JPS61146875A - ガラス織物のほつれ防止法 - Google Patents

ガラス織物のほつれ防止法

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JPS61146875A
JPS61146875A JP26490284A JP26490284A JPS61146875A JP S61146875 A JPS61146875 A JP S61146875A JP 26490284 A JP26490284 A JP 26490284A JP 26490284 A JP26490284 A JP 26490284A JP S61146875 A JPS61146875 A JP S61146875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
glass fabric
mol
glass
prevention
Prior art date
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Pending
Application number
JP26490284A
Other languages
English (en)
Inventor
岩波 照夫
健二 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、ガラス織物を製織する際の端部のほつれ近年
、ガラス織物は高精度の品質が要求される分野、例えば
電子材料におけるプリント回路基板等に適する材料とし
て従来の単なるガラスクロスなどとは別の新たな用途に
用いられるようになっている。
該織物を製織する場合、従来より断片織機、即ちエアー
ノエットlレームtIt8!、つオータージェット7レ
ームmaがその能率、品質の良さなどから広範に普及し
ている。
該織機で織られたガラス織物は緯糸を各々独立して一定
の長さで緯入れした後、臓物の端部で織物中より多少長
目に切断される。かかる切断されたガラス繊物をこのま
ま後の工程に供すると該切断部から織物が容易にほつれ
出し、例えば機械のロールに巻き付くとか、樹脂ワニス
バス中に脱落するとかの種々のトラブルの原因になるの
でその対策が必要となる。
かかる問題を解決する手段の一つとして臓物の切断部を
合成樹脂、例乏ばエチレン−酢酸ビニル系共重合体、ポ
リアミド系共重合体、エポキシ軸(脂、フェノール樹脂
使用が特開昭59−15563号公報、特開昭59−1
12065号公報、特開昭59−199860号公報等
で提案されている。
しかしながら、本発明者らの研究によれば上記樹脂で処
理されたガラス臓物であっても尚、摩耗性、剛性並びに
樹脂の繊維に対する密着性が不充分であるために後処理
工程におけるP&械との接触、あるいは織物同士の接触
によって樹脂が容易に落下してしまうことが判明した。
樹脂の落下はほつれ防止性能を低下させるばかりでなく
、樹脂ワニスバス中に混入すると該ワニスの性能まで著
しく低下させてしまうので、絶対に回避しなければなら
ない問題である。
1問題点を解決するための手段1 しかして本発明者らが上記欠、点を解決するため、鋭意
研究を重ねた結果、エチレン含有率20〜55モル%、
ケン化度80モル%以上、極限粘度[η10.5〜1.
5 dl/g(温度30℃、15重量%の含水フェノー
ル溶媒中、以下本願におに良好なためにほつれ防止効果
が、顕著に向上し、勿論樹脂ワニスに対しても優れた耐
溶剤性を示すことを見出し、本発明を完成するに到った
ものである。
本発明に用いるエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
において樹脂中のエチレン含量は20〜55モル%、よ
り好ましくは25〜50モル%でなければならない、2
0モル%未満では用いる溶剤の乾燥速度が遅くなるため
作業性が悪くなり、55モル%を越えると繊維に対する
密着性が悪くなる。又酢酸ビニル成分の80モル%以上
、より好ましくは95モル%がケン化されていることも
必要である。ケン化度が80モル%より低いと耐溶剤性
に劣ったらのしが得られない、更に該樹脂の極限粘度[
l]は0.5〜1.5 dl/g、より好ましくは0.
7〜1.3 dl/gでなければならない。
[η]が0.5以下では剛性、耐摩耗性が低下し、1.
5より大きいと粘度が高すぎて生産性に乏しく、実用的
でなくなる。
ン酸、イタフン酸及びこれら不飽和酸のアルキルエステ
ル、無水物を含有していても良い。
本発明のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物をガラ
ス織物の端部に適用してそのほつれを防止する方法とし
ては該ケン化物を適当な溶媒に溶解して溶液コーティン
グする方法、あるいはケン化物を加熱・溶融した状態で
ホットメルトする方法が、代表的に採用される。
溶液コーティングにおいては、本発明のエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物が、溶解しうる溶媒であれば特
に限定す゛るものではないが、溶媒の揮発性、作業性な
どの点から通常は水及び低級アルコールの混合溶媒が望
ましく使用される。低級フルフールとしてはメタノール
、エタノール、プロパツール、イソプロパツール、n−
ブタノール、イソブタノール、5ee−ブタノール、t
ert−ブタノール等が挙げられる。水及び低級アルコ
