JPS61141726A - 芳香族ポリカーボネートおよびその製造法 - Google Patents

芳香族ポリカーボネートおよびその製造法

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JPS61141726A
JPS61141726A JP60275235A JP27523585A JPS61141726A JP S61141726 A JPS61141726 A JP S61141726A JP 60275235 A JP60275235 A JP 60275235A JP 27523585 A JP27523585 A JP 27523585A JP S61141726 A JPS61141726 A JP S61141726A
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ボルフガング・ベーネルト
ルウトウイツヒ・ボツテンブルフ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/045Aromatic polycarbonates containing aliphatic unsaturation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/61Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
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    • C07C45/68Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms
    • C07C45/72Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms by reaction of compounds containing >C = O groups with the same or other compounds containing >C = O groups
    • C07C45/74Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms by reaction of compounds containing >C = O groups with the same or other compounds containing >C = O groups combined with dehydration
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C49/00Ketones; Ketenes; Dimeric ketenes; Ketonic chelates
    • C07C49/76Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring
    • C07C49/82Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing hydroxy groups
    • C07C49/835Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing hydroxy groups having unsaturation outside an aromatic ring

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、共役二重結合を含む末端基を有し且つ200
0〜100,000.好ましくは5000〜80,00
0、ooo、特に好ましくは10,000〜80,00
0、oooの平均分子ftMw(重量平均)を有する芳
香族ポリカーボネートであって、所望によりジフェノー
ル、ジフェノールのモル数に対して0゜5〜40モル%
、好ましくは1〜20モル%、特に好ましくは2〜10
モル%の分子鎖停止剤及びホスゲンから、相界面法又は
均−溶液法の公知のポリカーボネート合成法によって、
2000〜1oo、ooo、好ましくは5000〜80
 、 l) OOl特に好ましくは10,000−50
.000のMw(重量平均)を有する公知の芳香族ポリ
カーボネートとの混合物としての、該芳香族ポリカーボ
ネートを製造する際に、式(Ia)又は(lb)の分子
鎖停止剤を、所望によりA々等モル量の他の公知の分子
鎖停止剤と組み合せて、用いることを特徴とする該芳香
族ポリカーボネートの製造法に関する。
式(ra)及び(Ib)の分子鎖停止剤において、R0
〜R4は同一でも異なってもよく且っHSCH,、C2
Hs、n−C,H7、イソ−C,H,、n −C4Hq
、イソ−C,Hg、5ee−C4H=、C,H9又はc
lである。
本発明の方法において同時に使用しうる公知の他の分子
鎖停止剤は例えばフェノール、カルボニルハライド、ス
ルホニルクロライド又はクロルカーボネートエステルで
あるが、好ましくはフェノールである。
この同時に使用しうる公知の分子鎖停止剤の例は、フェ
ノール、1)−tert−ブチルフェノール、2゜6−
シメチルフエノール又はp−インオクチルフェノールで
ある。
更に本発明は、2000〜100,000のMwを有し
且つ共役二重結合を含有する末端基を含む式(Ic)又
は(T d) [式中、R+ −R4は式([a/Ib)に対して言及
