JPS61144359A - インクジエツトヘツド構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮」汰」 本発明は、インクジェット記録装置等に用いるインクジ
ェットヘッドの構造に関する。

且米挟亙 インクジェット記録装置においては、周知のように、イ
ンク滴を噴射するためのインクジェットヘッドを使用す
るが、このインクジェットヘッドに関して従来より種々
の提案がなされている。しかし、従来のインクジェット
ヘッドの多くは、その構造が複雑で、製作コストが高く
、普及化を妨げる一因となっていた。

ｌ−一煎 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、インクジェットヘッドの構造を単純化し、製造コ
ストの安いインクジェットヘッドを提供することを目的
としてなされたものである。

構　　　成 本発明は、上記目的を達成するため、インク供給流路を
有するパイプと、中央部に前記パイプが圧入又は嵌合さ
れて溶着された成形板と、該成形板に接着接合されてピ
エゾ発振体と、前記パイプの外周に配設されたインク加
熱制御用のヒータとを有することを特徴としたものであ
る。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。

第１図は、本発明によるインクジェットヘッドの一実施
例を断面構成図で、図中、１は少なくとも０．２ｍ以上
５ｒｒｎの範囲の金属円板、２はインク流路を形成する
パイプで、金属円板Ｉの中央には、パイプ状の構造体が
圧入または嵌合するようにこのパイプの外径に合せた穴
があけられている。

３はインクを加振するための発振体であり、ピエゾ固体
素子である。４はインク滴を適温に加熱制御するための
セラミックヒータ、５はノズル六を中央にもったノズル
プレート、６はインク流路、７はゴム質の緩衝材、８は
ヘッドハウジングである６金属円板１はインク液との耐
食性のため、冷間圧延のオーステナイトステンレス鋼板
、例えば、５ＵＳ３０４ＣＰが最適である。この金属円
板ｌは平ワツシヤのような形状であるため、プレス打抜
成形が可能であり、極めて加工が容易である。

２はインク流路を中心にもつパイプ形状をしているが、
これもＳＵＳ　３０４のシーム溶接パイプあるいはセミ
シーム溶接パイプをＮＣ施盤で、自動的シこ切消できる
単純な形状である。なお、２′の部分がテーバ加工とな
っているが、これはインク供給チューブの挿入を容易に
できるようにするためである。金属円板ｌとパイプ２は
電子ビーム溶接あるいはレーザビーム溶接により１′の
面側で接合される。１′の面側は鏡面に接合後仕上加工
され、本出願人の出願に係る特願昭５９−２１５７９１
号に記載されているような金屑結合が達成できるようＮ
ｉのスパッタリングが行なわれる。

発振体３とヒータ４の組立は、インク液との接触がない
ので接着剤で固定しても問題はない。

腹−一匙 以上の説明から明らかなように、本発明によると。

（ａ）、成形板１とインク供給パイプ２との効果的な結
合によって、コンパクトで小型、軽量のインクジェット
ヘッドを構成することができる。

（ｂ）、従来のインクジェットヘッドの製造工程から考
えても強めて構造が簡単であるため、工程の大巾な短縮
が可能であり、しかもコストが安くなる。

（ｃ）、軽量のため、発振エネルギーを小さくできる。

（ｄ）、ノズルプレートの取付面の仕上りがよいので、
荷電電極やその他の７ラインメントが得られやすいなど
の効果がある。

（ｅ）、インク供給パイプは、一般に市販されている注
射針のごとき細径ステンレスパイプを使用することがで
きるので、複雑形状の加工がないので、極めて安価なヘ
ッドが提供できる。

等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明によるインクジェットヘッドの一実施
例を説明するための断面構成図である。 ■・・・成形板、２・・・インク供給パイプ、３・・・
発振体、４・・・ヒータ、５・・・ノズルプレート、６
・・・インク流路、７・・・緩衝材、８・・・ヘッドハ
ウジング。 第　　１　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インク供給流路を有するパイプと、中央部に前記パイプ
   が圧入又は嵌合されて溶着された成形板と、該成形板に
   接着接合されてピエゾ発振体と、前記パイプの外周に配
   設されたインク加熱制御用のヒータとを有することを特
   徴とするインクジェットヘッド構造体。