ールの混合割合はエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物の組成によって変化するので一概に規定することはで
きないが、通常水/低級アルコール=30/70〜70
/30の範囲で用いるホットメルトコートにおいては押
圧機を用いて押出フートする溶融押出法、粉末状・塊状
にした樹脂を分散させた状態で、あるいはテープ状−フ
ィルム状にした状態で加圧・加熱するホットプレス法が
任意に採用できる。
加熱溶融温度としては160〜240’C1加圧々力と
しては1〜50Kg/ca2h’一般的テアル。
以上の方法のいずれにおいても、がラス織物の切断部を
固定し、はつれを生ゼしぬないようにするためには、ガ
ラス繊維束の中に充分浸み込んで糸を収束させると同時
に、経糸と緯糸の交点において充分な接着強度を示すこ
樹脂を用いることが必要であり、かかる点において本発
明で用いる樹脂は非常に優れているのである。又含浸せ
しめる時期は切断部形成後ばかりでなく、切断前に予め
ガラス織物の地部にケン化物を含浸せしめておき、しか
る後に切断することも可能である。含浸の際の塗布量と
しては、通常ガラス織物l112に対し、樹脂固形分換
算で0.05〜20gの範囲から選ばれるが、これに限
定される七トン、メチルエチルケトン、トルエン、キシ
レン、ベンゼン、ヘキサン、酢酸エチル、メチルセロソ
ルブ、メチルセロソルブ等を任意に混合して用いられる
[効 果1 本発明の方法によれば、経糸のほつれを全く心配する必
要がないのでgA織・後処理がきわめて容易に行うこと
ができ、ワニス等に含浸しても樹脂の溶出がないので7
ニスの性能を低下させることがなく、樹脂ワニス含浸用
ガラス織物の分野にも広く応用、利用が可能である。
以下実施例を挙げて本発明の方法を更に具体的に説明す
る。
[実施例1 表に示す如き組成及び物性の樹脂を用意して下記の手段
により、ガラス織物に塗布した。
・溶液コーティング法 樹脂を表に示す如き溶媒を用いて濃度10重量%の溶・
ホットメルトコーティング法 粉末状のり(脂をガラス織物上にll112当り、3g
となるように分散せしめ、加熱プレス機を用いてプレス
(時間:5分間、加熱温度二使用樹脂の融点より20℃
高い温度に設定、圧カニ 5 Kg/cm2) した。
上記の如く処理されtこガラス臓物をノ\サミで切断し
、下記の方法で切断部における樹脂の密着性、織物の1
1つれ易さ、耐溶剤性を評価した。結果を表にまとめて
記す。
本樹脂の密着性及び繊維の11つれ易さガラス織物10
0cm2につきIKgの負荷をかけ、移動距離10cm
でガラス織物同志を繰り返しこすった。この時、30回
こすった時点におけるガラス織物10cwX10cm当
りの重量変化を測定して、その値が5−g未満を「良」
、5〜50mgを「可」、50mg上り大きいものを「
不可」として樹脂のガラス織物に対する密着性を評価し
、更に前記手段で引き続外こすり続け、最終的にほつれ
が生じた回数で1!つれ易さを評価した。
本耐溶剤性 後の重量変化を測定し、その差が0.05重量%未満を
「優良」、0.05〜0.5重i%未満を「良」、Q、
5−2.0重量%を「可」、2.0重量%上り大きいも
のをし不可」として評価しtこ。
手  続  補  正  書 (自発)昭和60年11
月29日 2、発明の名称 〃ラス繊物のほつれ防止法 3゜補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人 住 所 大阪市北区野崎町9番6号(郵便番号530)
4、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 1、明細書第5頁第9行の「、プロパツール、」を[、
ノルマルプロパ/−ル、」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレン含有率20〜55モル%、ケン化度80モル%
    以上、極限粘度[η]0.5〜1.5dl/g(温度3
    0℃、15重量%の含水フェノール溶媒中)のエチレン
    −酢酸ビニル共重合体ケン化物の溶液又は溶融物を用い
    ることを特徴とするガラス織物のほつれ防止法。
JP26490284A 1984-12-14 1984-12-14 ガラス織物のほつれ防止法 Pending JPS61146875A (ja)

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JPS61146875A true JPS61146875A (ja) 1986-07-04

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4936078A (ja) * 1972-08-07 1974-04-03
JPS5234094A (en) * 1975-09-12 1977-03-15 Asahi Shiyueeberu Kk Prodvction of glass cloth tape
JPS54153834A (en) * 1978-05-24 1979-12-04 Taoka Chem Co Ltd Resin adhesive composition

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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