JPS6113924A

JPS6113924A - 衛生洗浄器

Info

Publication number: JPS6113924A
Application number: JP59135624A
Authority: JP
Inventors: 晃久本田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-06-29
Filing date: 1984-06-29
Publication date: 1986-01-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、肛門部等の洗浄に用いる衛生洗浄器に関する
。

従来例の構成とその問題点一般に衛生洗浄器はタンク内の洗浄水を温水化し、これ
をポンプで加圧してノズルより噴出させ、人体の肛門等
を洗浄するものであり、両生的な洗浄手段として普及さ
れつつある。

これらの衛生洗浄器は洋式便器に組み込まれたものか、
あるいは据置式のものであり、前者は使用場所が限定さ
れ、寸だ、設置に工事をともなうという問題があり、後
者は可搬できるものの、タンクおよびポンプを備えた本
体と、これにチューブで接続されたノズル体よりなり、
比較的に器体か大きく、電源の接続の点およびチューブ
が接続されたノズル体の操作の点から、必ずしも使い勝
手のよいものとは云えない。

そこで本発明者はコードレスおよびチューブレスで、か
つハンディタイプの衛生洗浄器を考えてきた。このハン
ディタイプの衛生洗浄器は手でもちやすいように円筒状
のケース本体内にタンクおよびポンプを組み込み、さら
だ加熱ヒータおよび駆動電池を装備し、所要の部所で給
水および通電加熱したのち、たとえば便所等に持ち運ん
で洗汚に供するものである。この衛生洗浄器は任意の場
所で使用できること、また、コードおよび接続用のチュ
ーブレスであることから使い勝手がよいこと、さらにス
イッチの操作性がよいこと等の利点があり、実用性に富
んでいる。

ところでタンクに給水する場合、水の流出を防ぐことが
らポンプの吐出路は閉じなければならない。このポンプ
の吐出路を閉じている状態において給水すると、ポンプ
内に滞留している空気の逃げ場所がなく、ポンプの始動
時に空気のかみこみ現象が生じる。このため、本体を振
る等してポンプ内部の空気を排出してやらなければなら
なかつだ。また、上記問題に対処して、ポンプ吐出路の
途中に空気放出機構を備えるものも考えたが、前記ポン
プの起動・停止用スイッチの切換操作、前記ノズル口カ
バーの開閉操作および空気放出機構の操作を個々に行わ
なければならず、操作性の悪いものであった。

−ｇ＃′ｏｂ“　　　　　　　　　　　　　　　、。

本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、操作の簡略化が図れる衛生洗浄器を提供することを
目的とする。

発明の構成前記目的達成のだめ、本発明の衛生洗浄器は、ポンプ起
動・停止用のスイッチと、ノズル口カバーの操作と、空
気放出機構のうち、スイッチの操作を含む少くとも２動
作を、作動　を使用して連動させる構造としたものであ
る。

実施例の説明以下、第１図乃至第４図を参照して本発明の一実施例の
衛生洗浄器を説明する。

第１図は、一実施例の衛生洗浄器の断面図であり、図中
の１は、片手で握ることができる程度の太さに形成され
た円筒状のケース本体であり、やや細長く、上部に電源
室２を形成し、下部に密閉されたタンク３を形成してい
る。前記タンク３の内底部にはポンプ４が配設され、上
部の一側には給水口６が形成されており、給水口５には
キャップ状の蓋６が着脱自在に設けられている。前記ポ
ンプ４はケーシング７と、モータ８と、羽根車９よりな
り、ケーシング７の下部に吸込口１ｏを有している。前
記ポンプ４の吐出部１１はケース本体１の一側に縦長に
形成された通路１２の中腹に接続されている。前記通路
１２の下部には外側に開通する噴水口１３を設けてあり
、また通路１２の上部には内側のタンク３に開通する通
気孔１４ａおよび１４ｂを設けである。また前記ケース
本体１の側部で、しかも前記通気孔１４より上方には、
ケースの外部と前記通路１２とを開通する通気孔１６を
設けている。通路１２内には、上下方向にスライド自在
な作動杆１６が挿設されてお・す、その下端には噴水口
カバー１７が固定されている。

また、作動杆１６の途中には弁体１８　、１９．２０が
取りつけである。前記噴水口カバー１７は、作動杆１６
が上動したとき、噴水口１３を覆い、下動したときに噴
水口１３が表出する関係に位置づけられ、また、弁体１
８は、作動杆１６が上動したときに、通気孔１４＆と通
孔１５の間に移動し、下動したときに、通気孔１４ａと
通気孔１４ｂとの間に移動し、通気孔１４ａと通孔１６
とが開通する関係に位置づけられている。

