェルフA 、7B
に衝突し、その部分での凝固の停滞や凝固シェルフA
、7Bの溶解を招く。このような傾向は特に鋳造速度が
高速化して吐出口5A。
5Bからの吐出流速が増大した場合に顕著となる。
また吐出流速の増加にともなって大型介在物のクレータ
−内侵入深さが大きくなシ、鋳塊汚染の原因となる。
−内侵入深さが大きくなシ、鋳塊汚染の原因となる。
一方、Atキルド鋼などを鋳造する場合、連続鋳造にお
けるチャージ数が多くなれば、アルミナクラスターの生
成などによって浸漬ノズルの詰りか発生し易くなるが、
このようなノズル詰りの過程においては2つの吐出口5
A、5Bの詰シ状態が必ずしも同一ではなく、そのため
2つの吐出口5A、5Bからの溶鋼吐出量が異なる現象
、すなわちいわゆる偏流が生じることが知られている。
けるチャージ数が多くなれば、アルミナクラスターの生
成などによって浸漬ノズルの詰りか発生し易くなるが、
このようなノズル詰りの過程においては2つの吐出口5
A、5Bの詰シ状態が必ずしも同一ではなく、そのため
2つの吐出口5A、5Bからの溶鋼吐出量が異なる現象
、すなわちいわゆる偏流が生じることが知られている。
このようにノズル詰りにより浸漬ノズルからの2つの溶
鋼吐出流6A、6Bに偏流が生じた状態で定常鋳造速度
を維持しようとすれば、詰りの少ない側の吐出口からの
溶鋼吐出量は偏流のない正常状態よシも多くなり、その
結果詰りの少ない側の吐出口からの吐出噴流が強くなっ
て、前述のような凝固停滞や凝固シェルの溶解、あるい
はクレータ−内への大型介在物の侵入深さの増大を顕著
に招くようになる。そして鋳造速度の高速化はこの傾向
をさらに増大させ、遂にはブレークアウト事故を招いた
シ、また介在物欠陥の増大による製品合格率の著しい低
下を招くことがある。したがってノズル詰りによる偏流
の程度が大きくなワた場合には、ノズルの交換を行なわ
なければならず、そのためにはノズル詰シの状況もしく
は偏流の程度を知る必要がある。
鋼吐出流6A、6Bに偏流が生じた状態で定常鋳造速度
を維持しようとすれば、詰りの少ない側の吐出口からの
溶鋼吐出量は偏流のない正常状態よシも多くなり、その
結果詰りの少ない側の吐出口からの吐出噴流が強くなっ
て、前述のような凝固停滞や凝固シェルの溶解、あるい
はクレータ−内への大型介在物の侵入深さの増大を顕著
に招くようになる。そして鋳造速度の高速化はこの傾向
をさらに増大させ、遂にはブレークアウト事故を招いた
シ、また介在物欠陥の増大による製品合格率の著しい低
下を招くことがある。したがってノズル詰りによる偏流
の程度が大きくなワた場合には、ノズルの交換を行なわ
なければならず、そのためにはノズル詰シの状況もしく
は偏流の程度を知る必要がある。
従来、上述のような偏流の程度を調べる方法としては、
凝固完了後の鋳片を切出してその凝固組織を顕出させ、
デンドライトの傾きから求める方法や、鋳片表皮下を膜
剤分析し、C+Sの実効分配係数を求めて算出する方法
が知られている。またノズル詰シに関しては鋳造停止後
のノズル観察によって調べることができる。
凝固完了後の鋳片を切出してその凝固組織を顕出させ、
デンドライトの傾きから求める方法や、鋳片表皮下を膜
剤分析し、C+Sの実効分配係数を求めて算出する方法
が知られている。またノズル詰シに関しては鋳造停止後
のノズル観察によって調べることができる。
発明が解決すべき問題点
しかしながら前述のように完全凝固した後の鋳片から偏
流の程度を調べる方法では、時々刻々変化する鋳造時の
状況を直ちに把握することができず、また鋳造後のノズ
ル観察による場合も鋳造作業中の状況を把握することは
できず、したがってこれらの方法ではノズル詰りに起因
する偏流が生じて前述のようなブレークアウト事故や介
在物欠陥率の増大の危険を招くような状況となってもそ
れを直ちに検出してノズル交換等の対応策を講じること
ができない根本的な欠点がありた。
流の程度を調べる方法では、時々刻々変化する鋳造時の
状況を直ちに把握することができず、また鋳造後のノズ
ル観察による場合も鋳造作業中の状況を把握することは
できず、したがってこれらの方法ではノズル詰りに起因
する偏流が生じて前述のようなブレークアウト事故や介
在物欠陥率の増大の危険を招くような状況となってもそ
れを直ちに検出してノズル交換等の対応策を講じること
ができない根本的な欠点がありた。
そこでこの発明では、浸漬ノズルの複数の吐出口から吐