した意味を有する] の本発明によって製造される、但し所望により他の公知
の分子鎖停止剤を用いる分子鎖停止剤に白米する200
0−100,000のMwを有する公知の芳香族ポリカ
ーボネートとの混合物としての、芳香族ポリカーボネー
トにも関する。
2000−100,000の平均分子量Mw(光散乱法
によって決定される重量平均)を有する本発明によって
得られる芳香族ポリカーボネートは、好ましくは式(I
I) [式中、−0−2−0−は好ましくは炭素数6〜30の
ジフェノレート基であり、 E及びE′は同一でも異なってもよく且つ基E又はE′
の少くとも1つはR1−R1が式(I a/ I b)
に対して言及した意味を有する式(Ic)又は(Id)
の基に相当し、また残りの末端基E及びE′は他の公知
の7二/−ル性分子鎖末端剤との反応に白米し、そして
“p″は2000〜100,000の分子量M1二対応
する重合度である1 のものである。
本発明によるポリカーボネートは、末端基のために加熱
時に、特に熱処理の過程において、更に特に紫外線及び
/又は可視光の照射時に分子量を増加させる能力を有す
る。熱処理はIRの照射により且つ光或いは日光及び自
然の天候条件への露呈によっても行なうことができる。
不飽和の末端基を有する熱可塑性芳香族ポリカーボネー
トは公知である(参照独国公開特許JR21746,1
39号、第2,829,256号、第2゜843.15
4号及V第2,824,004号)。これらのポリカー
ボネートの二重結合は、ある種の反応(グラフト化、U
V光による架橋)に対して利用することがで終る。これ
に対し、本発明によって製造されるポリカーボネートは
光に照射すると、架橋なしに分子量が増加する。従って
露呈された、即ち熱処理されたポリカーボネートは、ポ
リカーボネート溶媒に公知の濃度で、例えばCH2CI
2中に10%の濃度で依然可溶である。
そのようなポリカーボネートは独国公開特許第3.23
2,391号から公知であり、一般式%式% [式中、Rは芳香族基又はアルキル基であってよく、n
はO〜7の数であってよく、−A−は単結合であってよ
く、或いはX−ってよく、セしてXは好ましはOHであ
ってもよいJ の分子鎖停止剤を用いて製造される6 しかしながら、R=フェニル、X−A=る分子量の増加
を可能にすることの他に、架橋を含まない光化学的な分
子量の増加も可能にするポリカーボネートが得られるこ
とは予見することができない。
式(ra)及び(Ib)の分子鎖停止剤は本発明者の知
るところにおいて過去の文献に記述されていない。それ
らは次の方法を用いることによって合成することができ
る。
1つが7エノール性0 [(基を有するシンナムアルデ
ヒド又は適当なシンナムアルデヒド誘導体及びアセト7
エ/ン又は適当なアセト7工/ン誘導体を、エタノール
の約33容量%中の過剰のNaOHの溶液に室温で添加
する。
50℃で2時開反応させ、次いで同一容量の水で希釈し
、濃塩酸で酸性にする6 生成物を塩化メチレンで抽出し、有機相を中性になるま
で水洗し、濃縮し、得られる残渣を再結晶するに の反応は次の方程式で例示することができる(Ie) 従って本発明は式(I a/ I b)〔式中、R1−
R4は同一でも異なってもよく且ッl−1,CH,、C
2H,、n−C3H7、イソ−C,H,、n−cJr9
、イソ−C、H、、se(!−C、H,、C6H、又は
CIであってもよく、そして■はO又は1であってよい
〕 の化合物にも関する。
また本発明は、式(Ie)のシンサムアルデヒドを、ア
ルコール/水混合物、好ましくはアルコール1容量部及
び水2容量部の混合物中において、式(Ib)のアセト
7エ/ンと20〜100℃;好ましくは30〜80℃の
温度で約30分〜約3時間反応させ、次いで得られた反
応混合物を酸性にし、水と混和しない溶媒好ましくはC
Hz C12で抽出し、そしてこの抽出物を公知の方法
で処理する、ことを特徴とする式(Ia/Ib)の化合
物の製造法にも関する。
式(Ia)の化合物は例えば である。
これらの上述の方法を用いて製造することができる。
式(Ib)の化合物は例えば である。
これには上述の方法を用いて製造することができる。
本発明のポリカーボネートを製造するのに適当なジ7工
/−ルは、式(III) HO−Z−OH(III) を有し、そして好ましくは炭素数6〜30は単核ばかり
でなく多核の77二/−ルであり、且つこれらはへテロ
原子を含有することがcト、またポリカーボネートの合
成及びその熱的又は光化学的処理の条件下にイ【活性な
置換基を有することができる。
言及しうる例はハイドロキノン、レゾルシノール、ジヒ
ドロキシジフェニル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−
アルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−シクロアル
カン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−入ルフィト、ビ
ス−(ヒドロキシフェニル)−エーテル、ビス(ヒドロ
キシフェニル)−ケトン、ビス−(ヒドロキシフェニル
)−スルホキンド、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ス
ルホン及1α、a′−ビス−(ヒドロキシフェニル)−
ジイソプロピルベンゼン及びこれらの核アルキル化及び
核ハロゲン化化合物である。
適当なノフェノールは例えば米国特許第3,028.3
65号、第2,999,835号、第3,062.78
1号及び第3,148,172号、独国公開特許第1.