また、弁体１９は、作動杆１６が上動したときに通気孔
１４ｂｆ：開き、下動したときに通気孔１４ｂを閉じる
関係に位置づけられ、弁体２０ば、作動杆１６が上動し
たときに噴水口１３を閉じ、下動したときに噴水口１３
を開く関係に各々位置づけされている。

ケース本体１の上部の電源室２内にはポンプ駆動用の電
池２１とその通電回路に挿入されたリード型のスイッチ
２２が収納されている。また、電源室２の外側にはＡＣ
電源に接続するだめの接続端子２３が設けられ、この接
続端子２３はタンク３内に突出する筆うに設けだヒータ
２４に接続されている。前記スイッチ２２は電源室２の
側壁に近接するように設けられており、電源室２の外側
１ては、前記作動杆１６の上端に固定され、しかも前記
スイッチ２２に対応するように操作体２５を配設しであ
る。この操作体２６はスイッチ２２に対応する側の端部
にマグネット２６を有している。

また、操作体２５が下動した状態、つまり作動杆１６を
下動したときは、マグネ・７ト２６によりスイッチ２２
の制御が解かれてスイッチ２２はオンとなり、寸た上動
したとき、スイッチ２２がオフとなるように、マグネッ
ト２６とスイッチ２２は配置されている。

なお、図中の２７はリード線を示している。

上記の衛生洗浄器のタンク３への給水は水道設備のある
個所にて行なう。この場合、あらかじめ第１図に示すよ
うに操作体２５を上動させておく。

この状態のとき、噴水口カバー１７は噴水口１３を覆っ
ており、作動杆１６に結合した上方の弁体１８は通孔１
５と通気孔１４ａとの間を閉塞し、中央の弁体１９は、
通気孔１４ｂを閉放し、下方の弁体２０は噴水口１３を
閉じている。ここで給水口６よりタンク３内に給水する
と、水はポンプ４に対しその吸込口１０より上方に流入
し、内部の空気を吐出部１１に押し出す。そして押し出
された空気は通路１２よりその上部の通気孔１４ｂを経
てタンク３内に案内される。したがってポン　　　　　
　　Ｆプ４の始動時に空気のかみ込みが生じない。また
、通路１２に給水が案内されるが、噴水口１３が弁体２
ｏにより閉じられているので水もれは生じない。

前記給水か終了すれば給水口５を蓋６で閉じ、ＡＣ電源
を適当な手段により接続端子２３て接続し、電源室２の
電池２１とは無関係にヒータ２４に通電してこれを発熱
させ、タンク３内の洗浄水を温水化する。したがって、
ポンプ駆動用の電池２１は長期間の寿命を保つことがで
きる。

前記タンク３内の洗浄水が温水化されると、そのＡＣ電
源の接続を解き、便所等で衛生洗浄に供する。洗浄に際
してはまず操作体２５を下動させ第２図の状態となす。

すると、作動杆１６も下動し、下端に固定された噴水口
カバー１７が下動し前記噴水口１３が表出し、また作動
杆１６に結合した弁体１８は通気孔１４ａと通孔１５を
連通させ、又弁体１９は通気孔１４ｂを閉じ、弁体２゜
は噴水口１３を開く。この状態のときマグネット２６に
よるスイッチ２２の制御が解かれ、スイッチ２２はオン
となってポンプ４のモータ８が駆動し、ポンプ４は洗浄
水を加圧して吐出部１１に送り出し、洗浄水は通路１２
を経て噴水口１３より　　　　・通って噴出する。また
、前述したようにこのポンプ４の運転時には、操作体２
５の操作により作動杆１６を介して弁体１８を下動させ
ており、弁体１８は通気孔１６と通気孔１４ａ間を開通
させる。

このため、タンク３内の空気を放出できるとともに、タ
ンク３内洗浄水が少なくなっても外部よりタンク３内に
空気を案内し、タンク３内を負圧にすることがない。つ
ぎに洗浄が終了すれば操作体２６を上動してスイッチ２
２をオフとなし、ポンプ４を運転停止させる左ともに、
空気流嶋用の通気孔１６と通気孔１４ａ間を閉じる。そ
れと共に、作動杆１６を介して噴水口カバーが上動し噴
水口１３を覆うと共にまた弁体２０にて噴水口１３への
通路が閉じられるとともに通気孔１４ｂを開放する。

