JPS61148148A - N−置換アミドの製造方法 - Google Patents

N−置換アミドの製造方法

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JPS61148148A
JPS61148148A JP27066784A JP27066784A JPS61148148A JP S61148148 A JPS61148148 A JP S61148148A JP 27066784 A JP27066784 A JP 27066784A JP 27066784 A JP27066784 A JP 27066784A JP S61148148 A JPS61148148 A JP S61148148A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明はN−置換アミドの製造方法に関する。詳しくは
特定のN−ノ10メチルアミドと特定の芳香環化合物と
を、酸触媒と塩基性化合物との共存下に反応させるN−
置換アミドを製造する方法を提供するものである。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点) 従来、アミド化合物の製法として塩化アルミニウム触媒
を用いて特定の芳香環化合物とN−ハロメチルアミド化
合物とを反応させN−置換アミドを製造することが知ら
れている(ケミストリ アンド インダストリ (Ch
emistry and  1ndustry  19
82年号808頁)。
しかしながら、上記方法は複素環系芳香環化合物を原料
とするときは応用出来ず、また工業的にみても収率、操
作等の面で必らずしも満足のいく方法とけ云えなかった
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、長年芳香環化合物特に複素環を有するア
ミド化合物の製造研究を続けてきた。その結果、N−ノ
ーロメチルアミドと芳香環化合物を反応させて前述の化
合物を製造するに際し、酸触媒と塩基性化合物との存在
下に該反応を行うことにより収率よ(目的物を得ること
ができることを見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、 (但し、R1は置換又は非置換の炭化水素基。
R2及びR3は同種又は異種の水素原子又はアルキル基
 R4は水素原子又は置換もしくは非置換のアルキル基
、XFi〕・ロゲン原子である。) で示されるN−ハロメチルアミドと、 ←)一般式(■)、 Ar−H・・・・・・・ (II
)(但し、Arは置換又は非置換の了り−ル基或いは置
換又は非置換のへテロアリール基である。) で示される芳香環化合物、 とを反応させて、 (但し、R’ +  R2r  R’ +  R’及び
Ar  け上記と同じである。) で示されるN−置換アミドを製造する方法に於いて、該
反応系に酸触媒と塩基性化合物との共存させて反応させ
ることを特徴とするN−置換アミドの製造方法である。
本発明の最大の特徴は前記一般式(I)で示されるN−
ノ・ロメチルアミドと前記一般式a)で示される芳香環
化合物との反応に際して、酸触媒と塩基性化合物とを共
存させて反応を行うことである。
本発明で用いる上記酸触媒は特に限定されず公知の酸触
媒が好適に採用出来る。一般にはルイス酸、プレンステ
ブト酸等が使用出来る。特にルイス酸は後述する塩基性
化合物との相互作用が良好で最も好適である。核酸触媒
として好適に使用されるものを更に具体的に例示すると
、銅、銀、金、ベリリウム、マグネシウム、亜鉛、カド
ミウム、水銀、ホウ素、アルミニウム、ガリウム、イン
ジウム。
タリウム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛。
トリウム、ジルコニウム、バナジウム、クロミウム、モ
リブテン、タングステン、マンガン、鉄、ニッケル、白