出される溶鋼吐出流の偏りの程度を、連続鋳造中にオン
ライン検出する方法を提供し、これによって偏流による
ブレークアウト事故や鋳片の介在物欠陥の増大等を予知
するとともに、これらを未然に防止して、特に高速鋳造
での鋳片品質の安定化を図ることを目的とするものであ
る。
出される溶鋼吐出流の偏りの程度を、連続鋳造中にオン
ライン検出する方法を提供し、これによって偏流による
ブレークアウト事故や鋳片の介在物欠陥の増大等を予知
するとともに、これらを未然に防止して、特に高速鋳造
での鋳片品質の安定化を図ることを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段
この発明の流動測定方法は、複数の吐出口を有する浸漬
ノズルを介して連続鋳造用鋳型内へ溶融金属を供給して
連続鋳造するにあたり、前記鋳型内の溶融金属中に1前
記吐出口からの各溶融金属吐出流の動圧を受けて作動す
る複数組の流動検出系とその流動検出系の検出位置と実
質的に同一位置の溶融金属温度を検出する温度検出系を
浸漬し、前記各流動検出系および温度検出系の出力を信
号処理して、前記各吐出口からの溶融金属吐出流の偏シ
を出力することを特徴とするものである。
ノズルを介して連続鋳造用鋳型内へ溶融金属を供給して
連続鋳造するにあたり、前記鋳型内の溶融金属中に1前
記吐出口からの各溶融金属吐出流の動圧を受けて作動す
る複数組の流動検出系とその流動検出系の検出位置と実
質的に同一位置の溶融金属温度を検出する温度検出系を
浸漬し、前記各流動検出系および温度検出系の出力を信
号処理して、前記各吐出口からの溶融金属吐出流の偏シ
を出力することを特徴とするものである。
発明の実施のための具体的説明
第3図ないし第6図はこの発明の流動測定方法を実施す
るに好適な測定治具10の一例を示すものである。第3
図〜第6図において、測定治具lOは、温度検出系とし
ての熱電対11を収納した耐火物製中空筒体12と、流
動検出系としての歪ゲージ13を取付けた否検知板14
と、これらを保持、移動させるための支柱15とを主体
とする構成とされており、前記支柱15の下端に歪検知
板14の上端がネジ16によって結合され、その歪検知
板14の下端に前記耐火物製中空筒体12がネジ17に
よって結合されている。
るに好適な測定治具10の一例を示すものである。第3
図〜第6図において、測定治具lOは、温度検出系とし
ての熱電対11を収納した耐火物製中空筒体12と、流
動検出系としての歪ゲージ13を取付けた否検知板14
と、これらを保持、移動させるための支柱15とを主体
とする構成とされており、前記支柱15の下端に歪検知
板14の上端がネジ16によって結合され、その歪検知
板14の下端に前記耐火物製中空筒体12がネジ17に
よって結合されている。
前記耐火物製中空筒体12は、連続鋳造用鋳型内の溶融
金属中に浸漬される部分を構成するものであり、熱電対
11を挿入した保護管18を収納するように中空に作ら
れるとともに、その外面形状は第5図に示すような角型
あるいは第6図に示すような元型に作られている。この
中空筒体12に用いられる耐火物としては、その中空筒
体の原形を可及的に保つために溶鋼等の溶融金属による
侵食が少なく、かつ溶融金属による浮力が流動検出のだ
めの歪感知に悪影響を与えないように溶融金属の比重と
同程度の比重を有することが望まし−0このような観点
から、特に溶融金属が溶鋼である場合には、Mo 60
〜90重量%、ZrO鵞10〜40%を主体とする比重
7.9ν劇程度のMo −2「0!系焼結体を中空筒体
12に使用することが最適である。
金属中に浸漬される部分を構成するものであり、熱電対
11を挿入した保護管18を収納するように中空に作ら
れるとともに、その外面形状は第5図に示すような角型
あるいは第6図に示すような元型に作られている。この
中空筒体12に用いられる耐火物としては、その中空筒
体の原形を可及的に保つために溶鋼等の溶融金属による
侵食が少なく、かつ溶融金属による浮力が流動検出のだ
めの歪感知に悪影響を与えないように溶融金属の比重と
同程度の比重を有することが望まし−0このような観点
から、特に溶融金属が溶鋼である場合には、Mo 60
〜90重量%、ZrO鵞10〜40%を主体とする比重
7.9ν劇程度のMo −2「0!系焼結体を中空筒体
12に使用することが最適である。
前記歪感知板14は、鋼あるいはステンレス鋼等の合金
鋼などからなるものであって、前記歪ゲージ13が貼着