つぎに他の実施例を第３図に示す。

第３図の実施例は、前記実施例における弁体１８゜１９
の動作を１つの弁体２８にて代用するものでありこれに
伴い、通気孔１４ａ　、　１４ｂも、１つの通気孔２９
にて代用できる。

以下説明する。

作動杆１６に固定された弁体２８は作動杆が上動したと
き、通気孔１５と通気孔２９の間に移動し、下動したと
き弁体２８は、通孔１６と通気孔２９とを連通すべく通
気孔２９より下部に移動する。

その他の動作については、前述の実施例と同様であるた
め説明は省略する。

以上の説明でわかるように、本実施例の衛生洗浄器は、
操作体２６を上下動させるだけで、ポンプの起動・停止
およびポンプ吐出器の開閉通路からタンク内への空気放
出動作並びに、タンク内への外気の採り込み動作の制御
が連動して行え、使い勝手良好となる。

さらに、第３図の構成とすると弁体が一つ削減できコス
トダウンにつながるという効果がある。

発明の効果以上の説明にて明らかと久、ったように本発明の衛生洗
浄器は、ポンプの起動・停止用のスイッチ、の動作と、
ポンプ吐出路の開閉動作と、通路からタンク内への空気
放出動作と、タンク内への外気の採り込み動作のうち、
少くともスイッチの動作を含む２つ以上の動作が連動し
て行われるようにしたため、使い勝手の向上が図れた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明一実施例の衛生洗浄器の断面図であり
、ポンプが非稼動時の状態を示す。第２図は、同要部断
面図で、ポンプが稼動時の状態を示す。第３図は、その
他の実施例の要部断面図である。１・・・・・ケース、本体、２・・・・・・電源室、３
・・・・・・タンク、４・・・・・ポンプ、６・・・・
・・給水口、６・・・・・・蓋、７−・・・・・ケーシ
ング、８・由・・モータ、９・・・・・羽根車、１ｏ−
・・・・・吸込口、１１・・・・・吐出部、１２・・引
通路、１３・・・・・・噴水口、１４ａ、１４ｂ、１５
，２５１−・・・・通気孔、１６・・・・・・作動杆、
１７・・・・・噴水口カバー・′８・”９・２０　゛−
゛’゛−弁体・２１　゛−°−°電池・　　　　　　　
、ト２２・・・・・・スイッチ、２３・・・・・・接続
端子、・２４・・・・・ヒータ、２５・・°・・・操作
体、２６・・川・マグネット、２７・・・・・・リード
線。第２図　　　第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ハンディタイプに形成されたケース本体内に開閉
可能な給水口を有するタンクを形成し、前記タンク内に
電池駆動のポンプを設け、前記タンクの上部にはタンク
の内外を連通する通気孔を設け、タンクの外壁下部には
前記ポンプの吐出口より通じる噴水口を設けるとともに
、前記ポンプの起動・停止用のスイッチに連動して前記
通気孔あるいは噴水口の少くとも一方を開閉する弁体を
設けてなる衛生洗浄器。
（２）ハンディタイプに形成されたケース本体内に開閉
可能な給水口を有するタンクを形成し、前記タンク内に
電池駆動のポンプを設け、前記ポンプの吐出口より分岐
して上部にタンク内に通じる第１の通気孔を有し、下部
に外部に通じる噴水口を有する通路を設けると共に前記
タンク上部にタンクの内外を連通する第２の通気孔を設
けるとともに、前記ポンプの起動・停止用のスイッチに
連動して、前記第１の通気孔あるいは第２の通気孔或い
は噴水口のうち少くとも１つを開閉する弁体を設けてな
る衛生洗浄器。
（３）ハンディタイプに形成されたケース本体内に開閉
可能な給水口を有するタンクを形成し、前記タンク内に
電池駆動のポンプを設け、前記タンクの上部にはタンク
の内外を連通する通気孔を設け、タンクの外壁下部には
前記ポンプの吐出口より通じる噴水口を設け、ケース本
体の外側に噴水口用のカバーを前記ポンプのスイッチの
動作と連動してスライド自在に設け、前記ポンプの起動
・停止用のスイッチの動作に連動して、前記噴水口を開
閉する弁体を設けてなる衛生洗浄器。