金等の金属ノーライドが好璽しく、最もすぐれた効果を
期待出来るのは鉄及び亜鉛のハライドである。また該ノ
・ライドとしては塩素、臭素、沃素及び弗素が特に限定
されず使用出来るが、取扱い上からは塩素及び臭素が最
も長連である。
本発明で用いる抽記塩基性化合物は特に限定されず公知
の本のから適宜必要に応じて選択して使用すればよい。
一般には本発明の対象反応が・・ロゲン化水素を副生ず
る反応であるので、該副生する・・ロゲン化水素を捕捉
する能力を有するものが好適である。特に第3級アミン
化合物、炭酸塩等の塩基性化合物は好適である。例えば
第3級アミン化合物としRB及びRoは同種又は異種の
炭化水素基である。)で示されるものが特に制限されず
用いうる。また上記一般式中、RA I R”及びRo
で示される炭化水素基は特に限定される本のではないが
入手の容易さからメチル基、エチル基、インプロピル基
、アリル基、ブチル基。
シクロヘキシル基、フェニル基、ナフチル基等の炭素原
子数1〜10の炭化水素基が好適である。また炭酸塩と
しては特に限定されず公知のものを使用出来るが入手の
容易さから一般にはアルカリ土類及びアルカリ金属の炭
酸塩が好適に使用される。
本発明の目的生成物即ち前記一般式(III)で示され
るN−置換アミドは、そのほとんどが新規化合物である
。例えば上記一般式(nl)で示される化合物のうち、
一般式(A) (但し、Rけ水素原子又はアルキル基:Xけ酸素原子又
は硫黄原子;Yは・・ロゲン原子:z1け水素原子、ハ
ロゲン原子又はアルキル基;Z2は水素原子、アルキル
基、アルコキシ基:nけ1又は2である。)で示される
複素環系芳香環化合物及び一般式(B) (但し、R5−R7及びRIO〜R12は同種又は異種
の水素原子、アルキル基、アルコキシ基で、Re 、 
B?及びR15は同種又は異種の水素原子又はアルキル
基で、Xはハロゲン原子である。)で示される炭化水素
系芳香環化合物のN−置換−ハロメチルアミドは公知で
ある。
従って、上記一般式(A)及び(B)以外の前記一般式
(1)で示される化合物は新規化合物で      □
ある。これらの新規化合物は特に除草活性が優れたもの
で一般に除草剤として使用される。
そして前記一般式(IN)で示される化合物のうち新規
化合物の構造式の認定は赤外吸収スペクトル I)T−
核磁気共鳴スペクトル、′3C−核磁気共鳴スベクトル
、質量分析9元素分析等の機器分析によってその構造を
確昭することが出来る。またこれらの化合物は融点、沸
点、屈折率等の特定の物理定数をも有するものである。
更にまた上記一般式(1)で示される化合物はその純度
によっても多少異なるが通常は無色、淡黄色、淡褐色の
固体あるいは粘稠物である。
上記の如く前記一般式(III)で示されるN−置換ア
ミどのうち新規な化合物に相当する原料となる前記一般
式(1)のN −/%ロメチルアミドと前記一般式(I
I)の芳香環化合物との組合せけ新規である。
しかしながら、本発明に於ける反応は前記一般式(1)
、(旧及び(III)の構造から明らかなように、一般
式(1)で示されるN−ノ\ロメチルアミドの骨格が ■ で示される1x′ と一般式(U)で示されるAr−H
の%HI  とが反応して、脱ハロゲン化水素反応が生
ずるものであるから、これらの脱ハロゲン化水素が副生
じ、しかも上記骨格が残存する機能を有するものであれ
ば必要に応じてこれらの原料化合物を選択して使用する
ことか出来る。一般に好適に使用出来る各原料について
例示すれば次の通りである。
本発明で用いる原料であるN−ハロメチルアミドは一般
式(I)、即ち。
(但し、R1は置換又は非置換の炭化水素基。
R2及びR3は同種又は異種の水素原子又はアルキル基
+ R’は水素原子又は置換もしくは非置換のアルキル
基、又は・・ロゲン原子である。9で示されるN−ノ・
ロメチルアミドである。上記一般式(I)中、R1で示
される炭化水素基は特に制限されず必要に応じた炭素原
子数のものが使用出来るが原料入手の容易さから、メチ
