JPS61139953A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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Publication number
JPS61139953A
JPS61139953A JP59260944A JP26094484A JPS61139953A JP S61139953 A JPS61139953 A JP S61139953A JP 59260944 A JP59260944 A JP 59260944A JP 26094484 A JP26094484 A JP 26094484A JP S61139953 A JPS61139953 A JP S61139953A
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JP
Japan
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substrate
adhesive
disk
spacer
information recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP59260944A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Tani
善夫 谷
Masao Yabe
矢部 雅夫
Kyoichi Naruo
成尾 匡一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to US06/807,091 priority patent/US4686543A/en
Publication of JPS61139953A publication Critical patent/JPS61139953A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/24015Air-sandwiched discs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/146Laser beam

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高エネルギー密度のレーザービームを用いて
情報の書き込みおよび/ま九は、読み取りが出来る、光
情報記録媒体に関するものである。
即ち本発明は、ビデオ・ディスク、オーディオ・ディス
ク、さらには大容量静止画像ファイルおよび大容量コン
ピュータ用ディスク・メモリーなど各種用途の元ディス
クを対象とするものである。
〔従来の技術〕
近年において、レーザー光等の高エネルギー密度のビー
ムを用いる情報記録媒体が開発され、実用化されている
。この情報記録媒体は光ディスクと称され、ビデオ・デ
ィスク、オーディオ・ディスク、さらには大容量静止画
像ファイルおよび大容量コンピュータ用ディスク・メモ
リーとして使用することができるものである。
光ディスクは、基本構造としてプラスチック、ガラス等
からなる円盤状の透明基板と、この上に設けられfCB
i、Sn、In、Te等の金属t、eは半金属からなる
記録層とを有する。なお、基板と記録層との間には通常
、基板と記録層との接着力の向上および光ディスクの感
度の向上などの点から、通常、高分子物質からなる下塗
層が設けられている。
光ディスクへの情報の書き込みは、たとえばレーザービ
ームをこの光ディスクに照射することにより行なわれ、
通常は記録層の被照射部分がその光を吸収して局所的に
温度上昇する結果、物理的あるいは化学的な変化を生じ
てその光学的特性を変えることにより情報が記録される
。光ディスクからの情報の読み取シもま几、レーザービ
ームを光ディスクに照射する方法などにより行なわれ、
一般に記録層の光学的特性の変化に応じた反射光または
透過光を検出するととKより情報が再生される。
光情報記録媒体は、1μm程度に絞った光ビームをディ
スク表面に照射し、情報の書込み、読出しを行うため、
記録層上に塵埃が付着し九p1取シ扱い時に記録層を傷
つけると、ビットエラー、ドロップアウト等の故障を起
こしていた。そのため、記録層を有する2枚の円板状透
明基板を記録層を内側にして、スペーサー又は基板に設
けられた凸部を介して接着した、いわゆるエアーサンド
イッチ構造が提案されている。