される中間部L4Aはプレート状に作られ、上方の支柱
15に接続される上端部14Bおよび下方の耐火物製中
空筒体12に接続される下端部14cはそれぞれ筒状を
なすように作られ、かつ下端部14cには熱電体itを
通すための孔部14Dが形成されている。上述のように
歪ゲージ13を貼着するプレート状中間部14Aの厚み
は2〜5■程度、幅は10〜20W程度とすることが望
ましい。プレート状中間部14Aの厚みが2w以下では
、材質によりても異なるが、吐出噴流を受ける耐火物製
中空筒体12の移動によってプレ−ト状中間部14Aが
塑性変形してしまうおそれがあシ、またプレート状中間
部14Aの厚みが5w以上、あるいは幅が201CI以
上では吐出噴流による中間部14Aの弾性歪量が小さく
なって否検知精度が低下するおそれがある。なお耐火物
製中空筒体12の耐火物比重が小さい場合などにおいて
は溶融金属による浮力の影響を強く受けるようになるか
ら、その浮力の大きさも考慮してプレート状中間部14
Aの厚みを設定することが望ましい。
鋼などからなるものであって、前記歪ゲージ13が貼着
される中間部L4Aはプレート状に作られ、上方の支柱
15に接続される上端部14Bおよび下方の耐火物製中
空筒体12に接続される下端部14cはそれぞれ筒状を
なすように作られ、かつ下端部14cには熱電体itを
通すための孔部14Dが形成されている。上述のように
歪ゲージ13を貼着するプレート状中間部14Aの厚み
は2〜5■程度、幅は10〜20W程度とすることが望
ましい。プレート状中間部14Aの厚みが2w以下では
、材質によりても異なるが、吐出噴流を受ける耐火物製
中空筒体12の移動によってプレ−ト状中間部14Aが
塑性変形してしまうおそれがあシ、またプレート状中間
部14Aの厚みが5w以上、あるいは幅が201CI以
上では吐出噴流による中間部14Aの弾性歪量が小さく
なって否検知精度が低下するおそれがある。なお耐火物
製中空筒体12の耐火物比重が小さい場合などにおいて
は溶融金属による浮力の影響を強く受けるようになるか
ら、その浮力の大きさも考慮してプレート状中間部14
Aの厚みを設定することが望ましい。
一方支柱15は、例えばスラブ鋳造用鋳型の長辺に沿う
方向および鋳型の深さ方向に移動し得る図示しないアー
ムに取付けられ、鋳型内の長辺に沿う方向の任意の位置
において任意の深さで耐火物製中空筒体12の部分を鋳
型内溶融金属中に浸漬させ得る構成とされている。
方向および鋳型の深さ方向に移動し得る図示しないアー
ムに取付けられ、鋳型内の長辺に沿う方向の任意の位置
において任意の深さで耐火物製中空筒体12の部分を鋳
型内溶融金属中に浸漬させ得る構成とされている。
上述のような測定治具lOを用いて流動測定を行なって
いる状況の一例、すなわちこの発明の方法を実施してい
る状況の一例を第1図、第2図に示す。なお第1図、第
2図においては左右の測定治具の符号をIOA、IOB
で区別するものとする。
いる状況の一例、すなわちこの発明の方法を実施してい
る状況の一例を第1図、第2図に示す。なお第1図、第
2図においては左右の測定治具の符号をIOA、IOB
で区別するものとする。
この発明の方法を実施するにあたっては、第1図、第2
図に示すように例えばスラブ鋳造用鋳型3の短辺3A、
3Bに近い位置にそれぞれ前述のような測定治具10A
、IOBをセットし、各治具の中空筒体120部分を溶
融金属4中に浸漬させる。すなわち浸漬ノズル2の吐出
口5A、5Bからの溶融金属吐出流6A、6Bが中空筒
体12に当たるように測定治具10A、IOBを配置す
る。このようにすれば、溶融金属吐出流6A。
図に示すように例えばスラブ鋳造用鋳型3の短辺3A、
3Bに近い位置にそれぞれ前述のような測定治具10A
、IOBをセットし、各治具の中空筒体120部分を溶
融金属4中に浸漬させる。すなわち浸漬ノズル2の吐出
口5A、5Bからの溶融金属吐出流6A、6Bが中空筒
体12に当たるように測定治具10A、IOBを配置す
る。このようにすれば、溶融金属吐出流6A。
6Bから受ける力(動圧)によって各測定治具10A、
IOBのプレート状中間部14Aが弾性的に歪み、その
歪量が歪ゲージ13によって検出される。この歪は基本
的には溶融金属の流動、すなわち各吐出流6A、6Bの
流速に対応することになる。一方各歪検出位置と同じ位
置での溶融金属4の温度が各測定治具LOA、IOBの
熱電対11によって検出される。ここで、吐出口5A。
