JPS61147931A - ボツクスヘツダ−型熱交換器用拡管装置における伝熱管の管出し寸法設定装置 - Google Patents
ボツクスヘツダ−型熱交換器用拡管装置における伝熱管の管出し寸法設定装置Info
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- JPS61147931A JPS61147931A JP27023384A JP27023384A JPS61147931A JP S61147931 A JPS61147931 A JP S61147931A JP 27023384 A JP27023384 A JP 27023384A JP 27023384 A JP27023384 A JP 27023384A JP S61147931 A JPS61147931 A JP S61147931A
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- JP
- Japan
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- tube
- heat exchanger
- header
- hydraulic cylinder
- type heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D39/00—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
- B21D39/06—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of tubes in openings, e.g. rolling-in
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、多数本の伝熱管をボックス型の入ロヘッダー
と同じくボックス型の出ロヘッダーとの間に装架して成
るいわゆるボックスヘッダー型熱交換器において、その
製造工程中において前記多数本の伝熱管の両端を、両ヘ
ッダーに対して拡管固着するに際して、伝熱管における
両端の両ヘッダー内への突出寸法、つまり管出し寸法を
設定する場合に使用する装置に関するものである。
と同じくボックス型の出ロヘッダーとの間に装架して成
るいわゆるボックスヘッダー型熱交換器において、その
製造工程中において前記多数本の伝熱管の両端を、両ヘ
ッダーに対して拡管固着するに際して、伝熱管における
両端の両ヘッダー内への突出寸法、つまり管出し寸法を
設定する場合に使用する装置に関するものである。
一般に空気によって流体を冷却するようにした熱交換器
には、第1図〜第4図に示すように、多数本の伝熱管2
を断面ボックス型の入ロヘソダー3と同じく断面ボック
ス型の出ロヘソダー4との間に装架して成るいわゆるボ
ックスヘッダー型熱交換器1が使用されており、このボ
ックスヘッダー型熱交換器1における多数本の伝熱管2
の両端を、両ヘッダー3.4の内側板3a、4aに対し
て拡管によって固着するには、両ヘッダー3.4におけ
る外側板3b、4bに、拡管作業用の孔5゜6を各伝熱
管2の軸線と同心状に穿設しくなお、この拡管作業用の
孔5,6は、両ヘッダー3,4の内側板3a、4aに伝
熱管挿入用の孔3 a l、4a′を穿設加工するとき
に同時に穿設加工される)、該拡管作業用孔5.6から
挿入した拡管工具によって伝熱管2の両端を、両ヘッダ
ー3.4における内側板3a、4a−に対して拡管する
ことが行なわれる。
には、第1図〜第4図に示すように、多数本の伝熱管2
を断面ボックス型の入ロヘソダー3と同じく断面ボック
ス型の出ロヘソダー4との間に装架して成るいわゆるボ
ックスヘッダー型熱交換器1が使用されており、このボ
ックスヘッダー型熱交換器1における多数本の伝熱管2
の両端を、両ヘッダー3.4の内側板3a、4aに対し
て拡管によって固着するには、両ヘッダー3.4におけ
る外側板3b、4bに、拡管作業用の孔5゜6を各伝熱
管2の軸線と同心状に穿設しくなお、この拡管作業用の
孔5,6は、両ヘッダー3,4の内側板3a、4aに伝
熱管挿入用の孔3 a l、4a′を穿設加工するとき
に同時に穿設加工される)、該拡管作業用孔5.6から
挿入した拡管工具によって伝熱管2の両端を、両ヘッダ
ー3.4における内側板3a、4a−に対して拡管する
ことが行なわれる。
そして、前記拡管作業のために両ヘッダー3゜4の外側
板3b、4bに穿設した拡管作業用孔5゜6は、これに
プラグ7.8をねじ込むことによって塞ぐようにしてい
る。
板3b、4bに穿設した拡管作業用孔5゜6は、これに
プラグ7.8をねじ込むことによって塞ぐようにしてい