また、記録層を有する少なくとも1枚の円板状透明基板
を記録層を内側にして、接着剤を介して、他の1枚の円
板状透明基板、又は、少なくとも、1枚の円板状板と接
着した、いわゆる直接貼り合せ構造も提案されている。
この様な光ディスクが様々な環境条件で輸送され、使用
され、そして貯蔵され念場合、その温度、湿度、あるい
は高度に基づく気圧の変化によって、穐々の故障が発生
する。
特に、エアーサンドイッチ構造のディスクの場合、その
温度あるいは高度に基づく気圧の変化によって不活性ガ
ス等の充填された内部空間と外部との間に圧力差が生じ
る結果、内部の充填ガスが収縮または膨張して基板が変
形することがある。
基板の変形はフォーカス・サーボの不能をきたしやすく
、さらに極端な変形は接着部のハガレ、あるいは、基板
破損につながる。
ま九、基板とスペーサーの熱膨張係数の差により、基板
とスペーサー間に設けられる接着剤に1剪断歪が加わり
、接着部の剥離が生じたり、また、一方では基板に加わ
る応力【よって、基板が破損したりする他、応力が少さ
い場合でも、基板に複屈折が生じる為、記録再生信号に
悪影響を与える等の故障が発生する。
ま九、直接貼夛合せ構造のものにおいても、二枚の基板
の熱膨張係数が異なっていたシ、あるいは基板の一方の
みが熱せられたシすると変形や接着部の剥離が生じる。
このような情報記録媒体を輸送したり、使用したりする
際、誤って落下させた場合、その衝撃により、基板が破
損したり、接着部の剥離が生じることがある。また応力
により複屈折が生じる。
以上の様な穐々の環境条件(温度、湿度、高度)又は、
取扱い条件(落下、衝撃)に於て、ディスクの変形、基
板の破損や接着部の剥離が生じてはならない。また、使
用時に於ては、平坦性の悪化忙よるフォーカス・アウト
が生じたり、複屈折率による記録再生信号への悪影響が
生じてはならない 上記の様な;様々の問題点を解決する方法としては、エ
アーサンドインチ構造の光ディスクに於て、通気孔を設
ける方法が提案されている。(実開昭55−11613
.実開昭57.−149535゜実開昭58−7276
5.実開昭58−105041゜実開昭58−1050
42) しかし、この方法では、内部空間と外部の間に生じる圧
力差による変形は防止できるが、基板とスペーサーの熱
膨張係数の差による接着部の剥離や基板への応力による
複屈折発生が防止できないばかりではなく、逆に、通気
孔t−遡って外部の水分がディスク内に入シ込み記録層
の劣化を生ぜしめたプ、また、塵埃が内部に入り込みエ
ラー発生の原因となりやすい等の重大な欠点がある。
ま念、別の解決方法としては、基板と同じ熱膨張係数を
持つスペーサーを用いる方法が提案されている。(%開
昭58−143446)Lかし、この方法では、逆に1
内部空間と外部の間に生じる圧力差による変形は防止で
きず、ま友、この様な、特定の熱膨張係数のスペーサー
を選定する事は、コストの点からも大変、′問題がある
ま九、別の解決方法としては、センタースペーサーに、
柔構造のスペーサーを用いる方法が提案されている。(
%開昭59−71145)この方法も、また、内部空間
と外部の間に生じる圧力差による変形は防止できず、ま
た、この様な、特殊なスペーサーを用いる事は、コスト
の点から好ましくない。
ま九、別の解決方法としては、エアーサンドイッチ構造
の保護円板、つまり、記録層を設ける基板に対向して位
置する、記録層を設けない保護円板を可撓性のシートに
する方法(特開昭59−171048)がある。この方
法では内部空間と外部の間に生じる圧力差による接着部
の剥離は防止できるが、記録層を片側にしか設ける事が
出来ないので、記録容量の点で不利である。
本発明は、この様な点をふまえ、これらを解決する方策
を提示するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、種々の環境条件(温度、湿度、高度)、又は
取扱い条件(落下、衝撃)K於て、ディスクの変形、基
板の破損、接着部の剥離が生じない光情報記録媒体を提
供する事を目的としている。
また、使用時に於ては、特に1平坦性の悪化、によりフ
ォーカス・アウトが生じたり、複屈折率の増大による記
録再生信号への悪影響が生じたりしない光情報記録媒体
を提供する事を目的としている。
Cr′1fflA ’に’!fj’/ltf b kb
 o+flt、 ]         。
本発明は、2枚の円盤状基板が直接または円盤状基板に
設けられた凸部もしくはスペーサを介して接着剤層によ
