JPS6113958Y2 - - Google Patents
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- JPS6113958Y2 JPS6113958Y2 JP5533880U JP5533880U JPS6113958Y2 JP S6113958 Y2 JPS6113958 Y2 JP S6113958Y2 JP 5533880 U JP5533880 U JP 5533880U JP 5533880 U JP5533880 U JP 5533880U JP S6113958 Y2 JPS6113958 Y2 JP S6113958Y2
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- Japan
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- mercury
- gas
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- Expired
Links
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- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
例えば排煙中には各種のガスが存在して、その
中には水銀の2537Åのスペクトルを含む波長範囲
に亘つて吸収を示すものもあるために、冷原子吸
光法によつて水銀を検出しようとすると、大きな
誤差を生ずることがある。かつ水銀の濃度も極め
て低濃度から高濃度まで変化するが、冷原子吸光
法による従来の水銀検出装置は測定レンジが限定
されていたために排煙中の水銀検出に適しない欠
点があた。本考案はこのような欠点を除去して、
干渉ガスが存在する場合でもその較正を容易に行
い得ると共に低濃度から高濃度に亘る広範囲の水
銀を容易に検出し得る装置を提供するものであ
る。
中には水銀の2537Åのスペクトルを含む波長範囲
に亘つて吸収を示すものもあるために、冷原子吸
光法によつて水銀を検出しようとすると、大きな
誤差を生ずることがある。かつ水銀の濃度も極め
て低濃度から高濃度まで変化するが、冷原子吸光
法による従来の水銀検出装置は測定レンジが限定
されていたために排煙中の水銀検出に適しない欠
点があた。本考案はこのような欠点を除去して、
干渉ガスが存在する場合でもその較正を容易に行
い得ると共に低濃度から高濃度に亘る広範囲の水
銀を容易に検出し得る装置を提供するものであ
る。
第１図は本考案実施例の構成を示した図で、水
銀を検出しようとする気体源に第１三方弁２と第
２三方弁３とを順次直列に連結して、この第２三
方弁３にスペクトル光線吸収セル４と気体吸引ポ
ンプ５と流量調節弁６と流量計７とを直列に接続
してある。また水銀捕集部８は筒状容器中に例え
ば金のような水銀とアマルガムを形成する適宜の
金属をウール状にして収容し、外側に電熱線９を
巻回すると共に冷却用のフアン１０を設けたもの
である。この水銀捕集部８と活性炭フイルタ１１
を介して大気を吸入するキヤリヤガス源と前記第
１三方弁２とを第３三方弁１２で連結し、更に上
記水銀捕集部８と気体吸引ポンプ１３と前記第２
三方弁３とを第４三方弁１４で連結して、ポンプ
１３に流量調整弁１５および流量計１６を直列に
連結したものである。
銀を検出しようとする気体源に第１三方弁２と第
２三方弁３とを順次直列に連結して、この第２三
方弁３にスペクトル光線吸収セル４と気体吸引ポ
ンプ５と流量調節弁６と流量計７とを直列に接続
してある。また水銀捕集部８は筒状容器中に例え
ば金のような水銀とアマルガムを形成する適宜の
金属をウール状にして収容し、外側に電熱線９を
巻回すると共に冷却用のフアン１０を設けたもの
である。この水銀捕集部８と活性炭フイルタ１１
を介して大気を吸入するキヤリヤガス源と前記第
１三方弁２とを第３三方弁１２で連結し、更に上
記水銀捕集部８と気体吸引ポンプ１３と前記第２
三方弁３とを第４三方弁１４で連結して、ポンプ
１３に流量調整弁１５および流量計１６を直列に
連結したものである。
第２図は上述の装置を用いて干渉ガスを含む気
体源１における高濃度の水銀を検出する場合の操
作を示したもので、まず三方弁２，３および１
２，１４を適当に切換えて、ａのように気体源１
の気体をポンプ７で吸引することにより、これを
吸収セル４に流通させる。かつ第１図の調整弁６
および流量計７によつて、流量を適当に設定し、
冷原子吸光法によつて上述の流通気体中における
水銀の検出を行う。同時に電熱線９に電流を流し
て水銀捕集部８を加熱することにより、該捕集部
の水銀を遊離させて、ポンプ１６でキヤリヤガス
と共に吸引して排出させる。次に前記三方弁を切
換えて、ｂのように気体源１の気体を水銀捕集部
８および吸収セル４に直列に流通させ、かつ流量
計７の指示値を前述の場合と同一にすると共に水
銀捕集部８をフアン１０で冷却する。従つて気体
源１の気体に含まれる水銀が水銀捕集部８に捕捉
されて、干渉ガスを含む他の気体のみが吸収セル
４に流通する。すなわちこの操作によつて干渉ガ
スによる吸光度が測定されるから、前述の測定値
とこの測定値との差によつて水銀のみにもとづく
吸光度が求められる。
体源１における高濃度の水銀を検出する場合の操
作を示したもので、まず三方弁２，３および１
２，１４を適当に切換えて、ａのように気体源１
の気体をポンプ７で吸引することにより、これを
吸収セル４に流通させる。かつ第１図の調整弁６
