JPS6113908Y2 - - Google Patents

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JPS6113908Y2
JPS6113908Y2 JP5212580U JP5212580U JPS6113908Y2 JP S6113908 Y2 JPS6113908 Y2 JP S6113908Y2 JP 5212580 U JP5212580 U JP 5212580U JP 5212580 U JP5212580 U JP 5212580U JP S6113908 Y2 JPS6113908 Y2 JP S6113908Y2
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JP
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grain
motor
lifting machine
circulating
dryer
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JP5212580U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上に利用分野] この考案は、循環形穀物乾燥機における揚穀機
の駆動装置に関し、特に揚穀機のバケツトエレベ
ータを駆動するモータの回転数を穀物の張込時・
排出時および循環時に対応させて変化させるよう
にしたものである。
[従来の技術] 従来、循環形穀物乾燥機における揚穀機の一般
的なものとしてバケツトエレベータがある。そし
て、このバケツトエレベータの駆動装置として
は、例えば実願昭53−155283号(実開昭55−
72094号公報)に開示されているように一定回転
数のモータを単にオン、オフ制御し、揚穀機の搬
送能力を常時一定に設定しているものがあつた。
その搬送能力は、穀物を循環させつつ乾燥を行な
う循環時に必要とする搬送能力の約2倍に設定し
ているが、これは穀物の張込時および排出時の作
業時間をより短時間に行なうためであり、このた
め揚穀機の駆動モータには大容量のモータを使用
し、かつ該モータに許容される高回転数で一定回
転駆動するものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記従来技術のものは、少ない搬送
量ですむ循環(乾燥)運転時においても十分過ぎ
る搬送能力をもつて長時間駆動するために、余分
な電力ロスが生じるとともに、揚上した穀物を頂
部にて放出する際に、その回転速度が大きいこと
から騒音が増大するばかりでなく、穀物の機械的
損傷を増大させる等の欠点があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記欠点を解消するために揚穀機
を駆動するモータを極数可変モータとし、該モー
タの回転数を穀物の張込時、排出時には増大さ
せ、穀物の循環時には低減させて駆動するように
構成したことを特徴とするものである。
[作 用] 上記の構成を有することによつて本考案の揚穀
機の駆動装置は、張込時・排出時および循環時に
必要とする搬送能力に対応させて電力ロスを少な
くして駆動モータの回転数を制御駆動することが
できる。
[実施例] 以下、図面を参照した本考案の実施例を具体的
に説明する。
1は循環形穀物乾燥機であり、穀物を収容する
貯留槽2の下部に乾燥槽3を接続し、これら貯留
槽2の頂部および乾燥槽3の下部並びに両者の外
方前面側には貯留槽2と乾燥槽3との間に穀物を
循環させる搬送装置4を配設してなる。
上記乾燥槽3はその直後面側に熱風発生器3
1、排風機32を取付け、周知の手段により貯留
槽2から流下して来た穀物に熱風を浴びせるよう
になつている。
また上記搬送装置4は、乾燥槽3の下部に設け
られ乾燥槽3内の穀物を所定の速度で繰出す繰出
バルブ41と、この繰出バルブ41の下部に設け
られ該繰出バルブ41から下方に繰出された穀物
を集めてこれを一側方(前方)に送るスクリユー
コンベア42と、乾燥機1本体の前面外方に立設
されてその下部がスクリユーコンベア42の終端
側に接続される揚穀機43と、この揚穀機43の
上部に接続され該揚穀機43により揚上された穀
物を貯留槽2内に均等に落下させる均分落下装置
44とからなる。
上記揚穀機43は上下プーリ間に捲回した平ベ
ルト43aに多数のバケツト43bを取付けてな
るバケツトコンベアからなり、その下部には穀物
張込用の張込口(図示省略)を形成し、この部に
ホツパ43cを設けてある。さらに揚穀機43の
上部吐出室43d下部に位置する搬送系には、シ
ヤツタ43eによつて開閉される排出口43fを
設ける。
また上記吐出室43d下部には、排出口43f
と並列に均分落下装置44の始端部44aを臨ま
せ、この始端部44aと吐出室43dとの連通・
遮断は上記シヤツタ43eにより行なわれるよう
になつている。
上記揚穀機43及び均分落下装置44は、揚穀
機43の上部に設置したモータM1によりベルト
V1及びベルトV2を介して駆動される。