る。
このように、両ヘッダー3,4における外側板3b、4
bに拡管作業用の孔5.6を多数個穿設することは、両
ヘッダー3.4における外側板3b、4bの強度が著し
く低下するので、拡管作業用孔5.6の内径D1は、伝
熱管2の外径DOに出来る丈近い寸法、つまり伝熱管2
の外径Doよりも僅かに大きい丈の寸法に設定される。
bに拡管作業用の孔5.6を多数個穿設することは、両
ヘッダー3.4における外側板3b、4bの強度が著し
く低下するので、拡管作業用孔5.6の内径D1は、伝
熱管2の外径DOに出来る丈近い寸法、つまり伝熱管2
の外径Doよりも僅かに大きい丈の寸法に設定される。
そこで前記の拡管作業を行うために従来は第5図及び第
6図に示すような拡管装置が使用されている。
6図に示すような拡管装置が使用されている。
すなわち、2本の長尺状のスライドレール10゜11を
互いに平行に配設して、該両スライドレール10,11
には、移動台12.13をこれらスライドレールの長手
方向に移動自在に設け、この両移動台12.13のうち
一方の移動台12には管出し寸法設定用の油圧シリンダ
14を、゛他方の移動台13には拡管作業用の油圧シリ
ンダ15を゛ 移動台の移動方向と直角方向に設け、こ
れら両移動台12.13の間に、前記ボックスヘッダー
型熱交換器1を設置固定し、該ボックスヘッダー型熱交
換器1の入口ヘッダー3における各拡管作業用孔5内に
は、一端が伝熱管2に接当し他端が入口ヘッダー3の外
側板3bから突出するよ−うにした位置設定用の棒体1
6を各々挿入し、該棒体16を、一方の移動台12にお
ける管出し寸法設定用油圧シリンダ14のヘッダー側へ
の突出動でヘッダー内に押し込み動ず・ることにより、
当該棒体16のヘングー外側板3bからの突出寸法(B
)にて伝熱管2の入口ヘッダー3及び出口ヘッダー4内
への突出寸法つまり管出し寸法(A)を所定値に設定し
、そして、他方の移動台13における拡管作業用の油圧
シリンダ15には、拡管工具17を取付け、この拡管工
具17を出口ヘッダ−4内のその拡管作業用孔6から挿
入して、伝熱管2を内側板4aに対して拡管固着しくこ
の拡管時において伝熱管2は管出し寸法設定用油圧シリ
ンダ14に接当する棒体16に向かって押圧される)、
この最初の伝熱管についての拡管固着が終わると、両移
動台12.13を次の伝熱管2の位置まで移動したのち
前記と同様にして拡管固着を行い、この操作を各伝熱管
2毎に繰り返して行うようにしたものであった。
互いに平行に配設して、該両スライドレール10,11
には、移動台12.13をこれらスライドレールの長手
方向に移動自在に設け、この両移動台12.13のうち
一方の移動台12には管出し寸法設定用の油圧シリンダ
14を、゛他方の移動台13には拡管作業用の油圧シリ
ンダ15を゛ 移動台の移動方向と直角方向に設け、こ
れら両移動台12.13の間に、前記ボックスヘッダー
型熱交換器1を設置固定し、該ボックスヘッダー型熱交
換器1の入口ヘッダー3における各拡管作業用孔5内に
は、一端が伝熱管2に接当し他端が入口ヘッダー3の外
側板3bから突出するよ−うにした位置設定用の棒体1
6を各々挿入し、該棒体16を、一方の移動台12にお
ける管出し寸法設定用油圧シリンダ14のヘッダー側へ
の突出動でヘッダー内に押し込み動ず・ることにより、
当該棒体16のヘングー外側板3bからの突出寸法(B
)にて伝熱管2の入口ヘッダー3及び出口ヘッダー4内
への突出寸法つまり管出し寸法(A)を所定値に設定し
、そして、他方の移動台13における拡管作業用の油圧
シリンダ15には、拡管工具17を取付け、この拡管工
具17を出口ヘッダ−4内のその拡管作業用孔6から挿
入して、伝熱管2を内側板4aに対して拡管固着しくこ
の拡管時において伝熱管2は管出し寸法設定用油圧シリ
ンダ14に接当する棒体16に向かって押圧される)、
この最初の伝熱管についての拡管固着が終わると、両移
動台12.13を次の伝熱管2の位置まで移動したのち
前記と同様にして拡管固着を行い、この操作を各伝熱管
2毎に繰り返して行うようにしたものであった。
なお、各伝熱管2の入口ヘッダー3に対する拡管固着は
、前記出口ヘッダー4に対する拡管固着後において拡管
工具17を、一方の移動台12における油圧シリンダ1
4に取付は換えすることによって行うか、ボックスヘッ
ダー型熱交換器lを第5図の状態から左右に振り換える
ように設置し換えることによって行う。
、前記出口ヘッダー4に対する拡管固着後において拡管
工具17を、一方の移動台12における油圧シリンダ1
4に取付は換えすることによって行うか、ボックスヘッ
ダー型熱交換器lを第5図の状態から左右に振り換える
ように設置し換えることによって行う。
そして、前記のような拡管装置における両移動台12.