ル基。エチル基、インプロピル基、アリル基、ブチル基
、シクロヘキシル基。
フェニル基、ナフチル基等炭素原子数1〜10の炭化水
素基が好ましい。又該炭化水素基は置換基によって置換
されていてもよく、該置換基の糧類は何ら制限されず必
要に応じたものが使用できる。しかし原料の入手の容易
さから、該置換基としては一般にメチル基、エチル基、
イソプロピル基、ブチル基環炭素数1〜5の低級アルキ
ル基:メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキ
シ基等の炭素数1〜5の低級アルコキシ基:メトキシカ
ルボニル基、エトキシカルボニル基やプロポキシカルボ
ニル基、ブトキシカルボニル基等の炭素&1〜5の低級
アルコキシカルボニル基;メチルチオ基、エチルチオ基
、プロピルチオ基、ブチルチオ基等の炭素数1〜5の低
級アルキルチオ基ニアセチル基、プロピオニル基、ブタ
ニル基等の炭素数1〜5の低級アルキルカルボニル基ニ
ジアノ基:ニト4: ハロゲン原子(塩素、臭素、ヨウ
素、フッ素。
−ずれも採用しうるが、原料入手の容易さから、塩素及
び臭素が好適)の群から選ばれた一種又は二種以上(二
種以上の場合、同種又は異糧のいずれでもよい)の置換
基が好適に使用される。また前記一般式(1)中、R2
,R3及びR4で示されるアルキル基も何ら制限されな
いが、原料入手の容易さから、メチル基。
エチル基、インプロピル基、ブチル基等の炭素数1〜5
の低級アルキル基が好ましい。そして該R4のアルキル
基は、置換基LCよって置換されていてもよく、該置換
基の稽類は何ら制限されず必要に応じた本のが使用でき
、上記R1に置換される置換基と同様の置換基が使用で
きる。更に該Xで示されるハロゲン原子は、塩素、臭素
、ヨウ素、フッ素の各原子が伺ら制限されずに採用され
るが、原料入手の容易さから、塩素原子及び臭素原子が
好適に使用される。
本発明で使用する他の原料化合物は前記一般式(II)
IIIちAr−Hで示される芳香環化合物である。該芳
香環化合物は大別すると複素環系芳香環化合物と炭化水
素系芳香環化合物とがある。本発明に於いては非置換又
は置換のこれら芳香環化合物が特に限定されず用いうる
が一般釦は五員環の複素環系芳香環化合物と六員環の炭
化水素系芳香環化合物とが最も好適である。また上記複
素環系芳香環化合物としては一般に次のようなものが好
適に使用される。
(+)      (il)      (iil)(
但し、Aは酸素原子、硫黄原子又はN−R(Rは水素原
子又は炭素原子数5以下のアルキル基)である。) 本発明で使用する芳香環化合物はその芳香11に結合す
る水素原子が他の原子又は基によって置換されてhても
よい。これらの置換される原子又は基は特に限定されな
りが一般には塩素、臭素、沃素、弗素のノ・ロゲン原子
アルキール基、ニトロ基、アミノ基等が好適で、また次
のような置換基本しばしば好適に使用される。
−NHcoR5(但し、R5はアルキル基で;R6は水
素原子、アルキル基、−価の金属イオン、二価の金属イ
オン又はアンモニウム塩又はアルキル基であり、tは0
又は10以下の正の整数である)であり、R7け水素原
子又はアルキル基である。) 蓼にまたこれらの置換基のアルキル基としては一般に炭
素原子数1〜5の直鎖状本しくは分枝状の低級アルキル
基が好普しく使用される。
原料である前記一般式(I)で示される化合物は水に対
して活性であるため、反応系内の化合物、すなわち、前
記一般式(I)及び(It)で示される化合物、必要に
応じて使用する溶媒、酸触媒、塩基性化合物等はすべて
乾燥状態のものを使用し、反応系の気相を乾燥状態に保
持するのが好ましい。
前記一般式(I)及び(It)で示される化合物の仕込
みモル比は必要に応じて適宜決定して使用すればよいが
、等モルで使用するのが一般的である。
前記一般式(I)で示される化合物に対する酸触媒の仕
込みモル比は制限されるものではないが、一般には0.