570,703号及び第2,063゜050号、及び単
行本、H−シ□ネル(Schnell)、“ケミストリ
ー・アンド・フィツクス・オプ・ポリカーボネート(C
I+emistry and Physics ofP
 olycarbonntes)″、インターサイエン
ス会パブリ シ ャ − ズ’(T  nLersci
ence  PublisberS、   NewYo
rk)、1964、に記述されている。
好適なりフェノールは次の通りである:4.4′−ジヒ
ドロキシジフェニル、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
7ヱニル)−プロパン、2,4−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−2−メチルブタン、1.1ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、a、α′−ビ
スー(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピル
ベンゼン、2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキ
シ−フェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3−クロ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス−(3
,5−ツメチル・4−ヒドロキシフェニル)−メタン、
2.2−ビス−(3,5−ツメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホン、2,4−ビス−(3,
5−ツメチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチル
ブタン、1.1−ビス−(3,5−ツメチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−シクロヘキサン、α、α′−ビス−
(3,5−ツメチル−4−ヒドロキシフェニル)−p−
ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3,5−フ
クロルー4−ヒドロキシフェニル)−フロパン及t/2
゜2−ビス−(3,5−ジブロム−4−ヒドロキシ7エ
二ル)−プロパン。
特に好適なノフェノールは例えば次の通りである: 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン 2.2−ビス−(3,5−ツメチル−4−ヒドロキシ7
エ二ル)−プロパン、 2.2−ビス−(3,5−フクロルー4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、 2.2−ビス−(3,5−ジブロム−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘ
キサン。
上述のノフェノールのいずれか所望の混合物を用いるこ
とも可能である。
言及した単量体ジ7工/−ルの他に、本発明により末端
基含有のブロック型コボリカーボネートの製造において
、ポリカーボネート合成反応の条件下に分子量を増加さ
せうる2つの末端基を有するオリゴマ又は重合体を含有
させることも可能である。そのような末端基は例えば7
エ/−ル性OI4基、クロルカルボニロキシ基及びクロ
ルホルミル基である。上述した反応性基を合成方法の結
果としてすでに有している或いはそのような基が適当な
後処理によって生じさせることができる予め合成された
オリゴマ又は重合体ブロックは、例えばポリシロキサン
、脂肪族ジオール及び飽和詣肪族又は芳香族ジカルボン
酸に基づくポリ縮合物例えばハロゲン化工量化脂肪酸に
基づく飽和脂肪族ポリエステル、芳香族ポリエーテルス
ルホン及び脂肪族ポリエーテルである。
そのような共縮合しうる二官能性のオリゴマ又11i1
1[合体は、500−2000 )分子量Mn(蒸気圧
浸透圧法で測定した数平均)を有することができ、そし