13の間にボックスヘッダー型熱交換器1を設置固定す
る場合において、ボックスヘッダー型熱交換器1におけ
る両ヘッダー3.4の外側板3b、4bが、雨移動台1
2.13の移動方向つまり両スライドレール10.11
に対して第5図に実線で示すように正確に平行であると
きには、前記管出し寸法設定用の油圧シリンダ14を、
最初に管出し寸法(A)を所定値に調節設定したときの
突出作動位置のままの状態で両移動台12゜13を他の
伝熱管2の個所に移動しても、当該他の伝熱管における
管出し寸法を、最初に設定した所定値の通りにすること
ができるが、ボソクスヘソダー型熱交換器1を、その両
ヘッダー3,4における外側板3b、4bがスライドレ
ール10゜11に対して正しく平行となるように両移動
台12.13の間に設置固定することは、殆ど不可能に
近く、通常は第5図に二点鎖線で示すように非平行にな
っているから、前記管出し寸法設定用油圧シリンダ14
の突出位置が最初の設定位置のままであると、各伝熱管
2における管出し寸法は、第7図に示すように所定値(
A)より大きくなったり、第8図に示すように所定値(
A)より小さくなったりして、管出し寸法を一定に揃え
ることができず、拡管作業に際して、拡管過度又は拡管
不足等の不具合が発生するのである。
13の間にボックスヘッダー型熱交換器1を設置固定す
る場合において、ボックスヘッダー型熱交換器1におけ
る両ヘッダー3.4の外側板3b、4bが、雨移動台1
2.13の移動方向つまり両スライドレール10.11
に対して第5図に実線で示すように正確に平行であると
きには、前記管出し寸法設定用の油圧シリンダ14を、
最初に管出し寸法(A)を所定値に調節設定したときの
突出作動位置のままの状態で両移動台12゜13を他の
伝熱管2の個所に移動しても、当該他の伝熱管における
管出し寸法を、最初に設定した所定値の通りにすること
ができるが、ボソクスヘソダー型熱交換器1を、その両
ヘッダー3,4における外側板3b、4bがスライドレ
ール10゜11に対して正しく平行となるように両移動
台12.13の間に設置固定することは、殆ど不可能に
近く、通常は第5図に二点鎖線で示すように非平行にな
っているから、前記管出し寸法設定用油圧シリンダ14
の突出位置が最初の設定位置のままであると、各伝熱管
2における管出し寸法は、第7図に示すように所定値(
A)より大きくなったり、第8図に示すように所定値(
A)より小さくなったりして、管出し寸法を一定に揃え
ることができず、拡管作業に際して、拡管過度又は拡管
不足等の不具合が発生するのである。
それ故に、前記従来の拡管装置において、多数本の伝熱
管2における管出し寸法を所定値(A)に揃えるように
するには、前記管出し寸法設定用の油圧シリンダ14の
作動によって管出し寸法を所定値(A)に調節設定する
操作を、多数本の各伝熱管2の各々に対してその都度行
うようにしなければならないから、その管出し寸法の設
定に多大の手数を要して、コストが著しく嵩むのであっ
た。
管2における管出し寸法を所定値(A)に揃えるように
するには、前記管出し寸法設定用の油圧シリンダ14の
作動によって管出し寸法を所定値(A)に調節設定する
操作を、多数本の各伝熱管2の各々に対してその都度行
うようにしなければならないから、その管出し寸法の設
定に多大の手数を要して、コストが著しく嵩むのであっ
た。
本発明は、この問題を解決することを目的とするもので
ある。
ある。
すなわち、前記の問題を解消するには、第9図に示すよ
うに前記管出し寸法設定用の油圧シリンダ14に、先端
に所定の管出し寸法(A)と同じ高さにした突起18を
有する位置保持用の棒状体19を取付け、この位置保持
用棒状体19を前記油圧シリンダ14の作動によりヘッ
ダー3内に挿入して、前記突起1Bを伝熱管2の外周よ
り外側の部位において内側板3aの内面に押圧接当し、
この状態で出ロヘッダー内に拡管工具17を挿入して伝
熱管2を、位置保持用棒状体19の先端面19′に押し
付けるようにすることにより、突起18の高さによって
管出し寸法を決めるようにすれば良いと考えられるが、
このように、位置保持用棒状体19の先端に伝熱管2の
外周より外側の部位に位置する突起18を設は本ことは