り接合され、かつ少くともその一方の基板の内側表面に
レーザーによる情報の書き込みおよび/または読み取り
が可能な記録層が設けられた光情報記録媒体において、
接着剤層の厚さd(p)とその26℃における剪断弾性
係数G(Ky/CI&)とが下記(1) 、 (2)及
び(31式を満足するようにすることKよ)、接着部の
剥離防止、ディスクの変形防止、基板の破損防止、複屈
折の増大防止をはかるものである。
(215x10”>G>5 (3)   200≧d〉20 本発明の光情報記録媒体の構造は、少くとも一方に記録
層が設けられた2枚の基板を、記録l−を内側にして向
い合せて接着剤で接合した貼り合せ構造のもの、あるい
は、少くとも一方に記録層が設けられ九2枚の基板を記
録層が内側となり、かつ閉空間を形成するようにスペー
サーもしくは基板に設けた凸部を介して接着剤で接合し
たいわゆるエアーサンドイッチ構造であってもよい。
このような構造を有する光情報記録媒体では、記録層は
直接外気に接することがなく、情報の記録、再生は基板
を透過するレーザー光で行なわれるために、一般に記録
層が物理的または化学的な損傷を受けたり、あるいはそ
の表面に塵埃が付着して情報の記録、再生の障害となる
ことがない。
上述のエアーサンドインチ構造の情報記録媒体は、たと
えば、@1図に示すような外観形状を有し、第2図に断
面図にて示されるような構成をとるものである。
すなわち、二枚の円盤状の基板21a、21bの上には
それぞれ下塗層22a、22bおよび記録層23a、2
3bが設けられ、両層板は、下塗i#22a−122b
および接着剤層2da、24k)を介してリング状内側
スペーサ25を挾み、そして下塗層22a、22k)お
よび接着剤層26a126bを介してリング状外側スペ
ーサ27を挾んで接合されている。そして、二枚の基板
21a121bと内側スペーサ25および外側スペーサ
27とによシ密閉された内部空間28が形成されている
基板とスペーサとは上記のように接着剤にて互いに接着
固定されているが、従来のエアーサンドイッチ構造の情
報記録媒体忙おいては、この接着剤の物性や厚みについ
て検討がなされておらず、これに起因する種々の問題が
生じていた。その内容については、〔従来の技術〕の欄
で詳述したとおりである。
一般に、情報記録媒体の耐久性が望まれる環境条件は下
記第1表に示すような温度および高度である。なお、第
1表において差圧は、記録媒体の製造の際に封入される
充填ガスの温度を23℃と設定した場合の値である。
第1表 使用条件   10〜45℃  −0,04〜0.07
貯蔵条件  10〜45℃  −0,04〜0.07輸
送条件  −40〜60℃   −〇、21〜0.16
高度(m)   差圧(Ky/mrn”)使用条件  
 2000m以下      〜0.215貯蔵条件 
 −300〜3700m  −0,04〜0.37輸送
条件  −600〜3700m  −0,04〜0.3
7前記の保存・輸送条件で、接着剤ハガレ、基板破損が
生じてはならないし、また、使用条件に於ては、温度変
化によシ、平坦性悪化や基板の複屈折率が大きくなり書
込読取性能に悪影響を与えてはならない。
接着剤の物性、具体的には、剪断弾性係数及び接着剤の
厚さを特定範囲に規定する事によシ、以上の様な問題点
を解消する事が可能となった。
第2図のエアーサンドイッチ構造に於て、接着剤層に加
わる剪断応力、剥離応力は実験的に次式%式% A1 :基板と内スペーサーの熱膨張係数の差異によっ
て生ずる剪断応力。
A1 二基板と外スペーサーの熱膨張係数の差異によっ
て生ずる剪断応力。
B1 :ディスク内外の圧力差によって生ずる内スペー
サ一部の剥離応力。
B鵞 :ディスクの圧力差によって生ずる外スペーサ一
部への剥離応力。
rt *r2 6基板及びスペーサーの熱膨張係数。
t :基板の厚さ。
dL *dl  a内スペーサー及び外スペーサーの接
着剤の厚さ。
SL + 32 m内スペーサー及び外スペーサーの接
着面接。
rlyr!a内スペーサー及び外スペーサーの接着部半
径。
l:エアーキャビティの間隔 kl r k、 :基板、スペーサーの形状、ヤング率
及びポアソン比によって決まる定数。
kst k4 m基板の形状により決まる定数。
ΔP:エアーサンドイツチ構造の内外の圧力差。
ΔT:光情報記録媒体組立時の温度を規準とした温度変
化。
これらの式よシ、接着剤の厚さdと剪断弾性係数Gの比
d/Gが大きい程、接着剤に加わる剪断応力A及び剥離
応力Bが小さくなる事が判る。