また、上記繰出バルブ41及びスクリユーコン
ベア42は可変速のモータM2により、排風機3
2はモータM3によりそれぞれ駆動されるように
なつている。
ここで、揚穀機43駆動用のモータM1は極数
変換可能なモータを使用し、これの極数変換操作
は、熱風発生器31の前面部に設けた操作盤5の
作業選択つまみ5aの操作により行なわれる。
例えば、4極−8極変換モータM1を使用し、
作業選択つまみ5aを乾燥運転(循環側)に切換
えた際には、モータM1の極数を同時に8極側に
変換して該モータM1の回転数を900r.p.mに低下
させ、上記つまみ5aを排出運転又は張込運転に
切換えた際には、モータM1の極数を同時に4極
側に変換して該モータM1の回転数を1800r.p.mに
増大させるようにする。
また本実施例においては、揚穀機43のバケツ
ト43bの周速が変化してもその放出角度及び放
出能力の変化が少ない浅底型のバケツトを使用し
ている。
なお本実施例では、作業選択つまみ5aを乾燥
運転側に切換えた際には、前述のモータM1の極
数変換と同時にシヤツタ43eの駆動モータ(図
示省略)が起動し該シヤツタ43eを第3図実線
で示した方向(左回動)に駆動して吐出室43d
と均分落下装置44の始端部44aを連通させ、
更にモータM2を低速側で起動するとともにモー
タM2を起動して繰出バルブ41、スクリユーコ
ンベア42および排風機32が駆動されるように
なつており、作業選択つまみ5aを排出運転に切
換えた際には上記モータM1,M2を高速側にて起
動するとともにシヤツタ43eが第3図中右方に
回動されて吐出室43dと排出口43fが連通
し、排風機用のモータM3が停止せられ、作業選
択つまみ5aを張込運転に切換えた際には、シヤ
ツタ43eが左動し、モータM2・M3が停止され
るように設定されている。
なお本願考案による張込口(ホツパ43c)は
スクリユーコンベア42が位置する乾燥機本体側
に設けるようにしてもよい。また揚穀機43を駆
動するモータの回転数の変速手段は、位相制御・
電圧制御等により変速するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は揚穀機43を
駆動するモータM1の回転数を、穀物の張込時、
排出時には増大させ、穀物の循環時には低減する
ようにしたから、穀物の張込時、排出時において
は、その搬送能力を従来と同時に増大させてこれ
らの作業が良好に維持され、運転時間が長くかつ
搬送能力が少なくてすむ穀物の循環時(乾燥運転
時)にはモータM1によつて消費される電力が低
減し、合わせて搬送系での騒音、穀物の機械的損
傷を低減する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す正面図、第2
図はその側面図、第3図はその要部拡大断面図で
ある。 1:循環形穀物乾燥機、2:貯留槽、3:乾燥
槽、31:熱風発生器、32:排風機、4:搬送
装置、41:繰出バルブ、42:スクリユーコン
ベア、43:揚穀機、43c:ホツパ(投入
口)、43f:排出口、M1:揚穀機駆動モータ、
5:操作盤、5a:作業選択つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯留槽と乾燥槽との間の穀物を循環させる搬送
    系に、穀物の張込口および排出口を設けるととも
    に、上記搬送系には穀物を揚上する揚穀機を有し
    てなる循環形穀物乾燥機において、上記揚穀機を
    駆動するモータを極数可変モータとし、該モータ
    の回転数を穀物の張込時、排出時には増大させ、
    穀物の循環時には低減させて駆動する循環形穀物
    乾燥機における揚穀機の駆動装置。
JP5212580U 1980-04-16 1980-04-16 Expired JPS6113908Y2 (ja)

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JP5212580U JPS6113908Y2 (ja) 1980-04-16 1980-04-16

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JP5212580U JPS6113908Y2 (ja) 1980-04-16 1980-04-16

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JPS56152298U JPS56152298U (ja) 1981-11-14
JPS6113908Y2 true JPS6113908Y2 (ja) 1986-04-30

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ID=29646999

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JPS56152298U (ja) 1981-11-14

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