、位置保持用棒状体19の最大直径(D2)は、伝熱管
2の外径(DO)より大きくなり、従って、この位置保
持用棒状体19をヘッダー3における外側板3bに穿設
した拡管作業用孔5からヘッダー内に挿入するためには
、外側板3bにおける各拡管作業用孔5を、伝熱管2の
外径(DO)よりも相当大きい内径にしなければならな
いから、ヘッダーの強度が低下すると共に、拡管作業用
孔5に対するプラグ7を大径にしなければならないと言
う別の間ツが発生することになる。
うに前記管出し寸法設定用の油圧シリンダ14に、先端
に所定の管出し寸法(A)と同じ高さにした突起18を
有する位置保持用の棒状体19を取付け、この位置保持
用棒状体19を前記油圧シリンダ14の作動によりヘッ
ダー3内に挿入して、前記突起1Bを伝熱管2の外周よ
り外側の部位において内側板3aの内面に押圧接当し、
この状態で出ロヘッダー内に拡管工具17を挿入して伝
熱管2を、位置保持用棒状体19の先端面19′に押し
付けるようにすることにより、突起18の高さによって
管出し寸法を決めるようにすれば良いと考えられるが、
このように、位置保持用棒状体19の先端に伝熱管2の
外周より外側の部位に位置する突起18を設は本ことは
、位置保持用棒状体19の最大直径(D2)は、伝熱管
2の外径(DO)より大きくなり、従って、この位置保
持用棒状体19をヘッダー3における外側板3bに穿設
した拡管作業用孔5からヘッダー内に挿入するためには
、外側板3bにおける各拡管作業用孔5を、伝熱管2の
外径(DO)よりも相当大きい内径にしなければならな
いから、ヘッダーの強度が低下すると共に、拡管作業用
孔5に対するプラグ7を大径にしなければならないと言
う別の間ツが発生することになる。
そこで本発明は、先端に所定の管出し寸法(A)と同じ
高さの突起を備えた位置保持用棒状体を、ヘッダー内に
その外側板における拡管作業用孔より挿入し、前記突起
をヘッダーにおける内側板の内面に接当することによっ
て管出し寸法を、各伝熱管について所定値に揃えるよう
にするに際して、前記突起を、ヘッダー内への挿入前に
おいて伝熱管の外周より内側の部位に位置し、ヘッダー
内への挿入後において伝熱管の外周より外側の部位に位
置変位するように構成したことを特徴とするものである
。
高さの突起を備えた位置保持用棒状体を、ヘッダー内に
その外側板における拡管作業用孔より挿入し、前記突起
をヘッダーにおける内側板の内面に接当することによっ
て管出し寸法を、各伝熱管について所定値に揃えるよう
にするに際して、前記突起を、ヘッダー内への挿入前に
おいて伝熱管の外周より内側の部位に位置し、ヘッダー
内への挿入後において伝熱管の外周より外側の部位に位
置変位するように構成したことを特徴とするものである
。
このように構成すると、管出し寸法設定用の油圧シリン
ダに取付く位置保持用棒状体に設けた突起は、伝熱管の
外周より内側の部位に位置した状態でヘッダー内に、そ
の外側板における拡管作業用孔より挿入でき、ヘッダー
内への挿入後において伝熱管の外周より外側の部位に位
置させることができるから、この状態で、当該突起をヘ
ッダーにおける内側板の内面に押圧接当し、位置保持用
棒状体の先端面に伝熱管を押し付けることにより、この
突起の高さによって、多数本の各伝熱管の管出し寸法を
自動的に所定値(A)に設定できることになる。
ダに取付く位置保持用棒状体に設けた突起は、伝熱管の
外周より内側の部位に位置した状態でヘッダー内に、そ
の外側板における拡管作業用孔より挿入でき、ヘッダー
内への挿入後において伝熱管の外周より外側の部位に位
置させることができるから、この状態で、当該突起をヘ
ッダーにおける内側板の内面に押圧接当し、位置保持用
棒状体の先端面に伝熱管を押し付けることにより、この
突起の高さによって、多数本の各伝熱管の管出し寸法を
自動的に所定値(A)に設定できることになる。
つまり、本発明によると、各伝熱管の管出し寸法を設定
するための突起を、伝熱管の外周より内側の部位に位置
した状態で、ヘッダーにおける外側板の拡管作業用孔か
らヘッダー内に挿入できるから、各伝熱管の管出し寸法
を所定値に設定することが、外側板における拡管作業用
孔の内径を大きくすることなく確実に達成できるので、
