JPS61148982A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はビデオテープレコーダ（以下、ＶＴＲと称す
る）のような磁気記録再生装置に係シ、特忙再生出力の
時間軸を補正するための構成の改良に関する。

〔発明の技術的背景〕

映像に関する情報を狭帯域で伝送したシ、小量の媒体で
記録するために、様々な帯域圧縮、情報の多重化が行わ
れている。高品位テレビシ１ン信号は輝度信号の帯域が
２０　ＭＨｚ、　　２つの色信号の帯域がそれぞれ５．
５　ＭＨｚ　、　　７　ＭＨｚに設定され１それに、％
　２チヤンネルの高品質音声信号を含む。

現在、この高品位テレビシ、ン信号を１チヤンネルの通
信路で伝送するために、ＭＵＳＥ方式といわれる帯域圧
縮技術が開発されている。この方式は、第７図に示す如
く、２つの色信号Ｓｃを１７４に時間軸圧縮し、さらに
線順次信号として輝度信号８ｙの水平ブランキング期間
忙多重化する。そして、この画像信号を４フイールドで
一巡す石ようなサブナイキスト周波数（約１．６　ＭＨ
ｚ）でサンプリングし、そのサンプリングポイントのみ
で伝送する。水平同期信号ＨＤは映像信号Ｃ色信号Ｂｃ
と輝度信号８丁の複合信号）のダイナミ、クレンゾＤＲ
内に含まれる特定のパターンで表現され、多重化された
色信号ＳＣの直前に挿入される。ｔた、第８図に示・す
如く、受信側での処理を簡略化するため、色信号Ｓｃよ
シ輝度信号ｓｙが４水平走査期間遅延されて送られる・
さらに、受信側で使用される補間または動き補正等のデ
シタル信号とフレーム識別信号は垂直ブランキング期間
を利用して送られる。２チヤンネルの音声信号は残）の
垂直ブランキング期間を利用してＰＣＭ伝送される。そ
して、音声信号をＰＣＭ伝送する期間には、水平同期信
号は含まれな込。

ところで、回転ヘッド形ＶＴＲにおいては、磁気テープ
く記録された複合映像信号ｃ色信号Ｓｃ　。

輝度信号ＳＹ１同期信号、フレーム識別信号等Ｏ複合信
号）を再生する場合、再生出力の時間軸補正がなされる
。この時間軸補正釦際しては、複合映像信号の再生出力
から水平同期信号を検出して時間軸の誤差゛を測定し、
この測定結果に従って時間軸補正回路の制御信号を得る
必要がある。

しかし、Ｍ′ＵＳＥ方式の場合、複合映像信号中の水平
同期信号ＨＤは、映像信号のダイナミックレンジＤＲ内
に存在するため、短時間に水平同期信号ＨＤを検出する
ことは非常に困難である。

したがって、ＶＴＲにおいて、ＭＵＳＥ方式の映像信号
を再生する場合、映像信号の全ての区間にわたって時間
軸を補正することは不可能である。

このため、ＶＴＲにおいては、ＭＵＳＥ方式の複合映像
信号の記録再生を行う場合、映像信号に付加されている
水平同期信号ＨＤを記録時、映像信号のダイナＺ　”ｌ
クレンゾＤＲ外忙出るように変形させたシ、負極性の水
平同期信号ＨＤに変更して記録することにより、時間軸
の補正を確実忙行い得るよう忙している。

〔背景技術の問題点〕

しかし上記のように水平同期信号ＨＤを変形して時間軸
の補正を図る構成の場合、水平同期信号ＨＤを含めた複
合映像信号のダイナミ、クレンゾに比較して映像信号の
ダイナミ、クレンゾＤＲが小さくなシ、再生画像のＳ／
Ｎ比及び解俊度の悪化を招くものである。また、水平同
期信号ＨＤは有効な映像信号または受信機用制御信号に
しか付加されていないため、非常に応答の速い時間軸補
正回路が要求され、実現が困難である。さらに１．変形
された水平同期信号ＨＤを再生時、元の信号に戻す回路
を余分に必要とする問題がある。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に対処すべくなされたもので、再
生画像の８７Ｎ比及び解儂度を劣化させることなく、ま
た、特殊な時間軸補正回路を必要とせず、さら忙は水平
同期信号を元の信号化戻す回路を必要としな−で、時間
軸の補正を行うことができる磁気記録再生装置を提供す
ることを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明は、複合映像信号における映像信号期間以外の
期間に水平同期信号の検出が容易な擬似映像信号を挿入
し、再生時、映像信号等の実際の情報の再生に先立って
上記擬似映像信号を再生し、この擬似映像信号忙含まれ
る水平同期信号によりて水平同期検出の初期化を行い、
時間軸を補正するようにしたものである。

