JPS61148749U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例弁装置の断面図、第
２図は第１図の弁装置を備えたマスタシリンダの
断面図、第３図は従来弁装置の断面図である。 符号の説明、１０……シリンダボデー、１０ｄ
……リザーバ接続口、１１……段付ピストン、１
１ｃ……段付ピストンの孔、１６……カツプシー
ル、１７……大径環状圧力室、１８……小径圧力
室、３４……弁装置、３５……リザーバセツトボ
ルト、３７……環状溝、３８……第２弁体、３９
……弁座体、４０……液放出路を構成する通孔、
４１……第１弁体、４２……スプリング、４６…
…液吸入路を構成する環状通路、４８……第２弁
体と弁座体間の通路、４９……オリフイス。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 段付ピストンの作動により昇圧する小径圧力室
   及び大径環状圧力室と、この大径環状圧力室の昇
   圧が比較的低い所定圧力に達することに応じて大
   径環状圧力室からリザーバへの液放出路を開く第
   １弁機構及び大径環状圧力室の負圧化に応じてリ
   ザーバから大径環状圧力室への液吸入路を開く第
   ２弁機構とを含む弁装置とを備え、前記段付ピス
   トンの作動時前記大径環状圧力室の圧液が前記段
   付ピストンに装着されたカツプシールの外周側を
   通して前記小径圧力室に圧送されて小径圧力室の
   圧液とともに吐出される構成のマスタシリンダに
   おいて、前記弁装置が、マスタシリンダボデーの
   リザーバ接続口内に挿入・固定されてその外周側
   に前記液吸入路を形成するとともにその内周側に
   前記液放出路を形成する弁座体と、この弁座体内
   の前記液放出路を前記大径環状圧力室の圧力に抗
   して閉じるための第１弁体と、この第１弁体を所
   定の力で閉鎖方向へ付勢するスプリングと、前記
   弁座体の下端部外周に形成された環状溝に嵌着さ
   れて前記第２弁機構を構成するリング型カツプシ
   ール状の第２弁体とを備え、この第２弁体のベー
   ス部と前記弁座体のベース部受け部間には前液吸
   入路を介して前記リザーバと常時連通する通路が
   形成され、この通路を前記液放出路を介して前記
   大径環状圧力室と常時連通する孔状オリフイスが
   前記弁座体に形成されてなるマスタシリンダの弁
   装置。