ヘッダーの強度の低下を防止できる共に、拡管作業のス
ピードアンプ及び省力化の効果を充分に発揮することが
でき、伝熱管の管出し寸法の設定に要するコストの増大
を防止できる効果を有する。
するための突起を、伝熱管の外周より内側の部位に位置
した状態で、ヘッダーにおける外側板の拡管作業用孔か
らヘッダー内に挿入できるから、各伝熱管の管出し寸法
を所定値に設定することが、外側板における拡管作業用
孔の内径を大きくすることなく確実に達成できるので、
ヘッダーの強度の低下を防止できる共に、拡管作業のス
ピードアンプ及び省力化の効果を充分に発揮することが
でき、伝熱管の管出し寸法の設定に要するコストの増大
を防止できる効果を有する。
以下本発明の実施例を図面について説明する。
第10図〜第13図は第1の実施例を示すもので、この
図において符号20aは、前記一方の移動台13に設け
られた管出し寸法設定用油圧シリンダ14の入口ヘッダ
ー3側への突出動によって、入口ヘッダー3内のその外
側板3bにおける拡管作業用孔5から構成される装置保
持用棒状体であって、該位置保持用棒状体20aは、そ
の直径(D3)が伝熱管2の外径(DO)より相当細い
寸法にされ、且つ、前記管出し寸法設定用油圧シリンダ
14に横移動機構21を介して、その軸線と直角方向の
矢印(C)方向に移動できるように取付けられている。
図において符号20aは、前記一方の移動台13に設け
られた管出し寸法設定用油圧シリンダ14の入口ヘッダ
ー3側への突出動によって、入口ヘッダー3内のその外
側板3bにおける拡管作業用孔5から構成される装置保
持用棒状体であって、該位置保持用棒状体20aは、そ
の直径(D3)が伝熱管2の外径(DO)より相当細い
寸法にされ、且つ、前記管出し寸法設定用油圧シリンダ
14に横移動機構21を介して、その軸線と直角方向の
矢印(C)方向に移動できるように取付けられている。
この位置保持用棒状体20aの先端には、伝熱管2の外
径(DO)と略等しいか小さい直径(D2)の大径部2
2aを設けて、該大径部22aの先端面22a′におけ
る外周部に、所定の管出し寸法(A)と同じ高さにした
突起23aを形成したものに構成する。
径(DO)と略等しいか小さい直径(D2)の大径部2
2aを設けて、該大径部22aの先端面22a′におけ
る外周部に、所定の管出し寸法(A)と同じ高さにした
突起23aを形成したものに構成する。
そして、前記位置保持用棒状体20aを、前記横移動機
構21におけるシリンダ24にてその軸線と直角方向に
移動することによって、その先端の突起23aを、第1
0図に示すように伝熱管2の外周より内側の部位に位置
し、この状態で、管出し寸法設定用油圧シリンダ14の
突出動によって第10図に二点鎖線で示すように拡管作
業用孔5から入口ヘッダー3内に挿入し、次いで、位置
保持用棒状体20aを、前記横移動機構21におけるシ
リンダ24にてその軸線と直角方向に移動することによ
り、その先端の突起23aを、第12図に示すように伝
熱管2の外周より外側の部位に位置変位させ、この状態
で、突起23aを、第13図に示すようにヘッダー3に
おける内側板3aの内面に接当押圧し、この状態で伝熱
管2を先端面22a′に押し付けることによって、各伝
熱管2における管出し寸法を所定値(A)に設定するよ
うにし、拡管作業後は前記と逆の順序によって入口ヘッ
ダー3から抜(ようにしたものである。
構21におけるシリンダ24にてその軸線と直角方向に
移動することによって、その先端の突起23aを、第1
0図に示すように伝熱管2の外周より内側の部位に位置
し、この状態で、管出し寸法設定用油圧シリンダ14の
突出動によって第10図に二点鎖線で示すように拡管作
業用孔5から入口ヘッダー3内に挿入し、次いで、位置
保持用棒状体20aを、前記横移動機構21におけるシ
リンダ24にてその軸線と直角方向に移動することによ
り、その先端の突起23aを、第12図に示すように伝
熱管2の外周より外側の部位に位置変位させ、この状態
で、突起23aを、第13図に示すようにヘッダー3に
おける内側板3aの内面に接当押圧し、この状態で伝熱
管2を先端面22a′に押し付けることによって、各伝
熱管2における管出し寸法を所定値(A)に設定するよ