〔実施例〕

以下、図面を参照しながら、この発明の実施例を詳細に
説明する。

ｔｉ！、１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図
である・ 第１図忙お込て、記録すべき複合映像信号は入力端子１
１よシスイッチ１２の一方の固定端子１２１に導びかれ
る。スイッチ１２の他方の固定端子ｆ　ａｘｉＦ、は、
擬似映像信号発生回路１３の出力信号が導びかれる。

擬似映像信号発生回路１３は水平同期信号ＩＩＤの検出
が容易でしかもその検出レベルを含まない第２図に示す
ような水平同期信号ＨＤを有する擬似映像信号を出力す
る。スイッチ１２の可動接片１２３は垂直ブランキング
期間内の所定期間（受信機用制御信号や音声信号期間以
外の期間）に固定端子１２２に接続され、それ以外の期
間は固定端子１２１に接続される。したがって、垂直ブ
ランキング期間の所定期間以外の期間は、記録すべき複
合映像信号がスイ。

チ１２を通して記録処理１回路１４に久方され、垂直ブ
ランキング期間の所定期間は、擬似映像信号が記録処理
回路１４に導びかれる。このとき、ＩＩ！似映儂信号発
生回路１８やスイッチＪ２は、その擬似映像信号に含ま
れる水平同期信号　。

ＨＤが記録すべき複合映像信号に含まれる水平同期信号
と位相が連続となるよ５釦制御される。

記録処理回路１４に人力された信号は、磁気テープに記
録するのく必要なエンフチシス及ｐＭ変調等を施され、
記録時、可動接片１５３が固定端子１５２忙接続される
記録／再生スイッチ１６を介して回転へ、Ｐｌｇに与え
られ、磁気テープ１１に記録される。このとき、垂直ｆ
′ｙンキング期間からトラックの記録が開始されるよう
に、複合映像信号に対し回転へ、ＰＩ３の回転位相が制
御される。

再生時、磁気チー７’７７よシ再生された信号は可動接
片１５３が固定端子１５２に接続される記録／再生スイ
ッチ１５を通して再生処理回路１８に与えられる。そし
て、この再生処理回路１８にてＦＭ復調およびディエン
ファシス等の処理を施された後、時間軸補正回路１９及
び水平同期信号検出回路２０に与えられる。

水平同期信号検出回路２０は、回転へ、ｒ１６の回転位
相を示す信号Ｓ、に従って擬似映像信号の挿入期間を識
別し、さらに、レベル検出によ）、擬似映像信号の水平
同期信号ＨＤを取）出し、この検出出力によりリセット
をかける。

水平同期信号検出回路２０は垂直ブランキング期間でリ
セットがかかると、それに、引き続く再生複合映像信号
の水平同期信号ＨＤの近傍にだけ、検出窓を開いて水平
同期信号を検出し、色信号または輝度信号等によって誤
動作が生じるのを防ぐ。時間軸補正回路１９は水平同期
信号検出回路２０で検出された水平同期信号ＨＤによ）
再生出力の時間軸の誤差を測定し、この測定結果に従っ
て再生出力の時間軸を補正して出力端子２ノに導びく。

以上詳述したようにこの実施例は、垂直プランキング期
間の所定期間に、水平同期信号Ｉ（Ｄの検出レベルを含
まず、かつ水平同期信号ＨＤの検出が容易な擬似映像信
号を挿入し、しかも、再生時、この擬似映像信号を映像
信号等の実際の情報に先立って再生し、この擬似映像信
号に含まれる水平同期信号ＨＤによって水平同期検出回
路２０の水平同期検出動作を初期化するようにしたもの
である。したがって、本来の複合映像信号に含まれる水
平同期信号ＨＤが映像信号のダイナミ、クレンゾＤＲ内
にあっても確実釦これを検出することができ、複合映像
信号の全区間にわたって時間軸補正を行うことができる
。また、このような構成によれば、特殊な時間軸補正回
路や変形された水平同期信号）（Ｄを元の信号に戻す回
路も不要である。

第３図は各フィールｒを時間的に２分割し、１フイ一ル
ド分の映像信号を２木のトラックで記録する場合忙おけ
る実施例を示すものである。

第３図において、記録すべき複合映像信号は入力端子１
）よ多入力され、スイッチ３１の固定端子３１ノ及び遅
延回路３２に入力される。

遅延回路３２の出力信号はスイッチ３１の他方の固定端
子３１２Ｖｃ入力される。

遅延回路３２は垂直ブランキング期間の時間幅の半分の
遅延量をもつ。第４図は入力端子１１よ多入力される複
合映像信号ｓ１　と遅延回路３２の出力信号ｓ２を模式
的に示すものである。図において、Ｔｖは垂直ブランキ
ング期間を示す。