01〜5の範囲であることが好ましい。また塩基性化合
物の酸触媒に対する仕込みモル比も特に制限されるもの
ではないが、0゜1〜100の範囲、更に好ましくけ0
.5〜50の範囲であることが望オしい。
本発明における前記反応に際しては、一般に有機溶媒を
用いるのが好ましい。該溶媒としては、二硫化炭素、塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、エチレンクロ
ライド。
ジエチルエーテル、ニトロメタン、ベンゼン。
トルエン、ニトロベンゼンなどが挙げられる。
前記反応における原料、酸触媒、塩基性化合物及び溶媒
の添加原産は特に限定されないが、一般には溶媒を反応
器に仕込み、酸触媒を添加し、次いで攪拌しながら塩基
性化合物販 を添加する。所定時間攪拌した後、溶媒に溶解した一般
式(If)で示される化合物を攪拌しながら添加し、最
後に溶媒に溶解した一般式(1)で示される化合物を攪
拌しながら添加するのが好ましい。もちろん、上記各成
分を連続的に反応系に添加し、生成した反応物を連続的
に該反応系から取り出すこともできる。
前記反応における温度は広い範囲から選択でき、一般に
は一20℃〜150℃、好ましくは0℃〜120℃の範
囲から選べば十分である。反応時間は原料、酸触媒2反
応基度及び溶媒の種類によっても異なるが、通常は5分
〜10日間、好ましくけ20分〜50時間の範囲から選
べば十分である。また反応系は反応中攪拌を行うのが好
着しい。
反応系から目的生成物すなわち前記一般式(III)で
示される化合物を単離精製する方法は特に限定されず公
知の方法を採用できる。例えば反応液を氷冷し、氷水に
攪拌しながらそそぐ。10分間攪拌後水層と有機層を分
液し有機層を5%炭酸水素ナトリウム水溶液で振る。分
液した水層を希塩酸で酸性にしエーテル抽出する。該エ
ーテル層を水、5%炭酸水素すl−IJ・ラム及び水で
順次洗滌後、芒硝、塩化カルシウム等の乾燥剤で乾燥後
、エーテルを留去し、残渣をカラムクロマトグラフィー
によって単離精製する。カラムクロマトグラフィーの代
りに再結晶による精製あるいけ両者を併用することも可
能である。また、真空蒸留等の精製手段本利用し得る場
合もある。
原料として使用する前記一般式(II)で示される化合
物のうち、置換基の稽類、数及び置換位置によっては、
生成する一般式(III)で示される化合物が、複数得
られることがある。
これらは上述のカラムクロマトグラフィー。
分別再結晶等精製方法によって単離精製することができ
る。
(発明の効果) 本発明によって前記一般式(I)で示されるN−ハロメ
チルアミドと、前記一般式(旧で示される芳香環化合物
とよりN−置換−メチルアミドを収率よ〈製造すること
が出来る。
特に複素環系芳香環化合物についても高収率で複素環を
結合したメチルアミドが得られる利点は極めて大きいと
云える。
(実施例) 以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものではな−。尚以下の実施例及び比較例における
生成物の構造決定は実施例1と同じ方法で行った。
実施例 1 塩化亜鉛12.67 fを塩化メチレン3〇−にけんだ
くさせ、氷水帝王攪拌しながら、トリエチルアミン9.
11fを塩化メチレン3〇−に溶解した溶液を滴下した
。氷水帝王2時間攪拌を続けた後、室温にもどし3−メ
トキシチオフェン5.43 fを塩化メチレン10−に
溶解した溶液を滴下した。次いでN−クロロメチル−ク
ロロアセト−2,6−シメチルアニリド7.38 fを
塩化メチレン20sdiC溶解した溶液を攪拌しながら
滴下した。次いで攪拌しながら5時間加熱還流した。次
いで室温まで冷却し、氷水50−に攪拌しながらそそい
だ。10分間攪拌した後、分液し、有機層を順次5%炭
酸水素ナトリウム水溶液、水。
1N−塩酸、水、5%炭酸水素す) IJウム水溶液及
び水で洗浄した。有機層を芒硝で乾燥後、低沸物を留去
して得た残漬を真空蒸留することにより、沸点182℃
/ 0.2 va Hyの目的物7.549を白色固体
として得た。該単離生成物は下記の種々の測定結果によ
り、下記式忙示す[2−(N−クロロアセチル−2′。
6′−ジメチルアニリノ)メチル−6−メトキシチオフ