うにし、拡管作業後は前記と逆の順序によって入口ヘッ
ダー3から抜(ようにしたものである。
第14図〜第17図は第2の実施例を示すもので、この
実施例は、前記第1実施例における位置保持用棒状体2
0aと同様に突起23b付き大径部22bを有する位置
保持用棒状体20bを使用し、この位置保持用棒状体2
0bを、前記第1実施例のように移動台機構21及びシ
リンダ24にて・その軸線と直角方向に移動させること
に代えてその軸線回りに第16図に矢印(E)で示すよ
うに180度回軸回転ようにしたもので、この軸線回り
の180度6回転により、位置保持用棒状体20bの先
端における大径部22bに形成した突起23bを、ヘッ
ダー3内への挿入後において伝熱管2の外周より外側の
部位に位置変位させることができるから、この状態で突
起23bを、第17図に示すようにヘッダー3における
内側板3bの内面に接当押圧し、この状態で伝熱管2を
先端面22b′に押し付けることによって、各伝熱管2
における管出し寸法を所定値(A)に設定できるのであ
る。
実施例は、前記第1実施例における位置保持用棒状体2
0aと同様に突起23b付き大径部22bを有する位置
保持用棒状体20bを使用し、この位置保持用棒状体2
0bを、前記第1実施例のように移動台機構21及びシ
リンダ24にて・その軸線と直角方向に移動させること
に代えてその軸線回りに第16図に矢印(E)で示すよ
うに180度回軸回転ようにしたもので、この軸線回り
の180度6回転により、位置保持用棒状体20bの先
端における大径部22bに形成した突起23bを、ヘッ
ダー3内への挿入後において伝熱管2の外周より外側の
部位に位置変位させることができるから、この状態で突
起23bを、第17図に示すようにヘッダー3における
内側板3bの内面に接当押圧し、この状態で伝熱管2を
先端面22b′に押し付けることによって、各伝熱管2
における管出し寸法を所定値(A)に設定できるのであ
る。
第18図〜第21図は第3の実施例を示すもので、この
実施例は、伝熱管2の外径より小径に形成した中空状の
位置保持用棒状体20cの先端に、一対の突起23c、
23cを有する長方形板25を回転自在にピン26にて
枢着し、該長方形板25をその長手方向が位置保持用棒
状体20cの軸線と平行な状態にすることによって、両
突起23c、23cを伝熱管2の外周より内側の部位社
位宣し、この状態で第18図に二点鎖線で示すようにヘ
ッダー3内に挿入したのち、前記長方形板25を矢印C
F)で示すように90度回転することにより、両突起2
3c、23cを第20図に示すように伝熱管2の外周よ
り外側の部位に位置変位させるようにしたも°ので、次
いで、両突起23C123cを第21図に示すようにヘ
ッダー3における内側板3aの内面に接当押圧すること
によって、各伝熱管2における管出し寸法を所定値(A
)に設定できるのである。
実施例は、伝熱管2の外径より小径に形成した中空状の
位置保持用棒状体20cの先端に、一対の突起23c、
23cを有する長方形板25を回転自在にピン26にて
枢着し、該長方形板25をその長手方向が位置保持用棒
状体20cの軸線と平行な状態にすることによって、両
突起23c、23cを伝熱管2の外周より内側の部位社
位宣し、この状態で第18図に二点鎖線で示すようにヘ
ッダー3内に挿入したのち、前記長方形板25を矢印C
F)で示すように90度回転することにより、両突起2
3c、23cを第20図に示すように伝熱管2の外周よ
り外側の部位に位置変位させるようにしたも°ので、次
いで、両突起23C123cを第21図に示すようにヘ
ッダー3における内側板3aの内面に接当押圧すること
によって、各伝熱管2における管出し寸法を所定値(A
)に設定できるのである。
この場合、前記長方形板25の回転操作は、この長方形
板25に設けた滑車27に、位置保持用棒状体20c内
に挿通したワイヤー28等の無端体を巻掛けし、このワ
イヤー28等の無端体の一端を引っ張ることによって行
うように構成されている。
板25に設けた滑車27に、位置保持用棒状体20c内
に挿通したワイヤー28等の無端体を巻掛けし、このワ
イヤー28等の無端体の一端を引っ張ることによって行
うように構成されている。