てイ;飽和末端基を含む本発明の得られるポリカーボネ
ートが80重謙%まで、好ましくは2〜2()重量%の
それを含有するような電で使用される。
斯くして本発明は、ざリカーボネート合成の条件下に共
縮合でき且つ500〜10,000の分子量Mn(数平
均)を有する二官能性のオリゴマ又は重合体を、用いる
単量体ノ7工/−ルの重量に対して450重量%まで、
好ましくは約3重量%〜30重量%の量で同時に使用す
ることを特徴とする本発明の製造法の改良に関する。
また本発明は、本発明の改良法に従い共役二重結合含有
の式(Ic)又は(Id)の末端基を有して製造される
、所望により他の公知の分子鎖停止剤を用いる分子鎖停
止に由来する公知の芳香族のセグメント化ポリカーボネ
ートとの混合物としての芳香族のセグメント化ポリカー
ボネートに関する。
本発明に従って製造されるポリカーボネート及びポリカ
ーボネート混合物は、少量の分岐剤の混入による公知の
方法で分岐させ、その流動性を公知の方法で改良するこ
とができる。
本発明によるポリカーボネート及びポリカーボネート混
合物の製造は、本質的に2つの公知の方法、即ち二相界
面法又は所謂ピリジン法によって行ないうる(参照、H
,シュネル、“ケミストリー・アンド・フィツクス・オ
ブ・ポリカーボネート”、ポリマ・レビューズ(Pol
ymer  Reviews)、第1X8.22頁以降
、1964)、二相界面法は好適である。
このノj法においては、使用しうるジオールを水性アル
カリ相に溶解する。これに対し、本発明にポリカーボネ
ートを製造するために必要な分子鎖停止剤削を、有様溶
媒に又は基質に溶解して、ジフェノールのモル当り()
、5〜40.0モル%の量で添加する。続いて、イζ活
性な、好ましくはポリカーボネートを溶解する有機相の
存在下にホスゲンと反応させる。反応温度は0〜40℃
である。
有(ζ相は知られるようにCH2Cl2、クロルベンゼ
ン、又はこれらの溶媒の混合物である。
小縮合反応の転化牢屋Vl/!に得られる生成物の重合
度を増加させぬために、反応中に低FしたpH値を更な
るアルカリを添加して1りびL昇させることが′Cきる
上述した種類及1量の必要とされる分子鎖停止剤の添加
はホスゲン化中に行なってもよい。
分子鎖停止剤に適当な有機溶媒は、例えば塩化メチレン
、クロルベンゼン、塩化メチレントクロルベンゼンの混
合物、アセトン、アセトニトリル、トルエンである。
反応はトリブチルアミン又はトリエチルアミンのような
触媒によって有利となる1分子鎖停止剤の導入を有利に
するのに、オニウム塩例えばテトラアルキルアンモニウ
ムハライドを相間移動触媒として同時に用いることもで
きる。
分岐頻剤或いは共縮合しう、る二官能性オリゴマ又は重
合体を同時に使用する場合には、ホスゲンとの反応前に
又はホスゲン化中にその添加を行なうことができる。
)7二/−ルに加えて又はジフェノールの代りに、その
クロルカーボネートエステルを用いることも可能である
本発明によるポリカーボネートの分離は公知の方法で行
なわれる。処理中に分子量の部分的な増人をもたらさな
いためには、できれば100 ”C以」二の温度を用い
るべきでない。適当な処理法は待に沈澱、噴霧、及び溶
媒の真空下での蒸発である。
本発明に従って得られるポリカーボネート及びポリカー
ボネート混合物の成形は、熱可塑性樹脂の加工法例えば
押出し又は射出成形により及び例えばシート・キャスト
法における重合体溶液の蒸発により行な)ことがでさる
。しかしながら、この熱可塑性0(脂の加工には、一方
で十分に低粘度の生成物から始めること、及び他)iで
例えば押出し磯における生産量を、什子、駄の増加が制
御しうるままであるようにa節することが必要である。
本発明によるポリカーボネートは、150〜400℃、
好ましくは200〜350℃の温度まで加熱することに
よって商分子電を有する架橋されていないポリカーボネ
ートに転化することができる。このことは、生成物が重
合体分子当り高々2つの本発明による末端基を含む限り
において、分岐ダ(生成物についても真実である6熱処
理の期間は同化最高温度に及び所望の分子量の増加に依