および流量計７によつて、流量を適当に設定し、
冷原子吸光法によつて上述の流通気体中における
水銀の検出を行う。同時に電熱線９に電流を流し
て水銀捕集部８を加熱することにより、該捕集部
の水銀を遊離させて、ポンプ１６でキヤリヤガス
と共に吸引して排出させる。次に前記三方弁を切
換えて、ｂのように気体源１の気体を水銀捕集部
８および吸収セル４に直列に流通させ、かつ流量
計７の指示値を前述の場合と同一にすると共に水
銀捕集部８をフアン１０で冷却する。従つて気体
源１の気体に含まれる水銀が水銀捕集部８に捕捉
されて、干渉ガスを含む他の気体のみが吸収セル
４に流通する。すなわちこの操作によつて干渉ガ
スによる吸光度が測定されるから、前述の測定値
とこの測定値との差によつて水銀のみにもとづく
吸光度が求められる。
また第３図は低濃度の水銀を検出する場合の操
作で、三方弁２，３および１２，１４を適当に切
換えて、まずａのようにポンプ１６で気体源１の
気体を吸引し、これを水銀捕集部８に流通させる
と共に該捕集部をフアン１０で冷却する。従つて
被検出気体中の水銀だけが上記捕集部に捕捉され
て、他の干渉ガスその他はすべて排気される。つ
ぎに上記弁を切換えて、ｂのようにポンプ７でキ
ヤリヤガスを吸引し、これを水銀捕集部８および
吸収セル４に流通させると共に該捕集部８を加熱
して捕捉された水銀を遊離させる。従つて遊離し
た水銀がキヤリヤガスと共に吸収セル４を流通し
て、その量が測定される。
作で、三方弁２，３および１２，１４を適当に切
換えて、まずａのようにポンプ１６で気体源１の
気体を吸引し、これを水銀捕集部８に流通させる
と共に該捕集部をフアン１０で冷却する。従つて
被検出気体中の水銀だけが上記捕集部に捕捉され
て、他の干渉ガスその他はすべて排気される。つ
ぎに上記弁を切換えて、ｂのようにポンプ７でキ
ヤリヤガスを吸引し、これを水銀捕集部８および
吸収セル４に流通させると共に該捕集部８を加熱
して捕捉された水銀を遊離させる。従つて遊離し
た水銀がキヤリヤガスと共に吸収セル４を流通し
て、その量が測定される。
上述のように本考案の装置は、高濃度から低濃
度に亘る気体中の水銀を検出し得ると共に干渉ガ
スによる測定誤差を防止することができる。かつ
装置を小型軽量に構成し得ると共に操作も容易で
ある。
度に亘る気体中の水銀を検出し得ると共に干渉ガ
スによる測定誤差を防止することができる。かつ
装置を小型軽量に構成し得ると共に操作も容易で
ある。
第１図は本考案実施例の構成を示した図、第２
図，第３図はそれぞれ高濃度並びに低濃度の水銀
を検出する場合における操作を示した図である。 なお図において、１は被検出気体源、２，３，
１２，１４は三方弁、４はスペクトル光線吸収セ
ル、５，１３はポンプ、６，１５は流量調整弁、
７，１６は流量計、８は水銀捕集部、９は電熱
線、１０はフアン、１１は活性炭フイルタであ
る。
図，第３図はそれぞれ高濃度並びに低濃度の水銀
を検出する場合における操作を示した図である。 なお図において、１は被検出気体源、２，３，
１２，１４は三方弁、４はスペクトル光線吸収セ
ル、５，１３はポンプ、６，１５は流量調整弁、
７，１６は流量計、８は水銀捕集部、９は電熱
線、１０はフアン、１１は活性炭フイルタであ
る。
Claims (1)
- 水銀を検出しようとする気体源に順次直列に接
続された第１，第２の三方弁を介してスペクトル
光線吸収セルと第１の気体吸引ポンプとを直列に
連結し、気体中の水銀をアマルガムとして捕集し
加熱によつてこれを放出する水銀捕集部とキヤリ
ヤガス源と前記第１三方弁とを第３の三方弁で連
結して、上記水銀捕集部と第２の気体吸引ポンプ
と前記第２三方弁とを第４の三方弁で連結した気
体中の水銀検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5533880U JPS6113958Y2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5533880U JPS6113958Y2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56167244U JPS56167244U (ja) | 1981-12-10 |
| JPS6113958Y2 true JPS6113958Y2 (ja) | 1986-04-30 |
Family
ID=29650010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5533880U Expired JPS6113958Y2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6113958Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014059204A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Taiyo Nippon Sanso Corp | ガスサンプリング装置 |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5533880U patent/JPS6113958Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56167244U (ja) | 1981-12-10 |
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