JPS61141387A - 吸引式自動散髪装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、頭髪を動力を用いて散髪する吸引式自動散髪
装置に関する。

〔従来の技術〕

従来から散髪装置は手動式、動力式を含めて各種形態の
ものが開発、使用されており、動力式散髪装置としては
、例えば、実開昭５７−１９４４６７号公報に記載のも
のがある。

これは、バリカン本体に並設した集塵ホースにより散髪
後の髪を自動的に吸引して、周囲を散髪した髪によって
汚さない構成を有している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、かかる散髪装置は、華に集塵ホースにより散髪
後の髪を吸引するのみであり、散髪前の頭髪長さを自由
に調整する機能は何等有しておらず、調髪はその後、鋏
等を用いて行わなければならなかった。

本発明は、里に散髪した髪を吸引するのみならず、その
吸引力を利用して調髪も行うことができる散髪装置を提
供することを目的をする。

〔問題点を解決するための手段〕

以下、添付図に示す実施例に基づいて、上記問題点を解
決するための手段を具体的に説明する。

第１図は、本発明に係る散髪装置の一部切欠平面図、第
２図は第１図１−１ｖＡによる断面図、第３図は同分解
斜視図である。

上記図面において、１は中空箱体形状ををする装置本体
であり、同装置本体１は、その前面に上部が後方に向け
て傾斜する傾斜開口２を設けるとともに、その後面に吸
引装置連結開口３を設けている。吸引装置連結開口３に
は図示しない吸引装置の吸引口４が連結され、装置本体
ｌ内を減圧状態にすることができる。

５は、同傾斜開口２面に装置本体ｌの上面に設けた開口
２ａを介して挿入・取付けした矩形の固定薄刃であり、
同薄刃は、装置本体ｌの軸線方向に伸延する多数の平行
スリット６を有している。

また、７は同固定薄刃５の前面に取りつけた固定櫛であ
り、同櫛７は複数の櫛歯７ａからなる。

固定櫛７は逆三角形断面を有しており、その後部傾斜面
８を装置本体１の前面に設けた傾斜開口２に連結すると
ともに、その前部傾斜面を頭部当接面９としている。ま
た、固定櫛歯７ａ間には、上記平行スリット６と整合す
る頭髪吸引スリット１０を形成している。頭部当接面９
は第２図に示す如く頭部１１に接触し、その当接角度α
を変えることによって、頭髪吸引スリット１０内に吸引
される頭髪１２の吸引長さを自由に調整できる。

１３は、固定薄刃５の裏面に装置本体ｌの軸線方向と直
交する方向に移動自在にかつ圧着状態に取付けた移動薄
刃であり、同移動薄刃１３は、第３図に示すごとり、傾
斜する平行スリット１４を有している。

さらに、１５は、装置本体１の後部に取りつけた移動薄
刃駆動装置であり、本実施例では、電動モータ１５ａと
動力伝達機構１６とによって構成されている。

本実施例において、かかる動力伝達機構１６は、　　　
　　　　　　　　１１中途を連結部材２０によって連結
されたＨ型揺動レバー２１の先端２２ａ、２３ａを移動
薄刃駆動装置１５の両側部に枢支し、同Ｈ型揺動レバー
２１の基端２２．２３を移動薄刃１３を前後方向に移動
かつ固定自在に取付けた取付機枠２４の両側部に枢ピン
２４ａによって連結し、さらに電動モータ１５ａの出力
軸２５の基端に設けたベベルギア２６を連結部材２０の
中央に回転自在に取りつけた偏心カム２７の上部ベベル
ギア２８と噛合させ、さらに偏心カム２７の両端に、同
カム２７と間欠的に係合する突条２９を設けることによ
って形成している。

なお、移動薄刃１３の取付機枠２４への取付は、第３図
に示す如く、移動薄刃１３の両側面に孔を設け、同札内
に鋼球３０を有するスプリング３１を挿入し、一方、、
取付機枠２４の対応する側面に上記鋼球３０と嵌合する
複数の凹部３２を間隔を開けて設けることによって構成
している。

かかる構成によって、駆動装置１５を駆動すると、移動
薄刃１３は固定薄刃５に対して相対的に揺動し、髪を切
断することができる。

また、４０は移動薄刃１３を常時固定薄刃５に圧着する
ために、連結部材２０と’ＪＺ本体１のリブ４１間に介
設したスプリングである。

ついで、上記構成を有する散髪装置による散髪作業につ
いて説明する。

固定櫛７の前面に設けた頭部当接面９を頭部１１に当て
、下から上にすきあげ、かつ吸引装置によって装置本体
ｌ内を減圧状態にすることによって頭髪１２を固定薄刃
５及び移動薄刃１３の内部に導く、導かれた頭髪１２は
、移動薄刃１３の揺動によって裁断される。裁断された
頭髪１２は飛散することなく吸引装置に４かれる。Ｕ髪
１２の長さを変えるときには、移動薄刃１３を上下に移
動させてセットする。または装置本体１を頭部１１に当
てる角度αを変えることによっても可能である。

〔発明の効果〕

以上述べてきた構成により、本発明では、裁断後の髪を
吸引・排除することができるのみではなく、吸引する髪
の長さを調整することができ、調髪も同時に行うことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる散髪装置の一部切欠平面図、第
２図は第１図１−１線による断面口、第３図は同分解斜
視図である。 図中、 ｌ　装置本体　　　　　２　傾斜開口 ３　吸引装置連結開口　４　吸引口 ５　固定薄刃　　　　　６　平行スリット７　固定Ｆｎ
８　　後部傾斜面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、中空の装置本体（１）の前面と後面に上部が後方に
   向けて傾斜する傾斜開口（２）と吸引装置連結開口（３
   ）をそれぞれ設け、同傾斜開口（２）に装置本体（１）
   の軸線方向に伸延する平行スリット（６）を有する固定
   薄刃（５）を取付け、同固定薄刃（５）の前面に、上記
   軸線方向に伸延する逆三角形状の固定櫛（７）を配置す
   るとともに、その後部傾斜面（８）を傾斜開口（２）に
   取付け、同固定櫛（７）の前部傾斜面を頭部当接面（９
   ）とするとともに、その櫛歯（７ａ）（７ａ）間に上記
   平行スリット（６）と整合する頭髪吸引スリット（１０
   ）を形成し、固定薄刃（５）の裏面に平行スリット（１
   ４）を有する移動薄刃（１３）を装置本体（１）の軸線
   方向と直交する方向に移動自在にかつ圧着状態に取付け
   、さらに、装置本体（１）の後部に移動薄刃駆動装置（
   １５）を取付けたことを特徴とする吸引式自動散髪装置
   。