つまり、接着剤厚さdは相対的に大きい方が、また、剪
断弾性係数Gは相対的に小さい方が剪断応力A及び剥離
応力Bが小さくなる事が判る。
但し、Gが小さくなりすぎたり、dが大きくなりすぎる
と逆にディスク回転時に面振れが生じたシ、ノ々ランス
が悪くな、るという問題が生じる。
これらより、接着剤の厚さdと剪断弾性係数Gを前記f
l) 、 f2)及び(3)式を満足するように選択す
ることにより、第1表にある様な環境条件に於ても全く
問題なく、使用、保存、輸送する事が可能になった。
より好ましいのは、 100≧d≧40の場合である。
本発明の情報記録媒体は、たとえば、次のような方法に
より製造することができる。
本発明において使用する基板は、従来の情報記録媒体の
基板とレエ用いられている各dの材料から任意に選択す
ることができるが、基板の光学的特性、平面性、加工性
、取扱い性、経時安定性および製造コストなどの点から
、基板材料の例としては強化ガラス、非強化ガラス等の
ガラス:セルキャストポリメチルメタクリレート、射出
成形ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポリ
塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂
;およびポリカーゼネートを挙げることができる。これ
らのうちで情報のf1!!込みおよび/または読み取り
の点から、%に好ましい材料はガラス、ポリカーゼネー
トおよびアクリル樹脂である。
記録層が設けられる側の表面には、前述のように平面性
の改善、記録層との接着力の向上、断熱効果による感度
の向上および記録層の変質の防止などの目的で、下塗層
が設けられていてもよい。
また、この下塗層の表面には、舊込及び読取り時のトラ
ッキングを安定させる目的で、プレグルーブを設ける事
が出来る。
下塗層の材料としては、たとえば、ポリメチルメタクリ
レート、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、スチレン
・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、N
−メチロールアクリルアミドφスチレン−ビニルスルホ
ン酸共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、塩
素化ポリエチレン、クロルスルホン化ポリエチレン、ニ
トロセルロース、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリ
イミド、酢酸ビニル舎塩化ビニル共重合体、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリカーゼネートなどの高分子物質を挙げることができ
る。または、紫外線硬化樹脂を用いる事が出来る。
下塗層は、上記高分子物質を適当な溶剤に溶解または分
散したのち、この塗布液を、スピンコード、ディップコ
ート、エクストルージョンコート、ノ々−コート、スク
リーン印刷などの塗布方法を用いて基板上に塗布するこ
とにより形成することができる。
または、スタンパ−に、これらの塗布層をスピンコード
、ティップコート、エクストルージョンコート、ノ々−
コート、スクリーン印刷によシ塗布形成し、これに基板
を放射線硬化型接着剤、熱可塑性接層剤により接着させ
た後、剥離し、プレグルーブ基板を得る事が出来る。
または、放射線硬化型樹脂を、基板とメタン/J!−間
に注入し、電子線、紫外線等を照射することによシ形成
することができる。
下塗層の層厚は一般に0.01乃至100μmであり、
好ましくは0.1乃至10μmである。
次に、下塗層の上には記録層が設けられる。
記録層に用いられる材料の例としては1.Te。
Zn、In、SnS Zr、kl、GuSGe等の金属
:B1、As、Sb等の半金属;qe、 Si等の半導
体:およびこれらの合金またはこれらの組合せを挙げる
ことができる。また、これらの金属または半金属の硫化
物、酸化物、ホウ化物、ケイ素化合物、炭化物および窒
化物等の化合物;およびこれらの化合物と金属との混合
物も記録層に用いることができる。
記録層は、上記材料を蒸着、スノソツタリング、イオン
ブレーティングなどの方法により基板上に直接Kまたは
下塗層を介して形成することができる。記録層は単層ま
九は重層でもよいが、その層厚は、光情報記録に要求さ
れる光学濃度の点から一般に100乃至5500人の範