IOBのプレート状中間部14Aが弾性的に歪み、その
歪量が歪ゲージ13によって検出される。この歪は基本
的には溶融金属の流動、すなわち各吐出流6A、6Bの
流速に対応することになる。一方各歪検出位置と同じ位
置での溶融金属4の温度が各測定治具LOA、IOBの
熱電対11によって検出される。ここで、吐出口5A。
5Bからの吐出流量が多いほど、その吐出口5A。
5Bから吐出された相対的に高温の溶融金属が測定治具
10に達するまでの間に吐出流周囲の相対的に低温の溶
融金属と混合される度合が少なくなるから、測定治具1
0A、IOBの位置での温度が高くなる。したがワて測
定治具10A、IOBの熱電対11で検出される温度が
高−はど吐出流量が多いことになシ、その熱電対11で
の検出温度が吐出流量に相関関係を持つことになる。
10に達するまでの間に吐出流周囲の相対的に低温の溶
融金属と混合される度合が少なくなるから、測定治具1
0A、IOBの位置での温度が高くなる。したがワて測
定治具10A、IOBの熱電対11で検出される温度が
高−はど吐出流量が多いことになシ、その熱電対11で
の検出温度が吐出流量に相関関係を持つことになる。
上述のような左右の測定治具10A、IOBの歪ゲージ
13および熱電対11の出力は、それぞれ信号処理に適
した信号とするための変換器20゜21を介して歪信号
、温度信号として偏流比演算装置22に入力される。こ
の偏流比演算装置22においては、流速に対応する歪信
号について、左右の測定治具10A、IOBから得られ
る歪信号のうち、大きい方の信号を小さい方の信号で除
算して正相関偏流比RFを算出する。また同時に温度信
号についても、左右の測定治具10A、IOBからの温
度信号をそれぞれ溶融金属の液相線温度からの過熱度で
規準化するとともにタンディッシー内溶融金属の過熱度
との差をそれぞれ求め、その差の大きい方を小さい方で
除算して温度相関偏流比RTを算出する。そして正相関
偏流比RFおよび温度相関偏流比RTの両者から次の(
1)式により総括偏流比Rを算出する。
13および熱電対11の出力は、それぞれ信号処理に適
した信号とするための変換器20゜21を介して歪信号
、温度信号として偏流比演算装置22に入力される。こ
の偏流比演算装置22においては、流速に対応する歪信
号について、左右の測定治具10A、IOBから得られ
る歪信号のうち、大きい方の信号を小さい方の信号で除
算して正相関偏流比RFを算出する。また同時に温度信
号についても、左右の測定治具10A、IOBからの温
度信号をそれぞれ溶融金属の液相線温度からの過熱度で
規準化するとともにタンディッシー内溶融金属の過熱度
との差をそれぞれ求め、その差の大きい方を小さい方で
除算して温度相関偏流比RTを算出する。そして正相関
偏流比RFおよび温度相関偏流比RTの両者から次の(
1)式により総括偏流比Rを算出する。
R=a−RF+b・β−RT −= <1)
(但しa、bは鋳造条件と鋳片の介在物性状の関連から
、0.5≦3≦o、t、o≦b≦0.5゜かつa +
b = 1の範囲内で任意に定め得る定数、またβは換
算係数である。) このようにして求められた総括偏流比Rは、浸漬ノズル
2の吐出口5A、5Bから吐出される溶融金属吐出流6
A、6Bの相対的な偏9の程度に相当することになる。
(但しa、bは鋳造条件と鋳片の介在物性状の関連から
、0.5≦3≦o、t、o≦b≦0.5゜かつa +
b = 1の範囲内で任意に定め得る定数、またβは換
算係数である。) このようにして求められた総括偏流比Rは、浸漬ノズル
2の吐出口5A、5Bから吐出される溶融金属吐出流6
A、6Bの相対的な偏9の程度に相当することになる。
すなわち総括偏流比Rの値が大き−ことは、一方の吐出
流に対し他方の吐出流が強くなっていることを意味する
から、総括偏流比Rが予め定めた値よシも大きくならな
いように管理することによってブレークアウト事故や介
在物欠陥の急激な増加などを未然に防止することができ
る。具体的には、連続鋳造操業中に常時もしくは一定間
隔で間欠的に上述のような測定を行なって総括偏流比R
を調べ、その値がある値以上になった場合には鋳造速度
を一時的に低下させたり、あるいはノズル交換を行なう
などの対策を講じてブレークアウト事故の発生や介在物
欠陥などの鋳片汚染を未然に防止したシ、また鋳片(ス
ラブ)における偏流の大きい側の介在物欠陥のチェック
を強化するなどの方策を講じることができる。−ここで