存する6熱処Jl!l!は有利には押出し轍、プレス又
は射出成形機中における成形構造体への加工中に行なわ
れる。これは混練機又は攪拌釜中での溶融によっても行
なうことができる。分子量の増加の程度は例えば試料の
溶液粘度を熱処理の前後で比較することによって検知で
きる。
本発明に従って得られるポリカーボネート及びポリカー
ボネート混合物の照射は、成形後に、成形構造体に、或
いは絞いてシートにキャストしうる溶液中に行なうこと
ができる。照射は、そのような溶液例えば塩化メチレン
中10%ポリカーボネート溶液に水銀浸漬ランプで照射
することにより、或いは繊維、シート又は成形品をUV
ランプで照射することにより打なわれる。
得られるポリカーボネートは、線状生成物から始めた場
合、依然ポリカーボネート溶媒に可溶の熱可塑性樹脂で
あり;分岐鎖化合物から始めた場合、得られる重合体は
、照射される物質が重合体分子当り平均して本発明によ
る末端基を高々2゜0で有する分岐した生成物である時
、同様に可溶性である。
分子にの増加は波及が41) 0 ++−より大さい、
即ち可視領域の尤を照射しでも行ないうるということを
更に言及することがCき、従って重合体は自然の天候の
条f’ト下においてもその分子量を着実に増大させ、■
、つこの分子量の増加は[JV吸収剤の存在によっても
停止しない6 斯くして本発明は、本発明により式(Ie)又は(I 
d)の末端基を有して得られ1つUV吸収剤を含有する
、公知の芳香族ポリカーボネートとの混合物としてのポ
リカーボネートに、紫外線及び/又は可視光、例えば自
然の天候による1」光を照射することを特徴とするポリ
カーボネートの改変法にも関する。
本発明により式(Ic)又は(Id)の末端基を有して
得られ且つ所望により公知の芳香族ポリカーボネートと
の混合物であってもよいポリカーボネートは、UV吸収
剤の他に又はその代りにポリカーボネート化学に通常の
他の添加M例えば潤滑油、離型剤、熱又は水分安定剤、
充填剤、強化剤、難燃剤、染料、顔料及び/又は衝撃強
度改良剤が、ポリカーボネートの成形前に又は成形中に
通常の量で添加されていでもよい。充填剤又は強化剤は
例えば〃ラスWLm、グフスウール、雲母、シリケート
、長石、石英、T i 01及び/又は珪灰石が成形組
成物の全重量に対して10〜50重皿%の量で使用する
ことができる。
式(It)又は(Id)の末端基を有し且つ本発明に従
って製造されるポリカーボネー)の溶液を照射すること
により、非常に高分子液のポリカーボネートの溶液を製
造することが可能であり、これから電気絶縁用のキャス
ト・シートを得ることができる。従って相界面法に対す
る通常の工程で得られ且つ通常の分離及び精製後に、本
発明による照射での簡単な方法で溶液が更に処理するこ
とのできるポリカーボネートを出発物質とすることがで
きる。
本発明で製造しうるポリカーボネート及びポリカーボネ
ート混合物は、照射例えば自然の日光にさらすという照
射前又は後における成形構造体として、特にンーl又は
表面コーティングとしてイ史用することがCきる。この
用途にす;いて、本発明による式(Ic)又は(I d
)の末端見はIJ V It/)収剤としても’ehさ
、所望により添加したtJv吸収剤と一緒になってU■
光線に対する保護に機能する。
こ11は例えば構造物及び自動車における外部部品、特
に透明な成形構造体及びシートに関する場合である。
a及しうる例は、中空心パネル〔ウェッブ・ダブル・パ
ネル(web double panel))の窓ガラ
スを備えた温室を設備することである。本発明で得られ
るポリカーボネート及びポリカーボネート混合物は、特
に低粘度型の加工が好ましい場合、即ち例えば薄壁成形
製品を製造する場合に、これらが続いて熱的又は光化学
的に後処理できる限りにおいて使用することができる。
実3月−1 リ   OH 水300m1!及びエタ/−ル150m/の混合物中N
 ao 1−140 g(1モル)の溶液に、桂皮アル
デヒド6611?(0,5モル)及び3−ヒドロキシア
セトフェノン68.1g(0,5モル)を25℃で添加
した。50℃で攪拌しながら2時間反応させた後、室温