スイッチ３１の可動接片３１３は各フィールドＦの前坐
ＦＩでは固定端子３１１＃ｃ接続され、後半Ｆ、では固
定端子３１２に接続される。したがって、各フィール？
Ｆの前半Ｆ１では信号Ｓ１がスイッチ３１忙て選択され
、後半Ｆ！では信号Ｓ、が選択される。したがって、ス
イッチ１２から出力される複合映像信号ｓｓの垂直ブラ
ンキング期間Ｔｖは半分に短縮される。また、スイッチ
３１の可動接片３１３が固定端子３−１１から固定端子
３１２に切シ換えられる直前の期間で１の映像信号の内
容と、切シ換えられた直後の期間Ｔ、の映像信号の内容
は同じである。

なお、ここで、期間’ｒ、、’ｒ、の時間幅は等しく、
シかもこれは垂直ブランキング期間Ｔｖの時間幅の半分
である。

期間ＴＩは各フィールドＦの前半Ｆ１のブランキング期
間とされるもので、後半Ｆ２のブランキング期間は上記
半分に短縮された期間Ｔ３とされる。スイッチ１２はス
イッチ３１から出力される複合映像信号の期間’ｒｌ　
、’ｒ、の所定の期間にお込ては、擬似映像信号発生回
路１３の出力信号を選択し、その他の期間はスイッチ３
ノの出力信号を選択し、記録処理回路１４に与える。記
録処理ノ４は先の第１図と同じようにして、擬似映像信
号の挿入期間の始めでトラ、りが更新されるように制御
される。

なお、この記録処理回路１４や記録／再生スイッチ１５
、再生処理回路１８、水平同期信号検出回路２０．時間
軸補正回路１９の動作は先の実施例と同じである。

時間軸補正回路１９の出力信号Ｓ４はスイッチ３３の固
定端子３３１１遅延回路３４に入力される。この遅延回
路３４の遅延量は先の遅延回路３２の遅延量と等しく、
その出方信号ｓ５はスイッチ３３の固定端子３３２に与
えられる。

第５図は時間軸補正回路１９の出力信号ｓ４と遅延回路
３４の出力信号８Ｂｓそれにスイ。

チ３３の出力信号ｓ６を模式的に示すものである。ここ
で、スイッチ３３の可動接片３３３は各フィールｒＦの
前半Ｆｌは固定端子３３２に接続され、後半Ｆ、は固定
端子３３１に接続される・　したがって、各フィールド
Ｆの前臀２１では、信号Ｓ、が選択され、後半Ｆ！では
信号Ｓ６が選択される。これにより、スイッチ３３の出
力信号Ｓ６は第５図廻示すように期間Ｔ１が除去され、
かつＴｖなる垂直ブランキング期間をもつ複合映像信号
が出力される。

なお、以上の説明では、１フイ一ルド分の複合映像信号
を２個のトラ、りに記録する場合に説明したが、一般に
はｎ個（ｎは２以上の整数）のトラック忙記録可能であ
る。この場合、各フイールドＦの映像信号期間と垂直ブ
ランキング期間’ｒｖはそれぞれ時間的にｎ個に分割さ
れ、各トラック処記録される。そして、擬似映像信号は
垂直ｆランキング期間ＴＶの各分割期間の所定期間に挿
入される。

以上の説明では、記録及び再生を１個の回転ヘッドによ
プ実行するＶＴＲを用いてこの発明を説明したが、この
発明はこれ以外にも例えば、約１８００離間された２個
の回転へ、ＰＫよシ記録、再生を実行するＶ″ｒＨにも
適用可能なことは勿論である。また、この場合、隣接す
るトラック開ＫＮ−ド／４ンドを形成する方式のものや
アゾマス記録方式によりガーＩＰ　ｐ４ンドを形成しな
い方式のいずれの方式のＶＴＲに適用可能なことは勿論
である。後者の方式のＶＴＲでは、隣接トラックからの
クロストークを、視覚上最小限に抑えるために、隣接ト
ラック同志の水平同期信号ＨＤの位置をそろえて記録す
る方法が用いられている。このような方式のＶＴＲに、
先の第３図の実施例を実施する場合であっても、遅延回
路３２．３４の遅延量を適宜設定することにより、水平
同期信号の位置合せが可能である。

また、擬似映像信号の輝度信号及び色信号の波形は第２
図に示すものに限らないことも勿論である。また、これ
らの信号部分に、水平同期信号の検出レベルに影響を与
えない範囲で、タイムコードや映像信号の始点を示す特
定の／やり゛　−ン信号等の情報を重畳するようにして
もよいことも勿論である。