囲である。記、重層は二枚の基板の両方に設けられてい
てもよく、あるいは片方のみに設けられていてもよい。
情報記録媒体が再生専用である場合には、予め基板の片
面にスタンパ−を用いて微細な凹凸を形成したのち、A
J、Cu等の反射性物質からなる層を形成してもよい。
なお、基板の記録層が設けられる側とは反対側の表面に
は、耐傷性、防湿性などを高めるために、たとえば二酸
化ケイ素、酸化スズ、弗化スズ、弗化マグネシウムなど
の無機物質からなる薄膜が真空蒸着、スパッタリング等
により設けられていてもよい。
次に、記録層の形成された二枚の基板を記録層を内側に
して、スペーサを挾んで接合する。接合操作は、接着剤
を用いて外側スペーサおよび内側スペーサと二枚の基板
とを空気、あるいは不活性ガスなどの雰囲気下で貼り合
わせることにより行なわれる。
スペーサの材料Fc脣に限定はないが、金属アルミニウ
ムもしくはアルミニウム合金であることが望ましく、ま
九金属アルミニウムもしくはアルミニウム合金スペーサ
は陽極酸化処理を施されたものであることが望ましい。
陽極酸化処理を施された金属アルミニウム製スペーサの
表面には、更に沸騰水処理、アルカリ処理、放電処理、
あるいはシランカップリン剤塗布などの表面処理が施さ
れていてもよく、そのような表面処理により、陽極酸化
処理を施された金属アルミニウム製スペーサと接着剤と
の親和性は更に向上し、また外観の向上などが達成され
る。
基板とスペーサとは接着剤により接合される。
接着剤は公知の各種の接着剤を用いることができる。
例えば、紫外線硬化型接着剤、あるいは、熱硬化性接着
剤(特にエポキシ系接層剤)、あるいは、熱可塑性接着
剤、エラストマー接着剤を用いる事が出来る。但し、接
着剤層の厚みと、その剪断弾性係数は前記(11、(2
1及び(3)式を満足するようKする必要がある。
この中で放射線硬化性の接着剤例としては、(メタ)ア
クリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アク
リルアミド、アクリロニトリルおよびこれらの誘導体;
多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル;および
これらの混合物を挙げることができる。
上記のような放射線硬化性接着剤には一般に増感剤が併
用される。そのような目的に用いられる増感剤の例とじ
ては、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジルケタール
、アセタール類、アセトフェノン誘導体、ベンゾフェノ
ン誘導体、キサントン誘導体、チオキサント/誘導体、
アントラキノン誘導体、ベンズアルデヒド誘導体などを
挙げることができる。これらの増感剤は琳独でも、ある
いは適宜組合わせても使用することができる。
また、エポキシ接着剤の例として、例えば、ビスフェノ
ールAとエビクロロヒドリンとの反応生成物で代表され
るビスフェノールA系エポキシ接着剤があり、ビスフェ
ノールA系エポキシ接層剤以外のものとして、例えば、
ノゼラック樹脂とエビクロロヒドリンとの反応生成物で
代表される、ノゼラツク系エポキシ樹脂、又は、ポリフ
ェノール樹脂とエビクロロヒドリ/との反応生成物で代
表される、ポリフェノール系エポキシ樹脂、又ハ、ポリ
ヒドロキシベンゼンとエピクロルヒドリンとの反応生成
物で代表されるポリヒドロキシベンゼン系エポキシ樹脂
、又は、オキシ安息香酸とエビクロロヒドリンとの反応
生成物で代表される、オキソカルゼン酸系エポキシ樹脂
、又は、フタル酸とエビクロロヒドリンとの反応生成物
で代表される芳香族ガルゼン酸系エポキシ樹脂、又は、
グリシジルメタアクリレートとエビクロロヒドリンとの
反応生成物で代表されるエポキシ基含有ビニル化合物の
エポキシ樹脂、又は、エポキシスチレンとスチレンとの
反応生成物で代表されるエポキシ基含有ビニル誘導体、
又は、アリルグリシジルエーテルとビニルモノ1−の共
重合体系エポキシ樹脂、又は、ポリエチレングリコール
会ポリプロピレングリコール・エチレンオキシド共重合
体系エポキシ樹脂、又は、シクロペンタジエ/のエポキ
シ樹脂、又は、窒素含有エポキシ樹脂、又は、窒素含有
エポキシ環を有するエポキシ樹脂、又は、金属含有エポ
キシ樹脂、又は、金属キレート類等がある。
次に本発明を、より具体的に開示すべく、以下実施例に
より説明する。
〔実施例−1〕 基板として、直径305111.厚さi、3mgのガラ
ス円盤に、直径80′Hの中心孔を打ち抜いたドーナツ
