JPS61148107A - チユ−リツプの徒長防止方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、チューリップの球根を１−（４−クロロフェ
ニル）−４，４−ジメチル−２−（１，２，４−）リア
ゾール−１−イル）ペンタン−８−オール（以下化合物
Ａと称する。）の水溶液に浸漬させることによるチュー
リップの徒長防止方法に関するものである。

球根花弁の中でチューリップは、最もポピユラーで市場
性も高く広い栽培面積を有しているが、花壇や鉢植えの
栽培では、春先の温度の上昇等により花茎が徒長しゃす
く孔筒がたれる等の問題がある。これに対して珪化剤で
あるアンシミドール（α−シクロプロピル−α−（ｐ−
メトキシフェニル）−５−ピリミジンメタノール）を土
壌処理することＩこよりて徒長防止効果が期待できるこ
とが見出されり（Ｍ、５ｎｅｌ　ａｎｄ　Ｅ、Ｅｙｓｅ
ｌ　Ｐｒｏｃｅｅｄｉｎｇｓ１２ｔｈ　Ｂｒ１ｔｉｓｈ
　Ｗｅｅｄ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　Ｃｏｎｆｅｒｅｎｃｅ（
１９７４）：１１５〜１２２）。　しかしながらこの場
合処理時期によっては徒長防止効果にふれが生じたり鉢
植のチューリップに処理する場合には、所定一度の液を
所定量個別ｆζ注入してやらねばならず、多大の労力が
かかる等の欠点を有している。

また、昨今、農薬による環境汚染が問題化しつつあるの
で少量施用で有効な徒長防止効果があげられる方法が期
待されている。

本発明者らは、より簡便に、より低薬量で確実にチュー
リップの徒長を防止する方法について鋭意検討した結果
、チューリップの球根を化合物Ａ（特開昭５８−２８１
７０号公報）の水溶液に浸漬した後植え付けることによ
り、チューリップ花茎の徒長を簡便に、しかも低薬蝋で
防止しうろことを見出し、本発明方法を完成した。

以下、本発明方法をさらに詳細ｉこ説明する。

本発明方法によれば、植え付は前のチューリップの球根
を、１分〜２４時間、好ましくは５分〜１時間、化合物
Ａの１〜２０００１）Ｊ）へ好ましくは１０〜５００　
ｐｐｍ水溶液に浸漬した後植え付ければチューリップの
徒長が簡便に防止されるばかりでなく、花茎も太く強健
に生育するために、高品質のチューリップを育成するこ
とが可能となる。

化合物Ａの水溶液は、化合物Ａを有機溶剤、たとえばメ
タノール、エタノール、アセトン、アセトニトリル等に
溶かして水で希釈して得られるばかりでなく、化合物Ａ
を担体および補助剤と混合して、植物成長調節剤として
通常用いられている製剤形態、たとえば水和剤、乳剤、
フロアブル製剤、液剤等に調整されたものを水で希釈し
ても得られる。

また、チューリップを化合物Ａの水溶液に浸漬するとき
、殺虫剤、殺菌剤または植物成長調節剤等と一緒にして
処理してもよい。

次に試験例をあげ、本発明方法によるチューリップの徒
長防止効果を示す。

試験例１ チューリップ（品種：ゴールデンハーベスト）の球根を
５℃で約２ケ月間冷蔵保存した後、所定濃度に希釈した
化合物Ａまたはアンシミドールの水溶液に所定時間浸漬
した。風乾後、６号プラスチック鉢に植え付け、２２°
〜２７℃　の温室内で栽培した。

試験はそれぞれ８反復で行ない、開花時（植え付け１ケ
月後）番こ花茎長を測定し、処理区ごとの平均長を求め
た。結果を第１表に示すが、花茎長は無処理区のパーセ
ントで示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 チューリップの球根を１−（４−クロロフ ェニル）−４，４−ジメチル−２−（１，２，４−トリ
   アゾール−１−イル）ペンタン−３−オールの水溶液に
   浸漬させることを特徴とするチューリップの徒長防止方
   法。