、歪信号は前述のように流速に対応するから、正相関偏
流比RFのみによって偏流の程度を認識することもある
程度は可能である。しかしながら実際の測定時において
は前述のような測定治具は溶融金属吐出流によって振動
し、そのため歪信号は周波数成分を有し、1〜l OH
z程度の周期で変動する。したがりて歪信号を処理する
際には、実際には前記周期よシも充分に短かい周期(例
えば50 Hz )でサンプリングして、一定時間(例
えば5 sec )の移動平均を行なう必要があ)、そ
のため歪信号のみを用いた場合、検出の時間遅れが生じ
ることになる。また実際の連続鋳造においてはノズル詰
りの状況によって溶融金属吐出流の角度が左右の吐出口
で異なったシ、また経時的に変化することもあ)、この
ような場合、歪信号の大きさが吐出流の流速に正確に対
応しなくなることがある。そこでこの発明では歪信号の
みならず、温度信号をも併せて利用して総括偏流比Rを
求めることとしている。すなわち、温度信号は歪と比較
して周波数成分が著しく少なく、シたがって温度信号と
しては瞬時値を用いることができるから、温度信号を歪
信号と併用することによシ、歪信号の移動平均による時
間遅れの問題を回避することかでき、また温度信号には
吐出流の角度の影響は余9大きく表われないから、温度
信号を併せて用いることによシ、より正確かつ即時に偏
流の程度を知ることができる。
流に対し他方の吐出流が強くなっていることを意味する
から、総括偏流比Rが予め定めた値よシも大きくならな
いように管理することによってブレークアウト事故や介
在物欠陥の急激な増加などを未然に防止することができ
る。具体的には、連続鋳造操業中に常時もしくは一定間
隔で間欠的に上述のような測定を行なって総括偏流比R
を調べ、その値がある値以上になった場合には鋳造速度
を一時的に低下させたり、あるいはノズル交換を行なう
などの対策を講じてブレークアウト事故の発生や介在物
欠陥などの鋳片汚染を未然に防止したシ、また鋳片(ス
ラブ)における偏流の大きい側の介在物欠陥のチェック
を強化するなどの方策を講じることができる。−ここで
、歪信号は前述のように流速に対応するから、正相関偏
流比RFのみによって偏流の程度を認識することもある
程度は可能である。しかしながら実際の測定時において
は前述のような測定治具は溶融金属吐出流によって振動
し、そのため歪信号は周波数成分を有し、1〜l OH
z程度の周期で変動する。したがりて歪信号を処理する
際には、実際には前記周期よシも充分に短かい周期(例
えば50 Hz )でサンプリングして、一定時間(例
えば5 sec )の移動平均を行なう必要があ)、そ
のため歪信号のみを用いた場合、検出の時間遅れが生じ
ることになる。また実際の連続鋳造においてはノズル詰
りの状況によって溶融金属吐出流の角度が左右の吐出口
で異なったシ、また経時的に変化することもあ)、この
ような場合、歪信号の大きさが吐出流の流速に正確に対
応しなくなることがある。そこでこの発明では歪信号の
みならず、温度信号をも併せて利用して総括偏流比Rを
求めることとしている。すなわち、温度信号は歪と比較
して周波数成分が著しく少なく、シたがって温度信号と
しては瞬時値を用いることができるから、温度信号を歪
信号と併用することによシ、歪信号の移動平均による時
間遅れの問題を回避することかでき、また温度信号には
吐出流の角度の影響は余9大きく表われないから、温度
信号を併せて用いることによシ、より正確かつ即時に偏
流の程度を知ることができる。
このように歪信号と温度信号を併用して総括偏流比Rを
求める具体的手法について次に説明する。
求める具体的手法について次に説明する。
歪信号の絶対値が大きい側の測定治具からの歪信号の時
刻iにおける瞬時値をzLとし、歪信号の絶対値が小さ
い側の測定治具からの歪信号の時刻盃における瞬時値を
がとし、移動平均区間数をnとすれば、移動平均による
正相関偏流比RFは次の(2)式で表わせる。
刻iにおける瞬時値をzLとし、歪信号の絶対値が小さ
い側の測定治具からの歪信号の時刻盃における瞬時値を
がとし、移動平均区間数をnとすれば、移動平均による
正相関偏流比RFは次の(2)式で表わせる。
一方温度信号から算出された鋳型内溶融金属の過熱度(
液相線温度との差)をΔT、ΔT/(但しその値が小さ
い方をΔTとする)とし、タンディッシェ内溶融金属の
過熱度をΔToとすれば、温度相関偏流比RTは次の(