なお、本発明において、所定の管出し寸法(A)と同じ
高さにした突起を、ヘッダー内への挿入前において伝熱
管の外周より内側に位置し、ヘッダー内への挿入後にお
いて伝熱管の外周より外側の部位に位置変位させる構成
としては、前記3つの実施例に限らず、突起を、位置保
持用棒状体の先端に当該棒状体の軸線と直角方向に移動
可能に設けたものにする等地の構成にしても良いことは
言うまでもない。
高さにした突起を、ヘッダー内への挿入前において伝熱
管の外周より内側に位置し、ヘッダー内への挿入後にお
いて伝熱管の外周より外側の部位に位置変位させる構成
としては、前記3つの実施例に限らず、突起を、位置保
持用棒状体の先端に当該棒状体の軸線と直角方向に移動
可能に設けたものにする等地の構成にしても良いことは
言うまでもない。
第1図はボックスヘッダー型熱交換器の平面図、第2図
はボックスヘッダー型熱交換器の正面図、第3図は第1
図のm−m視拡大断面図、第4図は第3図においてプラ
グを取り外した状態の断面図、第5図は拡管装置で前記
ボックス型熱交換器の拡管作業をしている状態の平面図
、第6図は第5図のVI−Vll被拡大断面図第7図及
び第8図は伝熱管の管出し寸法の状態を示す図、第9図
は本発明に至る以前の装置を示す図、第10図〜第21
図は本発明の実施例を示す図であり、第10図は第1実
施例の図、第11図は第10図のXI−XI視拡大断面
図、第12図及び第13図は第1実施例の作用状態を示
す図、第14図は第2実施例の図、第15図は第14図
のxv−xv視拡大断面図、第16図及び第17図は第
2実施例の作用状態を示す図、第18図は第3実施例の
図、第19図は第18図のXIX−XIX視断面断面図
20図及び第21図は第3実施例の作用状態を示す図で
ある。 1・・・ボックスヘッダー型熱交換器、2・・・伝熱管
、3・・・入ロヘッダー、4・・・出口ヘッダー、3a
、4a・・・ヘングーの内側板、3b、4b・・・ヘン
グーの外側板、5.6・・・拡管作業用孔、7.8・・
・プラグ、10.11・・・スライドレール、12.1
3・・・移動台、14・・・管出し寸法設定用油圧シリ
ンダ、15・・・拡管作業用油圧シリンダ、16・・・
拡管工具、20a、20b、20c −−−位置保持用
棒状体、23a、23b、23cm −・突起。
はボックスヘッダー型熱交換器の正面図、第3図は第1
図のm−m視拡大断面図、第4図は第3図においてプラ
グを取り外した状態の断面図、第5図は拡管装置で前記
ボックス型熱交換器の拡管作業をしている状態の平面図
、第6図は第5図のVI−Vll被拡大断面図第7図及
び第8図は伝熱管の管出し寸法の状態を示す図、第9図
は本発明に至る以前の装置を示す図、第10図〜第21
図は本発明の実施例を示す図であり、第10図は第1実
施例の図、第11図は第10図のXI−XI視拡大断面
図、第12図及び第13図は第1実施例の作用状態を示
す図、第14図は第2実施例の図、第15図は第14図
のxv−xv視拡大断面図、第16図及び第17図は第
2実施例の作用状態を示す図、第18図は第3実施例の
図、第19図は第18図のXIX−XIX視断面断面図
20図及び第21図は第3実施例の作用状態を示す図で
ある。 1・・・ボックスヘッダー型熱交換器、2・・・伝熱管
、3・・・入ロヘッダー、4・・・出口ヘッダー、3a
、4a・・・ヘングーの内側板、3b、4b・・・ヘン
グーの外側板、5.6・・・拡管作業用孔、7.8・・
・プラグ、10.11・・・スライドレール、12.1
3・・・移動台、14・・・管出し寸法設定用油圧シリ
ンダ、15・・・拡管作業用油圧シリンダ、16・・・
拡管工具、20a、20b、20c −−−位置保持用
棒状体、23a、23b、23cm −・突起。
Claims (1)
- (1)、ボックスヘッダー型熱交換器における両ヘッダ
ーの外側部に、これらヘッダーの長手方向に沿って移動
するようにした移動台を配設し、該両移動台のうち一方
の移動台には拡管工具が取付く油圧シリンダを、他方の
移動台には管出し寸法設定用の油圧シリンダを各々設け
て成るボックスヘッダー型熱交換器用拡管装置において
、前記管出し寸法設定用油圧シリンダには、前記ヘッダ