第６図は記録すべき複合映像信号の水平同期信号ＨＤに
同期し、かつ水平同期信号ＨＤよ〕周波数の高込パイロ
ット信号を複合映像信号とともに記録し、擬似映像信号
だけでなく、このパイロット信号も利用して時間軸を補
正するようにした実施例を示すものである。なお、この
第６図は先の第１図を展開して上記／４イロット信号に
よる時間軸の補正を実現するようにしたものである。

第６図忙おいて、記録時、／４イロ、ト信号発生回路４
１から出力されるパイロット信号は、記録処理回路１４
に入力され、複合映像信号とともに磁気テープ１１に記
録される。

再生時、パイロット信号の再生出力は一々イロット信号
抽出回路４２で抽出され、時間軸補正回路１９に与えら
れる。時間軸補正回路１９はこのパイロット信号よシ再
生出力の時間軸の誤差を測定し、再生出力の時間軸補正
を行う。この補正においては、水平走査周期よシ短い時
間軸誤差の補正が可能となる。

〔発明の効果〕

このようにこの発明によれば、再生画像のＳ／Ｎ比及び
解像度を劣化させることなく、また、特殊な時間軸補正
回路を必要とせず、さらには水平同期信号を元の信号に
戻す回路を必要としないで、時間軸の補正を行うことが
できる磁気記録再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の実施例の構成を示す回路図、
第２図はｆａ１図にて用いられる擬似　　゛映像信号を
示す信号波形図、第３図はこの発明の＠２の実施例の構
成を示す回路図、第４図及び第５図は第３図の動作を説
明するための信号波形図、第６図はこの発明の第３の実
施例の構成を示す回路図、第７図及びｔ＄８図はｙｒｕ
ｓｙ式め複合映像信号を説明するための図である。 １１・・・入力端子、２１・・・出力端子、１２．１５
゜３１．３３・・・スイッチ、１３・・・擬似映像信号
発生回路、１４・・・記録処理回路、１６・・・回転へ
。 ド、１１・・・磁気テープ、１８・・・再生処理回路、
１９・・・時間軸補正回路、２０・・・水平同期信号検
出回路、ＪＪ、ＪＪ・・・遅延回路、４１・・・パイロ
ット信号発生回路、４２・・・・ダイ口ｙ　）信号抽出
回路。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第４図 第５図 第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）水平同期信号が映像信号のダイナミックレンジ内
   に含まれる複合映像信号を回転ヘッドにて磁気テープに
   記録する磁気記録再生装置において、 前記水平同期信号の検出レベルを含まない映像信号に前
   記水平同期信号を付加した擬似映像信号を発生する擬似
   映像信号発生手段と、 前記複合映像信号における映像信号以外の期間に前記擬
   似映像信号をその水平同期信号の位相と前記複合映像信
   号に含まれる水平同期信号の位相が連続となるように挿
   入する擬似映像信号挿入手段と、 この擬似映像信号挿入手段によって擬似映像信号が挿入
   された前記複合映像信号を前記擬似映像信号の挿入期間
   からトラックの形成が開始されるように前記回転ヘッド
   により前記磁気テープに記録する記録手段と、 前記磁気テープより前記回転ヘッドにより前記擬似映像
   信号の挿入された前記複合映像信号を再生する再生手段
   と、 この再生手段の再生出力より前記擬似映像信号に含まれ
   る水平同期信号を検出し、この検出出力により水平同期
   信号の検出動作が初期化される水平同期信号検出手段と
   、 この水平同期信号検出手段によって検出された水平同期
   信号から前記再生手段の再生出力の時間軸の誤差を検出
   し、この検出出力に従って前記再生出力の時間軸を補正
   する時間軸補正手段とを少なくとも具備した磁気記録再
   生装置。
2. （２）前記記録手段は１フィールド分の複合映像信号を
   １つのトラックに記録し、 前記擬似映像信号挿入手段は、前記擬似映像信号を前記
   複合映像信号の垂直ブランキング期間に挿入するように
   構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の磁気記録再生装置。
3. （３）前記記録手段は１フィールド分の複合映像信号を
   時間的にｎ（ｎは２以上の整数）個のトラックに分けて
   記録し、 前記１フィールド分の複合映像信号はその映像信号期間
   と垂直ブランキング期間がそれぞれ時間的にｎ個に分割
   されて各トラックに記録される形態をしており、 前記擬似映像信号挿入手段は、前記擬似映像信号をｎ個
   に分割された垂直ブランキング期間の各分割期間に挿入
   するように構成されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の磁気記録再生装置。