3)式で表わされる。
液相線温度との差)をΔT、ΔT/(但しその値が小さ
い方をΔTとする)とし、タンディッシェ内溶融金属の
過熱度をΔToとすれば、温度相関偏流比RTは次の(
3)式で表わされる。
したがって(2) 、 (3)式を前記(1)式に代入
して、が得られる。
して、が得られる。
ここでβは前述のように換算係数であって、温度から求
められる偏流比RTを流速に関する値に変換するための
ものでアシ、鋼の連続鋳造においてタンディッシ島内溶
鋼の温度を大幅に変更してRFとRTとの相関関係を調
べたところ、RFがi、 o〜2.0の範囲内で1.6
7±0.15とすれば良いことが判明している。但しこ
の値はモールドの断面形状等によりても変化するから、
それらの条件に応じて決定する必要がある。なお定数1
の値は0.5〜1.0の範囲内とする。
められる偏流比RTを流速に関する値に変換するための
ものでアシ、鋼の連続鋳造においてタンディッシ島内溶
鋼の温度を大幅に変更してRFとRTとの相関関係を調
べたところ、RFがi、 o〜2.0の範囲内で1.6
7±0.15とすれば良いことが判明している。但しこ
の値はモールドの断面形状等によりても変化するから、
それらの条件に応じて決定する必要がある。なお定数1
の値は0.5〜1.0の範囲内とする。
実 施 例
湾曲凰スラブ連続鋳造機を用いて溶鋼の連続鋳造を行な
うにあたって、次のようにこの発明の溶融金属流動測定
方法を実施した。なお溶鋼の組成は、C:0.04%、
Si :tr、Mn:1.35チ。
うにあたって、次のようにこの発明の溶融金属流動測定
方法を実施した。なお溶鋼の組成は、C:0.04%、
Si :tr、Mn:1.35チ。
P:0.014チ、S:0.003チ、At:0.02
5チの低Cアルミキルド鋼であり、溶鋼の過熱度は25
℃であった。また鋳造条件は、スラブ厚み220111
1、幅13501111.鋳造速度1.4 m/si、
タンディッシェ内溶鋼保持量40)ンである。測定治具
としては、中空筒体の耐火物としてMo 70チ、Zr
O* 30 %のMo−ZrO2焼結体を用い、中空゛
筒体の外形は25■角とし、否検知板としてはSUS
304を用い、そのプレート状中間部の厚み3關、幅1
2露とした。そして測定治具は、対面する鋳型長辺面間
距離の1/2でかつ左右の鋳型短辺面から200111
18の位置に設置し、耐火物製中空筒体の浸漬深さは2
50m11とした。
5チの低Cアルミキルド鋼であり、溶鋼の過熱度は25
℃であった。また鋳造条件は、スラブ厚み220111
1、幅13501111.鋳造速度1.4 m/si、
タンディッシェ内溶鋼保持量40)ンである。測定治具
としては、中空筒体の耐火物としてMo 70チ、Zr
O* 30 %のMo−ZrO2焼結体を用い、中空゛
筒体の外形は25■角とし、否検知板としてはSUS
304を用い、そのプレート状中間部の厚み3關、幅1
2露とした。そして測定治具は、対面する鋳型長辺面間
距離の1/2でかつ左右の鋳型短辺面から200111
18の位置に設置し、耐火物製中空筒体の浸漬深さは2
50m11とした。
先ず予備試験として、歪信号のみによ)浸漬ノズルの2
個の吐出口からの吐出流(右側吐出流、左側吐出流)の
流速を調べる実験を行なった。なおここで流速の測定は
、上述の測定を予め水銀流動浴中に浸漬させて、既知の
流速における歪量の電気信号変換による起電力との相関
によシ求めた。
個の吐出口からの吐出流(右側吐出流、左側吐出流)の
流速を調べる実験を行なった。なおここで流速の測定は
、上述の測定を予め水銀流動浴中に浸漬させて、既知の
流速における歪量の電気信号変換による起電力との相関
によシ求めた。
但し水銀と溶鋼との比重差などを考慮したことは勿論で
ある。
ある。
左右の吐出流の流速の変化の大きかった例を第7図に示
す。但しここで左右の吐出流の流速は指数化して示した
。第7図から判るように、鋳造初期では左右の吐出口か
らの吐出流の流速はほとんど同じであるが、連々指数(
連続連続鵬Wチャージ数)が増加すれば左右の流速に差
が生じてくる。
す。但しここで左右の吐出流の流速は指数化して示した
。第7図から判るように、鋳造初期では左右の吐出口か
らの吐出流の流速はほとんど同じであるが、連々指数(
連続連続鵬Wチャージ数)が増加すれば左右の流速に差
が生じてくる。
すなわち偏流が生じていることがわかる。
さらに、左右の測定治具からの歪信号と温度信号との両