ー内にその外側板に穿設した拡管作業用の孔から挿入す
るようにした位置保持用棒状体を取付け、該位置保持用
棒状体の先端には、ヘッダーにおける内側板の内面に接
当するようにした突起を設け、該突起の高さを所定の管
出し寸法に形成すると共に、該突起を、ヘッダー内への
挿入前において伝熱管の外周より内側の部位に位置し、
ヘッダー内への挿入後において伝熱管の外周より外側の
部位に位置変位するように構成したことを特徴とするボ
ックスヘッダー型熱交換器用拡管装置における伝熱管の
管出し寸法設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27023384A JPS61147931A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | ボツクスヘツダ−型熱交換器用拡管装置における伝熱管の管出し寸法設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27023384A JPS61147931A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | ボツクスヘツダ−型熱交換器用拡管装置における伝熱管の管出し寸法設定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61147931A true JPS61147931A (ja) | 1986-07-05 |
Family
ID=17483404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27023384A Pending JPS61147931A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | ボツクスヘツダ−型熱交換器用拡管装置における伝熱管の管出し寸法設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61147931A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011151846A1 (en) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Alberto Sacristani | Method for manufacturing a radiator element, radiator element and radiator |
US20170023238A1 (en) * | 2009-10-07 | 2017-01-26 | National Boiler Service | Boiler Tube Clamp and Method of Using Same |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP27023384A patent/JPS61147931A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170023238A1 (en) * | 2009-10-07 | 2017-01-26 | National Boiler Service | Boiler Tube Clamp and Method of Using Same |
US10371373B2 (en) * | 2009-10-07 | 2019-08-06 | National Boiler Service, Inc. | Boiler tube clamp and method of using same |
WO2011151846A1 (en) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Alberto Sacristani | Method for manufacturing a radiator element, radiator element and radiator |
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