ェンであることを確認した。
IRのチャートは添付図面の第1図に示すとおりであつ
九。3130G−1及び3080信−1に芳香環の炭素
−水素結合に基づく吸収、3000〜2850cPIK
−’に脂肪族の炭素−水素結合に基づく吸収、1660
cm−’ ICアミド基の炭素−震素結合に基づく強い
吸収が観察された。
添付図面の第2図にH−N M Rのチャートラ示シた
。7.4〜7.0 ppmにベンゼン環のプロトン及び
チオフェン環4位のプロトンがマルチプレブトでプロト
ン4個分あられれ、6−70 ppmにチオフェン5位
のプロトンがダブレット(スピン結合定数6Hz)でプ
ロトン1個あられれ、4.87 ppmに窒素原子とチ
オフェン環ヲ結ぶメチレンのプロトンがシングレットで
2個分あられれ、3.67ppmK1ロロアセチル基の
プロトンがシングレットで2個分あられれ、3.48 
ppmにメトキシ基のプロトンがシングレットで3個分
あられれ、2.04 ppmにメチル基のプロトンがシ
ングレットで6個分あられれた。
マススペクトル測定の結果、次のようなピークが認めら
れた。m/e323.324及び325(分子イオンピ
ーク、Moに相当)m/ e 28 B (Mo−at
に相補)。
元素分析値は炭素59.51 wt%、水素5.59 
wt%、窒素4.25 wt%、塩素IQ、81wt%
、イオウ9.82 wt%であり、016H111NO
tOLS(分子量323.84)の理論値である炭素5
9.34 vrt%、水素5.60 vrt%、窒素4
.35 vrt%、塩素10.95 vt%、イオウ9
.90vt%と分析誤差範囲内で一致した。
比較例−1 実施例1に於ける、トリエチルアミンの塩化メチレン溶
液の使用を削除した以外は実施例1と同様に反応及び後
処理を行った。その結果、実施例1で得たものと同一の
生成物を0.51 ?得た。
比較例 2 比較例1の塩化亜鉛に代り三塩化アルミニウムを使用し
た以外は比較例1と同様に実施した。その結果、反応生
成物はタール状となり、実施例1で得たものと同一の生
成物を得ることが出来なかった。
比較例 3 実施例1に於いて、塩化亜鉛に代り三塩化アルミニウム
を使用した以外は実施例1と同様に実施した。その結果
、反応生成物はタール状のものとなり、実施例1で得た
ものと同一の生成物を得ることが出来なかった。
実施例 2 実施例1に於ける溶媒として塩化メチレンの代りにクロ
ロホルムを用いた以外は、実施例1と同様に反応及び後
処理を行い、実施例1で得た本のと同一の生成物を6.
559得た。
実施例 6 実施例1に於ける塩化亜鉛の使用量を4.501に変え
、かつトリエチルアミンの使用量を3.04 fに変え
た以外はすべて実施例1と同様忙反応及び後処理を行い
、実施例1で得たものと同一の生成物を5.662得た
実施例 4 実施例1に於けるトリエチルアミンの代りにトリブチル
アミン16.65 f用いた以外は実施例1と同様に反
応及び後処理を行ない、実施例1で得た本のと同一の生
成物を7.36?得た。
実施例 5 実施例1に於けるトリエチルアミンの代りに、炭酸ナト
リウム20.Of用いた以外は実施例1と同様に反応及
び後処理を行ない、実施例1で得たものと同一の生成物
を2.31 ?得た。
実施例 6 実施例1に於けるトリエチルアミンの代りに、炭酸カリ
ウム25.Of用いた以外は実施例1と同様に反応及び
後処理を行ない、実施例1で得た本のと同一の生成物を
2.28 f得た。
実施例 7 実施例1に於ける塩化亜鉛の代りに塩化第二鉄5.49
9をm−、かつトリエチルアミン       1の使
用量を3.039に変えた以外は実施例1と同様に反応
及び後処理を行ない、実施例1で得たものと同一の生成
物を2.95f得た。
実施例 8 実施例1に於ける塩化亜鉛の代りに、臭化亜鉛20.9
4 tを用いた以外は実施例1と同様に反応及び後処理
を行ない、実施例1で得たものと同一の生成物を7.5
1 ?得た。
実施例 9 実施例1に於ける塩化亜鉛の代り釦、臭化第二鉄i o
、o o tを用いかつトリエチルアミンの使用量を3
.03PK変えた以外は実施例1と同様に反応及び後処
理を行ない、実施例1で得たものと同一の生成物を2.