で夜通し反応させた。同一容量の水を添加し且つ濃塩酸
で酸性にした後、生成物を塩化/チレンで抽出し、有機
相を中性になるまで水洗し、回転蒸発機で濃縮した。
橙色の結晶残渣をトルエンから再結晶し、融点130〜
132℃の黄橙色の結晶44g(理論量の35%)を得
た。
計算値:C81,6%、H5,60% 実験値:C80,8%、H5,67% 実施例 2 芳香族ポリカーボネートの製造と試験 実施例1からのシンナミリデン−3−ヒドロキシアセト
フェノン2.Og(0,008モル)を、ビス7エ/−
ルA45,7g(0,2モル)、NaOH16g(0,
4モル)及び水535n+j!の溶液に溶解した。
次いでホスゲン32g(0,:32モル)を攪拌しなが
ら20〜25℃で通流した。
1司11値を、45%水酸化す) +7ウム水溶液25
meの添加によってpH12に維持した。ホスゲン化が
終rした後、pH値を45%水酸化ナトリウムを更に2
0me添加してpH13= 14に上昇させ、4%トリ
エチルアミン水屏液4精νを添加し、そして攪拌を更に
45分間行なった。F力の有機相を分離し、酸性にし、
電解質がなくなるまで洗浄し、濃縮した。真空乾燥室中
において80℃で15時間乾燥することにより、相対溶
液粘度りrell、308(0,5%塩化メチレン溶液
として測定)の黄色の生成物を得た。
塩化メチレン中ポリカーボネートの10%溶液を、UV
ランプ(HPK)125W型)によって照射し、8時間
間隔で試料を採用し、その相対溶液粘度を測定した(」
二連の如く・測定)。
時 聞(時      りrel 0       1.30B 8       1.508 16       1.703 24       1.899 32       1.962 40       2.062 48       2.235 56       2.447 64       2.546 72       2.599 72時間後、生成物は明色になり、高分子量に拘らず依
然完全な且つ均一の溶液であった。これは線状での分子
量の増大を示すものとして理解することがでトる。
同相における分子量の増大の挙動を試験するために、ポ
リカーボネートをIri、さ約0 、1 ma+のフィ
ルムにキャストし、二重ガラス板の後ろで日光にさらし
た。
ト1                       
  η rclo             1.31
18            1.29015    
        1.29622          
  1.31330            1.34
138           1.365号子分子量る
誘導期の後ガラス透過の日光においては者しく増大する
ことは明らかである。
熱的挙動を試験するために、ポリカーボネート2gff
tS分を塩化メチレン20u+Jに溶解し、そして溶媒
を水流ポンプの真空下に回転蒸発機を用いることにより
、10m1’のアーレンマイヤー・フラスコから約40
℃で留去した。側壁に作られたポリカーボネート・フィ
ルムを有する7う入コを、続いて金属浴に浸した。
第1表は種々の温度で増大するポリカーボネートの分子
量を示す: 第 1 友 (1rcl、−に述のように測定)特許出
願人 バイエル・アクチェンデゼルシャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、共役二重結合を含む末端基を有し且つ2000〜1
    00,000、好ましくは5000〜80,000)特
    に好ましくは10,000〜50,000の平均分子量
    Mw(重量平均)を有する芳香族ポリカーボネートを、
    所望によりジフエノール、ジフエノールのモル数に対し
    て0.5〜40モル%、好ましくは1〜20モル%、特
    に好ましくは2〜10モル%の分子鎖停止剤及びホスゲ
    ンから、相界面法又は均一溶液法の公知のポリカーボネ
    ート合成法によつて、2000〜100,000、好ま
    しくは5000〜80,000、特に好ましくは10,
    000〜50,000のMw(重量平均)を有する公知
    の芳香族ポリカーボネートとの混合物として、製造する