者を用い、a=0.72 、 b=0.28として総括
偏流比Rを算定しながら連続鋳造を実施し、鋳片内の介
在物との関係を調べた。介在物の測定L1凝固完了後の
鋳片全幅の横断面のサルファプリントを実施し、鋳片表
面からのSスポット数で代表させた。この結果を第8図
に示す。
者を用い、a=0.72 、 b=0.28として総括
偏流比Rを算定しながら連続鋳造を実施し、鋳片内の介
在物との関係を調べた。介在物の測定L1凝固完了後の
鋳片全幅の横断面のサルファプリントを実施し、鋳片表
面からのSスポット数で代表させた。この結果を第8図
に示す。
第8図から明らかなように総括偏流比Rが大きくなれば
鋳片内のSスポット数が多くなシ、湾曲型連続鋳造機特
有の介在物集積位置も鋳片内部側に移行する。特に総括
偏流比Rが2.8となれば通常の場合(R=1.0)の
ピーク値の数2.4倍にSスポット数が増加しているこ
とが判る。
鋳片内のSスポット数が多くなシ、湾曲型連続鋳造機特
有の介在物集積位置も鋳片内部側に移行する。特に総括
偏流比Rが2.8となれば通常の場合(R=1.0)の
ピーク値の数2.4倍にSスポット数が増加しているこ
とが判る。
さらに第9図に、総括偏流比とSスポット指数、および
そのスラブを圧延した板から電縫鋼管を製造した場合に
おけるUT不合指数(超音波探傷による不合格発生率指
数)との関係を示す。第9図から明らかなように偏流比
が大きくなるに伴なって電縫鋼管UT不合が増加し、特
に総括偏流比Rが1.9を越えればUT不合の増加傾向
が大きくなることがわかる。
そのスラブを圧延した板から電縫鋼管を製造した場合に
おけるUT不合指数(超音波探傷による不合格発生率指
数)との関係を示す。第9図から明らかなように偏流比
が大きくなるに伴なって電縫鋼管UT不合が増加し、特
に総括偏流比Rが1.9を越えればUT不合の増加傾向
が大きくなることがわかる。
これらの結果から、総括偏流比Rが1.90以内となる
ように管理すること、す麦わち例えばRが1.90また
はその値に近くなった時に一時的に鋳造速度を低下させ
る等の操業条件の変更を行なつたシ、浸漬ノズルの交換
を行なったシすることにより、高速鋳造における品質の
安定性を確保し得ることが判明した。
ように管理すること、す麦わち例えばRが1.90また
はその値に近くなった時に一時的に鋳造速度を低下させ
る等の操業条件の変更を行なつたシ、浸漬ノズルの交換
を行なったシすることにより、高速鋳造における品質の
安定性を確保し得ることが判明した。
発明の効果
以上の説明で明らかなようにこの発明の方法によれば、
連続鋳造機における浸漬ノズルの複数の吐出口から鋳型
内へ吐出される溶融金属吐出流の偏りの程度を連続鋳造
中に即時かつ正確に把握することができ、したがってこ
の発明の方法を実機に適用して連続鋳造を行ないながら
各吐出流の偏りの程度を管理して浸漬ノズルの交換ある
いは操業条件の変更などを行なうことにより、ブレーク
アウト事故の発生を未然に防止したり、あるいは介在物
欠陥の増大等を防止することができ、特に鋳造速度を高
速化して生産性を高める場合に大きな効果を得ることが
できる。
連続鋳造機における浸漬ノズルの複数の吐出口から鋳型
内へ吐出される溶融金属吐出流の偏りの程度を連続鋳造
中に即時かつ正確に把握することができ、したがってこ
の発明の方法を実機に適用して連続鋳造を行ないながら
各吐出流の偏りの程度を管理して浸漬ノズルの交換ある
いは操業条件の変更などを行なうことにより、ブレーク
アウト事故の発生を未然に防止したり、あるいは介在物
欠陥の増大等を防止することができ、特に鋳造速度を高
速化して生産性を高める場合に大きな効果を得ることが
できる。
第1図はこの発明の方法を実施している状況を示す模式
図、第2図は第1図の■−■線矢視図、第3図はこの発
明の方法で使用する測定治具の一例を示す切欠正面部、
第4図は第3図のfl/−M線における縦断面図、第5
図は第3図の■−v線における横断面図、第6図は第3
図のv−v線における横断面の他の例を示す断面図、第
7図は実施例のm中における連々指数と左右の吐出流の
流速との関係を示すグラフ、第8図は実施例における総
括偏流比Rと鋳片のSスポット指数との関係を示すグラ
フ、第9図は実施例における総括偏流比Rと鋳片のSス
ポット指数および電縫鋼管におけるUT不合指数との関
係を示すグツ7、第10図は従来の一般的なスラブ連続
鋳造機の要部を模式的に示す縦断面図、第11図は第1