81F得た。
実施例10 実施例1に於けるトリエチルアミンの代りに、炭酸カル
シウム19.Ofを用いた以外は実施例1と同様に反応
及び後処理を行ない一実施例1で得たものと同一の生成
物を1.952得た。
実施例11 実施例1に於ける3−メトキシチオフェンの代りにチオ
フェン−6−酢酸4.27 tを用いて実施例1と同様
忙反応及び後処理を行ったところ、下記式(V)で示さ
れる5−(N−クロロアセチル−2’、6’−ジエチル
アニリノ)メチル−3−チオフェン酢酸と、下記式(■
)で示される2−(N−クロロアセチル−2′。
6′−ジエチルアニリノ)メチル−3−チオフェン酢酸
を単離した。
化合物(V)の元素分析値は炭素60.15wt%、水
素5.78 wt%、窒素3.53wt%、塩素9.2
1 wt、%であり、化合物(M)の元素分桁値は炭素
59.95 wt%、水素5.71wt%。
窒素3.15wt%、塩素9.50 vrt% であっ
た。両者ともC+9H22NOBCLSの理論値である
炭素60.07 wt%、水素5.84 wt%、窒素
5.69 wt%、塩素9.53 vt% と分析誤差
範囲内で一致した。
マススペクトルでは、両者とも分子イオンピークけ37
9であり、c19H22No6atsの理論分子量と一
致した。
化合物(V)の’H−NMRスペクトルでは7.5〜6
.6ppmに芳香環のプロトンがマルチプレブトでプロ
トン5個分あられれ、4.85ppmに窒素原子とチオ
7エ/環を結ぶメチレンのプロトンがシングレットでプ
ロトン2個分あられれ、5.67 ppmにクロロアセ
チル基のメチレンのプロトンがシングレットでプロトン
2個分あられれ、3.52 ppmに酢酸基のメチレン
のプロトンがシングレットでプロトン2個分あられれ、
2.51 ppmにエチル基のメチレンのプロトンがカ
ルチット(スピン結合定数77(Z>でプロトン4個分
あられれ、1.06ppmKエチル基のメチルのプロト
ンがトリプレブト(スピン結合定数8Qz)でプロトン
6個分あられれた。化合物(M)のプロトン−NMRス
ペクトルでは、7.5〜6.6 ppmに芳香環のプロ
トンがマルチプレットでプロトン5個分あられれ、4.
95 ppmK窒素とチオフェン環を結ぶメチレンのプ
ロトンがシングレットでプロトン2個分あられれ、3.
67ppmにクロロアセチル基のメチレンのプロトンが
シングレットでプロトン2個分あられれ、3.29 p
pmに酢酸基のメチレンのプロトンがシングレットでプ
ロトン2個分あられれ、2.31 ppm&Cエチル基
のメチレンのプロトンがカルチット(スピン結合定数7
Hz)でプロトン4個分あられれ、1.06 pT)m
にエチル基のメチルのプロトンがトリプレブト(スピン
結合定数8Hz)でプロトン6個分あられれた。化合物
(V)及び(M)いずれも、それぞれの’H−NMRス
ペクトルの各ピークのケミカルシフト、分裂パターン、
スピン結合定数及び相対強度比は、前記の構造式を支持
するものである。
実施例12 実施例1に記載した方法と同様に反応を行ない一般式(
Vl)で示す種々のアミドメチル化された芳香環化合物
を合成した。
生成物の構造を表1に示した。なお表1中に記載したR
1 l R2、R’ l R’及びArの構造について
は次の表示のものを指す。
R+5 け−B−00OR’で、表1中分類(1)のときはR8
Ra ときはBが +OH2←0H=O−を示す)R’ : 
 −J3HD 「 また表1中、Arの結合位置の欄の数値は霞 Arへの置換している位置を示した。
実施例13 実施例12に記載した方法と同様に反応を行い、表2く
示す種々のアミドメチル化された芳香環化合物を合成し
た。但し!!2に示す芳香環化合物は実施例12に於け
るArに代って下記〈表示する炭化水素系芳香環化合物
である以外は実施例12と同じである。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は、実施例1で得られた生成物のIR
チャートであり、f42図けlH−NMRチャートであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は置換又は非置換の炭化水素基、R^2
    及びR^3は同種又は異種の水素原子又はアルキル基、
    R^4は水素原子又は置換もしくは非置換のアルキル基
    、Xはハロゲン原子である。) で示されるN−ハロメチルアミドと (ロ)一般式、Ar−H(但し、Arは置換又は非置換
    のアリール基或いは置換又は非置換のヘテロアリール基
    である。) で示される芳香環化合物、 とを反応させて、 一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1、R^2、R^3、R^4及びArは上
    記と同じである。) で示されるN−置換アミドを製造する方法に於いて、該
    反応系に酸触媒と塩基性化合物との共存させて反応させ
    ることを特徴とするN−置換アミドの製造方法。
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