    方法であつて、式( I a)又は( I b) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) [式中、R_1〜R_4は同一でも異なつてもよく且つ
    H、CH_3、C_2H_5、n−C_3H_7、イソ
    −C_3H_7、n−C_4H_9、イソ−C_4H_
    9、sec−C_4H_9、C_6H_5又はClであ
    つてよい]の分子鎖停止剤を、所望により高々等モル量
    の他の公知の分子鎖停止剤と組み合せて、用いることを
    特徴とする該芳香族ポリカーボネートの製造法。 2、500〜10,000の分子量Mn(数平均)を有
    し且つポリカーボネート合成条件下に共縮合しうる2官
    能性オリゴマー又はポリマーを、用いる単量体ジフエノ
    ールの重量に基づいて450重量%までの量で同時に使
    用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、2000〜100,000のMwを有し且つ共役二
    重結合含有の末端基が式( I c)又は( I d)▲数式
    、化学式、表等があります▼( I c) ▲数式、化学式、表等があります▼( I d) [式中、R_1〜R_4は式( I a/ I b)に対して
    言及した意味を有する] を有する芳香族ポリカーボネートであって、所望により
    他の公知の分子鎖停止剤を用いる分子鎖停止に由来する
    2000〜100,000のMwを有する公知の芳香族
    ポリカーボネートとの混合物として、特許請求の範囲第
    1又は2項記載の方法によって製造される芳香族ポリカ
    ーボネート。 4、2000〜100,000の平均分子量Mw(光散
    乱法で決定した重量平均)を有する式(II)▲数式、化
    学式、表等があります▼ [式中、−O−Z−O−はジフエノレート基であり、 E及びE′は同一でも異なってもよく且つ 基E又はE′の少くとも1つはR_1〜R_4が式(
    I a/ I b)に対して言及した意味を有する式( I c
    )又は( I d)の基に相当し、また残りの末端基E及
    びE′は他の公知のフェノ ール性分子鎖停止剤との反応に由来し、そ してpは2000〜100,000の分子量に対応する
    重合度である] のポリカーボネート。 5、紫外線及び/又は可視光によって照射された特許請
    求の範囲第3又は4項記載のポリカーボネートの改良法
    。 6、ポリカーボネートがUV吸収剤を含有している特許
    請求の範囲第5項記載のポリカーボネートの改良法。 7、ポリカーボネートを日光による自然の天候にさらす
    特許請求の範囲第5又は6項記載の方法。 8、式( I a/b) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1〜R_4は同一でも異なってもよく且つ
    H、CH_3、C_2H_5、n−C_3H_7、イソ
    −C_3H_7、n−C_4H_9、イソ−C_4H_
    9、sec−C_4H_9、C_6H_5又はClであ
    ってよく、そしてnは0又は1であってよい] の化合物。 9、式( I e) ▲数式、化学式、表等があります▼( I e) [式中、R_1、R_2及びmは特許請求の範囲第8項
    記載と同義である] のシンナムアルデヒド類を、アルコール/水混合物中2
    0〜100℃の温度において及び30分〜約3時間の反
    応時間にわたり、式( I f) ▲数式、化学式、表等があります▼( I f) [式中R_3、R_4及びmは特許請求の範囲第8項記
    載と同義である] のアセトンフェノン類と反応させ、ついで得られた反応
    混合物を酸性にし、水と混和しない有機溶媒で抽出し、
    そして抽出物を公知の方法で処理する、特許請求の範囲
    第8項記載の式 I (a/b)の化合物の製造法。
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