0図のM−M線矢視図である。 2・・・浸漬ノズル、3・・・鋳型、4・・・溶鋼(溶
融金属)、5A、5B・・・吐出口、6A、6B・・・
吐出流、IO・・・測定治具、11・・・温度検出系と
しての熱電対、13・・・流動検出系としての歪ゲージ
。 第8図 第9r14 添a7xi鳶争41魁d二jR
図、第2図は第1図の■−■線矢視図、第3図はこの発
明の方法で使用する測定治具の一例を示す切欠正面部、
第4図は第3図のfl/−M線における縦断面図、第5
図は第3図の■−v線における横断面図、第6図は第3
図のv−v線における横断面の他の例を示す断面図、第
7図は実施例のm中における連々指数と左右の吐出流の
流速との関係を示すグラフ、第8図は実施例における総
括偏流比Rと鋳片のSスポット指数との関係を示すグラ
フ、第9図は実施例における総括偏流比Rと鋳片のSス
ポット指数および電縫鋼管におけるUT不合指数との関
係を示すグツ7、第10図は従来の一般的なスラブ連続
鋳造機の要部を模式的に示す縦断面図、第11図は第1
0図のM−M線矢視図である。 2・・・浸漬ノズル、3・・・鋳型、4・・・溶鋼(溶
融金属)、5A、5B・・・吐出口、6A、6B・・・
吐出流、IO・・・測定治具、11・・・温度検出系と
しての熱電対、13・・・流動検出系としての歪ゲージ
。 第8図 第9r14 添a7xi鳶争41魁d二jR
Claims (1)
- 複数の吐出口を有する浸漬ノズルを介して連続鋳造用鋳
型内へ溶融金属を供給して連続鋳造するにあたり、前記
鋳型内の溶融金属中に、前記各吐出口からの溶融金属吐
出流の動圧を受けて作動する複数組の流動検出系とその
流動検出系の検出位置と実質的に同じ位置で溶融金属温
度を検出する温度検出系を浸漬させ、前記各流動検出系
および温度検出系の出力を信号処理して、各吐出口から
の溶融金属吐出流の偏りの程度を出力することを特徴と
する連続鋳造における鋳型内溶融金属の流動検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27512184A JPS61150762A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 連続鋳造における鋳型内溶融金属の流動測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27512184A JPS61150762A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 連続鋳造における鋳型内溶融金属の流動測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61150762A true JPS61150762A (ja) | 1986-07-09 |
Family
ID=17550998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27512184A Pending JPS61150762A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 連続鋳造における鋳型内溶融金属の流動測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61150762A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113172206A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-07-27 | 北京科技大学 | 一种基于电流变化的结晶器内钢液流场测量方法 |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP27512184A patent/JPS61150762A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113172206A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-07-27 | 北京科技大学 | 一种基于电流变化的结晶器内钢液流场测量方法 |
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