状のカリ強化したガラス基板を用い、これに記録層とし
てInとGeSを5:3で共蒸着した後、スペーサーと
して、表面をアルマイト処理したアルミスペーサーを用
いて、紫外線硬化型接着により接着し、光情報記録媒体
を組み立てた。ここで紫外硬化製接着剤としては下記の
組成のものを用いた。接着剤の剪断弾性係数はガラス転
移点の低いオリゴマーを増量することKより、調整した
。組成Iの硬化物の剪断弾性係数Gは12 K51/i
、組成nの硬化物の剪断弾性係数Gは98Ky/−であ
った。
組成l 組成… CH,−=CH(−HNRNHCOOR100C+nC
H=CH,20%  10%MW中1000 組成■ 組成1 CH3 (、H,=C20悌  20チ 000G、H40H CH3 ■ aH,=C Coo(CHzh−8i  (OCHsh    1チ
   1%この光情報記録媒体を用いた評価結果を第2
表に示す。
第2表 表中○印は5枚のディスクのいずれにも問題となる障害
の生じなかったことを示し、X印は5枚のディスクのう
ちすべてに障害が生じたことを示す。Δ印は5枚のディ
スクのうち2枚から4枚に障害が生じたことを示す。
〔実施例−2〕 実施例IKおける紫外線硬化型接着剤のかわりにエポキ
シ系接着剤を用いる他は実施例1と同様に処理し、第5
表の結果を得た。ここでエポキシ系接着剤としては、ビ
スフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応物である
ジグリシジルエーテルを用い、剪断弾性係数の調整のた
め下記のポリアミド樹脂をそれぞれ50%及び25%添
加した。
この場合の硬化物の剪断弾性係数はそれぞれ483に2
/洲及び975Ky/−であった。
(OH2)γ (CHz) s   ポリアミド樹脂 0H。
第6表 以下余白 〔発明の効果〕 1)第1表に示す様な保存、輸送条件に於て、接着部の
剥離や基板の破損が生じない。
つまり、温度、圧力の変化によって、エアーサンドイッ
チ構造ディスクの内部と外部に圧力差が生じ、基板に応
力が加わったり、接着剤に剥離応力が加わるが、Gとd
を、前記範囲に規定する事によって、接着剤で応力緩和
をさせる。
これにより、基板の破損や、接着剤ハガレを防止する。
また、@度変化により、基板とスペーサーの熱膨張係数
の差から、基板とスペーサーに剪断応。
力が加わるが、これを、接着剤で6力緩和をさせる事に
よって接着剤ハガレ、基板破損を防止する。
2)第1表に示す様な、保存、輸送条件に於て、平坦性
悪化及び基板の複屈折率増大を防ぎ、記録再生特性に恣
影参を与えない。
使用条件に於て、0#L度条件(高温、低温)が変化し
た場合、基板とスペーサーの熱膨張差によって生ずる剪
断歪を接着剤により吸収しディスクの変形つまり平坦性
悪化を抑制する。また、基板への応力を低減させ複屈折
率が生じるのを防止する。
6)ディスクの衝繋力による破損防止 ディスクを机や棚から誤って落下させた場合でも衝撃を
接着剤で吸収させる事によシ基板の破損を防止する。
特にガラス基板に対し効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、エアーサンドイッチ構造の情報記録媒体を模
式的に示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)二枚の円盤状基板が直接または円板状基板に設けら
    れた凸部もしくはスペーサを介して接着剤層により接合
    され、かつ少くともその一方の基板の内側表面にレーザ
    ーによる情報の書き込みおよび/または読み取りが可能
    な記録層が設けられた情報記録媒体において、前記接着
    剤層が下記(1)、(2)及び(3)式を満足すること
    を特徴とする情報記録媒体。 (1)50≧d/G≧0.05 (2)5×10^2≧G≧5 (3)200≧d≧20 但し、Gは23℃における接着剤層の剪断弾性係数(K
    g/cm^2)、dは接着剤層の厚さ(μ)である。 2)上記情報記録媒体がエアーサンドイッチ構造を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲1)に記載の光情報
    記録媒体。
JP59260944A 1984-12-12 1984-12-12 情報記録媒体 Pending JPS61139953A (ja)

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